JP2010174188A - 粘着テープコイル - Google Patents

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JP2010174188A JP2009020640A JP2009020640A JP2010174188A JP 2010174188 A JP2010174188 A JP 2010174188A JP 2009020640 A JP2009020640 A JP 2009020640A JP 2009020640 A JP2009020640 A JP 2009020640A JP 2010174188 A JP2010174188 A JP 2010174188A
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靖規 奥岡
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Abstract

【課題】粘着テープコイルの積層体において、隣接する粘着テープコイルが接着されるのを防止して、各粘着テープコイルを取り出しやすくする。
【解決手段】樹脂製のテープの少なくとも一面の幅方向の側縁に沿って粘着剤が塗布されている粘着テープを巻回した粘着テープコイルを、その幅方向の側端面を重ねて積層しており、前記隣接して積層する側端面の間に剥離シート(4、20)を介設している。
【選択図】図1

Description

本発明は粘着テープコイルに関し、詳しくは、上下積層された状態の粘着テープコイルを使用時に1個ずつ分離し易くするものである。
粘着テープは、例えば、電線群の外周に巻き付けて電線群を結束するために用いられる。該ワイヤハーネス結束用に粘着テープを用いる場合、粘着テープコイルよりテープを引き出しながら電線群に巻き付けており、その使用量はワイヤハーネスメーカにおいては膨大な量である。
そのため、粘着テープを梱包箱に収容した状態で購入して使用している。図5(A)に示すように、梱包箱100内において、粘着テープコイル110は上下垂直方向に積層した状態で複数組が並列配置して収容されている。あるいは、左右または前後の水平方向に連続させて上下段に収容されている。
このように、粘着テープコイルは上下方向あるいは左右方向に積層され、粘着テープコイル110の幅方向両端の側端面110aは、隣接する粘着テープコイルの巻回面と接触した状態となっている。図5(B)に示すように、粘着テープ120の表面に塗布された粘着剤130はコイルに巻回する際に粘着剤130が側端縁まではみ出すため、図5(C)に示すように、互いに接触する側端面の側面同士は粘着剤で接着され、容易に分離できない状態になっている場合が多い。よって、粘着テープコイルを1個ずつ取り出す場合、積層した粘着テープコイルから引きはがすには強い力が必要で容易に取り出すことができず、作業効率が悪くなっている。
前記問題に対して、特開平5−250947号公報では、図6に示すように一面に粘着剤Aが塗布されたテープTの両側面にアルキルアセトアセテート・アルミニウム・ジイソプロピレートからなるCを塗布または噴霧し、側面同士が接着するのを防止した粘着テープが提案されている。
特開平5−250947号公報
特許文献1の構成とすると、積層した粘着テープコイルの隣接端面での接着を防止することができるが、粘着テープコイルを1個ずつ、その巻端面の両面に前記接着防止剤を塗布する別工程が必要となり、コスト高になる問題がある。
前記問題を解決するため、本発明は、樹脂製のテープの少なくとも一面の幅方向の側縁に沿って粘着剤が塗布されている粘着テープを巻回した粘着テープコイルを、その幅方向の側端面を重ねて積層しており、隣接して積層する側端面の間に剥離シートを介在させていることを特徴とする粘着テープコイルの積層体を提供している。
前記のように、本発明では、粘着剤がはみ出す粘着テープコイル(以下、コイルと略す)の側端面に剥離シートを配置しているため、隣接して積層するコイルの側端面の間で接着が生じるのを簡単に防止することができる。かつ、コイルを梱包箱に収容する際に、コイルの間に剥離シートを配置して積層して行けば良いだけであるため、特許文献1よりコスト高にならない。
前記剥離シートは、粘着テープに塗布されている粘着剤に対して剥離性を有する、所謂、剥離紙、剥離フィルムとして汎用されているものであればよく、例えば、グランシル紙等が好適に用いられる。
前記粘着テープコイルの垂直方向に積層された積層体が、梱包箱内において複数組収容され、これら複数組の積層体の隣接するコイル間を横断させて連続剥離シートを配置し、該連続剥離シートには各粘着テープコイル毎に分離できる切れ目を入れていることが好ましい。
例えば、コイルが垂直方向に積層された積層体が、梱包箱内において水平方向に前後左右方向にマトリクス状に複数組収容されている場合、これら複数組の積層体の隣接するコイル間を水平方向に横断させて連続剥離シートを配置し、該連続剥離シートには各粘着テープコイル毎に分離できる切れ目を入れている。
積層体を水平方向に配置すると共に配列し、これを上下複数段で収容する場合には、前記連続剥離シートは垂直方向に縦断させて配置し、各粘着テープコイル毎に分離できる切れ目を入れている。
通常、梱包箱には、コイルの積層体が水平方向あるいは垂直方向に並列配置しているため、これら積層体間にまたがるように連続剥離シートを配置すると、各積層体の隣接する1対1のコイル間に1枚ずつ剥離シートを介在させる場合と比較して、剥離シートの配置作業を簡単にできる。かつ、この連続剥離シートには切れ目線を入れているため、コイルを取り出す時に切れ目線で切断されて、コイルと共に取り出され、取り出したコイルから剥離することができる。かつ、取り出されていない他の積層体のコイルの間に剥離シートを残すことができる。
前記のように、本発明では、積層した粘着テープコイルにおいて、隣接するコイルの側端面の間に剥離シートを介在させているため、粘着テープに塗布されている粘着剤で隣接するコイル同士が接着するのを簡単に防止でき、粘着テープコイルを積層体から分離して取り出しやすくすることができる。かつ、剥離シートをコイル間に介在させるだけであるため、コスト高にならない利点がある。
本発明の第1実施形態を示し、(A)は粘着テープコイルの斜視図、(B)は隣接する粘着テープコイル間に剥離シートを配置している状態を示す斜視図、(C)は粘着テープコイルを梱包箱に収容している状態を示す斜視図である。 第2実施形態を示し、(A)は梱包箱に収容した状態の平面図、(B)は側面図である。 第2実施形態で用いる連続剥離シートの斜視図である。 第2実施形態の変形例を示す図面である。 (A)(B)(C)は従来の粘着テープコイルを示す図面である。 他の従来例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1(A)(B)(C)に第1実施形態を示す。
粘着テープ1を巻回した粘着テープコイル2(以下、コイルと略称する)は、例えば、6個のコイル2を同一軸線上に順次積み重ねて1組の積層体5として、梱包箱6内に収容されている。前記積層体5では、上下隣接するコイル2の幅方向Wの側端面2aの間にグランシル紙等の剥離シート4を介設している。
該剥離シート4は、1つのコイル2の側端面2aを覆う大きさの正方形状のシートとしている。なお、円形状のシートとしてもよい。
前記粘着テープ1は、本実施形態では、自動車に配線する電線群の外周に巻き付けて結束し、ワイヤハーネスを形成するために用いるものである。
該粘着テープ1は塩化ビニル等の樹脂シート10の一面全面に粘着剤11が塗布されており、幅広の樹脂シート10の一面に粘着剤11を塗布した後、巻芯3に巻回し、その後、一定幅で切断して製造されている。
図1(A)に示すように、粘着テープ1は樹脂シート10の幅方向Wの端縁まで粘着剤11が塗布されているため、幅方向Wの側端面(巻端面)2aには粘着剤11がはみ出す。よって、積層体5において、剥離シート4を介在させずに、上下隣接するコイル2側端面2a同士が直接に接触すると、コイル2同士が接着することになる。
しかしながら、隣接するコイル2の側端面2aに剥離シート4を介在させているため、上下隣接するコイル2間が接着せず、各コイル2を容易に取り出すことができる。
図2および図3に第2実施形態を示す。
図2に示すように、梱包箱6内には、前記垂直方向に複数のコイル2を積層した積層体5が、前後および左右方向にマトリクス状に並列して収容されている。
前記複数本の積層体5(5A、5B、5C、…5N)は、各積層体5を構成する上下方向に積層される各コイル2の上下位置を、水平方向で同一線上に位置させている。
前記並列した各組の積層体5の上下に隣接して積層されるコイル2の間に連続して配置されるように、連続剥離シート20を水平方向に横断して配置している。即ち、梱包箱6内の断面積に相当する大きさの連続剥離シート20を上下複数段で水平方向に配置している。
前記各連続剥離シート20には、図3に示すように、各1つのコイル2と対応させて切れ目20aを入れている。該切れ目20aは1つのコイル2の外周に沿った切れ目20aとしている。
よって、1つのコイル2を取り出した時に、切れ目20aで切断され、切れ目20aに囲まれた切断部分20bが取り出されたコイル2に付着して取り出される一方、残りの部分20cは取り出されていないコイル2の間に介在されたままとなるようにしている。
なお、図4の変形例に示すように、積層体5を水平方向に配置すると共に配列し、これを上下複数段で収容する場合には、前記連続剥離シート20は垂直方向に縦断させて配置している。
前記のように、連続剥離シート20を設けると、各積層体5のコイル間に剥離シートをそれぞれ配置していく場合と比較して、剥離シートを効率良く取り付けていくことができ、作業性を高めることができる。
1 粘着テープ
2 粘着テープコイル
4 剥離シート
5 積層体
6 梱包箱
10 樹脂シート
11 粘着剤
20 連続剥離シート
20a 切れ目

Claims (2)

  1. 樹脂製のテープの少なくとも一面の幅方向の側縁に沿って粘着剤が塗布されている粘着テープを巻回した粘着テープコイルを、その幅方向の側端面を重ねて積層しており、
    前記隣接して積層する側端面の間に剥離シートを介設していることを特徴とする粘着テープコイルの積層体。
  2. 前記粘着テープコイルの垂直方向に積層された積層体が、梱包箱内において複数組収容され、これら複数組の積層体の隣接するコイル間を横断させて連続剥離シートを配置し、該連続剥離シートには各粘着テープコイル毎に分離できる切れ目を入れている請求項1に記載の粘着テープコイルの積層体。
JP2009020640A 2009-01-30 2009-01-30 粘着テープコイル Withdrawn JP2010174188A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019189853A (ja) * 2018-04-23 2019-10-31 積水化学工業株式会社 粘着テープ、粘着テープロール及び粘着テープの製造方法

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