JP2010153201A - 電気部品用ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】 配線フィルム(拡張シート)の構造を簡単にできると共に、拡張シートの交換頻度を減少させ、更に、電気部品端子の狭ピッチ化にも対応できる電気部品用ソケットを提供する。
【解決手段】 配線基板32上に配設される拡張シート39と、ICパッケージを収容するソケット本体36とを備え、拡張シート39は、上面の中央部側に、ICパッケージの半田ボールに接触される中央接点部が設けられ、下面の周縁部側に、中央接点部に配線を介して接続されて、配線基板の電極に電気的に接続される周囲接点部が設けられ、ソケット本体36には、コンタクトピン43が配設され、コンタクトピン43には、上端部にICパッケージの半田ボールに接触される上部接触部が設けられ、下端部に拡張シート39の中央接点部に接触される下部接触部が設けられた。
【選択図】 図2

Description

この発明は、半導体装置(以下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在に収容して配線基板に電気的に接続する電気部品用ソケットに関するものである。
従来から、この種の「電気部品用ソケット」として、例えば「電気部品」であるICパッケージを着脱自在に収容するICソケットがある。そして、この種のICソケットとしては、例えば図22乃至図24に記載されたようなものがある(特許文献1参照)。
このICソケット11は、図22に示すように、プリント回路基板12上に配置されるようになっており、このICソケット11にICパッケージ13を保持することにより、このICパッケージ13をプリント回路基板12と電気的に接続するようにしている。
そのICソケット11は、下方から順に、ベースプレート14,配線フィルム15,ボールガイド16及び押圧治具17を有し、これらがボルト18及びナット19により、着脱可能に取り付けられて構成されている。
そのベースプレート14は、図22に示すように、四角形の板状を呈し、周縁部の4辺に多数の丸ピン14aが2列に配置されると共に、これらの内側に計4個のボルト孔14b及び位置決め孔14cが形成され、中央部にシリコーンゴムで形成された弾力性を有する弾力部材14dが配設されている。その丸ピン14aは、図22及び図23に示すように、ベースプレート14に上下に貫通して配設され、上部に嵌合凹部14eが形成されると共に、下部の挿入部14fがベースプレート14下面から下方に突出し、この挿入部14fがプリント回路基板12のスルーホール12aに挿入されて電気的に接続されるようになっている。
また、配線フィルム15は、図22及び図23に示すように、ベースプレート14と略同じ大きさの四角形状で、薄いシート状に形成され、ICパッケージ13側の表面に、当該ICパッケージ13の端子13aの配列に接合する電極パターン15aを備え、ベースプレート14側の裏面に、ベースプレート14に接合されるピン型端子15bを備え、このピン型端子15bと電極パターン15aとを接続する導線を有している。そして、このピン型端子15bがベースプレート14の丸ピン14aの嵌合凹部14eに差込み可能に形成されている。そして、この配線フィルム15にも、ベースプレート14等と同様な位置及び大きさのボルト孔15c及び位置決め孔15dが形成されている。
さらに、ボールガイド16は、図22及び図23に示すように、絶縁性を有する材料で形成され、押圧治具17の押圧治具本体20と略同じ大きさの四角形の板状を呈し、中央部にICパッケージ13の半田ボール13aの周囲を位置決めする位置決め開口16a(図24参照)が形成されると共に、配線フィルム15のボルト孔15c及び位置決め孔15dと同様な位置及び大きさのボルト孔16b及び位置決め孔16cが形成されている。その位置決め開口16aにより、図24に示すように、ICパッケージ13の最外周に配置された半田ボール13aを位置決めしている。
さらにまた、押圧治具17は、図23に示すように、四角形の枠状の押圧治具本体20に、カバー部材21が軸22により回動自在に取り付けられると共に、スプリング29により開く方向(図23中、時計回り)に付勢され、このカバー部材21にICパッケージ13を押圧するプッシャー部材23が軸30により揺動自在で、且つ、スプリング28によりカバー部材21から離れる方向に付勢されて設けられている。さらに、このカバー部材21には被係止部24が設けられる一方、押圧治具本体20にはその被係止部24に係止されるラッチ部材25が軸26により回動自在に配設され、このラッチ部材25がスプリング27により図21中時計回り(係止方向)に付勢されている。
その押圧治具本体20は、図22及び図23に示すように、内部に四角形のICパッケージ13が挿入されて、配線フィルム15上に収容されるようになっていると共に、下面部に位置決め孔14c,15d,16cに嵌合される位置決めピン20aが下方に向けて突設され、更に、図22に示すように、ボールガイド16のボルト孔16bと同じ位置及び大きさのボルト孔20bが形成されている。
そして、押圧治具本体20の位置決めピン20aが、図23に示すように、ベースプレート14,配線フィルム15,ボールガイド16の各位置決め孔14c,15d,16cに嵌合されて各部材が所定の位置関係で組み付けられると共に、上記ベースプレート14,配線フィルム15,ボールガイド16及び押圧治具本体20の各ボルト孔14b,15c,16b,20bに上方からボルト18が挿入されてナット19に螺合されることにより、それらが重ね合わせられた状態で固定される。
このようなものにあっては、ICパッケージ13をICソケット11内に収容するのに、図24に示すように、四角形の枠形状の押圧治具本体20の内面で、ICパッケージ13の外周縁のガイド及び位置決めを行うと共に、ボールガイド16でICパッケージ13の半田ボール13aの位置決めを行うようにしている。
このようにして位置決めされたICパッケージ13の上面の周縁部を、図23に示すように、プッシャー部材23で押圧するようにしている。
また、特許文献2には、回路基板とICパッケージとの間に介在する配線フィルムである中間コネクタが設けられ、そのICパッケージの端子が、中間コネクタの一方の面に設けられた電極パターンに直接接触させられ、この中間コネクタの他方の面に設けられた接続電極が回路基板の電極部に圧接されるようになっている旨開示されている。
さらに、特許文献3には、ICパッケージの球状の端子(半田ボール)に対して電気的に接続される配線のパッド(電極)に、複数の突起を設けることにより、導通性を確保すると共に、半田ボールの最下端を傷付けないようにして品質を確保する旨開示されてる。
特開平11−242977号公報。 特開2004−335274号公報。 特開2000−235062号公報。
しかしながら、このような従来のものにあっては、ICパッケージ13の端子13aを配線フィルム15の電極パターン15aに直接接触させるようにしているため、端子13aの半田が電極パターン15aに付着すること等により、電極パターン15aの一部分でも、導通性能等に支障を来すようになった時には、比較的高価な配線フィルム15全体を交換する必要があり、コスト高を招くと共に、交換作業も大変である。また、球状の端子13aの最下端を痛めないように、電極パターン15aに接触させようとすると、特許文献3に記載のような突起等を形成する必要があり、成形が大変で、配線フィルム15が高価なものとなってしまう。さらに、端子13aの高さがばらついた時に、導通性を確保するためには、配線フィルム15に柔軟性を持たせる必要があると共に、図24に示すように、この配線フィルム15の下側に弾力部材14dを配設する必要がある。そして、配線フィルム15に柔軟性を持たせるためには、積層構造にも制限があることから、回路形成上の制約から、端子13aの狭ピッチ化に対して対応し難いものであった。
そこで、この発明は、配線フィルム(拡張シート)の構造を簡単にできると共に、拡張シートの交換頻度を減少させ、更に、電気部品端子の狭ピッチ化にも対応できる電気部品用ソケットを提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、電極が設けられた配線基板上に配設され、端子が設けられた電気部品が収容され、前記電気部品と前記配線基板とを電気的に接続する電気部品用ソケットにおいて、前記配線基板上に配設される拡張シートと、前記電気部品を収容するソケット本体とを備え、前記拡張シートは、上面の中央部側に、前記電気部品の端子に接触される中央接点部が設けられ、下面の周縁部側に、前記中央接点部に配線を介して接続されて、前記配線基板の電極側に電気的に接続される周囲接点部が設けられ、前記ソケット本体には、電気導通部材が配設され、該電気導通部材には、上端部に前記電気部品の端子に接触される上部接触部が設けられ、下端部に前記拡張シートの中央接点部に接触される下部接触部が設けられた電気部品用ソケットとしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記ソケット本体は、前記配線基板上に取り付けられるベース部材と、該ベース部材の中央部に着脱自在に配設され、前記電気導通部材を有するコンタクトユニットとを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成に加え、前記コンタクトユニットには、上部に前記電気部品が収容されるフローティングプレートが上方に付勢された状態で上下動自在に配設され、該フローティングプレート上に、前記電気部品の収容時に案内するガイド部が設けられたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の構成に加え、前記コンタクトユニットには、前記拡張シート及び前記配線基板を位置決めする位置決めピンが設けられたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の構成に加え、前記電気導通部材は、前記上部接触部と前記下部接触部との間に、コイルスプリングが配設されたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一つに記載の構成に加え、前記拡張シートは、前記周囲接点部が前記配線基板の電極に表面接触されて電気的に接続されるように構成されたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の構成に加え、前記拡張シートの前記周囲接点部が設けられた部分と、前記ソケット本体との間に、弾性部材を配設したことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか一つに記載の構成に加え、前記ベース部材には、収容された前記電気部品を押圧するカバー部材が回動自在に設けられたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、拡張シートの中央接点部に電気導通部材を接触させ、この電気導通部材に電気部品の端子を接触させるようにしている。従って、端子の半田が拡張シートの中央接点部に付着することが無く、拡張シートの耐久性を向上させることができる。この拡張シートは、高価であるため、交換頻度を少なくすることは、交換作業工数の減少やコストの面でも有利となる。
また、拡張シートは、多数の中央接点部の内、一つでも損傷したりした場合には、全体を交換しなければならないが、電気導通部材は一つでも交換可能であるため、劣化し易い部分、つまり、電気部品と接触する部分に、電気導通部材を配設することにより、安価に再生が可能となる。
さらに、拡張シートの多数の中央接点部に、電気導通部材を当接させるようにしているため、その中央接点部には、電気部品端子用の突起を形成する必要がなく、構造が簡単で、安価に成形できる。
さらにまた、その多数の球状の端子の大きさのばらつきは、各電気導通部材で吸収するようにしているため、従来のように、拡張シートに大きな柔軟性を持たせる必要がない。してみれば、拡張シートを多層構造とすることができるため、回路配置の設計の自由度が向上することから、中央接点部等のより一層の狭ピッチ化を図ることができる。
しかも、弾性部材を拡張シートの下面側に配設する必要もないため、部品点数の削減を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ソケット本体は、配線基板上に取り付けられるベース部材と、ベース部材の中央部に着脱自在に配設され、電気導通部材を有するコンタクトユニットとを備えたため、電気導通部材が配設されたコンタクトユニットをベース部材に対して容易に交換することができる。
請求項3に記載の発明によれば、コンタクトユニットには、上部に電気部品が収容されるフローティングプレートが上方に付勢された状態で上下動自在に配設され、このフローティングプレート上に、電気部品の収容時に案内するガイド部が設けられたため、フローティングプレートとガイド部との間の位置精度を確保できることから、電気部品をガイド部に案内して、フローティングプレートの所定の位置に精度良く収容できる。
請求項4に記載の発明によれば、コンタクトユニットには、拡張シート及び配線基板を位置決めする位置決めピンが設けられたため、このコンタクトユニット、拡張シート及び配線基板の位置決めをすることができることから、拡張シートの各接点、電気導通部材、配線基板の電極の接触を確実に行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、拡張シートの周縁部に設けられた周囲接点部を、配線基板の電極に当接(表面接触)させて電気的に接続するようにしているため、配線基板に挿通孔を形成して、この孔にピンを挿入して半田付けする必要が無いため、電気部品用ソケットや拡張シートの配設作業や交換作業等を簡単に行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、拡張シートの周囲接点部が設けられた部分と、ソケット本体との間に、弾性部材を配設したため、この弾性部材が弾性変形することで、拡張シートの周囲接点部と、配線基板の電極との接圧をより確保することができる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図19には、この発明の実施の形態1を示す。
まず構成を説明すると、図中符号31は「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、配線基板32上に配設され、このICソケット31に「電気部品」であるICパッケージ33を収容することにより、その配線基板32と電気的に接続するようにしている。
このICパッケージ33は、図19に示すように、いわゆるBGA(Ball Grid Array)タイプと称されるもので、方形状のパッケージ本体33bの下面に「端子」としての多数の略球形状の半田ボール33aが縦列と横列にマトリックス状に配列されている。
そのICソケット31は、図2に示すように、ICパッケージ33を収容するソケット本体36と、このソケット本体36に回動自在に配設され、ICパッケージ33を押圧するカバー部材37とを有している。
そのソケット本体36には、底面部にゴム製の弾性部材38を介して拡張シート39が配設され、この拡張シート39が配線基板32上に配設されるようになっている。
また、このソケット本体36は、配線基板32上に取り付けられるベース部材42と、このベース部材42の中央部に着脱自在に配設され、「電気導通部材」であるコンタクトピン43を有するコンタクトユニット44とを備えている。
より詳しくは、拡張シート39は、図9及び図10に示すように、絶縁性及び柔軟性を有する四角形で薄い絶縁シート39cを有し、この四角形の絶縁シート39cの上面の中央部側には、それらコンタクトピン43に接触される多数の中央接点部39aが設けられ、又、下面の周縁部側には、それら中央接点部39aに配線39eを介して接続されて、配線基板32の電極32aに電気的に接続される周囲接点部39bが設けられている。また、この拡張シート39には、配線基板32に対して所定の位置に配設するための位置決め孔39dが形成されている。
また、弾性部材38は、図8等に示すように半断面が略コ字状を呈し、その拡張シート39の周縁部と、ソケット本体36のベース部材42の底面部との間に介在している。
さらに、ベース部材42は、図2に示すように、中央開口部42bを有する略枠形状を呈し、この中央開口部42bにコンタクトユニット44が配設されると共に、下方に向けてボルト42cが突設され、このボルト42cが図18に示す配線基板32の挿通孔32b及びスティフナー47の挿通孔に挿入されて図2に示すナット48に螺合されることにより、配線基板32に取り付けられるようになっている。
さらにまた、コンタクトユニット44は、図5,図6,図15乃至図17に示すように、互いにボルト46(図17参照)により取り付けられた上側保持部材49及び下側保持部材50の保持孔49a,50a(図6参照)にコンタクトピン43が挿入されて保持されている。また、その上側保持部材49の上側に、フローティングプレート51が図16等に示すようにガイド・ストッパ51cにより上下動自在で、所定の高さで停止するように配設され、スプリング51bにより上方に付勢されている。そして、このフローティングプレート51の挿通孔51aに、コンタクトピン43の上部側が挿入され、更に、このフローティングプレート51上には、図2及び図5に示すように、ICパッケージ33の収容時にICパッケージ33を案内するガイド部52が設けられている。
そのコンタクトピン43は、図6に示すように、各部品が導通性を有する材料で形成され、上端部にICパッケージ33の半田ボール33aに接触される上部接触部43aが設けられ、下端部に拡張シート39の中央接点部39a(図9参照)に接触される下部接触部43bが設けられ、この上部接触部43aと下部接触部43bとの間に、コイルスプリング43cが配設され、それら接触部43a,43bが互いに反対方向に向けて付勢されている。また、上部接触部43aの上端面(接触面)は、図6に示すように、中央部分が凹んで形成され、半田ボール33aの最下端が接触しないように構成されている。
また、その下側保持部材50には位置決めピン50bが下方に向けて突設され、この位置決めピン50bが拡張シート39の位置決め孔39b及び配線基板32の位置決め孔に嵌合されるようになっている。
かかるコンタクトユニット44には、図5に示すように、係止突部44aが形成される一方、ベース部材42には、上下方向に沿う係止片42dが形成され、この係止片42dの下端部42eには、その係止突部44aの下方に係止される被係止突部42eが形成されている。
このように係止されることにより、コンタクトユニット44の脱落が阻止されてベース部材42に保持され、コンタクトユニット44のベース部材42への上方からの着脱は容易に行われるようになっている。
さらに、図2に示すように、カバー部材37は、ソケット本体36に軸53を介して回動自在に設けられ、スプリング54により開く方向に付勢されている。
このカバー部材37には、図2に示すように、カバー部材本体55に、ICパッケージ33を押圧するプッシャー56が、図3に示すようにボルト58により、カバー部材37を閉じた状態で上下動自在に配設され、複数のスプリング57により下方に付勢されている。
このプッシャー56の下端部には、ICパッケージ33の上面と略同じ大きさの押圧面56cが形成されている。
また、そのベース部材42には、図2に示すように、被係止部42fが形成される一方、カバー部材37には、その被係止部42fに係止されるラッチ部材59が軸60により回動自在に配設され、このラッチ部材59がスプリング61により図2中反時計回り(係止方向)に付勢されている。
次に、かかるICソケット31の使用方法について説明する。
まず、ICソケット31を配線基板32に配設する。この場合には、このICソケット31のコンタクトユニット44の位置決めピン50bを、図18に示す配線基板32の位置決め孔32cに嵌合させると共に、ボルト42cを配線基板32の挿通孔32b及びスティフナー47の挿通孔に挿入し、ナット48に螺合させることにより、ICソケット31を所定の位置に配設することができる。
この状態では、拡張シート39の周囲接点部39bが、配線基板32の対応した位置の電極32aに当接し、電気的に接続されることとなる。
次いで、このように配置されたICソケット31に以下のようにして、ICパッケージ33をセットする。
すなわち、カバー部材37を開いた状態で、ICパッケージ33をコンタクトユニット44のフローティングプレート51上に収容する。この際には、ICパッケージ33の周縁部が、ガイド部52に案内されると共に、このICパッケージ33の半田ボール33aが図6に示すようにフローティングプレート51の挿通孔51a内に挿入される。
この状態から、カバー部材37を閉じて行くと、このカバー部材37のプッシャー56で、ICパッケージ33の上面が押されて、フローティングプレート51がスプリング51bの付勢力に抗して下降されることにより、各半田ボール33aが各コンタクトピン43の上部接触部43aに接触され、この上部接触部43aは、コイルスプリング43cの付勢力に抗して下降される。
これにより、コイルスプリング43cが圧縮されて、この反力により、上部接触部43aと半田ボール33aとが所定の接圧で、電気的に接続されることとなる。また、その反力は、各下部接触部43bにも作用するため、各下部接触部43bも、拡張シート39の各中央接点部39aに所定の接圧で接触して、電気的に接続されることとなる。
そして、カバー部材37のラッチ部材59がベース部材42の被係止部42fに係止され、カバー部材37が完全に閉じられることとなる。
これにより、ICパッケージ33がコンタクトピン43及び拡張シート39を介して、配線基板32に電気的に接続されることとなる。
特に、ICパッケージ33の多数の半田ボール33aの密度が密集(狭ピッチ化)してくると、これを直接、配線基板32に接続しようとすると配線基板32に対して高精度が要求される。そこで、ここでは、拡張シート39の中央接点部39aから周囲に配線を延長して周縁部に周囲接点部39bを設けることにより、各中央接点部39aのピッチよりも各周囲接点部39bのピッチを広くできるようにしている。従って、その周囲接点部39bに接続される配線基板32の各電極32aのピッチを広げることができ、配線基板32の製造等を容易に行うことができる。
このような拡張シート39が設けられたこの発明のICソケット31によれば、拡張シート39の中央接点部39aにコンタクトピン43を接触させ、このコンタクトピン43にICパッケージ33の半田ボール33aを接触させるようにしている。従って、半田ボール33aの半田が拡張シート39の中央接点部39aに付着することが無く、拡張シート39の耐久性を向上させることができる。この拡張シート39は、高価であるため、交換頻度を少なくすることは、交換作業工数の減少やコストの面でも有利となる。
また、拡張シート39は、多数の中央接点部39aの内、一つでも損傷したりした場合には、全体を交換しなければならないが、コンタクトピン43は一つでも交換可能であるため、劣化し易い部分、つまり、ICパッケージ33と接触する部分に、コンタクトピン43を配設することにより、安価に再生が可能となる。
さらに、拡張シート39の多数の中央接点部39aに、コンタクトピン43を当接させるようにしているため、その中央接点部39aには、半田ボール33a用の突起を形成する必要がなく、構造が簡単で、安価に成形できる。
さらにまた、その多数の半田ボール32aの大きさのばらつきは、各コンタクトピン43で吸収するようにしているため、従来のように、拡張シート39に大きな柔軟性を持たせる必要がない。してみれば、拡張シート39を多層構造とすることができるため、回路配置の設計の自由度が向上することから、中央接点部39a等のより一層の狭ピッチ化を図ることができ、ICパッケージ33の半田ボール33aの狭ピッチ化に対応することができる。
しかも、弾性部材を拡張シート39の下面側に配設する必要もないため、部品点数の削減を図ることができる。
また、拡張シート39の周縁部に設けられた周囲接点部39bを、配線基板32の電極32aに当接(表面接触)させて電気的に接続するようにしているため、配線基板32に挿通孔を形成して、この孔にピンを挿入して半田付けする必要が無いため、ICソケット31や拡張シート39の配設作業や交換作業等を簡単に行うことができる。
しかも、これら周囲接点部39bの対応する部分の上側に弾性変形可能な弾性部材38を配設することにより、この弾性部材38が弾性変形することで、拡張シート39の周囲接点部39bと、配線基板32の電極32aとの接圧をより確保することができる。
さらに、ここでは、コンタクトピン43が配設されたコンタクトユニット44をベース部材42に着脱自在に配設することにより、容易に交換することができる。
さらにまた、フローティングプレート51にガイド部52を設けることにより、両者の間の位置精度を確保できることから、ICパッケージ33をガイド部52に案内して、フローティングプレート51の所定の位置に精度良く収容できる。
そして、このコンタクトユニット44に位置決めピン50bを設け、この位置決めピン50bにより、このコンタクトユニット44、拡張シート39及び配線基板32の位置決めをすることができることから、各接点39a,39b、コンタクトピン43、電極32aの接触を確実に行うことができる。
[発明の実施の形態2]
図20及び図21には、この発明の実施の形態2を示す。
この実施の形態2は、拡張シート39と配線基板32との間にベースプレート66が配設されている点で、実施の形態1と相違している。
詳しくは、そのベースプレート66は、四角形の板状を呈し、周縁部の4辺に多数の接続部材67が4列に配置されると共に、図示省略の複数のボルト孔及び位置決め孔が形成され、更に、中央部にシリコーンゴムで形成された弾力性を有する四角形の弾力部材68が配設されている。
その接続部材67は、導電性を有する金属製の板材がプレス加工により、長板状に形成されている。すなわち、その接続部材67は、上部67aが幅広に形成され、ベースプレート66の貫通孔66aに圧入され、この上部67aの上端縁部には、拡張シート39の周囲接点部39bに接触される上端接触部67bが形成されている。
この上端接触部67bは、図20及び図21に示すように、中央部分が円弧状に突出した形状に形成され、ベースプレート66の上面より上方に突出している。また、その幅広の上部67aより下方の下側部67cは、上部67aより幅が狭く形成され、ベースプレート66の貫通孔66aに挿通されると共に、このベースプレート66より下方に突出され、この下方に突出したリード部67dが、図20に示すように、ロケートボード69に挿通されて配線基板32の図示省略のスルーホールに挿入されて電気的に接続されるようになっている。
他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
なお、上記実施の形態では、BGAタイプのICパッケージ33用のICソケット31に、この発明を適用したが、これに限らず、LGA(Land Grid Array)タイプ及びPGA(Pin Grid Array)タイプ等のICパッケージ下面に端子が設けられているICパッケージ並びに、QFP(Quad Flat Package)タイプ等、ICパッケージ側面から端子が延長されているICパッケージ用のICソケット等にも、この発明を適用することができる。
また、この発明の電気部品用ソケットは、いわゆるオープントップタイプのICソケット、あるいは電気部品を押圧するプッシャーが自動機側に設けられたもの等にも適用できる。
さらに、拡張シートは、上記実施の形態のものに限らず、例えば周囲接点部はピン形状のものでも良く、又、電気導通部材も、上記実施の形態のものに限らず、導通性、伸縮性を有すれば、薄板を打ち抜いてばね性を有するように細長く形成したもの等でも良い。
この発明の実施の形態1に係るICソケットの平面図で、カバー部材を半分開いた状態の図である。 同実施の形態1に係る図1のA−A線に沿う断面図である。 同実施の形態1に係る図1のB−B線に沿う断面図である。 同実施の形態1に係るICソケットの底面図である。 同実施の形態1に係るコンタクトユニットの拡大断面図である。 同実施の形態1に係るコンタクトユニットのコンタクトピン等を示す拡大断面図である。 同実施の形態1に係る拡張シート等の配設状態を示す拡大断面図である。 同実施の形態1に係る弾性部材の一部を示す平面図である。 同実施の形態1に係る拡張シートの平面図である。 同実施の形態1に係る拡張シートの底面図である。 同実施の形態1に係るベース部材の平面図である。 同実施の形態1に係る図11のC−C線に沿う断面図である。 同実施の形態1に係る図11のD−D線に沿う断面図である。 同実施の形態1に係るベース部材の底面図である。 同実施の形態1に係るコンタクトユニットのガイド部を外した状態の平面図である。 同実施の形態1に係るコンタクトユニットの一部を破断した正面図である。 同実施の形態1に係るコンタクトユニットの底面図である。 同実施の形態1に係る配線基板の平面図である。 ICパッケージを示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図である。 この発明の実施の形態2に係るICソケットの図2に相当する断面図である。 同実施の形態2に係る接続部材等を示す断面図である。 従来例のICソケット等を示す分解斜視図である。 同従来例を示す図で、ICソケットの断面図である。 同従来例を示す図で、ICパッケージの半田ボールと配線フィルムとの接触状態等を示す拡大断面図である。
符号の説明
31 ICソケット(電気部品用ソケット)
32 配線基板
32a 電極
33 ICパッケージ(電気部品)
33a 半田ボール(端子)
33b パッケージ本体
36 ソケット本体
37 カバー部材
38 弾性部材
39 拡張シート
39a 中央接点部
39b 周囲接点部
42 ベース部材
42a 係止部
43 コンタクトピン(電気導通部材)
43a 上部接点部
43b 下部接点部
43c コイルスプリング
44 コンタクトユニット
49 上側保持部材
50 下側保持部材
50b 位置決めピン
51 フローティングプレート
52 ガイド部

Claims (8)

  1. 電極が設けられた配線基板上に配設され、端子が設けられた電気部品が収容され、前記電気部品と前記配線基板とを電気的に接続する電気部品用ソケットにおいて、
    前記配線基板上に配設される拡張シートと、前記電気部品を収容するソケット本体とを備え、
    前記拡張シートは、上面の中央部側に、前記電気部品の端子に接触される中央接点部が設けられ、下面の周縁部側に、前記中央接点部に配線を介して接続されて、前記配線基板の電極側に電気的に接続される周囲接点部が設けられ、
    前記ソケット本体には、電気導通部材が配設され、該電気導通部材には、上端部に前記電気部品の端子に接触される上部接触部が設けられ、下端部に前記拡張シートの中央接点部に接触される下部接触部が設けられたことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 前記ソケット本体は、前記配線基板上に取り付けられるベース部材と、該ベース部材の中央部に着脱自在に配設され、前記電気導通部材を有するコンタクトユニットとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
  3. 前記コンタクトユニットには、上部に前記電気部品が収容されるフローティングプレートが上方に付勢された状態で上下動自在に配設され、該フローティングプレート上に、前記電気部品の収容時に案内するガイド部が設けられたことを特徴とする請求項2に記載の電気部品用ソケット。
  4. 前記コンタクトユニットには、前記拡張シート及び前記配線基板を位置決めする位置決めピンが設けられたことを特徴とする請求項2又は3に記載の電気部品用ソケット。
  5. 前記電気導通部材は、前記上部接触部と前記下部接触部との間に、コイルスプリングが配設されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の電気部品用ソケット。
  6. 前記拡張シートは、前記周囲接点部が前記配線基板の電極に表面接触されて電気的に接続されるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載の電気部品用ソケット。
  7. 前記拡張シートの前記周囲接点部が設けられた部分と、前記ソケット本体との間に、弾性部材を配設したことを特徴とする請求項6に記載の電気部品用ソケット。
  8. 前記ベース部材には、収容された前記電気部品を押圧するカバー部材が回動自在に設けられたことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一つに記載の電気部品用ソケット。
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