JP2010164087A - 減衰力可変式ダンパ - Google Patents
減衰力可変式ダンパ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010164087A JP2010164087A JP2009004846A JP2009004846A JP2010164087A JP 2010164087 A JP2010164087 A JP 2010164087A JP 2009004846 A JP2009004846 A JP 2009004846A JP 2009004846 A JP2009004846 A JP 2009004846A JP 2010164087 A JP2010164087 A JP 2010164087A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output shaft
- peripheral wall
- rotary motion
- motion output
- damping force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
【解決手段】減衰力可変式ダンパ10は、車体側に設けられたケース17と、車輪側に設けられたストラット24と、ケース17とストラット24との間の相対的直線運動を回転運動に変換する直線−回転運動変換手段25と、直線−回転運動変換手段25に設けられ、変換された回転運動を出力する回転運動出力軸26と、回転運動出力軸26の回転を抑制するために回転運動出力軸26に摩擦力を付与する摩擦発生手段27とを備えている。
【選択図】図1
Description
このダンパは、ピストンロッドの上端部が車体側部材に設けられ、シリンダの下端部が車輪側部材に設けられている。
ここで、ダンパのなかには、例えば、路面の凹凸や車速に対応させて減衰力を調整可能な減衰力可変式ダンパがある(例えば、特許文献1参照。)。
摩擦発生手段は、ピストンロッドの外周側に、ピストンロッドに向けて移動可能にパッドを備えている。
ここで、減衰力可変式ダンパは、路面の凹凸に対応して伸縮移動するため、比較的狭い範囲で伸縮移動が頻繁におこなわれ、狭い範囲を超えた比較的広い範囲では伸縮移動が頻繁におこなわれない。
ピストンロッドにパッドが頻繁に押し付けられる部位は、頻繁に押し付けられない部位に比して摩耗量が多くなり、それぞれの部位のロッド径が異なることが考えられる。
このため、摩耗量の多い部位と摩耗量の少ない部位とにパッドを接触させた際の摩擦力が異なり、減衰力可変式ダンパの減衰力を適切に調整することが難しい。
そして、摩擦発生手段で回転運動出力軸の回転を抑制するために、回転運動出力軸に摩擦力を付与するようにした。
回転運動出力軸の回転を抑制することで、減衰力可変式ダンパの減衰力を路面の凹凸や車速などに対応させて可変(すなわち、調整)することができる。
このように、回転運動出力軸の外周壁のうち略全面に押付力を作用させることで、回転運動出力軸の外周壁を略均等に摩耗させることができる。
よって、回転運動出力軸に押付力を均等に作用させることができる。
これにより、例えば、路面の凹凸や車速などに対応させて減衰力可変式ダンパの減衰力を適切に調整することができる。
ここで、回転運動出力軸が回転することで、回転運動出力軸と摩擦発生手段との間の間隙に作動油を良好に供給する(導き入れる)ことができる。
よって、摩擦発生手段を回転運動出力軸の外周壁に接触させた際に、外周壁および摩擦発生手段間に作動油を介在させた状態で摩擦力を発生させることができる。
したがって、回転運動出力軸に押付力を一層均等に作用させることが可能になり、減衰力可変式ダンパの減衰力を一層適切に調整することができる。
ねじ軸の回転を減速機で減速させて回転運動出力軸に伝達することで、回転運動出力軸の回転数を下げることができる。
これにより、回転運動出力軸の外周壁の摩耗量をさらに抑えることができ、減衰力可変式ダンパの減衰力をより一層適切に調整することができる。
よって、減衰力可変式ダンパを構成する材料の選択肢を、耐熱性に優れた金属材料に限らないで、金属材料に比して耐熱性に劣る樹脂やゴム材料まで広げることができる。
これにより、一例として、ケース内に作動油を封入する手段としてゴム製のシールを用いることを可能にできる。
よって、摩擦発生手段(すなわち、減衰力可変式ダンパ)の小型化を図ることができる。
これにより、車体側部材と車輪側部材との間の比較的狭い空間に、減衰力可変式ダンパを配置する際のレイアウト性(すなわち、設計の自由度)を高めることができる。
よって、大径の周壁に摩擦発生手段を接触させて拡径部を一回転する際に、摩擦発生手段が拡径部の周壁に接触する面積(以下、「接触面積」という)を大きく確保することができる。
このように、拡径部の回転数を下げることで拡径部の周壁の摩耗量を抑えることができる。
これにより、車体側部材と車輪側部材との間の比較的狭い空間に、減衰力可変式ダンパを配置する際のレイアウト性(すなわち、設計の自由度)を高めることができる。
図1に示すように、ダンパユニット10は、ホイールハウス(車体)11側およびナックル側(車輪側)に設けられた減衰力可変式ダンパ14と、減衰力可変式ダンパ14に設けられたスプリング16とを備えている。
ナックルは、ナックル支持部材18を介して減衰力可変式ダンパ14の下端部(軸受)19に設けられ、ハブを介して車輪を支持する部材である。
すなわち、ナックルは、車輪側を構成する部材である。
なお、ケース17内に作動油23を封入した理由については後述する。
ケース本体31は、円筒状に形成されたケース筒部32と、ケース筒部32の下端を塞ぐケース底部33と、ケース筒部32の上端から外側に張り出したケースフランジ34とを備えている。
ケース蓋部36は、外周部36aがケースフランジ34に重ね合わされることで、ケース本体31の上開口部31aを塞ぐ部材である。
この状態で、ケース本体31が頂部12の開口12aから下方(すなわち、車輪側に)に突出されている。
軸受19は、ナックル支持部材18を介してナックルが連結される部材である。
ねじ軸42は、ストラット24に対して同軸上に配置されている。
このねじ軸42は、ナット41の下方側の部位42aがストラット24内に収納され、ナット41の上方側の部位42bがストラット24の上方に突出されている。
そして、上方側の部位42bの上端42cに回転運動出力軸26が同軸上に設けられている。
回転運動出力軸26は、ケース17にベアリング45を介して回動自在に設けられている。よって、ねじ軸42は、回転運動出力軸26を介してケース17に回転自在に設けられている。
この回転運動出力軸26は、殆どの部位がケース17内に収納されている。
ねじ軸42の回転は回転運動出力軸26に伝えられる。
すなわち、回転運動出力軸26は、直線−回転運動変換手段25で変換された回転運動を出力する出力軸である。
摩擦発生手段27は、回転運動出力軸26の回転を抑制するために、回転運動出力軸26に摩擦力を付与する手段である。
この摩擦発生手段27については図2で詳しく説明する。
このように、スプリング16を上ばねストッパ部48および下ばねストッパ部49間に介装させることで、スプリング16でホイールハウス11とナックル支持部材18(すなわち、車輪)との間の相対的直線運動(すなわち、矢印A方向の振動)を吸収することができる。
この固定部材52は、上部内周に固定凹部61が形成されて、固定凹部61の底部が傾斜面61aに形成されている。
傾斜面61aは、固定凹部61の側壁61bから固定部材52の内周壁52aに向かって傾斜角θ1の下り勾配で形成されている。
制御部64は、エンジンアイドリング時に電磁コイル53を非通電状態に切り替え、走行時に電磁コイル53を通電状態に切り替えることが可能である。
さらに、制御部64は、走行時に、例えば、エンジン回転数や車速に対応させて電磁コイル53に供給する電流を調整することが可能である。
貫通孔54aに回転運動出力軸26の上端26aが貫通されている。
環状溝66は、複数のシュー部材55を回転運動出力軸26の径方向に移動自在に支持可能な溝である。
このシュー部材55は、回転運動出力軸26の上端外周壁73に沿って周方向に複数個配置されている。
また、複数のシュー部材55の下端に環状のスペーサ58が設けられている。
スペーサ58および固定部材52間に圧縮ばね部材59が設けられている。
複数のシュー部材55が上方に押し上げられることで、移動部材54が上方に押し上げられてケース蓋部36に当接する。
これにより、複数のシュー部材55が回転運動出力軸26の上端外周壁73から離れた非接触状態(すなわち、拡径した状態)に保持される。
このように、複数のシュー部材55(具体的には、パッド69)が非接触状態に保たれることで、回転運動出力軸26の上端外周壁73から摩擦力が解除される。
電磁コイル53が励磁されることで、移動部材54に磁力(吸引力)が作用する。この吸引力で、移動部材54が圧縮ばね部材59の付勢力に抗して下方に向けて(固定部材52に向けて)移動する。
球体56が傾斜面61aに沿って下方に移動するとともに、回転運動出力軸26の上端外周壁73に近づく方向に移動する。
これにより、複数のシュー部材55のパッド69が回転運動出力軸26の上端外周壁73に接触した接触状態に保持される。
よって、パッド69と上端外周壁73との間に作動油23を介在させた状態で、回転運動出力軸26の上端外周壁73に摩擦力を付与することができる。
これにより、回転運動出力軸26の回転を抑制して、減衰力可変式ダンパ14の減衰力を、例えば、路面の凹凸や車速などに対応させて可変(すなわち、調整)することができる。
なお、作動油23は、一例として、通常のダンパに封入されるダンパオイルが用いられている。
そこで、図6に示すように、上端外周壁73の略全面に複数のパッド69を接触させるようにした。
よって、回転運動出力軸26の上端外周壁73にパッド69の押付力を均等に作用させることができる。
間隔が大きくなった場合に、電磁コイル53に通電して上端外周壁73にパッド69を当接させるためには、移動部材54の移動量を増やす必要がある。
すなわち、上端外周壁73の摩耗後に、摩耗前と同様の摩擦力を発生させるためには、移動部材54を摩耗前よりも電磁コイル53に近づける必要がある。
このため、上端外周壁73とパッド69との間に発生する摩擦力が大きくなり、減衰力可変式ダンパ14の減衰力が必要以上に増す虞がある。
すなわち、ケース17内に作動油23を封入することで、回転運動出力軸26が回転した際に、上端外周壁73とパッド69との間の間隙に作動油23を良好に供給する(導き入れる)ことができる。
よって、パッド69を上端外周壁73に接触させた際に、上端外周壁73およびパッド69間に作動油23を介在させた状態で摩擦力を発生(付与)させることができる。
したがって、上端外周壁73に押付力を一層均等に作用させることが可能になり、減衰力可変式ダンパの減衰力を一層適切に調整することができる。
図7に示すように、ダンパユニット80は、実施例1の減衰力可変式ダンパ14に代えて減衰力可変式ダンパ81を備えたものである。
減衰力可変式ダンパ81は、直線−回転運動変換手段25のねじ軸42および回転運動出力軸26間に減速機82を備えたもので、その他の構成は実施例1の減衰力可変式ダンパ14と同様である。
すなわち、ホイールハウス11とナックル支持部材18との間に矢印A方向の振動が生じてねじ軸42が矢印B方向に回転する場合に、減速機82で回転運動出力軸26の回転を減速することができる。
これにより、回転運動出力軸26の上端外周壁73の摩耗量を抑えることができ、減衰力可変式ダンパ81の減衰力をより一層適切に調整することができる。
よって、減衰力可変式ダンパ81を構成する材料の選択肢を、耐熱性に優れた金属材料に限らないで、金属材料に比して耐熱性に劣る樹脂やゴム材料まで広げることができる。
これにより、一例として、ケース17内に作動油23を封入する手段としてゴム製のシール(図示せず)を用いることを可能にできる。
よって、摩擦発生手段27(すなわち、減衰力可変式ダンパ81)の小型化を図ることができる。
これにより、ホイールハウス11とナックル支持部材18との間の比較的狭い空間86に、減衰力可変式ダンパ81を配置する際のレイアウト性(すなわち、設計の自由度)を高めることができる。
図8に示すように、ダンパユニット90は、実施例1の減衰力可変式ダンパ14に代えて減衰力可変式ダンパ91を備えたものである。
減衰力可変式ダンパ91は、直線−回転運動変換手段25のねじ軸42および回転運動出力軸26間に電動モータ92を備えたもので、その他の構成は実施例1の減衰力可変式ダンパ14と同様である。
この電動モータ92は、短絡制動することで回転運動出力軸26の回転を抑制する減速手段として利用することができる。
この状態において、電動モータ92を短絡することで、電動モータ92に磁界が発生し、発生した磁界でロータ96の回転を抑制する(すなわち、ロータ96に回生ブレーキをかけることができる)。
このように、ロータ96の回転を抑制することで、回転運動出力軸26の回転を減速することができ、摩擦発生手段27で発生させる摩擦力を小さく抑えることができる。
さらに、回転運動出力軸26の回転数を下げることで、パッド69(図3も参照)を回転運動出力軸26の上端外周壁73に接触させた際に発生する摩擦熱を小さく抑えることができる。
図9に示すように、ダンパユニット100は、実施例1の減衰力可変式ダンパ14に代えて減衰力可変式ダンパ101を備えたものである。
ケース本体111は、円筒状に形成されたケース筒部112と、ケース筒部112の下端を塞ぐケース底部113と、ケース筒部112の上端から外側に張り出したケースフランジ114とを備えている。
ケース蓋部116は、外周部116aがケースフランジ114に重ね合わされることで、ケース本体111の上開口部111aを塞ぐ部材である。
この状態で、ケース本体111が頂部12の開口12aから下方(すなわち、車輪側に)に突出されている。
この回転運動出力軸104は、ケース底部113にベアリング118を介して回動自在に設けられている。よって、図9に示すねじ軸42は、回転運動出力軸104を介してケース底部113に回転自在に設けられている。
回転運動出力軸104の上端に拡径筒部105が同軸上に設けられている。
拡径筒部105の筒底部122に回転運動出力軸104の上端が同軸上に設けられている。
筒体部121は、ケース103内に上下のベアリング124を介して回転自在に収納され、回転運動出力軸104よりも大径の内周壁(周壁)123を有している。
ねじ軸42の回転は回転運動出力軸104を介して拡径筒部105に伝えられる。
すなわち、拡径筒部105は、直線−回転運動変換手段25で変換された回転運動を出力する出力部である。
この摩擦発生手段107は、拡径筒部105の回転を抑制するために、拡径筒部105に摩擦力を付与する手段である。
これにより、ホイールハウス11とナックル支持部材18との間の比較的狭い空間86に、減衰力可変式ダンパ100を配置する際のレイアウト性(すなわち、設計の自由度)を高めることができる。
傾斜面141は、固定部材132の上端から下方に向けて、かつ支持軸131から離れる方向に向けて傾斜角θ2の下り勾配で形成されている。
制御部64は、エンジンアイドリング時に電磁コイル133を非通電状態に切り替え、走行時に電磁コイル133を通電状態に切り替えることが可能である。
さらに、制御部64は、走行時に、例えば、エンジン回転数や車速に対応させて電磁コイル133に供給する電流を調整することが可能である。
貫通孔134aに支持軸131の上端が貫通されている。
環状溝144は、複数のシュー部材135を拡径筒部105の径方向に移動自在に支持可能な溝である。
このシュー部材135は、拡径筒部105の上端内周壁123aに沿って周方向に複数個配置されている。
また、複数のシュー部材135の下端に環状のスペーサ138が設けられている。
スペーサ138および固定部材132間に圧縮ばね部材139が設けられている。
複数のシュー部材135が上方に押し上げられることで、移動部材134が上方に押し上げられてケース蓋部116に当接する。
これにより、複数のシュー部材135(具体的には、パッド147)が上端内周壁123aから離れた非接触状態(すなわち、縮径した状態)に保持される。
このように、複数のシュー部材135が非接触状態に保たれることで、拡径筒部105の上端内周壁123aから摩擦力が解除される。
電磁コイル133が励磁されることで、移動部材134に磁力(吸引力)が作用する。この吸引力で、移動部材134が圧縮ばね部材139の付勢力に抗して下方に移動する。
球体136が傾斜面141に沿って下方に移動するとともに、拡径筒部105の上端内周壁123aに近づく方向に移動する。
これにより、複数のシュー部材135のパッド147が拡径筒部105の上端内周壁123aに接触した接触状態に保持される。
したがって、パッド147と上端内周壁123aとの間に作動油23を介在させた状態で、拡径筒部105の上端内周壁123aに摩擦力を付与することができる。
そこで、図13に示すように、上端内周壁123aの略全面に複数のパッド147を接触させるようにした。
これにより、拡径筒部105の上端内周壁123aにパッド147の押付力を均等に作用させることができる。
これにより、実施例1の減衰力可変式ダンパ14と同様に、路面の凹凸や車速などに対応させて、減衰力可変式ダンパ101の減衰力を適切に調整することができる。
よって、パッド147を上端内周壁123aに接触させた際に、上端内周壁123aおよびパッド147間に作動油23を介在させた状態で摩擦力を発生(付与)させることができる。
したがって、上端内周壁123aに押付力を一層均等に作用させることが可能になり、減衰力可変式ダンパ101の減衰力を一層適切に調整することができる。
内周壁123の周壁長L2は、拡径筒部105が回転する方向の内周壁123の周壁長さ寸法である。
内周壁123の周壁長L2を長く確保することで、摩擦発生手段107が上端内周壁123aに接触する接触面積を大きく確保することができる。
このように、拡径筒部105の回転数を下げることで上端内周壁123aの摩耗量を抑えることができる。
例えば、前記実施例1〜3では、減衰力可変式ダンパ14,81,91のケース17を車体側に取り付け、軸受19を車輪側に取り付けた例について説明したが、これに限らないで、減衰力可変式ダンパ14,80,90を上下反転させて軸受19を車体側に取り付け、ケース17を車輪側に取り付けることも可能である。
さらに、前記実施例4では、拡径筒部105の上端内周壁123aの略全周にパッド147…を接触させた例について説明したが、これに限らないで、上端内周壁123aの一部にパッド147…を接触させることも可能である。
Claims (5)
- 車体側に設けられた車体側部材と、
車輪側に設けられた車輪側部材と、
前記車体側部材と前記車輪側部材との間の相対的直線運動を回転運動に変換する直線−回転運動変換手段と、
前記直線−回転運動変換手段に設けられ、変換された回転運動を出力する回転運動出力軸と、
前記回転運動出力軸の回転を抑制するために、前記回転運動出力軸に摩擦力を付与する摩擦発生手段と、
を備えたことを特徴とする減衰力可変式ダンパ。 - 前記直線−回転運動変換手段はボールねじであり、
前記ボールねじは、
前記車体側部材と前記車輪側部材のいずれか一方に設けられたナットと、
前記ナットに螺合され、前記車体側部材と前記車輪側部材の他方に設けられたねじ軸と、を備え、
前記ねじ軸に前記回転運動出力軸が設けられ、
前記回転運動出力軸および前記摩擦発生手段がケース内に収納され、
前記ケース内に作動油が封入され、
前記摩擦発生手段を前記回転運動出力軸の外周壁に接触させることで、前記外周壁および前記摩擦発生手段間に前記作動油を介在させた状態で摩擦力を発生させることを特徴とする請求項1記載の減衰力可変式ダンパ。 - 前記ボールねじの前記ねじ軸および前記回転運動出力軸間に減速機が介装され、
前記減速機で前記ねじ軸の回転を前記回転運動出力軸に伝達させることを特徴とする請求項2記載の減衰力可変式ダンパ。 - 前記回転運動出力軸に、前記回転運動出力軸よりも大径の周壁を有する拡径部が設けられ、
前記拡径部の前記周壁に前記摩擦発生手段が接触することで摩擦力を発生させることを特徴とする請求項1記載の減衰力可変式ダンパ。 - 前記拡径部は、前記周壁が内周壁となる筒状に形成され、
前記拡径部の軸方向の少なくとも一端に前記回転運動出力軸が設けられ、
前記拡径部の内部に前記摩擦発生手段が収納され、
前記摩擦発生手段が前記拡径部の前記内周壁に接触することで摩擦力を発生させることを特徴とする請求項4記載の減衰力可変式ダンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004846A JP5315067B2 (ja) | 2009-01-13 | 2009-01-13 | 減衰力可変式ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004846A JP5315067B2 (ja) | 2009-01-13 | 2009-01-13 | 減衰力可変式ダンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010164087A true JP2010164087A (ja) | 2010-07-29 |
JP5315067B2 JP5315067B2 (ja) | 2013-10-16 |
Family
ID=42580418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009004846A Expired - Fee Related JP5315067B2 (ja) | 2009-01-13 | 2009-01-13 | 減衰力可変式ダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5315067B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012072785A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Shimizu Corp | 摩擦ダンパー |
JP2019120275A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | Kyb株式会社 | マウント装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0425053U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-28 | ||
JP2005256927A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Toyota Motor Corp | 電磁緩衝器 |
JP2007225021A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝器 |
JP2008035614A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Kayaba Ind Co Ltd | 制御装置およびアクチュエータの制御装置 |
JP2008256198A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-10-23 | Honda Motor Co Ltd | 車両の減衰力可変式ダンパ |
-
2009
- 2009-01-13 JP JP2009004846A patent/JP5315067B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0425053U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-28 | ||
JP2005256927A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Toyota Motor Corp | 電磁緩衝器 |
JP2007225021A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝器 |
JP2008035614A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Kayaba Ind Co Ltd | 制御装置およびアクチュエータの制御装置 |
JP2008256198A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-10-23 | Honda Motor Co Ltd | 車両の減衰力可変式ダンパ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012072785A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Shimizu Corp | 摩擦ダンパー |
JP2019120275A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | Kyb株式会社 | マウント装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5315067B2 (ja) | 2013-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7624850B2 (en) | Damping device having controllable resistive force | |
JP4396611B2 (ja) | 車両用懸架シリンダ装置 | |
EP2200848B1 (en) | Electromagnetic shock absorber for vehicle | |
JP5142810B2 (ja) | サスペンション装置 | |
JP2012002300A (ja) | リニアガイド装置およびこれを備えた電磁緩衝器 | |
JP4736844B2 (ja) | ばね下ダイナミックダンパおよびサスペンション装置 | |
JP4959483B2 (ja) | 磁気粘性流体緩衝器 | |
JP2008143436A (ja) | 車両用電磁式ショックアブソーバ | |
JP5315067B2 (ja) | 減衰力可変式ダンパ | |
JP2019157947A (ja) | マスダンパ | |
JP4611802B2 (ja) | エアサスペンション装置 | |
JP4708392B2 (ja) | 電磁式ショックアブソーバ | |
JP2004197817A (ja) | 車両用電磁緩衝器 | |
JP5086011B2 (ja) | 磁気粘性流体緩衝器 | |
JP2009168098A (ja) | ボールねじ装置 | |
JP4340589B2 (ja) | インホイールモータシステム | |
JP2010179728A (ja) | 車高調整装置 | |
JP2011122644A (ja) | 電磁緩衝器 | |
JP2012002308A (ja) | リニアガイド装置およびこれを備えた電磁緩衝器 | |
JP2009184595A (ja) | サスペンション装置 | |
JP5623006B2 (ja) | サスペンション装置 | |
JP2010286099A (ja) | マウント | |
JP4831345B2 (ja) | サスペンション装置 | |
JP2006117209A (ja) | 車両懸架装置 | |
JP2009293772A (ja) | 電磁緩衝器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121016 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130708 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5315067 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |