JP2010173749A - 異物付着防止機能付き用紙搬送装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】長期にわたって搬送ローラに紙粉等の異物が付着することを防止できる用紙搬送装置を提供すること。
【解決手段】用紙搬送装置は、互いに対向して軸回転し記録用紙を搬送する一対の搬送ローラと、少なくとも一方の搬送ローラの端部に接触して振動を与え搬送ローラ表面の異物を除去する超磁歪素子とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】用紙搬送装置は、互いに対向して軸回転し記録用紙を搬送する一対の搬送ローラと、少なくとも一方の搬送ローラの端部に接触して振動を与え搬送ローラ表面の異物を除去する超磁歪素子とを備える。
【選択図】図2
Description
この発明は、異物付着防止機能付き用紙搬送装置およびそれを備えた画像形成装置に関し、詳しくは、紙粉などの異物の付着防止を図った用紙搬送装置とそれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、帯電状態にある感光体表面に画像情報に基づく信号光を露光して静電潜像を形成し、この静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成し、このトナー像を記録用紙に転写して定着させることにより記録用紙上に画像を形成している。
転写されたトナー像を記録用紙に定着させる際には、例えば、ヒータを内蔵した加熱ローラと、加熱ローラに圧接する加圧ローラとからなる定着装置が用いられ、加熱ローラと加圧ローラとの圧接部に記録用紙が導入され、トナーが加熱・加圧されて溶融することにより未定着トナー像が記録用紙上に定着する。
転写されたトナー像を記録用紙に定着させる際には、例えば、ヒータを内蔵した加熱ローラと、加熱ローラに圧接する加圧ローラとからなる定着装置が用いられ、加熱ローラと加圧ローラとの圧接部に記録用紙が導入され、トナーが加熱・加圧されて溶融することにより未定着トナー像が記録用紙上に定着する。
一方、近年の画像形成装置は印刷速度の高速化が進んでおり、従来よりも多くの枚数の記録用紙が画像形成装置内を高速で搬送されるようになっている。
使用される記録用紙は、繊維の粗いものからコート紙のような表面状態の良いものまで種々あるが、高速で記録用紙が搬送されるため、用紙の表層部分から紙粉や充填剤などの異物が発生するようになる。
なお、ここで充填剤とは、記録用紙の白度を上げるために添加されている材料のことであり、具体的には炭酸カルシウムやタルクなどである。
使用される記録用紙は、繊維の粗いものからコート紙のような表面状態の良いものまで種々あるが、高速で記録用紙が搬送されるため、用紙の表層部分から紙粉や充填剤などの異物が発生するようになる。
なお、ここで充填剤とは、記録用紙の白度を上げるために添加されている材料のことであり、具体的には炭酸カルシウムやタルクなどである。
記録用紙の搬送時に紙粉や充填剤などの異物が発生すると、現像、転写、定着などの画像形成の各プロセスに異物が運び込まれて各プロセスの正常な実施を妨げ、印刷画質に悪影響を及ぼすことになる。
このような問題に対処するため、記録用紙を搬送する搬送ローラに紙粉等の異物を除去する清掃パッドを設け、画像形成の各プロセスに異物が運び込まれることを防止する技術が従来から慣用されている。
また、記録用紙を搬送する搬送ローラに、発泡材とそれを支持するブラッケットとからなる2つの紙粉除去部材を搬送ローラの回転方向の上流側と下流側にそれぞれ設け、より確実に紙粉を除去する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような問題に対処するため、記録用紙を搬送する搬送ローラに紙粉等の異物を除去する清掃パッドを設け、画像形成の各プロセスに異物が運び込まれることを防止する技術が従来から慣用されている。
また、記録用紙を搬送する搬送ローラに、発泡材とそれを支持するブラッケットとからなる2つの紙粉除去部材を搬送ローラの回転方向の上流側と下流側にそれぞれ設け、より確実に紙粉を除去する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来より慣用されている清掃パッドを設ける手法では、搬送ローラに付着した紙粉等の異物を除去するにしたがって清掃パッドに異物が蓄積し、一定の許容量を超えると清掃機能が失われてしまうことを避けることができない。
特許文献1に記載の紙粉除去部材でも一定の許容量を超えると清掃機能が失われてしまう点は従来の清掃パッドと同様である。
特許文献1に記載の紙粉除去部材でも一定の許容量を超えると清掃機能が失われてしまう点は従来の清掃パッドと同様である。
清掃パッド、発泡材からなる紙粉除去部材のいずれにしても、異物の蓄積量が許容量を超えて清掃機能が失われると、画像形成装置から取り外して清掃等のメンテナンスを施さなければならない。
印刷速度が高速化するほどより多くの枚数の記録用紙が用いられるので、メンテナンスの頻度は自ずと高くなりメンテナンスそのものが煩雑となる。
また、メンテナンスの頻度が高くなると画像形成装置の稼働不可時間も増大し、ユーザーに不利益を及ぼす。
印刷速度が高速化するほどより多くの枚数の記録用紙が用いられるので、メンテナンスの頻度は自ずと高くなりメンテナンスそのものが煩雑となる。
また、メンテナンスの頻度が高くなると画像形成装置の稼働不可時間も増大し、ユーザーに不利益を及ぼす。
この発明は以上のような事情を考慮してなされたものであり、頻繁にメンテナンスを行わなくとも、長期にわたって搬送ローラに紙粉等の異物が付着することを防止できる異物付着防止機能付き用紙搬送装置とそれを備えた画像形成装置を提供するものである。
この発明は、互いに対向して軸回転し記録用紙を搬送する一対の搬送ローラと、少なくとも一方の搬送ローラの端部に接触して振動を与え搬送ローラ表面の異物を除去する超磁歪素子とを備える異物付着防止機能付き用紙搬送装置を提供するものである。
この発明によれば、搬送ローラの端部に接触する超磁歪素子により搬送ローラが振動させられ、搬送ローラの表面に付着した紙粉等の異物が該ローラの表面からふるい落とされるので、頻繁にメンテナンスを行わなくても、長期にわたって搬送ローラの表面に紙粉等の異物が付着することを防止できる。
この発明による異物付着防止機能付き用紙搬送装置は、互いに対向して軸回転し記録用紙を搬送する一対の搬送ローラと、少なくとも一方の搬送ローラの端部に接触して振動を与え搬送ローラ表面の異物を除去する超磁歪素子とを備えることを特徴とする。
この発明による異物付着防止機能付き用紙搬送装置において、一対の搬送ローラとは、記録用紙を挟持して搬送するために互いに対向して軸回転する一対の円筒状の部材を意味する。
超磁歪素子とは超磁歪材料からなり、与えられる磁界の強さに応じて1000〜2000ppmもの大きい寸法変化を示す素子を意味する。
この寸法変化量は、純Ni、Fe−Ni系合金、Fe−Co系合金などからなる従来の磁歪材料の寸法変化量が40〜80ppm程度であるのと比べると、格段に大きい。
超磁歪材料は磁界をかけることにより変形するので、コイルに電流を流して磁界を発生させることにより駆動でき、数ボルト程度の非常に低い電圧で駆動できる。
超磁歪素子は、寸法変化量が非常に大きいだけでなく、発生応力も非常に強く、また応答速度は1マイクロ秒程度と非常に高速である。
このため、超磁歪素子をある周波数で駆動させると、超磁歪素子に接する物体をその駆動周波数で振動させることができ、駆動電圧を高くして強い磁界を発生させると振動の振幅を大きくすることができる。
なお、超磁歪材料としては、例えば、Tb−Dy−Fe系合金が挙げられる。
この寸法変化量は、純Ni、Fe−Ni系合金、Fe−Co系合金などからなる従来の磁歪材料の寸法変化量が40〜80ppm程度であるのと比べると、格段に大きい。
超磁歪材料は磁界をかけることにより変形するので、コイルに電流を流して磁界を発生させることにより駆動でき、数ボルト程度の非常に低い電圧で駆動できる。
超磁歪素子は、寸法変化量が非常に大きいだけでなく、発生応力も非常に強く、また応答速度は1マイクロ秒程度と非常に高速である。
このため、超磁歪素子をある周波数で駆動させると、超磁歪素子に接する物体をその駆動周波数で振動させることができ、駆動電圧を高くして強い磁界を発生させると振動の振幅を大きくすることができる。
なお、超磁歪材料としては、例えば、Tb−Dy−Fe系合金が挙げられる。
この発明による異物付着防止機能付き用紙搬送装置において、一対の搬送ローラは駆動ローラと従動ローラとからなり、超磁歪素子は駆動ローラの端部に接触していてもよい。
このような構成によれば、用紙搬送の実質的な主体をなす駆動ローラを振動させることにより紙粉等の異物が付着することを防止でき、超磁歪素子を設けたことによる異物の付着防止効果が効果的に発揮される。
このような構成によれば、用紙搬送の実質的な主体をなす駆動ローラを振動させることにより紙粉等の異物が付着することを防止でき、超磁歪素子を設けたことによる異物の付着防止効果が効果的に発揮される。
超磁歪素子が駆動ローラの端部に接触する上記構成において、超磁歪素子はその発振周波数が500〜2000Hz程度であってもよい。
このような構成によれば、駆動ローラを効果的に振動させることができ、駆動ローラに付着した紙粉等の異物を効率的にふるい落とすことができる。
なお、500〜2000Hzの発振周波数は可聴周波に含まれるので、駆動ローラを振動させるにあたって若干の騒音が生じる恐れがあるが、耳障りになるような大きな振動ではないので問題になる程ではない。
このような構成によれば、駆動ローラを効果的に振動させることができ、駆動ローラに付着した紙粉等の異物を効率的にふるい落とすことができる。
なお、500〜2000Hzの発振周波数は可聴周波に含まれるので、駆動ローラを振動させるにあたって若干の騒音が生じる恐れがあるが、耳障りになるような大きな振動ではないので問題になる程ではない。
超磁歪素子の発振周波数が500〜2000Hz程度である上記構成において、超磁歪素子はその発振周波数が駆動ローラの固有振動数と一致してもよい。
このような構成によれば、駆動ローラを共振させてより一層効果的に振動させることができ、駆動ローラに付着した紙粉等の異物をより一層効率的にふるい落とすことができる。
このような構成によれば、駆動ローラを共振させてより一層効果的に振動させることができ、駆動ローラに付着した紙粉等の異物をより一層効率的にふるい落とすことができる。
この発明は別の観点からみると、この発明による上述の異物付着防止機能付き用紙搬送装置を備えた画像形成装置を提供するものでもある。
このような画像形成装置によれば、長期にわたって搬送ローラの表面に紙粉等の異物が付着することを防止できるので、頻繁にメンテナンスを行わなくても紙粉等の異物が画像形成の各プロセスに運び込まれることに起因して生ずる印刷画質の悪化を防止できる。また、頻繁なメンテナンスが不要になることにより画像形成装置の稼働不可時間を最小限に留めることができ、ユーザーの利便性が高められる。
このような画像形成装置によれば、長期にわたって搬送ローラの表面に紙粉等の異物が付着することを防止できるので、頻繁にメンテナンスを行わなくても紙粉等の異物が画像形成の各プロセスに運び込まれることに起因して生ずる印刷画質の悪化を防止できる。また、頻繁なメンテナンスが不要になることにより画像形成装置の稼働不可時間を最小限に留めることができ、ユーザーの利便性が高められる。
なお、本発明では、振動により搬送ローラの表面に付着した紙粉等の異物をふるい落とすので、ふるい落とされた紙粉等の異物は画像形成装置内に溜まるが、異物の溜まる箇所が記録用紙の搬送経路外であれば、印刷画質に影響を与えることはない。
必要であれば、搬送ローラの下方にふるい落とされた紙粉等の異物を受けとめる部材を設け、所定期間毎に当該部材に溜められた異物を除去するようにしてもよい。
このような構成であっても、清掃パッドや紙粉除去部材を設ける従来の構成よりも遥かに簡単なメンテナンスで済み、またメンテナンスの間隔も長くとることができる。
必要であれば、搬送ローラの下方にふるい落とされた紙粉等の異物を受けとめる部材を設け、所定期間毎に当該部材に溜められた異物を除去するようにしてもよい。
このような構成であっても、清掃パッドや紙粉除去部材を設ける従来の構成よりも遥かに簡単なメンテナンスで済み、またメンテナンスの間隔も長くとることができる。
この発明による上記の画像形成装置は、搬送される記録用紙の位置を認識して搬送ローラおよび超磁歪素子を制御する制御部をさらに備え、制御部は記録用紙が搬送ローラを通過しているときに超磁歪素子を振動させないように超磁歪素子を制御してもよい。
このような構成によれば、記録用紙が搬送ローラを通過している間は搬送ローラに振動が与えられないので、画像形成中の各プロセスへ振動が伝わることを防止でき、本来の印刷画質を維持できる。
このような構成によれば、記録用紙が搬送ローラを通過している間は搬送ローラに振動が与えられないので、画像形成中の各プロセスへ振動が伝わることを防止でき、本来の印刷画質を維持できる。
記録用紙が搬送ローラを通過しているときに超磁歪素子を振動させないように制御する上記構成に係る画像形成装置において、異物付着防止機能付き用紙搬送装置は記録用紙を多色又は単色トナー像が転写される転写部へ搬送するために用いられ、制御部はトナー像が多色トナー像である場合、単色トナー像である場合よりも振動の振幅が大きくなるように超磁歪素子を制御してもよい。
このような構成によれば、転写されるトナー像が多色トナー像である場合に、単色トナー像の場合よりも振動の振幅が大きくなるように制御される。
すなわち、転写されるトナー像が多色トナー像である場合は、単色トナー像の場合よりも搬送ローラが強く振動させられ、紙粉等の異物が搬送ローラの表面から効率よくふるい落とされるので、高い印刷精度が求められる多色トナー像であってもきれいに印刷できる。
すなわち、転写されるトナー像が多色トナー像である場合は、単色トナー像の場合よりも搬送ローラが強く振動させられ、紙粉等の異物が搬送ローラの表面から効率よくふるい落とされるので、高い印刷精度が求められる多色トナー像であってもきれいに印刷できる。
以下、この発明の実施形態に係る異物付着防止機能付き用紙搬送装置を備えた画像形成装置について図面に基づいて詳細に説明する。
画像形成装置
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略的な構成を示す説明図である。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る画像形成装置1は、画像形成部2と、用紙供給部3とから主に構成されている。
画像形成部2は、感光体4、帯電装置5、露光装置6、現像装置7、異物付着防止機能付き用紙搬送装置50、転写装置8、クリーニング装置9および定着装置100とから構成されている。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略的な構成を示す説明図である。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る画像形成装置1は、画像形成部2と、用紙供給部3とから主に構成されている。
画像形成部2は、感光体4、帯電装置5、露光装置6、現像装置7、異物付着防止機能付き用紙搬送装置50、転写装置8、クリーニング装置9および定着装置100とから構成されている。
感光体4は、図示しない駆動手段により軸線回りに回転駆動可能に支持され、図示しない円筒状または円柱状の導電性基体と、導電性基体の表面に形成される感光層とから構成される。
感光体4には画像形成装置の分野で慣用されているものを使用でき、例えば、導電性基体であるアルミニウム素管と、アルミニウム素管の表面に形成される有機感光層とから構成され、GND電位に接続される直径30mm程度のものを用いることができる。
感光体4には画像形成装置の分野で慣用されているものを使用でき、例えば、導電性基体であるアルミニウム素管と、アルミニウム素管の表面に形成される有機感光層とから構成され、GND電位に接続される直径30mm程度のものを用いることができる。
有機感光層は、電荷発生物質を含む電荷発生層と、電荷輸送物質を含む電荷輸送層とを積層して形成される。有機感光層は、電荷発生物質と電荷輸送物質とを1つの層に含むものであってもよい。有機感光層の層厚は、例えば、30μm程度である。また、アルミニウム素管と有機感光層との間に下地層が設けられてもよい。
帯電装置5は、感光体4の表面を所定の極性と電位に帯電させる。本実施形態では、帯電装置5として帯電ローラが用いられるが、必ずしもそれに限定されるものではなく、例えば、ブラシ型帯電器、チャージャー型帯電器、スコロトロンといったコロナ帯電器などが使用できる。
露光装置6は、帯電状態にある感光体4の表面に画像情報に対応する信号光を照射し、感光体4の表面に画像情報に対応する静電潜像を形成する。露光装置6としては、例えば、半導体レーザなどが用いられる。なお、画像情報は図示しない制御部から伝達される。
制御部は、例えば、演算処理を行うCPU、CPUの制御プログラムを格納したROM、CPUにワークエリアを提供するRAM、外部と信号の入出力を行うI/Oポート、各種ドライバ回路などで構成でき、画像形成装置1の各部を統合的に制御する。
制御部は、例えば、演算処理を行うCPU、CPUの制御プログラムを格納したROM、CPUにワークエリアを提供するRAM、外部と信号の入出力を行うI/Oポート、各種ドライバ回路などで構成でき、画像形成装置1の各部を統合的に制御する。
現像装置7は、トナー供給部7aと、トナー貯留部7bとから構成される。トナー供給部7aは、感光体4の表面に圧接し、感光体4表面の静電潜像にトナーを供給し、静電潜像を現像してトナー像を形成する。
トナー貯留部7bはトナーを貯留し、トナー供給部7aにおけるトナー消費量に応じて、トナー供給部7aにトナーを供給する。
トナー貯留部7bはトナーを貯留し、トナー供給部7aにおけるトナー消費量に応じて、トナー供給部7aにトナーを供給する。
異物付着防止機能付き用紙搬送装置50は、互いに対向して軸回転する一対の駆動ローラ51と従動ローラ52とから構成され、所定のタイミングで転写装置8に記録用紙を搬送するもので、一般にレジストローラ、PSローラなどと呼ばれる。
転写装置8は、感光体4の表面に圧接する転写ローラから主に構成され、感光体4と転写手段8との圧接部に感光体4上のトナー像が到達するのに同期して異物付着防止機能付き用紙搬送装置50から搬送されてくる記録用紙に、感光体4表面のトナー像を加圧により転写する。
転写装置8は、感光体4の表面に圧接する転写ローラから主に構成され、感光体4と転写手段8との圧接部に感光体4上のトナー像が到達するのに同期して異物付着防止機能付き用紙搬送装置50から搬送されてくる記録用紙に、感光体4表面のトナー像を加圧により転写する。
クリーニング装置9は、感光体4の表面に当接するように設けられ、トナー像の転写後に感光体4表面に残留するトナーや紙粉などを除去し、次の画像形成に備えて感光体4表面を清浄化する。
定着装置100は、ヒータを内蔵した加熱ローラと、加熱ローラに圧接する加圧ローラとから構成され、転写装置8により記録用紙上に転写されたトナー像を熱により溶融させ、記録用紙上に定着させる。
定着装置100によって画像形成がなされた記録用紙は、排出ローラ29を介して画像形成装置1の上部に設けられた排紙トレイ30に排出される。
定着装置100は、ヒータを内蔵した加熱ローラと、加熱ローラに圧接する加圧ローラとから構成され、転写装置8により記録用紙上に転写されたトナー像を熱により溶融させ、記録用紙上に定着させる。
定着装置100によって画像形成がなされた記録用紙は、排出ローラ29を介して画像形成装置1の上部に設けられた排紙トレイ30に排出される。
用紙供給部3は、用紙カセット11,12,13,14と、用紙搬送路15,16,17とから主に構成される。
用紙カセット11,12,13,14はいずれも記録用紙を収容する。これらの用紙カセット11,12,13,14には同じ寸法の記録用紙が収容されてもよいし、異なる寸法の記録用紙が収容されてもよい。
用紙カセット11,12,13,14に収容された記録用紙は、用紙搬送路15もしくは16を介して画像形成部2における感光体4と転写装置8との当接部に送給される。
用紙カセット11,12,13,14はいずれも記録用紙を収容する。これらの用紙カセット11,12,13,14には同じ寸法の記録用紙が収容されてもよいし、異なる寸法の記録用紙が収容されてもよい。
用紙カセット11,12,13,14に収容された記録用紙は、用紙搬送路15もしくは16を介して画像形成部2における感光体4と転写装置8との当接部に送給される。
用紙搬送路17は、記録用紙の両面に画像を形成する場合に用いられる。すなわち、定着装置100によりトナー像が定着され、片面に画像が形成された記録用紙を用紙搬送路17経由で用紙搬送路15に戻して表裏を反転させ、もう一方の面にトナー像の転写および定着を行うことにより、記録用紙の両面に画像を形成することができる。
異物付着防止機能付き用紙搬送装置
次に、上述の画像形成装置に設けられた異物付着防止機能付き用紙搬送装置の構成と作用について図2〜6に基づいてより詳細に説明する。
図2は図1に示される画像形成装置の部分拡大説明図、図3は本発明の実施形態に係る異物付着防止機能付き用紙搬送装置の構成を示す説明図、図4は図3に示される異物付着防止機能付き用紙搬送装置を構成する駆動ローラの分解組立図、図5は超磁歪素子の駆動周波数と駆動ローラに与えられた振動の振幅との関係を示すグラフ図、図6は振動の有無による駆動ローラ表面の紙粉付着量の変化を比較するグラフ図である。
次に、上述の画像形成装置に設けられた異物付着防止機能付き用紙搬送装置の構成と作用について図2〜6に基づいてより詳細に説明する。
図2は図1に示される画像形成装置の部分拡大説明図、図3は本発明の実施形態に係る異物付着防止機能付き用紙搬送装置の構成を示す説明図、図4は図3に示される異物付着防止機能付き用紙搬送装置を構成する駆動ローラの分解組立図、図5は超磁歪素子の駆動周波数と駆動ローラに与えられた振動の振幅との関係を示すグラフ図、図6は振動の有無による駆動ローラ表面の紙粉付着量の変化を比較するグラフ図である。
図2〜4に示されるように、異物付着防止機能付き用紙搬送装置50は、互いに対向して軸回転する一対の駆動ローラ51および従動ローラ52と、駆動ローラ51の端部に接触して振動を与える超磁歪素子53とから主に構成されている。
図3に示されるように、駆動ローラ51は、図示しない駆動手段によりその軸芯を中心に矢印R方向に回転駆動可能に支持されている。図示しない駆動手段としては、回転速度を変化させることが可能なモータと減速機などが用いられる。
図3に示されるように、駆動ローラ51は、図示しない駆動手段によりその軸芯を中心に矢印R方向に回転駆動可能に支持されている。図示しない駆動手段としては、回転速度を変化させることが可能なモータと減速機などが用いられる。
図4に示されるように、駆動ローラ51はその内部に設けられたステンレス製の金属軸51aと、金属軸51aの両端部を除いて金属軸51aの表面を覆う樹脂製の被覆層51bとから構成されている。被覆層51bを形成する樹脂としては、ポリエステルやポリプロピレンが用いられる。
図4に示されるように、駆動ローラ51の両端部は軸受54によってそれぞれ支持され、一方の端部には駆動用ギア56が設けられ、他方の端部には軸受54の外周面に当接するように超磁歪素子53(FDK株式会社製、圧電バイモルフ、型番:PZBA00031)が設けられている。
図4に示されるように、駆動ローラ51の両端部は軸受54によってそれぞれ支持され、一方の端部には駆動用ギア56が設けられ、他方の端部には軸受54の外周面に当接するように超磁歪素子53(FDK株式会社製、圧電バイモルフ、型番:PZBA00031)が設けられている。
駆動ローラ51の一方の端部を支持する軸受54の外周面に当接する超磁歪素子53に電圧を印加して駆動すると、駆動周波数に応じて超磁歪素子53が小刻みに寸法変形を繰り返し、駆動ローラ51がその軸方向と直交する方向に振動する。
駆動ローラ51の一方の端部を支持する軸受54の外周面に当接するように超磁歪素子53を配置することにより、記録用紙の通過を妨げることなく、振動付与機能を付加することができる。
なお、超磁歪素子53は、駆動ローラ51の両端の軸受54にそれぞれ設けられてもよいが、本実施形態のように一方の端部に設けられる構成でも駆動ローラ51を振動させるには十分である。
駆動ローラ51の一方の端部を支持する軸受54の外周面に当接するように超磁歪素子53を配置することにより、記録用紙の通過を妨げることなく、振動付与機能を付加することができる。
なお、超磁歪素子53は、駆動ローラ51の両端の軸受54にそれぞれ設けられてもよいが、本実施形態のように一方の端部に設けられる構成でも駆動ローラ51を振動させるには十分である。
図3に示されるように、従動ローラ52は、駆動ローラ51に対向して圧接するように軸回転可能に支持され、駆動ローラ51の回転に従動して回転する。
従動ローラ52も駆動ローラ51と同様に、ステンレス製の金属軸52aと、金属軸52aの両端部を除いて金属軸52aの表面を被覆する樹脂層(図示せず)とから構成され、両端部は軸受55でそれぞれ支持される。
従動ローラ52も駆動ローラ51と同様に、ステンレス製の金属軸52aと、金属軸52aの両端部を除いて金属軸52aの表面を被覆する樹脂層(図示せず)とから構成され、両端部は軸受55でそれぞれ支持される。
従動ローラ52は、図示しないスプリングにより駆動ローラ51に密着するように付勢され、駆動ローラ51と従動ローラ52の圧接部(ニップ部)に用紙供給部3から搬送されてきた記録用紙Pが送給される。この際、記録用紙Pは、トナー像が転写される面(感光体4と対向する面)が駆動ローラ51と対向するように送給される。
駆動ローラ51と従動ローラ52は、圧接下で回転することによって記録用紙Pを挟持し、所定のタイミングで記録用紙Pを感光体4と転写装置8との当接部(図2参照)に搬送する。
駆動ローラ51と従動ローラ52は、圧接下で回転することによって記録用紙Pを挟持し、所定のタイミングで記録用紙Pを感光体4と転写装置8との当接部(図2参照)に搬送する。
このような構成からなる異物付着防止機能付き用紙搬送装置50において、DC5Vの駆動電圧を超磁歪素子53に印加し、スイッチング回路で周波数を変化させて駆動ローラ51の固有振動周波数(固有振動数)を測定した。
その結果、図5に示されるように、約1000Hzの周波数が印加されたとき、駆動ローラ51の一端を支持する軸受54に当接する超磁歪素子53の先端は4.9μmのP−P(最大振幅巾)の振動を発生することが分かった。
また、駆動ローラ51は約500〜2000Hzの範囲において振動し易いことも判明した。このようになる原因は不明であるが、従動ローラ52を駆動ローラ51に付勢している2つのスプリングの間隔に起因しているものと推測される。このような傾向は、駆動電圧をDC6Vに上げても同様であった。
なお、測定には株式会社キーエンス製のレーザ変位計(LT9000シリーズ)を用い、非接触で測定を行った。また、約3000〜12000Hzの範囲では0.3μm以下の振幅が計測されているが、0.3μm以下の振幅はノイズレベルである。
その結果、図5に示されるように、約1000Hzの周波数が印加されたとき、駆動ローラ51の一端を支持する軸受54に当接する超磁歪素子53の先端は4.9μmのP−P(最大振幅巾)の振動を発生することが分かった。
また、駆動ローラ51は約500〜2000Hzの範囲において振動し易いことも判明した。このようになる原因は不明であるが、従動ローラ52を駆動ローラ51に付勢している2つのスプリングの間隔に起因しているものと推測される。このような傾向は、駆動電圧をDC6Vに上げても同様であった。
なお、測定には株式会社キーエンス製のレーザ変位計(LT9000シリーズ)を用い、非接触で測定を行った。また、約3000〜12000Hzの範囲では0.3μm以下の振幅が計測されているが、0.3μm以下の振幅はノイズレベルである。
駆動ローラ51を最も効果的に振動させることのできる周波数が約1000Hzであることが上述の計測結果から判明したので、振動の効果を確かめるため、駆動電圧DC5V、周波数1000Hzで超磁歪素子53により駆動ローラ51を振動させた場合と、振動させなかった場合とで、駆動ローラ51の表面への紙粉付着量の変化を比較した。
紙粉付着量の変化を測定するにあたっては、被覆層51bを構成する樹脂に黒色顔料を添加して被覆層51bが黒色の駆動ローラ51を作製し、その表面に付着する異物(主に紙粉)による変化する反射濃度(反射光量)を測定した。
紙粉付着量の変化を測定するにあたっては、被覆層51bを構成する樹脂に黒色顔料を添加して被覆層51bが黒色の駆動ローラ51を作製し、その表面に付着する異物(主に紙粉)による変化する反射濃度(反射光量)を測定した。
なお、濃度は、濃度=Log10(照射した光/透過または反射した光)で表わされるところ、反射した光を用いて表わされる濃度が反射濃度である。
紙粉が付着していない場合は黒を検知するため、高い反射濃度が計測されるが、紙粉が付着するにつれて白色部分が増えるため、反射濃度が低下する。
このため、黒色の駆動ローラ51表面の反射濃度を測定することにより紙粉付着量の変化を測定できる。
紙粉が付着していない場合は黒を検知するため、高い反射濃度が計測されるが、紙粉が付着するにつれて白色部分が増えるため、反射濃度が低下する。
このため、黒色の駆動ローラ51表面の反射濃度を測定することにより紙粉付着量の変化を測定できる。
紙粉付着量の測定にあたっては、A4サイズの記録用紙(シャープ株式会社製、品番:SF4AM3S)を全面ハーフトーン印刷する通紙エージング試験を200K枚(200×千枚)行い、20K枚ごとに反射濃度を測定し、駆動ローラ51の表面に紙粉がこびりついていく様子を観察した。
なお、反射濃度の測定にあたっては、サカタインクスエンジニアリング株式会社製の反射濃度計「スペクトロアイLT」を用いた。測定結果を図6に示す。
なお、反射濃度の測定にあたっては、サカタインクスエンジニアリング株式会社製の反射濃度計「スペクトロアイLT」を用いた。測定結果を図6に示す。
図6に示されるように、駆動ローラ51に振動を与えなかった場合は、印刷枚数が40K枚を超えたあたりから徐々に反射濃度が低下し始め、200K枚の通紙エージング試験終了まで反射濃度が低下し続けたのに対し、周波数1000Hzの振動を与えた場合は200K枚の通紙エージング試験終了まで反射濃度にほとんど低下がみられなかった。
これにより、駆動ローラ51に振動を与えることが、駆動ローラ51の表面に紙粉等の異物が付着することを防止するうえで効果的であることが分かった。
これにより、駆動ローラ51に振動を与えることが、駆動ローラ51の表面に紙粉等の異物が付着することを防止するうえで効果的であることが分かった。
また、実際の印刷画質でも、駆動ローラ51に振動を与えなかった場合は、100K枚を過ぎたあたりから印刷画質にガサツキが見え始め、200K枚の試験終了時点では濃度低下をはっきりと確認できたのに対し、振動を与えた場合は200K枚を通じて印刷画質に変化はみられなかった。
このように、超磁歪素子53によって駆動ローラ51を振動させることは、紙粉等の異物を除去するうえで有効であるが、潜像形成や転写性への影響が少なからず発生するため、記録用紙Pへの画像形成が行われていないとき、具体的には記録用紙Pが異物除去機能付き用紙搬送装置50を通過していないときにのみ振動を与えることが好ましい。
本実施形態では単色画像(モノクロ画像)の印刷を例に説明したが、多色画像(カラー画像)の方が、単色画像よりも印刷画質に対する要求が高いため、多色画像を印刷する場合には、駆動電圧を5Vから6Vに上げて振動の振幅を大きくし、紙粉除去効果を高めることが好ましい。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではない。当業者であれば、本発明の技術思想の範囲内において、各種の変更・改良をなし得ることは明らかであり、それらの変更・改良についても本発明の技術的範囲に属するものと解される。
1 画像形成装置
2 画像形成部
3 用紙供給部
4 感光体
5 帯電装置
6 露光装置
7 現像装置
8 転写装置
9 クリーニング装置
11,12,13,14 用紙カセット
15,16,17 用紙搬送路
29 排出ローラ
30 排紙トレイ
50 異物付着防止機能付き用紙搬送装置
51 駆動ローラ
51a,52a 金属軸
51b 被覆層
52 従動ローラ
53 超磁歪素子
54,55 軸受
100 定着装置
2 画像形成部
3 用紙供給部
4 感光体
5 帯電装置
6 露光装置
7 現像装置
8 転写装置
9 クリーニング装置
11,12,13,14 用紙カセット
15,16,17 用紙搬送路
29 排出ローラ
30 排紙トレイ
50 異物付着防止機能付き用紙搬送装置
51 駆動ローラ
51a,52a 金属軸
51b 被覆層
52 従動ローラ
53 超磁歪素子
54,55 軸受
100 定着装置
Claims (7)
- 互いに対向して軸回転し記録用紙を搬送する一対の搬送ローラと、少なくとも一方の搬送ローラの端部に接触して振動を与え搬送ローラ表面の異物を除去する超磁歪素子とを備える異物付着防止機能付き用紙搬送装置。
- 一対の搬送ローラは駆動ローラと従動ローラとからなり、超磁歪素子は駆動ローラの端部に接触する請求項1に記載の異物付着防止機能付き用紙搬送装置。
- 超磁歪素子はその発振周波数が500〜2000Hzである請求項2に記載の異物付着防止機能付き用紙搬送装置。
- 超磁歪素子はその発振周波数が駆動ローラの固有振動数と一致する請求項3に記載の異物付着防止機能付き用紙搬送装置。
- 請求項1〜4のいずれか1つに記載の異物付着防止機能付き用紙搬送装置を備えた画像形成装置。
- 搬送される記録用紙の位置を認識して搬送ローラおよび超磁歪素子を制御する制御部をさらに備え、制御部は記録用紙が搬送ローラを通過しているときに超磁歪素子を振動させないように超磁歪素子を制御する請求項5に記載の画像形成装置。
- 異物付着防止機能付き用紙搬送装置は記録用紙を多色又は単色トナー像が転写される転写部へ搬送するために用いられ、制御部はトナー像が多色トナー像である場合、単色トナー像である場合よりも振動の振幅が大きくなるように超磁歪素子を制御する請求項6に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009015616A JP2010173749A (ja) | 2009-01-27 | 2009-01-27 | 異物付着防止機能付き用紙搬送装置およびそれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009015616A JP2010173749A (ja) | 2009-01-27 | 2009-01-27 | 異物付着防止機能付き用紙搬送装置およびそれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010173749A true JP2010173749A (ja) | 2010-08-12 |
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ID=42705100
Family Applications (1)
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JP2009015616A Pending JP2010173749A (ja) | 2009-01-27 | 2009-01-27 | 異物付着防止機能付き用紙搬送装置およびそれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010173749A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015072565A1 (ja) | 2013-11-18 | 2015-05-21 | 株式会社Ihi | 非接触給電システム |
-
2009
- 2009-01-27 JP JP2009015616A patent/JP2010173749A/ja active Pending
Cited By (4)
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WO2015072565A1 (ja) | 2013-11-18 | 2015-05-21 | 株式会社Ihi | 非接触給電システム |
EP3537566A1 (en) | 2013-11-18 | 2019-09-11 | IHI Corporation | Wireless power-transmitting system |
US10454310B2 (en) | 2013-11-18 | 2019-10-22 | Ihi Corporation | Wireless power-transmitting system |
US11095157B2 (en) | 2013-11-18 | 2021-08-17 | Ihi Corporation | Wireless power-transmitting system |
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