JP2010166515A - 平面スピーカ、音声画像ディスプレイ、および車両用音響システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、薄型の音声画像ディスプレイに好適に使用できる平面スピーカおよび前記平面スピーカを有する音声画像ディスプレイの提供。
【解決手段】平板状の振動板1と、隣り合う2つの磁極2S、2Nが互いに反対になるように、一列に配設された一群の磁石2と、磁石2の配列方向に沿って配列されているとともに、振動板1の磁極2S,2Nに相対する側の面に、磁極2S、2Nと磁束が鎖交するように形成された複数のボイスコイル3と、磁石2における磁極2S、2Nの他方に当接するとともに、磁石2の配列方向に沿った1対の側縁部4Aが振動板1に向かう方向に屈曲されたヨーク4と、振動板1の周縁部において振動板1を支持するとともに、磁石2およびヨーク4を収容するフレーム5と、フレーム5が固定されるスピーカ支持部材6と、スピーカ支持部材6とヨーク4との間に設けられた弾性部材7と、を備える平面スピーカ。
【選択図】図1
【解決手段】平板状の振動板1と、隣り合う2つの磁極2S、2Nが互いに反対になるように、一列に配設された一群の磁石2と、磁石2の配列方向に沿って配列されているとともに、振動板1の磁極2S,2Nに相対する側の面に、磁極2S、2Nと磁束が鎖交するように形成された複数のボイスコイル3と、磁石2における磁極2S、2Nの他方に当接するとともに、磁石2の配列方向に沿った1対の側縁部4Aが振動板1に向かう方向に屈曲されたヨーク4と、振動板1の周縁部において振動板1を支持するとともに、磁石2およびヨーク4を収容するフレーム5と、フレーム5が固定されるスピーカ支持部材6と、スピーカ支持部材6とヨーク4との間に設けられた弾性部材7と、を備える平面スピーカ。
【選択図】図1
Description
本発明は、平面スピーカ、音声画像ディスプレイ、および車両用音響システムにかかり、特に、薄型の音声画像ディスプレイや車両用音響システムに好適に使用できる平面スピーカ、前記平面スピーカを有する音声画像ディスプレイ、および前記平面スピーカを有する車両用音響システムに関する。
近年、液晶テレビ受像機やプラズマディスプレイテレビ受像機、有機エレクトロルミネッセンステレビ受像機など、種々の薄型テレビ受像機が実用化されている。
これらの薄型テレビ受像機において筐体の厚さが20mmのとき、薄型テレビ受像機に使用するスピーカは、厚さが14.5mm以下と従来のスピーカに比較して遥かに薄いことが求められる。
しかしながら、通常のコーン型スピーカを只単に小型化したのでは、低音再生の際に音圧が不足するという問題がある。
そこで、複数個の小型のコーン型スピーカを面上に配列する所謂マルチスピーカ方式が検討された。
しかし、マルチスピーカ方式においては一度に多数の小型スピーカを鳴動させるため、大出力のアンプが必要になり、電力消費が増大するという問題がある。
また、別の方法として、コーン型スピーカに代えて平板型スピーカや平面スピーカを使用することが検討された。
平板型スピーカとしては、たとえば、磁気回路とボイスコイルとこのボイスコイルを保持するボビンとを有し、薄型表示装置の左右または上下の両端部分に配置されるエキサイタと、この薄型表示装置の全面に配置され、前記エキサイタにより振動されて撓み振動を発生させる振動板を兼ねた透光性の平板とを備えるものがある(特許文献1、特許文献2)。
平板型スピーカとしては、他に、可視表示スクリーンと、前記表示スクリーンに隣接して配置され、少なくとも部分的に透明であり、その部分を通して前記表示スクリーンを見ることができる共振パネル形状部材と、前記パネル部材を駆動して共振させて音響ラジエータとして作用させる振動励振手段とを備えるラウドスピーカ駆動ユニット(特許文献3)、および薄い板状の本体と、前記本体の一面側に取り付けられ、前記本体に振動を与えて前記本体を前記振動の振動数に対応する撓みを発生させる振動体と、前記本体を地球に対して固定されている固定物体に支持する支持器具とを構成し、前記支持器具は前記固定物体に対して振動絶縁性を有する振動絶縁体を形成し、前記本体は前記本体の一面側にコネクタを形成し、前記コネクタには前記振動体に音声信号を送信する電気ケーブルの端部のコネクタが接続されるディスプレイ(特許文献4)がある。
また、平面スピーカとしては、扁平で且つ四角形状に形成された永久磁石の夫々が、異なる極性の磁極面が交互に位置するようにヨークに配置され、振動板の両面には永久磁石の夫々に対応するように渦巻状のコイル対が配置された平面型音響変換装置(特許文献5)もある。
特開2004−289772号公報
特開2004−312643号公報
特表2002−533957号公報
特開2005−94377号公報
WO2000/078095号パンフレット
しかしながら、特許文献1および2に記載の薄型表示装置のように可視表示スクリーンの全面に配置された透光性の平板をエキサイタで振動させて鳴動させる形態の平板型スピーカにおいては、例えば可視表示スクリーンの左側から音声が聞こえてくるべきなのに実際は中央部から聞こえてくるというように、音源と画像とが一致しないという問題が生じることがある。
また、特許文献3に記載のラウドスピーカユニットや、特許文献4に記載のディスプレイのように、1枚の振動板を同一平面上で分割して夫々の部分を振動励振手段で振動させる平板型スピーカは、薄型テレビ受像機の画面の周囲に例えば狭幅の額縁状に配設することが極めて困難である。
更に、特許文献5に記載の平面型音響変換装置のように、四角形板状の永久磁石を二次元状に配置し、前記永久磁石に相対向するように配設された振動板の両面に永久磁石の夫々に対応するように渦巻状のコイル対を配置した形態の平面スピーカは、薄型テレビ受像機に使用するには発熱が大きすぎるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、薄型テレビ受像機のような薄型の音声画像ディスプレイおよびカーステレオのような車両用音響システムに好適に使用できる平面スピーカ、前記平面スピーカを有する音声画像ディスプレイ、および前記平面スピーカを有する車両用音響システムの提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、隣り合う2つの磁極が互いに反対になるように、一列に配設された一群の磁石と、前記一群の磁石の一方の磁極に相対するように配設された平板状の振動板と、前記磁石の配列方向に沿って配列されているとともに、前記振動板の前記磁極に相対する側の面に、前記一方の磁極と磁束が鎖交するように形成された複数のボイスコイルと、前記磁石における前記一対の磁極の他方に当接するとともに、前記磁石の配列方向に沿った1対の側縁部が前記振動板に向かう方向に屈曲されたヨークと、
前記振動板の周縁部において前記振動板を支持するとともに、前記磁石およびヨークを収容するフレームと、前記フレームが固定されるスピーカ支持部材と、前記スピーカ支持部材と前記ヨークとの間に設けられた弾性部材と、を備える平面スピーカに関する。
前記平面スピーカにおいては、磁石は、ヨークおよび弾性部材を介してスピーカ支持部材に取り付けられているから、音声信号を入力することによってボイスコイルに生じる変動磁界と磁石の磁界との相互作用によって振動板と磁石とが振動し、これによって前記音声信号が音声に変換される。
ここで、磁石に生じた振動のうち、高周波数のものは弾性部材によって吸収されるが、低周波数のものは前記弾性部材を介してスピーカ支持部材に伝播される。また振動板に生じた振動においても低周波数のものはフレームを介してスピーカ支持部材に伝搬される。
これによって高音の音声は、振動板から前方に向かって直接に伝搬されるが、低音の音声は、スピーカ支持部材を介して伝搬される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の平面スピーカにおいて、前記フレームおよび弾性部材と前記スピーカ支持部材との間に裏板が設けられているものに関する。
請求項3に記載の発明は、隣り合う2つの磁極が互いに反対になるように、一列に配設された一群の磁石と、前記一群の磁石の一方の磁極に相対するように配設された平板状の振動板と、前記磁石の配列方向に沿って配列されているとともに、前記振動板の前記磁極に相対する側の面に、前記一方の磁極と磁束が鎖交するように形成された複数のボイスコイルと、前記磁石における前記一対の磁極の他方に当接するとともに、前記磁石の配列方向に沿った1対の側縁部が前記振動板に向かう方向に屈曲されたヨークと、前記振動板の周縁部において前記振動板を支持するとともに、前記振動板とともに閉断面を形成し、内部に前記磁石およびヨークを収容するフレームと、前記フレームにおける前記振動板が固定された側において前記フレームが固定されるスピーカ支持部材と、前記ヨークと前記フレームとの間に設けられた弾性部材と、を備える平面スピーカに関する。
前記平面スピーカにおいては、請求項1のところでものべたように、磁石は、ヨークおよび弾性部材を介してスピーカ支持部材に取り付けられているから、音声信号を入力することによってボイスコイルに生じる変動磁界と磁石の磁界との相互作用によって振動板と磁石とが振動し、これによって前記音声信号が音声に変換される。
ここで、磁石に生じた振動のうち、高周波数のものは弾性部材によって吸収されるが、低周波数のものは前記弾性部材を介してフレームの振動板が固定された側とは反対側の部分に伝搬され、次いでスピーカ支持部材に伝播される。また振動板に生じた振動においても低周波数のものはフレームを介してスピーカ支持部材に伝搬される。
これによって高音の音声は、振動板から前方に向かって直接に伝搬されるが、低音の音声は、スピーカ支持部材を介して伝搬される。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の平面スピーカにおいて、前記弾性部材が、熱可塑性エラストマ、加硫ゴム、および軟質樹脂から選択される弾性材料を成形した弾性材料成形体、前記弾性材料を発泡させた弾性材料発泡体、並びに板バネから選択されるものに関する。
前記平面スピーカにおいては、弾性部材として弾性材料を成形した弾性材料成形体、弾性材料発泡体、または板バネを使用しているから、磁石に生じた振動のうち、高周波数のものは、特に効果的に前記弾性部材によって吸収されるが、低周波数のものは、前記弾性部材によって効率よくスピーカ支持部材に伝播される。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の平面スピーカにおいて前記振動板と前記フレームとがアルミニウム合金から形成されているものに関する。
前記平面スピーカにおいては、ボイスコイルに音声信号を入力して生じた熱は、ボイスコイルから振動板へ、振動板からフレームへと伝搬されて除去される。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の平面スピーカにおいて、前記ボイスコイルが磁石毎に形成されているものに関する。
前記平面スピーカにおいては、ボイスコイルに音声信号を入力すると、ボイスコイルに生じる変動磁界と前記ボイスコイルに相対する磁極からの磁界との相互作用によって振動板が振動し、前記音声信号が音声に変換される。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の平面スピーカにおいて、前記ボイスコイルが、磁石2個毎に形成されているものに関する。
前記平面スピーカにおいては、ボイスコイルに音声信号を入力すると、ボイスコイルに生じる変動磁界は、記ボイスコイルに相対する一の磁極および前記一の磁極に隣接する他の磁極が形成する磁界と相互作用し、これによって振動板が振動する。
請求項8に記載の発明は、画像信号と音声信号とが同時に入力されると前記画像信号に対応する画像を表示させるとともに、前記音声信号に対応する音声を発生させる音声画像ディスプレイであって、前記画像信号が入力され、対応する画像を表示する画像表示部と、前記画像表示部の周縁に設けられ、前記音声信号によって鳴動する請求項1〜7の何れか1項に記載の平面スピーカと、を備え、前記平面スピーカにおいては、振動板が前方に位置するように配置されているとともに、スピーカ支持部材が前記画像表示部と前記平面スピーカとが収容される筐体の一部を構成する音声画像ディスプレイに関する。
前記音声画像ディスプレイにおいては、前記平面スピーカに音声信号が入力されると、前記音声信号は音声に変換されるが、変換された音声のうち、高音の音声は振動板から直接に前方に向かって伝搬され、低音の音声は、筐体を振動させて側方及び後方から伝搬される。
請求項9に係る発明は、車両の天井に装着された請求項1〜7の何れか1項に記載の平面スピーカと、前記平面スピーカに電気的に接続された音声信号発生手段と、を備える車両用音響システムに関する。
前記車両用音響システムにおいては、音声信号発生手段で発生した音声信号によって平面スピーカが鳴動することにより、車室内で音声が再生される。
請求項1の発明によれば、磁石およびボイスコイルが一列に配列されている故に、音声画像ディスプレイの画像表示部の周縁部に狭幅の額縁状に配設できる平面スピーカが提供される。また、前記平面スピーカは、1台で高音も低音も忠実に再生できる。
請求項2の発明によれば、フレームのスピーカ支持部材への着脱が容易な平面スピーカが提供される。
請求項3の発明によれば、フレームの振動板が固定された側が車室内側を向くように車両の天井に装着でき、車両用音響システムとして使用するのに好適な平面スピーカが提供される。
請求項4の発明によれば、弾性部材として弾性材料成形体、弾性材料発泡体、および板バネ以外のものを使用した場合と比較して更に効率よく高音と低音とを再生できる平面スピーカが提供される。
請求項5の発明によれば、前記振動板と前記フレームとがアルミニウム系合金から形成されている故に、ボイスコイルで生じた熱を特に効果的に放散できる平面スピーカが提供される。
請求項6の発明によれば、とくに高音の再生に優れた平面スピーカが提供される。
請求項7の発明によれば、磁石毎にボイスコイルを形成する場合と比較してボイスコイルの数を半減できるより安価な平面スピーカが提供される。
請求項8の発明によれば、音源と画像との一致が良好な音声画像ディスプレイが提供される。
請求項9の発明によれば、平面スピーカを車両の天井の右側および左側に配置することにより、音声が左上方および右上方から聞こえ、優れた臨況感の得られる車両用音響システムが提供される。
1.実施形態1
1−1 構成
以下、本発明に係る平面スピーカの一例について説明する。
実施形態1に係る平面スピーカ100は、図1〜図3に示すように、長辺が後述する磁石2の配列方向に沿った長方形の平面形状を有するシート状の振動板1と、磁極2S、2Nが振動板1の一方の面に相対するとともに、隣り合う2つの磁極2S、2Nが互いに反対になるように、一列に配設された一群の磁石2と、磁石2の配列方向に沿って配列されているとともに、S極の磁極2Sが振動板1側を向いている磁石2に相対向するように、換言すれば1個おきの磁石2に相対向するように、振動板1の磁極2Sに相対する側の面に設けられたボイスコイル3と、磁石2における振動板1に相対向していない側の磁極2N(2S)に当接するように配設されたヨーク4と、振動板1の周縁部において振動板1を支持するとともに、磁石2およびヨーク4を収容するフレーム5と、フレーム5が固定されているスピーカ支持部材としてのスピーカ支持板6とを有する。
ヨーク4とスピーカ支持板6との間には、弾性部材7が介装されている。
なお、図5に示すように、フレーム5のスピーカ支持板6に固定される側に薄い金属板からなる裏板11を固定して、振動板1とフレーム5と裏板11とが閉断面を形成するようにし、前記閉断面の内側に磁石2、ヨーク4、および弾性部材7が収容されるようにしてもよい。なお、この場合、弾性部材7は、裏板11に隣接する位置に配設される。
前記構成をとることにより、フレーム5のスピーカ支持板6への着脱が容易になる。
また、図1および図3の(A)に示すように、磁石2のうち、磁極2Sが振動板1に相対向しているもの、換言すればボイスコイル3に相対向しているものについては、ヨーク4との間に鉄板8が挿入されて嵩上げされている。
図1〜図3に示すように、ヨーク4は、強磁性体から形成されているとともに、両側縁4Aが振動板1に向かって屈曲し、磁石2を収容する樋状の形態を有する。また、ヨーク4および磁石2とボイスコイル3との間には、磁石2および振動板1が振動したときに磁石2の磁極2S(2N)がボイスコイル3に直接当たらないように、不織布10が挿入されている。
振動板1およびフレーム5はアルミニウム合金から形成されている。使用できるアルミニウム合金としては、例えば1000系、2000系、3000系、5000系、6000系、および7000系がある。これにより、平面スピーカ100で生じた熱は、振動板1およびフレーム5を介して外界に効率的に放散される。なお、図1以下においては省略されているが、フレーム5の表面にフィンを設ければ、冷却効率を更に向上させることができる。
弾性部材7としては、熱可塑性エラストマ、加硫ゴム、および軟質樹脂から選択される弾性材料をブロック状、シート状、または板状に成形した弾性材料成形体、前記弾性材料を発泡させたブロック状、シート状、または板状の弾性材料発泡体、および板バネが使用される。
熱可塑性エラストマとしては、EPDMのようなポリオレフィン系エラストマ、ポリウレタン系エラストマ、ポリアミド系エラストマ、ポリエステル系エラストマ、エポキシ樹脂系エラストマなどが挙げられる。また、ジエン系ゴムとしては、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、にトリルゴムなどが挙げられる。また、軟質樹脂としては低密度ポリエチレン樹脂および軟質塩化ビニル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体などが挙げられる。
なお、前記弾性材料成形体および弾性材料発泡体は、図2に示すように平面スピーカ100の全長に亘って一体に形成された部材であってもよく、ブロック状に形成されたものを分散配置してもよい。
更に、弾性部材7の弾性率および厚さは、スピーカ支持板6の寸法や形状などに応じて決定することができる。
図1及び図2に示すように、ボイスコイル3としては、巻線をボビン3Aに巻回したものが使用されるが、ボビンのない空芯コイルであってもよく、また、液晶ポリマー、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、アラミド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂などの耐熱性樹脂のフィルムの片面または両面にアルミニウムや銅、金などの金属層を形成し、この金属層をエッチングして巻線を形成したものもボイスコイル3として使用される。
これらのボイスコイル3は、振動板1の磁石2に相対向する側の面に接着して固定される。また、振動板1の磁石2に相対向する側の面に耐熱性樹脂の層を形成し、その上から金属層を形成し、この金属層をエッチングして巻線を形成することにより、振動板1の前記面にボイスコイル3を形成できる。
なお、図1〜図3に示す例では、磁石2毎にボイスコイル3が設けられている訳ではないが、図4に示すように、磁石2毎にボイスコイル3を設けてもよい。なお、図4に示す形態においては、磁石2の取付け高さは全て同一とされ、鉄板8で嵩上げされたものはない。
1−2 作用
実施形態1に係る平面スピーカ100の作用について以下に説明する。
平面スピーカ100のボイスコイル3に音声信号が入力されると、ボイスコイル3に変動磁界が発生し、この変動磁界が磁石2の磁界と相互作用して振動板1が振動する。ここで、磁石2もスピーカ支持板6に直接固定されてなく、弾性部材7を介して取り付けられているから、振動板1が振動すると同時に磁石2も振動する。これによって前記音声信号は音声に変換される。
振動板1で発生した音声のうち、高音の音声は図6において矢印Aに示すように、前方、言い換えれば図6における上方に直接伝搬されるが、低音の音声は同図において矢印Bに示すようにフレーム5を通してスピーカ支持板6に伝搬され、スピーカ支持板6が振動することによって外界に伝搬される。一方、磁石2の振動のうち、高周波のものは弾性部材7で吸収されてスピーカ支持板6には伝わらないが、低周波のものは、同図において矢印Cに示すように弾性部材7を介してスピーカ支持板6に伝搬され、スピーカ支持板6が振動することによって低音の音声が再生される。
このように、実施形態1の平面スピーカ100は、1台で高音も低音も忠実に再生できるから、ウーハなどの低音再生用のスピーカを別に設ける必要がない。また、振動板1は平板状であってコーン状ではないから、コーン型スピーカと比較して遥かに薄くできる。したがって、薄型テレビ受像機などの音声画像ディスプレイの薄い筐体にも無理なく収容できる。更に、磁石2およびボイスコイル3が一列に配列されているから、薄型テレビの画面の周縁部に狭幅の額縁状に配設するのも容易である。
2.実施形態2
以下、本発明の音声画像ディスプレイの一例である薄型テレビ受像機について説明する。
実施形態2に係る薄型テレビ受像機200は、図7に示すように、画像表示部としての画面20と、画面20の左右および下方に配設された実施形態1に係る平面スピーカ100とを備える。平面スピーカ100は、振動板1が前方を向くように薄型テレビ受像機200の筐体21に装着されているとともに、平面スピーカ100のスピーカ支持板6が筐体21の裏側の部分である裏板22の一部を構成している。
薄型テレビ受像機200に画像信号とそれに対応する音声信号とが入力されると、画面20においては入力された画像信号に対応する画像が表示され、平面スピーカ100からは音声信号に対応した音声が生じる。
ここで、平面スピーカ100で生じた音声のうち、高音の音声は振動板1から直接薄型テレビ受像機200の前方に伝搬されるが、低音は裏板22を介して筐体21から薄型テレビ受像機200の後方、側方、および前方に伝搬される。
また、画像の左側で音声が生じた場合には、平面スピーカ100のうち左側のものを、中央部で音声が生じた場合には平面スピーカ100のうち下方のものを、画像の右側で音声が生じた場合には平面スピーカ100のうち右側のものを鳴動させることにより、画像における音声の発生位置と実際に音声が聞こえてくる方向とを一致させることができるから、音源と画像との一致が良好である。
なお、薄型テレビ受像機200における平面スピーカ100の位置は、図7に示す画面20の左側、右側、および下方には限定されず、画面20の下方における左側、中央、および右側、および画面20の上方など、種々の位置が可能である。
3.実施形態3
以下、本発明の車両用音響システムの一例であるカーオーディオシステムについて説明する。図8以下の図面において、「F」は、前記カーオーディオシステムが装着された車両の前方を、「R」は前記車両の後方を、「UP」は前記車両上方を、「DOWN」は前記車両の下方を示す。そして、「Right」および「Left」は、夫々前記車両の乗員から見て右側および左側を示す。
図8および図9に示すように、実施形態3に係るカーオーディオシステム300は、車両400においてフロントガラス408、リアウィンド410、フロントドア412、リアドア414、およびルーフパネル406で囲まれた車室402の天井404の右側および左側に車両前後方向に沿って4個装着された平面スピーカ150と、車両400のダッシュボード416に設けられた前記車両用音響システムにおける音声信号発生手段としてのカーオーディオコンポーネント30とを備える。各平面スピーカ150は、カーオーディオコンポーネント30と電気的に接続され、カーオーディオコンポーネント30からの音声信号によって鳴動する。
天井404は成形天井であって、図10に示すように、車室412側から表皮404C、パッド材404B、および基材404Aとされている。
パッド材404Bおよび基材404Aには、平面スピーカ150を装着するための開口部405が設けられている。
平面スピーカ150は、天井404の車両外側の面、即ちルーフパネル406側の面における開口部405を形成した部分に、後述するフレーム12における振動板1が固定されている側が車室412の内側を向くように装着される。
以下、平面スピーカ150の構成について説明する。
フレーム12は全体としてハット型の断面を有し、前記断面の開いた側に振動板1が固定されている。
振動板1におけるフレーム12の底面12Aに相対する側の面にはボイスコイル3が固定され、ボイスコイル3に相対するように磁石2が配設されている。
磁石2におけるボイスコイル3に相対する側の磁極2Sとは反対側の磁極2Nに当接するようにヨーク4が配設され、ヨーク4とフレーム12の底面12Aとの間に弾性部材7が介装されている。
磁石2、ボイスコイル3、ヨーク4、および弾性部材7については実施形態1のところで説明したとおりである。
平面スピーカ150においては、天井404が本発明におけるスピーカ支持部材に相当する。
以下、実施形態3に係るカーオーディオシステム300の作用について説明する。
カーオーディオコンポーネント30から平面スピーカ150のボイスコイル3に音声信号が入力されると、ボイスコイル3に変動磁界が発生し、この変動磁界が磁石2の磁界と相互作用して振動板1が振動する。ここで、磁石2もスピーカ支持板6に直接固定されてなく、弾性部材7を介して取り付けられているから、振動板1が振動すると同時に磁石2も振動する。これによって前記音声信号は音声に変換される。
振動板1で発生した音声のうち、高音の音声は下方、言い換えれば車室412に直接伝搬されるが、低音の音声はフレーム12を通して天井404に伝搬され、天井404が振動することによって車室412に伝搬される。一方、磁石2の振動のうち、高周波のものは弾性部材7で吸収されて天井404には伝わらないが、低周波のものは、弾性部材7およびフレーム12を介して天井404に伝搬され、天井404が振動することによって低音の音声が再生される。
このように、実施形態3のカーオーディオシステム300においては、4個の平面スピーカ150によって高音も低音も忠実に再生できるから、ウーハなどの低音再生用のスピーカを別に設ける必要がない。また、振動板1は平板状であってコーン状ではないから、平面スピーカ150はコーン型スピーカと比較して遥かに薄くできる。したがって、車両400のルーフパネル406と天井404との隙間などのように厚さの小さい空間にも無理なく収容できる。
また、平面スピーカ150は天井404の左側および右側に配置されているから、音声は乗員の左上方および右上方から聞こえてくる。したがって、左右のフロントドア412及びリアドア414にスピーカを装着していた従来のカーオーディオシステムと比較して遥かに高い臨況感を得ることができる。
なお、実施形態3のカーオーディオシステム300においては、平面スピーカ150の装着個数は4個には限定されない。バスのように大型の車両に適用する場合には、平面スピーカ150を天井の車幅方向左右に1列ずつ合計2列に配列してもよく、また、天井の車幅方向左右および中央に1列ずつ合計3列に配列してもよい。
1 振動板
2 磁石
2S 磁極
2N 磁極
3 ボイスコイル
3A ボビン
4 ヨーク
5 フレーム
5 特許文献
6 スピーカ支持板
7 弾性部材
10 不織布
11 裏板
20 画面
21 筐体
22 裏板
30 カーオーディオコンポーネント
100 平面スピーカ
150 平面スピーカ
200 薄型テレビ受像機
300 カーオーディオシステム
400 車両
2 磁石
2S 磁極
2N 磁極
3 ボイスコイル
3A ボビン
4 ヨーク
5 フレーム
5 特許文献
6 スピーカ支持板
7 弾性部材
10 不織布
11 裏板
20 画面
21 筐体
22 裏板
30 カーオーディオコンポーネント
100 平面スピーカ
150 平面スピーカ
200 薄型テレビ受像機
300 カーオーディオシステム
400 車両
Claims (9)
- 隣り合う2つの磁極が互いに反対になるように、一列に配設された一群の磁石と、
前記一群の磁石の一方の磁極に相対するように配設された平板状の振動板と、
前記磁石の配列方向に沿って配列されているとともに、前記振動板の前記磁極に相対する側の面に、前記一方の磁極と磁束が鎖交するように形成された複数のボイスコイルと、
前記磁石における前記一対の磁極の他方に当接するとともに、前記磁石の配列方向に沿った1対の側縁部が前記振動板に向かう方向に屈曲されたヨークと、
前記振動板の周縁部において前記振動板を支持するとともに、前記磁石およびヨークを収容するフレームと、
前記フレームが固定されるスピーカ支持部材と、
前記スピーカ支持部材と前記ヨークとの間に設けられた弾性部材と、
を備える平面スピーカ。 - 前記フレームおよび弾性部材と前記スピーカ支持部材との間に裏板が設けられている請求項1に記載の平面スピーカ。
- 隣り合う2つの磁極が互いに反対になるように、一列に配設された一群の磁石と、
前記一群の磁石の一方の磁極に相対するように配設された平板状の振動板と、
前記磁石の配列方向に沿って配列されているとともに、前記振動板の前記磁極に相対する側の面に、前記一方の磁極と磁束が鎖交するように形成された複数のボイスコイルと、
前記磁石における前記一対の磁極の他方に当接するとともに、前記磁石の配列方向に沿った1対の側縁部が前記振動板に向かう方向に屈曲されたヨークと、
前記振動板の周縁部において前記振動板を支持するとともに、前記振動板とともに閉断面を形成し、内部に前記磁石およびヨークを収容するフレームと、
前記フレームにおける前記振動板が固定された側において前記フレームが固定されるスピーカ支持部材と、
前記ヨークと前記フレームとの間に設けられた弾性部材と、
を備える平面スピーカ。 - 前記弾性部材は、熱可塑性エラストマ、加硫ゴム、および軟質樹脂から選択される弾性材料を成形した弾性材料成形体、前記弾性材料を発泡させた弾性材料発泡体、並びに板バネから選択される請求項1〜3の何れか1項に記載の平面スピーカ。
- 前記振動板と前記フレームとはアルミニウム合金から形成されている請求項1〜4の何れか1項に記載の平面スピーカ。
- 前記ボイスコイルは磁石毎に形成されている請求項1〜5の何れか1項に記載の平面スピーカ。
- 前記ボイスコイルは、磁石2個毎に形成されている請求項1〜5の何れか1項に記載の平面スピーカ。
- 画像信号と音声信号とが同時に入力されると前記画像信号に対応する画像を表示させるとともに、前記音声信号に対応する音声を発生させる音声画像ディスプレイであって、
前記画像信号が入力され、対応する画像を表示する画像表示部と、
前記画像表示部の周縁に設けられ、前記音声信号によって鳴動する請求項1〜7の何れか1項に記載の平面スピーカと、
を備え、
前記平面スピーカにおいては、振動板が前方に位置するように配置されているとともに、スピーカ支持部材が前記画像表示部と前記平面スピーカとが収容される筐体の一部を構成する音声画像ディスプレイ。 - 車両の天井に装着された請求項1〜7の何れか1項に記載の平面スピーカと、
前記平面スピーカに電気的に接続された音声信号発生手段と、
を備える車両用音響システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009142A JP2010166515A (ja) | 2009-01-19 | 2009-01-19 | 平面スピーカ、音声画像ディスプレイ、および車両用音響システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009009142A JP2010166515A (ja) | 2009-01-19 | 2009-01-19 | 平面スピーカ、音声画像ディスプレイ、および車両用音響システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010166515A true JP2010166515A (ja) | 2010-07-29 |
Family
ID=42582304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009009142A Pending JP2010166515A (ja) | 2009-01-19 | 2009-01-19 | 平面スピーカ、音声画像ディスプレイ、および車両用音響システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010166515A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2009
- 2009-01-19 JP JP2009009142A patent/JP2010166515A/ja active Pending
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