JP2010158655A - 超音波洗浄器 - Google Patents
超音波洗浄器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010158655A JP2010158655A JP2009020774A JP2009020774A JP2010158655A JP 2010158655 A JP2010158655 A JP 2010158655A JP 2009020774 A JP2009020774 A JP 2009020774A JP 2009020774 A JP2009020774 A JP 2009020774A JP 2010158655 A JP2010158655 A JP 2010158655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- ultrasonic cleaner
- frequency
- current
- output power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
【課題】従来の超音波洗浄器の機能は、洗浄槽内の負荷条件が変化するとそれに伴い出力電力が変化するため、洗浄斑が発生していた。これを解決する手段として出力電力を一定に保つためにマニアルで周波数のチューニングを行っていた。このため自動装置に連動した超音波洗浄器で洗浄する場合の対応が困難であった。
【解決手段】洗浄層内の負荷条件が変化しても負荷条件に適合した周波数チューニングを自動的に行う機能を備え、かつ出力の高周波電流と電圧の位相を一致させる機能と一定の供給電流が得られるための定電流制御機能を備えることにより、安定した出力電力が供給出来ることにより、洗浄斑を防止できることが可能となる。
【選択図】図5
【解決手段】洗浄層内の負荷条件が変化しても負荷条件に適合した周波数チューニングを自動的に行う機能を備え、かつ出力の高周波電流と電圧の位相を一致させる機能と一定の供給電流が得られるための定電流制御機能を備えることにより、安定した出力電力が供給出来ることにより、洗浄斑を防止できることが可能となる。
【選択図】図5
Description
本発明は超音波を利用した洗浄器で、洗浄槽内の負荷変動が発生した場合でも、一定の出力電力を保ちながら安定な洗浄が可能な超音波洗浄器に関する。
従来の超音波洗浄器は洗浄槽内の付加変動・・・たとえば水深の変動、洗浄対象のワーク等が変化すると、出力電力が変動し洗浄効果が低下したりする。このためマニアルで安定動作領域内に入るまで周波数のチューニングをおこないながら調整していた。
図1で洗浄槽3A内の液深が1から2と変化した場合に、図2で示すように振動素子の共振点が5、6とずれていく図を示したものである。従って負荷変動に伴い振動素子4の周波数及びインピーダンスが変化する。
以下、図3、図4により従来の超音波洗浄器について説明する。
図3では超音波洗浄器本体9Aの発振器の発振用の基板7に連動するポテンションメータ8を調整しながら安定動作領域へ導く。
図3では超音波洗浄器本体9Aの発振器の発振用の基板7に連動するポテンションメータ8を調整しながら安定動作領域へ導く。
図4は発振器の出力部の高周波電流と電圧の位相を一致させることにより安定領域に導く手段をとったものである。高周波出力電流を取り出すカレントトランス12、高周波出力電圧を取り出す14をそれぞれ位相比較器13に入力し両方の位相を一致させる動作を繰り返しながら安定領域に導き出そうとする機能を有する。
株式会社サン電子 超音波応用機器/総合カタログ P1
以上述べてきた従来の超音波洗浄器の機能は安定領域に導くための手段として、負荷変動に対応した周波数を都度マニアルで調整するため、自動設備を備えた洗浄装置での対応が困難であった。
又負荷変動に追従して出力部の電圧、電流の位相を一致させる動作だけでは負荷変動に対応した周波数が得られないため完全に安定動作領域に導くことが困難であった。
本発明は上記目的を達成するために、自動で負荷変動に対応した条件を選択できることを目的としたものであり、さらに自動設備に備えられた洗浄器に対応が可能となるものである。
第1の課題を解決するための手段として、負荷変動に追従した周波数を自動で選択し、さらに出力電流、電圧の位相を一致させる機能を同時に有する。
第2の課題を解決するための手段として出力の電流を一定に保つための手段として定電流制御機能を有する。
上記第1、2の課題を解決する手段として、負荷変動に追従した周波数を自動選択し、定電流制御を機能をあわせて、同時に動作させる手段をとることにより安定した出力電力が得られる。
以下本発明の実施の形態について図5に基づいて説明する。
図5において、超音波洗浄器用の発振器本体25Aで高周波出力電流を検知するカレントトランス12と、出力トランス21の14から高周波出力電圧をそれぞれ取り出して両者を位相比較器13に入力し、負荷変動が生じても電圧と電流の両者の位相が一致させる動作機能を有する。
位相比較器13で電圧、電流の両者の位相判定を行い、一致した時点での信号を増幅器15を通してメインの発振器24経て電力増幅部19へ送る。
位相比較器13からの位相一致した時点での信号と周波数をチューニングする
チューニング回路20からの信号を同時に増幅器15に入力したの後、メインの発振部24を通して電力増幅器19へと送る。
チューニング回路20からの信号を同時に増幅器15に入力したの後、メインの発振部24を通して電力増幅器19へと送る。
位相比較器13、チューニング回路20から送られた信号をもとに電力増幅し、負荷に応じた電流を供給する。
供給される電力を一定に保つための手段として、定電流設定回路23で必要な供給電流を22で設定し、設定した電流値と一致する供給電流をを検知するカレントトランス18で監視ししながら一定の電流を保持することにより安定した電力が得られる。
供給される電力を一定に保つための定電流設定回路23で、設定した電流値と供給電流が一致した時点でチューニング回路20を一時情報を保持したまま停止させる。
設定した電流値と供給電流が異なると、チューニング回路20の保持動作を解除し一致するまで周波数のチューニング動作を繰り返す。
以上の動作を繰り返すことにより、自動的に安定した電力が供給できる。
上述したように本発明の超音波洗浄器は、自動で洗浄槽内の負荷変動に対応でき、安定した電力を供給することにより洗浄の斑をなくすことが可能となる。
又この発明により、自動装置に備え付けられた超音波洗浄器に対応対応ができて、容易に洗浄効果をあげることが可能となる。
1、2 液面の水位
3A 洗浄槽
4、10 振動素子
5,6 共振点
7 発振用基板
8 ポテンションメータ
9A 発振器本体
11 マッチング素子
12 カレントトランス
13 位相比較器
14 高周波出力電圧
15 増幅器
16 メイン発振・電力増幅部
17、21 出力トランス
18 供給電流
19 電力増幅部
22 供給電流設定用ポテンションメータ
23 定電流設定回路
24 メイン発振部
25A 発振器本体
3A 洗浄槽
4、10 振動素子
5,6 共振点
7 発振用基板
8 ポテンションメータ
9A 発振器本体
11 マッチング素子
12 カレントトランス
13 位相比較器
14 高周波出力電圧
15 増幅器
16 メイン発振・電力増幅部
17、21 出力トランス
18 供給電流
19 電力増幅部
22 供給電流設定用ポテンションメータ
23 定電流設定回路
24 メイン発振部
25A 発振器本体
Claims (2)
- 超音波を利用して洗浄する際に洗浄槽内の負荷変動が発生しても、一定の電力を保ちながら動作可能な超音波洗浄器。
- 超音波洗浄を行う際、洗浄槽内の負荷変動に伴う振動素子共振点のインピーダンス変化に追従した周波数を自動的に選択する機能を備えた超音波洗浄器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009020774A JP2010158655A (ja) | 2009-01-07 | 2009-01-07 | 超音波洗浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009020774A JP2010158655A (ja) | 2009-01-07 | 2009-01-07 | 超音波洗浄器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010158655A true JP2010158655A (ja) | 2010-07-22 |
Family
ID=42576233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009020774A Pending JP2010158655A (ja) | 2009-01-07 | 2009-01-07 | 超音波洗浄器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010158655A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103949437A (zh) * | 2014-05-12 | 2014-07-30 | 常州市新理念超声波设备有限公司 | 压电陶瓷产生的多频超声波清洗器 |
-
2009
- 2009-01-07 JP JP2009020774A patent/JP2010158655A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103949437A (zh) * | 2014-05-12 | 2014-07-30 | 常州市新理念超声波设备有限公司 | 压电陶瓷产生的多频超声波清洗器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6400272B2 (ja) | インピーダンスに基づいた電力および周波数の調整 | |
JP4739793B2 (ja) | 高周波電源装置 | |
JP2006286254A5 (ja) | ||
CN111868875B (zh) | 用于无匹配式等离子体源的频率调谐 | |
TWI599272B (zh) | 根據三個或更多狀態之功率及頻率調整 | |
KR101224236B1 (ko) | 고주파 전력 장치 | |
JP2007103102A5 (ja) | ||
KR101128768B1 (ko) | 고주파전원장치 | |
JP5231068B2 (ja) | 高周波電源装置 | |
JP2010158655A (ja) | 超音波洗浄器 | |
US7345401B2 (en) | Method and circuit arrangement for operating an ultrasound oscillator | |
JP4722669B2 (ja) | プラズマ洗浄装置 | |
JP2009290678A (ja) | 高周波電源装置 | |
JPWO2019003345A1 (ja) | 高周波電源装置及びそれを用いたプラズマ処理装置 | |
TWI607674B (zh) | Impedance matching method and impedance matching system | |
JP5354583B2 (ja) | 高周波電源装置及び高周波電源装置の高周波電力検出装置 | |
JP2010118222A (ja) | 高周波電源装置 | |
JP2002102578A (ja) | 超音波洗浄装置 | |
JP4467463B2 (ja) | 高周波発生装置 | |
JP6397772B2 (ja) | インバータ装置 | |
JP4593948B2 (ja) | 高周波電源装置 | |
JP2014199737A (ja) | 高周波電源装置 | |
KR20170071861A (ko) | 무선전력전송용 주파수 가변적응 파워앰프 및 이의 동작방법 | |
JP5287652B2 (ja) | 超音波発生装置 | |
KR20160041106A (ko) | 차량용 avn 시스템의 전원 공급장치 및 그 제어방법 |