JP2010152641A - データ書換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 家電機器など基板をもつ電子機器は、故障により基板の交換を行い、基板を交換せずにデータ交換する場合でも、新しいデータを書き込んだ基板を用意し、製品基板と交換するか、または一度製品から取り外し、コネクタなどで書き換える必要がある。
【解決手段】 本発明のデータ書換システムでは、データ書換を行うリーダー/ライター、データを書き換える製品、製品に組み込まれる電子部品を搭載した基板、基板にマイコン、メモリ、電磁波から電力伝搬およびデータ通信により通電不要でメモリに書き込みを行う無線機能部、アンテナ、メモリ、電磁波による電力伝搬およびデータ通信を行う機能部品との他の部品の接続部分に回路分離装置を搭載する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、機器を操作する基板のデータ書換に関するものである。
従来の空気調和機では、製品の組立後、製品から基板を取り外さなくても赤外線リモコンなどの赤外線入出力部より主制御プログラムのデータを書き換えるものが示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、空調装置からコイルで電磁波を電力として送り、遠隔の測定装置でこの電磁波を受けて電源として検出したデータを無線で通信する空調装置が示されている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、複数の空調機に情報無線発信手段としてRFID(Radio Frequency Identification)を貼付し集中管理設定の際に各空調機の自己識別情報を用いる空調機対応付けシステムが示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平11−201533号公報(第3−4頁、第1図) 特開2004−334622号公報(第4−6頁、第1図) 特開2006−349307号公報(第9−13頁、第1−3図)
家電機器など基板をもつ電子機器(以降、製品と呼ぶ)は、故障により基板の交換を行うこともあり、また基板自体は交換せずにデータ交換することで対応する場合でも、新しいデータを書き込んだ基板を用意し、製品基板と交換するか、一度製品から取り外し、コネクタなどで書き換える必要がある。
また複数の機種間で基板を共通化する場合、H/Wの変更、データの変更のみで行える場合があり、H/Wを変更可能な構造にしても、製品から基板を取り外し手作業で変更する必要があったり、データを書き換える場合にも製品から基板を取り外しコネクタなどでデータライターと接続してデータ書き換えを行う必要がある。
赤外線リモコンなどの赤外線入出力部より製品上にてデータを書き換える場合には製品に通電をして行う必要があり、事前に書き込んで行く事ができないため現地で書込み作業が発生しユーザー立会いの場合には時間がかかりサービスを低下させる可能性がある。また、サービス部品の書き換え作業が発生した場合、梱包を開けて品番を確認し、製品につけて書き込む必要があり、手間がかかる。
また、電力伝搬を行う場合、基板に電力を投入している/いないに関係なくリーダー/ライターの電磁波によるノイズが発生して、基板のデータ書換に関係のない他の電子部品に悪影響を与える可能性がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、機器を操作する制御基板のデータ書き換えの際に、故障時のサービス向上、その作業の簡便化の効果があり、また基板の共通化にも効果が得られるものである。
この発明に係るデータ書換システムは、製品に組み込まれる電子部品を搭載した基板に、データ書換を行う無線リーダー/ライターから発信された電磁波を受けるアンテナ部と、前記アンテナ部で受けた電磁波からの電力伝搬およびデータ通信によりメモリーに書き込みを行う無線機能部と、前記製品の制御を行うマイコンとを備え、前記無線機能部および前記メモリーに格納された情報を前記マイコンへ送信する通信I/Fからなる無線書換部と前記マイコンとの接続部分に回路分離装置を備えたものである。
この発明のデータ書換システムは、製品に組み込まれる電子部品を搭載した基板に、データ書換を行う無線リーダー/ライターから発信された電磁波を受けるアンテナ部と、前記アンテナ部で受けた電磁波からの電力伝搬およびデータ通信によりメモリーに書き込みを行う無線機能部と、前記製品の制御を行うマイコンとを備え、前記無線機能部および前記メモリーに格納された情報を前記マイコンへ送信する通信I/Fからなる無線書換部と前記マイコンとの接続部分に回路分離装置を備えたので、機器を操作する制御基板のデータ書き換えの際に、サービス作業性の向上、その作業の簡便化の効果があり、また制御基板の共通化にも効果が得られる。
実施の形態1.
本発明のデータ書換システムでは、図1に示すように、データ書換を行うリーダー/ライター12、データを書き換える製品に組み込まれる電子部品を搭載した基板1、この基板1にマイコン6、電磁波から電力伝搬およびデータ通信により通電不要でメモリーに書き込みを行う無線機能部4、アンテナ9、メモリー3、電磁波による電力伝搬およびデータ通信を行う機能部品と他の部品との接続部分に回路分離装置10を搭載するデータ書換システムである。アンテナを除く基板上のリーダー/ライターによるデータ書換に関わるメモリー3、無線機能部4および周辺部品11は1チップに集約して構成することも可能である。この実施例では、アンテナを除く基板上のリーダー/ライターによるデータ書換に関わるメモリー3、無線機能部4および通信I/F5により読み書きする部分を無線書換部2と表現する。
製品基板1に搭載されているマイコン6はROM8、RAM7など製品の制御に必要な周辺部品と共に動作している。メモリー3は無線機能部4と接続され、リーダー/ライター12から基板上にパターンなどで構成された電力伝搬と通信を行うアンテナに供給された電磁波から、電力を生成し信号を取り出す事によりメモリ内部のデータの読み書きが可能になる。またメモリー3はマイコン6と通信可能なシリアルなどの通信機能をもつ。メモリー3、無線機能部4、アンテナ9など電磁波による書換機能部品を構成する無線書換部2の回路部品と、マイコン6を含む製品の制御を行う回路部品とを分離するスイッチなどの回路分離装置10を備え、外部のリーダー/ライター12からメモリ内部のデータの読み書きが、近くの配線パターンを分離しているので基板上の他の回路に影響を最小限に抑え、電力伝搬により基板に電力供給なしで可能な基板である。
回路分離装置10は図2に示されるように無線書換部2とその他の部品、例えばマイコン6などを分離できるよう半導体スイッチで構成され、製品基板に通電してマイコンが動作した場合のみこの半導体スイッチにより接続可能になっている。これ以外にもスイッチはリードスイッチなど絶縁できるスイッチであればどれでもよいし、手動で切り替える物理的なスイッチを設けてもよい。また、アンテナ部に関しては他の機器のノイズを拾うので、リーダー/ライターからの読み書き以外として使用している場合は、アンテナ部のみ他の部品と分離できるよう回路に追加してもよい。
例えば、製品を空気調和機とすると、故障時にユーザーはメンテナンス・サービス業者へサービスコールを行う。そのサービス業者は、あらかじめ故障した空気調和機と同じ機種のデータが書き込まれた基板を発注し、納品後にユーザー宅に到着後、基板交換を行う。基板の共通化を流用する場合でも共通化した基板にコネクタを接続し、煩雑な書換作業を行ってからユーザー宅に到着後、基板交換を行う。赤外線通信機能が最初から設けられている製品の場合、基板を製品に組み込んでから赤外線で書き換える方法も示されているが、ユーザー宅に到着後、サービス用の新しい基板へ交換を行い、その基板への通電を行い、赤外線書換装置にて書換を行うためユーザー宅での滞在時間が長くなりサービス作業に対する顧客満足度が低下する。赤外線通信は指向性高く書き込みミスも発生しやすい。また、サービス交換用の基板を倉庫から運び出す際に取り間違えたり、書換データが正しくない場合もあり、対応に追われた場合には手間もかかり、顧客満足度も大幅に低下する。
しかし、本発明では倉庫での出荷の際にもサービス基板に設けた無線機能部4の機能で基板の情報を読み込めるので、該当する基板を探す際も電磁波で容易に発見でき、正しいサービス基板かどうか直ぐに確認可能である。サービス基板を選択した後は梱包された状態で電磁波により書き換えを行う。この際、無線書換部2に接続したアンテナ9を介してサービス基板の種類に関する情報をメモリ内部のデータからリーダー/ライターを使用して読み取れるので、この交換用のサービス基板に書き込むデータを判断する機構、例えば読み取った情報をサーバ側に送り、正しい書換用データをリーダー/ライターに返信する仕組みにしておけば、書き込むデータを手動で指定する必要もなく、サーバで自動的に指定するのでデータの書き込みミスは大幅に減少する。さらに、リーダー/ライターがネットワークに接続できるか、またはデータをメモリに蓄えておけるのであればユーザー宅に移動中などにサービス基板に自動で書き込む事も可能である。リーダー/ライターがネットワークを参照することで書換用データが最新のものかどうかを確認できる。この場合ネットワークを参照することでメモリの少ない機器ではデータを保持しなくても良い。また、製品や梱包された箱に凹凸や印を付けることで、基板の無線書換部に接続したアンテナの位置が作業者に分かり易くなり、弱い電力でノイズを減らし、省電力で読み書きが可能となる効果がある。
ネットワークに接続するリーダー/ライターはRF(Radio Frequency)機能付の携帯電話などでも利用可能であり、既存の携帯電話がそれに対応していれば、このシステムを導入する際にリーダー/ライターなどの初期導入費を抑えられる。また、ユーザーが機種名を間違ってサービス・メンテナンス業者へ伝えていた場合にも製品に設けられているRFIDより製品IDを読み取りその機種に合うデータに書き換え直すことも容易である。また、製品基板についているRF機能を用いて、故障情報を取得できれば、製品基板を外さなくても原因がある程度分かり、基板以外の別の要因である場合には無駄なサービス基板の開梱、基板交換を行わなくて済む。もちろんユーザーがRF機能付の携帯電話を保持している場合、その機能を使用して故障情報と機種名を正確に送信することができる。
基板のメモリ内部のデータを無線通信機能で容易に書き換えることにより機種違い(空気調和機などでは冷凍能力違い)など製品の主な構成部品が同じでデータだけ異なるものはそれらのデータを基板に複数記憶させておき、ジャンパー線を切断して選択して機種設定するなど、選択する部分のH/Wや手間がかかっていたが、これらは容易に共通化可能である。製造ライン上で製品のRFIDや基板のID情報を整合させ、サーバやデータベースと照合し、正しいデータを書き込む事により、機種切り換え時などに起こるデータ書き込みミス、基板と製品本体の誤った組み立てなどによる製造不良が防止できる。
また、基板の無線書換部2に接続するアンテナ部9は基板上にパターンで構成することが可能であり、アンテナを別に設ける必要はない。そして、アンテナを除く無線書換部2が1チップで構成されている場合、チップとマイコン間のシリアルなどの通信部分の回路分離装置を内蔵することにより、外部にスイッチなどの周辺部品を減らすことができるので特別なノイズ対策を設けなくとも悪影響をある程度抑えられる。無線書換部がマイコンとの通信機能を持たず無線機能部、メモリ、制御回路をもつ通常のRFIDのような構成の場合、マイコンはチップにA/Dなどを用いてアクセスする。その際、パターンで構成されたアンテナ部と他の回路が複数接続される。その場合は無線書換部がリーダー/ライターと通信する際に手動でスイッチなどにより物理的手段で回路を分離するか、マイコンがスイッチを操作し、無線書換部が読み書きしている間はスイッチなどの回路分離装置にて回路を分離するか、リーダー/ライターから電力伝搬されたら半導体スイッチで回路を自動で分断する方式などにより対応可能である。またノイズ対策部品を併用して設けてもよい。
本発明のデータ書換システムの基板にデータを書き込む際、管理者がユーザーなどに間違って書き換えられないために無線書換部に無線リーダー/ライターから送られるデータが既定のものでない場合は書き込まない仕様にする。データ形式が独自のものであっても電磁波を受信し、解析することは可能であるので、暗号化をして送信するなど特定の機器以外は基板の情報を読み書きできないようにする。暗号化対応が困難で、定数などデータの中身が知られても問題ない場合には、最初のID、パスワードを認識させた場合のみ一定時間だけ読み書きが可能にできる。その場合、通信が途切れ、途中で外部からの干渉があった場合は中止する仕様にもできる。また複数機器がある場合は、アンチコリジョンにて複数の基板IDを読み取り、リーダー/ライターにて基板IDを指定するなどして誤書き込みを防止することができる。
本発明のデータ書換システムにおけるデータ書換を行う基板が製品に組み込まれた状態でネットワークに接続されて使用される場合、特定の機器からアクセスされたときのみ、サーバにデータを取りに行き、自動で書き換えることを可能とすることにより、基板を外したり書き換えを行わなくても、管理者のみが必要な時期、必要な場合、必要な回数だけ自動の読み書きが可能にできる。また、基板のデータのある領域をリーダー/ライターで書き込むことにより、ネットワークに接続される製品が自動でサーバからアップデートできる機能を選択することも可能である。また、無線設定をリーダー/ライターで書き込めばパソコンが必要な無線LANなどの無線と、電力線通信や有線LANなど有線の両方のネットワークにおける煩雑な設定が簡便に行える。リーダー/ライターおよび無線LAN機能付の携帯電話の場合はアプリケーションにて無線設定を自動的にリーダー/ライターにより基板に書き込むことが可能となる。
また、本発明のデータ書換システムの無線書換部2が製品に組み込まれ給電された場合には、リーダー/ライターからの電磁波の電力で動くパッシブ型として動作するのではなく、製品の電力を用いて送信することにより通信距離を伸ばすことができるアクティブ型として使用することも可能である。工場などの妨害波の多い環境や製品まで遠い場合に、妨害波耐性を向上させたり、距離を伸ばして対応することができる。また製品本体に貼付されているRFIDにも給電する機構を設けることにより基板と製品の両方の無線機能部を強化することが可能になる。また、無線書換部2またはリーダー/ライター12か製品どちらかが半導体スイッチなどを切り替えることでアンテナを選択し、送受信周波数など動的に制御できるリコンフィギュラブル・アンテナを用いることにより、様々な周波数の製品基板またはリーダー/ライターに対応できる。基板は通電されている場合、アンテナは無線機能部またはマイコンの指令により動的に変更可能であり、通電されていない場合には手動で切り替える機構を設ければ対応可能である。
また、本発明のデータ書換システムの基板が製品に組み込まれた状態で、製品筐体から基板アンテナ部が遠い場合、また火災安全性の対策などから金属ケースなど電磁波を遮断する構造で囲まれている場合には電磁波での読み書きは利用できないことがある。この場合、製品に設けられているカメラ素子、LEDなどの表示部を用いて可視光通信対応のリーダー/ライターにて可視光通信を行うことにより読み書きが可能になる。携帯電話にはカメラも表示画面も設けられているのでリーダー/ライターとして使用している携帯電話があればそのまま利用することが可能である。この手法は、可視光通信のみのシステムとして単体で用いることも可能である。例えば、ユーザーが携帯電話に設けられたカメラ部を用い、製品のLEDを通じて可視光通信にて送信された製品の型番などをサーバに送信すると、最新プログラムのデータがそのユーザーの携帯電話にダウンロードされる。そして、その製品のカメラに向かって携帯電話のダウンロードされた表示部画面をかざすだけでデータのアップロードが完了するようなシステムである。また、空気調和機でもTV画面など他の製品の表示部から普段は空調用などに用いているカメラ素子などのセンサにより可視光通信にて情報を受け取り、空調データを受信し空調コントロールを変更する制御も可能になる。TV画面に映画などが流れており、そこから情報を可視光通信にて受信し、映画に合わせた空調を実現することも可能である。
上述の可視光通信を用いて携帯電話やフォトダイオードを用いた可視光受光部により通信できるビット数が変わってくる。例えば、携帯電話には受光素子としてオートフォーカス機能付カメラが一般的に設けられているがフレームレート(F/s)が自動で変化する。また最低のフレームレートもバラバラであるし、家電などの機器は毎年製品が新しいものに更新され、通信の仕様が一定とも限らない。この場合、通信を開始する最初の信号を決めておき、まずは初期設定のまま携帯電話で取得する。例えば、1011というビットを受け取った場合にフレームごとに光で受けた光パルスが1011のままならそのままのフレームレートで、光パルスが11001111なら1/2の速度と自動で判断する。これにより双方向通信が可能であれば、高速で通信できる場合は機器に可視光通信の速度を上げさせることも可能である。また、逆に、読み取れない場合は通信速度を下げることも可能である。
可視光通信ではある周波数の搬送波を用い通信を行うが、フォトダイオードなどは距離や照度により受光素子が飽和しないように通信開始前に一定時間信号のON/OFFのパルスを可視光で出力し、安定して通信できた場合に通信を開始する。上述した追加部品なしの構成(家電機器、例えばエアコンに赤外線受光部とLED、リーダー/ライターに赤外線LEDとフォトダイオードを設ける)の場合は、パルスを受光し、リーダー/ライターが通信可能な状態と判断したら赤外線でデータ通信開始の信号を送信し、エアコンのLEDによる通信を開始させる。また、一定以上通信を続けると回路によっては飽和または反応速度が変化することがある。その場合には通信の間に出力停止時間を設けて対応する。
さらには、ON/OFFだけの制御で通信を行う必要はない。LEDを明るく見せる制御、例えば60Hzのデューティー比5%〜10%程度でONするLED照明や表示機の場合、デューティー比5%=0、10%=1のようにビットを決めて行えばLEDを効率的に発光させている最中にも通信を行える。パルスは0ではなくも大きさや周期を変えても可能である。もちろん、この制御はすべて上述した無線通信でも実現可能である。
また、本発明のデータ書換システムの基板が製品に組み込まれた状態で、製品構造上、リーダー/ライターと基板まで距離がある場合、または火災安全性の対策などから金属ケースなど電磁波を遮断する構造で囲まれている場合はアンテナ部9、または無線書換部2のいくつかの部品を別基板に分離し、電磁波を受信し易い位置にアンテナを配置可能とする対策もとれる。また、無線機能部4に専用のI/Fを用いて電気信号の伝送媒体として筺体を利用し、筐体を導電体と誘電体を使用し、伝送路として利用することにより二次元通信を行い電力伝搬、通信が可能である。この方法では電磁波を外部にほとんど出さず、導電性の通信筐体内を二次元伝播する電磁波(エバネッセント波)によって通信できるのでリーダー/ライターに外付けなどのI/Fを付け、通信シートに接触するだけで、製品基板との通信が可能である。また接触する場所は、製品上の一部またはどこでも通信可能とすることが可能である。また、業務用の空調機などでは本体までの距離があるのでリモコンなどを介して行うこともできる。また電磁誘導型、共鳴型、電波受信型などの電力伝搬を用いてリーダー/ライターから送電し、無線機能部を利用し、無線通信を行い書き換えることも可能である。無線周波数により電力と通信を交互に送る仕様にするか、アンテナを共用するか、アンテナを別に分けるかを判断する。電力を送った場合、電力を蓄電し、通信などに利用することが可能である。
また、本発明のデータ書換システムの基板に設けた無線書換部2にプラグラマブルアレイ、リコンフィギュラルプロセッサなど変更可能なH/Wの構成を持ち、メモリ内部のデータを書き換えることにより、H/Wの構成を変更可能なプログラマブルチップをも利用可能である。マイコンが書き換えしたデータを読み込み、変更可能なプログラマブルチップをデータにあった仕様に変更することも可能である。さらに、マイコン内蔵のプログラマブルチップの場合、直接メモリにデータを読みに行き内蔵のH/Wをデータにあった仕様に変更する。これにより、今まで部品の付け替えなどで基板の共通化を行っていた製品でも、ある程度H/Wが違う基板であっても部品を取り付けたり/取り外したりすることなく共通化ができ、容易に変更ができる。
また、本発明のデータ書換システムの基板における無線書換部2の無線機能部4は、基板の状態で入力ボタンを押されるか、または切替スイッチを切り替えるまで動作しない仕様にすることや、製品に組み込まれた場合、製品リモコンや製品本体の入力ボタンを押されるか、または製品やリモコンのスイッチを切り換えられるまで動作しないようにすることも可能であり、誤動作や無駄な電力消費を防止することが可能である。入力ボタンやスイッチを設けるのに要するコストを削減するために、その製品がある特定の固定動作をした時でないと動作しないようにすることも可能にできる。例えば空気調和機では電源投入後の一定時間のみ動作する仕様にしておけば、ユーザーに目に見えたスイッチなどがないので触られる危険性も減り、誤った読み取り動作や書込み動作を防ぐことができコスト削減も可能である。
リーダー/ライターによる書き換え手順の一例を図3に示す。無線書換部2の無線機能部4において、リーダー/ライターが発生させる電磁波により(101)、アンテナを介して無線機能部に電力が供給される(102)。このリーダー/ライターからの電磁波には、データも含まれている。そして、無線機能部は電磁波より電流を生成すると同時にデータ成分を抜き出す。電磁波の無線帯域を用いて行う方法では、データは変調してから搬送波に乗せ送受信する。次に、リーダー/ライターからデータを受け取った無線機能部は特定の機器かどうか判断し(103)、特定の機器であればメモリ内部にある基板IDと関連するデータを送信する(104)。リーダー/ライターはそのデータを受信するまでのある一定時間は受信状態を繰り返し(105)、受信したらネットワークを通じて受信したデータをサーバに送り(106)、サーバはデータベースから故障診断、または書換に必要なデータをリーダー/ライターに送信する。そして、リーダー/ライターはサーバから受信したデータを基に基板の無線書換部2に前述した電磁波を用いデータを送信し、受信した無線機能部4はメモリ3内部のデータを書き換える(107)。書き換え後のバージョンチェックを行うための読み出しやエラーチェックなどの機能も仕様によって追加することが可能であるが図3での説明では省略してある。
空気調和機やTVなどのように個人によって設定が大きく異なる製品では、メモリ内部に個人に合わせた空調設定条件やメニューなどのデータを登録しておき、個人や部屋の形状に合わせてカスタマイズすることが可能である。また、冷暖房能力不足で空気調和機が十分機能しない場合、暫定的に保護装置が作動する限界値を所定量だけ広げて消費電力を上げるなど能力値を変更するなど、機器の機能設定データを書き換え可能とすることで、買ってすぐに買い換えなくても能力不足を解消することができる。また、家の改築やリフォームによって環境が変わる場合にも適用可能である。基板が金属筐体に覆われている製品の場合は上述した方法で対応するか、赤外線にて書き換えることも可能である。また、空気調和機などでは室内機、室外機、リモコンの内どれかの基板にリーダー/ライターで書き換えることにより、運転制御に使用する通常の通信方式を用いて書き換えモード中にそれぞれの各基板を双方に書き換えることが可能である。上述した可視光通信や筐体を用いた通信など同様にリモコンなどの基板のメモリに書き込み、室内機に通常の制御で使用する通信方式で送信し、室内機、室外機の基板のメモリを読み書きが行える。
空気調和機など基板を製品に組み込んだ後に無線などの設定をする際、データ書き込み位置をGPSや他の空気調和機とリーダー/ライター間の無線による3角法で位置を判断し、集中管理制御装置にその情報を転送することにより、設定の簡易化も可能である。例えば、ビルに空気調和機を設置し、無線や有線設定を行う場合では、IP自動割当など自動接続技術も多数ある。しかし、自動で機器と通信は確立できてもどの機器がどの位置にあるのかは機種名やIPなどからは判断できない。そこで、基板を設置する場合、製品設置時に基板のメモリ内部に携帯電話などのリーダー/ライターから位置情報と名前をデータ入力しておく。位置情報は一箇所入力すれば各製品の無線通信からTOF(Time Of Flight)や3角法などの位置検出技術により自動的に求めることもできる。
この発明の実施の形態1におけるシステム構成ブロック図である。 この発明の実施の形態1における基板回路概念図である。 この発明の実施の形態1におけるリーダー/ライターによる書き換え手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 空気調和機の室内機、 2 グリル、 3 パネル、 4 空気吸込口、 5 空気吹出口、 6 フィルタ、 7 熱交換器、 7a 前面熱交換器、 8 クロスフローファン、 9 ノズル部、 10 ボックス部、 21 フィルタ清掃装置、 21a ブラシ、 21b ダストボックス、 21c 加圧部、 21d 掻き取り板、 22 排気装置、 23 排気装置を流れる気流の方向、 31 据付板、 32 グリルの着脱機構、 41 和室の三尺間の壁面、 42 和室の三尺間の側壁、 43 和室の三尺間の四寸柱、 44 部屋の窓、 45 部屋の天井、 46 三尺間の四寸柱間の幅、 47 室内機と側壁の間の寸法、 51 赤外線センサー、 52 上下風向可変ベーン、53 左右風向可変ベーン。

Claims (9)

  1. 製品に組み込まれる電子部品を搭載した基板に、データ書換を行う無線リーダー/ライターから発信された電磁波を受けるアンテナ部と、前記アンテナ部で受けた電磁波からの電力伝搬およびデータ通信によりメモリーに書き込みを行う無線機能部と、前記製品の制御を行うマイコンとを備え、前記無線機能部および前記メモリーに格納された情報を前記マイコンへ送信する通信I/Fからなる無線書換部と前記マイコンとの接続部分に回路分離装置を備えたことを特徴とするデータ書換システム。
  2. 前記無線書換部に前記無線リーダー/ライターから送られるデータが既定のものでなければ書き込まない手段を有したことを特徴とする請求項1記載のデータ書換システム。
  3. 前記無線リーダー/ライターがネットワークに接続されている場合、前記基板から読み取った識別情報を基にサーバーから適切なデータを前記無線リーダー/ライターにダウンロードしてデータ通信により前記基板のメモリーに書き込みを行うことを特徴とする請求項1記載のデータ書換システム。
  4. 前記基板がネットワークに接続されている場合、特定の無線リーダー/ライターからのみアクセスされたとき、サーバーにデータを取りに行き、前記基板のメモリーに自動で書き換えることを特徴とする請求項1記載のデータ書換システム。
  5. 前記無線書換部が製品本体から給電される場合、前記無線書換部から接続したアンテナ部に通電して通信距離を伸ばすことを特徴とする請求項1記載のデータ書換システム。
  6. 前記無線書換部に接続する切り替え可能な複数のアンテナ部を有し、送受信周波数に対応したアンテナ部を選択することを特徴とする請求項1記載のデータ書換システム。
  7. 前記無線リーダー/ライターから前記基板までの距離が大きい場合、前記アンテナ部を前記基板とは別に配設するか、または前記無線機能部に設けた専用のI/Fを介して筐体を伝送路として用いることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のデータ書換システム。
  8. 前記無線書換部にプログラマブルアレイなどの変更可能なH/Wを有し、前記メモリーのデータを書き換えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のデータ書換システム。
  9. 製品に組み込まれる電子部品を搭載した基板に、データ書換を行うリーダー/ライターから発信された可視光を受ける受光部と、前記受光部で受けた可視光からのパルス信号によりメモリーに書き込みを行う無線機能部と、前記メモリーからのデータを取り込んで前記製品の制御を行うマイコンとを備えたことを特徴とするデータ書換システム。
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