JP2010152607A - プロセス監視装置およびプロセス監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作効率を向上することができるプロセス監視装置およびプロセス監視方法を提供すること
【解決手段】本発明にかかるプロセス監視装置10は、プロセスサイクルに含まれる各段階に対応付けられた複数のウィンドウ21、22、23、24、25と、ウィンドウを選択し、表示するための複数のアイコン201、202、203、204、205を画面に表示する表示部と、操作者からの入力を受ける入力部11と、入力部11に対する入力によって複数のアイコン201、202、203、204、205のうちから選択されたアイコンに対応するウィンドウの表示領域内にカーソルを移動して表示するように表示部に指示する表示制御部12を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロセス監視装置およびプロセス監視方法に関する。
プラントのプロセスを監視する装置には、大画面表示装置にプラントの運転計画、プロセス制御状態またはアラーム解析結果などのプロセスに関する情報のそれぞれをウィンドウとして表示するものがある。操作者は、大画面表示装置に表示された複数のウィンドウのうちから、所望のウィンドウを選択して、情報の参照または入力をするなどして、プロセスの監視を行っている。
しかし、上述のように、表示装置に複数のウィンドウが表示されている場合、操作者は、所望のウィンドウを即座に選択して操作を行いにくく、操作の効率が悪くなってしまうという問題がある。
なお、特許文献1には、大画面表示手段に表示している描画データを端末手段に供給し、大画面表示手段に表示されている画面と相似の画面を表示することにより、端末装置においてカーソル位置指定を行えるようにし、大画面表示手段の操作位置指定を容易かつ確実に行うことができる技術が開示されている。
また、特許文献2には、カーソルの制御権を切り替える手段により、大型スクリーンに表示されている監視ステーションのプロセス制御画面のうちの手元の操作監視ステーション以外の操作監視ステーションに対しても操作を行うことができる技術が開示されている。
特開平10−40065号公報 特開2004−126962号公報
背景技術として説明したように、画面に複数のウィンドウが表示されている場合、操作の効率が悪くなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、操作効率を向上することができるプロセス監視装置およびプロセス監視方法を提供することにある。
本発明の第1の態様にかかるプロセス監視装置は、プロセスサイクルに含まれる各段階に対応付けられた複数のウィンドウと、前記ウィンドウを選択し、表示するための複数のアイコンを画面に表示する表示部と、操作者からの入力を受ける入力部と、前記入力部に対する入力によって前記複数のアイコンのうちから選択されたアイコンに対応するウィンドウの表示領域内にカーソルを移動して表示するように前記表示部に指示する表示制御部を備えたものである。
また、前記アイコンは、前記プロセスサイクルに含まれる各段階のそれぞれに対応するように区画された領域のそれぞれに表示されるようにしてもよい。
さらに、前記表示制御部は、さらに前記複数のアイコンのうちから選択されたアイコンに対応するウィンドウをアクティブ表示にするように前記表示部に指示するようにしてもよい。
さらにまた、前記プロセスサイクル上の段階は、計画段階、実施・実行段階、点検・評価段階および処置・改善段階に分類されるようにしてもよい。
ここで、前記画面は、複数のディスプレイを並設して構成した画面であってもよい。
また、前記プロセス監視装置は、マークアップ言語によって記述され、前記ウィンドウの構成を示す構成情報を他の情報処理装置から取得する構成情報取得部をさらに備え、前記表示部は、前記構成情報に基づいて、前記ウィンドウを表示するようにしてもよい。
本発明の第2の態様にかかるプロセス監視方法は、プロセスサイクルに含まれる各段階に対応付けられた複数のウィンドウと、前記ウィンドウを選択し、表示するための複数のアイコンを前記画面に表示するステップと、操作者からの入力によって、前記複数のアイコンのうちから選択されたアイコンに対応するウィンドウの表示領域内にカーソルを移動して表示するステップを備えたものである。
本発明により、操作効率を向上することができるプロセス監視装置およびプロセス監視方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
ここで、発明の実施の形態の説明において、使用する用語について説明する。
PDCAとは、事業活動において、品質管理や業務改善などを行うための管理サイクルの1つである。
PDCAサイクルは、以下の4段階から構成される。
Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う。
Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する。
Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする。
図1は、本発明の実施の形態にかかるプロセス監視装置を含んだプロセスシステムの全体構成図である。
プロセスシステムは、プロセス監視装置10、大画面表示装置20、入力装置30、運転計画サーバ41、プロセス制御サーバ42、トレンドデータサーバ43、アラーム解析サーバ44、Web(World Wide Web)カメラ録画サーバ45、Webカメラ46及びプラント50を備える。
プロセス監視装置10は、操作者がプラント50におけるプロセスを監視する装置である。
大画面表示装置20は、プロセスに関する情報を含んだ複数のウィンドウを表示する。大画面表示装置20は、例えば、複数のディスプレイを並設して構成した表示装置である。
入力装置30は、操作者からの入力をプロセス監視装置10に出力する。入力装置30は、例えば、マウス等のポインティングデバイスやキーボード等である。
運転計画サーバ41は、プラント50の運転計画に関する運転計画情報を格納する。
プロセス制御サーバ42は、プラント50におけるプロセス制御を行う。また、プロセス制御サーバ42は、プロセス制御に関するプロセス制御情報を格納する。
トレンドデータサーバ43は、プラント50におけるトレンドデータを取得する。また、トレンドデータサーバ43は、取得したトレンドデータを格納する。
アラーム解析サーバ44は、プラント50において発生した異常などを示すアラーム情報をプラント50から取得し、アラーム情報を解析する処理を行う。また、アラームアラーム解析サーバ44は、アラーム情報の解析結果であるアラーム解析情報を格納する。
Webカメラ録画サーバ45は、Webカメラ46によって撮影した内容を録画した録画情報を格納する。
なお、上述の各サーバ41、42、43,44,45は、それぞれが格納する情報もしくはデータに基づいて、大画面表示装置20に表示するウィンドウ21、22、23、24、25の構成を示す構成情報を生成して、プロセス監視装置10にネットワーク61を介して送信する。
Webカメラ46は、プラント50の状況を撮影する。
プラント50は、監視対象となる工場、設備等である。
ネットワーク61、62は、インターネットやイントラネット等の任意のネットワーク通信手段である。
続いて、本発明の実施の形態にかかるプロセス監視装置について説明する。図2は、本発明の実施の形態にかかるプロセス監視装置のブロック図である。
プロセス監視装置10は、PC(Personal Computer)やサーバ等の情報処理装置であり、任意のOS(Operating System)やアプリケーションを実行可能である。プロセス監視装置10は、入力部11、表示制御部12、表示処理部13、構成情報取得部14、運転計画アプリケーション111、SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)アプリケーション112、トレンドアプリケーション113、アラーム解析アプリケーション114及びWebアプリケーション115を有する。
入力部11は、入力装置30からの入力を処理する。
表示制御部12は、大画面表示装置20に表示するウィンドウ21、22、23、24、25やカーソル29の表示を制御する。
表示処理部13は、大画面表示装置20にウィンドウ21、22、23、24、25やカーソル29を表示する処理を行う。なお、表示処理部13は、ウィンドウ21、22、23、24、25をアプリケーション111、112、113、114、115から出力された情報に基づいて表示する。
構成情報取得部14は、各サーバ41、42、43、44、45から送信されたウィンドウの構成を示す構成情報を、ネットワーク61を介して取得する。構成情報取得部14は、取得した構成情報を各アプリケーション111、112、113、114、115に出力する処理を行う。
運転計画ウィンドウ21は、プラント50の運転計画を表示するとともに、運転計画を入力することができるウィンドウである。運転計画ウィンドウ21は、PDCAサイクル上のPlan(計画)段階に関連付けられたウィンドウである。
SCADAウィンドウ22は、操作者がプラント50のプロセス制御状態を表示するとともに、プロセス制御を行うことができるウィンドウである。SCADAウィンドウ22は、PDCAサイクル上のDo(実施・実行)段階に関連付けられたウィンドウである。
トレンドウィンドウ23は、トレンドを表示するウィンドウである。
アラーム解析ウィンドウ24は、アラーム解析結果を表示するウィンドウである。トレンドウィンドウ23及びアラーム解析ウィンドウ24は、PDCAサイクル上のCheck(点検・評価)段階に関連付けられたウィンドウである。
Webカメラウィンドウ25は、Webカメラ46によって、録画や撮影がされている映像を表示するウィンドウである。Webカメラウィンドウ25は、PDCAサイクル上のAct(処置・改善)段階に関連付けられたウィンドウである。
このように、各ウィンドウ21、22、23、24、25は、表示や操作をすることができる内容に従って、PDCAサイクル上の段階のそれぞれに関連付けられる。
カーソル29は、操作者が画面のうちの所望の操作対象を指定することができるインタフェースである。カーソル29は、例えば、マウスカーソルである。
運転計画アプリケーション111は、運転計画サーバ41から取得した構成情報に基づいて、運転計画ウィンドウ21を表示する情報を表示処理部13に出力する。
SCADAアプリケーション112は、プロセス制御サーバ42から取得した構成情報に基づいて、SCADAウィンドウ22を表示する情報を表示処理部13に出力する。
トレンドアプリケーション113は、トレンドデータサーバ43から取得した構成情報に基ついて、トレンドウィンドウ23を表示する情報を表示処理部13に出力する。
アラーム解析アプリケーション114は、アラーム解析サーバ44から取得した構成情報に基づいて、アラーム解析ウィンドウ24を表示する情報を表示処理部13に出力する。
Webカメラアプリケーション115は、Webカメラ録画サーバ45から取得した構成情報に基づいて、Webカメラウィンドウ25を表示する情報を表示処理部13に出力する。
上述のように、プロセス制御やトレンドデータの取得といったプラントに対する処理は、各サーバ41、42、43,44,45側によって行われており、プロセス監視装置10は、画面表示に関する情報を取得して表示する、いわゆるシンクライアントの形態をとっている。つまり、各アプリケーション111、112、113、114、115は、主にウィンドウを表示する処理を行う。なお、表示処理部およびアプリケーションは、表示部として機能する。
ここで、構成情報は、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)、XHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)、SGML(Standard Generalized Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)のようなメタ言語などのマークアップ言語によって記述される。例えば、上述のアプリケーションは、ブラウザの機能を含み、もしくはブラウザの機能を利用する等によって、HTMLによって記述された構成情報を取得してウィンドウ表示を行う。
続いて、本発明の実施の形態にかかるプロセス監視装置の処理について説明する。図3は、本発明の実施の形態にかかるプロセス監視装置の処理を示すフローチャートである。また、図4に、本発明の実施の形態にかかる画面表示の遷移図を、図5に、本発明の実施の形態にかかるウィンドウ選択画像の遷移図を示す。
なお、大画面表示装置20には、始めに図4(a)に示すようにウィンドウ及びカーソルが表示されているものとする。
まず、操作者は、大画面表示装置20に表示されているウィンドウ21、22、23、24、25のうちから、いずれかのウィンドウを選択してアクティブ表示にしたい場合、入力装置30にウィンドウ選択を行う旨の選択開始入力を行う。
入力装置30から入力を受けた入力部11は、入力に応じて選択開始要求を表示制御部12に出力する。そして、表示制御部12は、入力部12から出力された選択開始要求を取得し、これに応じて、ウィンドウ選択画像200を表示するように指示する表示要求を表示処理部13に出力する。表示処理部13は、表示制御部12から出力された表示要求を取得し、これに応じて、図4(b)に示すように、ウィンドウ選択画像200を表示する(S301)。
なお、選択開始入力は、任意の方式に決定することができ、どのような入力方式であってもよい。例えば、WINDOWS(登録商標)のフリップ機能のように、Alt+Tabキーを入力することによって、ウィンドウ選択画面200を表示させる。
また、図5(a)にステップS301において表示されるウィンドウ選択画面200を示す。
ウィンドウ選択画像200は、大画面表示装置20に表示される各ウィンドウ21、22、23、24、25を示す画像であるアイコン201、202、203、204、205を含む。
運転計画アイコン201は、運転計画ウィンドウ21を示す画像である。
SCADAアイコン202は、SCADAウィンドウ22を示す画像である。
トレンドアイコン203は、トレンドウィンドウ23を示す画像である。
アラーム解析アイコン204は、アラーム解析ウィンドウ24を示す画像である。
Webカメラアイコン205は、Webカメラウィンドウ25を示す画像である。
選択カーソル210は、選択されているアイコンを示す。図5(a)は、運転計画アイコン201が選択されている状態である。なお、選択されているアイコンを示す選択表示は、選択されているアイコンを識別できるものであれば、本実施の形態に例示した表示に限られない。例えば、選択されているアイコンの色を反転表示してもよい。
ここで、ウィンドウ選択画像200は、PDCAサイクルにおける各段階に対応するように領域が分かれている。各アイコン21、22、23、24、25は、それぞれのアイコンに対応するウィンドウが関連付けられたPDCAサイクル上の段階に対応する領域内に表示される。
操作者は、ウィンドウ選択画像200に表示されているアイコンから所望のアイコンを選択することによって、選択したアイコンに対応するウィンドウをアクティブ表示にすることができる。
なお、ウィンドウ選択画像200は、予め画面の任意の場所に表示されているようにしてもよい。
また、ウィンドウを示す画像は、対応するウィンドウを示す画像であればどのようなものであってもよい。例えば、ウィンドウを示す画像をサムネイルによって表示したサムネイルアイコンとしてもよく、WINDOWS(登録商標)のフリップ3D機能のように、ウィンドウを示す画像を3Dによって表示した3Dアイコンとしてもよい。また、WINDOWS(登録商標)のフリップ機能のように、選択表示されていうアイコンに対応するウィンドウの名称を表示してもよい。
次に、操作者は、現在選択表示となっているアイコンと異なるアイコンに対応するウィンドウを選択したい場合、入力装置30にウィンドウを選択する選択入力を行う。
入力装置30から入力を受けた入力部11は、入力された選択要求を表示制御部12に出力する。そして、表示制御部12は、入力部12から出力された選択要求を取得し、これに応じて、選択カーソル210を移動して表示するように指示する選択要求を表示処理部13に出力する。表示処理部13は、表示制御部12から出力された選択要求を取得し、これに応じて、選択カーソル210を次に選択表示にするアイコンに移動して表示する(S302、S303)。つまり、選択入力が行われることによって、選択表示にするアイコンを順次切り替えていく。
本実施の形態では、選択入力が行われると、運転計画アイコン201、SCADAアイコン202、トレンドアイコン203、アラーム解析アイコン204、Webカメラアイコン205のPDCAサイクルの順番に選択カーソル210を移動する。よって、2回の選択入力を行うと、ウィンドウ選択画像200は、図5(b)に示す表示となる。
なお、選択入力は、任意の方式に決定することができ、どのような入力方式であってもよい。例えば、WINDOWS(登録商標)のフリップ機能のように、Altキーを押下したまま、Tabキーを入力することによって、選択表示を移動させる。
次に、図5(b)に示す状態において、現在選択しているトレンドアイコン203に対応するトレンドウィンドウ23をアクティブにしたい場合、入力装置30に現在の選択を確定する選択確定入力を行う。
入力装置30から入力を受けた入力部11は、入力された選択確定要求を表示制御部12に出力する。そして、表示制御部12は、入力部12から出力された選択確定要求を取得し、これに応じて、選択されているアイコンに対応するウィンドウをアクティブ表示にするように表示処理部13に指示するアクティブ表示要求を表示処理部13に出力する。表示処理部13は、表示制御部12から出力されたアクティブ表示要求を取得し、これに応じて、図4(c)に示すように、トレンドウィンドウ23をアクティブ表示にする(S305、S306)。また、表示処理部13は、アクティブ表示にしたウィンドウの表示領域内に、カーソル29を移動して表示する(S305)。
なお、選択確定入力は、任意の方式に決定することができ、どのような入力方式であってもよい。また、入力でなくてもよい。例えば、WINDOWS(登録商標)のフリップ機能のように、Altキーの押下を解除することにより、ウィンドウの選択を確定させる。
以上のように、本実施の形態によれば、ウィンドウのそれぞれを示すアイコンのうちから選択されたアイコンに対応するウィンドウの表示領域内にカーソルを移動して表示するため、カーソルの移動を手動によって行う必要がなくなり、効率の良い操作を実現することができる。また、本実施の形態のように、大画面表示装置であれば、カーソルの長距離移動を手動によって行う必要がなくなるため、より効率の良い操作を実現することができる。
その他に、PDCAサイクル上の段階のそれぞれに対応するように区画された領域にアイコンを表示することによって、アイコンの表示のみでなく、さらにPDCAサイクル上の段階によって選択するウィンドウを判断することができるため、所望のウィンドウを即座に選択することができる。
また、プロセス監視においては、Plan(計画)段階に対応する運転計画は管理者、Check(点検・評価)段階に対応するアラーム解析結果はエンジニアといったように、職層によって操作対象となる情報が分かれているものである。しかし、1人の操作者がプロセス監視の各職層における作業を行う、いわゆるワンマンオペレーションであっても、PDCAサイクル上の段階によって選択するウィンドウを判断することができるため、職層に従ったオペレーションを容易に実行することができる。つまり、特許文献1、2に開示されているように複数の端末装置により構成することなく、1台の表示装置と、1台の情報処理装置により、プロセス監視を行うことができる。
さらに、ウィンドウの構成を示す構成情報を他の情報処理装置から取得する、シンクライアントの形態をとっているため、負荷を軽減することができる。例えば、プロセス監視装置が、1台のPCにより構成されている場合であっても、多数のアプリケーションを動作させて、それぞれに対応するウィンドウを表示することができる。
以上に説明した本発明にかかるプロセス監視装置は、上述の実施の形態の機能を実現するプログラムもしくは上述したようなアプリケーションのプログラムを記憶した記憶媒体をシステムもしくは装置に供給し、システムあるいは装置の有するコンピュータ又はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)がこれらのプログラムを実行することによって、構成することが可能である。
ここで、図6を用いて、上述したようなアプリケーションのプログラムを実装する方法の一例を説明する。
上述したようなアプリケーションのプログラムを装置などに実装する場合、これらのアプリケーションのプログラムファイルの属性に、予めPDCAサイクル上のいずれかの段階を示す属性情報を設定しておくようにする。表示制御部12は、これらのアプリケーションのプログラムをロードして実行する場合に、プログラムファイルの属性を読み込んで属性情報を取得する。表示制御部12は、取得した属性情報を各アプリケーションやそのウィンドウ等を示す情報と関連付けたPDCA関連付け情報を記憶手段80に記憶しておく。記憶手段80は、例えば、メモリやHDD(Hard Disk Drive)等により構成される。
そして、表示制御部12は、表示処理部13にウィンドウ選択画像の表示を指示するときに、記憶手段80からPDCA関連付け情報を取得する。これにより、表示制御部12は、取得したPDCA関連付け情報に基づいて、各ウィンドウに対応したアイコンを、ウィンドウ選択画像のPDCAサイクル上のそれぞれの段階に対応する領域のうちのどの領域に表示すればよいかも、ウィンドウ選択画像の表示とともに表示処理部13に指示することができる。なお、表示処理部13がウィンドウ選択画像の表示の指示を受けたときに、記憶手段80からPDCA関連付け情報を取得して、ウィンドウ選択画像のPDCAサイクル上のそれぞれの段階に対応する領域のうちのどの領域に、どのアイコンを表示すればよいかを判断するようにしてもよい。
また、これらのプログラムは様々な種類の記憶媒体に格納することが可能であり、通信媒体を介して伝達されることが可能である。ここで、記憶媒体には、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disk)、ROM(Read Only Memory)カートリッジ、バッテリバックアップ付きRAM(Random Access Memory)メモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジを含む。また、通信媒体には、電話回線の有線通信媒体、マイクロ波回線の無線通信媒体を含み、インターネット(登録商標)も含まれる。
また、コンピュータが上述の実施の形態の機能を実現するプログラムもしくは上述したようなアプリケーションのプログラムを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現されるだけではなく、このプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)もしくはアプリケーションソフトと共同して上述の実施の形態の機能が実現される場合も、発明の実施の形態に含まれる。
さらに、これらのプログラムの処理の全てもしくは一部がコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットにより行われて上述の実施の形態の機能が実現される場合も、発明の実施の形態に含まれる。
本発明の実施の形態にかかるプロセス監視装置を含んだプロセスシステムの全体構成図である。 本発明の実施の形態にかかるプロセス監視装置のブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるプロセス監視装置の処理を示すフローチャートである 本発明の実施の形態にかかる画面表示の遷移図である。 本発明の実施の形態にかかるウィンドウ選択画像の遷移図である。 本発明の実施の形態にかかるアプリケーションのプログラムを実装する方法の一例を説明する図である。
符号の説明
10 プロセス監視装置
11 入力部
12 表示制御部
13 表示処理部
14 構成情報取得部
20 大画面表示装置
21、22、23、24、25 ウィンドウ
30 入力装置
41 運転計画サーバ
42 プロセス制御サーバ
43 トレンドデータサーバ
44 アラーム解析サーバ
45 Webカメラ録画サーバ
46 Webカメラ
50 プラント
61、62 ネットワーク
80 記憶手段
111、112、113、114、115 アプリケーション
200 ウィンドウ選択画像
201、202、203、204、205 アイコン
210 選択カーソル

Claims (7)

  1. プロセスサイクルに含まれる各段階に対応付けられた複数のウィンドウと、前記ウィンドウを選択し、表示するための複数のアイコンを画面に表示する表示部と、
    操作者からの入力を受ける入力部と、
    前記入力部に対する入力によって前記複数のアイコンのうちから選択されたアイコンに対応するウィンドウの表示領域内にカーソルを移動して表示するように前記表示部に指示する表示制御部を備えたプロセス監視装置。
  2. 前記アイコンは、前記プロセスサイクルに含まれる各段階のそれぞれに対応するように区画された領域のそれぞれに表示される請求項1に記載のプロセス監視装置。
  3. 前記表示制御部は、さらに前記複数のアイコンのうちから選択されたアイコンに対応するウィンドウをアクティブ表示にするように前記表示部に指示する請求項1又は2に記載のプロセス監視装置。
  4. 前記プロセスサイクル上の段階は、計画段階、実施・実行段階、点検・評価段階および処置・改善段階に分類されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプロセス監視装置。
  5. 前記画面は、複数のディスプレイを並設して構成した画面である請求項1乃至4のいずれかに記載のプロセス監視装置。
  6. 前記プロセス監視装置は、マークアップ言語によって記述され、前記ウィンドウの構成を示す構成情報を他の情報処理装置から取得する構成情報取得部をさらに備え、
    前記表示部は、前記構成情報に基づいて、前記ウィンドウを表示する請求項1乃至5のいずれかに記載のプロセス監視装置。
  7. プロセスサイクルに含まれる各段階に対応付けられた複数のウィンドウと、前記ウィンドウを選択し、表示するための複数のアイコンを前記画面に表示するステップと、
    操作者からの入力によって、前記複数のアイコンのうちから選択されたアイコンに対応するウィンドウの表示領域内にカーソルを移動して表示するステップを備えたプロセス監視方法。
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