JP2010156621A - センサ用半導体装置 - Google Patents

センサ用半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010156621A
JP2010156621A JP2008335467A JP2008335467A JP2010156621A JP 2010156621 A JP2010156621 A JP 2010156621A JP 2008335467 A JP2008335467 A JP 2008335467A JP 2008335467 A JP2008335467 A JP 2008335467A JP 2010156621 A JP2010156621 A JP 2010156621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
source
voltage
current
current source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008335467A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Nakagawa
敏郎 中川
Kenji Takebuchi
堅次 武渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2008335467A priority Critical patent/JP2010156621A/ja
Publication of JP2010156621A publication Critical patent/JP2010156621A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【課題】比較的簡易な構成で出力信号の非線形性が電圧に依存するタイプのセンサか、電流に依存するタイプのセンサかに関わらず用いることができ、出力信号の非線形性の改善を図る。
【解決手段】
センサ用半導体装置は、センサ7の駆動に必要な駆動電源を有してなるセンサ駆動装置3と、センサ7の出力信号に信号処理を施して出力する信号処理回路8とを具備してなり、センサ駆動装置3は、電圧源4と、電流源5と、電圧源4又は電流源5のいずれか一方を択一的に選択し、その選択された電圧源4又は電流源5をセンサ7の駆動電源としてセンサ7に接続可能に構成されてなる電圧源/電流源切換装置6とを具備してなり、センサ7の駆動が適切に行い得るようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサ用半導体装置に係り、特に、汎用性、出力信号の線形性の向上等を図ったものに関する。
従来、この種の装置としては、例えば、図5、図6等に示された構成のものが良く知られている。
これらの従来回路について、図5、図6をそれぞれ参照しつつ、以下に説明することとする。
最初に、図5に示されたセンサ用半導体装置は、センサ駆動電圧源(図5においては「V−SR」と表記)18と、センサ7Aと、信号処理回路(図5においては「SIG−PRO」と表記)8Aとを主たる構成要素として構成されたものとなっている。
かかる構成において、センサ7Aは、例えば、ブリッジ型圧力センサであり、外部から加わる圧力変化に応じて生ずるブリッジを構成する素子のインピーダンス変化によってブリッジの平行状態が崩れ、センサ出力信号としてAB点間に電圧差が出力されるようになっているものである。
かかるセンサ7Aには、電圧源としてのセンサ駆動電圧源18により駆動電圧が印加されるようになっている。
通常、AB点間に得られたセンサ出力信号は、数mV〜数百mV程度で、後段の回路において用いるには十分なレベルではないため、信号処理回路8Aにおいて、信号増幅が施され、さらに、必要に応じてオフセット処理等が施されて出力されるようになっている。
ここで、センサ7Aは、その出力信号の非線形性が印加される電圧に依存する特性を有するものであるが、センサには、その出力信号の非線形性がセンサに流れる電流に依存するものもある。
図6に示されたセンサ用半導体装置は、センサ7Bが、その出力信号の非線形性が流れる電流に依存するタイプのものである場合に適するものであり、図5におけるセンサ駆動電圧源18に代えて、センサ駆動電流源(図6においては「I−SR」と表記)19を用いたものとなっている。なお、図5に示された構成例における構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略するものとする。
このように、センサには、出力信号の非線形性が印加電圧に依存するものと、流れる電流に依存するものとがある。このため、出力信号の非線形性が印加電圧に依存するセンサ7Aを、センサ駆動電流源19で駆動した場合には、センサ7Aに流れる電流が変化するため出力信号の非線形となる。
また、出力信号の非線形性が流れる電流に依存するセンサ7Bをセンサ駆動電圧源18で駆動した場合には、センサ7Bに流れる電圧が変化するため出力信号が非線形となる。
このようなセンサの駆動形態が異なることに起因する出力信号の非線形性を低減するためには、信号処理回路に非線形性補正回路を追加する方法があり、例えば、特許文献1等に開示されたものがある。
特開2001−343439号公報(第3−5頁、図1−図13)
上述のように、従来のセンサ用半導体装置は、出力信号の非線形性が印加電圧に依存するセンサに適する構成を有するものと、出力信号の非線形性が流れる電流に依存するセンサに適する構成を有するものとのいずれかであり、いずれにも適用できるものではないため、汎用性に欠けるだけではなく、本来のセンサと異なるタイプのセンサを用いる場合には、非線形性補正のための回路の追加が必要となり、回路規模が大きくなり、装置の高価格化をも招くという問題があった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、比較的簡易な構成で出力信号の非線形性が電圧に依存するタイプのセンサか、出力信号の非線形性が電流に依存するタイプのセンサかに関わらず用いることができ、出力信号の非線形性が極力低減可能なセンサ用半導体装置を提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るセンサ用半導体装置は、センサの駆動に必要な駆動電源を有してなるセンサ駆動装置を具備してなるセンサ用半導体装置であって、
前記センサ駆動装置は、電圧源と、電流源と、前記電圧源又は電流源のいずれか一方を択一的に選択し、当該選択された電圧源又は電流源を前記センサの駆動電源として前記センサに接続可能に構成されてなる電圧源/電流源切換装置と、を具備してなるものである。
また、上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るセンサ用半導体装置は、センサの駆動に必要な駆動電源を有してなるセンサ駆動装置を具備してなるセンサ用半導体装置であって、
前記センサ駆動装置は、可変型基準電流源と、前記可変型基準電流源の電流に応じて出力電圧が可変可能な電流制御電圧源と、前記可変型基準電流源又は電流制御電圧源のいずれか一方を択一的に選択し、当該選択された可変型基準電流源又は電流制御電圧源を前記センサの駆動電源として前記センサに接続可能に構成されてなる電圧源/電流源切換装置とを具備してなるものとしても好適である。
さらに、上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るセンサ用半導体装置は、センサの駆動に必要な駆動電源を有してなるセンサ駆動装置を具備してなるセンサ用半導体装置であって、
前記センサ駆動装置は、可変型基準電流源と、前記可変型基準電流源の電流に応じて出力電圧が可変可能な電流制御電圧源と、前記可変型基準電流源又は電流制御電圧源のいずれか一方を択一的に選択し、当該選択された可変型基準電流源又は電流制御電圧源を前記センサの駆動電源として前記センサに接続可能に構成されてなる電圧源/電流源切換装置ととしても好適である。
本発明によれば、センサに対して電圧源と電流源とを所望に応じて切り換えて接続可能に構成したので、従来と異なり、非線形性の補正回路を要することなく、比較的簡易な構成でセンサの出力信号の非線形性が電圧に依存するタイプであっても、また、電流に依存するタイプであってもいずれにも用いることができる。しかも、出力信号の非線形性の劣化を招くことなく、出力特性の改善を図ることができるという効果を奏するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明のセンサ用半導体装置を用いた半導体装置の第1の構成例について、図1を参照しつつ説明する。
この第1の構成例における半導体装置は、センサ駆動装置(図1においては「S−DRV」と表記)3と、センサ7と、信号処理回路(図1においては「SIG−PRO」と表記)8とに大別されて構成されたものとなっている。
センサ駆動装置3は、電源電圧VDDの供給を受けて、詳細は後述するようにセンサ7の動作に必要な電圧源、又は、電流源として動作するよう構成されてなるものである。
本発明の実施の形態におけるセンサ7は、例えば、4つの圧力センサ素子7a〜7dがブリッジ接続されて、いわゆるブリッジ回路が構成されてなるものである。
ブリッジ接続による4つの接続点を、四角形の4つの角に対応させた際に、対向する接続点の組合せが2組となるが、その内の一方の組の2つの接続点が出力端子(図1においては、それぞれ「A」、「B」と表記)として後述する信号処理回路8の入力段に接続される一方、他方の組の2つの接続点は、一方の接続点がセンサ駆動装置3の出力段に、他方の接続点がグランドに、それぞれ接続されたものとなっている。
すなわち、換言すれば、センサ駆動装置3とセンサ7は、電源電圧VDDとグランドとの間で直列接続されたものとなっている。
センサ7の出力端子AB点間に得られるセンサ出力信号のレベルは、通常、数mV〜数百mV程度で、後段の回路において用いるのに十分なレベルではない。信号処理回路8は、かかる不都合を解消すべく、センサ7の出力信号に対して後段の回路に必要な信号増幅を施し、さらに、必要に応じてオフセット処理等を施すよう構成されてなるもので、かかる信号処理回路8自体は、従来から用いられているものである。
次に、センサ駆動装置3について詳述する。
本発明の実施の形態におけるセンサ駆動装置3は、電圧源(図1においては「V−SR」と表記)4と、電流源(図1においては「I−SR」と表記)5と、電圧源/電流源切換装置(図1においては「V/I−SW」と表記)6とを主たる構成要素として構成されたものとなっている。
電圧源4は、センサ7が、その出力信号の非線形性が印加される電圧に依存するタイプ(以下、便宜的に「電圧依存型」と称する)のものである場合に、センサ7に所定の電圧を印加するに適するものであるが、それ自体は、公知・周知の構成を有してなるものである。
また、電流源5は、センサ7が、その出力信号の非線形性がセンサ7に流れる電流に依存するタイプ(以下、便宜的に「電流依存型」と称する)のものである場合に、センサ7に所定の電流を供給するに適するものであるが、それ自体は、公知・周知の構成を有してなるものである。
電圧源/電流源切換装置6は、電圧源4、又は、電流源5のいずれか一方を択一的に選択して、センサ7に接続するよう構成されてなるものである。この電圧源4、又は、電流源5の選択は、例えば、電圧源4の出力段と電流源5の出力段を択一的に切り換えてセンサ7へ接続する選択スイッチ(図示せず)を設けることによって可能となる。
次に、かかる構成における動作について説明する。
まず、前提として、センサ7が電圧依存型か電流依存型かは、装置製造の際に既に定まっており、電圧源/電流源切換装置6においては、これに対応するよう図示されない選択スイッチが設定されているとする。
したがって、センサ7が電圧依存型の場合には、電圧源4が、電圧源/電流源切換装置6を介して、また、センサ7が電流依存型の場合には、電流源5が、電圧源/電流源切換装置6を介して、それぞれ接続されて、センサ7は適切な駆動を受けることとなる。
そして、センサ7が標準状態にある場合には、圧力センサ素子7a〜7dによるブリッジは平衡状態となり、センサ7の出力端子AB間の電位差は0Vとなる。
かかる状態において、センサ7において圧力変化が生ずると、圧力センサ素子7a〜7dのインピーダンスが変化して平衡状態が崩れ、圧力変化に応じた電圧が出力端子AB間に現れることとなる。
そして、出力端子AB間の電圧は、信号処理回路8において、図示されない後段の回路に必要な信号レベルへの変換やオフセット電圧の重畳などの処理を受けて出力されることとなる。
ここで、従来装置においては、センサの駆動源は、電圧源か電流源のいずれか一方を備える構成であったため、例えば、電圧依存型のセンサが電流源により駆動されることもあり得た。その場合には、センサに印加される電圧が変化するため、出力信号が非線形となり、適切な出力信号が得られない状態となってしまうことがあった。
これに対して、本発明の実施の形態においては、上述のようにセンサ7が電圧依存型か電流依存型かに応じて適切な駆動源、すなわち、電圧源4か電流源5のいずれかが接続されるので、従来と異なり、不適切な駆動源の接続に起因する出力信号の線形性劣化ということが確実に回避され、結果的に従来装置に比して出力特性の向上が図られることとなる。
次に、第2の構成例について、図2を参照しつつ説明する。
なお、図1に示された第1の構成例と同一の構成例については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この第2の構成例は、センサ7とグランドとの接続経路に、センサ動作点調整装置(図2におぃては「D−ADJ」と表記)9を設けた点が、図1に示された第1の構成例と異なるもので、他の構成部分は、基本的に図1に示された構成例と同一のものである。
このセンサ動作点調整装置9は、センサ7の出力端子AB間の電圧を後段の回路のダイナミックレンジに適合するよう調整するものである。
具体的には、センサ動作点調整装置9は、センサ7が平衡状態にあって、出力端子AB間の電圧が0Vとなった際に、この出力端子AB間の電圧を、信号処理回路8のダイナミックレンジの中心値となるように調整するよう構成されてなるものである。かかる装置は、例えば、本願出願人の出願(特願2008−183995号等)にかかるものなどが提案されている。
なお、上述のようにセンサ7の出力端子AB間の電圧が、後段の回路のダイナミックレンジに適合するようにセンサ動作点調整装置9により調整される点を除けば、装置全体の動作は、図1に示された第1の構成例と基本的に同一であるので、ここでの再度の詳細な説明は省略することとする。
次に、第3の構成例について、図3を参照しつつ説明する。
なお、図1に示された第1の構成例と同一の構成例については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
最初に、第3の構成例は、特に、図1、図2に示された構成例におけるセンサ駆動装置3と異なる構成のセンサ駆動装置3Aの構成例を示すもので、図3においては、図面を簡潔にして理解を容易とする等の観点から図1に示されたセンサ7や信号処理回路8については図示を省略し、センサ駆動装置3Aのみを示したものとなっている。
以下、この第3の構成例におけるセンサ駆動装置3Aの構成について、具体的に説明すれば、このセンサ駆動装置3Aは、可変型基準電圧源10と、電圧制御電流源(図3においては「V/I−SR」と表記)13と、電圧源/電流源切換装置6とに大別されて構成されてなるものである。
かかる構成においては、センサ7(図1参照)が電圧依存型である場合は、可変型基準電圧源10が電圧源として電圧源/電流源切換装置6を介してセンサ7(図1参照)に接続される一方、センサ7(図1参照)が電流依存型である場合には、電圧制御電流源13が電流源として電圧源/電流源切換装置6を介してセンサ7(図1参照)に接続されるようになっている。
すなわち、まず、電圧制御電流源13は、外部から印加される電圧に応じた大きさの電流を出力するよう構成され、電流源として機能するものとなっている。
一方、可変型基準電圧源10は、電圧源としての出力機能を有すると共に、所定の範囲で出力電圧を可変できるよう構成されており、そのため、電圧制御電流源13に対して所望の電圧を出力可能となっているものである。
そして、可変型基準電圧源10の出力段と、電圧制御電流源13の出力段は、それぞれ電圧源/電流源切換装置6の入力段に接続されたものとなっている一方、電圧制御電流源13の入力段には、可変型基準電圧源10の出力段が接続されている。
本発明の実施の形態における可変基準型電圧源10は、基準電圧源(図3においては「REF−V」と表記)11と可変電圧発生回路(図3においては「VAR−V」と表記)12とを具備して構成されたものとなっている。
基準電圧源11は、可変電圧発生回路12に対して予め設定された一定の電圧を出力するよう構成されてなるものである。
可変電圧発生回路12は、基準電圧源11の出力電圧を基に、所定の電圧範囲で所望する電圧を発生可能に構成されてなるものである。かかる可変電圧発生回路12における出力電圧の可変は、例えば、可変抵抗器(図示せず)を設け、その抵抗値を変化させることで所望する出力電圧の設定を行うなど公知・周知の回路構成によって実現できるものである。
このように第3の構成例においても、先の第1及び第2の構成例同様、センサ7が電圧依存型、電流依存型のいずれであっても適切に駆動可能であり、従来と異なり、不適切な駆動源の接続に起因する出力信号の線形性劣化ということが確実に回避され、結果的に従来装置に比して出力特性の向上が図られることとなる。
次に、第4の構成例について、図4を参照しつつ説明する。
なお、図1又は図3に示された第1の構成例と同一の構成例については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
最初に、第4の構成例は、特に、図1、図2に示された構成例におけるセンサ駆動装置3と異なる構成のセンサ駆動装置3Bの構成例を示すもので、図4においては、図面を簡潔にして理解を容易とする等の観点から図1に示されたセンサ7や信号処理回路8については図示を省略し、センサ駆動装置3Bのみを示したものとなっている。
以下、この第4の構成例におけるセンサ駆動装置3Bの構成について、具体的に説明すれば、このセンサ駆動装置3Bは、可変型基準電流源14と、電流制御電圧源(図4においては「I/V−SR」と表記)17と、電圧源/電流源切換装置6とに大別されて構成されてなるものである。
かかる構成においては、センサ7(図1参照)が電流依存型である場合は、可変型基準電流源14が電流源として電圧源/電流源切換装置6を介してセンサ7(図1参照)に接続される一方、センサ7(図1参照)が電圧依存型である場合には、電流制御電圧源17が電圧源として電圧源/電流源切換装置6を介してセンサ7(図1参照)に接続されるようになっている。
すなわち、まず、電流制御電圧源17は、外部から印加される電流に応じた大きさの電圧を出力するよう構成され、電圧源として機能するものとなっている。
一方、可変型基準電流源14は、電流源としての出力機能を有すると共に、所定の範囲で出力電流を可変できるよう構成されており、そのため、電流制御電圧源17に対して所望の電流を出力可能となっているものである。
そして、可変型基準電流源14の出力段と、電流制御電圧源17の出力段は、それぞれ電圧源/電流源切換装置6の入力段に接続されたものとなっている一方、電流制御電圧源13の入力段には、可変型基準電流源14の出力段が接続されている。
本発明の実施の形態における可変型基準電流源14は、基準電流源(図4においては「REF−I」と表記)15と可変電流増幅回路(図4においては「VAR−I」と表記)16とを具備して構成されたものとなっている。
基準電流源14は、可変電流増幅回路16に対して予め設定された一定の電流を出力するよう構成されてなるものである。
可変電流増幅回路16は、基準電流源15の出力電流を基に、所定の電流範囲で所望する電流を増幅出力可能に構成されてなるものである。かかる可変電流増幅回路16における出力電流の可変は、例えば、可変抵抗器(図示せず)によって抵抗値を変化させることで所望する出力電流の設定を行うなど公知・周知の回路構成によって実現できるものである。
このように第4の構成例においても、先の第1及び第2の構成例同様、センサ7が電圧依存型、電流依存型のいずれであっても適切に駆動可能であり、従来と異なり、不適切な駆動源の接続に起因する出力信号の線形性劣化ということが確実に回避され、結果的に従来装置に比して出力特性の向上が図られることとなる。
なお、上述した本発明の実施の形態において、センサ7は、4つの圧力センサ素子7a〜7dがブリッジ接続されたものとしたが、勿論これに限定される必要はなく、他の種類、すなわち、圧力以外の物理量を検出するセンサであってもよく、また、ブリッジ接続に限定される必要もない。
本発明の実施の形態におけるセンサ用半導体装置の第1の構成例を示す構成図である。 本発明の実施の形態におけるセンサ用半導体装置の第2の構成例を示す構成図である。 本発明の実施の形態におけるセンサ用半導体装置の第3の構成例を示す構成図である。 本発明の実施の形態におけるセンサ用半導体装置の第4の構成例を示す構成図である。 従来装置の第1の構成例を示す構成図である。 従来装置の第2の構成例を示す構成図である。
符号の説明
3…センサ駆動装置
4…電圧源
5…電流源
6…電圧/電流源切換回路
7…センサ
8…信号処理回路

Claims (3)

  1. センサの駆動に必要な駆動電源を有してなるセンサ駆動装置を具備してなるセンサ用半導体装置であって、
    前記センサ駆動装置は、電圧源と、電流源と、前記電圧源又は電流源のいずれか一方を択一的に選択し、当該選択された電圧源又は電流源を前記センサの駆動電源として前記センサに接続可能に構成されてなる電圧源/電流源切換装置と、を具備してなることを特徴とするセンサ用半導体装置。
  2. センサの駆動に必要な駆動電源を有してなるセンサ駆動装置を具備してなるセンサ用半導体装置であって、
    前記センサ駆動装置は、可変型基準電圧源と、前記可変型基準電圧源の電圧に応じて出力電流が可変可能な電圧制御電流源と、前記可変型基準電圧源又は電圧制御電流源のいずれか一方を択一的に選択し、当該選択された可変型基準電圧源又は電圧制御電流源を前記センサの駆動電源として前記センサに接続可能に構成されてなる電圧源/電流源切換装置とを具備してなることを特徴とするセンサ用半導体装置。
  3. センサの駆動に必要な駆動電源を有してなるセンサ駆動装置を具備してなるセンサ用半導体装置であって、
    前記センサ駆動装置は、可変型基準電流源と、前記可変型基準電流源の電流に応じて出力電圧が可変可能な電流制御電圧源と、前記可変型基準電流源又は電流制御電圧源のいずれか一方を択一的に選択し、当該選択された可変型基準電流源又は電流制御電圧源を前記センサの駆動電源として前記センサに接続可能に構成されてなる電圧源/電流源切換装置とを具備してなることを特徴とするセンサ用半導体装置。
JP2008335467A 2008-12-27 2008-12-27 センサ用半導体装置 Pending JP2010156621A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008335467A JP2010156621A (ja) 2008-12-27 2008-12-27 センサ用半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008335467A JP2010156621A (ja) 2008-12-27 2008-12-27 センサ用半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010156621A true JP2010156621A (ja) 2010-07-15

Family

ID=42574643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008335467A Pending JP2010156621A (ja) 2008-12-27 2008-12-27 センサ用半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010156621A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140368264A1 (en) * 2013-06-17 2014-12-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Temperature/voltage detection circuit
US10444081B2 (en) 2013-06-17 2019-10-15 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Thermal sensor

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6189136U (ja) * 1984-11-16 1986-06-10
JPH02210272A (ja) * 1989-02-10 1990-08-21 Nippon Soken Inc 電源回路及び前記回路を備えるブリッジ型測定器出力補償回路
JPH05281071A (ja) * 1992-02-24 1993-10-29 Yokogawa Electric Corp 半導体差圧センサ
JPH11271158A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Nippon Seiki Kk 圧力検出装置
JP2001091385A (ja) * 1999-09-27 2001-04-06 Matsushita Electric Works Ltd 断線検出機能付きブリッジセンサ
JP2002168893A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Agilent Technologies Japan Ltd 高精度容量測定装置および方法
JP2005345291A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Fujitsu Ltd 電流電圧発生器

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6189136U (ja) * 1984-11-16 1986-06-10
JPH02210272A (ja) * 1989-02-10 1990-08-21 Nippon Soken Inc 電源回路及び前記回路を備えるブリッジ型測定器出力補償回路
JPH05281071A (ja) * 1992-02-24 1993-10-29 Yokogawa Electric Corp 半導体差圧センサ
JPH11271158A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Nippon Seiki Kk 圧力検出装置
JP2001091385A (ja) * 1999-09-27 2001-04-06 Matsushita Electric Works Ltd 断線検出機能付きブリッジセンサ
JP2002168893A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Agilent Technologies Japan Ltd 高精度容量測定装置および方法
JP2005345291A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Fujitsu Ltd 電流電圧発生器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140368264A1 (en) * 2013-06-17 2014-12-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Temperature/voltage detection circuit
US9354124B2 (en) * 2013-06-17 2016-05-31 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Temperature/voltage detection circuit
US10444081B2 (en) 2013-06-17 2019-10-15 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Thermal sensor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4616067B2 (ja) 定電圧電源回路
US7292499B2 (en) Semiconductor device including duty cycle correction circuit
JP2019518238A (ja) ディスプレイパネル及びそのアレイ基板行駆動回路の過電流保護回路
JP5390932B2 (ja) 電源回路
JP2009037303A (ja) 演算増幅回路、その演算増幅回路を使用した定電圧回路及びその定電圧回路を使用した機器
KR20150069936A (ko) 차동 증폭기의 오프셋 보정장치 및 방법
JP2007096731A (ja) ミュート回路
JP2009081749A (ja) 低オフセット入力回路
JP2011091572A (ja) 可変利得増幅回路
WO2010000635A1 (en) Switched capacitor amplifier
JP2009075882A (ja) 電圧可変レギュレータ
JP2010156621A (ja) センサ用半導体装置
US20140144229A1 (en) Signal Processing Device and Amplifier
JP2009247094A (ja) 電圧クランプ回路
JP2010085319A (ja) センサ信号検出回路、レシオメトリック補正回路及びセンサ装置
JP2018031705A (ja) 半導体装置
JP2008232636A (ja) 電圧印加電流測定回路
JP4534808B2 (ja) 電流リミッタ付き増幅回路
JP4369094B2 (ja) 演算増幅器のオフセット制御
TW200901621A (en) Operational amplifier and driving circuit of liquid crystal display using the same
US20150244391A1 (en) Ramp signal generator using programmable gain amplifier
JP2009055351A (ja) 増幅回路
JP2009260419A (ja) プッシュプル増幅器
JP2011244138A (ja) スイッチングアンプ及びdc電圧切換装置
JP4850755B2 (ja) バイアス回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130917

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140218