JP2010160935A - 燃料電池システムおよび燃料電池システムのカソード圧制御方法 - Google Patents
燃料電池システムおよび燃料電池システムのカソード圧制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】燃料電池11と、カソードガス流路22を密封するカソードガス流路密封手段53,54と、アノードガス流路21を密封するアノードガス流路密封手段51,52と、カソードガス流路密封手段およびアノードガス流路密封手段の開閉を制御する制御部45と、を有し、燃料電池の発電停止時にカソードガスおよびアノードガスを燃料電池内部に密封する燃料電池システム10であって、燃料電池の発電停止中のアノードガス流路内のアノード圧を取得するアノード圧取得手段41をさらに有し、制御部は、アノード圧が所定値以下である場合、カソードガス流路密封手段を解除させることによりカソードガス流路内のカソード圧を減少させる。
【選択図】図1
Description
これは、従来の燃料電池システムでは、アノード側には燃料電池の発電停止時に配管内に残留したアノードガス(水素ガス)を密封するための封じ込め弁を設けていたが、カソード側にはカソードガス(空気)を密封するための封じ込め弁を設けていなかった。そのため、発電停止中にアノードガスを密封してもカソードガスとの反応が継続的に行われ、アノードガスが密封された領域内から無くなるまで自然消費されるからである。すると、アノードガスの圧力がカソードガスの圧力よりも減少し、カソード側で生成された生成水が電解質膜を透過してアノード側へ浸入するのである。このように燃料電池の発電停止中にアノードガスが消費されることで、電解質膜が劣化が進んでしまうという問題がある。
そこで、このような問題を解決するために、アノード側だけでなくカソード側にも発電停止時にカソードガスを密封するための封じ込め弁を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
(燃料電池システム)
図1は燃料電池システムの概略構成図である。
図1に示すように、燃料電池システム10の燃料電池11は、水素ガスなどのアノードガスと空気などのカソードガスとの電気化学反応により発電を行う固体高分子膜型燃料電池である。燃料電池11のアノード極12内に形成されたアノードガス流路21の入口側にはアノードガス供給配管23が連結され、その上流端部には水素タンク30が接続されている。また、燃料電池11に形成されたカソード極13内に形成されたカソードガス流路22の入口側にはカソードガス供給配管24が連結され、その上流端部にはエアコンプレッサ33が接続されている。なお、燃料電池11のアノードガス流路21の出口側にはアノードオフガス排出配管35が連結され、カソードガス流路22の出口側にはカソードオフガス排出配管38が連結されている。
次に、本実施形態における燃料電池システム10のカソード圧制御方法について説明する。
図3は燃料電池システム10のカソード圧制御方法を示すフローチャートである。なお、このフローチャートは燃料電池11の発電を停止した(イグニッションをOFFにした)後に開始されるものであり、このフローチャートのスタート時点では、アノード封込入口弁51、アノード封込出口弁52、カソード封込入口弁53およびカソード封込出口弁54は閉弁されている。
例えば、本実施形態において、アノード圧センサーおよびカソード圧センサーをそれぞれ1箇所ずつ取り付けた構成を採用したが、圧力センサーは1箇所だけでなく、複数箇所に取り付けてもよく、その場合には、いずれかの圧力を検出するようにしたり、各圧力センサーの平均値を求めるようにしてもよい。
また、本実施形態では、燃料電池システムにアノード掃気が可能な構成のものについて説明したが、アノード掃気機能を有していないシステムであっても採用できる。
また、本実施形態では、カソード圧センサー値が大気圧センサー値以下であるか否かでカソード圧の減圧処理が完了したか否かを判定する方法を説明したが、このとき大気圧センサーの誤差を考慮して判定するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、カソード圧をカソード圧センサーを用いて検出する場合の説明をしたが、カソード圧センサーを用いずに燃料電池の発電停止後のカソード封込入口弁53およびカソード封込出口弁54の開弁時間に基づいてカソード圧を予測して検出する方法を採用してもよい。
Claims (6)
- アノード電極にアノードガスを、カソード電極にカソードガスを供給し発電を行う燃料電池と、
該燃料電池内部のカソードガス流路を密封するカソードガス流路密封手段と、
前記燃料電池内部のアノードガス流路を密封するアノードガス流路密封手段と、
前記カソードガス流路密封手段および前記アノードガス流路密封手段の開閉を制御する制御部と、を有し、
前記燃料電池の発電停止時に前記カソードガス流路密封手段および前記アノードガス流路密封手段により前記カソードガスおよび前記アノードガスを前記燃料電池内部に密封する燃料電池システムであって、
前記燃料電池の発電停止中の前記アノードガス流路内のアノード圧を取得するアノード圧取得手段をさらに有し、
前記制御部は、前記アノード圧が所定値以下である場合、前記カソードガス流路密封手段を解除させることにより前記カソードガス流路内のカソード圧を減少させることを特徴とする燃料電池システム。 - 前記燃料電池の発電停止中の前記カソードガス流路の圧力を取得するカソード圧取得手段をさらに有し、
前記制御部は、前記カソード圧取得手段により得られたカソード圧が、前記アノード圧取得手段により得られたアノード圧以下となるまで前記カソード圧を減少させることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。 - 前記制御部は、前記アノード圧取得手段により前記アノード圧を取得する間隔を前回取得した前記アノード圧の値により設定可能に構成され、
前記アノード圧取得手段により取得した前記アノード圧の値が高いほど次に前記アノード圧取得手段で前記アノード圧を取得する間隔を短くするように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池システム。 - 前記制御部は、前記カソード圧が大気圧以下になるまで前記カソードガス流路の圧力を減少させる制御を実行可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の燃料電池システム。
- 前記制御部は、前記燃料電池の発電停止中にアノード掃気を実行した後は、前記カソードガス流路の圧力を減少させる制御を実行しないように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の燃料電池システム。
- アノード電極にアノードガスを、カソード電極にカソードガスを供給し発電を行う燃料電池と、
該燃料電池内部のカソードガス流路を密封するカソードガス流路密封手段と、
前記燃料電池内部のアノードガス流路を密封するアノードガス流路密封手段と、
前記カソードガス流路密封手段および前記アノードガス流路密封手段の開閉を制御する制御部と、を有し、
前記燃料電池の発電停止時に前記カソードガス流路密封手段および前記アノードガス流路密封手段により前記カソードガスおよび前記アノードガスを前記燃料電池内部に密封可能に構成された燃料電池システムのカソード圧制御方法であって、
前記燃料電池の発電停止中の前記アノードガス流路の圧力を取得するアノード圧取得手段をさらに有し、
該アノード圧取得手段により得られたアノード圧と、前記カソードガス流路内のカソード圧と、からカソード圧指令値を算出するステップと、
前記カソード圧と前記カソード圧指令値とを比較するステップと、
前記カソード圧が前記カソード圧指令値よりも大きい場合に、前記カソードガス流路密封手段を解除するステップと、を有していることを特徴とする燃料電池システムのカソード圧制御方法。
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