JP2010152442A - 盗難防止用ケース及び盗難防止装置 - Google Patents

盗難防止用ケース及び盗難防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】収納する記録媒体商品のサイズが異なっても、不正に記録媒体商品が取り出されたことを検知する盗難防止用ケースを提供することを目的とする。
【解決手段】記録媒体商品4を出し入れ可能な開口部6Gが表面側又は裏面側に形成され、該記録媒体商品4の側面を覆う外周壁を備えるケース本体6と、前記記録媒体商品4を係止する係止部材3と、前記ケース本体6内面に接当した状態に収容され、前記係止部材3と一体的に連動される盗難防止装置2とからなり、前記盗難防止装置2が、前記係止部材3の移動に連動することによる盗難防止装置2自身と前記ケース本体6内面との離間を検知する離間検知手段9と、前記離間検知手段9によって離間が検知された場合に発報する発報手段10とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体が収納された記録媒体商品が販売店やレンタル店から不正に持ち出されることを防止するための盗難防止用ケース及び盗難防止装置に関するものである。
従来、CDやDVD等の記録媒体が収納された記録媒体商品が販売店やレンタル店等から不正に持ち出されることを防止するために、透明なケース本体内に記録媒体商品と防犯タグを収納し、係止片を備えたロック機構でケース本体に収納された記録媒体商品が取り出せないようにしている。そして、この防犯タグを収納したケース本体が、防犯ゲートを通過すると、該防犯ゲートがケース本体内の防犯タグを検知し、発報動作を行っている。
また、特開2001−134857号公報には、CDやDVD等の記録媒体商品を収納する収納部に記録媒体商品が収納されているか否かを検出し、収納されていないときには警報を発すると共に、LEDを発光させる盗難防止装置が記載されている。
この盗難防止装置の本体部には、記録媒体商品を収納部に収納した場合に、記録媒体商品に接当する面のほぼ中央にレバースイッチが設けられている。このレバースイッチは、バネによって適宜の傾斜角度になるように起頭するように構成されている。記録媒体商品が収納されている場合には、このレバースイッチは記録媒体商品に接当して本体部内に傾倒した状態となる。一方、記録媒体商品が収納されていない場合には、バネによってレバースイッチが起頭したままの状態となる。そして、レバースイッチの起頭と傾倒とを検出することで、記録媒体商品が収納されているか否かを検出し、盗難防止装置から記録媒体商品が不正に取り出されたときには警報動作や発光動作を行い、店員等に不正行為が行われたことを報知している。
特開2001−134857号公報
しかしながら、CD、DVD、ゲームソフトウエアの販売店やレンタル店は、店舗が大型化するとともに、人件費抑制のために店員を少なくする傾向にある。つまり、店員一人当たりの店舗面積は広くなる傾向が多く、店員の目が行き届きにくく死角が多くなり、このような死角において、ドライバー等の汎用な工具で記録媒体商品を収納しているケースを破壊し、記録媒体商品のみを不正に取り出すことが可能であった。
一方、特許文献1記載の盗難防止装置では、収納部から記録媒体商品が不正に取り出されるとレバースイッチが傾倒している状態から起頭している状態になり、警報動作や発光動作を行い、店員等に不正行為が発生したことを報知できるものの、記録媒体商品を盗難防止装置に収納した状態において、盗難防止装置のレバースイッチと記録媒体商品とが接当し、該レバースイッチの傾倒状態を維持する必要性があった。つまり、記録媒体商品のサイズに対応させて、盗難防止装置のサイズを設計しなければならない。換言すれば記録媒体商品のサイズが変わると、従来の盗難防止装置では対応できず、新たなサイズに対応した盗難防止装置を製造しなければならず、店舗等では新たなサイズの盗難防止装置を購入する必要性があった。
また、記録媒体商品のサイズは、CD、DVD、ゲームソフトウエア等によって縦、横、高さの規格が異なっているだけでなく、その発売時期やゲームのハードウエア等の違いによってサイズが異なっている。より詳述すると、DVDの収納ケースとして使用されているトールサイズと称されるケースでも、発売当初に比べて現在のケースの方が小さくなっている。また、ゲームソフトウエアの収納ケースの場合では、ゲームのハードウエアのメーカの違いによってケースの規格が異なるだけでなく、同一メーカであっても機種等の違いによってサイズの規格が異なっている。したがって、特許文献1記載の盗難防止装置では、記録媒体商品のサイズに対応して多種多様なサイズの盗難防止装置を購入する必要性があった。さらに、既に使用されなくなったサイズの記録媒体商品に対応した盗難防止装置は、他のサイズの記録媒体商品に使用することができなかった。
本発明は、係る問題に鑑み、収納する記録媒体商品のサイズが異なったとしても、不正に記録媒体商品が取り出されたことを検知する盗難防止用ケースを提供することを目的とする。
本発明に係る盗難防止用ケースは、記録媒体商品を出し入れ可能な開口部が表面側又は裏面側に形成され、該記録媒体商品の側面を覆う外周壁を備えるケース本体と、前記記録媒体商品を係止する係止部材と、前記ケース本体内面に接当した状態に収容され、前記係止部材と一体的に連動される盗難防止装置とからなり、前記盗難防止装置が、前記係止部材の移動に連動することによる盗難防止装置自身と前記ケース本体内面との離間を検知する離間検知手段と、前記離間検知手段によって離間が検知された場合に発報する発報手段とを備えることを特徴とする。
したがって、ケース本体から記録媒体商品を取り出そうとすると、盗難防止装置とケース本体内面とが離間する。そして、盗難防止装置がこの離間を検知することにより発報動作を行い、不正な取り出しが行われたことを店員等に知らせることができる。
また、前記離間検知手段は、前記ケース本体内面から離間した際に付勢力により前記盗難防止装置の接当部分から突出する突出部からなる離間検知センサーを設けてもよい。
さらに、前記離間検知センサーを、前記ケース本体の開口部とは反対側の裏面側又は表面側の底板内面に前記突出部が当たる位置に設けてもよい。
また、前記盗難防止装置が、前記発報手段による発報を解除するケース外の解除装置への近接を検知する近接検知手段、及び該近接検知手段と前記離間検知手段からの信号に基づき、発報を制御する発報制御手段を更に備えてもよい。
また、前記係止部材を、前記ケース本体の開口部のほぼ全面を覆う部材から構成してもよい。
前記盗難防止装置が、前記係止部材を係止する係止部を更に備えてもよい。
また、前記盗難防止装置が、前記係止部材と一体に構成してもよい。
以上にしてなる本発明に係る盗難防止用ケースは、記録媒体商品と、記録媒体商品を係止する係止部材と、係止部材の移動に連動する盗難防止装置とをケース本体に収納する。そして、盗難防止装置は、ケース本体の内面からの離間を検知する離間検知手段を備えている。つまり、ケース本体から記録媒体商品を取り出す際には、記録媒体商品と共に該記録媒体商品を係止する係止部材が連動して移動する。この移動によって、係止部材と盗難防止装置とが連動して移動し、ケース本体と盗難防止装置とが離間し、盗難防止装置がこの離間を検知して発報動作を行う。このように、本発明は、盗難防止用ケースに記録媒体商品が収納されているか否かを直接検知するのではなく、記録媒体商品の取り出し行為が行われたか否かを検知するので、記録媒体商品のサイズの変更などがあったとしても、新しいサイズに合った盗難防止用ケースを必要とせず、既存の盗難防止用ケースを使用することができる。
また、ケース本体内面から離間した際に付勢力により前記盗難防止装置の接当部分から突出する突出部からなる離間検知センサーから離間検知手段を構成しているので、突出部の突出の有無によってケース本体内面からの離間を検知できる。また、バネ等の付勢力によって突出部を突出させるので、電力を消費することもなく、電池等の電力供給部の消費を少なくできる。
さらに、離間検知センサーを、前記ケース本体の開口部とは反対側の裏面側又は表面側の底板内面に前記突出部が当たる位置に設けているので、突出部材とケース本体の内面との間に金属片等を挿入させて突出部材の突出を強制的に抑止するという不正行為を阻止できる。したがって、ケース本体からの不正な取り出し行為を、より確実に検知することができる。
また、盗難防止装置は、前記発報手段による発報を解除するケース外の解除装置への近接を検知する近接検知手段、及び前記近接検知手段と前記離間検知手段からの信号に基づき、発報を制御する発報制御手段を更に備えているので、解除装置を用いてケース本体から記録媒体商品を取り出した際には発報動作を行わず、解除装置を用いず不正にケース本体から記録媒体商品を取り出した際には発報動作を行うように制御することが可能である。
さらに、係止部材は、前記ケース本体の開口部のほぼ全面を覆っているので、ケース本体内に記録媒体商品が収納可能であれば、どのようなサイズの記録媒体商品であっても係止でき、不正な取り出しを検知することができる。
また、盗難防止装置は、前記係止部材を係止する係止部を備えているので、係止部材に盗難防止装置を取り付けることができる。したがって、既存の盗難防止用ケースに対して、盗難防止装置を後から購入して取り付けることもできる。
また、盗難防止装置と係止部材とを一体にして構成しているので、記録媒体商品の収納作業の際に、係止部材に盗難防止装置を取り付ける作業をする必要性が無く作業効率を高めることができる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、盗難防止用ケースについて説明図であり、図2は盗難防止用ケースに記録媒体商品を収納したときの斜視図であり、図3は盗難防止装置の正面図及び斜視図であり、図4は盗難防止用ケースの部分断面図である。
盗難防止用ケース1は、盗難防止装置2、係止部材3、ケース本体6とからなり、ケース本体6に記録媒体商品4と、防犯タグ5と、前記盗難防止装置2と、前記係止部材3とが収納される。
前記記録媒体商品4は、プログラムが記録された記録媒体、CD、DVD、Blueray Disc(登録商標)等の記録媒体が収納されたものである。図1等では記録媒体商品4は、扁平で矩形のケースに記録媒体が収納されているが、これに限定されるものではなく、ケース本体6に収納し係止部材3によってケース本体6から取り出し不可能であれば他の形状であってもよい。
前記ケース本体6は、前記記録媒体商品4の裏面に接当する矩形状(図では長方形であるが正方形でもよいし、楕円形等でもよい。)の底板6Aと、この底板6Aの外周縁から前側に向けて延出された上下壁6B,6C及び左右壁6D,6Eとからなり、これらが透明な合成樹脂(他の材料でもよい)により一体形成されている。そして、前記ケース本体6の表面(前面)側に形成された開口部6Gを通して前記記録媒体商品4の出し入れを行うようにしている。図に示す6Fは、図2に示すように、記録媒体商品4又は係止部材3の下部前面の所定の領域に接当支持する支持部材であり、前記下壁6Cの前端から内方側に所定の長さ延出している板状の部材である。なお、前記下壁6Cと左壁6Dとのコーナー部、及び下壁6Cと右壁6Eとのコーナー部に、記録媒体商品4又は係止部材3の下部前面に接当するコーナー支持部材を設けてもよい。また、開口6aは、前記底板6Aに形成され、前記記録媒体商品4をケース本体6から取り出し易いように指を入れて該記録媒体商品4を押し出すために設けられたものであり、無くてもよい。
なお、ケース本体6は透明な材から構成した方が記録媒体商品4のパッケージを視認し易く好ましいが、半透明の材から構成してもよい。また、意図的に記録媒体商品4のパッケージを視認不可能にするために透過性の低い又は透過性の無い材から構成してもよい。
また、ケース本体6の上壁6Bにはロック機構7を備えている。このロック機構7は、ケース本体6に収納された記録媒体商品4及び前記係止部材3の取り出しを阻止する機構である。
例えば、ロック機構7は、図1に示すように、前記係止部材3の前板3Aの上部に接当し、かつ左右方向にスライド可能な板材7Aと、前記板材7Aの左右方向へのスライドを案内する案内部材7Bと、前記板材7Aが案内部材7Bの左側端に移動したときに前記板材7Aを固定するロック手段(図示しない)とから構成されている。このロック機構7は、収納された記録媒体商品4がケース本体6からの取り出しを阻止するものであればよく、図2に示すように、板材7Aが係止部材3に接当して記録媒体商品4の取り出しを阻止してもよいし、図9(a)に示すように、板材7Aが記録媒体商品4に直接接当して該記録媒体商品4の取り出しを阻止してもよい。また、前記ロック手段は、前記案内部材7Bの左端に前記板材7Aが移動したときに固定可能であればどのような機構であってもよい。また、前記ロック機構7は、上壁6Bに設ける他、左壁6Dや右壁6Eに設けてもよいが、前記支持部材6Fとロック機構7とを対向する壁に備えた方が、より強固に記録媒体商品4の取り出しを阻止できる。
前記係止部材3は、記録媒体商品4を係止してケース本体6からの離脱を阻止するものである。そして、図2に示すように、ケース本体6に記録媒体商品4が収納された状態から該記録媒体商品4を取り出すときには、係止部材3は該記録媒体商品4の移動に連動する。
具体的には、図1に示すように、係止部材3は、ケース本体6の前面より小さい大きさの前板3Aと、該前板3Aの上端から背面側(底板6A側)に延出した上板3B及び下端から背面側(底板6A側)に延出した下板3Cとによって構成される。また、図2に示すように、ケース本体6に収納した場合、該係止部材3の前板3Aがケース本体6の開口部6Gのほぼ全てを覆う。
係止部材3は、透明な合成樹脂等により一体形成されているが、ケース本体6と同様に、半透明な材や、透過性の低い又は透過性の無い材から構成してもよい。
前記防犯タグ5は、前記記録媒体商品4とともに前記ケース本体6に収納されるものであり、透明なフィルム状の共振タグである。防犯タグ5は、店舗の出入口などに設けている送信アンテナと受信アンテナ等からなるゲートを通過することにより、電波吸収が行われ、そのことを店員等に報知して、盗難防止を図ることができるようにしている。
なお、図1等では防犯タグ5は、ケース本体6の底板6Aのほぼ全ての内面を覆っているが、一部だけを覆ってもよいし、上壁6B、下壁6C、左壁6D、右壁6Eなどの内面の一部又は全部を覆ってもよい。
また、防犯タグ5は、共振タグの他に、ICタグなどであってもよく、小さなものであればケース本体6内に埋設し一体にしてもよい。
記録媒体商品4をケース本体6に収納するには、予め防犯タグ5をケース本体6に収納し、盗難防止装置2を取り付けた係止部材3の前板3Aと記録媒体商品4の前面4Aが対向するように覆い、係止部材3の下板3Cをケース本体6の下壁6C側に挿入し、該下板3Cを中心に回動させて記録媒体商品4をケース本体6に収納し、ロック機構7の板材7Aを左側にスライドさせ固定する。
前記盗難防止装置2は、図1や図2に示すように、係止部材3と連動して移動するものである。盗難防止装置2は、図3に示すように、盗難防止装置2とケース本体6との離間を検知する離間検知手段9と、離間が検知された場合に発報する発報手段10A,10Bと、前記発報手段10A,10B等に電力を供給する電力供給部12と、解除装置(図示せず)が近接したことを検知する近接検知手段11とを盗難防止装置本体8内部に備えている。また、前記係止部材3に係止する係止部13を備え、係止片14と盗難防止装置本体8とで係止部材3の端部を挟持し、係止部材3と連動して移動可能にしている。盗難防止装置2と係止部材3との係止状態を解除するには、両者が係止した状態から盗難防止装置2を右方側に移動する。なお、図3で示した係止片14は、1枚の係止片から構成されているが、複数の係止片14から構成することもできる。
前記離間検知手段9は離間検知センサーを備え、ケース本体6の内面から盗難防止装置2が離間したことを該離間検知センサーが検知する。
前記離間検知センサーは、図3に示すように、盗難防止装置本体8から突出する突出部材15と、該突出部材15に付勢力を与えるバネ16、該突出部材15の盗難防止装置本体8からの突出を検知する突出検知部17等から構成される。
前記突出部材15は、盗難防止装置本体8内に収納可能に設けられ、バネ16の付勢力により該盗難防止装置本体8の底面8Aから突出可能であり、ケース本体6に盗難防止装置2が収納された場合、ケース本体6の底板6Aと突出部材15の先端15Aとが接当し、盗難防止装置本体8の内部に突出部材15が挿入される。
突出検知部17は、スイッチ等から構成され、突出部材15が盗難防止装置本体8から突出している突出状態であるか、盗難防止装置本体8内部に収納されている収納状態であるかを、カム18介して検知し、状態が切り替わったときには後述する発報制御手段19に信号を出力する。
例えば、突出状態から収納状態に切り替わったときには収納検知信号を出力し、収納状態から突出状態に切り替わったときには離間検知信号を出力する。
図4(a)は、盗難防止装置2及び記録媒体商品4がケース本体6に収納されている状態の断面図であり、盗難防止装置本体8の底面8A及び突出部材15の先端15Aとがケース本体6の底板6Aの内面に接当し、突出部材15の全体が盗難防止装置本体8の内部に挿入されている。一方、図4(b)は、盗難防止装置2及び記録媒体商品4がケース本体6の前方に離脱している状態の断面図であり、盗難防止装置本体8の底面8Aとケース本体6の底板6Aの内面とが離間している。そして、前記バネ16の付勢力により突出部材15の先端15Aと該底板6Aとは接当した状態を維持し、突出部材15の一部が盗難防止装置本体8から突出している。
なお、本実施例では、ケース本体6内に防犯タグ5を収納した後に、記録媒体商品4と盗難防止装置2と係止部材3とを収納している。したがって、盗難防止装置本体8の底面8A及び突出部材15の先端15Aとは、防犯タグ5を介してケース本体6の底板6Aに接当しているが、防犯タグ5の形状を小さく構成して突出部材15の先端15Aと底板6Aとが直接接当してもよく、又、盗難防止装置本体8の底面8Aと底板6Aとが直接接当してもよい。
本実施例では、前記突出部材15の先端15Aとケース本体6の底板6Aの内面とが接当し、突出部材15が盗難防止装置本体8の内部に挿入及び突出可能にしているが、底板6A以外の他の内面と接当してもよい。例えば、盗難防止装置本体8の下側面8Bや、図4に示すように右側面8Cに突出部材を備えさせることも可能である。
例えば、盗難防止装置本体8の右側面8Cに突出部材15を設け、その先端15Aとケース本体6の右壁6Eの内面とが接当するように構成した場合、記録媒体商品4をケース本体6から取り出したときに該突出部材15が盗難防止装置本体8から突出し、ケース本体6の内面からの離間を検知するように構成することもできる。しかし、盗難防止装置本体8の右側面8Cに突出部材15を設けた場合、盗難防止装置本体8の右側面8Cとケース本体6の右壁6Eとの間にカッターナイフ等の薄い金属片を挿入し、該金属片で突出部材15の突出を防ぐことができる。つまり、ロック機構7を破壊した後に、金属片を突出部材15に接当させ、盗難防止装置本体8内部に収納した状態を維持したまま記録媒体商品4を取り出すことも可能であり、不正に記録媒体商品4が取り出される可能性がある。
また、盗難防止装置本体8の下側面8Bに突出部材15を備えさせ、ケース本体6の下壁6Cの内面と接当させた場合も、前記支持部材6Fがコーナー部分だけに設けているときには、該下側面8Bと該下壁6Cとの間にカッターナイフ等の金属片を挿入することが可能となる。一方、図1や図2に示すように、左壁6Dから右壁6Eに渡って下壁6Cの上端から内方側に所定の長さ延出するように支持部材6Fが構成されているときには、該支持部材6Fによって下側面8Bと下壁6Cとの隙間が完全に覆われ、カッターナイフ等の金属片の挿入が不可能となり、記録媒体商品4の不正な取り出しを確実に検知できる。
ただし、図1や図2に示すように、盗難防止装置2を係止部材3に係止させた状態で、該係止部材3と前記下側面8Bとが接当する場合、前記下側面8Bに設けられた突出部材15は盗難防止装置本体8内に挿入された状態を維持するので、ケース本体6内面からの離間を検知することができない。したがって、盗難防止装置本体8の下側面8Bに突出部材15を設けるときには、該下側面8Bと係止部材3とが接当せず、突出部材15と下壁6Cとが直接接当する、又は突出部材15と下壁6Cとが防犯タグ5等の係止部材3以外の部材を介して接当しなければならない。
一方、上述したように、盗難防止装置本体8の底面8Aに突出部材15を備え、該突出部材15がケース本体6の底板6Aの内面に接当するようにした場合、カッターナイフ等の部材によって突出部材15の突出を阻止することが不可能であり、ケース本体6内面からの離間を確実に検知することが可能である。つまり、前記ケース本体6の支持部材6Fの形状にかかわらず、ケース本体6内面からの離間を検知するには、本体8の底面8Aと突出部材15とが直接又は間接的に接当することが最も好ましい。
さらに、後述する図7や図8で示す係止部材3に、図1や図2で示した盗難防止装置2を係止させる場合、前記下側面8Bに突出部材15を設けたときは、該突出部材15とケース本体6の内面とが接当しないため、記録媒体商品4の不正な取り出しを検知できない。一方、盗難防止装置本体8の底面8Aに突出部材15を設けたときは、該突出部材15は底板6Aと接当するので、記録媒体商品4の不正な取り出しが行われると、盗難防止装置本体8内部に挿入されていた突出部材15が突出し、盗難防止装置本体8とケース本体6内面との離間を検知できる。このように、盗難防止装置本体8の底面8Aに突出部材15を備えることにより、金属片等の挿入による不正行為を阻止でき、上下方向の大きさが異なる係止部材3にも共通の盗難防止装置2を使用できるというメリットがある。
離間検知センサーは、上述のように突出部材15等から構成し、該突出部材15の突出の有無によって離間を検知しているが、他のセンサーを用いてもよい。例えば、盗難防止装置本体8の底面8Aが接当するケース本体6の底板6Aの所定位置に金属片等の導電性の材を備えさせ、該導電材に接当する底面8Aの2箇所に電極を設け、該導電材を介して2つの電極間での通電の有無によってケース本体6からの盗難防止装置2の離間を検知することもできる。しかしながら、通電の有無によって離間を検知する場合には、常時又は所定の間隔毎に通電させなければならず、盗難防止装置2に備えている電池等の消耗が早くなるため、電池からの電力供給を必要としない突出部材15による離間検知が好ましい。
前記発報手段10は、離間検知手段9によって離間が検知された場合に音や光によって発報するものであり、図2に示すようにブザー10Aや発光部10Bとから構成される。ブザー10Aは、離間が検知されると遠方でも十分認識可能な音量であることが好ましい。また、発光部10Bは、LED(発光ダイオード)等であり、離間が検知されると点滅発光し、複数の盗難防止用ケース1の中から発報しているケース1を容易に視認可能にする。さらに、音や光だけでなく、離間を検知した情報を含むデータを無線送信する無線送信部を備えさせてもよい。
前記近接検知手段11は、ケース外の解除装置(図示しない)に近接したことを検知するものであり、解除装置から出力される所定の周波数の電波を受信するアンテナや、解除装置に備えられている磁石からの磁力によってスイッチを切り換えるものである。
図3に示す11Aは、コイルアンテナであり、解除装置から出力された電波を受信し、発報制御手段19に信号を出力する。
なお、盗難防止装置2と解除装置とが近接したときの距離は、両者が接触又はほぼ接触(例えば、1cm未満)した距離間隔であり、該近接距離内に両者が接近すると発報制御手段19に信号を出力する。
電力供給部12は、電池などであり、発報手段10の発報への電力供給や、発報制御手段19への電力供給をする。
つぎに、盗難防止装置2の発報制御について説明する。
図5は盗難防止装置2の発報制御について説明したブロック図であり、図6は盗難防止装置2の制御回路図である。
盗難防止装置2は、図5に示すように、前記離間検知手段9、ブザー10Aや発光部10B等の発報手段10、近接検知手段11、電力供給部12、発報制御手段19を備えている。
離間検知手段9、発報手段10、近接検知手段11、電力供給部12については、既に説明しているので記載を省略する。
発報制御手段19は、離間検知手段9から出力された収納検知信号と離間検知信号、及び近接検知手段11から出力された近接検知信号に基づき発報手段10に制御信号を出力するものであり、マイクロコンピュータ等によって構成される。
具体的には、発報制御手段19は、離間検知手段9からの信号と近接検知手段11からの信号とに基づいて、「初期モード」、「待機モード」、「発報モード」の各モードに切り替える。前記初期モードとは、解除装置と盗難防止装置2とが近接したときのモードであり、発報動作は行わず、発報動作が行われていれば停止する。また、初期モードの状態で、離間検知信号を受信しても他のモードに移行しない。前記待機モードとは、初期モードにおいて前記収納検知信号を受信したときのモードであり、前記初期モードからのみ移行可能であり、発報動作は行わない。前記発報モードとは、待機モードにおいて前記離間検知信号を受信したときのモードであり、待機モードからのみ移行可能であり、発報動作を行う。
例えば、図2に示すように、ケース本体6に記録媒体商品4と共に盗難防止装置2を収納した場合、突出部材15は盗難防止装置本体8内部に収納され、初期モードから待機モードに移行する。
そして、ケース本体6に盗難防止装置2が収納された状態から、解除装置を用いてロック機構7を解除した場合、発報制御手段19は、近接検知信号を受信し、待機モードから初期モードに移行する。つまり、初期モードに移行した後にケース本体6から盗難防止装置2を取り出すので、離間検知信号を受信しても発報モードに移行せず発報動作は行わない。
一方、盗難防止装置2が収納された状態から、ロック機構7の板材7Aを破壊する等のように解除装置を用いず記録媒体商品4を不正に取り出した場合、発報制御手段19は、離間検知信号を受信し、待機モードから発報モードに移行し、発報動作を行う。
発報動作を実行している場合は、盗難防止装置2と解除装置とを近接させて、発報モードから初期モードに移行させ、発報動作を停止させる。
次に、盗難防止装置2の制御回路について説明する。
図6において、10Aはブザー、10BはLED、11Aはアンテナ用コイル、11Bはトランジスタ、17はスイッチ、19はマイクロコンピュータ、20はブザー10Aの鳴動音を増大させるための昇圧用コイル、21はトランジスタである。
スイッチ17は、図3に示したスイッチ17であり、突出部材15の状態に基づいて開閉され、マイクロコンピュータの端子P6に電流を入力する。
近接検知手段11は、前記アンテナ用コイル11Aとトランジスタ11Bとから構成され、アンテナ用コイル11Aが解除装置から出力された電波を受信することにより、トランジスタ11Bのベースに電流を流し、トランジスタ11Bのコレクタ電流をマイクロコンピュータ19の端子P1に入力する。
マイクロコンピュータ19は、端子P1と端子P6とに入力される電流に基づいて、前記初期モード、待機モード、発報モードのいずれか1つのモードを選択する。発報モードを選択すれば、端子P3に断続的に電流を流し、LED10Bを点滅させるとともに、端子P4からトランジスタ21のベースに電流を流し、ブザー10Aを鳴動させる。また、初期モードを選択すれば、ブザー10Aの鳴動及びLED10Bの点滅を停止する。
図6に示した回路は、一例を示したものであり他の回路で構成してもよい。
以上に示すように、本発明の盗難防止用ケース1は、ケース本体6に記録媒体商品4と、記録媒体商品4を係止する係止部材3と、係止部材3の移動に連動する盗難防止装置2とを収納し、ロック機構7によって取り出し不可能にする。そして、盗難防止装置2は、ケース本体6の内面からの離間を検知する離間検知手段9を備えている。したがって、ケース本体6から記録媒体商品4を取り出すには、記録媒体商品4と共に係止部材3と盗難防止装置2とをケース本体6から離間させる必要性があり、記録媒体商品4の取り出し行為がされたか否かを検知できる。また、記録媒体商品4が係止部材3によって係止されていれば、盗難防止装置2と記録媒体商品4とが接当していなくても不正な取り出しが行われたことを検知することが可能である。
さらに、図2に示すように、係止部材3の前板3Aがケース本体6の開口部6Gの略全面を覆うように構成すると、ケース本体6内に収納可能であれば記録媒体商品4のサイズに関係なく、盗難防止用ケースとして使用することができる。したがって、記録媒体商品4のサイズに変更があったとしても、既存の盗難防止用ケース1をそのまま使用できる。
次に、図1及び図2で示した記録媒体商品4に比べて、上下方向に長い記録媒体商品4の盗難防止用ケース1について図7及び図8に基づいて説明する。
図7は、盗難防止用ケースについて説明図であり、図8(a)は盗難防止用ケースに記録媒体商品を収納したときの斜視図であり、図8(b)は記録媒体商品4が収納されているときの盗難防止装置2の部分断面図であり、図8(c)は記録媒体商品4を取り出しているときの盗難防止装置2の部分断面図である。
ケース本体6は、図1に基づいて説明したケース本体6とほぼ同じ構成であるが、記録媒体商品4の大きさと同様に、底板6Aと左壁6Dと右壁6Eとが図1で示した長さより上下方向に長く構成されている。また、図7に示す防犯タグ5も底板6Aの大きさに合わせて、図1で示した防犯タグ5よりも上下方向に長く構成されている。
図7に示す盗難防止装置2は、図1で示した盗難防止装置2と全く同じものであり、係止片14で係止部材3の被係止部3Fに係止し、係止部材3の移動に連動する。
係止部材3は、記録媒体商品4と盗難防止装置2とを収納するように構成され、前板3Aの左端から背面側(底板6A側)に延出された左板3D、及び前板3Aの右端から背面側(底板6A側)に延出された右板3Eとが設けられ、該左板3Dと右板3Eとの間に記録媒体商品4を収納する。また、該右板3Eの右上方には収納部3Jが設けられ、該収納部3Jに盗難防止装置2が収納される。また、盗難防止装置2が収納部3Jに収納されたときは、盗難防止装置2の右側面8Cと、係止部材3の右板3Eとがほぼ同一面上に配置される。さらに、ロック機構7の板材7Aが接当する被接当部3Gが設けられている。
このように、図1や図2に示したような記録媒体商品4の上下方向の長さが短いときに使用している盗難防止装置2を、図7、図8に示したような上下方向に長い記録媒体商品4の盗難防止用ケース1でも使用することができる。つまり、ケース本体6の大きさに関係なく、盗難防止装置2を共通して使用できる。
図7(a)に示した盗難防止用ケース1から記録媒体商品4が取り出されるときは、図4に基づいて説明した場合と同様である。記録媒体商品4が盗難防止用ケース1に収納されているときには、図8(b)に示すように、突出部材15の先端15Aがケース本体6の底板6Aに接当し、該突出部材15が盗難防止装置2内に収納されている。そして、盗難防止用ケース1から記録媒体商品4を取り出されたときには、図8(c)に示すように、記録媒体商品4、係止部材3、及び盗難防止装置2が上方に移動し、盗難防止装置2から突出部材15の一部が突出して盗難防止装置2がケース本体6から離間したことを検知する。
図9及び図10に示すように、記録媒体商品4の前面4Aの一部を係止部材3によって係止した盗難防止用ケース1について、図9及び図10に基づいて説明する。
図9は、盗難防止用ケースについて説明図であり、図10(a)は盗難防止用ケースに記録媒体商品を収納したときの斜視図であり、図10(b)は記録媒体商品4が収納されているときの盗難防止装置2の部分断面図であり、図10(c)は記録媒体商品4を取り出しているときの盗難防止装置2の部分断面図である。
図9及び図10に示す係止部材3は、前端から右方側に延出した係止片3Hを備え、この係止片3Hが記録媒体商品4の前面4Aに接当し、該記録媒体商品4が係止される。さらに、図10(a)に示すように、記録媒体商品4をケース本体6に収納してロックした状態では、係止部材3上方の上端片3Iと前記ロック機構7の板材7Aとが接当し、該係止部材3と該記録媒体商品4とが、ケース本体6内に収納されている状態を維持している。
係止片3Hは、記録媒体商品4の前面4Aの全面を覆うことなく、前面4Aの右側の一部を覆っている。図10に示したように、収納した状態で、ケース本体6の開口部6Gの一部を係止部材3で覆っているため、開口部6Gの略全面を覆うときに比べて、係止部材3を軽量かつ低コストにすることが可能となる。
また、係止部材3には収納部3Jが設けられ、該収納部3Jに盗難防止装置2が収納され、接着剤や係止機構等により盗難防止装置2と係止部材3とが一体化されており、記録媒体商品4の収納作業や取り出し作業のときに、係止部材3と盗難防止装置2とを係止させる手間を省略でき、収納作業や取り出し作業の作業効率を高めることができる。
盗難防止用ケースについて説明図。 盗難防止用ケースに記録媒体商品を収納したときの斜視図。 盗難防止装置の正面図及び斜視図。 (a)は盗難防止装置及び記録媒体商品がケース本体に収納されている状態の部分断面図、(b)は盗難防止装置及び記録媒体商品がケース本体から取り出している状態の部分断面図。 盗難防止装置の発報制御についてのブロック図。 盗難防止装置の制御回路図。 盗難防止用ケースについて説明図。 (a)は盗難防止用ケースに記録媒体商品を収納したときの斜視図、(b)は盗難防止装置及び記録媒体商品がケース本体に収納されている状態の部分断面図、(c)は盗難防止装置及び記録媒体商品がケース本体から取り出している状態の部分断面図。 盗難防止用ケースについて説明図。 (a)は盗難防止用ケースに記録媒体商品を収納したときの斜視図、(b)は盗難防止装置及び記録媒体商品がケース本体に収納されている状態の部分断面図、(c)は盗難防止装置及び記録媒体商品がケース本体から取り出している状態の部分断面図。
符号の説明
1 盗難防止用ケース
2 盗難防止装置
3 係止部材
3A 前板
3B 上板
3C 下板
3D 左板
3E 右板
3F 被係止部
3G 被接当部
3H 係止片
3I 上端片
3J 収納部
4 記録媒体商品
4A 前面
5 防犯タグ
6 ケース本体
6A 底板
6B 上壁
6C 下壁
6D 左壁
6E 右壁
6F 支持部材
6G 開口部
6a 開口
7 ロック機構
7A 板材
7B 案内部材
8 盗難防止装置本体
8A 底面
8B 下側面
8C 右側面
9 離間検知手段
10 発報手段
10A ブザー
10B 発光部
11 近接検知手段
11A アンテナ用コイル
11B トランジスタ
12 電力供給部
13 係止部
14 係止片
15 突出部材
15A 先端
16 バネ
17 突出検知部,スイッチ
18 カム
19 発報制御手段,マイクロコンピュータ
20 昇圧用コイル
21 トランジスタ
P1〜P6 端子

Claims (8)

  1. 記録媒体商品を出し入れ可能な開口部が表面側又は裏面側に形成され、該記録媒体商品の側面を覆う外周壁を備えるケース本体と、前記記録媒体商品を係止する係止部材と、前記ケース本体内面に接当した状態に収容され、前記係止部材と一体的に連動される盗難防止装置とからなり、
    前記盗難防止装置が、前記係止部材の移動に連動することによる盗難防止装置自身と前記ケース本体内面との離間を検知する離間検知手段と、前記離間検知手段によって離間が検知された場合に発報する発報手段とを備えたことを特徴とする盗難防止用ケース。
  2. 前記離間検知手段が、前記ケース本体内面から離間した際に付勢力により前記盗難防止装置の接当部分から突出する突出部からなる離間検知センサーを設けてなる請求項1記載の盗難防止用ケース。
  3. 前記離間検知センサーを、前記ケース本体の開口部とは反対側の裏面側又は表面側の底板内面に前記突出部が当たる位置に設けてなる請求項2記載の盗難防止用ケース。
  4. 前記盗難防止装置が、前記発報手段による発報を解除するケース外の解除装置への近接を検知する近接検知手段、及び該近接検知手段と前記離間検知手段からの信号に基づき、発報を制御する発報制御手段を更に備えてなる請求項1〜3のいずれかに記載の盗難防止用ケース。
  5. 前記係止部材が、前記ケース本体の開口部のほぼ全面を覆う部材よりなる請求項1〜4のいずれかに記載の盗難防止用ケース。
  6. 前記盗難防止装置が、前記係止部材を係止する係止部を更に備えてなる請求項1〜5のいずれかに記載の盗難防止用ケース。
  7. 前記盗難防止装置が、前記係止部材と一体に構成されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の盗難防止用ケース。
  8. 前記請求項1〜7のいずれかに記載された盗難防止用ケースに用いる盗難防止装置。
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