JP2010170625A - スタンパの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】凹凸パターンを欠損なく転写することができ、かつ耐久性の高いスタンパを製造できる方法を提供する。
【解決手段】凹凸を有する原盤から電鋳によって第1のスタンパを形成し、第1のスタンパから電鋳によって第2のスタンパ(凹部の幅GW)を形成し、第2のスタンパの表面に積層膜(厚さLLT)を形成し、積層膜上に第2の離型層、転写層(厚さTLT)および第3の電鋳層(厚さELT)を形成し、第2のスタンパから転写層および第3の電鋳層を剥離して第3のスタンパを形成し、第3のスタンパの表面の転写層を等方性エッチングして(エッチング厚さET)、第3のスタンパの凸部の幅(LW)を減少させるスタンパの製造方法であって、10nm≦ELTおよびET≦TLTの関係を満たす。
【選択図】図2

Description

本発明は、インプリント技術によりパターンを転写して大量の磁気記録媒体を生産するために使用されるスタンパの製造方法に関する。
近年、ハードディスクドライブ(HDD)に組み込まれる磁気記録媒体において、隣接トラック間の干渉によりトラック密度の向上が妨げられるという問題が顕在化している。特に記録ヘッド磁界のフリンジングを低減することは重要な技術課題である。
この問題に対して、記録トラック間を物理的に分離するディスクリートトラック型媒体(Discrete Track Recording:DTR媒体)が提案されている。DTR媒体では、記録時に隣接トラックの情報を消去するサイドイレース現象、再生時に隣接トラックの情報を読み出すサイドリード現象などを低減できるため、トラック密度を高めることができる。したがって、DTR媒体は高密度の磁気記録媒体として期待されている。
DTR媒体の製造には、たとえば特許文献1に開示されるように、ニッケル(Ni)製スタンパを利用するナノインプリントが採用される。まず、ガラスまたはSiなどの基板上にレジスト層を形成し、電子線(EB)描画を行い、現像することによって凹凸パターンを有する原盤を作製する。原盤の表面にNi導電層を形成し、Ni電鋳層を形成し、Ni導電層およびNi電鋳層を剥離してファザースタンパを作製する。同様に、Ni導電膜およびNi電鋳層を形成し、これらを剥離する方法により、ファザースタンパからマザースタンパを作製し、マザースタンパからサンスタンパを作製する。次に、媒体基板上に磁気記録層を成膜し、レジストを塗布し、サンスタンパをインプリントしてレジストに凹凸パターンを転写し、レジストパターンをマスクとして磁気記録層をエッチングすることにより、ディスクリートトラック型媒体を形成する。
高密度化に伴い、トラックピッチ100nm以下で凹凸パターンを形成することが要求されるようになってきている。原盤に高密度で凹凸パターンを形成しようとすると電子線描画時間も長くなる。この際、レジストが薄いほど電子線による描画性能が向上することから、凹凸パターンが高密度になるほど、レジストを薄くする傾向がある。この結果、原盤上における凹凸高さの差が小さくなり、それに対応してスタンパの凹凸高さの差も小さくなる。しかし、凹凸高さの差が小さいスタンパを用いると、インプリント時の転写不足により媒体上のレジストに転写された凹凸パターンに欠損が生じることがある。また、トラックピッチが狭くなっても、トラック(凸部)の読み書き性能を維持するためには、凸部の幅を十分に広くする必要がある。そのためには、原盤作製時に、EB描画によって幅の狭い凹部を形成する必要がある。しかし、EB描画装置の限界から、数nmの幅の凹部を描画することは困難である。このため、現状の技術では、高密度な原盤を得られないという問題がある。
特開2008−12705号公報
本発明の目的は、凹凸パターンを欠損なく転写することができ、かつ耐久性の高いスタンパを製造できる方法を提供することにある。
本発明の一態様によれば、凹凸を有する原盤の表面に第1の導電層を形成し、前記第1の導電層上に第1の電鋳層を形成し、前記原盤から前記第1の導電層および第1の電鋳層を剥離して、前記原盤の凹凸が転写された第1のスタンパを形成し、前記第1のスタンパ表面に第1の離型層を形成し、前記第1の離型層上に第2の導電層を形成し、前記第2の導電層上に第2の電鋳層を形成し、前記第1のスタンパから前記第2の導電層および第2の電鋳層を剥離して、前記第1のスタンパの凹凸が転写された第2のスタンパを形成し、前記第2のスタンパの表面に、凹部の幅を狭くし、かつ凹部底面に比べて凸部上面の方が厚い膜厚を有する積層膜を形成し、前記積層膜の表面に第2の離型層を形成し、前記第2の離型層上に転写層を形成し、前記転写層上に第3の電鋳層を形成し、前記第2のスタンパから前記転写層および第3の電鋳層を剥離して、前記第2のスタンパの凹凸が転写された第3のスタンパを形成し、前記第3のスタンパの表面の転写層を等方性エッチングして、前記第3のスタンパの凸部の幅を減少させる方法であって、前記第2のスタンパの凹部の幅をGW、前記積層膜の厚さをLLT、前記転写層の厚さをTLT、前記第3の電鋳層の厚さをELT、前記転写層のエッチング厚さをET、前記第3のスタンパの凸部の幅をLWとして、10nm≦ELTおよびET≦TLTの関係を満たすようにすることを特徴とするスタンパの製造方法が提供される。
本発明の方法によれば、凹凸パターンを欠損なく転写することができ、かつ耐久性の高いスタンパを製造できる。
本発明の実施形態に係る第1のスタンパおよび第2のスタンパの製造方法を示す断面図。 本発明の実施形態に係る第3のスタンパの製造方法を示す断面図。 本発明の実施形態における各層の厚さを示す説明図。
本発明の実施形態に係るスタンパの製造方法においては、原盤の凹凸パターンを転写して、第1のスタンパ、第2のスタンパ、および第3のスタンパを形成する。
まず、凹凸パターンを有する原盤の表面に第1の導電層を形成し、第1の導電層上に第1の電鋳層を形成し、原盤から第1の導電層および第1の電鋳層を剥離して、原盤の凹凸が転写された第1のスタンパを形成する。
次に、第1のスタンパ表面に第1の離型層を形成し、第1の離型層上に第2の導電層を形成し、第2の導電層上に第2の電鋳層を形成し、第1のスタンパから第2の導電層および第2の電鋳層を剥離して、第1のスタンパの凹凸が転写された第2のスタンパを形成する。
次に、第2のスタンパの表面に、凹部の幅を狭くし、かつ凹部底面に比べて凸部上面の方が厚い膜厚を有する積層膜を形成し、積層膜の表面に第2の離型層を形成し、第2の離型層上に転写層を形成し、転写層上に第3の電鋳層を形成し、第2のスタンパから転写層および第3の電鋳層を剥離して、第2のスタンパの凹凸が転写された第3のスタンパを形成し、第3のスタンパの表面の転写層を等方性エッチングして、第3のスタンパの凸部の幅を減少させる。
本発明において、凹凸パターンのトラックピッチを50〜100nmの範囲に設計することを想定している。実施形態においては、トラックピッチを78〜93nmの範囲に設計してスタンパを製造している。
ここで、積層膜はスパッタリングにより形成することが好ましい。スパッタリング時に、スパッタ装置内の圧力を調整することによって、凹部底面に比べて凸部上面の方が厚い膜厚を有する積層膜を成膜することができる。同様に、転写層もスパッタリングにより形成することが好ましい。
電鋳層は、NiまたはNiにCo、S、BもしくはPを添加した金属であることが好ましい。積層膜および転写層は、物理的、機械的強度が強く、腐食や磨耗に対して強く、しかも、電鋳層のNiとの密着性を考慮して、Niを主成分とする金属であることが好ましい。
第3のスタンパの表面の転写層は、たとえばpH3未満の酸性溶液を用いて等方性エッチングする。
本発明においては、前記第2のスタンパの凹部の幅(groove width)をGW、前記積層膜の厚さ(lamination layer thickness)をLLT、前記転写層の厚さ(transcription layer thickness)をTLT、前記第3の電鋳層の厚さ(electroforming layer thickness)をELT、前記転写層のエッチング厚さ(etched thickness)をET、前記第3のスタンパの凸部の幅(land width)をLWとして、(i)10nm≦ELTおよび(ii)ET≦TLTの関係を満たすようにする。
なお、(iii)2LLT+2TLT+ELT=GWおよび(iv)LW=ELT+2(TLT−ET)という関係が成り立つと考えられる。
本発明によれば、第2のスタンパの表面に、凹部の幅を狭くし、かつ凹部底面に比べて凸部上面の方が厚い膜厚を有する積層膜を形成するので、原盤の凹凸高さの差が小さくても、最終的に形成される第3のスタンパの凹凸高さの差を大きくすることができる。原盤の凹凸高さの差が小さくてもよいということは、原盤上のレジストを薄くすることを可能にするので、レジストに高密度パターンをEB描画しても、良好な描画性能が得られる。
また、本発明によれば、第3のスタンパの表面の転写層を等方性エッチングして、第3のスタンパの凸部の幅を減少させる際に、凸部の矩形性を低くすることができる。ここで、矩形性が低くなるとは、角が取れて丸くなることをいう。凸部の矩形性が低いスタンパを用いると、インプリント工程におけるレジストとスタンパとの密着および剥離が容易となる。このため、スタンパおよび転写パターンの損傷が少なくなるうえに、スタンパの耐久性も向上する。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1(a)〜(h)は、本発明の実施形態に係る第1のスタンパおよび第2のスタンパの製造方法を示す断面図である。このスタンパの製造には、たとえば塗布装置、描画装置、現像装置、成膜装置および電鋳装置などが用いられる。
図1(a)に示すように、塗布装置たとえばスピンコート装置を用いて、ガラスもしくはSi基材などの基板11上にレジストをスピンコートしてレジスト12を形成する。図1(b)に示すように、たとえばEB描画装置100を用いて、レジスト12に電子線(EB)描画して潜像を形成する。現像装置を用いて、レジスト12を現像することによって凹凸パターンを形成する。これら一連の工程により、原盤10を得る。
図1(c)に示すように、成膜装置を用いて、原盤10の凹凸パターン上に第1の導電膜13を形成する。図1(d)に示すように、電鋳装置を用いて、第1の導電膜13の上にNiからなる第1の電鋳層14を形成する。図1(e)に示すように、原盤10から第1の導電膜13および第1の電鋳層14を剥離し、原盤の凹凸が転写された第1のスタンパ(ファザースタンパ)15を作製する。
図1(f)に示すように、第1のスタンパ(ファザースタンパ)15の表面に、陽極酸化や酸素プラズマアッシングなどの方法により酸化膜からなる第2の離型層16を形成する。図1(g)に示すように、第2の離型層16上にNiからなる第2の導電層17を形成し、さらに第2の電鋳層18を形成する。図1(h)に示すように、第2の導電層17および第2の電鋳層18を剥離し、第1のスタンパ(ファザースタンパ)の凹凸が転写された第2のスタンパ(マザースタンパ)19を作製する。
図2(a)〜(e)は、本発明の実施形態に係る第3のスタンパの製造方法を示す断面図である。
図2(a)に示すように、第2のスタンパ(マザースタンパ)19の表面に、凹部の幅を狭くし、かつ凹部底面に比べて凸部上面の方が厚い膜厚を有する積層膜20を形成する。マザースタンパ19として凹凸パターンのトラックピッチが83.2nmであるものを用い、その表面にNiからなる積層膜20を成膜した。具体的には、DCスパッタ装置を用いて、系内圧力1.0Pa、放電電力100W、成膜時間60秒の条件で、Niからなる積層膜20を成膜した。積層膜20の厚さ(LLT)は、幅(Gw)35nmの凹部の側壁で5nm、凹部底面で5nm、凸部上面で10nmとなった。こうして、処理前に比べて、凹部の幅を10nm狭くすることができ、凹凸高さの差を5nm大きくすることができた。
この処理は、第2のスタンパ(マザースタンパ)を第1のスタンパ(ファザースタンパ)から剥離した直後に行うことが好ましい。これは、時間が経過すると、第1のスタンパ(ファザースタンパ)の表面が酸化されて、積層膜20を安定して形成できないことがあるためである。
図2(b)に示すように、積層膜20の表面に酸素によるRIE(Reactive Ion Etching)を施して酸化膜からなる第2の離型層21を形成した後、第2の離型層21の上に転写層22を成膜した。具体的には、DCスパッタ装置を用いて、系内圧力0.5Pa、放電電力100W、成膜時間45秒の条件で、Niからなる転写層22を成膜した。転写層22の厚さ(TLT)は均一であり、凹部の側壁で5nmとなった。こうして、処理前に比べて、凹部の幅をさらに10nm狭くすることができ、最終的な凹部の幅は15nmまで狭くなった。
図2(c)に示すように、スルファミン酸ニッケル浴で電鋳を行い、Niからなる幅(ELT)の第3の電鋳層23を形成した。
図2(d)に示すように、転写層22および第3の電鋳層23を剥離し、第2のスタンパ(マザースタンパ)の凹凸が転写された第3のスタンパ(サンスタンパ)24を作製した。
図2(e)に示すように、第3のスタンパ(サンスタンパ)24の表面の転写層22を等方性エッチングした。具体的には、第3のスタンパ(サンスタンパ)24をpH2.0のスルファミン酸水溶液に浸漬して20分静置した。エッチングレートは0.1nm/minなので転写層22のエッチング厚さ(ET)は2nmであり、厚さ3nmの転写層22が残った。この結果、第3のスタンパ(サンスタンパ)24の凸部の幅(LT)は、15nm+2×3nm=21nmとなった。こうして、当初の凹部の幅(Gw)35nmに対して、第3のスタンパ(サンスタンパ)24の凸部の幅(LT)を21nmまで細くすることができた。
図3に本発明の実施形態における各層の厚さを示す。上述したように、前記第2のスタンパの凹部の幅をGW、前記積層膜の厚さをLLT、前記転写層の厚さをTLT、前記第3の電鋳層の厚さをELT、前記転写層のエッチング厚さをET、前記第3のスタンパの凸部の幅をLWとしたとき、2LLT+2TLT+ELT=GWおよびLW=ELT+2(TLT−ET)という関係が成り立つと考えられる。
本発明においては、(i)10nm≦ELTおよび(ii)ET≦TLTの関係を満たすようにする。これらの条件を設定する理由は以下の通りである。
(i)の条件は、第3の電鋳層の厚さ(ELT)が10nm以上であること、すなわち第3の電鋳層を充填する凹部の幅が10nm以上であることを意味する。これは、第3の電鋳層を充填する凹部の幅が10nm未満であると、凹部へ第3の電鋳層を充填したときに空孔を生じてパターンの欠損を招くためである。このように、パターンの欠損を避けるためには、10nm≦ELTであることが好ましい。
(ii)の条件は、転写層のエッチング厚さ(ET)が転写層の厚さ(TLT)以下であることを意味する。ここで、スパッタリングによって形成される転写層は比較的粒径の小さいNi結晶粒を含むが、電鋳によって形成される第3の電鋳層は比較的粒径の大きいNi結晶粒を含む。この場合、転写層のエッチング厚さ(ET)が転写層の厚さ(TLT)を超えると、第3の電鋳層から粒径の大きいNi結晶粒がエッチングを受けることになり、エッチングレートが大きく変動して良好なエッチングを施せなくなるおそれがある。このため、転写層のエッチング厚さ(ET)が転写層の厚さ(TLT)以下であることが好ましい。
得られた第3のスタンパ(サンスタンパ)の凹凸パターン面に保護膜をスピンコートした後、乾燥させ、必要に応じて裏面研磨、打ち抜きなどの工程を経て、インプリントによる転写によって媒体を大量に製造するための最終形態のスタンパを完成させる。
本発明の方法に従って製造したスタンパの凹凸形状は、従来の方法で製造したスタンパと比較して矩形性が低く、スタンパ剥離時の欠損が大幅に減少した。その結果、インプリント耐久性は従来の5倍に向上した。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、実施段階では発明の要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。また、上述した実施形態の形状や数値などは実際のものと異なる個所があるが、これらは公知の技術を参酌して適宜、設計変更することができる。
さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。たとえば、実施形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
10…原盤、11…基板、12…レジスト、13…第1の導電層、14…第1の電鋳層、15…第1のスタンパ(ファザースタンパ)、16…第2の離型層、17…第2の導電層、18…第2の電鋳層、19…第2のスタンパ(マザースタンパ)、20…積層膜、21…第2の離型層、22…転写層、23…第3の電鋳層、24…第3のスタンパ(サンスタンパ)、100…EB描画装置。

Claims (3)

  1. 凹凸を有する原盤の表面に第1の導電層を形成し、前記第1の導電層上に第1の電鋳層を形成し、前記原盤から前記第1の導電層および第1の電鋳層を剥離して、前記原盤の凹凸が転写された第1のスタンパを形成し、
    前記第1のスタンパ表面に第1の離型層を形成し、前記第1の離型層上に第2の導電層を形成し、前記第2の導電層上に第2の電鋳層を形成し、前記第1のスタンパから前記第2の導電層および第2の電鋳層を剥離して、前記第1のスタンパの凹凸が転写された第2のスタンパを形成し、
    前記第2のスタンパの表面に、凹部の幅を狭くし、かつ凹部底面に比べて凸部上面の方が厚い膜厚を有する積層膜を形成し、前記積層膜の表面に第2の離型層を形成し、前記第2の離型層上に転写層を形成し、前記転写層上に第3の電鋳層を形成し、前記第2のスタンパから前記転写層および第3の電鋳層を剥離して、前記第2のスタンパの凹凸が転写された第3のスタンパを形成し、前記第3のスタンパの表面の転写層を等方性エッチングして、前記第3のスタンパの凸部の幅を減少させる方法であって、
    前記第2のスタンパの凹部の幅をGW、前記積層膜の厚さをLLT、前記転写層の厚さをTLT、前記第3の電鋳層の厚さをELT、前記転写層のエッチング厚さをET、前記第3のスタンパの凸部の幅をLWとして、10nm≦ELTおよびET≦TLTの関係を満たすようにすることを特徴とするスタンパの製造方法。
  2. 前記積層膜をスパッタリングにより形成することを特徴とする請求項1記載のスタンパの方法。
  3. 前記第3のスタンパの表面の転写層を、pH3未満の酸性溶液を用いて等方性エッチングすることを特徴とする請求項1記載のスタンパの方法。
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