JP2010163877A - 回転式圧縮機 - Google Patents

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洋平 西出
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Abstract

【課題】圧縮機構から吐出された高圧の油を利用して、スラスト面の摩耗や焼き付きを抑制したり、運転効率を向上させるようにした回転式圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮室(40)で冷媒に含まれる潤滑油を圧縮し、吐出孔(22c)から冷媒とともに吐出された高圧の潤滑油を油返却路(55)に流入させ、減圧配管(82)で減圧しながら油溜まり(48)に返却する一方、油供給路(71)を介してスラスト面(37a)に供給する。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転式圧縮機に関するものである。
従来より、冷媒を圧縮する回転式圧縮機として、例えば、特許文献1には、スクロール圧縮機について開示されている。このスクロール圧縮機は、ケーシングに固定された固定スクロールと、下端側をハウジングに回動自在に支持された可動スクロールとを有する圧縮機構をケーシング内に備え、ケーシング内が圧縮機構により上方の高圧空間と下方の低圧空間とに区画されている。
また、低圧空間であるケーシング底部には油溜まりが設けられており、低圧空間にはミスト状の油が充満している。そして、吸入管から低圧空間に吸入された低圧の冷媒は、ミスト状の油とともに圧縮機構に流入し、可動スクロールの公転運動により圧縮されるようになっている。その後、圧縮されて高圧となった冷媒と油は、高圧空間に吐出される。そして、高圧空間に吐出された高圧の油は、減圧されて油溜まりに返却されるようになっている。
特開平6−58274号公報
しかしながら、従来のスクロール圧縮機では、圧縮機構で冷媒とともに圧縮され高圧空間に吐出された高圧の油は、高圧空間から減圧されて低圧空間に返却されるだけで、その有効な活用方法については考慮されていなかった。
また、ハウジングと可動スクロールとの摺動面であるスラスト面に対して積極的に給油する構造が採用されていないため、スラスト面の潤滑性に乏しく、スラスト面の摩擦により摩耗や焼き付きが発生するおそれがあった。
さらに、高圧空間と低圧空間との差圧により可動スクロールがハウジング側に押し付けられてしまうので、スラスト面の摩擦力が増大して摩耗や焼き付きが激しくなったり、可動スクロールと固定スクロールとの隙間が広がって冷媒が漏れて運転効率が低下するおそれもあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、圧縮機構から吐出された高圧の油を利用して、スラスト面の摩耗や焼き付きを抑制したり、運転効率を向上させるようにした回転式圧縮機を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は、圧縮機構から吐出された高圧の油を油供給路を介してスラスト面に供給するようにした。
具体的に、本発明は、固定スクロール(22)と、該固定スクロール(22)の下端側に設けられた可動スクロール(26)と、該可動スクロール(26)の下端側に設けられ且つ該可動スクロール(26)を回動自在に支持するハウジング(24)とを有し、冷媒を圧縮する圧縮機構(15)を備えた回転式圧縮機を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明に係る回転式圧縮機は、冷媒に含まれる油が前記圧縮機構(15)で圧縮され、冷媒とともに吐出された高圧の油を前記可動スクロール(26)と前記ハウジング(24)との間のスラスト面(37a)に供給する油供給路(71)を備え、
前記油供給路(71)を介して供給された高圧の油により前記スラスト面(37a)が潤滑されるとともに、前記可動スクロール(26)が高圧の油の圧力により前記固定スクロール(22)側に押し付けられることを特徴とするものである。
第1の発明に係る回転式圧縮機によれば、圧縮機構(15)では、冷媒に含まれる油が圧縮され、高圧となった冷媒と油とが吐出される。そして、圧縮機構(15)から吐出された高圧の油は、油供給路(71)を介して可動スクロール(26)とハウジング(24)との間のスラスト面(37a)に供給される。そして、高圧の油によりスラスト面(37a)が潤滑されるとともに、可動スクロール(26)は、高圧の油の圧力により固定スクロール(22)側に押し付られるようになっている。
このような構成とすれば、スラスト面(37a)は、圧縮機構(15)から吐出された高圧の油が油供給路(71)を介して供給されることで潤滑されるから、摩擦力が低減して摩耗や焼き付きを抑制することができる。また、可動スクロール(26)が高圧の油の圧力により固定スクロール(22)側に押し付けられることでスラスト面(37a)の摩擦力を低減させることができるから、スラスト面(37a)の摩耗や焼き付きを抑制することができる。また、可動スクロール(26)が固定スクロール(22)側に押し付けられることで可動スクロール(26)と固定スクロール(22)との隙間が塞がれるから、その隙間から冷媒が漏れるのを防止することができ運転効率を向上できる。
第2の発明に係る回転式圧縮機は、第1の発明に係る回転式圧縮機において、
前記油供給路(71)の流路途中には、前記圧縮機構(15)から吐出された高圧の油を減圧する減圧手段(97)が配設されていることを特徴とするものである。
第2の発明に係る回転式圧縮機によれば、減圧手段(97)により高圧の油が減圧されるから、可動スクロール(26)を固定スクロール(22)側に押し付ける力が軽減されて可動スクロール(26)と固定スクロール(22)との間の摩擦力が低減して運転効率を向上させることができる。具体的には、圧縮機構(15)から吐出された高圧の油を減圧しないままスラスト面(37a)に供給した場合には、高圧の油の圧力により可動スクロール(26)を固定スクロール(22)側に押し付ける力が過剰になり、可動スクロール(26)と固定スクロール(22)との間の摩擦力が増大して可動スクロール(26)の回転が妨げられて運転効率が低下するおそれがある。
これに対して、本発明では、油供給路(71)の流路途中に減圧手段(97)を配設して圧縮機構(15)から吐出された高圧の油を減圧するようにしたから、可動スクロール(26)を固定スクロール(22)側に押し付ける力が軽減されて、可動スクロール(26)と固定スクロール(22)との間の摩擦力が低減して運転効率を向上させることができる。
第3の発明に係る回転式圧縮機は、第2の発明に係る回転式圧縮機において、
前記減圧手段(97)は、前記油供給路(71)の流路径よりも小径の減圧配管(97)で構成されていることを特徴とするものである。
第3の発明に係る回転式圧縮機によれば、油供給路(71)内に減圧配管(97)を差し込んで圧縮機構(15)から吐出された高圧の油を減圧配管(97)に流通させるだけで減圧することができるから、減圧手段(97)を簡単な構成で実現することができる。
第4の発明に係る回転式圧縮機は、第1乃至第3のうち何れか1つの発明に係る回転式圧縮機において、
前記固定スクロール(22)には、前記圧縮機構(15)で圧縮されて高圧となった冷媒と油とを吐出空間(61)に吐出する吐出孔(22c)が形成され、
前記ハウジング(24)には、前記吐出空間(61)に吐出された高圧の油を油溜まり(48)に戻すための油返却路(55)が形成される一方、該油返却路(55)の流路途中から分岐するように前記油供給路(71)が形成され、
前記吐出孔(22c)から吐出された高圧の油は、前記吐出空間(61)、前記油返却路(55)及び前記油供給路(71)を介して前記スラスト面(37a)に供給されることを特徴とするものである。
第4の発明に係る回転式圧縮機によれば、固定スクロール(22)には吐出孔(22c)が形成されている。そして、圧縮機構(15)で圧縮されて高圧となった冷媒と油は、吐出孔(22c)から吐出空間(61)に吐出される。そして、吐出空間(61)に吐出された高圧の油は、ハウジング(24)に形成された油返却路(55)及び油供給路(71)を流通してスラスト面(37a)に供給されるようになっている。
このような構成とすれば、ハウジング(24)には、圧縮機構(15)から吐出された高圧の油を吐出空間(61)から油溜まり(48)に戻すための油返却路(55)が設けられているから、油返却路(55)の流路途中から分岐して油供給路(71)を形成することで油返却路(55)と油供給路(71)とを兼用することができる。
第5の発明に係る回転式圧縮機は、第1乃至第4のうち何れか1つの発明に係る回転式圧縮機において、
前記油供給路(71)の前記スラスト面(37a)側の開口部には、該スラスト面(37a)に向かって流路径が拡大された拡大部(71a)が形成されていることを特徴とするものである。
第5の発明に係る回転式圧縮機によれば、油供給路(71)のスラスト面(37a)側の開口部に拡大部(71a)を形成したから、圧縮機構(15)から吐出された高圧の油が拡大部(71a)に供給されたときに可動スクロール(26)と高圧の油との接触面積が大きくなる。その結果、高圧の油の圧力によって可動スクロール(26)を固定スクロール(22)側に押し付ける力が増加するから、可動スクロール(26)と固定スクロール(22)との隙間が塞がれて冷媒の漏れを確実に防止することができ、運転効率を向上できる。さらに、拡大部(71a)によりスラスト面(37a)への油の供給量が増加してスラスト面(37a)の潤滑性が増すから、摩擦力が低減して摩耗や焼き付きをさらに抑制することができる。
本発明によれば、スラスト面(37a)は、圧縮機構(15)から吐出された高圧の油が油供給路(71)を介して供給されることで潤滑されるから、摩擦力が低減して摩耗や焼き付きを抑制することができる。また、可動スクロール(26)が高圧の油の圧力により固定スクロール(22)側に押し付けられることでスラスト面(37a)の摩擦力を低減させることができるから、スラスト面(37a)の摩耗や焼き付きを抑制することができる。また、可動スクロール(26)が固定スクロール(22)側に押し付けられることで可動スクロール(26)と固定スクロール(22)との隙間が塞がれるから、その隙間から冷媒が漏れるのを防止することができ運転効率を向上できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る回転式圧縮機の構成を示す縦断面図である。この回転式圧縮機(1)はスクロール圧縮機であり、例えば空気調和装置等の蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う冷凍装置の冷媒回路において、蒸発器から吸入した低圧の冷媒を圧縮して凝縮器へ送り出すのに用いられる。
図1に示すように、回転式圧縮機(1)は、縦長円筒状で密閉ドーム型の圧力容器により構成され、底部に油溜まり(48)が設けられたケーシング(10)を備えている。このケーシング(10)の内部には、ケーシング(10)の中央を上下方向に延びる駆動軸(17)が配設されている。そして、駆動軸(17)の軸方向の略中央位置には、駆動軸(17)を回転させる電動機(16)が取り付けられている。また、駆動軸(17)の上部には、駆動軸(17)の回転により冷媒を圧縮する圧縮機構(15)が取り付けられている。
前記ケーシング(10)の胴部には、低圧の冷媒をケーシング(10)内に吸入する吸入管(39)が接続されている。また、ケーシング(10)の上部には、圧縮機構(15)で圧縮された高圧の冷媒をケーシング(10)外に吐出する吐出管(38)が接続されている。そして、ケーシング(10)内は、低圧の冷媒が吸入される低圧空間(60)と高圧の冷媒が吐出される吐出空間(61)とに区画されている。
前記電動機(16)は、ケーシング(10)の内壁面に固定された環状のステータ(16b)と、ステータ(16b)の内周面に回転自在に装着されたロータ(16a)とを備えている。このロータ(16a)は、駆動軸(17)を介して圧縮機構(15)を駆動させるものである。
前記駆動軸(17)は、ロータ(16a)に取り付けられた主軸部(18)と、主軸部(18)よりも大径の円板状で主軸部(18)の上端面に形成された鍔部(19)と、主軸部(18)よりも小径で鍔部(19)の上端面に突設され主軸部(18)の軸心よりも偏心した偏心軸部(21)とを備えている。偏心軸部(21)には、円筒状のスリーブ(50)が回転自在に挿入されている。また、鍔部(19)の上端面には、スリーブ(50)の側方に配設されてスリーブ(50)に連結されたバランスウェイト(51)が載置されている。そして、電動機(16)により駆動軸(17)の主軸部(18)が回転駆動されると、偏心軸部(21)は主軸部(18)に対して偏心回転を行い、スリーブ(50)を介して圧縮機構(15)の後述する可動スクロール(26)を公転運動させるようになっている。
前記駆動軸(17)の下端部には、筒状部材(49)が取り付けられている。そして、駆動軸(17)の下端部は、筒状部材(49)とともに油溜まり(48)に浸っている。また、駆動軸(17)には、軸方向に貫通する給油路(17a)が形成されている。この給油路(17a)には、流路途中で後述する軸受部材(45)と転がり軸受(32a)とに分岐する分岐流路(17b,17c)が形成されている。そして、筒状部材(49)は、駆動軸(17)の回転に伴って給油路(17a)内に発生する遠心力を利用した遠心ポンプ作用により油溜まり(48)から潤滑油を吸い上げるように構成されている。
前記電動機(16)の下方には、ケーシング(10)の内壁面に一体接合されたフレーム(44)が配設されている。また、フレーム(44)には、主軸部(18)を回転自在に支持するように軸受部材(45)が取り付けられている。
前記圧縮機構(15)は、ケーシング(10)上部の内壁面に固定された固定スクロール(22)と、固定スクロール(22)の下端側に配設された可動スクロール(26)と、可動スクロール(26)の下端側に配設され且つ可動スクロール(26)を回動自在に支持するハウジング(24)とを有している。
前記固定スクロール(22)は、やや肉厚の円板状に形成された固定側鏡板部(22a)と固定側鏡板部(22a)の外周縁部からハウジング(24)側に向かって突設された縁部(23)と、可動スクロール(26)側に向かって渦巻き状に突設された固定側ラップ(22b)とを備えている。縁部(23)の一部には、ハウジング(24)の上端面に突出して当接する突出部(23a)が形成されている。また、固定側鏡板部(22a)の略中心には、厚さ方向に貫通する吐出孔(22c)が形成されている。
前記固定スクロール(22)には、固定側鏡板部(22a)、縁部(23)及び突出部(23a)を厚さ方向に貫通する固定スクロール側流路(55a)が形成されている。また、ハウジング(24)の外周縁部には、固定スクロール側流路(55a)に連通するようにハウジング(24)を厚さ方向に貫通するハウジング側流路(55b)が形成されている。すなわち、固定スクロール側流路(55a)とハウジング側流路(55b)とは、低圧空間(60)と吐出空間(61)とを連通する油返却路(55)を構成している。
前記可動スクロール(26)は、やや肉厚の円板状に形成された可動側鏡板部(26a)と、固定スクロール(22)側に向かって渦巻き状に突設された可動側ラップ(26b)とを備えている。可動側鏡板部(26a)の下端面の略中央には、スクロール側軸受(34)が下方向に突設されている。スクロール側軸受(34)には、スリーブ(50)が潤滑軸受(34a)を介して回転自在に嵌合されている。
前記ハウジング(24)は、外周面がケーシング(10)の内壁面に固定されている。また、ハウジング(24)の上端面の中央には、凹溝(31)が形成されている。そして、凹溝(31)の下端面には、下方に突設されたハウジング側軸受(32)が形成されている。そして、ハウジング側軸受(32)には、主軸部(18)の上部が転がり軸受(32a)を介して回転自在に嵌合されている。
前記ハウジング(24)の上端面と可動スクロール(26)の下端面との間には、可動スクロール(26)の公転運動に伴う自転を防止するオルダム継手(35)と、可動スクロール(26)からの下向きの力であるスラスト荷重を支持するリング状のスラスト軸受(37)が設けられている。そして、可動スクロール(26)とスラスト軸受(37)との摺動面にはスラスト面(37a)が形成されている。
前記圧縮機構(15)では、固定側ラップ(22b)と可動側ラップ(26b)とが噛み合わさって冷媒が圧縮される圧縮室(40)が形成される。また、固定側鏡板部(22a)の縁部(23)と固定側ラップ(22b)の外周縁部との間には、吸入開口部(27)が形成され圧縮室(40)と連通している。また、吸入開口部(27)は、ハウジング(24)の外周縁部に形成された連通孔(28)を介して低圧空間(60)と連通しており、吸入管(39)から低圧空間(60)に吸入された低圧の冷媒を圧縮室(40)に流入させるようになっている。そして、可動スクロール(26)が固定スクロール(22)に対して公転運動を行い、圧縮室(40)が中心に向かって収縮することで冷媒を圧縮するようになっている。また、圧縮室(40)の中央は、吐出孔(22c)を介して吐出空間(61)と連通している。これにより、圧縮室(40)で圧縮された冷媒は、吐出孔(22c)から吐出空間(61)に吐出されるようになっている。
前記低圧空間(60)には、吸入管(39)から吸入された冷媒の他に油溜まり(48)の潤滑油の一部が気化してミスト状で存在している。そのため、ミスト状の潤滑油は、冷媒とともに吸入開口部(27)を介して圧縮室(40)に吸入される。そして、潤滑油は冷媒とともに圧縮されて高圧となり、吐出孔(22c)を介して冷媒とともに吐出空間(61)に吐出される。
前記吐出孔(22c)の開口端には、圧縮室(40)への冷媒の逆流を防止する逆止弁(33)が取り付けられている。また、固定スクロール(22)の上端面には、逆止弁(33)を覆うように円筒状のデミスタ(36)が取り付けられている。このデミスタ(36)は、例えば、金属繊維で形成されており、冷媒を金属繊維の隙間に通過させる一方、冷媒に含まれる潤滑油を金属繊維に付着させて分離するものである。また、デミスタ(36)は、デミスタ(36)の上端側を覆うように係合される蓋部(36a)と、蓋部(36a)の外周縁部の一部からデミスタ(36)の外周面に沿うように下側に折れ曲がって固定スクロール(22)の上端面に固定された取付部材(36b)とを備えている。
前記固定スクロール(22)の上端面には、吐出孔(22c)から油返却路(55)に向かって徐々に低くなるように傾斜する傾斜部(30)が形成されており、デミスタ(36)によって冷媒から分離された潤滑油が傾斜部(30)に沿って油返却路(55)に流出するようになっている。
前記ハウジング側流路(55b)の下流側端部には、低圧空間(60)に突出して延びる油返却配管(81)が嵌合されている。油返却配管(81)の上流側端部は、蓋部材(80)によって塞がれている。蓋部材(80)には、減圧配管(82)が取り付けられ、この減圧配管(82)は油返却配管(81)内に挿通されている。
前記減圧配管(82)は、圧縮室(40)から吐出された高圧の潤滑油を減圧するものであり、その内径が油返却路(55)の流路径よりも小径に形成されている。そして、減圧配管(82)の下流側端部は、油返却配管(81)の下流側端部よりも内側に配設されている。また、減圧配管(82)の上流側端部は、蓋部材(80)の上端面よりも突出している。また、ハウジング側流路(55b)には、蓋部材(80)の上端面の近傍からスラスト面(37a)に向かって分岐する油供給路(71)が形成されている。
具体的には、図2に示すように、前記油供給路(71)は、ハウジング側流路(55b)からハウジング(24)を径方向内側に延び、可動スクロール(26)側に向かって屈曲してスラスト面(37a)に開口するように形成されている。このような構成とすれば、スラスト面(37a)は、圧縮室(40)から吐出された高圧の潤滑油が油供給路(71)を介して供給されることで潤滑されるから、摩擦力が低減して摩耗や焼き付きを抑制することができる。
さらに、可動スクロール(26)が高圧の潤滑油の圧力により固定スクロール(22)側に押し付けられることでスラスト面(37a)の摩擦力を低減させることができるから、スラスト面(37a)の摩耗や焼き付きを抑制することができる。また、可動スクロール(26)が固定スクロール(22)側に押し付けられることで可動スクロール(26)と固定スクロール(22)との隙間が塞がれるから、その隙間から冷媒が漏れるのを防止することができ運転効率を向上できる。
また、前記油供給路(71)のスラスト面(37a)側の開口部には、スラスト面(37a)に向かって流路径が拡大された拡大部(71a)が形成されている。このような構成とすれば、拡大部(71a)に潤滑油が供給されたときに、潤滑油と可動スクロール(26)との接触面積が大きくなる。その結果、スラスト面(37a)の潤滑性が増すから、摩擦力が低減してスラスト面(37a)の摩耗や焼き付きをさらに抑制することができる。また、可動スクロール(26)を固定スクロール(22)側に押し付ける力が増加するから、可動スクロール(26)と固定スクロール(22)との隙間から冷媒が漏れるのを確実に防止することができ運転効率を向上できる。
次に、本実施形態1の回転式圧縮機の運転動作について説明する。まず、電動機(16)を起動すると、ロータ(16a)の回転に伴って駆動軸(17)が回転する。駆動軸(17)の回転力は、スリーブ(50)を介して可動スクロール(26)に伝達されるが、オルダム継手(35)により自転が禁止されているため、駆動軸(17)の回転中心の周りで自転せずに公転だけを行う。そして、可動スクロール(26)の公転運転により圧縮室(40)の容積が変化する。
具体的には、圧縮室(40)の容積が拡大されると、吸入管(39)からケーシング(10)の低圧空間(60)に吸入した低圧の冷媒は、連通孔(28)から吸入開口部(27)を介して圧縮室(40)に吸入される。このとき、低圧空間(60)にミスト状で存在している潤滑油も、冷媒とともに吸入開口部(27)を介して圧縮室(40)に吸入される。そして、圧縮室(40)の容積が収縮するとともに冷媒と潤滑油とが圧縮される。圧縮されて高圧になった冷媒は、吐出孔(22c)から吐出されデミスタ(36)を構成する金属繊維の隙間を通過して吐出空間(61)に充満される。その後、高圧の冷媒は、吐出管(38)からケーシング(10)外部に吐出される。
一方、冷媒に含まれるミスト状の高圧の潤滑油は、冷媒とともに吐出孔(22c)から吐出されてデミスタ(36)の金属繊維に衝突して付着する。そして、デミスタ(36)に付着した潤滑油は、デミスタ(36)の内周面に沿って流下し、傾斜部(30)に沿って油返却路(55)に向かって流出する。
そして、油返却路(55)に流入した潤滑油は、減圧配管(82)を流通しながら減圧されて油溜まり(48)に返却される一方、油供給路(71)を介してスラスト面(37a)に供給される。そして、スラスト面(37a)は、供給された潤滑油により潤滑される。また、高圧の潤滑油の圧力により、可動スクロール(26)は固定スクロール(22)側に押し付けられる。なお、回転式圧縮機(1)の運転中には、遠心ポンプ作用により油溜まり(48)の潤滑油が給油路(17a)を上昇して潤滑軸受(34a)に供給されるとともに、分岐流路(17b,17c)を介して転がり軸受(32a)や軸受部材(45)に供給される。
以上のように、本実施形態1に係る回転式圧縮機(1)によれば、圧縮室(40)から吐出された高圧の潤滑油を油供給路(71)を介してスラスト面(37a)に供給することで、スラスト面(37a)の摩耗や焼き付きを抑制したり、可動スクロール(26)と固定スクロール(22)との隙間からの冷媒の漏れを防止して運転効率を向上できる。
<実施形態2>
図3は、本発明の実施形態2に係る回転式圧縮機の一部縦断面図である。前記実施形態1との違いは、固定スクロール側流路(55a)にも減圧配管を設けた点であるため、以下、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図3に示すように、前記ハウジング側流路(55b)の上流側端部には、下流側の流路径よりも流路径が拡大された拡大空間(85)が形成されている。また、ハウジング側流路(55b)の下流側端部には、低圧空間(60)に突出して延びる下部油返却配管(91)が嵌合されている。下部油返却配管(91)の上流側端部は、下部蓋部材(90)によって塞がれている。下部蓋部材(90)には、下部減圧配管(92)が取り付けられ、この下部減圧配管(92)は下部油返却配管(91)内に挿通されている。
前記固定スクロール側流路(55a)には、拡大空間(85)に突出して延びる上部油返却配管(96)が嵌合されている。上部油返却配管(96)の上流側端部は、上部蓋部材(95)によって塞がれている。上部蓋部材(95)には、減圧手段としての上部減圧配管(97)が取り付けられ、この上部減圧配管(97)は上部油返却配管(96)内に挿通されている。
前記ハウジング(24)には、下部蓋部材(90)の上端面の近傍からハウジング(24)を径方向内側に延び、可動スクロール(26)側に向かって屈曲してスラスト面(37a)に開口する油供給路(71)が形成されている。
次に、本実施形態2における潤滑油の流れについて説明する。圧縮室(40)から吐出された高圧の潤滑油は、固定スクロール(22)の傾斜部(30)に沿って固定スクロール側流路(55a)に向かって流出する。そして、固定スクロール側流路(55a)に流入した高圧の潤滑油は、上部減圧配管(97)を流通しながら減圧されて拡大空間(85)に流出する。そして、拡大空間(85)に流入した潤滑油は、下部減圧配管(92)を流通しながらさらに減圧されて油溜まり(48)に返却される一方、油供給路(71)を介してスラスト面(37a)に供給される。
このように、圧縮室(40)から吐出された高圧の潤滑油が上部減圧配管(97)によって減圧されるから、可動スクロール(26)を固定スクロール(22)側に押し付ける力が軽減されて可動スクロール(26)と固定スクロール(22)との間の摩擦力が低減して運転効率を向上させることができる。
具体的には、圧縮室(40)から吐出された高圧の潤滑油を減圧しないままスラスト面(37a)に供給した場合には、高圧の潤滑油の圧力により可動スクロール(26)を固定スクロール(22)側に押し付ける力が過剰になり、可動側ラップ(26b)の先端面と固定側鏡板部(22a)の下面との間や、固定側ラップ(22b)の先端面と可動側鏡板部(26a)の上面との間の摩擦力が増大して可動スクロール(26)の回転が妨げられて運転効率が低下するおそれがある。
これに対して、本発明では、高圧の潤滑油を油返却路(55)の流路途中で上部減圧配管(97)に流通させることで減圧するようにしたから、スラスト面(37a)に供給された潤滑油の圧力により可動スクロール(26)を固定スクロール(22)側に押し付ける力が軽減されて、可動側ラップ(26b)の先端面と固定側鏡板部(22a)の下面との間及び、固定側ラップ(22b)の先端面と可動側鏡板部(26a)の上面との間の摩擦力が低減して運転効率を向上させることができる。
<実施形態3>
図4は、本発明の実施形態3に係る回転式圧縮機の一部縦断面図である。前記実施形態1との違いは、油返却路(55)の全体に減圧配管を設けて、高圧の潤滑油を減圧配管から直接スラスト面(37a)に供給するようにした点であるため、以下、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図4に示すように、前記固定スクロール側流路(55a)とハウジング側流路(55b)とで構成される油返却路(55)の全体には、低圧空間(60)に突出して延びる油返却配管(76)が嵌合されている。油返却配管(76)の上流側端部は、蓋部材(75)によって塞がれている。蓋部材(75)には、減圧配管(77)が取り付けられ、この減圧配管(77)は油返却配管(76)内に挿通されている。
前記ハウジング(24)には、ハウジング側流路(55b)からハウジング(24)を径方向内側に延び、可動スクロール(26)側に向かって屈曲してスラスト面(37a)に開口する油供給路(71)が形成されている。そして、油供給路(71)と減圧配管(77)とは分岐配管(78)を介して連通している。
このような構成とすれば、圧縮室(40)から吐出された高圧の潤滑油は、減圧配管(77)を流通しながら減圧されて油溜まり(48)に返却される一方、減圧配管(77)を流通しながら減圧されて分岐配管(78)で分岐して油供給路(71)を介してスラスト面(37a)に供給される。
その結果、可動スクロール(26)を固定スクロール(22)側に押し付ける力が軽減されるから、可動側ラップ(26b)の先端面と固定側鏡板部(22a)の下面との間及び、固定側ラップ(22b)の先端面と可動側鏡板部(26a)の上面との間の摩擦力が低減して運転効率を向上させることができる。
以上説明したように、本発明は、圧縮機構から吐出された高圧の油を利用して、スラスト面の摩耗や焼き付きを抑制したり、運転効率を向上させるようにした回転式圧縮機を提供することができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
本発明の実施形態1に係る回転式圧縮機の構成を示す縦断面図である。 本実施形態1に係る回転式圧縮機の一部縦断面図である。 本実施形態2に係る回転式圧縮機の一部縦断面図である。 本実施形態3に係る回転式圧縮機の一部縦断面図である。
1 回転式圧縮機
15 圧縮機構
22 固定スクロール
22c 吐出孔
24 ハウジング
26 可動スクロール
37a スラスト面
48 油溜まり
55 油返却路
61 吐出空間
71 油供給路
71a 拡大部
97 上部減圧配管(減圧手段)

Claims (5)

  1. 固定スクロール(22)と、該固定スクロール(22)の下端側に設けられた可動スクロール(26)と、該可動スクロール(26)の下端側に設けられ且つ該可動スクロール(26)を回動自在に支持するハウジング(24)とを有し、冷媒を圧縮する圧縮機構(15)を備えた回転式圧縮機であって、
    冷媒に含まれる油が前記圧縮機構(15)で圧縮され、冷媒とともに吐出された高圧の油を前記可動スクロール(26)と前記ハウジング(24)との間のスラスト面(37a)に供給する油供給路(71)を備え、
    前記油供給路(71)を介して供給された高圧の油により前記スラスト面(37a)が潤滑されるとともに、前記可動スクロール(26)が高圧の油の圧力により前記固定スクロール(22)側に押し付けられることを特徴とする回転式圧縮機。
  2. 請求項1において、
    前記油供給路(71)の流路途中には、前記圧縮機構(15)から吐出された高圧の油を減圧する減圧手段(97)が配設されていることを特徴とする回転式圧縮機。
  3. 請求項2において、
    前記減圧手段(97)は、前記油供給路(71)の流路径よりも小径の減圧配管(97)で構成されていることを特徴とする回転式圧縮機。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1項において、
    前記固定スクロール(22)には、前記圧縮機構(15)で圧縮されて高圧となった冷媒と油とを吐出空間(61)に吐出する吐出孔(22c)が形成され、
    前記ハウジング(24)には、前記吐出空間(61)に吐出された高圧の油を油溜まり(48)に戻すための油返却路(55)が形成される一方、該油返却路(55)の流路途中から分岐するように前記油供給路(71)が形成され、
    前記吐出孔(22c)から吐出された高圧の油は、前記吐出空間(61)、前記油返却路(55)及び前記油供給路(71)を介して前記スラスト面(37a)に供給されることを特徴とする回転式圧縮機。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか1項において、
    前記油供給路(71)の前記スラスト面(37a)側の開口部には、該スラスト面(37a)に向かって流路径が拡大された拡大部(71a)が形成されていることを特徴とする回転式圧縮機。
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