JP2010152915A - 情報処理システムおよび情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客の店舗利用の促進及び商店街の活性化を図ることができる情報処理システム及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置1を商店街等に設置する。この情報処理装置1は、複数の優待情報組合せパターンにそれぞれ対応して代替先優待情報を予め記憶した代替情報テーブルt5を具備する。この代替先優待情報を選択可能に表示する。表示された優待情報の中から選択された代替先優待情報を記憶する。この記録された代替先優待情報と記録媒体1から読取った優待情報との代替が成立するか否かを代替情報テーブルt5に記憶された優待情報組合せパターンにて判定し、パターンが成立する場合、そのパターンを構成する記録媒体1に記録された優待情報を代替先優待情報に代替し、パターンが成立しない場合、記録媒体1に記録された優待情報を除いてそのパターンを構成するに必要な優待情報を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顧客が所持する記録媒体に記録された優待情報を処理する情報処理システム及び情報処理プログラムに関する。
従来から流通小売店における販売促進方法の一つとして、店舗側が顧客毎に顧客カードを発行し、顧客が商品購入時に店員にその顧客カードを提示することによって、その顧客に対し取引金額からの割引等のサービスを提供する手法がとられている。この場合、取引金額に応じたサービスポイントを店舗の情報管理サーバに記録し、次回の商品購入時に、記録されたサービスポイントに応じて割引等を行う手法等が一般的である。
しかし、これら割引等のサービス及びサービスポイントによる販売促進方法は、その店舗の継続利用を促進する効果が高い反面、新規顧客を集める効果は期待できなかった。これら継続利用の促進及び新規顧客の集客を実現するために、割引サービス及びポイントサービスを兼ねたサービスを提供するシステムが考案されている(例えば、特許文献1)。このシステムは、割引サービスを提供する際、店舗が定めた割引額の上限額までの範囲内で顧客が割引額を設定し、その上限額と顧客が設定した割引額との差額を顧客のポイントとして蓄積するものである。
しかしながら、例えば顧客カードに記録されている複数の異なるサービスは、顧客にとって不要なものであるために使用されないまま期限が切れてしまうあるものが多くある。つまり効率的に顧客の店舗の継続利用を促進することができていない。また、商店街や複数の店舗又は売場を持つショッピングセンター等では、各店舗で発行した優待情報(例えばクーポン券等)はその店舗でのみ使用可能であることが多く、各店舗間での相乗効果を十分に奏していない場合がある。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的は、顧客の所持する記録媒体に記録された商店街や複数の店舗又は売場を持つショッピングセンター等で使用可能な複数の優待情報を有効活用することによって、顧客の店舗利用の促進及び商店街の活性化を図ることができる情報処理システム及び情報処理プログラムを提供することである。
本発明に係る情報処理システムは、各々内容が異なる複数の優待情報を保持する優待情報テーブルと、1つ又は複数の前記優待情報からなる代替元情報と、この代替元情報内の優待情報とは異なる優待情報からなる代替先情報とを対応づけた代替情報を1つ以上有する代替情報テーブルと、外部から優待情報を受信する受信部と、前記受信部にて受信し、少なくとも1つの優待情報から構成された優待情報群が、ある代替情報の代替元情報内の全ての優待情報を含むか否かを判断する制御部と、前記判断部によって前記優待情報群が全ての優待情報を含むと判断された代替元情報に対応付けられた代替先情報内の優待情報を送信する送信部と、を具備したものである。
かかる手段を講じた本発明の情報処理システム及び情報処理プログラムによれば、顧客は不要な優待情報を自分が必要な優待情報に代替することができ、さらに優待情報が不足しているために代替できない場合でも、不足している優待情報の入手方法を容易に把握でき、不足している優待情報の入手過程及び代替した優待情報の使用過程において、顧客の店舗利用の促進及び商店街の活性化を図ることができる。
本発明の一実施の形態である優待サービスシステムの概略構成図。 同実施の形態における優待詳細情報テーブルに記録されたデータ構成の模式図。 同実施の形態における店舗情報テーブルに記録されたデータ構成の模式図。 同実施の形態における発行条件テーブルに記録されたデータ構成の模式図。 同実施の形態における入手条件テーブルに記録されたデータ構成の模式図。 同実施の形態における代替情報テーブルに記録されたデータ構成の模式図。 同実施の形態における顧客カードのデータテーブルに記録されたデータ構成の模式図。 同実施の形態における顧客端末装置制御部の構成を表すブロック図。 同実施の形態における業務サーバの構成を表すブロック図。 同実施の形態において顧客カードが挿入された際に顧客端末装置のCPUが行う処理の流れ図。 同実施の形態において顧客端末装置のディスプレイに表示された優待情報一覧の一例を示す図。 同実施の形態において顧客カードから読取り、顧客端末装置のディスプレイに表示された優待情報一覧の一例を示す図。 同実施の形態において業務サーバのCPUが代替先優待情報等の優待情報コードを受信した際に行う処理の流れ図。 同実施の形態における代替パターンの一例を示す図。 同実施の形態において顧客端末装置のCPUが業務サーバから送信された信号を受信した際に行う処理の流れ図。 同実施の形態において顧客端末装置のCPUが代替パターンを受信した際に行う処理の流れ図。 同実施の形態において顧客端末装置のCPUが不足優待情報の優待情報コード等を受信した際に行う処理の流れ図。 同実施の形態において顧客カードから読取り、顧客端末装置のディスプレイに表示された不足優待情報等の一例を示す図。 同実施の形態における店舗間距離テーブルに記録されたデータ構成の模式図。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、本発明を商店街の各店舗に適用した場合である。商店街は各店舗が提供する電子データ化された優待情報の記録媒体として、顧客に顧客カードを発行しており、そこに一つ又は複数記録された優待情報から、一つ又は複数を顧客が選択し、顧客端末装置によって他の優待情報に代替する。顧客カードに複数記録された優待情報は、顧客が商店街の各店舗やインターネット上の仮想店舗で商取引を行ったとき等に発行され、記録されたものである。
図1はこの実施の形態における優待サービスシステムの概略構成図である。
このシステムは、一つ又は複数の顧客端末装置10及び業務サーバ30を有線もしくは無線のLAN(Local Area Network)2で相互通信可能に接続して構成する。ここに、顧客端末装置10及び業務サーバ30は情報処理装置を構成する。顧客は顧客カード1を所持している。この顧客カード1は、磁気カード、リライトカード、接触型ICカード、非接触型ICカード等を媒体としたものである。顧客端末装置10は、各店舗又は商店街の特定の場所等、顧客が操作を行うのに適した場所に設置する。業務サーバ30は、本発明に係るシステムの管理者等が管理できる場所に設置する。
顧客端末装置10は、顧客端末装置制御部11、カードリーダライタ24、ディスプレイ21及びキーボード22等から構成される。顧客端末装置制御部11は、業務サーバ30との通信、カードリーダライタ24、ディスプレイ21及びキーボード22の制御等を行う。カードリーダライタ24は、顧客カード1に記録された情報の読取り及び書込みを行う。ディスプレイ21は、顧客に対して優待情報を代替するための処理手順等を表示する。キーボード22は、不要な優待情報の選択又は代替先の優待情報の選択等を顧客が行うためのものである。
業務サーバ30には、優待詳細情報テーブルt1、店舗情報テーブルt2、発行条件テーブルt3、入手条件テーブルt4、代替情報テーブルt5が作成されている。業務サーバ制御部31は、各テーブルt1〜t5から代替先の優待情報の検索等を行う。
図2は、優待詳細情報テーブルt1に記録されたデータ構成の模式図である。識別のため、それぞれの優待情報には優待情報コードが付されている。そしてそれぞれの優待情報コードに対して対象商品、優待種別、優待内容、店舗コードが記録されている。ここで例えば、優待詳細情報テーブルt1において優待情報コードが「1」であれば、対象商品が「DVDプレーヤーA」、優待種別が「値引」、優待内容が「¥2000」、店舗コードが「1003」となっている。これは店舗コード「1003」の店舗で「DVDプレーヤーA」を「¥2000」「値引」するという意味である。
図3は、店舗情報テーブルt2に記録されたデータ構成の模式図である。それぞれの店舗には店舗コードが付されている。そしてそれぞれの店舗コードに対して店舗名称及び業種が記録されている。例えば、店舗コードが「1001」であれば、店舗名称が「S1」で業種が「商店」となる。
図4は、発行条件テーブルt3に記録されたデータ構成の模式図である。それぞれの優待情報には発行の条件が課されている。これら発行条件には、発行条件コードが付されている。そして発行条件コードごとに発行条件が記録されている。例えば、発行条件コードが「H001」であれば、発行条件が「10:00〜13:00までに来店」となる。
図5は、入手条件テーブルt4に記録されたデータ構成の模式図である。優待情報コードについて、優待情報を発行する店舗の店舗コード及び発行条件コードが記録されている。これら店舗コードと発行条件コードとを優待情報の入手条件とする。例えば、顧客が優待情報コード「2」の優待情報を得ようとするときは、店舗コード「1001」の店舗において、発行条件コード「H002」の発行条件を満たす必要がある。店舗コード「1001」の店舗は、店舗情報テーブルt2より「S1」「商店」である。発行条件コード「H002」の発行条件は、発行条件テーブルt3より「商品G購入時」となる。よって、優待情報コード「2」の優待情報を得るには、S1商店にて商品Gを購入しなければならないということが特定される。
図6は、代替情報テーブルt5に記録されたデータ構成の模式図である。それぞれの代替のパターンには、代替情報コードが付されている。そしてそれぞれの代替情報コードに対して代替先優待情報コード及び代替元優待情報コードが記録されている。ここで例えば、代替情報コードが「001」であれば、代替先優待情報コードが「3」、代替元優待情報コードが「1,2」となっている。これは優待情報コード「1」及び「2」の二つの優待情報は、優待情報コード「3」の優待情報に代替できることを意味する。
図7は、顧客カード1に記録されたデータテーブルt6のデータ構成の模式図である。顧客カード1には、所有者の顧客IDを記録する第1の記録セクションC1と、顧客カードの所有者が発行を受けた優待情報の優待情報コードを記録する第2の記録セクションC2が設けられている。第2の記録セクションC2には、複数の優待情報が記録可能である。
図8は、顧客端末装置制御部11の構成を表すブロック図である。顧客端末装置制御部11は、CPU12、ROM13、RAM14、通信インターフェース15、表示コントローラ16、キーボードコントローラ17、ハードディスクコントローラ18及びカードリーダライタコントローラ19をアドレスバス、データバス等のバスライン20で接続して構成する。
通信インターフェース15は、LAN2の通信回線を介して行うデータの送受信を司るものである。表示コントローラ16は、ディスプレイ21を制御するもので、ディスプレイ21は、優待情報代替の処理内容の表示等を顧客に対して表示する。キーボードコントローラ17は、キーボード22に設置された選択キー、数値キー、決定キー等の押下を検知するものである。ハードディスクコントローラ18は、ハードディスク23からのデータの読込み及びハードディスク23へのデータの書込みを行う。カードリーダライタコントローラ19は、カードリーダライタ24を制御するもので、カードリーダライタ24は、顧客カード1に記録された顧客IDを第1の記録セクションC1から、優待情報コードを第2の記録セクションC2から読取る。また、カードリーダライタ24は、顧客カード1の第2の記録セクションC2に優待情報コードの書込みを行う。なお、ディスプレイ21及びキーボード22は顧客が行う作業に対するインターフェースであり、必ずしもこれらの形態をとる必要はない。例えば、ディスプレイ21をタッチパネル式として顧客からの入力を検知する手段を兼ねさせ、キーボード22を不要としてもよい。
図9は、業務サーバ制御部31の構成を表すブロック図である。業務サーバ制御部31は、CPU32、ROM33、RAM34、通信インターフェース35、表示コントローラ36、キーボードコントローラ37、ハードディスクコントローラ38をアドレスバス、データバス等のバスライン39で接続して構成してある。
通信インターフェース35は、LAN2の通信回線を介して行うデータの送受信を司るものである。表示コントローラ36は、ディスプレイ40を制御するもので、ディスプレイ40は、各テーブルt1〜t5の変更等に必要な情報等を業務サーバ30の管理者に対して表示する。キーボードコントローラ37は、キーボード41に設置された入力キーの押下を検知する。ハードディスクコントローラ38は、ハードディスク23に記録された電子データの読込み又は書込み等を行う。なお、各テーブルt1〜t5はハードディスク42に記録されている。
次に、顧客が顧客カード1の第1の記録セクションC1に記録された複数の優待情報コードに対応する優待情報を別の優待情報に代替することを要求し、顧客端末装置10が代替先の優待情報の優待情報コードを顧客カード1に記録するか、又は不足している優待情報の入手手段を顧客に提示するまでの処理を説明する。
まず顧客は顧客端末装置10が設置された場所へ行き、カードリーダライタ24に顧客カード1を挿入する。
図10にそのとき顧客端末装置10のCPU12が行う処理の流れを示す。この処理をCPU12が行うためのプログラムは、ROM13に記録されている。また、優待詳細情報テーブルt1、店舗情報テーブルt2及び発行条件テーブルt3は、業務サーバ30から顧客端末装置10のハードディスク23に、予めダウンロードしておく。
まず、CPU12は、ST101としてカードリーダライタ24への顧客カード1の挿入を待機している。カードリーダライタ24に顧客カード1が挿入されると、CPU12は、ST102としてカードリーダライタコントローラ19を介してカードリーダライタ24を制御し、顧客カード1の第2の記録セクションC2に記録された全ての優待情報コードを読取り、RAM14に格納する(優待情報読取手段)。ST102の処理が完了すると、CPU12は、ST103としてハードディスク23に格納されている優待詳細情報テーブルt1に記録された全ての優待情報を、ディスプレイ21に表示する(優待情報表示手段)。同時にその実施店舗も店舗情報テーブルt2から検索し、ディスプレイ21に表示する。
顧客はディスプレイ21に表示された優待情報の中から代替先にする優待情報(以下代替先優待情報と呼ぶ)を、キーボード22からの入力によって選択する。顧客は選択を行わない場合、例えばキーボード22に設けられた終了釦を押下する。
CPU12は、ST104としてこの選択の有無を検知する。キーボード22からの入力による選択を検知せず、終了釦の押下をキーボードコントローラ17を介して検知した場合、CPU12は、ST105としてカードリーダライタコントローラ19を介してカードリーダライタ24を制御し、顧客カード1を排出する。選択を検知した場合、RAM14に選択された代替先優待情報の優待情報コードを記録し、その後CPU12は、ST106として顧客カード1に記録された優待情報コードに対応する優待情報を優待詳細情報テーブルt1から検索し、ディスプレイ21に表示する。そして顧客は、代替を行うか否かをキーボード22からの入力により指令する。顧客は指令を行わない場合、例えばキーボード22に設けられた終了釦を押下する。
CPU12は、ST107としてこの指令の有無を検知する。キーボード22からの入力による指令を検知せず、終了釦の押下をキーボードコントローラ17を介して検知した場合、CPU12は、ST105の処理を実行する。指令を検知した場合、CPU12は、ST108としてST102の処理において顧客カード1から読取った優待情報コードとST104の処理において選択された代替先優待情報の優待情報コードとを通信インターフェース15を介して業務サーバ30に送信し、このプログラムを終了する。
図11は、ST103の処理にてディスプレイ21に表示された優待情報一覧の一例である。優待詳細情報テーブルt1に記録された全ての優待情報を、顧客が視認できるように表示する。例えば、優待詳細情報テーブルt1の優待情報コード「1」の場合、ディスプレイ21には、「DVDプレーヤーA」が「\2000」「off」(値引)であり、それが「S3電器店」の優待情報である旨表示する。ここで表示した優待情報の中に欲しいものがある場合、代替先優待情報として顧客は、その優待情報に「(1)」、「(2)」のように付された優待情報コードをキーボード22からの入力によって、一つ選択する。
図12は、ST106の処理にてディスプレイ21に表示された優待情報一覧の一例である。顧客カード1に記録されていた優待情報コードに対応する優待情報及び店舗情報を、顧客が視認できるように表示する。
図13にST108の処理にて送信された代替先優待情報及び不要優待情報の各優待情報コードを業務サーバ30が受信したとき、業務サーバ30のCPU32が行う処理の流れを示す。この処理をCPU32が行うためのプログラムは、ROM33に記録されている。
まずCPU32は、ST201として顧客端末装置10からの顧客カード1から読取った優待情報コード及び代替先優待情報の優待情報コードの受信を待機している。通信インターフェース15を介して各優待情報コードを受信すると、CPU32は、それらをRAM34に格納する(選択優待情報記憶手段)。そしてCPU32は、ST202として顧客カード1から読取った優待情報コードの中に代替先優待情報コードが含まれているかどうかを判断する。含まれている場合、すなわち、顧客が既に自身の顧客カード1に記録されている優待情報を代替先優待情報として選択した場合には、CPU32は、ST203として通信インターフェース35を介し、顧客端末装置10に予め定められた信号を送信する。この信号を受信した顧客端末装置10のCPU12が行う処理は後述する。
顧客カードから読取った優待情報コードの中に代替先優待情報コードが含まれていない場合、CPU32は、ST204として代替先優待情報コードを得るための代替パターン(代替元優待情報コードの組合せ)を検索する。この検索は、代替情報テーブルt5に記録された代替情報コード毎に、それに対応する代替先優待情報コードがST201の処理にてRAM34に記録された代替先優待情報コードと一致するか否かを判定することにより行う。両代替先優待情報コードが一致した場合、その代替情報コードをRAM34に記録する。そして、CPU32は、ST205としてRAM34にST201の処理にて記録した優待情報コードでST204の処理にて記録した代替情報コードの組合せパターンが成立するか否かを判定する。すなわち、ST204の処理にてRAM34に記録した代替情報コード毎に、それに対応する代替元優待情報コードの全てが、顧客カード1から読取った優待情報コードに含まれているか否かを判定する(組合せパターン判定手段)。
含まれていた場合、CPU32は、ST206として通信インターフェース35を介し、顧客端末装置10に代替可能である代替パターンを送信し、このプログラムを終了する。この代替パターンを受信してから顧客端末装置10のCPU12が行う処理については後述する。
含まれていなかった場合、CPU12は、ST207として入手条件テーブルt4から不足優待情報(顧客カード1から読取った優待情報コードに含まれていないが代替先優待情報に代替するために必要である優待情報)の入手条件として、店舗コード及び発行条件コードを検索する。検索結果はRAM34に記録する。検索が終了すると、CPU32は、ST208として顧客端末装置10に不足優待情報の優待情報コード、店舗コード及び発行条件コードを送信し、このプログラムを終了する。
図14に優待情報の代替パターンの一例を示す。優待情報a〜hを優待情報群L1、優待情報i〜kを優待情報群L2、優待情報l,mを優待情報群L3とする。また、優待情報群L1を最下位の優待情報とする。最下位の優待情報とは、他の優待情報との代替によっては得ることはできず、店舗等でのみ発行される優待情報である。上位の優待情報は、店舗での発行に限らず、下位の優待情報の組合せとの代替によって入手可能なものである。
優待情報群L2は、下位の優待情報群L1に属する優待情報の組合せと代替可能である。例えば、優待情報iは、優待情報a〜cと代替される。優待情報群L3は、下位の優待情報群L1,L2に属する優待情報の組合せと代替可能である。例えば、優待情報lは、優待情報c,i,jと代替される。さらに優待情報nは最上位の優待情報であり、下位の優待情報群L1〜L3に属する優待情報の組合せと代替可能である。例えば、優待情報l,mと代替される。このように、下位の各優待情報はその組合せにより上位の優待情報へと代替可能となる。この例に限らずさらに上位の優待情報を設けてもよい。
ここで、例えばST104の処理で顧客が選択した代替先優待情報が、優待情報nであり、ST102の処理にて顧客カード1から読取った優待情報がc,i,j,mであるとする。この場合、ST204の処理において、CPU32は、まず優待情報nの下位の優待情報を検索する。つまり、代替情報テーブルt5から代替先優待情報が優待情報mである代替情報についての代替元優待情報コードを検索する。その結果、優待情報l,mが代替元優待情報であることを検出する。そしてCPU32は、顧客カード1から読取った優待情報が優待情報l,mを有しているかどうかを判断する。
しかし、顧客カード1から読取った優待情報は優待情報mを有しているが、優待情報lを有していない。ここで、CPU32は、代替情報テーブルt5から代替先優待情報が優待情報lである代替情報についての代替元優待情報コードを検索する。その結果、優待情報c,i,jが代替元優待情報であることを検出する。そしてCPU32は、顧客カードから読取った優待情報が優待情報c,i,jを有しているかどうかを判断する。顧客カード1から読取った優待情報は優待情報c,i,jを有しているので、顧客カード1から読取った優待情報の組合せと代替先優待情報とを代替することが可能であると特定される。また、優待情報mについても下位の優待情報群により代替可能でないかを検索する。このようにして特定される全ての代替パターンを、ST206の処理にて顧客端末装置10に送信する。また、全て代替不可能であったとしても、各代替パターンの不足優待情報を特定し、ST208の処理にて顧客端末装置10に送信する。
図15に、ST203の処理で送信された信号を顧客端末装置10が受信したとき、顧客端末装置10のCPU12が行う処理の流れを示す。この処理をCPU12が行うためのプログラムは、ROM13に記録されている。
まずCPU12は、ST301として業務サーバ30から送信される信号の受信を待機している。通信インターフェース15を介して信号を受信すると、CPU12は、ST302として表示コントローラ16を介してディスプレイ21を制御し、顧客は既に、選択した代替先優待情報を所有している旨を表示する。そしてCPU12は、ST303としてカードリーダライタコントローラ19を介してカードリーダライタ24を制御して顧客カード1を排出しこのプログラムを終了する。
図16に、ST206の処理にて送信された代替パターンを顧客端末装置10が受信したとき、顧客端末装置10のCPU12が行う処理の流れを示す。この処理をCPU12が行うためのプログラムは、ROM13に記録されている。
まずCPU12は、ST401として業務サーバ30から送信される代替パターンの受信を待機している。通信インターフェース15を介して代替パターンを受信すると、それらをRAM14に記録する。そしてCPU12は、ST402として表示コントローラ16を介してディスプレイ21を制御し、RAM14に記録した代替パターンを表示する。このとき、複数の代替パターンがST204の処理にて発見されていれば、それらを全て表示する。
代替パターンが複数ある場合の一例を図14の代替パターンを用いて説明する。優待情報c,i,j,l,mが記録された顧客カード1を所持する顧客が、代替先優待情報として優待情報nを選択した場合、代替元優待情報となり得る組合せは、優待情報l,m又は優待情報c,i,j,mの2通りが考えられる。このような場合にはST206の処理にて双方の代替パターンが顧客端末装置10に送信されることとなる。
ディスプレイ21に表示された代替パターンを確認した顧客は、その中から一つを選択する。ここではディスプレイ21に表示された代替パターンが一つのときは代替を行うかどうかを選択し、複数のときは代替を行うかどうか、また、行うのであればどの代替パターンにて行うか、をキーボード22からの入力によって選択する。顧客は代替を行わない場合、例えばキーボード22に設けられた終了釦を押下する。
CPU12は、ST403としてこの選択の有無を検知する。キーボード22からの入力により代替を行う旨の選択を、キーボードコントローラ17を介して検知した場合、CPU12は、ST404としてカードリーダライタコントローラ19を介してカードリーダライタ24を制御し、顧客カード1の第2の記録セクションC2に記録された優待情報の内、選択された代替パターンにかかる代替元優待情報コードを削除する。さらに、CPU12は、ST405として顧客カード1の第2の記録セクションC2に、代替先優待情報コードを記録する。ここに、ST404及びST405のステップにてCPU12がカードリーダライタコントローラ19を介し、カードリーダライタ24を制御して行う処理は、優待情報代替手段を構成する。そしてCPU12は、ST406としてカードリーダライタコントローラ19を介してカードリーダライタ24を制御し、顧客カード1を排出する。そしてCPU12は、このプログラムを終了する。
ST403の処理にてキーボード22からの入力により代替を行う旨の選択を、キーボードコントローラ17を介して検知せず、終了釦の押下をキーボードコントローラ17を介して検知した場合、CPU12は、ST406の処理を実行して顧客カード1を排出し、このプログラムを終了する。
図17に、ST208の処理で顧客端末装置10に送信された不足優待情報の優待情報コード、店舗コード及び発行条件コードを顧客端末装置10が受信したとき、顧客端末装置10のCPU12が行う処理の流れを示す。この処理をCPU12が行うためのプログラムは、ROM13に記録されている。
まずCPU12は、ST501として業務サーバ30から送信される不足優待情報の優待情報コード、店舗コード及び発行条件コードの受信を待機している。通信インターフェース15を介して不足優待情報の優待情報コード、店舗コード及び発行条件コードを受信すると、それらをRAM14に記録する。そしてCPU12は、ST502としてRAM14に記録した不足優待情報の優待情報コード、店舗コード及び発行条件コードに対応する優待情報、店舗情報及び発行条件を各テーブルt1〜t3から検索し、表示コントローラ16を介してディスプレイ21に表示する(不足優待情報表示手段)。ST502の処理の終了とともにCPU12は、ST503としてカードリーダライタコントローラ19を介してカードリーダライタ24を制御し、顧客カード1を排出する。そしてCPU12は、このプログラムを終了する。
図18は、ST502の処理にてディスプレイ21に表示された不足優待情報の優待情報、店舗情報及び発行条件の一例である。ST204の処理にて検索した代替パターンがパターンP1〜P3の3通りあるとき、ディスプレイ21には、パターンP1〜P3における不足優待情報が一覧できるように、「不足優待情報パターン」を表示する。各優待情報には「(5)」、「(6)」のように優待情報コードを付している。さらに不足優待情報の優待内容等,実施店舗及び発行条件を、顧客が視認できるように表示する。例えばパターンP3の優待情報「(5)」の場合、「ラーメンC」が「30%」「off」(割引)であり、それが「S1商店」にて「発行条件:12:00〜15:00に来店」の条件を満たしたときに入手可能である旨表示する。
このようにして顧客は、記録媒体に記録された優待情報を所望する優待情報に交換することができる。また、優待情報が不足しており、代替できない場合には、不足している優待情報、その発行店舗及び発行条件をディスプレイ21に表示することにより、顧客は不足している優待情報及びその入手方法を把握可能となる。その結果、顧客は不足優待情報の入手又は代替先優待情報の使用のために店舗利用の機会が増え、商店街が活性化される。
なお、本実施の形態では、ST502にて不足優待情報、店舗情報及び発行条件等をディスプレイ21に表示することで顧客に報知したが、これを他の方法に代えてもかまわない。例えば、顧客端末装置10に発券用プリンタを設け、用紙にプリントすることによって顧客に報知するようにする。この場合、顧客端末装置制御部11に新たにプリンタコントローラを設け、それを介して発券用プリンタを設置する。さらに、この発券用プリンタで優待情報に基づく割引券等を発行できるようにしてもよい。若しくは、顧客カード1に不足優待情報の優待情報コードを記録する第3の記録セクションC3を設け、ST503の処理の実行前に顧客カード1に記録するようにしてもよい。そして新たに第3の記録セクションC3に記録された優待情報を読取る読取手段及びその内容の表示手段を顧客端末装置10がさらに具備するよう構成する。係る手段を講じれば、顧客は再びST101〜503までの処理を経ることなく、不足優待情報を確認することができる。
また、本実施の形態では顧客ID及び優待情報コードを記録するための記録媒体は、磁気カード、リライトカード、接触型ICカード、非接触型ICカード等による顧客カード1であるとしたが、他の記録媒体であってもよい。例えば、携帯電話又はPHSのデータ記録用メモリに優待情報を記録する方法が考えられる。この場合、顧客端末装置10のカードリーダライタ24に代え、携帯電話又はPHSからの無線通信(赤外線通信等)を受信可能な無線通信部を設置する。さらに、顧客が優待情報を入手可能なサイトを構築し、顧客がそのサイトから優待情報を入手可能とすれば、多くの顧客に優待情報を配布できる。そしてサイトから入手した優待情報と、店舗での商取引時に発行される優待情報との組合せ等を新たな優待情報と代替できるように代替情報テーブルt5を構成する。係る手段を講じれば、新規顧客の取込み及び継続利用の促進の双方が期待できる。
また、顧客カード1の第1の記録セクションC1に記録された顧客ID及び優待情報代替時の代替先優待情報コード等を業務サーバ30のハードディスク23に記録管理し、その後の優待情報発行に反映するようにしてもよい。例えば、代替情報テーブルt5の一部を顧客ごとに変化させ、店舗S1の優待情報への優待情報代替の頻度が高い顧客には、店舗S1の代替先優待情報を多く用意する。係る手段を講じれば、顧客のニーズにより合致した優待情報を提供することができるため、より顧客の店舗利用を促進できる。
また、ST206の処理にて顧客が選択した不要優待情報と代替先優待情報との代替が不可能な場合、ST207の処理にて入手条件の検索のみならず、CPU32が不足優待情報の最適な入手経路を検索し、ST502の処理にてディスプレイ21に表示するようにしてもよい(入手順序決定手段)。この最適な入手経路の選択には例えば、店舗間距離テーブルt7を用いる。店舗間距離テーブルt7は、店舗情報テーブルt2に記録された各店舗及び顧客端末装置1に対して1つずつ作成され、ある店舗から他の店舗までの距離が記録されたものである。
図19は、この店舗間距離テーブルt7に記録されたデータ構成の一例である。これは各店舗から他店舗への移動距離を記録したものである。誘導元店舗コードは、顧客端末装置1及び誘導元の店舗の店舗コードである。誘導先店舗コードは、誘導元店舗以外の店舗の店舗コードである。そしてそれぞれの誘導元店舗コードに対応する店舗及び誘導先店舗コードに対応する店舗までの移動距離が記録されている。例えば、誘導元店舗コード「1001」及び誘導先店舗コード「1002」の場合、移動距離は「30m」と記録されている。すなわち、店舗コード「1001」に対応する店舗から店舗コード「1002」に対応する店舗までの移動距離は、30mであると特定されることとなる。顧客端末装置1は店舗コード「0000」として記録している。
ここで、不足優待情報が3つあり、ST207の処理にてそれらの入手先店舗として、店舗コード「1001」、「1002」及び「1003」の店舗が特定されたとする。このとき、店舗コード「1001」に対応する店舗から店舗コード「1002」に対応する店舗までの距離をX1、店舗コード「1002」に対応する店舗から店舗コード「1003」に対応する店舗までの距離をX2、店舗コード「1003」に対応する店舗から店舗コード「1001」に対応する店舗までの距離をX3とし、顧客端末装置1の設置場所から各店舗コード「1001」,「1002」及び「1003」に対応する店舗までの距離をそれぞれY1,Y2及びY3とする。このとき、顧客端末装置1の設置場所を出発し、各店舗を通って再び顧客端末装置1に戻る道順の組合せは6通りある。CPU32は、これら6通りの道順における距離の総和を計算する。すなわち、店舗コード「1001」,「1002」,「1003」に対応する店舗の順に誘導する場合であれば、距離Y1,X1,X2,Y3の総和を計算する。このとき例えば、距離X1であれば、店舗間距離テーブルt7より30mと特定される。
このように全ての道順について距離の総和を計算した後、CPU32は、その中から最小のものを選択し、ST208の処理にてその道順と同順で店舗コードに誘導順位を付し、顧客端末装置1に送信する(誘導順序決定手段)。これをST501の処理にて顧客端末装置1が受信したとき、CPU12は、それらをRAM14に記録し、ST502の処理にて誘導順位及びその店舗コードに対応した店舗名称をディスプレイ21に表示する。係る手段を講じれば、顧客は円滑に各店舗にて優待情報を入手可能となり、本発明にかかる顧客誘導システムの継続利用が期待できる。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全体構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合せてもよい。
以下に、本出願の原出願の特許請求の範囲に記載された発明[1]〜[6]を付記する。
[1] 複数の優待情報組合せパターンにそれぞれ対応して代替先優待情報を予め記憶した代替情報テーブルと、記録媒体に記録された優待情報を読取る優待情報読取手段と、前記代替先優待情報を選択可能に表示する優待情報表示手段と、 この優待情報表示手段により表示された優待情報の中から選択された前記代替先優待情報を記憶する選択優待情報記憶手段と、この優待情報記録手段により記録された前記代替先優待情報と前記優待情報読取手段で読取った優待情報との代替が成立するか否かを前記代替情報テーブルに記憶された優待情報組合せパターンにて判定する組合せパターン判定手段と、前記優待情報組合せパターンが成立する場合、そのパターンを構成する前記記録媒体に記録された優待情報を前記選択優待情報記憶手段で記憶された前記代替先優待情報に代替する優待情報代替手段と、前記優待情報組合せパターンが成立しない場合、前記記録媒体に記録された優待情報を除いてそのパターンを構成するに必要な優待情報を表示する不足優待情報表示手段と、を具備したことを特徴とする情報処理装置。
[2] 前記情報処理装置の設置地点から前記各優待情報をそれぞれ発行する各店舗までの移動距離、及び前記各店舗からそれぞれ他の店舗までの移動距離を記録した店舗間距離テーブルと、前記組合せパターン判定手段により代替は成立しないと判定された場合、前記情報処理装置の設置地点を出発して不足している優待情報を発行する店舗を全て通り再び前記情報処理装置の設置地点に戻るまでの誘導順序が複数パターンあるとき、それぞれのパターンについて前記店舗間距離テーブルを参照して移動距離の総和を算出し、移動距離が最短となるものを1つ決定する誘導順序決定手段と、をさら具備し、この誘導順序決定手段で決定した誘導順序を前記不足優待情報表示手段により表示することを特徴とする前記[1]記載の情報処理装置。
[3] 前記優待情報代替手段は、前記記録媒体に記録された優待情報のなかから成立したパターンを構成する優待情報を削除し、前記記録媒体に前記代替先優待情報を記録することを特徴とする前記[1]又は[2]記載の情報処理装置。
[4] 複数の優待情報を記憶可能な記録セクションを有する記録媒体と、前記記録媒体に記録された優待情報を読取り処理する情報処理装置とを備え、前記情報処理装置は、複数の優待情報組合せパターンにそれぞれ対応して代替先優待情報を予め記憶した代替情報テーブルと、記録媒体に記録された優待情報を読取る優待情報読取手段と、前記代替先優待情報を選択可能に表示する優待情報表示手段と、この優待情報表示手段により表示された優待情報の中から選択された前記代替先優待情報を記憶する選択優待情報記憶手段と、この優待情報記録手段により記録された前記代替先優待情報と前記優待情報読取手段で読取った優待情報との代替が成立するか否かを前記代替情報テーブルに記憶された優待情報組合せパターンにて判定する組合せパターン判定手段と、前記優待情報組合せパターンが成立する場合、そのパターンを構成する前記記録媒体に記録された優待情報を前記選択優待情報記憶手段で記憶された前記代替先優待情報に代替する優待情報代替手段と、前記優待情報組合せパターンが成立しない場合、前記記録媒体に記録された優待情報を除いてそのパターンを構成するに必要な優待情報を表示する不足優待情報表示手段と、を具備したことを特徴とする優待サービスシステム。
[5] 前記情報処理装置は、前記情報処理装置の設置地点から前記各優待情報をそれぞれ発行する各店舗までの移動距離、及び前記各店舗からそれぞれ他の店舗までの移動距離を記録した店舗間距離テーブルと、前記組合せパターン判定手段により代替は成立しないと判定された場合、前記情報処理装置の設置地点を出発して不足している優待情報を発行する店舗を全て通り再び前記情報処理装置の設置地点に戻るまでの誘導順序が複数パターンあるとき、それぞれのパターンについて前記店舗間距離テーブルを参照して移動距離の総和を算出し、移動距離が最短となるものを1つ決定する誘導順序決定手段と、をさら具備し、この誘導順序決定手段で決定した誘導順序を前記不足優待情報表示手段により表示することを特徴とする前記[4]記載の優待サービスシステム。
[6] 前記優待情報代替手段は、前記記録媒体に記録された優待情報のなかから成立したパターンを構成する優待情報を削除し、前記記録媒体に前記代替先優待情報を記録することを特徴とする前記[4]又は[5]記載の優待サービスシステム。
1…顧客カード、2…LAN、10…顧客端末装置、11…顧客端末装置制御部、12…CPU、21…ディスプレイ、22…キーボード、23…ハードディスク、24…カードリーダライタ、30…業務サーバ、31…業務サーバ制御部、32…CPU、t1…優待詳細情報テーブル、t2…店舗情報テーブル、t3…発行条件テーブル、t4…入手条件テーブル、t5…代替情報テーブル、t7…店舗間距離テーブル、C1…第1の記録セクション、C2…第2の記録セクション
特開2005−122273号公報

Claims (6)

  1. 各々内容が異なる複数の優待情報を保持する優待情報テーブルと、
    1つ又は複数の前記優待情報からなる代替元情報と、この代替元情報内の優待情報とは異なる優待情報からなる代替先情報とを対応づけた代替情報を1つ以上有する代替情報テーブルと、
    外部から優待情報を受信する受信部と、
    前記受信部にて受信し、少なくとも1つの優待情報から構成された優待情報群が、ある代替情報の代替元情報内の全ての優待情報を含むか否かを判断する制御部と、
    前記判断部によって前記優待情報群が全ての優待情報を含むと判断された代替元情報に対応付けられた代替先情報内の優待情報を送信する送信部と、
    からなることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記制御部は、前記送信部から送信された優待情報が選択されたとする情報を受信した場合、前記優待情報群の優待情報のうち、代替元情報内の優待情報に一致する優待情報を削除し、前記選択された優待情報を追加することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記送信部から送信された優待情報を表示する表示部と、
    この表示部に表示された優待情報を選択する選択部と、
    前記優待情報群を記憶する記憶部と、
    を更に備え、前記制御部は、前記選択部で表示部に表示された優待情報が選択された場合、前記記憶部に記憶された前記優待情報群の優待情報のうち、代替元情報内の優待情報に一致する優待情報を削除し、前記選択部で選択された優先情報を追加することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  4. 書き換え可能な記録媒体に対して情報を読み込み及び書き込みを行う書き換え部とを更に有し、前記制御部は、前記記憶部に記憶され、優先情報の削除および追加がなされた前記優待情報群を前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
  5. 前記優待情報に関連付けられ、前記優待情報の発行条件を複数保持する発行条件テーブルを有することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1に記載の情報処理システム。
  6. 各々内容が異なる複数の優待情報を保持する優待情報テーブルと、1つ又は複数の前記優待情報からなる代替元情報と、この代替元情報内の優待情報とは異なる優待情報からなる代替先情報とを対応づけた代替情報を1つ以上有する代替情報テーブルと、外部から優待情報を受信する受信部と、情報を処理する処理部を有する情報処理システムを制御するプログラムであって、
    前記情報処理システムに、
    前記受信部にて受信し、少なくとも1つの優待情報から構成された優待情報群が、ある代替情報の代替元情報内の全ての優待情報を含むか否かを判断する機能と、
    前記優待情報群が全ての優待情報を含むと判断された代替元情報に対応付けられた代替先情報内の優待情報を送信する機能と、
    を実現させるための情報処理プログラム。
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