JP2009269121A - シート材の裁断方法及び裁断装置 - Google Patents

シート材の裁断方法及び裁断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シート材の裁断装置において密閉シートが裁断テーブルのシート材延反方向の側端部に巻き込まれることを防止する。
【解決手段】剛毛10で形成された裁断テーブル14をシート材延反方向に沿って走行可能に構成するとともに、裁断テーブル14の上面にシート材8を載置し、シート材8上を非通気性の密閉シート9で覆った状態で、シート材8を密閉シート9とともに裁断テーブル14上面に吸引保持しながら予め設定された形状に裁断するシート材8の裁断装置1において、裁断テーブル14のシート材延反方向に沿った両側端部の全長に渡って覆う通気性の無端ベルト7を設け、裁断テーブル14の上面に作用する吸引力によって無端ベルト7を介して密閉シート9を吸着保持せしめるようにし、無端ベルト7を裁断テーブル14と一体に走行させるように構成したシート材の裁断装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート材の裁断装置に関する。さらに詳しくは、シート材の裁断の際に、裁断テーブルのシート材延反方向に沿った両側端部にビニールシート等の密閉シートが巻き込まれないようにしたシート材の裁断方法及び裁断装置に関する。
従来より、図8に示すように積層された多数枚のシート材56を裁断テーブル66の剛毛59上に吸引保持し、この裁断テーブル66上に上下動する裁断刃をX方向、Y方向、回転方向に移動自在となるように配置し、予め設定されたパターンに従ってシート材56を自動的に裁断するシート材裁断装置50が知られている。
上記シート材56の裁断は、裁断テーブル66上に積層された多数枚のシート材56を載置し、その上に非通気性の密閉シート57を被せて、剛毛59上への吸引力を高めるようにし、さらにシート材56の裁断を行いながら、裁断された開口部分をさらに図示しない非通気性のカバーシートで覆うようにして裁断している。
上記裁断テーブル66は樹脂等でブラシ状に立毛された剛毛56を矩形状にひと塊にまとめた剛毛ブロックを図9のように剛毛固定枠64の溝に嵌合するとともに側端部分を固定して敷設され、シート材56の延反方向に走行可能に構成されている。
ところで、上記非通気性の密閉シート57は裁断テーブル66上を覆うようになっており、この状態で裁断テーブル66に下方から吸引を作用させると剛毛59の上面に負圧が働き、シート材56及び剛毛59上には非通気性の密閉シート57が吸着保持されることになる。
前記剛毛59は、裁断時に裁断刃の上下動に伴って裁断刃が突没可能なようにある程度の柔軟性を持って構成されており、上記のように裁断時に剛毛59の下方から吸引を行うと、図9に示すように裁断テーブル66のシート材延反方向(X方向)の側端部に位置する剛毛59の先端部分が吸引による差圧により、裁断テーブルの内側を向いて寄り添うように湾曲して隙間65が発生する。
上記裁断テーブル66のX方向に沿った剛毛59の側端部は、片側側面及び上面が支持されておらず、剛毛59の先端が吸引力の強い裁断テーブル66の内側方向に向けて湾曲し、剛毛59の側端部とその上を覆うカバー部材58との境界に隙間65が発生する。
また、従来よりシート材裁断装置50の手前に設けられた延反テーブルから裁断テーブル66上にシート材57を供給するとともに密閉シート供給ロール55から密閉シート57を供給し、裁断テーブル66を駆動させてシート材56を吸引しながら搬送したり、吸引搬送しながら裁断したりすることが行われている。
しかし、裁断テーブル66の側端部境界に位置する剛毛59の上面は非通気性のカバー部材58と柔軟な密閉シート57に覆われているのみであり、上記のようにシート材56を吸引しながら搬送させるとカバー部材58に覆われている剛毛59の上面はカバー部材58に吸着するので裁断テーブル66の走行方向と反対方向に湾曲し、裁断テーブル66の側端部境界に隙間65が発生する。
この隙間65には、吸引による負圧が働いており、前記密閉シート57は薄くて柔軟なため、隙間65の中に吸い込まれたり、剛毛59を吸引した状態で駆動する場合に隙間65に密閉シート57を噛み込んで装置が異常停止したり、リークにより吸引力が弱まってシート材56がずれたりする問題がある。
そこで、剛毛59のX方向に沿った両側端部を一部通気可能にしたブラシガイドで覆い、ブラシガイドの側部から負圧を働かせて剛毛を起立させて剛毛側端部に隙間が生じないようにするとともに、ブラシガイドの上面で密閉シートを吸着するようにすることが行われている(例えば特許文献1)。
また、上記のようにブラシガイドをブラシ台(剛毛固定枠64に相当)の側方に設けた場合、裁断後のシート材を剛毛ベッドから分離して排出するピックアップ爪と前記ブラシガイドが干渉し、ブラシガイド部分にはピックアップ爪を設けることができないため、ピックアップ爪側方部分に開口部が発生し、その開口部に密閉シートが巻き込まれる問題がある。
そこで、上記開口部を覆うようにカバー部材を設け、裁断機の剛毛テーブルの吸引時にカバー部材を駆動して開口部を覆うようにすることが行われている(例えば特許文献2)。
特開平5−195424 特開2007−21647
ところが、特許文献1の方法は、剛毛ブロックの側端部の各々にブラシガイドを設ける必要がありコストが高くなる問題や搬送時に駆動が必要な裁断テーブルの重量が増加し、裁断テーブルの駆動源を大容量化しなければならず、コストが高くなる問題がある。
また、ブラシガイドとピックアップ爪が干渉するため、別途特許文献2のようなピックアップ爪両側端部をカバーする部材や、前記カバーを駆動させる駆動機構をさらに設ける必要があり、コストが高くなるとともに装置が複雑化する問題があった。
また、特許文献2の方法であっても、密閉シートは柔軟で薄いため、ピックアップ爪に乗り上げる際、僅かな隙間に密閉シートが噛み込んで巻き込まれてしまい装置が異常停止する場合があった。
そこで、本発明の目的は上記の各種問題を解決することにある。
本発明の課題を解決するために、請求項1にかかる発明は、剛毛で形成された裁断テーブルをシート材延反方向に沿って走行可能に構成するとともに、前記裁断テーブルの上面にシート材を載置し、前記シート材上を非通気性の密閉シートで覆った状態で、シート材を密閉シートとともに裁断テーブル上面に吸引保持しながら予め設定された形状に裁断するシート材の裁断方法において、前記裁断テーブルのシート材延反方向に沿った両側端部の全長に渡って覆う通気性の無端ベルトを設け、シート材を前記裁断テーブルの走行によって吸引搬送する際に、前記裁断テーブルの上面に作用する吸引力によって無端ベルトを介して前記密閉シートを吸着保持せしめることにより、前記無端ベルトを裁断テーブルと一体に走行させるようにしたシート材の裁断方法である。
請求項2の発明は、剛毛で形成された裁断テーブルをシート材延反方向に沿って走行可能に構成するとともに、前記裁断テーブルの上面にシート材を載置し、前記シート材上を非通気性の密閉シートで覆った状態で、シート材を密閉シートとともに裁断テーブル上面に吸引保持しながら予め設定された形状に裁断するシート材の裁断装置において、前記裁断テーブルのシート材延反方向に沿った両側端部の全長に渡って覆う通気性の無端ベルトを設け、前記裁断テーブルの上面に作用する吸引力によって前記無端ベルトを介して密閉シートを吸着保持せしめるようにし、前記無端ベルトを裁断テーブルと一体に走行させるように構成したシート材の裁断装置である。
また、請求項3の発明は、請求項2のシート材の裁断装置において、前記無端ベルトをシート材を分離するピックアップ爪上面までを覆うように巻回して設けたシート材の裁断装置である。
裁断テーブルのシート材延反方向(X方向)に沿った両側端部とその周縁部分を同時に覆う通気性の無端ベルトを設けたので、裁断テーブル下方から吸引力を働かせた際、裁断テーブル側端部の剛毛上に位置する無端ベルトの上面には負圧が働くため、密閉シートが無端ベルト上面に吸着保持され、さらに剛毛先端は無端ベルトの下面に吸着保持されるため、剛毛先端が湾曲せず、隙間が発生して密閉シートが巻き込まれることがない。また、吸引力が維持できるので、シート材がずれたり、リークによる騒音も発生しない。
また、通気性の無端ベルトをピックアップ爪部分の上面を巻き回すようにすれば、密閉シートがピックアップ爪上を無端ベルトとともに乗り越えていくので、ピックアップ爪と剛毛との隙間に密閉シートを噛み込むことがない。
また、通気性の無端ベルトを介して密閉シートが吸着保持されるとともに剛毛先端が無端ベルトの下面に吸着保持されるので、吸引状態で搬送する際に無端ベルトが裁断テーブルと同期して回転駆動され、新たに駆動源を設置する必要がない。
また、裁断テーブルを駆動しながらシート材を搬送する際、無端ベルトが裁断テーブルと同期して移動するようにしたので、裁断テーブル側端部の剛毛先端が無端ベルトの下面に吸着保持され、剛毛先端が進行方向と反対方向に湾曲しないため、隙間が発生せず密閉シートが巻き込まれない。
また、無端ベルトの使用により、剛毛側端部にブラシガイドを設ける必要がなく、コストを削減できるとともに、軽量化により裁断テーブルの駆動源の大容量化も必要がなく、またリークも起こらないので吸引源の大容量化も必要がない。
以下に本発明の実施形態について図1乃至図7に基づいて説明する。
図1は本発明のシート材裁断装置の全体を表す斜視図、図2はシート材裁断装置の平面図であり、シート材裁断装置1本体上に剛毛10が敷き詰められた裁断テーブル14が形成され、延反されたシート材8が載置されるようになっている。
前記載置されたシート材8には非通気性のビニール等で形成された密閉シート9が被せられ、剛毛10の下方から図示しないブロアを通じて吸引された状態で図示しないコンピュータシステムで予め設定されたパターンに従って、裁断ヘッド2をX、Y方向に駆動しながらシート材8が裁断される。
裁断テーブル14の図示左側には前記シート材裁断装置1で裁断されたシート材8を排出する排出用のコンベア15が設けられ、図示しない駆動源により、コンベア15を駆動してシート材8を排出するようになっている。
前記裁断テーブル14の延反方向(以後X方向とする)に沿った両端上には、図示しない適宜な駆動源でX方向に沿って駆動される2つの移動キャリッジ3、3が設けられ、両移動キャリッジ3、3にYビーム4が懸架されている。
また、前記Yビーム4上にはレール5が敷設され、前記レール5上には裁断ヘッド2が設けられている。この裁断ヘッド2の下方にはY方向に移動自在となるようガイド20が設けられ、前記ガイド20がレール5に摺動可能に嵌合されることにより図示しない適宜な駆動源で裁断ヘッド2がY方向に移動可能となっている。
図3のように前記裁断ヘッド2には裁断刃21が設けられ、図示しない適宜な駆動機構により、上下動、回転動が可能となっており、裁断刃21が上下動しながらシート材8を貫通し、剛毛10に突没してシート材8を裁断するようになっている。
また、裁断刃21の下方には生地押え22が設けられ、シート材8の凹凸に追従するとともに裁断刃の回転に合わせて回転しながら一定の圧力でシート材8を押圧するようになっており、中央付近には裁断刃21の駆動と干渉しないように開口が設けられている。
前記裁断テーブル14の延反供給側の両端部には支持枠35が立設され、その上方にはシート材8を裁断する際にシート材8を剛毛10に吸着させるように裁断テーブル14上を覆って密封する密封シート9を供給する密封シート供給ロール6が懸架されて設けられている。
前記密封シート供給ロール6から引き出された密封シート9は支持枠35に懸架されたガイド17を経て、裁断テーブル14上に供給され、シート材8上を覆って裁断テーブル14の上面に吸引力が働くようにする。
なお、図示省略するが、密封シート9はシート材8とともに裁断されるため、裁断後のシート材8及び密封シート9を覆うカバーシートを移動キャリッジ3の移動と同期して巻取り及び繰り出しが可能なように設けられている。
前記裁断テーブル14のシート材8の排出側の端部には、シート材8を排出する際にシート材8と剛毛10を分離するピックアップ爪11が設けられており、また、シート材8の供給側の端部には供給側爪16が設けられ、シート材8の裁断テーブル14上に円滑に供給できるようになっている。
また、上記裁断テーブル14のX方向に沿った両端部には剛毛10の側端部上とカバー部材13上を同時に覆う通気性の無端ベルト7、7が設けられている。
上記無端ベルト7はシート材9の排出側のピックアップ爪11上を経由し、開口部12を通じて裁断装置1の内部下方に引き込まれる。
無端ベルト7は前記開口部12から裁断装置1の下方に引き込まれた後、ガイド31を経由し、ガイドローラ25、ガイドローラ36を経て上方に向けられ、ガイドローラ18
で折り返された後、開口部19から裁断装置1の外側に引き出され、供給側爪16上を通って裁断テーブル14側端部に引き出される。
次に図3及び図4に基づいて裁断テーブル14の詳細について説明する。
裁断テーブル14は、Y方向に延びた複数の剛毛固定枠24に樹脂等でブラシ状に立毛された剛毛10を矩形状にひと塊にまとめた剛毛ブロックを図5のように剛毛固定枠24の溝に嵌合するとともに側端部分を固定して敷設され、シート材8の延反方向に走行可能に構成されている。
前記剛毛固定枠24はY方向と平行に並設され、図4のように両端が無端のチェーン28に固定されるとともに、支持枠29の上面に取り付けられたレール38とガイドローラ23で支持され、シート材8を吸引した状態でもスムーズに移動できるようになっている。
図3のように前記チェーン28は、スプロケット26、27に巻き回され、図示しない適宜な駆動源でスプロケット26の軸37を駆動することでシート材8の排出方向にチェーン28を回転駆動し、剛毛10を移動することによって裁断テーブル14を駆動するようになっている。
また、裁断テーブル14を取り囲むように吸引ボックス30が設けられ、この吸引ボックスは、支持台33上に立設された複数の34に支持されており、図示しないブロアを通じて、内部に負圧を働かせ、剛毛10の上面に吸引力を発生させるようになっている。
以上が、本発明のシート材裁断装置1の構成であり、次にシート材裁断装置1の裁断動作について説明する。
まず、シート材裁断装置1に隣接して設けられる図示しない延反テーブルからシート材8が適宜なコンベア手段により裁断テーブル14上に供給され、密閉シート供給ロール6から、密閉シート9がガイド17を経由してシート材8及び無端ベルト7上を覆うように供給される。
密閉シート9で覆われた裁断テーブル14を下方からブロアで吸引し、シート材8を裁断テーブル14上に吸着固定する。
続いて、図示しないコンピュータに入力された裁断パターンに従って、移動キャリッジ3及び裁断ヘッド2を駆動し、裁断刃21を上下動させながら、シート材8を裁断し、図示しないカバーシートで裁断した部分を覆って吸引力が低下しないようにする。
裁断の終了した部分のシート材8は裁断テーブル14を吸引した状態で搬送され、裁断テーブル14の終端部分でピックアップ爪11により剛毛10から分離されコンベア15により排出される。シート材8が裁断テーブルよりも長い場合は、裁断部分を排出しあるいは排出しながら、シート材8の未裁断部分を裁断テーブル上に供給し、裁断を続ければよい。
なお、後述するが、裁断テーブル14の走行と一体に無端ベルト7は剛毛10に吸着された状態で密閉シート9とともに排出方向に移動する。
次に本発明の作用について図5及び図7に基づいて説明する。
図5は、図4の一部を拡大した一部拡大断面矢視図であり、図6は、図1のC−C部分を拡大した要部拡大図である。
無端ベルト7は、シート材裁断装置1のカバー部材13と裁断テーブル14のX方向に沿った側端部の全体に渡る剛毛10の上面の境界部分を跨ぐように設けられている。
また、無端ベルト7は通気性の部材(例えば布、ナイロン等の繊維部材)で構成されており、剛毛10を下方から吸引すると剛毛10上に位置する無端ベルト7は通気性があるので無端ベルト7の上面に吸引力が働き、その上面に被せられた密閉シート9が無端ベルト7を介して吸着される。なお、無端ベルト7は、剛毛10の先端を保持できる程度の腰のある通気性の材質を用いることができる。
密閉シート9が無端ベルト7を介して吸着されることにより、剛毛10の先端部分が無端ベルト7の下面に吸着保持される。このことにより、無端ベルト7の下面に吸着保持された剛毛10の先端部分には湾曲が発生しないので、裁断テーブル14のX方向に沿った両側端部に隙間が発生せず、密閉シート9が巻き込まれることがない。
この状態で裁断テーブル14を排出方向(図6矢印方向)に走行させると、無端ベルト7の剛毛10上に位置する部分は剛毛10の上面に吸着保持され、剛毛10の駆動により裁断テーブル14と一体に無端ベルト7が走行する。
この時、無端ベルト7を介して密閉シート9が吸着保持されているので、裁断テーブル14と無端ベルト7の走行と一体に密閉シート9が搬送されることになる。このことにより、剛毛10の先端部分に湾曲が発生しない状態で密閉シート9が搬送されるので、剛毛10と無端ベルト7との間に隙間が発生せず、密閉シート9が巻き込まれることがない。
さらに、図7のように前記無端ベルト7をピックアップ爪11上を通るように巻回しておけば、シート材8をコンベア15上に排出する際に密閉シート9が無端ベルト7とともにピックアップ爪11上を乗り越えていくので裁断テーブル14の側端部及びピックアップ爪11との間に密閉シート9が巻き込まれて装置が異常停止することがない。
また、本実施形態においては、無端ベルト7をガイドローラ25、36を介して吸引ボックス3の周囲を巻回すようにしているが、リターン部分は適宜の場所を経由するようにすれば良い。
本発明の裁断装置の全体を表す斜視図である。 本発明の裁断装置の平面図である。 図2のA−A方向断面矢視図である。 図2のB−B方向断面矢視図である。 図4の一部拡大断面矢視図である。 図1のC部分の拡大斜視図である。 図1のピックアップ爪付近の拡大斜視図である。 従来の裁断装置を表す斜視図である。 従来の裁断装置における一部拡大断面図である。
符号の説明
1 シート材裁断装置
2 裁断ヘッド
3 移動キャリッジ
4 Yビーム
5 レール
6 密閉シート供給ロール
7 無端ベルト
8 シート材
9 密閉シート
10 剛毛
11 ピックアップ爪
12 開口部
13 カバー部材
14 裁断テーブル
15 搬送コンベア
16 供給側爪
17 ガイド
18 ガイドローラ
19 開口部
20 ガイド
21 裁断刃
22 生地押え
23 ガイドローラ
24 剛毛固定枠
25 ガイドローラ
26 スプロケット
27 スプロケット
28 チェーン
29 支持枠
30 吸引ボックス
31 ガイド部材
33 支持台
34 支柱
35 支持枠
36 ガイドローラ
37 軸
38 レール
50 シート材裁断装置
51 裁断ヘッド
52 移動キャリッジ
53 レール
54 Yビーム
55 密閉シート供給ロール
56 シート材
57 密閉シート
58 カバー部材
59 剛毛
60 ピックアップ爪
61 コンベア
62 支持枠
63 ガイド
64 剛毛固定枠
65 隙間
66 裁断テーブル

Claims (3)

  1. 剛毛で形成された裁断テーブルをシート材延反方向に沿って走行可能に構成するとともに、前記裁断テーブルの上面にシート材を載置し、前記シート材上を非通気性の密閉シートで覆った状態で、シート材を密閉シートとともに裁断テーブル上面に吸引保持しながら予め設定された形状に裁断するシート材の裁断方法において、
    前記裁断テーブルのシート材延反方向に沿った両側端部の全長に渡って覆う通気性の無端ベルトを設け、
    シート材を前記裁断テーブルの走行によって吸引搬送する際に、前記裁断テーブルの上面に作用する吸引力によって無端ベルトを介して前記密閉シートを吸着保持せしめることにより、
    前記無端ベルトを裁断テーブルと一体に走行させるようにしたことを特徴とするシート材の裁断方法。
  2. 剛毛で形成された裁断テーブルをシート材延反方向に沿って走行可能に構成するとともに、前記裁断テーブルの上面にシート材を載置し、前記シート材上を非通気性の密閉シートで覆った状態で、シート材を密閉シートとともに裁断テーブル上面に吸引保持しながら予め設定された形状に裁断するシート材の裁断装置において、
    前記裁断テーブルのシート材延反方向に沿った両側端部の全長に渡って覆う通気性の無端ベルトを設け、
    前記裁断テーブルの上面に作用する吸引力によって前記無端ベルトを介して密閉シートを吸着保持せしめるようにし、前記無端ベルトを裁断テーブルと一体に走行させるように構成したことを特徴とするシート材の裁断装置。
  3. 請求項2のシート材の裁断装置において、前記無端ベルトをシート材を分離するピックアップ爪上面までを覆うように巻回して設けたことを特徴とするシート材の裁断装置。
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