JP2010156798A - 感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法は、押出素管P1を引抜加工することにより、感光ドラム基体用アルミニウム管を製造するものである。引抜加工の前処理として、自転可能に支持された鼓状ロール2に対して相対的に押出素管を軸方向に移動させ、押出素管P1の外周面に押出素管P1の軸線Oに対して斜め方向に線状に鼓状ロール2の周面を摺接させることにより、押出素管P1の外周面の凸状欠陥を除去する。
【選択図】図1
Description
引抜加工の前処理として、自転可能に支持された鼓状ロールに対して相対的に押出素管を素管の軸方向に移動させ、押出素管の外周面に前記ロールの周面を押出素管の軸線に対して斜め方向に線状に摺接させることにより、押出素管の外周面の凸状欠陥を除去することを特徴とする感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。
押出素管の外周面に前記ロールの刃部を押出素管の軸線に対して斜め方向に線状に摺接させることにより、凸状欠陥を刃部で削ぎ取る前項1または2に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。
刃部の刃先は、前記ロールの凸条部又は凹条部の側縁から形成されている前項3に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。
引抜加工の前処理用の鼓状ロールを備え、
前記ロールは、自転可能に支持されており、且つ、ロールに対して相対的に軸方向に移動する押出素管の外周面にロールの周面を押出素管の軸線に対して斜め方向に線状に摺接させることにより、押出素管の外周面の凸状欠陥を除去するものであることを特徴とする感光ドラム基体用アルミニウム管の製造装置。
前記ロールは、押出素管の外周面にロールの刃部を押出素管の軸線に対して斜め方向に線状に摺接させることにより、凸状欠陥を刃部で削ぎ取るものである前項12または13に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造装置。
第1除去屑排除装置は、刷毛状物又は多孔質軟質材を有しており、且つ、前記ロールによる凸状欠陥の除去後の押出素管の外周面に刷毛状物又は多孔質軟質材を摺接させることにより、除去屑を押出素管の外周面から排除するものである前項12〜14のいずれか1項に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造装置。
第2除去屑排除装置は、引抜油注ぎ装置を有しており、且つ、前記ロールによる凸状欠陥の除去後の押出素管の外周面に引抜油注ぎ装置により引抜油を注ぐことにより、除去屑を押出素管の外周面から排除するものである前項12〜15のいずれか1項に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造装置。
2:鼓状ロール
3:凸条部
4:凹条部
5:刃部
5a:刃先
8:自転駆動装置
8c:弾性部材
10:第1除去屑排除装置
11:刷毛(刷毛状物)
15:第2除去屑排除装置
16:引抜油注ぎ装置
19:引抜油
21:引抜ダイス
31:除去屑
P1:押出素管
P2:引抜管(感光ドラム基体用アルミニウム管)
K:感光ドラム基体用アルミニウム管の製造装置
Claims (16)
- 押出素管を引抜加工することによる感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法であって、
引抜加工の前処理として、自転可能に支持された鼓状ロールに対して相対的に押出素管を素管の軸方向に移動させ、押出素管の外周面に前記ロールの周面を押出素管の軸線に対して斜め方向に線状に摺接させることにより、押出素管の外周面の凸状欠陥を除去することを特徴とする感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。 - 引抜加工に伴って軸方向に移動する押出素管に対し、押出素管が引抜ダイスに進入する手前の位置で前記ロールによる凸状欠陥の除去を行う請求項1に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。
- 前記ロールの周面に、ロールの軸方向に連続する刃部が形成されており、
押出素管の外周面に前記ロールの刃部を押出素管の軸線に対して斜め方向に線状に摺接させることにより、凸状欠陥を刃部で削ぎ取る請求項1または2に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。 - 前記ロールの周面に、ロールの軸方向に連続する凸条部又は凹条部が設けられるとともに、
刃部の刃先は、前記ロールの凸条部又は凹条部の側縁から形成されている請求項3に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。 - 押出素管の外周面に対する前記ロールの刃部のすくい角が−45°〜0°の範囲に設定されている請求項3または4に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。
- 前記ロールは、その周面における押出素管側に向いた部分が押出素管の移動方向に対して反対方向に移動するように自転駆動している請求項1〜5のいずれか1項に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。
- 前記ロールは、押出素管を中心に押出素管の周囲を押出素管に対して相対的に公転駆動している請求項1〜6のいずれか1項に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。
- 押出素管の周囲に複数個の前記ロールが配置されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。
- 前記各ロールが交換可能である請求項8に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。
- 前記ロールによる凸状欠陥の除去後の押出素管の外周面に、刷毛状物又は多孔質軟質材を摺接させることにより、除去屑を押出素管の外周面から排除する請求項1〜9のいずれか1項に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。
- 前記ロールによる凸状欠陥の除去後の押出素管の外周面に、引抜油を注ぐことにより、除去屑を押出素管の外周面から排除する請求項1〜10のいずれか1項に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法。
- 押出素管を引抜加工することにより感光ドラム基体用アルミニウム管を製造する感光ドラム基体用アルミニウム管の製造装置であって、
引抜加工の前処理用の鼓状ロールを備え、
前記ロールは、自転可能に支持されており、且つ、ロールに対して相対的に軸方向に移動する押出素管の外周面にロールの周面を押出素管の軸線に対して斜め方向に線状に摺接させることにより、押出素管の外周面の凸状欠陥を除去するものであることを特徴とする感光ドラム基体用アルミニウム管の製造装置。 - 前記ロールは、押出素管が引抜ダイスに進入する手前の位置に配置されるとともに、引抜加工に伴って軸方向に移動する押出素管に対し、凸状欠陥の除去を行うものである請求項12に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造装置。
- 前記ロールの周面に、ロールの軸方向に連続する刃部が形成されており、
前記ロールは、押出素管の外周面にロールの刃部を押出素管の軸線に対して斜め方向に線状に摺接させることにより、凸状欠陥を刃部で削ぎ取るものである請求項12または13に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造装置。 - 押出素管の移動方向における前記ロールと引抜ダイスとの間に配置された第1除去屑排除装置を備え、
第1除去屑排除装置は、刷毛状物又は多孔質軟質材を有しており、且つ、前記ロールによる凸状欠陥の除去後の押出素管の外周面に刷毛状物又は多孔質軟質材を摺接させることにより、除去屑を押出素管の外周面から排除するものである請求項12〜14のいずれか1項に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造装置。 - 押出素管の移動方向における前記ロールと引抜ダイスとの間に配置された第2除去屑排除装置を備え、
第2除去屑排除装置は、引抜油注ぎ装置を有しており、且つ、前記ロールによる凸状欠陥の除去後の押出素管の外周面に引抜油注ぎ装置により引抜油を注ぐことにより、除去屑を押出素管の外周面から排除するものである請求項12〜15のいずれか1項に記載の感光ドラム基体用アルミニウム管の製造装置。
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2008
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