JP2010171990A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な通信モードに応じてタイムアウト値を変更し、容易に最適な通信制御が可能な通信装置を提供する。
【解決手段】通信部201の通信モードを判定し、判定された通信モードに対応するタイムアウト値をメモリ204に記憶されているタイムアウト値リスト1201から読み出し、その値を用いて、アドレッシング、サーチ処理を実行する。
【選択図】図13

Description

本発明は、複数の通信モードを有する通信装置に関する。
従来、複数の通信方式で通信を行う通信装置において、ユーザが通信を行いたい方式を通信開始時に選択したり、あるいは予め通信方式に優先順位を設定しておき、半自動的に複数の通信方式を決定する通信制御が知られている。
特許文献1では、複数のアドレス取得機能を搭載する端末において、ネットワーク参加時にアドレス要求メッセージを同報し、所定時間内(サブネット内最大保障ノード数がすべて参加しているときの最大応答時間)の応答内容と応答有無により、以後のアドレス取得方式を決定する技術が提案されている。
さらに、特許文献2では、無線LANの通信方式であるインフラストラクチャネットワークとアドホックネットワーク間を移動して接続する際に、アドレス管理処理、接続ネットワーク識別処理、宛先アドレス取得処理において、インフラストラクチャネットワーク接続用とアドホックネットワーク接続用の処理手順を統合し、処理ごとに独立して端末が接続しているネットワークを判別することで、接続しているネットワークに対応した処理を行っている。
特開2003−258878号公報(段落0055〜0057、図11等) 特開平11−55318号公報(段落0016〜0020、図1〜図3等)
しかしながら、上記特許文献1は、サブネット内最大保障ノード数がすべて参加しているときの最大応答時間をタイムアウト値とし、該タイムアウト値内での応答内容、応答有無によりアドレス取得方式を決定している。よって、アドホックネットワークのようなネットワーク内にアドレスサーバが存在する可能性が考えられない場合においてもこの最大応答時間に応じた処理となるため、応答性が低下し、ユーザの操作性は低下する。
また、上記特許文献2は、各処理ごとに独立して接続しているネットワークがインフラストラクチャネットワークかアドホックネットワークかを識別して処理手順を変更するものであり、各処理ごとに接続ネットワークを識別する処理負荷が増大する。
さらに、接続ネットワークの識別においてもメッセージを受信し、端末が接続しているネットワークアドレスにそのメッセージが等しいかどうか判断することにより行われているので、応答性が低下する可能性がある。
そこで本発明は、様々な通信モードに応じてタイムアウト値を変更し、容易に最適な通信制御が可能な通信装置提供することを目的とする
本発明に係る通信装置は、アクセスポイントに接続されている端末の数が所定値以下であるか否かを判定する判定手段と、機器又はサービスを検索する処理であるサーチ処理で用いられるタイムアウト値を第1のタイムアウト値又は第2のタイムアウト値に変更する変更手段とを有し、前記アクセスポイントに接続されている端末の数が所定値以下である場合、前記変更手段は、前記サーチ処理で用いられるタイムアウト値を前記第1のタイムアウト値に変更し、前記アクセスポイントに接続されている端末の数が所定値以下でない場合、前記変更手段は、前記サーチ処理で用いられるタイムアウト値を前記第2のタイムアウト値に変更することを特徴とする。
本発明に係る通信装置によれば、様々な通信モードに応じてタイムアウト値を変更することができ、容易に最適な通信制御を行うことができる
本発明の実施例1における通信装置の構成を示すブロックである。 本発明の実施例1における通信構成を示した図である。 本発明の実施例1におけるタイムアウト値のリスト図である。 本発明の実施例1における通信制御の動作フローチャート図である。 本発明の実施例2における通信構成を示した図である。 本発明の実施例2におけるタイムアウト値リストを示した図である。 本発明の実施例2における通信制御の動作フローチャート図である。 本発明の実施例3における通信構成を示した図である。 本発明の実施例3におけるタイムアウト値リストを示した図である。 本発明の実施例3における通信制御の動作フローチャート図である。 本発明の実施例4における通信構成を示した図である。 本発明の実施例4におけるタイムアウト値リストを示した図である。 本発明の実施例4における通信制御の動作フローチャート図である。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
[実施例1]
図1から図4に本発明の実施例1における通信制御プログラムを適用した通信装置について説明する。図1は通信装置200の構成を示すブロック図であり、201は通信機能を備え、他の機器と通信を行う通信部、202は通信装置200の現在の通信モードを検出する通信モード検出部、204は後述するタイムアウト値リスト301、302及び通信制御における規定値、設定値等を記憶するとともに、本実施例の通信制御プログラムが記憶されるメモリ、205は操作部で、通信モードの設定やタイムアウト値の設定及び変更を行う。206は表示部で、通信モードやタイムアウト値の設定情報等を表示する。203は制御部で、通信モード検出部202からの検出信号に基づいて通信モードを判定し、該判定の対応するタイムアウト値をメモリ204から読み出し、通信部201に通信制御信号を出力する。
なお、この通信装置200は、例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置、コンピュータ及びその他の周辺機器に設けられる通信装置として適用される。また、撮像装置やコンピュータに搭載された既存の通信装置に本実施例の通信制御プログラムをインストールしてもよく、撮像装置やコンピュータに一体的又は着脱可能に搭載される通信装置を適用される。したがって、通信機能を備える機器であれば適用可能であり、上記操作部205及び表示部206は、撮像装置やコンピュータ、周辺機器等に設けられる操作部や表示部で構成してもよい。
図2は、本実施例の通信装置200のネットワーク構成図である。図2(a)は無線LANにおけるインフラストラクチャモード100であり、アクセスポイント105を介して撮像装置101、プリンタ102、コンピュータ103が無線接続され、また、コンピュータ104はアクセスポイント105及びルータ106を介し、有線接続でのローカルエリアネットワークを形成している。このアクセスポイント105は、インターネット等に接続するための接続ポイントとしての役割を含め、ネットワーク(LAN)等に無線通信により接続するために中継される接続ポイントである。
一方、図2(b)は無線LANにおけるアドホックモード120であり、撮像装置101とプリンタ102とがアクセスポイント105を介さず、直接無線接続が行われ、アドホックネットワークを形成している。
図3はメモリ204に記憶されている本実施例のタイムアウト値リスト301、302である。この撮像装置101が自機器のIPアドレスの取得・設定を行う、アドレッシングのタイムアウト値301や周辺機器や周辺サービスを検索する際のサーチタイムアウト値302が通信モードごと、すなわち、インフラストラクチャモード110とアドホックモード120ごとに設定されている。
ここで、タイムアウト値とは、バスサイクルやコマンド要求などがある一定時間以上たっても終了しない場合に、システム全体が停止してしまうことを防ぐため、正常、エラーを問わずに強制的に終了させる時間である。
次に本実施例の具体的な動作について説明する。図4は本実施例の通信制御プログラムの動作フローチャートである。
図2に示すように、撮像装置101は複数の通信モードとしてインフラストラクチャモード110とアドホックモード120で通信を行うことができ、図2(a)のインフラストラクチャモード110においては、ルータ106がDHCPサーバの機能を有しており、ネットワーク内の撮像装置101、プリンタ102、コンピュータ103、104のアドレス管理を行っている。図2(b)のアドホックモード120では撮像装置101及びプリンタ102にDHCPサーバの機能は有していない。
撮像装置101において、まず、操作部205から電源を投入し(S401)、無線LANを起動すると(S402)、撮像装置101は通信部201を介して通信レベル(無線LANレベル)のコネクション(通信経路)を確立する(S403)。
なお、この通信コネクションの確立は、例えば、通信プロトコルのモデル階層におけるセッション層でのコネクションが確立した時点で該通信が確立されたと判断することができるが、実質的に通信部201により通信可能な状態が確立された時点で該通信が確立されたと判断すればよく、様々な通信規格等に応じて任意の判断基準により後述する処理に移行することができる。
そして、制御部203は、メモリ204から読み出された通信制御プログラムのステップに基づいて処理を行う。まず、通信モード検出部202に通信モード検出信号を出力する。通信モード検出部202では、通信モード検出信号に基づいて、通信部201から通信モードを検出して、制御部203に該通信モードに関する情報を出力し、通信モードの判別を行う(S404)。
この通信モードに関する情報として、通信部201の動作状態を通信モードごとに記憶しておき、該通信モードに対応するフラグ等を出力したり、直接、通信部201の状態(例えば、無線LANを構成する通信回路に実装されるチップ状態や規格、方式等)を検出し、通信モードがインフラストラクチャモード110なのか、アドホックモード120なのか判別したりする。
通信モードの判定において、アドホックモード120であると判断された場合(S405)、制御部203は、メモリ204に記憶されているタイムアウト値リスト301、302からアドホックモード120用のタイムアウト値を読み出し(S406)、その値を用いて、アドレッシング処理を実行する(S408)。
この時、アドホックモード120時のアドレッシングのタイムアウト値は、図3(a)に示すように、タイムアウト値リスト301にDHCP:2sec×1、AutoIP:2secと設定されおり、アドホックネットワーク内にDHCPサーバは存在しないので、DHCPによるアドレッシングを2secがタイムアウトになった後、AutoIPを2sec実行し、撮像装置101のIPアドレスが決定される。
その後、サーチ処理を実行(S409)するが、アドホックモード120時のサーチタイムアウト値は、図3(b)に示すように、タイムアウト値リスト302に3secと設定されているので、サーチメッセージを送信したあと3秒間のサーチレスポンスとなる。
ステップ405において通信モードがインフラストラクチャモード110であると判定された場合、同じくメモリ204に記憶されているタイムアウト値リスト301、302から、インフラストラクチャモード110用のタイムアウト値を読み出し(S407)、その値を用いて、アドレッシング処理を実行する(S408)。この時、インフラストラクチャモード110時のタイムアウト値は、タイムアウト値リスト301にDHCP:6sec×4、AutoIP:2secと設定されており、インフラストラクチャネットワークのルータ106内にDHCPサーバが存在するため、DHCPによるアドレッシングにより撮像装置101のIPアドレスが決定される。
その後、サーチ処理を実行(S409)し、インフラストラクチャモード110時のサーチタイムアウト値は、タイムアウト値リスト302に5secと設定されているので、サーチメッセージを送信したあと5秒間のサーチレスポンスとなる。
したがって、従来の通信制御では、例えば、インフラストラクチャモード時のタイムアウト値が共通のタイムアウト値として設定されている場合、インフラストラクチャモードで通信を行う場合には問題がないが、DHCPサーバの存在しないアドホックモードで通信を行う時に、DHCPサーバによるアドレッシングに24秒(6sec×4)を費やし、最終的にAutoIPにより自機器のIPアドレスを決定するので、アドレッシングにトータルで26秒も費やすことになるが、本実施例では、撮像装置101、プリンタ102、コンピュータ103、104の現在の通信モードを判別し、該通信モードに最適なタイムアウト値を選択して変更する。
よって、インフラストラクチャモードでネットワーク内にDHCPサーバが存在する場合、約6秒で自機器のIPアドレスが決定されるので、利用するネットワーク形態に最適で、かつ即座に通信を開始することが可能となり、ユーザに対する処理待ち時間を短縮することができる。
また、従来の通信制御では周辺機器やサービスのサーチにおいても、アドホックモードのように同一ネットワーク内にそれほど多くの機器が存在しないと考えられる場合でも5秒間のサーチレスポンスとなるため、レスポンス性が低下し、ユーザに対する操作性が低下するが、本実施例ではアドホックモードの場合約4秒で行うことができ、インフラストラクチャモード同様、ユーザに対する操作性が向上する。
さらに、従来の通信制御のように、アドホックモード時のタイムアウト値が共通のタイムアウト値として設定されている場合は、アドホックモードで通信を行う場合には問題がないが、インフラストラクチャモードで通信を行う時に、DHCPサーバによるアドレッシングのタイムアウト値が2secとなるため、DHCPサーバとの間で適切な処理が行えず、ネットワークへ正しく参加することができない可能性があり、また、周辺機器やサービスのサーチにおいても、インフラストラクチャネットモードのように同一ネットワーク内に多くの機器が存在すると考えられる場合でも3秒間のサーチレスポンスとなるので、所望の機器・サービスが検出できない可能性がある。
しかし、本実施例の通信制御により、周辺機器やサービスのサーチにおいても対象となる周辺機器の数に合わせてサーチを行うことが可能となるとともに、撮像装置101が接続している通信モード(接続ネットワーク)を自機器内の情報から判別しているため、処理が高速に行える。
なお、このタイムアウト値リストは撮像装置101の出荷時にあらかじめ設定しておいてもよく、ユーザが利用状況にあわせてユーザ自が設定することも可能であり、アドレッシングのタイムアウト値、周辺機器・サービスのタイムアウト値以外の他の各種タイムアウト値に適用することも可能である。
[実施例2]
図5は、本発明の実施例2における通信装置200のネットワーク構成図である。なお、通信装置200は、上記実施例1と同様の構成であるため説明を省略する。
本実施例は、図5(a)に示す撮像装置501が有線(Ethernet(登録商標))でルータ506に接続され通信を行う有線LANモード510と、図5(b)に示す撮像装置501が無線LANでアクセスポイント505を介して接続されて通信を行う無線LAN(WLAN)モード520とにおける実施例である。
図6は本実施例で用いられるタイムアウト値リスト601、602を示した図であり、撮像装置501が自機器のIPアドレスの取得・設定を行う、アドレッシングのタイムアウト値601や周辺機器や周辺サービスを検索する際のサーチタイムアウト値602が通信モード、すなわち、有線LANモード510と無線LANモード520ごとに設定されている。
図7は本実施例のフローチャートを示したものである。以下に本実施例の具体的な処理動作について説明する。
図5に示すように、撮像装置501は通信モードとして有線LANモード510と無線LANモード520で通信を行うことができ、各通信モードにおいてルータ506がDHCPサーバの機能を有しており、ネットワーク内の撮像装置501、プリンタ503、コンピュータ502、504のアドレス管理を行っている。
まず、撮像装置501の操作部205から電源が投入されると(S701)、無線(有線)LANが起動し(S702)、撮像装置501は通信部201を介して、通信レベルのコネクションを確立する(S703)。
そして、制御部203は、メモリ204から読み出された通信制御プログラムのステップに基づいて処理を行う。まず、通信モード検出部202に通信モード検出信号を出力する。通信モード検出部202では、通信モード検出信号に基づいて、通信部201から通信モードを検出して、制御部203に該通信モードに関する情報を出力し、通信モードの判別を行う(S704)。
このステップ704における通信モードの判別処理では、通信モード検出部202により撮像装置501の自機器のネットワークドライバの状態を検出し、通信モードが有線LANモード510なのか、無線LANモード520なのかを判別している。
通信モード判定において、通信モードが有線LAN510であると判別された場合(S705)、メモリ204に記憶されているタイムアウト値リスト601、602から、有線LAN510用のタイムアウト値を読み出し(S706)、その値を用いて、アドレッシング処理を実行する(S708)。この時、有線LANモード510時のアドレッシングのタイムアウト値は、タイムアウト値リスト601にDHCP:6sec×3、AutoIP:2secと設定されおり、ルータ506との間でDHCPによるアドレッシングにより、撮像装置501のIPアドレスが決定される。
その後、サーチ処理を実行し(S709)、有線LANモード510におけるサーチタイムアウト値は、タイムアウト値リスト602に4secと設定されているので、サーチメッセージを送信したあと4秒間のサーチレスポンスとなる。
ステップ705の通信モード判定において、通信モードが無線LANモード520であると判別された場合、同じくメモリ204に記憶されているタイムアウト値リスト601、602から、無線LANモード520用のタイムアウト値を読み出し(S707)、その値を用いて、アドレッシング処理を実行する(S708)。このとき、無線LANモード520におけるタイムアウト値はタイムアウト値リスト601に、DHCP:6sec×4、AutoIP:2secと設定されており、ルータ506との間でDHCPによるアドレッシングにより端末501のIPアドレスが決定される。その後、サーチ処理を実行(S709)し、無LANモード520におけるサーチタイムアウト値は、タイムアウト値リスト602に5secと設定されているので、サーチメッセージを送信したあと5秒間のサーチレスポンスとなる。
このように本実施例では、撮像装置501、プリンタ503、コンピュータ502、504の各々が現在の通信モードを判別し、有線(Ether)と該有線に比べ転送速度や通信の信頼性に低い無線LAN(WLAN)でタイムアウト値を変更することにより、撮像装置501、プリンタ503、コンピュータ502、504等の利用形態(通信形態)に合ったアドレッシングとサーチを実現でき、ユーザに対する利便性が向上する。なお、その他の作用・効果は上記実施例1と同様である。
[実施例3]
図8は本発明の実施例3を示す通信構成図であり、撮像装置801が無線LAN(WLAN)モードでアクセスポイント805を介して接続されて通信を行い、無線LANのリンクレベル、つまり伝送レート(伝送速度)ごとに11Mbpsモード、5.5Mbpsモード、2Mbpsモード、1Mbpsモードを有している。なお、本実施例の通信装置は上記実施例1と同様であるため説明を省略する。
図9は本実施例で用いられるタイムアウト値リスト901、902を示した図であり、撮像装置801が自機器のIPアドレスの取得・設定を行う、アドレッシングのタイムアウト値901や周辺機器や周辺サービスを検索する際のサーチタイムアウト値902が通信モードごとに設定されている。
図10は本実施例のフローチャートを示したものである。以下に本実施例の具体的な動作について説明する。
図8に示すように、撮像装置801は複数の通信モードとして11Mbpsモード、5.5Mbpsモード、2Mbpsモード、1Mbpsモードで通信を行うことができ、各モードにおいてルータ806がDHCPサーバの機能を有しており、ネットワーク内の撮像装置801、プリンタ802、コンピュータ803、804のアドレス管理を行っている。
撮像装置801は、操作部205から電源を投入し(S1001)、無線LANを起動すると(S1002)、撮像装置801は通信部201を介して、通信レベルのコネクションを確立し(S1003)、通信モードの判別を行う(S1004)。
このステップ1004における通信モードの判別処理では、通信モード検出部202により自機器の通信状態(無線LANチップ状態等)を検出し、通信モードが11Mbpsモードなのか、5.5Mbpsモードなのか、2Mbpsモードなのか、1Mbpsモードなのかを判別する。
通信モード判別において通信モードが11Mbpsモードであると判断された場合(S1005)、メモリ204に記憶されているタイムアウト値リスト901、902から、11Mbpsモード用のタイムアウト値を読み出し(S1006)、その値を用いてアドレッシング処理を実行する(S1010)。この時、11Mbpsモード時のアドレッシングのタイムアウト値は、タイムアウト値リスト901にDHCP:6sec×4、AutoIP:2secと設定されおり、ルータ806との間でDHCPによるアドレッシングにより、撮像装置801のIPアドレスが決定される。
その後、サーチ処理を実行し(S1011)、11Mbpsモード時のサーチタイムアウト値は、タイムアウト値リスト902に5(sec)と設定されているので、サーチメッセージを送信したあと5秒間のサーチレスポンスとなる。
通信モード判定において通信モードが5.5Mbpsモードであると判断された場合、メモリ204に記憶されているタイムアウト値リスト901、902から、5.5Mbpsモード用のタイムアウト値を読み出し(S1007)、その値を用いてまずアドレッシング処理を実行する(S1010)。この時、5.5Mbpsモード時のアドレッシングのタイムアウト値は、タイムアウト値リスト901にDHCP:7sec×4、AutoIP:2secと設定されおり、ルータ806との間でDHCPによるアドレッシングにより、撮像装置801のIPアドレスが決定される。
その後、サーチ処理を実行し(S1011)、5.5Mbpsモード時のサーチタイムアウト値は、タイムアウト値リスト902に6secと設定されているので、サーチメッセージを送信したあと6秒間のサーチレスポンスとなる。
以下同様に2Mbpsモードのときも、1Mbpsモードのときもタイムアウト値リスト901、902から、それぞれのモードのタイムアウト値を読み出し(S1008、S1009)、アドレッシングとサーチをそれぞれの設定値で行う。
このように、本実施例では撮像装置801が現在の通信モードを判別し、伝送速度ごとにタイムアウト値を変更することにより、現在の通信速度による遅れを考慮したアドレッシング処理とサーチ処理を実現でき、ユーザに対する利便性が向上する。なお、その他の作用・効果は上記実施例1と同様である。
[実施例4]
図11は本発明の実施例4の通信構成を示す図であり、撮像装置1101はアクセスポイント1100を介して無線LANネットワークを形成しており、アクセスポイント1100における端末の接続可能数が少ない場合(Case1モード1110)と、多い場合(Case2モード1120)とを示している。
本実施例の通信装置の構成は、上記実施例1の図2に示す通信装置200と同様の構成であるので、説明を省略する。
図12は本実施例で用いられるタイムアウト値リスト1201を示した図であり、端末1101が周辺機器や周辺サービスを検索する際のサーチタイムアウト値、およびアクセスポイント1100における接続可能数が多いか少ないかを判断する基準となる規定値が設定されている。
図13は本実施例のフローチャートを示したものである。以下に本実施例の具体的な動作について説明する。
図11に示すようにアクセスポイント1100は、接続を確立している端末数を常に管理しており、端末1101〜1108からの接続端末数問い合わせ処理に対し、接続可能端末数を返答する機能を有している。
撮像装置1101は操作部205から電源を投入し(S1301)、無線LANを起動すると(S1302)、撮像装置1101は通信部201を介して、通信レベル(無線LANレベル)のコネクションを確立し(S1303)、アドレッシング処理を行う(S1304)。なお、このアドレッシング処理は上記実施例のいずれかの処理により実現してもよく、他の処理手法を採用してもよい。
そして、撮像装置1101はアクセスポイント1100へ接続端末数を問い合わせ(S1305)、アクセスポイント1100からの返答を待つ(S1306)。アクセスポイント1100からの返答があった場合、タイムアウト値リスト1201に記憶されている規定値を用いて接続端末数の判定処理を行う(S1307)。
図11(a)のCase1モード1110において、アクセスポイント1100における接続台数が規定値以下の場合、タイムアウト値リスト1201から、規定値以下の場合の設定値3secを読み出しサーチ処理を実行する(S1311)。
また、図11(b)のCase2モード1120においてアクセスポイント(S1100)における接続台数が規定値より多い場合、または、アクセスポイントからの応答がなかった場合、タイムアウト値リスト1201から、規定値より大きい設定値5secを読み出し、サーチ処理を実行する(S1311)。
このように本実施例では、各端末がアクセスポイントにおける現在の接続可能端末数を問い合わせ、その端末数によってタイムアウト値を変更することで、より詳細に現在のネットワーク状況を把握した上でサーチを実現でき、ユーザに対する利便性が向上するとともに、上記実施例1と同様の作用・効果を実現できる。
なお、図12に示す規定値は、例えばネットワークを構成する接続可能端末数における予想されるトラフィック量を基準に設定してもよく、該ネットワークに基づく該規定値の任意に設定することが可能である。
以上、上記実施例において、通信モードとして、アクセスポイントを介して通信を行う否か、有線通信か無線通信か否か、情報伝送速度の状況、通信可能な機器数ごとに通信モードとして、タイムアウト値を変更しているが、これら通信モードを組み合わせることも可能であり、該通信モードの組み合わせに応じたタイムアウト値リストを新たに作成する処理を追加したり、また、ユーザにより設定することで、様々な通信モードに最適なタイムアウト値を設定することが可能となる。
また、上記通信モードは上記実施例に限られるものではなく、例えば機器間のファイル交換において、画質優先又は速度優先か否かを通信モードとしてタイムアウト値を変更してもよく、通信方式や撮像装置、コンピュータの性能に応じてタイムアウト値を変更することもできる。
110、120 通信モード
201 通信部
202 通信モード検出部
301、302 タイムアウト値リスト

Claims (1)

  1. アクセスポイントに接続されている端末の数が所定値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    機器又はサービスを検索する処理であるサーチ処理で用いられるタイムアウト値を第1のタイムアウト値又は第2のタイムアウト値に変更する変更手段とを有し、
    前記アクセスポイントに接続されている端末の数が所定値以下である場合、前記変更手段は、前記サーチ処理で用いられるタイムアウト値を前記第1のタイムアウト値に変更し、
    前記アクセスポイントに接続されている端末の数が所定値以下でない場合、前記変更手段は、前記サーチ処理で用いられるタイムアウト値を前記第2のタイムアウト値に変更することを特徴とする通信装置
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