JP2010166160A - 車載ゲートウェイ装置、車両制御システム、及び車両制御方法 - Google Patents

車載ゲートウェイ装置、車両制御システム、及び車両制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各ECUが行っていた判断処理の負荷を低減させ、各ECUが記憶するべきプログラムのROM容量を効率的に低減できる車載ゲートウェイ装置を提供する。
【解決手段】ゲートウェイECU100は、異なる又は同一のプロトコルを用いる車載ネットワーク間のデータ通信を中継する通信部301、判定パターン記憶部303に記憶されている判定パターンテーブルに記述される判定パターンを参照して、受信した車両情報に基づいて各ECUが行うべき制御情報を判定する判定部302、及び判定パターンテーブルを記憶する判定パターン記憶部303を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信線の異なる車載LAN間でのデータ中継を行う車載ゲートウェイ装置に関し、特に車載された各種電子制御ユニット間のデータを中継する車載ゲートウェイ装置に関するものである。
近年、自動車のエレクトロニクス化が進展し、ソフトウェア開発や自動車に搭載される電子制御ユニット(Electronic Control Unit:以下ECUと記載)の数も飛躍的に増加する傾向にある。従って、同じ様な処理機能を有する複数の各ECUを車載LANで接続し、ゲートウェイ装置を用いて各ECU間でのデータの送受信を中継する車載ネットワーク構成となっている。
そして、例えば、プリクラッシュセーフティシステム(Pre-Crush Safety System:以下PCSと記載)においては多数のECUがネットワークで接続されて、お互いに多数の制御情報を取得して制御を行う必要がある。
図7は、車載LANを介して複数のECUが接続された車載ネットワーク820の従来例を示す図である。なお、本図の実線(91)は車載LANを、点線(81から90)は各ECU間のデータの送受信を示している。
車載ネットワーク820は、PSB(Pre-crush Seat Belt)ECU801、前方レーダECU802、後方レーダECU803、ENG(Engine)ECU804、VSC(Vehicle Stability Control)ECU805、AVS(Active Variable Suspension)ECU806、ドアECU807、ヘッドレストECU(D席)808、ヘッドレストECU(P席)809、ボデーECU810、メータECU811、及びA/B(Air/Bag)ECU812が中継装置であるゲートウェイECU800を介して互いに接続されている。
ここで各ECUの制御について説明すると、ゲートウェイECU800は、制御系のECU間の通信に用いられるプロトコルであるCAN(Control Area Network)やエアバックに特化した通信に用いられるASRB(Automotive Safety Restraints Bus)、カーナビゲーション等の情報系のECUに用いられるIEEE1394等の異なる又は同一のプロトコルを用いるネットワーク間のデータの送受信を中継するための制御部となる。
PSB ECU801は、運転席や助手席に設けられているプリクラッシュシートベルトの制御を行う。前方レーダECU802は、フロント側のミリ波レーダセンサの制御を行う。後方レーダECU803はリヤ側に備えられたミリ波レーダセンサの制御を行う。ENG ECU804は、主にエンジン回転数等のエンジン関係の各種機器の制御を行う。
また、VSC ECU805は、車体安定性に関しての制御を行う。AVS ECU806は、車体環境に応じてサスペンションの減衰力を変更する制御を行う。ドアECU807は、ドアに関連する各種機器の制御を行う。ヘッドレストECU808及び809は、ヘッドレストの移動量を調整する制御を行う。ボデーECU810は、ハザードランプの点灯等の制御を行う。メータECU811は車速情報等からメータやゲージシステム等の制御を行う。A/B ECU812は加速度センサより衝撃感知・エアバック展開等の制御を行う。
そして、各ECUは図示していないが各々の制御部であるアクチュエータ部と接続され、電気信号等を用いてアクチュエータ部の情報を取得すると共にアクチュエータ部の制御を行う。
図8は、図7に示す車載ネットワークの各ECU間でのデータの送受信を説明するシーケンス図である。
最初に、車載ネットワーク上の各ECUは、アクチュエータ部から車両情報を取得して(ステップS901でYES)、この車両情報を図7の点線81から85に示すようにゲートウェイECU800側に送信する(ステップS902)。この車両情報としては、例えば図7の点線83に示すENG ECU804から送信されるエンジン回転数、点線84に示すVSC ECU805から送信される車速等が挙げられる。
次に、ゲートウェイECU800は、車両情報を各ECUから受信すると(ステップS903)、図7の点線86から90に示すように各ECUに中継して送信する(ステップS904)。例えば図7においては、PSB ECU801には、車両情報として、点線90に示すA/B ECU812からのエアバック作動信号、点線87に示すVSC ECU805からの車速、及び点線86に示すENG ECU804からのエンジン回転数の情報がゲートウェイECU800を介して中継される。
次に、車載ネットワーク上の各ECUは、中継された車両情報を受信したと判断した場合に(ステップS905でYES)、各ECUに記憶されている制御プログラムに従って、車両情報に基づいて衝突不可避時から衝突時の制御が必要か否かを判断して(ステップS906)、制御が必要と判断した場合には(ステップS906でYES)、衝突不可避時から衝突時の各制御を実施する(ステップS907)。この各ECUで実施される制御は、例えば図7に示すPSB ECU801ではプリクラッシュシートベルト作動、すなわちシートベルト巻取り等である。なお、制御が不要と判断された場合には(ステップS906でNO)、各ECUは特に制御を行わない。
図9は、車載LANを介して複数のECUが接続された車載ネットワーク1020の別の従来例を示す図である。本図は、車体製造時等において型式等の車両固有情報を用いて車体に備えられた各ECUの内部情報を切り替える場合であり、実線(24)は車載LAN、点線(20から23)は各ECU間のデータの送受信を示している。
車載ネットワーク1020には、ENG ECU1001、ECT(Electronic Controlled Transmission)ECU1002、ブレーキECU1003、ボデーECU1004、D席ドアECU1005、P席ドアECU1006、メータECU1007、AFS(Adaptive Front-Lighting System)ECU1008、A/C(Air/Conditioner)ECU1009、情報系の処理を行うナビECU1010、オーディオECU1011、及びTEL ECU1012がゲートウェイECU1000を介して接続されている。
また、各ECUの制御を説明すると、ECT ECU1002は、車速等に応じてトランスミッションの制御を行う。AFS ECU1008は、ヘッドライト方向の制御を行い、A/C ECU1009は、ヒータやエアコンディショナーシステム等を制御し、ナビECU1010は、カーナビゲーションの表示/音声言語、表示画面を制御し、オーディオECU1011は、オーディオ音量等を制御し、TEL ECU1012は、車載電話に関した制御を行う。
図10は、図9に示す車載ネットワーク1020の各ECU間でのデータの送受信を説明するためのシーケンス図である。
最初に、ゲートウェイECU1000以外の各ECUから取得される情報が車両固有情報か否かを判断し(ステップS1101)、車両固有情報であるならば(ステップS1101でYES)、各ECUからの情報がゲートウェイECU1000に送信される(ステップS1102)。ここで送信する車両固有情報は、例えば、図9の点線20に示すENG ECU1001の保持するエンジン型式(排気量 2リットル/3リットル等)、図9の点線21に示すECT ECU1002の保持するトランスミッション型式(ギア段数 4AT/5AT等)、図9の点線22に示すボデーECU1004の保持する仕向け先情報(日本/北米/欧州等)、図9の点線23に示すメータECU1007からのハンドル位置(右/左)等の情報である。
次に、ゲートウェイECU1000は、車両固有情報を受信して(ステップS1103)、車両固有情報を中継して各ECU側に送信する(ステップS1104)。
次に、車載ネットワーク上の各ECUは、中継された車両固有情報を受信したか否かを判断する(ステップS1105)。図9に示すENG ECU1001においては、点線21に示すように車両固有情報としてECT ECU1002からのトランスミッション型式、及び点線22に示すようにボデーECU1004からの仕向け先情報を受信する。
そして、車両固有情報を受信した場合には(ステップS1105でYES)、各ECUに記憶されている制御プログラムに従って、車両固有情報を用いて各ECUの内部情報の変更が必要か否かを判断して(ステップS1106)、内部情報の変更制御が必要と判断した場合には(ステップS1106でYES)、内部情報の切り替えの制御を実施する(ステップS1107)。
この内部情報の変更は、例えば、ENG ECU1001においては法規適合値を用いてギア段変速タイミング、仕向け情報を用いてトランスミッション型式の変更である。なお、制御が不要と判断された場合には(ステップS1106でNO)、各ECUは特に内部情報を切り替えない。
ところで、複数のネットワークバスを有する車両の状態情報を自動的にかつ効率的に収集し、車両の故障診断を行うゲートウェイと、車両外にある情報センタとの通信を自動的かつ効率的に行う車両用故障診断装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ゲートウェイにデータ記録手段を設け、データを正常に受信できないときに記録手段に記録されている最新データをLAN網上に送信するゲートウェイが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−243591号公報 特開2007−81484号公報
しかしながら、上記の図7や図9に示す従来の車載ネットワークにおいては、ゲートウェイECUは、一方のネットワークバスから送信された情報を他方のネットワークバスに中継する機能のみであり、ネットワーク上の各ECUは、ゲートウェイECUを用いて中継された制御情報を取得して、それらの情報に基づいて各ECUがそれぞれ保持している制御プログラムに従って制御を行うか否かの判断をするため、各ECUには独自の制御プログラムを組み込む必要があるという問題がある。
そして、近年の自動車の新規システム、装備の追加、機能や精度の向上により、ECU数やECUのROM容量が増加する傾向にあり、車両全体の電子システムもより複雑となり、データ通信量も増え、各ECUのROM容量や通信負荷を許容範囲内に収めることが難しいという問題が生じている。
さらに、上述の図9に示す車載ネットワークでは、複数の車両固有情報の送信元となるECUが異なるため、他の複数のECUと共通の条件で制御を行う必要のある車両固有情報であっても、随時ゲートウェイECUを介して各ECUに送信する必要があるため、通信量を抑えることができないという問題がある。
またさらに、上記の特許文献1に示すゲートウェイ装置は故障診断機能を有しているが、各ECUに制御プログラムを組み込まなければならず、また各ECU間で送受信される情報を適宜ゲートウェイ装置で中継して送信する必要がある。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、車載ゲートウェイ装置を含む車載ネットワークにおいて、各ECUが行っていた判断処理の負荷を低減させ、各ECUが記憶するべきプログラムのROM容量を効率的に低減することができる車載ゲートウェイ装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明に係るゲートウェイ装置は、車載ネットワーク上の複数の電子制御部に接続され、通信線の異なる電子制御部間のデータの送受信を中継する車載ゲートウェイ装置であって、少なくとも1つ以上の前記電子制御部から車両情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した車両情報に基づいて、前記電子制御部の制御に関する制御情報を判定する判定手段と、前記制御情報を、少なくとも制御対象となる電子制御部に送信する送信手段とを備える。
この構成により、車載ゲートウェイ装置の判定手段において電子制御部の制御を行うか否かを判定できるために、各電子制御部が各々の制御プログラムを記憶して車両情報を用いて制御するか否かの判断をする必要がなくなるため、各電子制御部が記憶するプログラムのROM容量を低減できる。
また、本発明に係るゲートウェイ装置は、さらに、前記車両情報に基づいて電子制御部の制御情報を判定するための判定パターンを記憶する判定パターン記憶手段を備え、前記判定手段は、前記受信した車両情報及び前記判定パターンに基づいて前記電子制御部の制御に関する制御情報を判定し、前記送信手段は、前記制御情報を、少なくとも制御対象となる電子制御部に送信する。
この構成により、ゲートウェイ装置の判定部で、判定パターン記憶部に記憶されている判定パターン及び受信手段で受信した車両情報を用いて、各電子制御部の制御を行うか否かを適切に判定できる。このため、各電子制御部に制御プログラムを記憶する必要性がなく、また、ゲートウェイ装置は全ての車両情報を中継して送信する必要性もなくなり、通信負荷を低減できる。
また、本発明に係るゲートウェイ装置の前記車両情報には、車両固有情報が含まれ、前記判定手段は、少なくとも1つ以上の前記車両固有情報、及び前記判定パターン記憶部に記憶されている判定パターンを用いて車体の型式パターンを判定し、前記送信手段は、判定結果である前記型式パターンを、少なくとも制御対象となる電子制御部に送信する。
この構成により、判定手段において車両固有情報、及び判定パターンを用いて車体の型式パターンを判定できるために、従来のように全ての車両情報をゲートウェイ装置が随時各電子制御部に中継して送信する必要性がなく、通信負荷を軽減できる。
また、本発明に係るゲートウェイ装置の前記判定パターン記憶手段は、前記車両情報、及び前記電子制御部の制御情報の関係が記述された判定パターンテーブルを記憶し、前記判定手段は、前記車両情報、及び前記判定パターンテーブルを参照して前記制御情報を判定する。
この構成により、前記判定手段は判定パターン記憶手段に記憶された判定パターンテーブル及び車両情報に基づいて容易に制御情報の判定が可能となる。
また、本発明に係る車両制御システムは、車載ネットワーク上の複数の電子制御部と、当該電子制御部間でのデータの送受信を中継するゲートウェイ装置とが通信線を介して接続された車両制御システムであって、前記ゲートウェイ装置は、少なくとも1つ以上の前記電子制御部から車両情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した車両情報に基づいて、前記電子制御部の制御に関する制御情報を判定する判定手段と、前記制御情報を、少なくとも制御対象となる電子制御部に送信する送信手段とを備え、前記電子制御部は、予め定められた車体の制御に関する車両情報を前記ゲートウェイ装置に送信する車両情報送信手段と、前記送信手段から送信された制御情報を受信する制御情報受信手段と、前記制御情報に従って当該電子制御部に接続されるアクチュエータ部を制御する制御手段とを備える。
この構成により、本発明の車両制御システムにおいては、車載ゲートウェイ装置の判定手段において電子制御部の制御を行うか否かを判定できるために、電子制御部が各々の制御プログラムを記憶して車両情報を用いて制御するか否かの判断する必要がなくなる。このため、電子制御部は制御情報受信手段において受信した制御情報を用いてアクチュエータ部の制御を実行できるために、各電子制御部が記憶するプログラムのROM容量を低減できる。
なお、本発明に係る車載ゲートウェイ装置を構成する処理手段をステップとする車両制御方法として実現したり、それらステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したり、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なDVDやCD−ROM等の記録媒体として実現することができるのは言うまでもない。
本発明に係る車載ゲートウェイ装置においては、車体制御をゲートウェイECUが統括的に判定でき、判断処理に対応する制御プログラムを各ECUそれぞれが所有する必要がなくなり、各ECUのROM容量を効率的に削減することが可能となる。
また、車載ゲートウェイ装置が判断処理を行うために、従来のように車両情報を全て各ECUに中継して送信する必要がなく、車載ゲートウェイ装置が中継する通信データを削減し、データ通信負荷を効果的に低減することが可能となる。
実施の形態1に係るゲートウェイECUを備える車載ネットワークの全体図 実施の形態1に係るゲートウェイECUの機能ブロック図 実施の形態1に係る車載ネットワークのデータの送受信を説明するシーケンス図 実施の形態2に係るゲートウェイECUを備える車載ネットワークの全体図 実施の形態2に係る車載ネットワークでのデータの送受信を説明するシーケンス図 (a)実施の形態1に係るゲートウェイECUの判定パターン記憶部に記憶されている判定パターンテーブルの一例を示す図(b)実施の形態2に係るゲートウェイECUの判定パターン記憶部に記憶されている判定パターンテーブルの一例を示す図 車載LANを介して複数のECUか接続された車載ネットワークの従来例を示す図 図7に示す車載ネットワークの各ECU間でのデータの送受信を説明するためのシーケンス図 車載LANを介して複数のECUか接続された車載ネットワークの別の従来例を示す図 図9に示す車載ネットワークの各ECU間でのデータの送受信を説明するためのシーケンス図
以下、本発明に係る車載ゲートウェイ装置の実施の形態について図面を参照して説明を行う。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係る車載ネットワーク200の全体図である。なお、本図に示す矢印の点線(10から15)は各ECU間でのデータの送受信を示し、本図の実線(16)は、車載LANを示している。
なお、本実施の形態1に係る車載ゲートウェイECU100は、LANを介して接続する各ECUの共通ロジックをゲートウェイECU100に組み込み、中継用として受信した通信データと予めECUに記憶しておいた制御条件とを比較判断し、条件成立時において各ECUへ制御情報の通知を行うことを特徴としている。
図1に示す車載ネットワーク200は、PSB ECU101、前方レーダECU102、後方レーダECU103、ENG ECU104、VSC ECU105、AVS ECU106、ドアECU107、ヘッドレストECU(D席)108、ヘッドレストECU(P席)109、ボデーECU110、メータECU111、及びA/B ECU112がデータ中継装置であるゲートウェイECU100を介して互いに接続されている。
なお、これらのECUの制御機能は上述の従来の図7の車載ネットワークと同様であるためにその詳細な説明を省略する。
図2は、本実施の形態1に係るゲートウェイECU101の機能ブロック図を示す。
ゲートウェイECU100は、通信部301、判定部302、及び判定パターン記憶部303を備える。
通信部301は、通信線の異なる車載ネットワーク間のデータ通信を中継する。
判定部302は、CPUが制御プログラム(コンピュータプログラム)を実行することにより所定の動作を行う処理部であり、受信した車両情報に基づいて例えば図6(a)に示す判定パターン記憶部303に記憶されている判定パターンテーブル700に記述される判定パターンを参照して、各ECUが行うべき制御情報を判定する。なお、図6(a)は、本実施の形態1に係るゲートウェイECU100の判定パターン記憶部303に記憶されている判定パターンテーブル700の一例を示す図である。
この制御情報しては、例えば、後述の図2や図3において説明するように、エンジン回転数3000rpm、車速100km、前方情報「接近」、後方情報「無し」、バックルSW制御情報「ON」という車両情報を受信した場合には、例えば、判定パターンは「1」である。そしてPSB ECU101はゲートウェイECU100から送信された判定パターンを受信して、バックルSW制御情報が「1」であるために、接続されたシートベルトのモータを締める方向に対応する電気信号をアクチュエータ部に発信して、モータが閉じる制御を行う。
判定パターン記憶部303は、図6に示す判定パターンテーブル700及び710を記憶している。そして判定部302は受信した速度等の車両情報に基づいて、判定パターン記憶部303の判定パターンテーブル700を参照して制御情報を判定し、通信部301を介して各ECUに対して制御情報を通知する。
図3は、本実施の形態1に係る車載ネットワーク200のデータの送受信を説明するシーケンス図である。
最初に、ゲートウェイECU100以外の各ECUが取得した情報が予め定められた車体の制御に必要な車両情報か否かを判断し(ステップS401)、車両情報である場合には(ステップS401でYES)、図1の点線10から14に示すように車両情報をゲートウェイECU100側に送信する(ステップS402)。
この車両情報は衝突不可避時から衝突時の制御に必要な情報であり、図1において示す点線12はENG ECU104から取得されたエンジン回転数、点線13はVSC ECU105から取得された車速、点線10は前方レーダECU102から取得された前方情報(物体の有無、相対速度等)、点線11は後方レーダECU103から取得された後方情報(物体の有無、相対速度等)、点線14はA/B ECU112から取得されたエアバック作動信号やシートベルトバックルSW情報となる。
次に、ゲートウェイECU100が、これらの車両情報を受信し(ステップS403)、ゲートウェイECU100の判定部302は受信した車両情報と、判定パターン記憶部303に記憶していた判定パターンを照らし合わせて各ECUに衝突に関する制御情報の判定処理を行う(ステップS404)。
そして、ゲートウェイECU100は、通信部301を介して判定結果である制御情報を図1の点線15に示すように各ECU側に送信する(ステップS405)。
次に、各ECUは、ゲートウェイECU100から制御情報を受信した場合(ステップS406でYES)、この制御情報に基づいてアクチュエータ部に対して制御信号を送信して各制御を実行する(ステップS407)。
この制御情報の具体例としては、ゲートウェイECU100により、衝突不可避な状態と判断された場合における、PSB ECU101でのプリクラッシュシートベルト作動をしてシートベルト巻取り、ENG ECU104での燃料ポンプ供給停止、VSC ECU105でのブレーキアシスト加圧、AVS ECU106でのショックアブゾーバの減衰力最適化、ドアECU107でのドアロック解除、ヘッドレストECU(D/P席)108及び109での電動ヘッドレスト作動を行う。
また、ボデーECU110における制御はリヤ側のミリ波レーダセンサによって後方車両の接近を検出し、ゲートウェイECU100が追突される可能性が高いと判断した場合、ボデーECU110に後方車両への警報(ハザードランプ点滅)、及びメータECU111でのドライバへの注意喚起等である。そして、これらの制御を行うことにより例えばPCSシステムにおいて車の衝突前から衝突時の適切な車体制御を行うことができる。
以上の説明のように、本実施の形態1に係るゲートウェイECU100を備える車載ネットワーク200の各ECUは、ゲートウェイECU100からの制御結果である制御情報を受信して制御動作を実行する。このため、ゲートウェイECU100以外の各ECUは各ECUの制御の実施を判断する制御プログラムをROM等に保持することが不要となり、各ECUでのROM等のメモリ容量の低減化を実現できる。
(実施の形態2)
以下、本発明に係る車載ゲートウェイ装置の第二の実施の形態に関して説明を行う。なお、本実施の形態2に係るゲートウェイECUの機能ブロック構成については上記の実施の形態1に係るゲートウェイECUの図2と同様であるためその説明を省略する。
図4は、本実施の形態2に係るゲートウェイECU500を備える車載ネットワーク520の全体図を示す。なお、本図に示す矢印の点線(50から54)は各ECU間のデータの送受信を示し、実線(55)は車載LANを示している。
車載ネットワーク520においては、ENG ECU501、ECT ECU502、ブレーキECU503、ボデーECU504、D席ドアECU505、P席ドアECU506、メータECU507、AFS ECU508、A/C ECU509、ナビECU510、オーディオECU511、及びTEL ECU512がゲートウェイECU500を介して接続されている。なお、これらのECUの制御機能は上述と同様であるためにその説明を省略する。
図5は、本実施の形態2に係る車載ネットワーク520でのデータの送受信を説明するシーケンス図である。
最初に、車載ネットワーク520上のゲートウェイECU500以外の各ECUが取得した情報が車両固有情報である場合には(ステップS601でYES)、車両固有情報が図4の点線50から53に示すようにゲートウェイECU500に送信される(ステップS602)。
この送信される車両固有情報は、例えば型式情報であり、図4の点線50に示すENG ECU501の保持するエンジン型式(排気量 2リットル/3リットル等)、図4の点線51に示すECT ECU502の保持するトランスミッション型式(ギア段数 4AT/5AT等)、図4の点線52に示すボデーECU504の保持する仕向け先情報(日本/北米/欧州等)、図4の点線53に示すメータECU507のハンドル位置(右/左)情報である。
次に、ゲートウェイECU500は、型式情報を受信すると(ステップS603)、受信した車両固有情報、及び図6(b)に示す判定パターン記憶部303に記憶していた型式パターンテーブル710を照らし合わせて型式パターンの判定処理を行い(ステップS604)、型式パターンの判定結果を各ECU側に送信する(ステップS605)。
そして、各ECUはゲートウェイECU500から送信される型式パターンの情報を受信した場合には(ステップS606でYES)、この受信した型式パターンに基づいて、内部情報の切り替えを行う(ステップS607)。
ここで、切り替えられる内部情報としては、例えばENG ECU501でのトランスミッション型式を用いたギア段変速タイミングや仕向け情報を用いた法規適合値、ECT ECU502でのエンジン型を用いたギア段変速タイミングや仕向け情報を用いた法規適合値、ブレーキECU503でのエンジン型式やトランスミッション型式を用いたブレーキアシスト量、及び仕向け情報を用いた法規適合値、D/P席ドアECU505及び506での仕向け情報を用いたパワーウインドウの特殊制御の有無、ハンドル位置を用いたD席の位置、メータECU507でのトランスミッション型式を用いたシフト表示や仕向け情報を用いた表示言語やハンドル情報を用いた表示画面である。
また、AFS ECU508での仕向け情報を用いた法規適合やハンドル情報を用いた左右駆動配分、A/C ECU509でのエンジン型式を用いたコンプレッサー駆動力配分や仕向け情報を用いた法規適合値、ナビECU510での仕向け情報を用いた表示/音声言語やハンドル位置を用いた表示画面、オーディオECU511でのエンジン型式を用いたエンジン回転増加時の音量アップの有無や仕向け情報を用いた表示言語、及びTEL ECU512でのエンジン型式を用いたエンジン回転数増加時の音量アップの有無や仕向け情報を用いた音声言語も切り替えられる内部情報となる。
なお、図6(b)は、本実施の形態2に係るゲートウェイECU500に記憶される型式パターンテーブル710の一例を示す図である。判定パターン記憶部303は各車両固有情報と判定パターンとの組み合わせを記憶し、ゲートウェイECU500の判定部302は型式パターンの判定結果を各ECUに送信する。
以上の説明のように、本実施の形態2に係る車載ゲートウェイ装置では、ゲートウェイECU500が型式を判定して図4の点線54に示すように複数の型式情報をゲートウェイECU500がまとめて1つのデータ(型式データ)として送信するため、受信側である各ECUは1回の受信処理で複数の車両情報の取得が可能となる。
従って、各ECUにおける型式パターン制御の判断に用いる車両固有情報を全てゲートウェイECUが中継して送信する必要がなくなるために、ゲートウェイECU500が中継するデータの処理回数や中継対象となるデータ量を削減し、データ通信負荷を効率的に低減することが可能となる。
本発明の車載ゲートウェイ装置は、例えば車載用の異なる又は同一の通信プロトコルを用いる複数の電子制御部(ECU)間でのデータ中継装置として適用できる。
100,500 ゲートウェイECU
101 PSB ECU
102 前方レーダ ECU
103 後方レーダECU
104,501 ENG ECU
105 VSC ECU
106 AVS ECU
107 ドアECU
108 ヘッドレストECU(D席)
109 ヘッドレストECU(P席)
110,504 ボデーECU
111,507 メータECU
112 A/B ECU
200,520 車載ネットワーク
301 通信部
302 判定部
303 判定パターン記憶部
502 ECT ECU
503 ブレーキECU
505 D席ドアECU
506 P席ドアECU
508 AFS ECU
509 A/C ECU
510 ナビECU
511 オーディオECU
512 TEL ECU
700,710 判定パターンテーブル

Claims (8)

  1. 車載ネットワーク上の複数の電子制御部に接続され、通信線の異なる電子制御部間のデータの送受信を中継する車載ゲートウェイ装置であって、
    少なくとも1つ以上の前記電子制御部から車両情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した車両情報に基づいて、前記電子制御部の制御に関する制御情報を判定する判定手段と、
    前記制御情報を、少なくとも制御対象となる電子制御部に送信する送信手段とを備える
    車載ゲートウェイ装置。
  2. 前記車載ゲートウェイ装置は、さらに、
    前記車両情報に基づいて電子制御部の制御情報を判定するための判定パターンを記憶する判定パターン記憶手段を備え、
    前記判定手段は、前記受信した車両情報及び前記判定パターンに基づいて前記電子制御部の制御に関する制御情報を判定し、
    前記送信手段は、前記制御情報を、少なくとも制御対象となる電子制御部に送信する
    請求項1記載の車載ゲートウェイ装置。
  3. 前記車両情報には、車両固有情報が含まれ、
    前記判定手段は、少なくとも1つ以上の前記車両固有情報、及び前記判定パターン記憶部に記憶されている判定パターンを用いて車体の型式パターンを判定し、
    前記送信手段は、判定結果である前記型式パターンを、少なくとも制御対象となる電子制御部に送信する
    請求項2記載の車載ゲートウェイ装置。
  4. 前記判定パターン記憶手段は、前記車両情報、及び前記電子制御部の制御情報の関係が記述された判定パターンテーブルを記憶し、
    前記判定手段は、前記車両情報、及び前記判定パターンテーブルを参照して前記制御情報を判定する
    請求項2記載の車載ゲートウェイ装置。
  5. 車載ネットワーク上の複数の電子制御部と、当該電子制御部間でのデータの送受信を中継するゲートウェイ装置とが通信線を介して接続された車両制御システムであって、
    前記車載ゲートウェイ装置は、
    少なくとも1つ以上の前記電子制御部から車両情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した車両情報に基づいて、前記電子制御部の制御に関する制御情報を判定する判定手段と、
    前記制御情報を、少なくとも制御対象となる電子制御部に送信する送信手段とを備え、
    前記電子制御部は、
    予め定められた車体の制御に関する車両情報を前記ゲートウェイ装置に送信する車両情報送信手段と、
    前記送信手段から送信された制御情報を受信する制御情報受信手段と、
    前記制御情報に従って当該電子制御部に接続されるアクチュエータ部を制御する制御手段とを備える
    車両制御システム。
  6. 前記車載ゲートウェイ装置は、さらに、
    前記車両情報に基づいて電子制御部の制御情報を判定するための判定パターンを記憶する判定パターン記憶手段を備え、
    前記判定手段は、前記受信した車両情報及び前記判定パターンに基づいて前記制御情報を判定し、
    前記送信手段は、前記制御情報を、少なくとも制御対象となる電子制御部に送信する
    請求項5記載の車両制御システム。
  7. 前記車両情報には、車両固有情報が含まれ、
    前記判定手段は、少なくとも1つ以上の前記車両固有情報、及び前記判定パターン記憶部に記憶されている判定パターンを用いて車体の型式パターンを判定し、
    前記送信手段は、判定結果である前記型式パターンを、少なくとも制御対象となる電子制御部に送信し、
    前記電子制御部の制御情報受信手段は、前記型式パターンを受信し、
    前記制御手段は、前記型式パターンに基づいて前記電子制御部の内部情報を変更する
    請求項6記載の車両制御システム。
  8. 車載ネットワーク上の複数の電子制御部に接続され、通信線の異なる電子制御部間のデータの送受信を中継する車載ゲートウェイ装置に用いる車両制御方法であって、
    少なくとも1つ以上の前記電子制御部から車両情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信した車両情報に基づいて、前記電子制御部の制御に関する制御情報を判定する判定ステップと、
    前記制御情報を、少なくとも制御対象となる電子制御部に送信する送信ステップとを含む
    車両制御方法。
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