JP2010166029A - 構造体の製造方法及びインクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

構造体の製造方法及びインクジェットヘッドの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モールドのプレスにより得られたパターンの残渣の発生を抑制し、より簡便な構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】ポジ型感光性樹脂からなる樹脂膜を備えた基板を準備する工程、該樹脂膜上にポジ型感光性樹脂と相溶するネガ型感光性樹脂を塗布する工程、モールドをネガ型感光性樹脂に押し付けモールドのパターンの凸部と基板との間にあるポジ型感光性樹脂とネガ型感光性樹脂を相溶させ相溶層を形成する工程、基板又はモールド越しに全面に活性エネルギー線を照射しネガ型感光性樹脂を硬化しポジ型感光性樹脂及び相溶層を現像液に対し可溶化する工程、モールドを離型しネガ型感光性樹脂にパターン形成した後他の支持基板に対しネガ型感光性樹脂を貼付する工程、基板をポジ型感光性樹脂及び相溶層から剥離する工程、ポジ型感光性樹脂と相溶層を現像液で除去する工程、を含む構造体の製造方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、構造体の形成方法及びインクジェットヘッドの製造方法に関する。
近年インプリント法と呼ばれる微細パターンの転写技術が提案されている。インプリント法の一例としては、非特許文献1、2に開示がある。これら2つの文献に開示されている方法はレジストに対する機械的加工方法であるため、モールドでプレスした領域にレジストの残渣が必ず発生する。この残渣はドライエッチングなどの手法で除去する必要があるが、このエッチングによりレジストパターンの形状が劣化したり、寸法制御性が低下する問題があった。また、必要なパターンの線幅や形状をできるだけ保持しつつ、残渣を除去するために、異方性の高いエッチング方法を用いると、エッチング処理時間が長くなることがあった。
例えば、特許文献1には、インプリント後の残渣を、アルゴンイオン流、フッ素含有プラズマ、反応性イオンエッチングガス、及びそれらの混合物からなる群から選択される環境下にさらすことで、除去する方法が記載されている。また、特許文献2から4には以下のような方法が開示されている。石英モールドの凸部に遮光膜あるいは遮光部を形成し、モールドをネガ型感光性樹脂に押し付けた状態で、照射光を選択的にネガ型感光性樹脂に照射する。その後、ネガ型感光性樹脂を現像することにより、遮光膜を有するモールド凸部の残渣を現像除去して、インプリントを行う方法が提案されている。しかしながらこれらの方法では、モールドに石英を用いるために、モールドを加工するための装置が非常に高価であり、設備投資が嵩む、また、モールドの凸部に遮光膜を設けるために、モールド作成工程が複雑になる、などの懸念がある。
また、特許文献5には、表面にレジストパターンを有するガラス基板の表面を、電気的に正極性に帯電し、このガラス基板及びレジストパターンの表面にガラスクラスターイオンビームを照射して、レジストパターンの残渣を除去する方法が開示されている。しかしながらこの方法では、ガラスクラスターイオン照射装置等の新規装置が必要となる上、インプリント法のように、残渣が膜状に残る場合には、選択的に残渣膜のみを除去することは困難である。
米国特許第6334960号明細書 特開2003−272998号公報 特開2004−304097号公報 特開2005−354017号公報 特開2007−207913号公報
S.Y.Chou等著、"Nanoimprint lithography"、ジャーナル オブ バキューム サイエンス テクノロジー(J. Vac. Sci. Technol.) B14(6)巻、4129−4133頁、1996年11月/12月 T. Bailey等著、"Step and flash imprint lithography:Template surface treatment and defect analysis"、ジャーナル オブ バキューム サイエンス テクノロジー(J. Vac. Sci. Technol.)、B18(6)巻、3572−3577頁、2000年11月/12月
そこで、本発明は、モールドをプレスすることにより得られたパターンの残渣の発生を抑制し、より簡便に構造体を製造可能にすることを目的とする。
本発明の構造体の製造方法は以下の工程を含む。(1)表面にポジ型感光性樹脂からなる樹脂膜を備えた基板を準備する工程、(2)前記ポジ型感光性樹脂からなる樹脂膜上に、該ポジ型感光性樹脂と相溶するネガ型感光性樹脂を塗布する工程、(3)パターンの形成されたモールドを前記ネガ型感光性樹脂に押し付け、該モールドのパターンの凸部と前記基板との間隙に存在するポジ型感光性樹脂とネガ型感光性樹脂とを相溶させ、相溶層を形成する工程、(4)前記モールドを前記ネガ型感光性樹脂に押し付けた状態で、該ネガ型感光性樹脂及びポジ型感光性樹脂に対して前記基板あるいはモールド越しに全面に活性エネルギー線を照射することで、該ネガ型感光性樹脂を硬化し、該ポジ型感光性樹脂及び相溶層を現像液に対して可溶化する工程、(5)前記モールドを離型し、ネガ型感光性樹脂にパターンを形成した後、他の支持基板に対して前記パターンの形成されたネガ型感光性樹脂を貼り付ける工程、(6)前記ポジ型感光性樹脂からなる樹脂膜を備えた基板の基板のみを、該ポジ型感光性樹脂及び相溶層から剥離する工程;(7)前記ポジ型感光性樹脂と前記相溶層とを現像液により除去する工程。
本発明に係る微細パターンの形成方法によれば、残渣の発生を抑制することで、より簡便に構造体を製造することが可能である。
本発明に係るインクジェットヘッドの製造方法により製造されるインクジェットヘッドの一例の斜視図を示す。 本発明に係るインクジェットヘッドの製造方法により製造されるインクジェットヘッドの一例の断面の模式図を示す。 本発明に係る微細パターンの形成方法の実施形態の一例及び実施例1における基板の断面を模式的に示した図である。 実施例2における基板の断面を模式的に示した図である。 本発明に係るインクジェットヘッドの製造方法の実施形態の一例及び実施例3における基板の断面を模式的に示した図である。
以下に本発明の実施形態について説明する。
以下に、本発明に係る構造体形成方法を微細パターンの製造方法を例にとって、詳細に説明する。
図3に本発明に係る微細パターンの製造方法の実施形態の一例を示す。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。
本実施形態では、まず、石英基板6を準備する。
基板は、微細パターンを形成する支持体として機能し得るものであれば、その形状、材質等に特に限定されることなく使用することができるが、本発明においては、後述するモールドが透明基材でない限りは、基板側には必ず石英を使用する。一方、モールド側が透明基材で、後述する活性エネルギー線を透過する材質である場合は、基板はシリコンなどの不透明基板を用いることもできる。本実施形態では、基板として石英基板6を用いる。
前記石英基板6の表面にポジ型感光性樹脂7を塗布する。
本発明におけるポジ型感光性樹脂7は、活性エネルギー線の照射により現像液に可溶化するポジ型レジストであれば特に限定されるものではない。好適には、ポリメチルイソプロペニルケトン、ポリビニルケトン等のビニルケトン系あるいはアクリル系の光崩壊型高分子化合物を用いることができる。アクリル系の光崩壊型高分子化合物としては、メタクリル酸とメタクリル酸メチルとの共重合体、メタクリル酸とメタクリル酸メチルと無水メタクリル酸との共重合体が挙げられる。また、アクリル酸メチルとメリロールアミノ基を有するアクリル酸誘導体との共重合体、アクリル酸メチルとアルコキシロール基を有するアクリル酸誘導体との共重合体が挙げられる。
また本発明では、ポジ型感光性樹脂7が塩基性物質を含むことが、後述するネガ型感光性樹脂8との相溶層9における重合開始剤の機能を阻害させる観点から好ましい。含有させる塩基性物質としては、トリフェニルアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、N,N−ジエチル−3−アミノフェノール、N−エチルジエタノールアミン、2−ジエチルアミノエタノール等の3級アミン類、ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、N−メチルベンジルアミン等の2級アミン類、ピリミジン、2−アミノピリミジン、4−アミノピリミジン、5−アミノピリミジン等のピリミジン化合物類及びその誘導体、ピリジン、メチルピリジン、2、6−ジメチルピリジン等のピリジン化合物類及びその誘導体、2−アミノフェノール、3−アミノフェノール等のアミノフェノール類及びその誘導体等のアミン化合物が好適に用いられる。しかし、これらに限定されるものではない。
これらアミン化合物による重合阻害は、後述する相溶層9以外において重合反応を極力損なわない程度に軽微であり、相溶層9においては重合開始剤の機能を十分に低下させる程度であることが好ましい。そのため、目的とする感度及び解像性が得られるように、用いるアミン化合物の塩基性とその添加量を調整することが好ましい。特に、3級アミンのように塩基性の比較的弱いものの方が添加量の調整が容易であり、より好適に用いられる。
これら塩基性物質の添加量は、塩基性物質の塩基性の度合いにもよるため一概には言えないが、後述するネガ型感光性樹脂8に添加する光重合開始剤の含有量に対して、0.01〜20質量%が好ましく、0.5〜4質量%がより好ましい。塩基性物質の添加量が0.01質量%より少ない場合は、相溶層9において十分な重合阻害効果が得られない場合がある。また、20質量%より多い場合には、相溶層9以外の重合阻害を起こす場合がある。この場合、露光量を増やすことによって対応は可能であるが、露光タクトの低下を招くことから、生産性を考慮した場合、あまり現実的ではない。なお、これらの塩基性物質は、二種以上混合することも各種性能のバランスを取る上で有用である。
(工程(2))
次に、図3(a)に示すように、前記ポジ型感光性樹脂7からなる樹脂膜上に、ポジ型感光性樹脂7と相溶するネガ型感光性樹脂8を塗布する。
本発明におけるネガ型感光性樹脂8のベース樹脂は、光照射によって高分子化することで、エッチング材料、あるいは構造材料としての高い機械的強度、下地との密着性、後の工程での耐溶剤性等を有することが要求される。これらの特性を満足する材料としては、カチオン重合型のエポキシ樹脂化合物を好適に用いることができる。エポキシ樹脂化合物としては、例えばビスフェノールAとエピクロヒドリンとの反応物のうち分子量がおよそ900以上の反応物、含ブロモスフェノールAとエピクロヒドリンとの反応物、フェノールノボラックあるいはo−クレゾールノボラックとエピクロヒドリンとの反応物、特開昭64−9216号公報、特開平2−140219号公報に記載のオキシシクロヘキサン骨格を有する多官能エポキシ樹脂等が挙げられるが、これら化合物に限定されるものではない。
また、ネガ型感光性樹脂8は、光重合開始剤を含有するエポキシ樹脂組成物であることが好ましい。ネガ型感光性樹脂8に含まれる光重合開始剤としては、ネガ型感光性樹脂8のベース樹脂がエポキシ樹脂化合物のようにカチオン重合可能な基を有する場合は、芳香族ヨードニウム塩、芳香族スルホニウム塩等が挙げられ、市販品ではADEKA製「アデカオプトマーSP−170」、「SP−150」(商品名)、みどり化学製「BBI−103」、「BBI−102」(商品名)、Rhodia製「Rhodorsil Photoinitiator 2074」(商品名)、三和ケミカル製「IBPF」、「IBCF」、「TS−01」、「TS−91」(商品名)等が挙げられる。
また、ネガ型感光性樹脂8のベース樹脂であるエポキシ樹脂化合物が固体の場合は、有機溶剤に溶解させた液体組成物として使用することが好ましい。この時、この有機溶剤はポジ型感光性樹脂7を溶解可能であるものを用いる。このような有機溶剤としては、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテルなどの極性溶媒が好適に用いられるが、これらに限定されるものではない。
また、塗布するネガ型感光性樹脂8の量は、後述するモールド3の充填される側の体積から換算し、適量付与することが好ましい。
なお、ネガ型感光性樹脂8のベース樹脂が固体で、溶媒に溶解させた液体組成物としてポジ型感光性樹脂7からなる樹脂膜上に塗布する場合には、塗布のみでは両樹脂の間で相溶は起きず、後述するモールドによる加圧又は加熱により相溶層を形成する。また、ネガ型感光性樹脂8のベース樹脂が液体で、溶媒を用いない場合にも、同様に後述するモールドによる加圧又は加熱により相溶層を形成する。
(工程(3))
次に、図3(b)に示すように、パターンの形成されたモールド3を前記ネガ型感光性樹脂8に押し付け、該モールド3のパターンの凸部3aと石英基板6との間隙に存在するポジ型感光性樹脂7とネガ型感光性樹脂8とを全て相溶させ、相溶層9を形成する。
本発明で使用されるモールド3は、ポジ型感光性樹脂7からなる樹脂膜を備えた基板が石英基板など透明なものではなく不透明の基板の場合には、透明基材からなるモールドを用いる。その場合の基材としては石英、ガラス、セラミック、プラスチック、感光性樹脂等、透明で強度と要求される精度の加工性を有するものが好ましいが、これらに限られるものではない。また、本実施形態のように、ポジ型感光性樹脂7からなる樹脂膜を備えた基板が透明基板の場合には、シリコン、各種金属材料、ガラス、セラミック、プラスチックなど、強度と加工性が優れていれば、種々の材料を用いることが可能である。しかし、例に挙げた材料に限定されるものではない。さらに、モールド3の形状としては、特に限定されるものはなく、凹凸形状が何段であってもよいことは言うまでもない。
本発明においては、モールド3をネガ型感光性樹脂8に押し付けることにより、ポジ型感光性樹脂7とネガ型感光性樹脂8との境界部で、2つの樹脂が相溶し混ざり合った状態で存在する相溶層9が形成される。この相溶層9は、パターンが形成されたモールド3で押し付けられるため、押し付けられた圧力によって相溶域が拡大される。特にモールド3のパターンの凸部と石英基板6との間隙における、ネガ型感光性樹脂8の厚みが小さい領域(通常のインプリント工程では残渣となる部分)では、全てのネガ型感光性樹脂8をポジ型感光性樹脂7と相溶させることができる。
ポジ型感光性樹脂7とネガ型感光性樹脂8とが相溶した相溶層9では、相溶によってネガ型感光性樹脂8の分子密度が低下するために、活性エネルギー線照射時における硬化反応率が低減し、通常よりも架橋反応が進行しにくくなる。一方で、ポジ型感光性樹脂7は、活性エネルギー線照射によって分子量が小さくなり、現像液に溶解しやすい方向に変化するため、活性エネルギー線照射した相溶層9は、現像液に対して比較的溶解しやすい。そのため、これまでインプリント法で課題となっていた残渣を現像液によって溶解除去することができる。このとき、前述したようにポジ型感光性樹脂7に塩基性物質を添加しておけば、相溶層9中のネガ型感光性樹脂8の硬化反応を阻害できるため、相溶層9の現像液に対する溶解性はさらに向上する。
モールド3をネガ型感光性樹脂8に押し付ける際の条件としては、石英基板6の温度が60〜150℃、モールド3を押し付ける際の圧力が0.01〜10MPaであることが、より相溶層9が形成されやすいため好ましい。
また、モールド3は、離型性を向上させるため、モールド3を離型剤にディッピングして離型処理を行った後、リンス剤でリンスして余剰の離型剤を除去したものを用いることが好ましい。
(工程(4))
次に、図3(c)に示すように、モールド3をネガ型感光性樹脂8に押し付けた状態で、ネガ型感光性樹脂8及びポジ型感光性樹脂7に対して石英基板6越しに全面に活性エネルギー線を照射する。これにより、ネガ型感光性樹脂8を硬化し、ポジ型感光性樹脂7及び相溶層9を現像液に対して可溶化する。
本発明においては、ポジ型感光性樹脂7とネガ型感光性樹脂8の吸収は互いの露光光を吸収することで、反応を阻害しないように留意する必要がある。そのためには露光装置に、i線ステッパーやg線ステッパーのような輝線の露光機を用いるよりも、水銀ランプのようなブロードの波長を有するランプ系の露光機を用いることが好ましい。
本実施例においては、石英基板6越しに活性エネルギー線を照射しているが、モールド3に石英モールド等透明な材料からなるモールドを用いる場合には、モールド越しに活性エネルギー線を照射してもよい。
また、本発明においては、ネガ型感光性樹脂8の硬化を促進するため、活性エネルギー線を照射後、加熱処理を行ってもよい。
(工程(5))
次に、図3(d)に示すようにモールド3を離型し、ネガ型感光性樹脂8にパターンを形成した後、図3(e)に示すように、他の支持基板18に対して前記パターンの形成されたネガ型感光性樹脂8を貼り付ける。
他の支持基板18としては、石英、ガラス、セラミック、プラスチック、感光性樹脂等、透明で強度と要求される精度の加工性を有するものが好ましいが、これらに限られるものではない。
(工程(6))
次に、ポジ型感光性樹脂7からなる樹脂膜を備えた石英基板6の石英基板6のみを、ポジ型感光性樹脂7及び相溶層9から剥離する。
石英基板6の剥離は、前記工程(5)における貼り付け後、石英基板6を加熱し、工程(4)における活性エネルギー線照射によって低分子化しているポジ型感光性樹脂7を軟化させることで剥離することができる。
(工程(7))
次に、ポジ型感光性樹脂7と相溶層9とを現像液により現像除去する。
現像除去に用いる現像液としては、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、メチルイソブチルケトン等を用いることができるが、相溶層9とポジ型感光性樹脂7が溶解することが可能であれば、これに限定されるものではない。また、前記現像液で現像した後、イソプロピルアルコール(IPA)等でリンス処理を行ってもよい。
以上の工程により、図3(f)に示すように、残渣のない所望のパターンを得ることができる。
[インクジェットヘッドの製造方法]
図1、図2に本発明に係るインクジェットヘッドの製造方法により製造されるインクジェットヘッドの一例の断面の模式図を示す。図2は図1のA−B線を通り基板1に垂直に切断した断面を示している。
図1、図2において、液体を吐出するために用いられるエネルギー発生素子としての発熱素子15を具備した基板12にはインク流路17にインクを供給するインク供給口16が形成されている。また、発熱素子15を具備した基板上には、複数のインク吐出口13とインク吐出口13に連通するインク流路17の壁20を有する吐出口部材21が設けられている。
以上の構成において、インクはインク供給口16からインク流路17に供給、保持され、発熱素子15に記録信号に応じた電気が通電されることにより発熱素子15によって変換された熱エネルギーにより、充填されていたインク中に気泡を瞬間的に発生させる。該気泡の成長によって生じる圧力変化を利用し、インク滴をインク吐出口13から吐出させ、記録媒体に記録する。吐出口の形状は四角、円形、に限らず、中央がくびれた形状、多角形でもよい。
図5に本発明に係るインクジェットヘッドの製造方法の実施形態の一例を示す。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。
本実施形態においては、まずシリコン基板14を準備する。準備したシリコン基板14に対し、前記微細パターンの形成方法と同様にポジ型感光性樹脂7を塗布する。
次に、図5(a)に示すように、ポジ型感光性樹脂7が塗布されたシリコン基板14に対し、ネガ型感光性樹脂8を所定量ディスペンスする。
次に、図5(b)に示すように、用意した石英モールド5をネガ型感光性樹脂8に押し付ける。本実施形態では、モールドとして2段の段差を有する石英モールド5を用いているが、所望のインク流路及びインク吐出口の形状とするために本実施形態とは異なる形状のモールドを用いることは差し支えない。用いるポジ型感光性樹脂7、ネガ型感光性樹脂8の材料、押し付けの際の条件などは、前記微細パターンの形成方法と同様とすることができる。これにより、石英モールド5のインク吐出口部に相当する凸部とシリコン基板14との間隙に存在するポジ型感光性樹脂7とネガ型感光性樹脂8とが全て相溶し、相溶層9となる。
続いて、図5(c)に示すように、石英モールド5をネガ型感光性樹脂8に押し付けた状態で、石英モールド5越しに全面に活性エネルギー線を照射することで、ネガ型感光性樹脂8を硬化し、ポジ型感光性樹脂7及び相溶層9を現像液に対して可溶化する。露光機、活性エネルギー線の照射条件については、前記微細パターンの形成方法と同様とすることができる。
次に、図5(d)に示すように石英モールド5を離型し、ネガ型感光性樹脂8にパターンを形成した後、図5(e)に示すように、発熱素子を具備した基板12に対して前記パターンの形成されたネガ型感光性樹脂8を貼り付ける。貼り付け時の条件については、前記微細パターンの形成方法と同様とすることができる。
次に、シリコン基板14のみを、ポジ型感光性樹脂7及び相溶層9から剥離し、ポジ型感光性樹脂7と相溶層9とを現像液により現像除去する。シリコン基板14の剥離、ポジ型感光性樹脂7と相溶層9の現像除去の条件については、前記微細パターンの形成方法と同様とすることができる。
貼り付けられたネガ型感光性樹脂8は吐出口部材21となり、図5(f)に示すように、残渣のない所望の形状のインク流路17及びインク吐出口13が形成された吐出口部材21備えるインクジェットヘッドを得ることができる。
(実施例1)
図3は実施例1における微細パターンの製造方法を示している。まず本実施例においては、石英基板6を準備した。
図3(a)に示すように、準備した石英基板6に対し、ポジ型感光性樹脂7としてメタクリル酸とメタクリル酸メチルの共重合体(メタクリル酸メチル:メタクリル酸=90:10、Mw=80000、Mn=2.5)に塩基性物質である、トリエタノールアミンをメタクリル酸−メタクリル酸エチルの共重合体樹脂に対して1.0質量%添加した樹脂を用いて、厚さ1μmで塗布した。
次にネガ型感光性樹脂8として、化薬マイクロケム社製「SU−8 3005」(商品名)を、また、モールド3として所望のパターンを有する深さ5μmのニッケルモールドを準備した。
図3(a)に示すように、ポジ型感光性樹脂7が塗布された石英基板6に対し、ネガ型感光性樹脂8である「SU−8 3005」を所定の量ディスペンスした。
その後、図3(b)に示すように、用意したモールド3をネガ型感光性樹脂8に押し付けた。モールド3を押し付ける際の条件としては、石英基板6の温度を40℃、圧力を0.2MPaとし、熱と圧力によって相溶層9が形成されやすい条件とした。これにより、圧力のかかるモールド3の凸部と石英基板6との間に存在するポジ型感光性樹脂7とネガ型感光性樹脂8は全て相溶し、相溶層9となった。なお、ディスペンスするネガ型感光性樹脂8の量は、モールド3の充填される側の体積から換算し、適量滴下した。また、モールド3は、ハーベス製離型剤「デュラサーフHD−1101TH」(商品名)にディッピングすることで離型処理を行い、24時間室温で静置した後、住友スリーエム製「ノベックHFE−7100」(商品名)でリンスし、余剰の離型剤を除去したものを用いた。
続いて、図3(c)に示すように、モールド3を押し付けた状態で、石英基板6面から紫外線光を照射し、その後95℃/6minの加熱を行うことで、ネガ型感光性樹脂8の硬化、ポジ型感光性樹脂7及び相溶層9の現像液に対する可溶化を行った。この時使用した露光機は、キヤノン製マスクアライナー「MPA600」(商品名)であり、紫外線照射量は、300mJ/cm2とした。その後、図3(d)に示すようにモールド3を離型し、ネガ型感光性樹脂8に所望のパターンを形成した。
次に、図3(e)に示すように、パターンの形成されたネガ型感光性樹脂8を、目的の支持基板18に貼り付けた。支持基板18には6インチウェハーを用い、貼り付ける際の条件としては、支持基板18に対して20kNの力を室温で加えることで貼り付けた。
その後、石英基板6を加熱し、紫外線照射によって低分子化しているポジ型感光性樹脂7を軟化させることで、石英基板6をポジ型感光性樹脂7及び相溶層9から剥離した。その後、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートにてポジ型感光性樹脂7及び相溶層9を現像し、IPAでリンスすることにより、残渣のない所望のインプリントパターンを得た。
(実施例2)
図4は実施例2における微細パターンの製造方法を示している。まず本実施例においては、シリコン基板14を準備した。
図4(a)に示すように、準備したシリコン基板14に対し、ポジ型感光性樹脂7としてメタクリル酸とメタクリル酸メチルの共重合体(メタクリル酸メチル:メタクリル酸=70:30、Mw=100000、Mn=2.0)に塩基性物質である、トリエタノールアミンをメタクリル酸−メタクリル酸エチルの共重合体樹脂に対して0.5質量%添加した樹脂用いて、厚さ0.5μmで塗布した。
次にネガ型感光性樹脂8として、東京応化社製「TMMR 2000」(商品名)を、また、モールドとして所望のパターンを有する深さ10μmの石英モールド5を準備した。
図4(a)に示すように、ポジ型感光性樹脂7が塗布された基板に対し、ネガ型感光性樹脂8である「TMMR 2000」を所定の量ディスペンスした。
その後、図4(b)に示すように、用意した石英モールド5をネガ型感光性樹脂8に押し付けた。石英モールド5を押し付ける際の条件としては、シリコン基板14の温度を40℃、圧力を0.2MPaとし、熱と圧力によって相溶層9が形成されやすい条件とした。これにより、圧力のかかる石英モールド5の凸部とシリコン基板14との間に存在するポジ型感光性樹脂7とネガ型感光性樹脂8は全て相溶し、相溶層9となった。なお、ディスペンスするネガ型感光性樹脂8の量は、石英モールド5の充填される側の体積から換算し、適量滴下した。また、石英モールド5は、実施例1と同様の方法で離型処理を行った。
続いて、図4(c)に示すように、石英モールド5を押し付けた状態で、石英モールド5側から紫外線光を照射し、その後90℃/5minの加熱を行うことで、ネガ型感光性樹脂8の硬化、ポジ型感光性樹脂7及び相溶層9の現像液に対する可溶化を行った。この時使用した露光機は「MPA600」であり、紫外線照射量は150mJ/cm2とした。その後、図4(d)に示すように石英モールド5を離型し、ネガ型感光性樹脂8に所望のパターンを得た。
次に、図4(e)に示すように実施例1と同様の方法で目的の支持基板18に転写した。その後、ポジ型感光性樹脂7及び相溶層9からシリコン基板14を剥離し、ポジ型感光性樹脂7及び相溶層9を現像除去し、さらにリンスを行うことにより、図4(f)に示すように残渣のない所望のインプリントパターンを得た。
(実施例3)
図5は実施例3におけるインクジェットヘッドの製造方法を示している。まず実施例3においては、シリコン基板14を準備した。
図5(a)に示すように、準備したシリコン基板14に対し、ポジ型感光性樹脂7としてメタクリル酸とメタクリル酸メチルの共重合体(メタクリル酸メチル:メタクリル酸=90:10、Mw=100000、Mn=2.0)に塩基性物質である、トリエタノールアミンをメタクリル酸―メタクリル酸エチルの共重合体樹脂に対して0.5wt%添加した樹脂用いて、厚さ0.5μmで塗布した。
次に、ネガ型感光性樹脂8として、東京応化社製「TMMR 2000」(商品名)を、また、モールドとして所望のパターンを有する深さ20μmの石英モールド5を準備した。この石英モールド5は、図5(a)に示すように、二つの凸部5a、5bからなる2段の段差を有する石英モールドで、一つの段差の深さはそれぞれ10μmである。5aは5bの領域内に設けられる。
図5(a)に示すように、ポジ型感光性樹脂7が塗布された基板に対し、ネガ型感光性樹脂8である「TMMR 2000」を所定の量ディスペンスした。
その後、図5(b)に示すように、用意した石英モールド5をネガ型感光性樹脂8に押し付けた。石英モールド5を押し付ける際の条件としては、シリコン基板14の温度を40℃、圧力を0.2MPaとし、熱と圧力によって相溶層9が形成されやすい条件とした。これにより、圧力のかかる石英モールド5の凸部とシリコン基板14との間に存在するポジ型感光性樹脂7とネガ型感光性樹脂8は全て相溶し、相溶層9となった。なお、ディスペンスするネガ型感光性樹脂8の量は、石英モールド5の充填される側の体積から換算し、適量滴下した。また、石英モールド5は、実施例1と同様の方法で離型処理を行った。
続いて、図5(c)に示すように、石英モールド5を押し付けた状態で、石英モールド5側から紫外線光を照射し、その後90℃/5minの加熱を行うことで、ネガ型感光性樹脂8の硬化、ポジ型感光性樹脂7及び相溶層9の現像液に対する可溶化を行った。この時使用した露光機は「MPA600」であり、紫外線照射量は150mJ/cm2とした。その後、図5(d)に示すように石英モールド5を離型し、ネガ型感光性樹脂8に所望のパターンを得た。
次に、図5(e)に示すように実施例1と同様の方法で、発熱素子を具備した基板12に転写し、ポジ型感光性樹脂7及び相溶層9からシリコン基板14を剥離した。その後、ポジ型感光性樹脂7及び相溶層9を現像除去し、さらにリンスを行うことにより、図5(f)に示すように残渣のない所望のインクジェットヘッドを得た。
3 モールド
3a 凸部
5 石英モールド
5a 凸部
5b 凸部
6 石英基板
7 ポジ型感光性樹脂
8 ネガ型感光性樹脂
9 相溶層
12 基板
13 インク吐出口
14 シリコン基板
15 発熱素子
16 インク供給口
17 インク流路
18 支持基板
20 壁
21 吐出口部材

Claims (7)

  1. (1)表面にポジ型感光性樹脂からなる樹脂膜を備えた基板を準備する工程、
    (2)前記ポジ型感光性樹脂からなる樹脂膜上に、該ポジ型感光性樹脂と相溶するネガ型感光性樹脂を塗布する工程、
    (3)パターンの形成されたモールドを前記ネガ型感光性樹脂に押し付け、該モールドのパターンの凸部と前記基板との間隙に存在するポジ型感光性樹脂とネガ型感光性樹脂とを相溶させ、相溶層を形成する工程、
    (4)前記モールドを前記ネガ型感光性樹脂に押し付けた状態で、該ネガ型感光性樹脂及びポジ型感光性樹脂に対して前記基板あるいはモールド越しに全面に活性エネルギー線を照射することで、該ネガ型感光性樹脂を硬化し、該ポジ型感光性樹脂及び相溶層を現像液に対して可溶化する工程、
    (5)前記モールドを離型し、ネガ型感光性樹脂にパターンを形成した後、他の支持基板に対して前記パターンの形成されたネガ型感光性樹脂を貼り付ける工程、
    (6)前記ポジ型感光性樹脂からなる樹脂膜を備えた基板の基板のみを、該ポジ型感光性樹脂及び相溶層から剥離する工程、
    (7)前記ポジ型感光性樹脂と前記相溶層とを現像液により除去する工程、
    を含む構造体の製造方法。
  2. 前記ネガ型感光性樹脂のベース樹脂が液体である請求項1に記載の構造体の製造方法。
  3. 前記ネガ型感光性樹脂が、前記ポジ型感光性樹脂を溶解させることが可能な溶媒に固体のベース樹脂を溶解させた液体組成物である請求項1又は2に記載の構造体の製造方法。
  4. 前記ネガ型感光性樹脂が光重合開始剤を含有するエポキシ樹脂組成物である請求項1から3のいずれか1項に記載の構造体の製造方法。
  5. 前記ポジ型感光性樹脂が、塩基性物質を含有する請求項1から4のいずれか1項に記載の構造体の製造方法。
  6. 前記ポジ型感光性樹脂に含まれる塩基性物質の量が、前記ネガ型感光性樹脂に含まれる前記光重合開始剤の含有量に対して、0.01〜20質量%である請求項5に記載の構造体の製造方法。
  7. インクを吐出する吐出口と連通するインクの流路を有するインクジェットヘッドの製造方法であって、
    液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子を備えた基板を用意する工程、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の構造体の製造方法により得られた構造体を前記基板上に設ける工程、
    を含むインクジェットヘッドの製造方法。
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