JP2010153755A - 静電保護回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体装置の内部回路を静電気放電から保護するためのダイオードを備えた静電保護回路において、本来の静電保護回路を維持しつつダイオードの寄生容量による内部回路への影響を小さくすること。
【解決手段】半導体装置の内部回路を静電気放電から保護するための静電保護ダイオードを備えた静電保護回路において、正電源端子側の第1の静電保護ダイオードに対しては、アノードが正電源端子側となるように補助ダイオードを直列に接続し、また負電源端子側の第2の静電保護ダイオードに対しては、アノードが信号端子側となるように補助ダイオードを直列に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の内部回路を静電気放電(ESD:Electro−Static Discharge)から保護する静電保護回路に関する。
図10は半導体装置であるICチップを示し、1は基板、8は正電源電圧が印加される正電源端子に相当する電極パッド、9は負電源電圧が印加される負電源端子に相当する電極パッド、6は内部回路14に対して外部から高周波信号が入力される、あるいは外部に高周波信号が出力される信号端子に相当する電極パッドである。一般にICチップには、例えば作業者などが当該ICチップに接触することによって生じる静電気放電(ESD:Electro−Static Discharge)から内部回路14を保護するための静電保護回路100が信号端子である電極パッド6毎に設けられている。
静電保護回路100は、例えば内部回路14を含む集積回路内に設けられ、図11に示すように電極パッド6から内部回路14に至る導電路15と正電源端子8との間に、アノードが導電路15側となるように接続された第1の静電保護ダイオード11と、前記導電路15と負電源端子9と間にアノードが負電源端子9側となるように接続された第2の静電保護ダイオード12と、により構成される。従って、例えば正電源端子8と電極パッド6との間あるいは電極パッド6と負電源端子9との間に静電気により例えば1000V程度の大きな電圧が印加された場合には、静電保護ダイオード11(12)がブレークダウンして、内部回路14への静電気放電が防止される。静電保護ダイオード11(12)のブレークダウン電圧は例えば10V程度とされる。
しかし、静電保護ダイオード11、12には寄生容量、主にPN接合部におけるジャンクション容量が生じるので、内部回路14に悪影響を与える。具体的には、ディジタル処理用のICではクロックの速度低下が起こり、また発振回路では発振マージンが低下し、また制御電圧の調整幅が低下する。
特許文献1、2には、電気回路を保護する保護回路について記載されているが、上記の課題については何ら検討されていない。
特開2001−110993(段落0027、図1) 特開2005−072607(段落0016〜0017、図2)
本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、半導体装置の内部回路を静電気放電から保護するためのダイオードを備えた静電保護回路において、本来の静電保護機能を維持しつつダイオードの寄生容量による内部回路への影響を抑えることのできる静電保護回路を提供することにある。
本発明の保護回路は、
高周波信号を入力あるいは出力する信号端子を備えた半導体装置の内部回路を静電気から保護するための保護回路において、
正電源端子と信号端子との間に、アノードが当該信号端子側となるように接続された第1の静電保護ダイオードと、
負電源端子と前記信号端子との間に、アノードが当該負電源端子側となるように接続された第2の静電保護ダイオードと、
前記正電源端子と前記信号端子との間に前記第1の静電保護ダイオードと直列に設けられ、アノードが前記正電源端子側となるように接続された第1の補助ダイオードと、
前記負電源端子と前記信号端子との間に前記第2の静電保護ダイオードと直列に設けられ、アノードが前記信号端子側となるように接続された第2の補助ダイオードと、を備えたことを特徴とする。
前記保護回路は、前記第1の補助ダイオードに並列に且つ前記第1の静電保護ダイオードに直列に設けられた第1のバイアス抵抗と、
前記第2の補助ダイオードに並列に且つ前記第2の静電保護ダイオードに直列に接続された第2のバイアス抵抗と、を備えていることが好ましい。
前記第1の補助ダイオード及び前記第2の補助ダイオードは、いずれも複数直列に配置されていても良い。
正電源端子側及び負電源端子側の各保護回路において、バイアス抵抗の抵抗値をr、静電保護ダイオードの寄生容量成分をC、半導体装置に対して入力あるいは出力される信号の周波数をfsとすると、fs<1/(2π・C・r)であることが好ましい。
前記第1の静電保護ダイオード、前記第2の静電保護ダイオード、前記第1の補助ダイオード及び前記第2の補助ダイオードの直列回路に対して並列に設けられ、アノードが前記負電源端子側となるように接続されたバイパス用ダイオードを備えていることが好ましい。
本発明によれば、半導体装置の内部回路を静電気放電から保護するための静電保護ダイオードを備えた静電保護回路において、正電源端子側の第1の静電保護ダイオードに対しては、アノードが正電源端子側となるように補助ダイオードを直列に接続し、また負電源端子側の第2の静電保護ダイオードに対しては、アノードが信号端子側となるように補助ダイオードを直列に接続している。従って各ダイオードの寄生容量が直列接続されるので、保護回路の容量が小さくなり、ダイオードの寄生容量による内部回路への悪影響を抑えることができる。そして静電保護作用が働く時に静電保護回路に加わる電圧の増加分は補助ダイオードの順方向電圧であるから、小さな電圧であり、このため本来の静電保護機能は維持される。更に静電保護ダイオードの寄生容量は周波数信号のレベルに応じて変動するが、補助ダイオードに並列にバイアス抵抗を接続することにより静電保護ダイオードに印加される直流レベルが低くなるため、上記の変動の程度が小さくなり、内部回路への悪影響をより一層抑えることができる。
[第1の実施の形態]
図1は本発明の静電保護回路20の実施の形態を示す回路図である。電極パッド6は信号端子例えば信号入力端子をなすものであり、正電源端子8及び負電源端子9は、図10に示す半導体装置に対応させると夫々電極パッド8、9に相当する。正電源端子8及び負電源端子9としては、電界効果トランジスタへの供給電源としては+VDD、グランドを記載してあるが、これらに限られるものではなく、負電源端子9は−VDDであっても良い。図1に示す静電保護回路20は、従来の図11に示す回路に対し、補助ダイオード30、31と、バイパス用ダイオード32と、を付加して構成されている。即ち電極パッド6と内部回路14との間の導電路15と、正電源端子8と、の間に設けられた第1の静電保護ダイオード11に対して、例えば3つの第1の補助ダイオード30の直列回路が直列に接続されている。各補助ダイオード30は、アノードが正電源端子8側となるように設けられている。また、電極パッド6と内部回路14との間の導電路15と、負電源端子9と、の間に設けられた第2の静電保護ダイオード12に対して、例えば3つの第2の補助ダイオード31の直列回路が直列に接続されている。各補助ダイオード31は、アノードが導電路15側となるように設けられている。
これらの静電保護ダイオード11、12のブレークダウン電圧Vbは、各々例えば10Vとなっている。また、補助ダイオード30、31の順方向のフォワード電圧Vfは、例えば各々0.6V程度となっている。従って、正電源端子8から電極パッド6に静電電流が流れるように静電気による電圧が加わった場合には、あるいは電極パッド6から負電源端子9に静電電流が流れるように静電気による電圧が加わった場合には、ダイオード11、12、30、31間の電圧は11.8Vとなり、この電圧が内部回路14に印加されることになる。
また、ダイオード11、12、30、31の寄生容量を夫々C11、C12、C30、C31とすると、これらのダイオード11、12、30、31が直列に接続されるため、これらの寄生容量C11、C12、C30、C31の合計の寄生容量をCとすると、1/C11+1/C12+1/C30+1/C31=1/Cとなる。そのため、各寄生容量C11、C12、C30、C31が同じであれば、正電源端子8側の保護回路20の寄生容量Ca、負電源端子9側の各保護回路20の寄生容量Cbは、静電保護ダイオード11(12)を1個設けた場合と比べて各々1/4となる。
また、正電源端子8と負電源端子9との間には、ダイオード11、12、30、31群に対して並列にバイパス導電路40が接続されており、このバイパス導電路40には、負電源端子9側にアノードが接続されるようにバイパス用ダイオード32が設けられている。このバイパス用ダイオード32についても、順方向のフォワード電圧Vfは、例えば0.6Vとなっている。
次に、この静電保護回路20の静電保護機能(作用)について説明する。通常時には、図2に示すように、例えば0Vをローレベル、+5.0Vをハイレベルとする周波数信号である矩形波信号が電極パッド6に入力されるが、正電源端子8あるいは負電源端子9と電極パッド6との間に静電気による高電圧が印加されると、図3〜図6に示すように静電保護作用が働く。
先ず、負電源端子9と電極パッド6との間に、電極パッド6の電位が正となる例えば1000V程度の電圧が印加された場合には、第2の静電保護ダイオード12がブレークダウンし、図3(a)に示すように、電極パッド6から負電源端子9に向けて電流が流れる。内部回路14に対して印加される電圧Vcは、図3(b)に示すように、静電保護ダイオード12のブレークダウン電圧Vbと3個の補助ダイオード31のフォワード電圧(Vf×3)との合計電圧(Vb+3Vf)に瞬時に維持される。この例では、電圧Vcは11.8(10+3×0.6)Vとなる。
また、負電源端子9と電極パッド6との間に、電極パッド6の電位が負となる例えば1000V程度の電圧が印加された場合には、第1の静電保護ダイオード11がブレークダウンし、図4(a)に示すように、負電源端子9からバイパス導電路40を介して電極パッド6に向けて電流が流れる。内部回路14に対して印加される電圧Vcは、図4(b)に示すように、静電保護ダイオード11のブレークダウン電圧Vbと3個の補助ダイオード30のフォワード電圧(Vf×3)とバイパス用ダイオード32のフォワード電圧Vfとの合計値(Vb+4Vf)に瞬時に維持される。この例では、電圧Vcは12.4(10+4×0.6)Vとなる。
正電源端子8と電極パッド6との間に、電極パッド6の電位が正となる例えば1000V程度の電圧が印加された場合には、第2の静電保護ダイオード12がブレークダウンし、図5(a)に示すように、電極パッド6からバイパス導電路40を介して正電源端子8に向けて電流が流れる。内部回路14に対して印加される電圧Vcは、図5(b)に示すように、静電保護ダイオード12のブレークダウン電圧Vbと3個の補助ダイオード31のフォワード電圧(Vf×3)とバイパス用ダイオード32のフォワード電圧Vfとの合計値(Vb+4Vf)に瞬時に維持される。この例では、電圧Vcは12.4(10+4×0.6)Vとなる。
更に、正電源端子8と電極パッド6との間に、電極パッド6の電位が負となる例えば1000V程度の電圧が印加された場合には、第1の静電保護ダイオード11がブレークダウンし、図6(a)に示すように、正電源端子8から電極パッド6に向けて電流が流れる。内部回路14に対して印加される電圧Vcは、図6(b)に示すように、静電保護ダイオード11のブレークダウン電圧Vbと3個の補助ダイオード30のフォワード電圧(Vf×3)との合計値(Vb+3Vf)に瞬時に維持される。この例では、電圧Vcは11.8(10+3×0.6)Vとなる。
上述の実施の形態によれば、半導体装置の内部回路14を静電気放電から保護するための静電保護ダイオード11、12を備えた静電保護回路20において、正電源端子8側の第1の静電保護ダイオード11に対しては、アノードが正電源端子8側となるように補助ダイオード30を直列に接続し、また負電源端子9側の第2の静電保護ダイオード12に対しては、アノードが電極パッド6側となるように直列に接続している。従って、各ダイオード11、12、30、31の寄生容量C11、C12、C30、C31が直列接続されるので、保護回路20の容量Ca、Cbが各々小さくなり、ダイオード11、12の寄生容量C11、C12による内部回路14への悪影響を抑えることができる。そして、静電保護作用が働く時に静電保護回路20に加わる電圧Vcの増加分は、補助ダイオード30、31、32の順方向電圧Vfであるから、小さな電圧であり、このため本来の静電保護機能は維持される。従って、ディジタル処理用のICではクロックの速度低下を抑えることができ、また発振回路では発振マージン及び制御電圧の調整幅の低下を抑えることができる。
補助ダイオード30、31を複数設ける場合、バイパス用ダイオード32を設けないと、負電源端子9と電極パッド6との間に電極パッド6の電位が負となる電圧が印加された場合及び正電源端子8と電極パッド6との間に電極パッド6の電位が正となる電圧が印加された場合には、補助ダイオード30(31)の接続数分のブレーク電圧が内部回路14に印加されることになる。このため、バイパス用ダイオード32を設けて高電圧印加時における内部回路14への印加電圧をVb+4Vfの大きさに抑えることが好ましい。このバイパス用ダイオード32は、補助ダイオード30(31)を複数個設ける場合に利点があるが、補助ダイオード30(31)が1個の場合においても設けても良い。
既述の図1では、補助ダイオード30、31の接続数量(挿入数)nについては、夫々3つずつ配置したが、夫々1箇所ずつとしても良いし、4箇所以上配置しても良い。この時、補助ダイオード30、31の数量nを増やす程、静電気が発生した時に内部回路14に印加される電圧Vcが僅かに例えば0.6Vずつ増加していくことから、これらの補助ダイオード30、31の数量nは、半導体装置の用途や要求される性能のレベルに応じて適宜設定される。
また、補助ダイオード30、31を各々同じ数だけ配置したが、数量nを補助ダイオード30、31の各々において変えても良く、例えば一方を1箇所に配置して、他方を3箇所としても良い。
また、静電保護ダイオード11(12)と補助ダイオード30(31)とを電極パッド6側からこの順番で配列したが、この配列順序はこれらのダイオード11(12)と補助ダイオード30(31)とが直列に接続される構成であればどのような順番であっても良く、例えば図7に示すように、3つの補助ダイオード30(31)の間に静電保護ダイオード11(12)を挿入しても良い。また、この静電保護ダイオード11(12)の挿入位置は、正電源端子8側と負電源端子9側との間で変えるようにしても良い。この図7では、第1の静電保護ダイオード11を電極パッド6側から3番目に配置し、第2の静電保護ダイオード12を電極パッド6側から4番目に配置している。
[第2の実施の形態]
上記の第1の実施の形態における保護回路20では、内部回路14と電極パッド6との間にある周波数の信号が発生することにより、静電保護ダイオード11、12のPN接合部の空乏層の厚さつまり容量成分C11、C12が当該周波数信号の向きや大きさに応じて変調する場合がある。そして、ICチップの内部回路14の種類によっては、静電保護ダイオード11、12の容量成分C11、C12が変調すると、特性に悪影響を及ぼす場合がある。従って、この第2の実施の形態では、これらの容量成分C11、C12の変動を小さく抑えるようにしている。
具体的には、図8に示すように、既述の図1の保護回路20において、3つの補助ダイオード30(31)と並列且つ静電保護ダイオード11(12)と直列となるように、第1のバイアス抵抗R1及び第2のバイアス抵抗R2を夫々接続している。これらの抵抗R1、R2により、第1の静電保護ダイオード11及び第1の補助ダイオード30の間の第1の部位P1における直流電位のレベルと、第2の静電保護ダイオード12及び第2の補助ダイオード31の間における第2の部位P2における直流電位のレベルと、が夫々抵抗R1及び抵抗R2の抵抗値r、rで決まる大きさに固定される。このため、電極パッド6と内部回路14との間の導電路15に周波数信号が流れた時に静電保護ダイオード11、12に印加される電圧の変化分が小さくなるので、静電保護ダイオード11、12の空乏層の厚さの変化分が小さくなり、この結果内部回路14への悪影響が抑えられる。
この時、抵抗R1、R2の抵抗値r、rについては、導電路15を流れる信号の周波数が抵抗R1、R2の抵抗値r、rと、寄生容量C11及び寄生容量C12と、で決まるカットオフ周波数よりも小さくなるように設定することが望ましい。具体的には、内部回路14に対して入力あるいは出力される電気信号の周波数をfsとすると、以下の式となり、このように設定することで抵抗R1、R2を接続したことによる周波数信号のレベル低下が避けられる。
fs<1/(2π・C11・r
fs<1/(2π・C12・r
これらの抵抗値r(r)について一例を挙げると、fsが例えば100MHz、容量成分C11(C12)が0.1pFの場合には、抵抗値r(r)は例えば200kΩに設定される。
この実施の形態においても、補助ダイオード30(31)の数量nは1つ以上であれば良いし、補助ダイオード30の数量nと補助ダイオード31の数量nとを変えても良く、このような場合にも、補助ダイオード30(31)の一端側と他端側とに対して並列となりかつ静電保護ダイオード11(12)と直列となるように抵抗R1、R2が夫々配置される。
また、図9に示すように、補助ダイオード30(31)と電源端子8(9)との間に静電保護ダイオード11(12)を配置しても良い。この場合においても、補助ダイオード30(31)に並列となり且つ静電保護ダイオード11(12)と直列となるように抵抗R1、R2が夫々配置される。そして、ICチップ1の内部回路14と電極パッド6との間に交流電流が流れると、同様にこれらの抵抗R1、R2を設けない場合よりも静電保護ダイオード11(12)の容量成分C、C11の変調量が小さく抑えられる。このように抵抗R1、R2を設けるにあたり、一方側の静電保護ダイオード11(12)を図8のように電極パッド6側に設けて、他方側の静電保護ダイオード12(11)を図9のように電源端子9(8)側に設けても良い。
本発明の第1の実施の形態の静電保護回路が設けられたICチップの一例を示した平面図である。 上記の静電保護回路において静電気が発生していない時の電流の流れる経路を示した模式図である。 上記の静電保護回路において静電気が発生した時に電流が流れる経路を示した模式図である。 上記の静電保護回路において静電気が発生した時に電流が流れる経路を示した模式図である。 上記の静電保護回路において静電気が発生した時に電流が流れる経路を示した模式図である。 上記の静電保護回路において静電気が発生した時に電流が流れる経路を示した模式図である。 上記の第1の実施の形態の他の例の静電保護回路を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態における静電保護回路を示す回路図である。 上記の第2の実施の形態の他の例の静電保護回路を示す回路図である。 静電保護回路が設けられる半導体装置の一例を示す平面図である。 従来の静電保護回路を示す回路図である。
符号の説明
1 ICチップ
2 パッケージ
6 電極パッド
8 正電源端子
9 負電源端子
11 第1の静電保護ダイオード
12 第2の静電保護ダイオード
14 内部回路
15 導電路
20 静電保護回路
30 第1の補助ダイオード
31 第2の補助ダイオード
32 バイパス用ダイオード
40 バイパス導電路

Claims (5)

  1. 高周波信号を入力あるいは出力する信号端子を備えた半導体装置の内部回路を静電気から保護するための保護回路において、
    正電源端子と信号端子との間に、アノードが当該信号端子側となるように接続された第1の静電保護ダイオードと、
    負電源端子と前記信号端子との間に、アノードが当該負電源端子側となるように接続された第2の静電保護ダイオードと、
    前記正電源端子と前記信号端子との間に前記第1の静電保護ダイオードと直列に設けられ、アノードが前記正電源端子側となるように接続された第1の補助ダイオードと、
    前記負電源端子と前記信号端子との間に前記第2の静電保護ダイオードと直列に設けられ、アノードが前記信号端子側となるように接続された第2の補助ダイオードと、を備えたことを特徴とする静電保護回路。
  2. 前記第1の補助ダイオードに並列に且つ前記第1の静電保護ダイオードに直列に設けられた第1のバイアス抵抗と、
    前記第2の補助ダイオードに並列に且つ前記第2の静電保護ダイオードに直列に接続された第2のバイアス抵抗と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の静電保護回路。
  3. 前記第1の補助ダイオード及び前記第2の補助ダイオードは、いずれも複数直列に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の静電保護回路。
  4. 正電源端子側及び負電源端子側の各保護回路において、バイアス抵抗の抵抗値をr、静電保護ダイオードの寄生容量成分をC、半導体装置に対して入力あるいは出力される信号の周波数をfsとすると、fs<1/(2π・C・r)であることを特徴とする請求項2または3に記載の静電保護回路。
  5. 前記第1の静電保護ダイオード、前記第2の静電保護ダイオード、前記第1の補助ダイオード及び前記第2の補助ダイオードの直列回路に対して並列に設けられ、アノードが前記負電源端子側となるように接続されたバイパス用ダイオードを備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の静電保護回路。
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