JP2010169515A - テストガスボンビングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ボンビング終了時からリークテスト開始時点までの経過時間を短くすることにより正確なリークテストを可能にし、しかも構造が簡単なテストガスボンビングシステムを提供する。
【解決手段】 キャリア10はロッド状をなし、軸方向に沿う収容凹部12にワークを装填するようになっている。キャリア支持体20は互いに独立した複数のチャンバ21を有している。チャンバ21は、互いに平行をなして直線的に延び同一平面上に配列されている。キャリア支持体20は移動手段によりチャンバ21の配列方向に移動され、1つのチャンバ21が選択的に特定位置に位置させられる。特定位置にあるチャンバ21のキャリア10は搬送手段により出し入れされる。キャリア10が収容位置にある時、チャンバ21の開口端部内周とこれに対応する上記キャリア10の端部外周との間がOリング14によりシールされ、チャンバ21が密閉される。この密閉状態でテストガスがチャンバ21に供給される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ワークのリークテストに先立ってワークにテストガスをボンビングするシステムに関する。
ワークのピンホール等の傷の有無を検査するために加圧エアを用いてエアリークテストを行うことは周知である。しかし、電子部品等の小型ワークのピンホール等を検査する場合、エアリークテストでは感度が低いために検出することができない。
そこで小型ワークを検査する場合、特許文献1に開示されているように、エアリークテストと併用してまたは単独でヘリウムリークテスト(テストガスリークテスト)を行うのが一般的である。
上記ヘリウムリークテストでは、事前に多数(例えば数百個)のワークをタンクに収容し、このタンクに加圧ヘリウムガス(テストガス)を供給して1〜2時間維持する(ボンビング)。ワークにピンホールがあれば、ワークの微小空間にヘリウムガスが侵入する。
上記ヘリウムガスのボンビング工程の後に、ワークカプセルにワークを密閉して収容し、このワークカプセルにヘリウム検出器を接続した状態で、ヘリウム検出を行う。ヘリウム検出が無い場合には、微小のピンホールが無いと判断し、ヘリウムを検出した場合には、ワークに微小のピンホール有りと判断する。
上記ヘリウムリークテストでは、ボンビングされたワークから所定数(例えば8個)ずつ取り出してテストするため、ボンビング終了時点からヘリウムリークテスト開始時点までに費やす時間が、ワークにより大きく相違してしまう。そのため、早い時期にテストされるワークでは支障なく微小漏れの検査を行えるが、遅い時期にテストされるワークではワーク内の微小空間に侵入したヘリウムが逃げてしまい微小漏れの検査を正確に行えなくなってしまう。
上記問題は、ワークの小型化が進むほど顕著なものとなる。この問題を解決するために、 特許文献2のヘリウムガスボンビングシステムは、矩形パレット状の多数のキャリアと、キャリア支持体とを備えている。キャリア支持体には、上記キャリアを個別に収容するための互いに独立した多数のチャンバが形成されている。
上記特許文献2のシステムにおいて、上記キャリアに所定数のワークをマトリックス状にセットしてチャンバに収容し、蓋を閉めてからチャンバにヘリウムガスを供給し、所定時間以上維持することにより、ボンビングを行ない、ボンビングが終了した順にキャリアをチャンバから取り出し、このキャリアにセットされた所定数のワークのヘリウムリークテストを行なっている。
特開2000−121481号公報 特開2003−185521号公報
上記特許文献2のシステムでは、ヘリウムガス供給時およびその後のボンビングにチャンバを蓋で閉じてヘリウムガスの漏出を防止しなければならず、しかも、この蓋とキャリア支持体との間の平坦な対向面同士の間のシールを維持するために、蓋をロックする必要があった。そのため、蓋の開閉のための機構、ロックおよびロック解除のための機構が必要となり、構造が複雑になる欠点があった。
上記課題を解決するため、本発明テストガスボンビングシステムは、(ア)ロッド状をなし、その上面に軸方向に沿う収容凹部を有し、この収容凹部に複数のワークを装填するキャリアと、(イ)上記キャリアを収容するための複数のチャンバを有し、これらチャンバが互いに独立しかつ平行をなして直線的に延び少なくとも一端部が開口するキャリア支持体と、(ウ)上記チャンバ内の上記キャリアを、チャンバ内の収容位置と、チャンバ外の取出位置との間で、上記チャンバの軸方向に出し入れする搬送手段と、(エ)上記キャリアが収容位置にある時、上記チャンバの開口端部内周とこれに対応する上記キャリアの端部外周との間をシールすることにより、上記チャンバを密閉するシール手段と、(オ)ワーク装填状態のキャリアを収容したチャンバにテストガスを供給するテストガス供給手段と、を備えている。
上記構成によれば、ロッド状のキャリアを用いるためチャンバの内周とキャリアの外周とのシールによりテストガスの漏出を防止でき、蓋や蓋をロックする機構が不要となるので、構造が簡単かつ安価になる。
さらに本発明の他の態様のテストガスボンビングシステムは、(ア)ロッド状をなし、その上面に軸方向に沿う収容凹部を有し、この収容凹部に複数のワークを装填するキャリアと、(イ)上記キャリアを収容するための互いに独立した複数のチャンバと、これらチャンバにそれぞれ供給ポートを介して連なるテストガス供給のための複数の接続手段とを有し、上記複数のチャンバが、互いに平行をなして直線的に延び同一平面上に配列されるとともに、少なくとも一端部が開口するキャリア支持体と、(ウ)上記キャリア支持体を上記チャンバの配列方向に移動させ、上記複数のチャンバのうちの一つを選択的に特定位置に位置させる移動手段と、(エ)上記特定位置にあるチャンバに対して、上記キャリアを、当該チャンバ内の収容位置と、当該チャンバ外の取出位置との間で、上記チャンバの軸方向に搬送する搬送手段と、(オ)上記キャリアが収容位置にある時、上記チャンバの開口端部内周とこれに対応する上記キャリアの端部外周との間をシールすることにより、上記チャンバを密閉するシール手段と、(カ)上記特定位置にあるチャンバに対応する上記接続手段に対して着脱可能に接続する供給端を有し、この供給端から当該チャンバにテストガスを供給するテストガス供給手段と、を備えている。
この構成によれば、ロッド状のキャリアを用いるためチャンバの内周とキャリアの外周とのシールによりテストガスの漏出を防止でき、蓋や蓋をロックする機構が不要となるので、構造が簡単かつ安価になる。しかも、キャリア支持体を移動して複数のチャンバのうちの1つを選択的に特定位置に位置させることにより、キャリアをチャンバに対して出し入れする搬送手段の構造と、チャンバへテストガスを供給するテストガス供給手段の構造を簡単にすることができる。
好ましくは、上記接続手段は弁手段を含み、この弁手段は、上記供給端を上記接続手段に接続してテストガスを供給する際に開き、上記供給端が上記接続手段から離れた状態では閉じる。
これによれば、接続手段からのテストガス漏出を防止できる。
さらに好ましくは、上記弁手段はチェック弁からなる。これによれば弁の制御なしにテストガス漏出を防止できる。
好ましくは、上記キャリアは、上記テストガス供給の際に上記チャンバ内において上記収容位置から上記取出位置方向に偏移したガス供給位置にあり、テストガス供給終了後に上記収容位置まで移動し、上記シール手段は、上記キャリアの外周に形成された環状溝に嵌るOリングからなり、このOリングは、上記キャリアが上記ガス供給位置にある時に、上記供給ポートから上記チャンバの開口端側に偏移した位置でキャリアの外周とチャンバの内周とをシールし、上記キャリアが上記収容位置にある時に、上記供給ポートから上記チャンバの開口端の反対側に偏移した位置でキャリアの外周とチャンバの内周とをシールすることにより、上記供給ポートと上記チャンバを遮断する。
これによれば、接続手段に弁手段を設けなくて済む。
好ましくは、上記チャンバが上記キャリア支持体を貫通しており、上記チャンバの両端部内周と上記キャリアの両端部外周との間に、それぞれ上記シール手段が配置されている。
これによれば、一対のシール手段が両端部に配置されているので、充填されたテストガスの圧力による両方向の力が均衡し、より一層安定したキャリア保持を行うことができる。
好ましくは、上記キャリアの収容凹部が、キャリアの長手方向に等しいピッチで分割された複数の分割凹部を含む。
これによれば、分割凹部にワークを1個ずつ装填することにより、ワークの供給、排出を容易に行うことができる。
好ましくは、さらに、所定のワーク供給位置にワークを供給するためのワーク供給装置を備え、上記搬送手段は、上記キャリアを上記分割凹部のピッチ毎に上記特定位置のチャンバに向かって間欠搬送することにより、上記所定のワーク供給位置に空の分割凹部を順に位置させる。
これによれば、ワーク供給位置が特定されているので、ワーク供給手段によるワークの軌跡を単純化でき、ワーク供給手段の構成を簡単にすることができる。
好ましくは、上記収容位置にあるキャリアにおいて上記チャンバの開口端部側に位置する端部が、上記キャリア支持体から突出しており、上記搬送手段は、上記キャリアの突出端部側に位置する少なくとも1つの搬送機構を有し、上記搬送機構が上記チャンバの軸方向に移動する移動台と、この移動台に設けられ上記キャリアの突出端部を着脱可能にチャックするチャック機構とを備えている。
これによれば、キャリアの出し入れを簡単に行うことができる。
好ましくは、上記キャリアの取出位置が、上記キャリア支持体の一方側におけるワーク供給のための第1取出位置と、キャリア支持体の他方側におけるワーク搬出のための第2取出位置とを含み、上記収容位置にあるキャリアの両端部が上記キャリア支持体から突出しており、上記少なくとも1つの搬送機構は、上記キャリア支持体の上記一方側に配置されたワーク供給のための第1搬送機構と、上記他方側に配置されたワーク搬出のための第2搬送機構とを含む。
これによれば、ワーク供給とワーク搬出の場所が重ならないので、作業が煩雑にならず、両者の干渉を防止するための構成も不要である。
好ましくは、上記搬送機構は、上記キャリアを上記取出位置において上記チャンバから離脱させるようになっており、上記搬送機構は、上記チャック機構と上記キャリア支持体との間に配置された補助支持機構を備え、この補助支持機構は、支持部と、この支持部を昇降させる昇降部とを有し、上記補助支持機構の支持部は、所定の下降位置にあって上記チャック機構の通過を許容し、上記キャリアが上記チャンバから離脱した状態では所定の上昇位置にあって上記キャリアの下側を支持する。
これによれば、キャリアをキャリア支持体から離脱させた状態で、ワークの供給と搬出を行うことができ、供給、搬出の自由度を高めることができる。また、補助支持機構を用いて離脱状態のキャリアを安定して支持することができる。
本発明によれば、テストガスボンビング終了時からリークテスト開始時点までの経過時間を短くでき、正確な微小漏れを検出することができる。しかも、キャリアをロッド状にし、キャリアの外周とチャンバの内周との間のシール手段によりチャンバからのテストガス漏出を防止するため、チャンバを塞ぐ蓋や蓋のロック機構が不要となり、構造を簡略化することができる。
以下、本発明に係わるヘリウムボンビングシステム(テストガスボンビングシステム)を、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、このシステムは、ワークを保持するための多数の同一寸法、同一形状のキャリア10を備えている。各キャリア10は直線的に延びるロッド状をなしている。
図4〜図6に最も良く示すように、上記キャリア10は、基本的には断面円形をなし全長にわたって同一径をなす。上記キャリア10の上側は両端部を除き所定長さにわたって切り欠かれた形状をなし、平坦面11を有している。
上記平坦面11には、キャリア10の軸方向に等ピッチをなして多数(複数)の分割凹部12aが形成されている。隣接する分割凹部12aは仕切壁12bにより仕切られている。図5、図6に示すように、各分割凹部12aにはそれぞれ電子部品等の小型のワークWが1個ずつ収容(装填)できるようになっている。
これら多数の分割凹部12aにより、軸方向に延びる収容凹部12が構成されている。
上記キャリア10の両端部外周には、上記平坦面11寄りに環状溝13が形成されており、この環状溝13にはOリング14(シール手段)が装着されている。
また、キャリア10の両端には平板形状の把持フランジ15が形成されている。この把持フランジ15にはキャリア10の軸線と直交する係合穴15aが形成されている。
上記キャリア10は、図1において左側のワーク供給ステージAと中央のボンビングステージBとの間で搬送され、このボンビングステージBと右側のワーク搬出ステージCとの間で搬送されるようになっている。
上記キャリア10は、その軸線に沿って所定の高さを維持したまま搬送される。この搬送ラインを図2においてLで示す。
次に各ステージA〜Cの構成を順を追って説明する。最初に中央のボンビングステージBについて説明する。
図1、図3に示すように、上記ボンビングステージBは、垂直に配置された矩形の板形状をなすキャリア支持体20と、このキャリア支持体20を昇降させる移動手段30と、ヘリウムガス供給装置40(テストガス供給手段)とを備えている。
上記キャリア支持体20は、互いに独立した多数(複数)のチャンバ21を有している。これらチャンバ21は上記搬送ラインLと平行をなして水平に直線的に延び、キャリア支持体20を貫通し、上下方向に同一平面上に配列されている。通常、これらチャンバ21の殆どに上記キャリア10が収容されている。
図4に示すように、上記チャンバ21は、断面円形をなしており、所定長さの大径部21aと両端部の小径部21bとを有している。
上記キャリア支持体20の各チャンバ21に、上記キャリア10が収容されるようになっている。キャリア10の両端部は上記チャンバ21の小径部21bと同径をなしており、チャンバ21への収容位置において、小径部21bに支持される。
上記チャンバ21の大径部21aは、キャリア10より径が大きくヘリウムガス(テストガス)のための充填空間として提供される。
上記キャリア10が上記チャンバ21内の収容位置にある時、上記一対のOリング14によりキャリア10の両端部外周とチャンバ21の小径部21b内周との間がシールされ、チャンバ21の充填空間の密閉状態が維持されるようになっている。
また、上記キャリア10が上記チャンバ21内の収容位置にある時、キャリア10の両端部がキャリア支持体20の両端面から突出している。
上記キャリア支持体20のワーク供給ステージA側の端部には、各チャンバ21に対応して筒状をなすカプラ22(接続手段)が装着されており、このカプラ22にはチェック弁23(弁手段)が内蔵されている。カプラ22の内部通路はキャリア支持体20に形成された供給ポート24を介して上記チャンバ21に連なっている。
上記移動手段30は、上記キャリア支持体20を昇降させて、多数のチャンバ21のうちの1つを選択的に上記搬送ラインL上の特定位置に位置させるものである。
図1、図3に示すように、上記移動手段30は、垂直基台31と、この垂直基台31に固定された垂直方向に延びるリニアガイド32と、このガイド32にスライド可能に取り付けられたスライダ33と、ボールねじ機構34と、モータ35とを有している。
上記スライダ33と上記ボールねじ機構34のナット34aは上記キャリア支持体20に固定され、上記ボールねじ機構34のねじ棒34bは基台31に回転可能に支持されている。基台31の上端部に固定されたモータ35を駆動すると、このモータ35の出力軸に連結されたねじ棒34bが回転し、これに伴い上記ナット34aが昇降し、ひいてはキャリア支持体20が昇降するようになっている。
上記ヘリウムガス供給装置40は、図1、図3に示すように、基台41と、この基台41に対して上記搬送ラインLと直交する方向に移動可能な通路ブロック42と、この通路ブロック42を前進後退させるエアシリンダ43と、通路ブロック42に取り付けられたプラグ44(供給端)および電磁弁45と、この電磁弁45に接続される装置本体46とを有している。
上記装置本体46は、ヘリウムガスボンベ、窒素ガスボンベ、真空ポンプ、および必要な通路構成および弁を備えている。
図4に示すように、上記プラグ44は筒状をなし、通路ブロック42に形成されたL字形の通路42aを介して電磁弁45に連通している。
上記プラグ44は、通路ブロック42において上記キャリア支持体20に対向する面に固定され、上記搬送ラインLと同じ高さで搬送ラインLと直交する方向に突出し、搬送ラインL上のチャンバ21に連なるカプラ22と同軸をなして対向している。
上記構造をなすヘリウムガス供給装置40の作用を説明する。後述するようにワークWを装填したキャリア10が、ワーク供給ステージAから搬送ラインL上の特定位置にあるチャンバ21に搬送されるが、このキャリア10が収容位置まで挿入された後またはその直前に、エアシリンダ43を駆動して通路ブロック42をキャリア支持体20に近づける。これにより、プラグ44がカプラ22内に差し込まれ、チェック弁23を押して強制的に開く。
次に、上記キャリア10が収容位置にある状態で、電磁弁45を開き、装置本体46の真空ポンプにより特定位置のチャンバ21内を真空吸引し、その後でヘリウムガスボンベから加圧ヘリウムガスをチャンバ21に供給する。
上記のようにして所定量のヘリウムガスを供給した後、電磁弁45を閉じ、エアシリンダ43を駆動して通路ブロック42を後退させることにより、プラグ44をカプラ22から引き抜く。このプラグ44の引き抜きによりチェック弁23が押圧状態を解除されて本来の機能を発揮するため、供給ポート24を介してチャンバ21内のヘリウムガスの漏出を防止できる。
上記のようにしてヘリウムガスの充填を終えた後、上記移動手段30によりキャリア支持体20を昇降させることにより、充填を終えたチャンバ21を上記特定位置から外す。
上記ヘリウム充填後のチャンバ21では、一対のOリング14によりキャリア10の両端部とチャンバ21の両端部内周との間をシールしているため、密閉状態を維持できヘリウムガスが漏出するのを防止できる。その結果、キャリア10の分割凹部12aに装填されたワークWにピンホール等の傷がある場合には、ヘリウムがワークWの内部空間に侵入する。
ヘリウムガスの充填状態が所定時間以上経過した時には、いつでもヘリウムリークテストを行うことができる。上記移動手段30はキャリア支持体20を昇降させることにより、ボンビング時間が所定時間を経過したキャリア10を選択して、上記搬送ラインL上の特定位置に戻す。この際、上記と同様に再び通路ブロック42が前進し、プラグ44がカプラ22に差し込まれてチェック弁23を開く。この状態で電磁弁45を開き、チャンバ21からのヘリウムガスの吸引、窒素ガスボンベからの窒素ガスによるワーク洗浄、チャンバ21の大気圧戻しを実行し、その後で、通路ブロック42を後退させ、プラグ44をカプラ22から引き抜く。この後で、キャリア10はワーク搬出ステージCへと搬送される。
次に、図1、図2を参照しながら、上記ボンビングステージBの左側に位置する上記ワーク供給ステージAについて説明する。このワーク供給ステージAは、キャリア10を搬送するための第1搬送機構50A(搬送手段)と、パーツフィーダ60と、ワーク供給手段70とを備えている。
上記第1搬送機構50Aは、水平基台51と、この水平基台51に固定され上記搬送ラインLと平行に延びるリニアガイド52と、このリニアガイド52に沿って移動可能な移動台53と、この移動台53に取り付けられたチャック機構54と、ボールねじ機構55と、モータ56とを有している。
上記ボールねじ機構55は、上記移動台53に固定されたナット55aと、上記水平基台51に両端を回転可能に支持されて上記搬送ラインLと平行に延びるねじ棒55bとを有している。水平基台51の端に固定されたモータ56を駆動すると、このモータ56の出力軸に連結されたねじ棒55bが回転し、これに伴い移動台53が搬送ラインLに沿って水平移動するようになっている。
上記チャック機構54は上記キャリア10の端部を着脱可能にチャックするためのものであり、図1、図5に示すように、本体54aと、上記搬送ラインLと直交する方向に対峙する一対の挟持片54b、54cを有している。一方の挟持片54bは本体54aに固定され、他方の挟持片54cよりキャリア支持体20に向かって長く延びており、その先端部には、上下一対のローラ54dが回動可能に支持されている。他方の挟持片54cは上記対峙方向に移動可能にして本体54aに取り付けられている。挟持片54cにおいて挟持片54b側の面には、係合ピン54eが設けられている
図2に示すように、上記第1搬送機構50Aは更に補助支持機構57を有している。この補助支持機構57は上記チャック機構54から離れてキャリア支持体50寄りに配置されている。より具体的にはキャリア支持体50の近傍に配置されている。
上記補助支持機構57は、後述するようにチャンバ21から離脱したキャリア10を支持するためのものであり、図2、図6に示すように、水平基台51に固定されたエアシリンダ57a(昇降部)と、このエアシリンダ57aにより昇降するベース部材57bと、このベース部材57bに回転可能に支持された一対のローラ57c(支持部)とを有している。一対のローラ57cの回転軸は傾斜している。
上記構成をなす第1搬送機構50Aの作用について説明する。上記移動手段30により、空のキャリア10を収容した待機状態のチャンバ21を上記搬送ラインL上の特定位置に位置させた状態で、上記モータ56を駆動させて上記移動台53を上記キャリア支持体20に近づけ、上記キャリア10の一方の突出端部を上記チャック機構54でチャックする。詳述すると、挟持片54cを挟持片54bから離した状態で、チャック機構54をキャリア10に近づけると、挟持片54bの一対のローラ54d間に上記キャリア10の断面円形をなす突出端部が入り込み、その上下面がローラ54dに接する。これにより、キャリア10に対するチャック機構54の上下方向の位置決めを行う。
さらにチャック機構54をキャリア10に向かって近づけると、キャリア10の把持フランジ15が挟持片54b、54c間に入り込む。次に、移動台53を停止して挟持片54cを挟持片54bに向けて移動させることにより、挟持片54cの係合ピン54eが把持フランジ15の係合穴15aに入り込むとともに、挟持体54b、54cで把持フランジ15を挟持する。
上記チャック作業の後、モータ56を逆転させて移動台53を後退させることにより、上記空のキャリア10をワーク供給のための第1取出位置へと引き出す。本実施形態ではキャリア10はこの取出位置においてチャンバ21から離脱される。
上記補助支持機構57のローラ57cは、チャック機構54がキャリア10に近づく過程では、下降位置にありチャック機構54との干渉を回避する。そして、チャック機構54によりキャリア10をチャックしてキャリア10を引き抜く過程で、キャリア10の他端部がチャンバ21から離脱する前に上昇して当該端部の下側を支持する。
次に、モータ56の駆動によりキャリア10を特定位置にあるチャンバ21に向けて移動する過程で、ワークWをキャリア10の分割凹部12aに1つずつ装填する。上記補助支持機構57のローラ57cは、キャリア10をチャンバ21に戻す過程の途中まで、少なくともキャリア10の端部がキャリア10に挿入されるまでは、上昇位置にあり上記キャリア10を支持し、上記チャック機構54が近づく前に下降位置に戻り、チャック機構54との干渉を避ける。補助支持機構57は離脱したキャリア10をチャンバ21へ戻す際の位置決めの役割も担っている。
なお、上記チャック機構54によるキャリア10のチャック状態において、上記一対のローラ57cは、キャリア10を搬送ラインL上に維持する役割も担っている。
上記第1搬送機構50Aは、キャリア10を搬送ラインL上の特定位置にあるチャンバ21に対して前述した収容位置まで挿入した後、チャック機構54によるキャリア10のチャック状態を解除し、チャック機構54を上記第1取出位置またはそれより手前の所定位置まで後退させる。
次に、上記キャリア10にワークWを供給するための構成について詳述する。
図1、図2に示すように、ワーク供給ステージAは、さらにパーツフィーダ60とワーク供給手段70を備えている。
上記パーツフィーダ60は多数のワークWの姿勢を揃え一列に整列させるようにして排出口61へ排出する。本実施形態では、パーツフィーダ60の排出口61は、上記第1取出位置にあるキャリア10の最初の分割凹部12a(キャリア支持体20に最も近い分割凹部12a)の真横またはその近傍に位置する。
上記ワーク供給手段70は、上記第1搬送機構50A、パーツフィーダ60より上方に配置され、吸着ノズル71と、モータとカム機構を有し上記吸着ノズル71を上に凸の湾曲軌跡に沿って図2の紙面と略直交する方向に移動させるノズル移動手段72(詳細構造は省略する)とを備えている。
上記構成において、上記第1搬送機構50Aは、モータ56の間欠駆動により、キャリア10を分割凹部12aのピッチ毎にチャンバ21に向かって間欠搬送し、空の分割凹部12aを順に特定のワーク供給位置に位置させる。
上記ワーク供給手段70では、ワーク供給位置にある分割凹部12aにワークWを1個ずつ装填する。詳述すると、吸着ノズル71を下降させてパーツフィーダ60の排出口61のワークWを吸着し、上記湾曲軌跡に沿って搬送して上記ワーク供給位置にある分割凹部12aに落とし込む。その後、再び同じ軌跡を戻って次のワークWの吸着、装填を行う。上記キャリア10の間欠搬送によりワーク供給位置が特定されているので、この吸着ノズル71の移動軌跡は簡単である。
上記ワーク装填作業の途中でキャリア10が搬送ラインL上の特定位置にあるチャンバ21に挿入され始める。ワーク装填作業が完了した後、キャリア10は一気にチャンバ21の収容位置まで送られる。
次に、図1においてボンビングステージBの右側に位置するワーク搬出ステージCについて説明する。ワーク搬出ステージCは、ワーク供給ステージAの第1搬送機構50Aと同様の構成をなす第2搬送機構50Cを備えている。また、この第2搬送機構50C全体を搬送ラインLと直交する方向に搬送してリークテストステージに送る第3の搬送機構(図示しない)を備えている。
上記ワーク搬出ステージCの作用について説明する。移動手段30により、所定以上のボンビング時間が経過したチャンバ21を搬送ラインL上の特定位置に位置させた状態で、第2搬送機構50Cのチャック機構54によりキャリア10の他方の端部をチャックし、第2取出位置まで引き出す。この第2取出位置ではキャリア10はチャンバ21から離脱されるが、図示しない補助支持機構により支持されることは第1搬送機構50Aの場合と同様である。
第2取出位置まで引き出されたキャリア10は、ボンビングされたワークWを装填しており、第2搬送機構50Aのチャック機構54と補助支持機構で支持されたまま、第3搬送機構によりテストステージに送られる。そして、このテストステージにおいて、キャリア10上の所定数のワークWがリークテスト装置の所定数のカプセルに1つずつ装填される。このワークWの排出は、ワーク供給と同様であるので詳細な説明を省略する。
また、リークテストに関しては従来技術と同様であるので説明を省略する。
上記キャリア支持体20では、多数のワークWが収容され、十分な時間ボンビングできるにも拘わらず、ワークWはチャンバ21毎(換言すればキャリア10毎)に小分けにされているため、ボンビング完了からヘリウムリークテスト開始までの時間を十分に短くすることができる。そのため、ワークWにピンホールがあり、ボンビングによりヘリウムがワークWの微小空間に侵入した場合、ヘリウムリークテスト開始までにこの微小空間内に検出可能な数のヘリウムを留めることができ、微小漏れを正確に検出することができる。
次に、本願発明の第2実施形態について図7を参照しながら説明する。第2実施形態では、カプラ22内のチェック弁が省かれている。
図7(A)に示すように、ワークWを装填したキャリア10は、第1搬送機構によりチャンバ21内に搬送されるが、上記テストガス供給の際に上記収容位置と上記第1取出位置との間のガス供給位置において一旦停止し、この位置でヘリウムガスの供給を受ける。この際、一対のOリング14は、キャリア10の両端部外周とチャンバ21の両開口端部の内周とをシールしている。しかも左側(ワーク供給ステージ側)のOリング14は供給ポート24からチャンバ21の開口端側に偏移しており、これにより、供給ポート24を介してチャンバ21にヘリウムガスを供給することができる。
所定量のヘリウムガス供給が終了した後、第1搬送機構によりキャリア10をチャンバ21内の収容位置まで押し込む。このキャリア10の収容位置において、一対のOリング14はキャリア10の両端部外周とチャンバ21の両開口端部の内周とをシールしている。しかも左側のOリング14は、上記供給ポート14から開口端の反体側に偏移しており、供給ポート14とチャンバ21を遮断している。その結果、プラグ44をカプラ22から引き抜いても、チャンバ21から供給通路24、カプラ22を経てヘリウムガスが漏出することはない。
なお、第2実施形態では、補助的に左側のOリング14よりも開口端側にOリング19が設けられており、これにより、左側のOリング14が供給ポート24を越えた時にカプラ22およびこれに連なるヘリウムガス供給装置の通路から供給ポート24を経て加圧ヘリウムガスが外部に漏れるのを防止できる。
本発明は上記実施形態に制約されず、種々の態様を採用可能である。例えば、搬送手段が1つの搬送機構を備え、この搬送機構がキャリア支持体の一方側においてワークの供給とワーク搬出を行うためにキャリアを出し入れするようにしてもよい。
また、キャリアは取出位置においてチャンバから離脱せず、その端部をチャンバに残して、この状態でワークの供給、搬出を行ってもよい。この場合、補助支持機構は不要である。
チャンバが配列される平面は傾斜していてもよいし水平であってもよい。
キャリア支持体は移動しなくてもよい。この場合、搬送手段が固定位置にあるチャンバを選択してキャリアを出し入れする。この場合、チャンバは同一平面上に配列していなくてもよいし、テストガス供給手段は常時全てのチャンバに接続されていてもよい。
本発明の第1実施形態をなすヘリウムボンビングシステムの概略平面図である。 同システムのワーク供給ステージの構成を示す正面図である。 同システムのボンビングステージの構成を図1において右方向から見た側面図である。 上記ボンビングステージの要部を拡大して示す平断面図である。 上記ワーク供給ステージのチャック機構およびキャリアの要部を、一部断面にして示す拡大正面図である。 上記ワーク供給ステージの補助支持機構およびキャリアを一部断面にして示す拡大側面図である。 本発明の第2実施形態をなすキャリア支持体の要部を拡大して示す平断面図であり、(A)はヘリウムガス供給時の状態、(B)はヘリウムガス供給を完了してキャリアを収容位置まで押し込んだ状態をそれぞれ示す。
W ワーク
A ワーク供給ステージ
B ボンビングステージ
C ワーク搬出ステージ
10 キャリア
12a 分割凹部
12 収容凹部
13 環状溝
14 Oリング(シール手段)
20 キャリア支持体
21 チャンバ
22 カプラ(接続手段)
23 チェック弁(弁手段)
24 供給ポート
30 移動手段
40 ヘリウムガス供給装置(テストガス供給手段)
44 プラグ(供給端)
50A 第1搬送機構(搬送手段)
50C 第2搬送機構(搬送手段)
53 移動台
54 チャック機構
57 補助支持機構
57a エアシリンダ(昇降部)
57c ローラ(支持部)
70 ワーク供給手段

Claims (11)

  1. (ア)ロッド状をなし、その上面に軸方向に沿う収容凹部を有し、この収容凹部に複数のワークを装填するキャリアと、
    (イ)上記キャリアを収容するための複数のチャンバを有し、これらチャンバが互いに独立しかつ平行をなして直線的に延び少なくとも一端部が開口するキャリア支持体と、
    (ウ)上記チャンバ内の上記キャリアを、チャンバ内の収容位置と、チャンバ外の取出位置との間で、上記チャンバの軸方向に出し入れする搬送手段と、
    (エ)上記キャリアが収容位置にある時、上記チャンバの開口端部内周とこれに対応する上記キャリアの端部外周との間をシールすることにより、上記チャンバを密閉するシール手段と、
    (オ)ワーク装填状態のキャリアを収容したチャンバにテストガスを供給するテストガス供給手段と、
    を備えていることを特徴とするテストガスボンビングシステム。
  2. (ア)ロッド状をなし、その上面に軸方向に沿う収容凹部を有し、この収容凹部に複数のワークを装填するキャリアと、
    (イ)上記キャリアを収容するための互いに独立した複数のチャンバと、これらチャンバにそれぞれ供給ポートを介して連なるテストガス供給のための複数の接続手段とを有し、上記複数のチャンバが、互いに平行をなして直線的に延び同一平面上に配列されるとともに、少なくとも一端部が開口するキャリア支持体と、
    (ウ)上記キャリア支持体を上記チャンバの配列方向に移動させ、上記複数のチャンバのうちの一つを選択的に特定位置に位置させる移動手段と、
    (エ)上記特定位置にあるチャンバに対して、上記キャリアを、当該チャンバ内の収容位置と、当該チャンバ外の取出位置との間で、上記チャンバの軸方向に搬送する搬送手段と、
    (オ)上記キャリアが収容位置にある時、上記チャンバの開口端部内周とこれに対応する上記キャリアの端部外周との間をシールすることにより、上記チャンバを密閉するシール手段と、
    (カ)上記特定位置にあるチャンバに対応する上記接続手段に対して着脱可能に接続する供給端を有し、この供給端から当該チャンバにテストガスを供給するテストガス供給手段と、
    を備えていることを特徴とするテストガスボンビングシステム。
  3. 上記接続手段は弁手段を含み、この弁手段は、上記供給端を上記接続手段に接続してテストガスを供給する際に開き、上記供給端が上記接続手段から離れた状態では閉じることを特徴とする請求項2に記載のテストガスボンビングシステム。
  4. 上記弁手段はチェック弁からなることを特徴とする請求項3に記載のテストガスボンビングシステム。
  5. 上記キャリアは、上記テストガス供給の際に上記チャンバ内において上記収容位置から上記取出位置方向に偏移したガス供給位置にあり、テストガス供給終了後に上記収容位置まで移動し、
    上記シール手段は、上記キャリアの外周に形成された環状溝に嵌るOリングからなり、このOリングは、上記キャリアが上記ガス供給位置にある時に、上記供給ポートから上記チャンバの開口端側に偏移した位置でキャリアの外周とチャンバの内周とをシールし、上記キャリアが上記収容位置にある時に、上記供給ポートから上記チャンバの開口端の反対側に偏移した位置でキャリアの外周とチャンバの内周とをシールすることにより、上記供給ポートと上記チャンバを遮断することを特徴とする請求項2に記載のテストガスボンビングシステム。
  6. 上記チャンバが上記キャリア支持体を貫通しており、上記チャンバの両端部内周と上記キャリアの両端部外周との間に、それぞれ上記シール手段が配置されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のテストガスボンビングシステム。
  7. 上記キャリアの収容凹部が、キャリアの長手方向に等しいピッチで分割された複数の分割凹部を含むことを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載のテストガスボンビングシステム。
  8. さらに、所定のワーク供給位置にワークを供給するためのワーク供給装置を備え、
    上記搬送手段は、上記キャリアを上記分割凹部のピッチ毎に上記特定位置のチャンバに向かって間欠搬送することにより、上記所定のワーク供給位置に空の分割凹部を順に位置させることを特徴とする請求項7に記載のテストガスボンビングシステム。
  9. 上記収容位置にあるキャリアにおいて上記チャンバの開口端部側に位置する端部が、上記キャリア支持体から突出しており、上記搬送手段は、上記キャリアの突出端部側に位置する少なくとも1つの搬送機構を有し、
    上記搬送機構が上記チャンバの軸方向に移動する移動台と、この移動台に設けられ上記キャリアの突出端部を着脱可能にチャックするチャック機構とを備えていることを特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載のテストガスボンビングシステム。
  10. 上記キャリアの取出位置が、上記キャリア支持体の一方側におけるワーク供給のための第1取出位置と、キャリア支持体の他方側におけるワーク搬出のための第2取出位置とを含み、
    上記収容位置にあるキャリアの両端部が上記キャリア支持体から突出しており、
    上記少なくとも1つの搬送機構は、上記キャリア支持体の上記一方側に配置されたワーク供給のための第1搬送機構と、上記他方側に配置されたワーク搬出のための第2搬送機構とを含むことを特徴とする請求項9に記載のテストガスボンビングシステム。
  11. 上記搬送機構は、上記キャリアを上記取出位置において上記チャンバから離脱させるようになっており、
    上記搬送機構は、上記チャック機構と上記キャリア支持体との間に配置された補助支持機構を備え、この補助支持機構は、支持部と、この支持部を昇降させる昇降部とを有し、
    上記補助支持機構の支持部は、所定の下降位置にあって上記チャック機構の通過を許容し、上記キャリアが上記チャンバから離脱した状態では所定の上昇位置にあって上記キャリアの下側を支持することを特徴とする請求項9または10に記載のテストガスボンビングシステム。
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