JP2010174646A - 燃料タンク - Google Patents

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Yutaka Uchiumi
豊 内海
Kiyofumi Shida
清文 志田
Shinya Murabayashi
真也 村林
Hiroaki Watanabe
洋暁 渡邊
Kengo Kobayashi
健吾 小林
Tateaki Nakajima
健彰 中島
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Abstract

【課題】サイフォン管の開放端をタンク内に固定する構造が不要になり、簡単且つ経済的な構成で、タンク内に前記サイフォン管を容易に配置させることを可能にする。
【解決手段】燃料タンク10は、燃料ポンプ22が配置されるとともに、燃料Fが貯留されるメインタンク部16と、前記燃料Fが貯留されるサブタンク部18と、前記メインタンク部16及び前記サブタンク部18にわたって配置され、前記燃料ポンプ22を介して吸引されるサイフォン管34とを備える。サイフォン管34の開放端34a、34bには、前記開放端34a、34bをそれぞれ燃料F中に浮遊させるための浮き部材42a、42bが設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料ポンプと、前記燃料ポンプが配置されるとともに、燃料が貯留される第1溜まり部と、前記燃料が貯留される第2溜まり部と、前記第1溜まり部及び前記第2溜まり部にわたって配置され、前記燃料ポンプを介して吸引されるサイフォン管とを備える燃料タンクに関する。
内燃エンジンに燃料を供給するために、燃料タンクが用いられている。例えば、4WD(4輪駆動)車やFR(フロントエンジン・リアドライブ)車では、センターを通るプロペラシャフトを避けるために、タンク底部の車幅方向中央が上方に凹んだ、所謂、鞍型燃料タンクが採用されている。
鞍型燃料タンクは、一般的に、燃料が貯留される第1溜まり部と、前記燃料が貯留される第2溜まり部とに区画されるとともに、前記第1溜まり部及び前記第2溜まり部には、それぞれ燃料汲み上げ用システムが取り付けられている。このため、2WD(2輪駆動)車に比べて、2台分の燃料汲み上げ用システムが必要であり、コストが高騰するとともに、大型化するという問題がある。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料タンクレベル均衡装置が知られている。この装置は、図5に示すように、2つの分割区画1a、1bを有する燃料タンク1を備えており、サイフォン2を介して前記分割区画1a、1b内の燃料レベルを等しく保つように構成されている。
分割区画1bには、燃料ポンプモジュール3が配設されるとともに、前記燃料ポンプモジュール3の出口には、バイパス圧力レギュレータ4が設けられている。このレギュレータ4の出口には、導管5が連結されており、前記導管5を通って噴射ポンプ6のノズル6aに液体燃料が供給されている。噴射ポンプ6は、ノズル6aに供給される液体燃料により作動し、サイフォン2の各燃料ピックアップ2a、2bから前記サイフォン2内を通って燃料が吸引されている。
これにより、サイフォン2を介して分割区画1a、1b内の燃料レベルを等しく保つとともに、1つの燃料レベルセンサ7で車両内の全燃料レベルを監視することができる、としている。
特開平10−61515号公報
上記の燃料タンク1では、タンク内に燃料ポンプモジュール3、サイフォン2及び噴射ポンプ6等の部品が配置されている。その際、タンク内底面には、穴部が形成されるととともに、前記穴部にサイフォン2の燃料ピックアップ2a、2bが設置されている。
このため、穴部の形成工程の他、サイフォン2の燃料ピックアップ2a、2bを組み付ける工程が必要になる。これにより、作業効率が低下するとともに、製造コストが高騰するという問題がある。
しかも、燃料タンク1が揺動する際には、サイフォン2の燃料ピックアップ2a、2bに燃料が衝突して前記燃料の揺動音が発生している。従って、従来より、燃料の揺動音を低減させるために種々の工夫がなされており、経済的ではないとう問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、サイフォン管の開放端をタンク内に固定する構造が不要になり、簡単且つ経済的な構成で、タンク内に前記サイフォン管を容易に配置させることが可能な燃料タンクを提供することを目的とする。
本発明は、燃料ポンプと、前記燃料ポンプが配置されるとともに、燃料が貯留される第1溜まり部と、前記燃料が貯留される第2溜まり部と、前記第1溜まり部及び前記第2溜まり部にわたって配置され、前記燃料ポンプを介して吸引されるサイフォン管とを備える燃料タンクに関するものである。
この燃料タンクは、サイフォン管の少なくとも一方の開放端には、前記開放端を燃料中に浮遊させるための浮き部材が設けられている。
また、浮き部材は、開放端を開閉自在な蓋体に設けられるフロートにより構成されることが好ましい。
さらに、浮き部材は、開放端に装着される複数のフロートにより構成されることが好ましい。
本発明では、サイフォン管の少なくとも一方の開放端には、浮き部材が設けられているため、前記開放端は、タンク内の燃料中に浮遊することができる。従って、サイフォン管をタンク内に固定させる構造が不要になり、簡単且つ経済的な構成で、前記タンク内に前記サイフォン管を容易に配置させることが可能になる。
しかも、サイフォン管の少なくとも一方の開放端は、燃料中に浮遊しているため、前記燃料の揺動音を有効に低減させることができる。これにより、揺動音低減のために、特別な構造を採用する必要がなく、経済的である。
本発明の第1の実施形態に係る燃料タンクの概略構成図である。 前記燃料タンクを構成するサイフォン管の動作説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料タンクの概略構成図である。 前記燃料タンクを構成する浮き部材の概略斜視説明図である。 特許文献1に開示されている燃料タンクレベル均衡装置の説明図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料タンク10の概略構成図である。
燃料タンク10は、鞍型燃料タンクを構成しており、図示しない車両に搭載される。燃料タンク10の車幅方向(矢印A方向)略中央底部には、上方に湾曲する鞍部14が設けられ、この鞍部14によりメインタンク部(第1溜まり部)16及びサブタンク部(第2溜まり部)18が形成される。
メインタンク部16には、燃料ポンプモジュール20が配置される。この燃料ポンプモジュール20を構成する燃料ポンプ22は、メインタンク部16の内面16aの底部に開口する燃料吸引口24aを有する汲み上げ用ジェットポンプ24を備える一方、出口側には、プレッシャレギュレータ26が接続される。
プレッシャレギュレータ26は、燃料配管28を介して図示しないエンジンに燃料Fを供給する一方、サクション用分岐配管30を設ける。分岐配管30の先端(下端)には、サクション用ジェットポンプ32が設けられる。
燃料タンク10内には、メインタンク部16及びサブタンク部18の各内面16a、18aの各底部にわたってサイフォン管34が配置される。サイフォン管34の上部側途上には、3方向ジョイント36が設けられ、前記3方向ジョイント36には、逆流防止弁38が配設された吸引用接続部36aが設けられる。この接続部36aには、サクション用管路40の一端が接続されるとともに、前記サクション用管路40の他端は、サクション用ジェットポンプ32の吸引側(負圧側)に接続される。
サイフォン管34のメインタンク部16側の開放端34aには、浮き部材42aが設けられる。浮き部材42aは、開放端34aを開閉自在な蓋体44aに設けられるフロート46aにより構成される。このフロート46aは、サイフォン管34の開放端34aに接続されている浮き部材42a全体をメインタンク部16内の燃料Fの液面Fsの近傍に浮遊させ得る浮力を有している。
蓋体44aは、気体を検出することにより開放端34aを閉塞する一方、液体(燃料F)を検出することにより前記開放端34aを開放させる切替バルブとして機能する。
サイフォン管34のサブタンク部18側の開放端34bには、同様に、浮き部材42bが設けられる。浮き部材42bは、開放端34bを開閉自在な蓋体44bに設けられるフロート46bにより構成される。このフロート46bは、サイフォン管34の開放端34bに接続されている浮き部材42b全体を、サブタンク部18内の燃料Fの液面Fsの近傍に浮遊させ得る浮力を有している。なお、必要に応じて、浮き部材42a、42bのいずれか一方のみを採用してもよい。
蓋体44bは、気体を検出することにより開放端34bを閉塞する一方、液体(燃料F)を検出することにより前記開放端34bを開放させる切替バルブとして機能する。
燃料ポンプモジュール20には、メインタンク部16に貯留される燃料Fの液面Fsの位置を検出するためのフロート48が設けられる。
このように構成される燃料タンク10の動作について、以下に説明する。
燃料ポンプモジュール20を構成する燃料ポンプ22が駆動されると、メインタンク部16に貯留されている燃料Fは、汲み上げ用ジェットポンプ24の作用下に燃料吸引口24aから吸引される。
燃料Fは、プレッシャレギュレータ26から燃料配管28を介してエンジンに供給される一方、分岐配管30を介してサクション用ジェットポンプ32に供給され、サクション用管路40に負圧が発生する。サクション用管路40は、3方向ジョイント36を介してサイフォン管34に連通しており、このサイフォン管34内が吸引される。
サイフォン管34は、例えば、一方の開放端34aがメインタンク部16に貯留されている燃料F内に配置されるとともに、他方の開放端34bは、燃料Fのないサブタンク部18に配置されており、蓋体44bが閉塞されている(図2参照)。
従って、サクション用ジェットポンプ32の作用下に、サイフォン管34内が吸引されると、このサイフォン管34の一方の開放端34aから吸い上げられた燃料Fは、前記サイフォン管34の他方の開放端34b側に移送される。
開放端34bでは、燃料Fが供給されることにより、蓋体44bが開放され、メインタンク部16側の燃料Fがサブタンク部18側に送られ、サイフォン管34によるサイフォン機能が発揮される。このため、メインタンク部16内の燃料F及びサブタンク部18に移送された燃料Fの各液面Fsは、同一高さ位置に配置される。
この場合、第1の実施形態では、サイフォン管34の開放端34a、34bに、それぞれ浮き部材42a、42bが設けられている。これにより、燃料タンク10内では、開放端34aは、メインタンク部16内の燃料Fの液面Fsの近傍に浮き部材42aを介して浮遊する一方、開放端34bは、サブタンク部18内の燃料Fの液面Fsの近傍に浮き部材42bを介して浮遊している(図1参照)。
このため、開放端34a、34bを燃料タンク10内に固定させる構造が不要になり、簡単且つ経済的な構成で、前記燃料タンク10内にサイフォン管34を容易に配置させることが可能になるという効果が得られる。
さらに、例えば、サブタンク部18内に燃料Fが存在しない際には、図2に示すように、浮き部材42bは、このサブタンク部18の内面18aの底部上に載置されるとともに、蓋体44bが開放端34bを閉塞している。従って、開放端34bからサイフォン管34内に空気が吸引されることを阻止することができる。
一方、サブタンク部18内に燃料Fが貯留されている際には、図1に示すように、浮き部材42bは、フロート46bの浮力を介して前記燃料Fの液面Fsの近傍に浮遊している。これにより、フロート46bが設けられている蓋体44bは、開放端34bを開放しており、サブタンク部18内の燃料Fを前記開放端34bからサイフォン管34に吸引することが可能になる。このため、サイフォン管34は、所望のサイフォン機能を確実に維持することができる。
さらにまた、第1の実施形態では、サイフォン管34の開放端34a、34bは、それぞれ燃料F中に浮遊しており、例えば、燃料タンク10が揺動する際に、前記燃料Fの揺動音を有効に低減させることが可能になる。開放端34a、34bは、燃料Fの揺動に沿って浮遊するからである。これにより、燃料Fの揺動音低減のために、特別な構造を採用する必要がなく、経済的であるという利点がある。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る燃料タンク60の概略構成図である。なお、第1の実施形態に係る燃料タンク10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料タンク60は、サイフォン管34を備えるとともに、前記サイフォン管34の開放端34aには、前記開放端34aを燃料F中に浮遊させるための浮き部材62aが設けられる。サイフォン管34の開放端34bには、前記開放端34bをサブタンク部18内の燃料F中に浮遊させるための浮き部材62bが設けられる。なお、必要に応じて、浮き部材62a、62bのいずれか一方のみを採用してもよい。
図3及び図4に示すように、浮き部材62a、62bは、開放端34a、34bに装着されるそれぞれ複数、例えば、4つずつのフロート64a、64bにより構成される。各フロート64a、64bは、連結バー66a、66bを介して開放端34a、34bに連結される。開放端34a、34bには、蓋体44a、44bがフロート46a、46bと一体に開閉自在に設けられる。フロート46a、46bは、燃料Fの有無により蓋体44a、44bを開閉され得る浮力を有していればよい。
このように構成される第2の実施形態では、開放端34aは、例えば、4つのフロート64aにより連結バー66aを介して吊り下げ支持される一方、開放端34bは、例えば、4つのフロート64bにより連結バー66bを介して吊り下げ支持されている。従って、開放端34a、34bでは、それぞれ燃料F中における浮遊姿勢が、一層安定した姿勢に維持されるとともに、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
10、60…燃料タンク 14…鞍部
16…メインタンク部 18…サブタンク部
20…燃料ポンプモジュール 22…燃料ポンプ
24…汲み上げ用ジェットポンプ 26…プレッシャレギュレータ
28…燃料配管 32…サクション用ジェットポンプ
34…サイフォン管 34a、34b…開放端
36a…接続部 40…サクション用管路
42a、42b…浮き部材 44a、44b…蓋体
46a、46b、48、64a、64b…フロート

Claims (3)

  1. 燃料ポンプと、
    前記燃料ポンプが配置されるとともに、燃料が貯留される第1溜まり部と、
    前記燃料が貯留される第2溜まり部と、
    前記第1溜まり部及び前記第2溜まり部にわたって配置され、前記燃料ポンプを介して吸引されるサイフォン管と、
    を備える燃料タンクであって、
    前記サイフォン管の少なくとも一方の開放端には、前記開放端を前記燃料中に浮遊させるための浮き部材が設けられることを特徴とする燃料タンク。
  2. 請求項1記載の燃料タンクにおいて、前記浮き部材は、前記開放端を開閉自在な蓋体に設けられるフロートにより構成されることを特徴とする燃料タンク。
  3. 請求項1又は2記載の燃料タンクにおいて、前記浮き部材は、前記開放端に装着される複数のフロートにより構成されることを特徴とする燃料タンク。
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