JP2010158758A - 裁断機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンベアテーブル1に備わるブラシ取付台20のガイドブロック21に溝部21Gを設け、この溝部21G内に先端が配置されるようにした爪部7を有するアタッチメント7Aを搬出側テーブル3に固定する。爪部7は、その先端が溝部21G内に配されたときに、搬出側テーブル3とガイドブロック21との隙間を遮蔽する遮蔽部として機能する。このような構成を備える裁断機でコンベアテーブル1から搬出側テーブル3にシート材を搬送する際、このシート材を覆うと共に、ガイドブロック21に密着する密閉シートは、爪部7によりすくい上げられ、前記隙間に引き込まれない。
【選択図】図3
Description
以下、本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。これらの図において、搬入側の方向をX、搬出側の方向をY、搬入側から見た状態を正面とする裁断機の左側面方向をZで示す。
本実施形態に示す裁断機100は、従来の裁断機とほぼ同様の外観を有し、シート材を搬入側から搬出側に搬送しつつ、所望の形状に裁断する装置である。この裁断機100は、搬入側と搬出側に設けられるテーブル2,3と、両テーブル2,3の間でシート材を搬入側から搬出側に搬送するコンベアテーブル1と、コンベアテーブル1の上面であって、シート材を支持するブラシ面1s上でシート材を裁断する裁断機構4とを備える。
コンベアテーブル1の無限軌道10は、搬入側と搬出側に配置される一対のスプロケット12,13と、スプロケット12,13に架けわたされる無端状のチェーン11とからなる。チェーン11は、複数のリンク110を互いに屈曲自在に連結して形成されている。また、チェーン11は、コンベアテーブル1の内側に向かって屈曲する固定部を有しており、この固定部を介してブラシ取付台20をリンク110に固定することができるようになっている。ここで、図2では、裁断機100の左側面側Zにある無限軌道10のみ示されているが、実際は、裁断機100の右側面側にも1つ設けられている。
ブラシ取付台20は、2つの無限軌道10に架けわたされるようにチェーン11の延伸方向と直交する方向に伸びる長尺の略板状の部材であり、その一方の面にブラシブロック30を配置できるようになっている(図3、図4を参照)。また、ブラシ取付台20は、その長手方向両端部におけるブラシブロック30の配置面側に突出するガイドブロック21を有しており、このガイドブロック21の位置でリンク110の固定部に固定される。ガイドブロック21は、ブラシ取付台20に配置されるブラシブロック30がブラシ取付台20の端部から外れることを防止するためのものである。ガイドブロック21を含むブラシ取付台20は、容易に撓まないような剛性を備える金属などの材料で構成されている。また、ブラシ取付台20は、その下面に案内ローラ25を有しており、スプロケット12、13の軸心をつなぐ線よりも上側にあるときは案内レール15の上を、下側にあるときは下支えレール19上を走行する構成である(図2、図4を参照)。
ブラシブロック30は、矩形板材31の一面から延びる複数の剛毛32を有する(図3、図4を参照)。各剛毛32は、その先端部の位置が揃っており、ブラシブロック30をブラシ取付台20に取り付けたときに平坦なブラシ面1sを形成する。また、矩形板材31の他面には係合部39が形成されており、この係合部39とブラシ取付台20の係合部26との係合により、ブラシブロック30がブラシ取付台20に取り付けられる。このブラシブロック30をブラシ取付台20に配列する際は、図4に示すように、ブラシブロック30と、ガイドブロック21との間に弾性材24を挟み込み、並列される各ブラシブロック30の位置決めを行い、各ブラシブロック30がぐらつかないようにする。
本実施形態では、各ガイドブロック21の上面に、シート材の搬送方向(無限軌道10の走行方向)に延びる溝部21Gが形成されている。溝部21Gは、ガイドブロック21の一端から他端まで一様な深さで形成されている。但し、溝部21Gの深さは一様でなくても良い。各ガイドブロック21の溝部21Gは、ガイドブロック21を備える複数のブラシ取付台20が搬送方向に並んだときに、搬送方向に一連となる。
搬出側テーブル3の上方には、密閉シート5を搬出方向に送り出すための搬出ローラ(図示せず)が設けられている。搬出ローラは、単数であっても複数であっても良い。搬出ローラを単数とする場合、搬出ローラの軸方向長さがブラシ面1sの幅に近い長さを有するように構成すると良い。その場合、搬出ローラは、搬出されるシート材の厚さに応じて、垂直方向に上下動できる構成とすることが好ましい。一方、搬出ローラを複数とする場合、ブラシ面1sの幅方向に所定の間隔を空けて配置すると良い。この場合も、シート材の厚さに応じて垂直方向に上下動できる構成とすることが好ましい。
第2実施形態では、第1実施形態で使用した図5に示すアタッチメント7Aの代わりにワイヤ(第1長尺材)を使用することで、搬出側テーブルとガイドブロックの上面との隙間を遮蔽する構成を説明する。第2実施形態の裁断機におけるワイヤ以外の構成は、第1実施形態と同様である。
本実施形態3では、第1実施形態で使用した図5に示すアタッチメント7Aに代えて、図7に示すアタッチメント7Bと、このアタッチメント7Bに取り付けたワイヤ70(第2長尺材)を使用することで、搬出側テーブル3とガイドブロック21との隙間を遮蔽する構成を説明する。第3実施形態の裁断機におけるアタッチメント7Bとワイヤ70以外の構成は、第1実施形態と同様である。
1 コンベアテーブル 1s ブラシ面
10 無限軌道 11 チェーン 110 リンク
12,13 スプロケット
15 案内レール 19 下支えレール
20 ブラシ取付台 21 ガイドブロック
22 ベルト 23 ベルト固定具 24 弾性材
25 案内ローラ 26 係合部
27,29 ガイドレール 28 ガイドカム
30 ブラシブロック 31 矩形板材 32 剛毛 39 係合部
2 搬入側テーブル 2C コーム
3 搬出側テーブル 3C コーム
4 裁断機構 41 ビーム 42 裁断ヘッド
5,6 密閉シート
8 フレーム 9 吸引室
7A,7B アタッチメント
7 爪部(遮蔽部) 71 傾斜面 72 孔部
70 ワイヤ(第1長尺材、第2長尺材)
21G 溝部 21H 吸引孔
Claims (5)
- 裁断前のシート材が搬入される搬入側テーブルと、
裁断時のシート材が載置される面であるブラシ面を形成するブラシブロック群、及びこのブラシブロック群の両側を支持してブラシブロック群と共に無限軌道で走行される複数のガイドブロックを有し、搬入側テーブルから搬入されたシート材をブラシ面と密閉シートとの間で挟み込んで搬送するコンベアテーブルと、
コンベアテーブルから裁断後のシート材が搬出される搬出側テーブルと、
ブラシ面上のシート材を裁断する裁断機構と、
ブラシ面と、このブラシ面に隣接するガイドブロックの上面を外部に露出した状態でコンベアテーブルを収納し、シート材の裁断時にブラシ面からシート材の吸引を行う吸引室とを備える裁断機であって、
無限軌道の走行方向に一連となるように各ガイドブロックの上面に設けられた溝部と、
搬出側テーブルから前記溝部内に至り、前記ガイドブロックの上面と搬出側テーブルとの隙間を遮蔽する遮蔽部とを備えることを特徴とする裁断機。 - 前記遮蔽部は、一端が前記搬出側テーブルに固定され、前記溝部内に向かって伸びる第1長尺材を備えることを特徴とする請求項1に記載の裁断機。
- 前記遮蔽部は、搬出側テーブルに固定される根元部と、前記溝部内に達する先端部とを有する爪部を備えることを特徴とする請求項1に記載の裁断機。
- さらに、前記爪部の先端部から前記溝部内に沿って伸びる第2長尺材を備えることを特徴とする請求項3に記載の裁断機。
- 前記ガイドブロックの上面に、前記溝部よりもコンベアテーブルの幅方向の外側に設けられ、吸引室に向かって空気を吸引することで密閉シートをガイドブロックの上面に吸いつけて、前記溝部を跨ぎ越すように前記密閉シートを張られた状態にする吸引孔を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の裁断機。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2009116927A JP5330086B2 (ja) | 2008-12-11 | 2009-05-13 | 裁断機 |
CN 200910254158 CN101748591B (zh) | 2008-12-11 | 2009-12-10 | 裁断机 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104846618A (zh) * | 2015-05-29 | 2015-08-19 | 项建荣 | 一种梯带连接线的自动剪切设备及工艺 |
CN111535008A (zh) * | 2020-06-23 | 2020-08-14 | 童小鸾 | 一种服装生产的裁剪设备 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07214495A (ja) * | 1994-01-27 | 1995-08-15 | Kawakami Seisakusho:Kk | シート材裁断機 |
JP2007021647A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Shima Seiki Mfg Ltd | 裁断機コンベアテーブル開口部のカバー装置 |
JP2009269121A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Takatori Corp | シート材の裁断方法及び裁断装置 |
-
2009
- 2009-05-13 JP JP2009116927A patent/JP5330086B2/ja active Active
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JP5330086B2 (ja) | 2013-10-30 |
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