JP2010160997A - コンセントカバーセット - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構造でコンセントの使用を規制することのできるコンセントカバーセットの提供を目的とする。
【解決手段】非円形断面形状を有し、中間位置に係止部1を備えた操作キー2と、扁平なボディ部3にコンセントのプラグ差し込み口に挿入されるダミー栓刃6を保持したコンセントカバー7とを有し、前記コンセントカバー7には、前記操作キー2が挿入可能なキー挿入開口8が開設されるとともに、キー挿入開口8の内周壁には、操作キー2の挿入後の回転操作により前記係止部1に係合してコンセントカバー7からの抜去を規制する被係止部9を設けて構成する。
【選択図】図3
【解決手段】非円形断面形状を有し、中間位置に係止部1を備えた操作キー2と、扁平なボディ部3にコンセントのプラグ差し込み口に挿入されるダミー栓刃6を保持したコンセントカバー7とを有し、前記コンセントカバー7には、前記操作キー2が挿入可能なキー挿入開口8が開設されるとともに、キー挿入開口8の内周壁には、操作キー2の挿入後の回転操作により前記係止部1に係合してコンセントカバー7からの抜去を規制する被係止部9を設けて構成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、コンセントカバーセットに関するものである。
コンセントのプラグ差し込み口を閉塞するカバーとしては、以下に示す特許文献に記載のものが知られている。この従来例において、コンセントにはスライド扉状のカバーが装着された枠状本体が固定される。
カバーにはキーカードにより施解錠操作される機械式カード錠が取り付けられ、プラグ差し込み口を開閉する位置に保持させることができる。
しかし、上述した従来例は構造が複雑で簡易にコンセントの使用を規制するのに適さないという問題がある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、簡易な構造でコンセントの使用を規制することのできるコンセントカバーセットの提供を目的とする。また、本発明の他の目的は、上記コンセントカバーセットに使用可能なコンセントカバーの提供にある。
本発明によれば上記目的は、
非円形断面形状を有し、中間位置に係止部1を備えた操作キー2と、
扁平なボディ部3にコンセント4のプラグ差し込み口5に挿入されるダミー栓刃6を保持したコンセントカバー7とを有し、
前記コンセントカバー7には、前記操作キー2が挿入可能なキー挿入開口8が開設されるとともに、キー挿入開口8の内周壁には、操作キー2の挿入後の回転操作により前記係止部1に係合してコンセントカバー7からの抜去を規制するする被係止部9が設けられるコンセントカバーセットを提供することにより達成される。
非円形断面形状を有し、中間位置に係止部1を備えた操作キー2と、
扁平なボディ部3にコンセント4のプラグ差し込み口5に挿入されるダミー栓刃6を保持したコンセントカバー7とを有し、
前記コンセントカバー7には、前記操作キー2が挿入可能なキー挿入開口8が開設されるとともに、キー挿入開口8の内周壁には、操作キー2の挿入後の回転操作により前記係止部1に係合してコンセントカバー7からの抜去を規制するする被係止部9が設けられるコンセントカバーセットを提供することにより達成される。
コンセントカバー7は、扁平で摘みにくい形状に形成されるボディ部3にコンセント4のプラグ差し込み口5から挿入されるダミー栓刃6を保持して形成される。コンセントカバー7をコンセント4に装着した状態で、扁平なボディ部3への抜去方向の操作力付与が困難で、かつ、コンセントカバー7には、コンセント4のコンタクト端子によるダミー栓刃6への圧接力により適宜の保持力が与えられるために、容易に取り外すことができない。
操作キー2は、コンセント4に装着されたコンセントカバー7を取り外すために用意された非円形断面形状を有する杆状体で、中間位置に凹状、あるいは突状の係止部1が形成される。コンセントカバー7のボディ部3に形成されるキー挿入開口8は、上記操作キー2が挿入可能な形状に形成され、初期挿入位置から径方向に操作キー2の係止部1が係止可能な被係止部9が形成される。
操作キー2は、非円形形状であれば、例えば、楕円形、矩形等、適宜の断面形状に形成することが可能であり、キー挿入開口8は、操作キー2の円滑な操作を可能にするために、操作キー2が外周の複数箇所で摺接する径寸法に形成するのが望ましい。
被係止部9は、係止部1が突状に形成される場合には溝形状に、係止部1が凹状に形成される場合には、突起状に形成される。操作キー2の係止部1、および被係止部9は、工具等による被係止部への不正操作に対する拒否の必要性に応じて1を含む適数個形成される。
したがってこの発明において、コンセント4にコンセントカバー7を装着した状態で、操作キー2を挿入し、回転操作すると、操作キー2の係止部1がキー挿入開口8の被係止部9に係止する。係止状態において操作キー2とコンセントカバー7とは引き抜き方向に連結されるために、操作キー2に引き抜き力を与えることにより簡単に取り外すことができる。また、操作キー2は、被係止部9に合致する位置に係止部1を有していない場合には回転操作することができないために、所定の操作キー2以外の工具等による取り外し操作をすることはできない。
また、コンセントカバーセットは、
矩形断面形状を有し、中間位置に凹状の係止部1を備えた操作キー2と、
扁平なボディ部3にコンセント4のプラグ差し込み口5に挿入されるダミー栓刃6を保持したコンセントカバー7とを有し、
前記コンセントカバー7には、前記操作キー2により回転操作可能なシリンダ錠11が装着されるように構成することができる。
矩形断面形状を有し、中間位置に凹状の係止部1を備えた操作キー2と、
扁平なボディ部3にコンセント4のプラグ差し込み口5に挿入されるダミー栓刃6を保持したコンセントカバー7とを有し、
前記コンセントカバー7には、前記操作キー2により回転操作可能なシリンダ錠11が装着されるように構成することができる。
シリンダ錠11は所定の凹状の係止部1が解錠コードとして形成された操作キー2を挿入した場合にのみ回転操作可能であり、回転操作すると、キー抜き差し位置以外の回転位置でのキー抜き差しが規制される。したがって、キー抜き差し位置を操作キー2の初期挿入位置にのみ設定しておくと、所定の操作キー2を挿入した後、回転させて引き抜き力を与えることによりコンセントカバー7に取り外し力を負荷させることができる。
以上のコンセントカバーセットには、
コンセント4のプラグ差し込み口5に挿入されるダミー栓刃6を保持する扁平なボディ部3を有し、
前記ボディ部3には、非円形断面形状を有する操作キー2が外周の複数箇所で摺接して適宜角度回転操作可能に挿入可能なキー挿入開口8が開設されるとともに、
キー挿入開口8の内周壁には、前記操作キー2の回転操作時に該操作キー2に形成された凹状の係止部1に係止する突部からなる被係止部9が設けられるコンセントカバー7が使用できる。
コンセント4のプラグ差し込み口5に挿入されるダミー栓刃6を保持する扁平なボディ部3を有し、
前記ボディ部3には、非円形断面形状を有する操作キー2が外周の複数箇所で摺接して適宜角度回転操作可能に挿入可能なキー挿入開口8が開設されるとともに、
キー挿入開口8の内周壁には、前記操作キー2の回転操作時に該操作キー2に形成された凹状の係止部1に係止する突部からなる被係止部9が設けられるコンセントカバー7が使用できる。
本発明によれば、簡易な構造でコンセントの使用を規制することができる。
図1以下に示すように、コンセントカバーセットは、コンセント4に装着されるコンセントカバー7と、装着状態のコンセントカバー7を取り外す際に使用される操作キー2とから構成される。
図1(c)に示すように、操作キー2は、シリンダ錠に使用される解錠キーと同様に、金属板材により形成され、幅狭面に所定ピッチで係止部1が刻設される。
コンセントカバー7は、コンセント4のプラグ差し込み口5から挿入され、図外のコンタクト端子に圧接するダミー栓刃6をボディ部3に固定して形成される。ダミー栓刃6は、通常のプラグに使用されるプラグ栓刃をそのまま使用することもできるが、ダミー栓刃6を導電体により形成する場合には、後述する構成部品を介して極間短絡が生じないように、短絡路を形成する虞のある部品は絶縁材料により形成される。
図2に示すように、ボディ部3はベース3aにカバー3bを積層し、ベース3a側からねじ込まれるねじ3cにより連結して形成され、ダミー栓刃6、および筒半体12が共締め、固定される。ベース3aに固定するために、ダミー栓刃6の一端にはねじ挿通孔6aを備えた固定片6bが折曲形成される。
また、上記筒半体12は、各々ねじ挿通孔12aを備えた固定翼12bを備えており、固定状態において筒形状となってキー挿入開口8を構成し、このキー挿入開口8の開口端を閉塞するようにしてキャップ部材10が装着される。キャップ部材10は、上記操作キー2が挿通可能な断面形状(本実施の形態においては矩形)のキー挿通孔10aを備え、頭部をカバー3bの透孔3dに挿通させた状態でカバー3bに対して空転自在に装着される。
筒半体12の上端とキー挿入開口8の開口端を閉塞するようにして各筒半体12の内周壁面には上記操作キー2に凹設される係止部1に係止可能な被係止部9が突設される。
被係止部9は、図3(b)、(c)に示すように、操作キー2の挿入を妨げることのないように、操作キー2の挿入経路を避けてキー挿入開口8の内周壁に突設される。上下反転使用が可能なように、対向する幅狭面に同一深さの係止部1が形成されるこの実施の形態において、被係止部9は、図3(d)に示すように、点対称位置に2個形成される。
したがってこの実施の形態において、装着状態のコンセントカバー7の取り外し操作は、図3に示すように、操作キー2を挿入して行われる。挿入した操作キー2が被係止部9に合致する係止部1を有して真正であるならば、回転操作が可能であり、回転操作によって、図4(c)に示すように、操作キー2の係止部1にキー挿入開口8側の被係止部9が係止する。この状態で操作キー2とキー挿入開口8、すなわち、コンセントカバー7は操作キー2の軸長方向に連結されており、次いで、操作キー2に引き抜き力を作用させると、コンタクト端子による保持力に抗してコンセントカバー7を取り去ることができる。
図5に本発明の第2の実施の形態を示す。なお、この実施の形態の説明において、上述した実施の形態と実質的に同一の構成要素は図中に同一符号を付して説明を省略する。
この実施の形態は被係止部9の変形を示すもので、ベース3aには、シリンダケース11aにシリンダ11bを回転自在に挿入したシリンダ錠11が固定される。シリンダ錠11のシリンダ11bには、適数のタンブラ11cがシリンダ11bの回転軸に対して直交方向に移動自在に装着され、初期回転位置からの回転を規制している。
タンブラ11cが操作キー2の係止部1に合致した操作キー2をシリンダ11bに挿入すると、操作キー2を挿入しない状態でシリンダケース11aとシリンダ11bとの回転境界を閉塞することによってシリンダ11bの回転を規制したいたタンブラ11cは、シリンダケース11aとシリンダ11bとの回転境界から待避し、結果、シリンダ11bへの回転操作が可能になる。この状態でシリンダ11bを回転させると、タンブラ11cのシリンダ11bからの飛び出し方向の移動はシリンダケース11aの周壁により規制されるために、操作キー2を引き抜く際の切り込みの深い係止部1から浅い切り込みの係止部1への移動が不可能となるために、操作キー2のシリンダ11bからの抜去が不能となる。
この状態で、操作キー2とシリンダ錠11とは軸長方向に連結された状態となるために、操作キー2への引き抜き力をコンセントカバー7に伝えることができる。
図6、7に本発明の第3の実施の形態を示す。この実施の形態は、コンセントカバー7に照明手段13を設けた変形を示し、照明手段13は、実装基板14上に実装されるLED13aと、導光体13bとからなる。
導光体13bは、中央部にキャップ部材10の挿通リング部13dを有して光透過性を有する材料に形成され、取付リング部13eにおいて筒半体12等と共締めされる。また、導光体13bには、LED13aを受容するLED収容部13cが形成される。
一方、ダミー栓刃6は、通常の栓刃と同様に導電材料により形成され、このダミー栓刃6にリード線16を介して電源モジュール15が接続される。電源モジュール15は、ダミー栓刃6、すなわち、コンセント4から入力をAC/DC変換するとともに降圧してリード線14aを経由して実装基板14に給電する。
したがってこの実施の形態において、コンセントカバーのダミー栓刃6をコンセント4に差し込むと、LED13aが発光する。LED13aからの発光光は、LED収容部13cを経由して挿通リング部13dに導かれた後、キャップ部材10の周縁から外部に漏光する。
この結果、夜間等であっても、利用者は、コンセントカバー7の位置、すなわちコンセント4の位置を知ることができる。
1 係止部
2 操作キー
3 ボディ部
4 コンセント
5 プラグ差し込み口
6 ダミー栓刃
7 コンセントカバー
8 キー挿入開口
9 被係止部
10 キャップ部材
11 シリンダ錠
13 照明手段
2 操作キー
3 ボディ部
4 コンセント
5 プラグ差し込み口
6 ダミー栓刃
7 コンセントカバー
8 キー挿入開口
9 被係止部
10 キャップ部材
11 シリンダ錠
13 照明手段
Claims (6)
- 非円形断面形状を有し、中間位置に係止部を備えた操作キーと、
扁平なボディ部にコンセントのプラグ差し込み口に挿入されるダミー栓刃を保持したコンセントカバーとを有し、
前記コンセントカバーには、前記操作キーが挿入可能なキー挿入開口が開設されるとともに、キー挿入開口の内周壁には、操作キーの挿入後の回転操作により前記係止部に係合してコンセントカバーからの抜去を規制するする被係止部が設けられるコンセントカバーセット。 - 前記キー挿入開口の開放端は、操作キーの断面形状にほぼ一致し、操作キーが挿通可能なキャップ部材により覆われる請求項1記載のコンセントカバーセット。
- 矩形断面形状を有し、中間位置に凹状の係止部を備えた操作キーと、
扁平なボディ部にコンセントのプラグ差し込み口に挿入されるダミー栓刃を保持したコンセントカバーとを有し、
前記コンセントカバーには、前記操作キーにより回転操作可能なシリンダ錠が装着されるコンセントカバーセット。 - 前記係止部が操作キーの長手方向複数箇所に形成される請求項1、2または3記載のコンセントカバーセット。
- コンセントのプラグ差し込み口に挿入されるダミー栓刃を保持する扁平なボディ部を有し、
前記ボディ部には、非円形断面形状を有する操作キーが外周の複数箇所で摺接して適宜角度回転操作可能に挿入可能なキー挿入開口が開設されるとともに、
キー挿入開口の内周壁には、前記操作キーの回転操作時に該操作キーに形成された凹状の係止部に係止する突部からなる被係止部が設けられるコンセントカバー。 - 前記ダミー栓刃が導電材料により形成されるとともに、
ボディ部内には、コンセントのコンタクトにプラグイン接続されるダミー栓刃に接続され、前記コンセントからの給電を受けて発光してボディ部外部に投光される照明手段が収容される請求項1から5のいずれかに記載のコンセントカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003190A JP2010160997A (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | コンセントカバーセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009003190A JP2010160997A (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | コンセントカバーセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010160997A true JP2010160997A (ja) | 2010-07-22 |
Family
ID=42578021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009003190A Pending JP2010160997A (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | コンセントカバーセット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010160997A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62169478U (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-27 | ||
JPH09213405A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-15 | Meishin Gi | コンセント保護具 |
JP3137476U (ja) * | 2007-09-14 | 2007-11-22 | 優護國際企業股▲分▼有限公司 | コンピュータインターフェースポート用コネクタロック |
JP2008103138A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Hinomoto Jomae Ltd | フラッシュメモリーのセキュリティーキャップ |
-
2009
- 2009-01-09 JP JP2009003190A patent/JP2010160997A/ja active Pending
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