JP2010158936A - トラニオンシャフト - Google Patents

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Abstract

【課題】トラニオンシャフトに中空構造を採用して重量軽減を図りながらも従来より強度を向上し且つその製作コストの削減を図り得るようにする。
【解決手段】前後にタンデム配置された一対の車軸の間でトラニオンブラケット4により軸支され、前後の車軸を支えるリーフスプリングを回動ベースを介し回動自在に支持するトラニオンシャフト14に関し、車幅方向内側(図1中における右側)の端部から車幅方向外側(図1中における左側)の端部に向けドリル加工による袋小路状の切削穴15を穿設し且つ前記車幅方向外側の端部を蓋体として未開口のまま残す。
【選択図】図1

Description

本発明は、トラニオンシャフトに関するものである。
図2はトラニオン式サスペンションと称されるタンデムアクスル専用のサスペンションを示すもので、前後にタンデム配置された一対の車軸1,2の間でトラニオンシャフト3をトラニオンブラケット4によりフレーム5に固定し、このトラニオンシャフト3にリーフスプリング6の中央部を回動ベース7を介し回動自在に取り付け、このリーフスプリング6の両端部により前記前後の車軸1,2を支えると共に、これら各車軸1,2の前後方向位置を保持するためのアッパロッド8(Vロッド)及びロアロッド9(平行リンクロッド)を備えた構造となっている。
ここで、トラニオンブラケット4がフレーム5に固定されている位置には、クロスメンバ10が左右のフレーム5の相互間に渡されて補強されるようにしてあり、このクロスメンバ10と前記各車軸1,2上側との間がアッパロッド8により夫々連結され、前記トラニオンブラケット4の下端部と前記各車軸1,2下側との間がロアロッド9により連結されている。
而して、このような構成によれば、前後の車軸1,2の上下動がリーフスプリング6により吸収され、前後方向の力はアッパロッド8及びロアロッド9を介してフレーム5に伝えられ、しかも、リーフスプリング6がトラニオンシャフト3を中心に回動することで良好な段差乗り越しが実現されることになる。
斯かるトラニオン式サスペンションにおいて、トラニオンシャフト3は、図3に示す如く(説明の便宜上からトラニオンシャフト3とクロスメンバ10とトラニオンブラケット4のみを図示して他の構成要素は図示を省略)、トラニオンブラケット4の中途部に形成されたボス部11に嵌合装着されており、所要長さの円筒状を成す管材3aを主構成とし且つ車幅方向外側(図3中における左側)の開口部に蓋体3bを溶接して塞いだ構造となっている。
即ち、この種のトラニオンシャフト3は、車両重量の軽減化を図るために内部を中空構造とする必要があり、管材3aの車幅方向外側の開口部を蓋体3bを溶接して塞ぐことで中空構造のトラニオンシャフト3としている。
尚、図3ではトラニオンシャフト3とクロスメンバ10とを一体成形の鋳造品とした場合で例示しており、図3中における符号の12は車幅方向内側(図3中における右側)の開口部を塞ぐプラグ、13は位置決め用のピンを夫々示している。
また、この種のトラニオン式サスペンションに関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。
実開平3−82203号公報
しかしながら、図3の如き従来構造では、トラニオンシャフト3を成す管材3aの車幅方向外側の端部が、別部品として製作された蓋体3bを溶接することで構成されることになるため、その溶接箇所が強度的なウイークポイントとなってトラニオンシャフト3の強度低下を招く結果となり、また、蓋体3bの溶接作業に手間がかかって製作コストが高くつくという問題があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、トラニオンシャフトに中空構造を採用して重量軽減を図りながらも従来より強度を向上し且つその製作コストの削減を図り得るようにすることを目的とする。
本発明は、前後にタンデム配置された一対の車軸の間でトラニオンブラケットにより軸支され、前後の車軸を支えるリーフスプリングを回動ベースを介し回動自在に支持するトラニオンシャフトであって、車幅方向内側の端部から車幅方向外側の端部に向けドリル加工による袋小路状の切削穴を穿設し且つ前記車幅方向外側の端部を蓋体として未開口のまま残したことを特徴とするものである。
而して、このようにすれば、車幅方向内側の端部から車幅方向外側の端部に向けドリル加工により袋小路状の切削穴を穿設し、前記車幅方向外側の端部を蓋体として未開口のまま残すようにしているので、従来の如き管材の車幅方向外側の開口部を蓋体を溶接して塞ぐ製作方式よりも強度的に強くなり、しかも、単純なドリル加工で安価に製作できることから製作コストが削減される。
上記した本発明のトラニオンシャフトによれば、トラニオンシャフトに中空構造を採用して重量軽減を図りながらも、従来の如き管材の車幅方向外側の開口部を蓋体を溶接して塞ぐ製作方式より強度的に強くすることができ、しかも、単純なドリル加工で安価に製作することができて製作コストを著しく削減することができるという優れた効果を奏し得る。
本発明を実施する形態の一例を示す断面図である。 従来のトラニオン式サスペンションの一例を示す側面図である。 図2のIII−III矢視の断面図である。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。ただし、図1に記載のない構成要件については、図2を参照するものとする。
図1に示す如く、ここに図示している本形態例のトラニオンシャフト14においては、先に図2で説明したトラニオンシャフト3の場合と略同様に、前後にタンデム配置された一対の車軸1,2(図2参照)の間でトラニオンブラケット4により軸支され、前後の車軸1,2を支えるリーフスプリング6(図2参照)を回動ベース7(図2参照)を介し回動自在に支持するようになっているが、車幅方向内側(図1中における右側)の端部から車幅方向外側(図1中における左側)の端部に向けドリル加工による袋小路状の切削穴15が穿設され且つ前記車幅方向外側の端部が蓋体として未開口のまま残されていることを特徴としている。
ここで、トラニオンシャフト14に切削穴15を穿設するためのドリル加工には、従来より周知のガンドリル法、BTAドリル法、エジェクタドリル法等を適宜に選択又は組み合わせて使用すれば良く、特にBTAドリル法とエジェクタドリル法の両方を同一装置で適用できる便利な深穴ドリル加工装置(特開平9−174316号公報参照)も既に開発されているので、この種の深穴ドリル加工装置を用いて短時間に且つ安価に前記切削穴15のドリル加工を施すことが可能である。
而して、このようにすれば、車幅方向内側の端部から車幅方向外側の端部に向けドリル加工により袋小路状の切削穴15を穿設し、前記車幅方向外側の端部を蓋体として未開口のまま残すようにしているので、トラニオンシャフト14に中空構造を採用して重量軽減を図りながらも、従来の如き管材の車幅方向外側の開口部を蓋体を溶接して塞ぐ製作方式より強度的に強くすることができ、しかも、単純なドリル加工で安価に製作することができて製作コストを著しく削減することができる。
尚、本発明のトラニオンシャフトは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 車軸
2 車軸
4 トラニオンブラケット
6 リーフスプリング
7 回動ベース
14 トラニオンシャフト
15 切削穴

Claims (1)

  1. 前後にタンデム配置された一対の車軸の間でトラニオンブラケットにより軸支され、前後の車軸を支えるリーフスプリングを回動ベースを介し回動自在に支持するトラニオンシャフトであって、車幅方向内側の端部から車幅方向外側の端部に向けドリル加工による袋小路状の切削穴を穿設し且つ前記車幅方向外側の端部を蓋体として未開口のまま残したことを特徴とするトラニオンシャフト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103170806A (zh) * 2013-04-11 2013-06-26 仲积明 一种焊接式平衡轴支架加工工艺

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