JPH06112373A - ソケット - Google Patents
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- JPH06112373A JPH06112373A JP4279436A JP27943692A JPH06112373A JP H06112373 A JPH06112373 A JP H06112373A JP 4279436 A JP4279436 A JP 4279436A JP 27943692 A JP27943692 A JP 27943692A JP H06112373 A JPH06112373 A JP H06112373A
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R33/00—Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
- H01R33/74—Devices having four or more poles, e.g. holders for compact fluorescent lamps
- H01R33/76—Holders with sockets, clips, or analogous contacts adapted for axially-sliding engagement with parallely-arranged pins, blades, or analogous contacts on counterpart, e.g. electronic tube socket
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/02—Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
- H05K7/10—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
- H05K7/1015—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads
- H05K7/1023—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by abutting, e.g. flat pack
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
可能なコンタクト構造を提供する。 [構成]ベース10において、隣合う2つのガイド32
の間には、ICパッケージ30の各辺のリード端子列に
対応する多数の導電部38が絶縁フィルム36上に配列
されている。これらの導電膜38の上に被せられている
絶縁膜40は、各リード端子が接触する位置では切り欠
かれており、その切欠部40aから導電膜38の一部が
第1接点部38aとして露出している。絶縁フィルム3
6も局所的に切り欠かれて、その切欠部36aから導電
膜38の一部が第2接点部38bとして露出している。
この第2接点部には、ベース10に固定されたソケット
端子52の接点部52dが常時加圧接触している。
Description
気部品を着脱可能に装着してその電気部品との電気的接
続を得るようにしたソケットに関する。
回路チップ(以下、ICチップと称する。)を樹脂封止
したICパッケージを、出荷前にバーンインと称される
一種の信頼性試験にかけ、良品と不良品とを判別するよ
うにしている。バーンインは、機能テストに合格してい
るICパッケージをオーブンに入れてたとえば120゜
Cの高温下で定格値より約20%大きな電源電圧で一定
時間動作させるものである。バーンインで動作不良を起
こしたICパッケージは不良品として振るい落とされ、
正常に動作し続けたICパッケージだけが良品として出
荷される。
着用として用いられている従来のソケットの構成を図8
〜図11に示す。図8および図9はこの従来ソケットの
平面図および側面図、図10および図11は拡大部分断
面図である。
基板(図示せず)上に固定されるソケット本体としての
ベース100と、このベース100に対して往復動可能
に設けられたカバー102とからなる。カバー102に
は、図8に示すように、ICパッケージ104(図1
0、図11参照)を本ソケットに出し入れするための四
角形の開口106が設けられている。カバー102がベ
ース100に対して垂直方向に移動するとき、この開口
106の四隅の角部106aがベース100上に立設さ
れている4つのガイド108の外側の二側面108aで
それぞれ案内されるようになっている。
line Flat Package)タイプのICパッケージ104を装
着できるように構成されている。各ガイド108のそれ
ぞれの内側の二側面108bは傾斜面になっていて、そ
の角部には、基端にいくほど拡がるようなテーパ状の溝
108cが形成されている。これらの溝108cによっ
てICパッケージ104の角部が案内されるようになっ
ている。また、各溝108の基端に近接してL字状にリ
ブ110がベース100上に設けられている。これらの
リブ110によってICパッケージ104がベース上面
で位置決めされるようになっている。ベース100にお
いて、隣合う2つのガイド108の間には、ICパッケ
ージ104の各辺のリード端子列に対応する多数のコン
タクト112が一列に設けられている。
タクト112の構成および動作について説明する。コン
タクト112は、たとえばベリリウム銅等の薄板を打ち
抜いて作られたものでよく、ベース100に埋設される
基端部112aと、この基端部112aの上端部から上
方に湾曲状に延在する円弧ばね部112bと、この円弧
ばね部112bの上端部から上方に直線的に延在するレ
バー部112cと、円弧ばね部112bの上端部からベ
ース中心部(ICパッケージ装着部)側に向けてほぼ水
平に延在するリード押さえ部112dと、このリード押
さえ部112dの先端に形成された鉤状の接触部112
eを有している。なお、基端部112aの下端部より垂
直下方にソケット端子ピン112fが突出している。
バー102の下面に突設されたカム部114の傾斜摺接
面114aに常時当接している。カバー102がベース
100に対して上下移動するとき、レバー部112cの
先端部112gがカム部114の傾斜摺接面114aに
倣うことにより、レバー部112cがソケット外方向へ
変位するようになっている。傾斜摺接面114aには、
レバー部112cの両側面を案内し、かつ隣のコンタク
ト112との接触を防止するための隔壁114bが設け
られている。また、ベース100のリード載置面116
上にも、各コンタクト112の接触部112eが隣のコ
ンタクト112のそれと接触することがないように、隔
壁118が立設されている。
が装着されるときの各部の動作について説明する。先
ず、ICパッケージ104が装着されていない状態で、
カバー102を図10の位置からベース100側に押し
下げる。これにより、カバー102のカム部114が下
降移動し、その傾斜摺接面114aに摺接するレバー部
112cはソケット外方向(図において右方)へ変位す
る。このレバー部112cと一緒に円弧ばね部112b
も同方向に変位してその円弧が少し縮み、円弧ばね部1
12bの上端部つまりレバー部112cの下端部が幾ら
か沈む。すると、リード押さえ部112dの先端の接触
部112eは、浮き上がるようにしてソケット外方向へ
変位する。このようにしてコンタクト112の接触部1
12eをリード載置面116から斜め上方へ退避させた
状態の下で、ICパッケージ104をカバー102の上
方から開口106を通して本ソケットに入れる。その
際、ICパッケージ104は、ガイド108の内側角部
の溝108cによってベース100まで案内され、リブ
110によってベース100上に位置決めされる。これ
により、ICパッケージ104の各リード104aの先
端折曲部は、所定位置でベース100側のリード載置面
116上に載る。図11には、このようにしてICパッ
ケージ104が本ソケットに装入された状態が示されて
いる。
そうすると、コンタクト112の円弧ばね部112bの
付勢力(復元力)によってカバー102は元の位置まで
持ち上げられるようにして上昇する。そして、コンタク
ト112はほぼ元の形状に復帰し、リード押さえ部11
2dの先端接触部112eがICパッケージ104のリ
ード104aの先端折曲部を押さえてこれに接続する。
これにより、リード104aの厚み分だけコンタクト1
12の復元が制限され、リード押さえ部112dが幾ら
か湾曲に撓み、このリード押さえ部112dおよび湾曲
ばね部112bの弾力によって先端接触部112eはリ
ード104aの先端折曲部に加圧接触する。図10に
は、このようにしてICパッケージ104と本ソケット
との電気的接続が確立された状態が示されている。
り外すには、再びカバー102をベース100側に押し
付けて、コンタクト112の先端接触部112eをIC
パッケージ104のリード104aから退避させると、
図11の状態に戻るので、後はピンセット等でICパッ
ケージ104を摘み出せばよい。
トでは、カバー102の往動に連動してコンタクト11
2を原位置から変位させてICパッケージ104のベー
ス(ソケット本体)100への装入または取外しを可能
とし、カバー102の復動に連動してコンタクト112
を原位置側へ戻すことでICパッケージ104のリード
104aに対するコンタクト112の接触を得るように
しており、このように変位する各コンタクト112が隣
のコンタクト112と接触しないように、ベース100
のリード載置面116およびカバー102の傾斜摺接面
114aにはリード104aのピッチに対応した間隔で
隔壁118,114bがそれぞれ設けられている。
て、ICパッケージのリード(ピン)数が増大し、リー
ド間ピッチが狭まってくると、上記のような従来のソケ
ットでは、隔壁118,114bがソケット製作上のネ
ックになる。たとえば、リード104aの幅が0.15
mmで、リード間ピッチが0.3mmのICパッケージ
104について考えてみる。この場合、コンタクト11
2は、その板厚が薄いとリード104aから外れ易くな
るので、相当の厚みが必要であり、たとえばリード幅に
合わせて0.15mm程度を確保する必要がある。そう
すると、コンタクト112,112間の隙間は約0.1
5mmになり、この隙間に隔壁118,114bを形成
しなくてはならないが、各コンタクト112は変位する
ので、ある程度のクリアランスが必要であるため、隔壁
118,114bの厚みを、たとえば約0.11mm以
下にしなければならなくなり、隔壁118,114bの
成型加工が極めて困難となる。
もので、電気部品の多ピン化、挟ピッチ化に容易に対応
可能なソケットを提供することを目的とする。
め、本発明のソケットは、所定の電気部品を着脱可能に
装着するためのソケット本体と、前記ソケット本体内で
前記電気部品の装着位置の外側に配置された絶縁基体上
に前記電気部品の複数の接続端子部に対応したピッチで
設けられ、かつ各々が各前記接続端子部と1対1の関係
で電気的に接続するための第1の接点部を有する複数の
導電部と、前記絶縁基体を弾力的に支持するための弾性
支持部と、各々が各前記導電部の第2の接点部に1対1
の関係で電気的に接続する複数のソケット端子部とを備
える構成とした。
側に配置された導電部に所定の電気部品の接続端子部を
載せ、上から押圧すると、導電部および絶縁基体を介し
て弾性支持部が弾性変形し、その反作用によって電気部
品の接続端子部と導電部との間に適度な加圧の電気接触
が得られる。一方、導電部の第2の接点部にはソケット
端子部が接続されている。したがって、電気部品の接続
端子部は、導電部を介して、それと対応するソケット端
子部に電気的に接続されることになる。
例を説明する。図1および図2は、この実施例によるソ
ケットの全体構成を示す一部断面側面図である。図3
は、このソケットの要部の構成を示す拡大部分断面図で
ある。
板(図示せず)上に固定されるソケット本体としてのベ
ース10と、このベース10の上面に対して蝶番式で開
閉移動できるように取付されたカバー12とからなる。
ベース10の一側面に蝶番14が取付され、この蝶番1
4の可動板片16がカバー12の一側面に一体に形成さ
れており、蝶番14の回転軸18を中心としてカバー1
2が矢印Fで示す方向に回動できるようになっている。
カバー12の反対側面には回転軸20が軸支され、この
回転軸20に、カバー12をベース10に被せた状態で
保持するためのラッチ22が取付されている。図2に示
すように、このラッチ22の鉤部22aを、ベース10
の対向側面に設けられた凹部10aに係止させること
で、カバー12がベース10の上面に対して閉められ
る。ラッチ22と一体的にレバー24がラッチ22と反
対方向に延在しており、このレバー24を圧縮コイルバ
ネ26に抗する方向(図2では時計方向)に回動させる
ことで、ラッチ22がベース10の凹部10aから外
れ、カバー12が開けられるようになっている。
パッケージ30を装着できるように形成されている。ベ
ース10の上面には、ICパッケージ30の装着位置の
四隅に近接して4個のガイド32が立設されている。各
ガイド32の内側の二側面32aは傾斜面になってい
て、その角部には、基端にいくほど拡がるようなテーパ
状の溝32bが形成されている。これらの溝32bによ
ってICパッケージ30の角部が案内されるようになっ
ている。ベース10において、隣合う2つのガイド32
の間には、図4に明示するようなパターンで、ICパッ
ケージ30の各辺のリード端子列に対応する多数の導電
部38が、たとえばポリイミドからなる絶縁フィルム3
6上に配列されている。
の枠型に形成され、そのほぼ矩形の中心開口部36aは
ICパッケージ30の装着位置を画成する。この絶縁フ
ィルム36の四辺部上には、ICパッケージ装着位置を
取り囲むように、ICパッケージ30のリード端子ピッ
チに対応したピッチPで、幅Wの短冊状の導電膜38が
一列に配列されている。たとえば、ICパッケージ30
のリード端子ピッチが0.3mmで、リード幅が0.1
5mmの場合、導電膜38のピッチPは0.3mm、導
電膜38の幅Wは0.20mm、隣合う導電膜38間の
隙間Gは0.10mmに選ばれてよい。
上には、たとえばポリイミドからなる絶縁膜40が被せ
られているが、この絶縁膜40は所々、つまり各リード
端子が接触する位置では切り欠かれており、その切欠部
40aでは導電膜38が露出している。この導電膜38
の露出部は第1接点部38aを形成している。また、導
電膜38の裏面側においても、ICパッケージ装着位置
側(開口36a側)からみて後方(外側)の位置で、絶
縁フィルム36が局所的に切り欠かれて、その切欠部3
6aで導電膜38が露出している。この導電膜38の下
面の露出部は第2接点部38bを形成している。なお、
導電膜38は、たとえば銅箔の上にニッケル層を介して
金をメッキしたものでよく、エッチング加工によって絶
縁フィルム36上に形成されてよい。
隅付近に設けられた孔36bは、絶縁フィルム36をベ
ース10に位置決めするための位置決め孔である。ま
た、絶縁フィルム36の内側の各角部には、ベース10
に立設されている各ガイド32を通すための矩形の切欠
部36cが形成されている。
は下部保持板42が配設され、この下部保持板42の上
面周縁部42aに、たとえばベリリウム銅からなる板バ
ネ44が取付されており、この板バネ44上に上記絶縁
フィルム36、導電膜38および絶縁膜40からなる三
層板が配置されている。また、ベース10の上面周縁部
には上部保持板46の下面外側部46aが、たとえば螺
子(図示せず)等で固着され、この上部保持板46の下
面内側部46bは絶縁膜40、導電膜38および絶縁フ
ィルム36を挟着するようにして下部保持板42の上面
周縁部42aに押し付けられている。そして、下部保持
板42の上面周縁部42aよりも内側(中心側)には凹
部48が設けられている。この凹部48の上には、板バ
ネ44、絶縁フィルム36、導電膜38および絶縁膜4
0からなる四層板の可撓部50が形成され、この可動部
50は下部保持板42の上面周縁部42aと上部保持板
46の下面外側部46aとで挟着固定された部分を支点
として上下に回動変位できるようになっている。なお、
板バネ44の可撓性を高めるために、導電膜38のピッ
チに対応したピッチで板バネ44にスリットを設けても
よい。
ード端子に対応した所定数のソケット端子52が取付さ
れている。上記のようにしてICパッケージ装着位置の
周囲に配置された絶縁フィルム36上の導電膜38と対
応するベース10の上面部の位置には、導電膜38のピ
ッチと対応したピッチで所定数の溝54が形成され、各
溝54にそれぞれ1個のソケット端子52が嵌合取付さ
れる。各隣合う溝54の間には隔壁56が設けられてい
る。上記のように、リード端子ピッチが0.3mmで、
リード幅が0.15mmのICパッケージ30に対し
て、導電膜38のピッチPを0.3mm、導電膜38の
幅Wを0.20mm、導電膜38間のギャップGを0.
10mmに選んだ場合は、溝54の幅つまりソケット端
子52の厚みを0.2mm、隔壁56の厚みを0.1m
mに選んでよい。なお、この場合、隔壁56の高さは従
来と比較して充分に小さくできるので、その厚さも0.
1mmとすることができる。また、隔壁56の代えて
0.1mmの絶縁フィルムを介在させてもよく、また、
絶縁フィルムの形状をコンタクト形状に合わせて接着剤
により貼り付けてもよい。
に嵌合される基端部52aと、この基端部52aの内側
端部より垂直下方に延在する端子ピン部52bと、基端
部52aの外側端部より下部保持板42の外側面上端部
に向かって湾曲しながら上方に延在する円弧ばね部52
cと、この円弧ばね部52cの先端に形成された接触部
52dとを有している。ソケット端子52の接触部52
dは、絶縁フィルム36の切欠部36から露出している
導電膜38の第2接点部38bに対して、円弧ばね部5
2cの変形による弾性力で常時加圧接触している。導電
膜38側は、上部保持板46の下面に保持されているた
め、ソケット端子52の接触部52dからの加圧をしっ
かりと受け止めることができる。このようにして、導電
膜38の第2接点部にソケット端子52が1対1の関係
で電気的に接続されている。
側面には、ICパッケージ30のリード端子30aを上
から押圧するための押さえパッド28が設けられてい
る。ICパッケージ30はQFPタイプで、リード端子
30aが四方に突出するため、それに合わせて押さえパ
ッド28も、図6に示すように、矩形の枠型に形成され
ている。この押さえパッド28の内側角部には、ベース
10のガイド32aを避けるための切欠部または凹部2
8aが設けられている。
装着されるときの各部の動作について説明する。ICパ
ッケージ30が装着される前は、図7に示すように、板
バネ44、絶縁フィルム36、導電膜38および絶縁膜
40からなる四層板の可撓部50が幾分上向きに傾いて
いる。図1に示すようにカバー12を開けて、ICパッ
ケージ30をベース10のICパッケージ装着位置に装
入すると、ICパッケージ30はガイド32の内側角部
32bによって案内され、各リード端子30aの先端折
曲部がそれと対応する導電膜38の第1接点部38aに
載る。第1接点部38aは絶縁膜40の切欠部によって
囲まれているため、リード端子30aの先端折曲部はこ
の切欠部内に位置決めされる。
じてラッチ22を締めると、カバー12の押さえパッド
28がICパッケージ30のリード端子列に上から被さ
って各リード端子30aを下方に押圧する。この押さえ
パッド28からの押圧によって、図3に示すように、四
層板の可撓部50はほぼ水平状態になるまで下方に撓
み、この撓みによる板バネ44の弾性力によって各リー
ド端子30aと各導電膜38の第1接点部38aとの間
に適度な加圧で電気接触が得られる。一方、各導電膜3
8の第2接点部38bには各ソケット端子52の接点部
52dが接触している。したがって、各導電膜38を介
して各リード端子30aが各ソケット端子52に電気的
に接続されることになる。このようにしてICパッケー
ジ30は、本ソケットに装着された状態の下で、所定の
試験たとえばバーンインテストを受ける。
外すには、ラッチ22を外してカバー12を開くと、図
1に示す状態になるので、ピンセット等でICパッケー
ジ30を摘み出せばよい。
は、ICパッケージ装着位置の外側に配置した導電膜3
8にICパッケージ30のリード端子30aを載せ、カ
バー12を閉じて上から押圧するだけで、リード端子3
0aとソケット端子52との間に電気的接続が得られ
る。特に変位するコンタクト部材は用いていない。
接触する導電膜38は、絶縁フィルム36上にエッチン
グ加工等によってパターン形成され、リード端子30a
を受け止めるようにして絶縁フィルム36および板バネ
44と一体に下方に変位するものである。このように構
成される導電膜38は、ICパッケージ30のピン数増
加、挟ピッチ化に対応して、そのピッチP、幅W、隙間
G(図4)を可及的に小さくすることが可能である。
触するソケット端子52は、ベース10に固定されたま
まで、特に変位することがないので、薄型にすることが
可能である。また、変位のための遊びまたはクリアラン
スも特に必要としない。したがって、ソケット端子52
のピッチが狭まっても、隔壁56の厚みには十分なマー
ジンをとることができる。
上に絶縁膜40を被せ、第1接点部38の位置する絶縁
膜40の切欠部40aの中にリード端子30aが入るよ
うにして、リード端子の位置ずれを防止するようにし
た。しかし、他に適当な位置決め手段を用いる場合に
は、絶縁膜40を省くことも可能である。また、上述し
た実施例では、絶縁フィルム36を弾力的に支持する手
段として板バネ44を用いたが、ゴム等の弾性支持手段
を用いることも可能である。また、導電膜の第2接点部
に対するソケット端子の接続を加圧接触方式に代えて、
ハンダ付等の固定接触方式にすることも可能である。
・ウィング(gull wing)形に折曲したリードを有するQ
FPタイプのICパッケージに用いられるものであっ
た。しかし、本発明は、ガル・ウィング形に折曲される
前の直線状のリードを有するICパッケージ等に対する
ソケットにも適用可能であり、さらにはICパッケージ
以外の電気部品にも適用可能である。また、本発明のソ
ケットは、バーンインや機能検査等にはもちろんのこ
と、電気部品を着脱可能に装着する任意の用途に用いる
ことができる。
によれば、電気部品装着位置の外側に弾性支持部によっ
て支持される絶縁基体を配置して、その基体上に導電部
を電気部品の複数の接続端子部に対応したピッチで離散
的に設け、導電部の第1の接点部に電気部品の接続端子
部を加圧接触させるとともに、導電部の第2の接点部に
ソケット端子部を接続させておくことにより、かかる導
電部を介して電気部品の接続端子部とソケット端子部と
の間に電気的接続を得るようにしたので、特に変位する
ようなコンタクト部材が不要であり、電気部品の多ピン
化、挟ピッチ化にも十分に対応可能なソケット構造を実
現することができる。
いた状態での全体構成を示す一部断面側面図である。
での全体構成を示す一部断面側面図である。
部分断面図である。
ンを示す平面図である。
着されていないときの板バネ等の位置状態を示す部分拡
大断面図である。
断面図である。
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の電気部品を着脱可能に装着するた
めのソケット本体と、前記ソケット本体内で前記電気部
品の装着位置の外側に配置された絶縁基体上に前記電気
部品の複数の接続端子部に対応したピッチで設けられ、
かつ各々が各前記接続端子部と1対1の関係で電気的に
接続するための第1の接点部を有する複数の導電部と、
前記絶縁基体を弾力的に支持するための弾性支持部と、
各々が各前記導電部の第2の接点部に1対1の関係で電
気的に接続する複数のソケット端子部とを備えたソケッ
ト。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27943692A JP3205814B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | ソケット |
US08/114,570 US5407361A (en) | 1992-09-24 | 1993-08-31 | Socket |
KR1019930019554A KR100296429B1 (ko) | 1992-09-24 | 1993-09-24 | 소켓 |
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