JP2005056110A - 不正持出防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防犯用ホルダーと自鳴式防犯タグとがバラバラにならないようにすると共に、収納ケースに防犯用ホルダーを簡単に取り付けられるようする。
【解決手段】収納ケース11のヒンジ部13と対向する側の端部に嵌合させて取り外しできるロック機構34付き防犯用ホルダー31とからなり、防犯用ホルダーには、ペーパー状防犯タグ37を貼着させると共に、自鳴式防犯タグを配設し、ロック機構の施・解錠により前記自鳴式防犯タグの電源をオン・オフさせる。防犯用ホルダーと自鳴式防犯タグとがバラバラにならず、収納ケースに防犯用ホルダーを簡単に取り付けることができ、ペーパー状防犯タグと自鳴式防犯タグによる二重の防犯効果を得ることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、CD、DVD等の被収納物が万引き等によって不正に持ち出される際に、自鳴式防犯タグを発報させて不正な持ち出しを防止する不正持出防止装置に関するものである。
従来、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の被収納物を販売またはレンタル等している店においては、該被収納物を店内から万引き等によって不正に持ち出されないように、該被収納物の収納ケース等にペーパー状防犯タグ等の防犯タグを直接貼着させていた。
この防犯タグは、店の出入り口に予め設置しておいた防犯センサーを磁気的或いは電気的に反応させるためのものであり、防犯タグが付いている商品が店の出入り口を通過したときには、防犯センサーが警戒音を発報する仕組みになっている。
しかし、被収納物の収納ケースに防犯タグを直接貼着させておくと、それを故意に引き剥がされることがあり、この防犯タグの引き剥がしを防止するために、被収納物を収納ケースに収納し、内側に防犯タグを貼着した防犯用ホルダーを前記収納ケースに取り付け、該収納ケースと防犯用ホルダーとを鍵で施錠しておき、客に販売または貸与するときにカウンターでロックを解錠して対応していた。
ところが、収納ケースと防犯用ホルダーとを鍵で施錠する方法は、客の面前で鍵を使っていちいち解錠操作をする必要があったため、その操作は煩雑で能率が悪く、大量の商品を迅速に解錠することができないという問題があった。
この改善策として、収納ケースと防犯用ホルダーとの施錠・解錠を容易にしたものとしては、例えば、所要大きさの第1のケース半体と、該第1のケース半体の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられた天板と、該天板の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられ且つ前記第1のケース半体に臨んで施蓋する第2のケース半体と、前記第1のケース半体及び/又は第2のケース半体に設けると共に円盤状情報記録媒体の孔部を係止する係止部と、施蓋状態の両側蓋に装着するホルダーとを少なくとも備え、前記第1のケース半体と第2のケース半体とのそれぞれ対応する位置には、施蓋時に係合凹部を形成するための凹状切欠部をそれぞれ形成し、前記ホルダーには、前記係合凹部に係合して施蓋状態をロックするロック機構を設けた収納ケースがある。
特開2002−46789号公報
この特許文献1の公知技術は、同一出願人によるものであり、収納ケースと防犯用ホルダーとの施錠・解錠は容易であるが、該防犯用ホルダーが故意に破壊等された場合には、万引き等による不正な持ち出しを防止することはできなかった。
そこで、防犯用ホルダーを故意に破壊等した場合にも警戒音を発報させる方法として、自鳴式タグを使用して万引き等による不正持ち出しを防止する方法があり、例えば、ゲートの無線信号を受信して警報を発する自鳴式警報手段を有する自鳴式タグと、商品を収納して前記自鳴式タグによりロックするロック機構を有する万引き防止ケースとを具備する万引き防止装置がある。
特開2000−90360号公報
この特許文献2の公知技術においては、商品ケースに別部材である自鳴式タグを装着して、該自鳴式タグにより商品をロックするものであり、商品ケースに自鳴式タグを装着しロックする際に、該自鳴式タグに設けられた電源スイッチをスライドさせてオンにし、自鳴式タグを商品ケースから取り外す際に、前記電源スイッチをスライドさせてオフにするというものである。
しかしながら、前記特許文献2の公知技術においては、商品ケースに別部材である自鳴式タグを装着して、該自鳴式タグにより商品をロックする構成であるため、商品ケースと自鳴式タグとがバラバラになり、商品ケースから自鳴式タグを取り外す際に、該自鳴式タグを落としてしまったり、また、自鳴式タグの取り付け方向を間違えて、迅速に装着できない場合があった。
従って、従来の不正持出防止装置においては、防犯用ホルダーと自鳴式タグとがバラバラにならないようにすると共に、収納ケースに防犯用ホルダーを簡単に取り付けられるようにし、防犯用ホルダーのロック機構の施錠・解錠に連動させて、自鳴式タグの電源をオン・オフさせるということに解決しなければならない課題を有している。
上記した従来例の課題を解決する具体的手段として本発明の第1の発明に係る不正持出防止装置は、第1のケース半体と、第2のケース半体とがヒンジ部を介して開閉自在に合体される構成の収納ケースと、該収納ケースのヒンジ部と対向する側の端部に嵌合させて取り外しできるロック機構付き防犯用ホルダーとからなり、前記防犯用ホルダーには、ペーパー状防犯タグを貼着させると共に、自鳴式防犯タグを配設し、前記ロック機構の施・解錠により前記自鳴式防犯タグの電源をオン・オフさせることを最も主要な特徴とする。
また、第2の発明は、被収納物を収納する収納ケースと、該収納ケースに取り外し可能な防犯用ホルダーとからなり、該防犯用ホルダーにロック機構を設け、前記収納ケースに前記防犯用ホルダーを取り付け前記ロック機構を施錠して取り外しを防止して前記被収納物の不正な持出を防止する装置であって、前記防犯用ホルダーには、ペーパー状防犯タグを貼着させると共に、自鳴式防犯タグを配設し、前記ロック機構の施・解錠により前記自鳴式防犯タグの電源をオン・オフさせることを最も主要な特徴とする。
この第1または第2発明において、前記ロック機構の施・解錠により前記自鳴式防犯タグの電源をオン・オフさせる構成は、機械的接点または施・解錠信号であること;前記ロック機構は、防犯用ホルダーに配設されたロック部材を収納ケースに形成された係合凹部に係合させる構成であること;を付加的な要件として含むものである。
本発明に係る不正持出防止装置は、被収納物を収納する収納ケースと、該収納ケースに取り外し可能な防犯用ホルダーとからなり、該防犯用ホルダーにロック機構を設け、前記収納ケースに前記防犯用ホルダーを取り付け前記ロック機構を施錠して取り外しを防止して前記被収納物の不正な持出を防止する装置であって、前記防犯用ホルダーには、ペーパー状防犯タグを貼着させると共に、自鳴式防犯タグを配設し、前記ロック機構の施・解錠により前記自鳴式防犯タグの電源をオン・オフさせることにより、該ロック機構から前記自鳴式防犯タグに解錠信号を送信して該自鳴式防犯タグの電源をオフにする構成にしたことにより、防犯用ホルダーと自鳴式防犯タグとがバラバラにならず、収納ケースに防犯用ホルダーを簡単に取り付けることができ、防犯用ホルダーのロック機構の施錠・解錠に連動させて、自鳴式防犯タグの電源をオン・オフさせることができ、更に、ペーパー状防犯タグと自鳴式防犯タグによる二重の防犯効果を得ることができ、被収納物を不正に持ち出す場合ばかりでなく、防犯用ホルダーを壊す等によって不正に取り外そうとした場合にも、警戒音を発して不正な行為を防止できるという優れた効果を奏する。
収納ケースに係合凹部を形成し、該係合凹部に対応したロック部材を有するロック機構を防犯用ホルダーに配設し、前記収納ケースに前記防犯用ホルダーを取り付け前記ロック機構を施錠して取り外しを防止し、該防犯用ホルダーに自鳴式防犯タグを配設させると共に、防犯用ホルダーの内側にペーパー状防犯タグを貼着することにより、自鳴式防犯タグとペーパー状防犯タグとで不正持出を監視する不正持出防止装置を実現した。
次に、本発明を具体的な実施の形態に基づいて詳しく説明する。
まず、図1において、符号11は収納ケースを示している。この収納ケース11は、第1のケース半体12と、この第1のケース半体12の一端にヒンジ部13を介して折曲自在に設けられた天板14と、この天板14の一端にヒンジ部15を介して折曲自在に設けられ且つ前記第1のケース半体12と臨んで施蓋する第2のケース半体16とから構成される。
収納ケース11は、例えば、プラスチック等の合成樹脂材で一体に形成されており、適度な剛性と弾性とを有していると共に、内部に収納するCDまたはDVD等の被収納物を外部から視認することができるように透明又は半透明な材料で形成されている。また、収納ケース11の大きさは、所定規格形状のDVD等の被収納物を収納できる所要の大きさに形成されている。
第1のケース半体12及び第2のケース半体16のほぼ中央位置には、DVD等の中心に設けられている孔部(図示せず)を係止する係止部17が形成されている。この係止部17は、多数の弾性片が内側に突出しており、この弾性片で前記孔部の内周縁を係止することができる。
また、第1のケース半体12及び第2のケース半体16には、収納するDVD等の外周縁に沿う位置に円弧状の凸条部18、18、19、19をそれぞれ形成させている。この凸条部18、19は、DVD等を係止部17に係止させるときに案内部材の役目を果たすので、DVD等を所定位置に容易に納めることができる。
また、凸条部18、19の内側には、図2及び図3に示すように、それぞれ段部20、20が形成されている。この段部20は、収納されるDVD21等と第1及び第2のケース半体12、16の内面との間に隙間を設けるために形成したものであり、この隙間に指を差し入れることにより、収納されているDVD21等の被収納物を簡単に取り出すことができるようになっている。尚、段部20の幅は、DVD21等の縁部における情報が未収録の部位とほぼ同じ幅であるので、DVD21等の情報収録部分に傷を付けることはないのである。
更に、凸条部18、19は、第1のケース半体12と第2のケース半体16とのそれぞれ対応する位置に形成されており、一方の凸条部18の頂部には、図2に示すように、嵌合凸部18aが形成されており、他方の凸条部19の頂部には、図3に示すように、嵌合凹溝19aが形成されている。そして、この嵌合凸部18aと嵌合凹溝19aとは、図4に示すように、第1のケース半体12と第2のケース半体16とを施蓋したときに嵌合するように形成されているので、施蓋時に第1及び第2のケース半体12、16同士がズレることなく収納ケース11の強度が向上するのである。
また、第1のケース半体12及び第2のケース半体16の内側面には、補強用と装飾用とを兼ねた突条部22が格子状又は傾斜状に形成されている。この突条部22の存在によって、収納ケース11の強度が全体的に向上するのである。尚、突条部22は、第1及び第2のケース半体12、16の外側面に形成してもよく、或いは、第1及び第2のケース半体12、16の全面に又は一部にのみ形成してもよいことは勿論である。
そして、第1のケース半体12及び第2のケース半体16のそれぞれ天板14寄りの位置には、補助板23、23が形成されており、この補助板23、23には、歌詞カードやジャケット等を挟持して保持する挟持片24、24がそれぞれ形成されている。従って、この挟持片24、24で所望のカード等を挟持することができる。
更に、第1のケース半体12及び第2のケース半体16の両側部には、それぞれ側板25、25、26、26を形成しており、一方の側板25、25には、コ字状の係合溝部27、27を形成し、他方の側板26、26には、棒状の係合片28、28を形成してある。これら係合溝部27、27と係合片28、28とは、それぞれ対応する位置に形成されていると共に、施蓋・合体時に相互に係合し合うように形成されている。
つまり、収納ケース11の両方の第1及び第2のケース半体12、16をヒンジ部13を介して折り曲げて、合体させたときに係合片28と係合溝部27とが係合するので、第1及び第2のケース半体側蓋12、16同士がズレることなく収納ケース11の強度が向上する。
また、側板25、25には、係合舌片41,41がそれぞれ設けられており、側板26、26には、前記係合舌片41,41と係合する受溝42、42がそれぞれ設けられており、この係合舌片41と受溝42とが係合して施蓋状態を維持する。
また、第1のケース半体12と第2のケース半体16との下端縁部におけるそれぞれ対応する位置には、円弧状の切欠段部30、30がそれぞれ形成されている。この切欠段部30、30は、施蓋時に重なり合ってその間に隙間を形成するのである。つまり収納ケース11を開くときに、その隙間に指を差し入れて押し広げれば簡単に収納ケース11を開くことができるのである。
そして、第1のケース半体12と第2のケース半体16との縁部におけるそれぞれ対応する位置には、凹状切欠部29a、29aが形成されている。この凹状切欠部29a、29aは、図5に示すように、施蓋時に重なり合って係合凹部29を形成する。この係合凹部29は、後述する防犯用ホルダー31を装着してロック機構34のロック部材39を突出させて係合させる部位である。
本発明に係る不正持出防止装置は、前記収納ケース11と防犯用ホルダー31とから構成され、該収納ケース11と、防犯用ホルダー31とは、取り外し可能になっており、収納ケース11に防犯用ホルダー31を取り付けてロック機構34を施錠して、該ロック機構34のロック部材39を突出させて係合させることにより、収納ケース11から防犯用ホルダー31の取り外しを防止できるようになっている。
この収納ケース11に防犯用ホルダー31を取り付ける位置は、該収納ケース11のヒンジ部13と対向する側の端部であり、該端部に防犯用ホルダー31を嵌合させて取り付けるのである。
次に、防犯用ホルダー31について説明する。この防犯用ホルダー31は、図5に示すように、収納ケース11の下端側から装着して施蓋状態をロックするものであり、基板32と、両側部に形成された側面板33、33と、一方の側面板33に設けられたロック機構34と、底板35と、コ字状の縁板36と、前記基板32の内側面に貼着されたペーパー状防犯タグ37と、自鳴式防犯タグを収納する収納部51とを備えている。
このペーパー状防犯タグ37としては、例えば、回路により構成されるものまたはIDを有するもの等の防犯タグを使用することができる。該IDを有するものとは、それぞれの商品毎に管理できる該商品毎に固有のIDを登録した防犯タグまたは店舗毎に固有のIDを登録した防犯タグ等も含むものである。
ロック機構34は、図6から図8に示すように、板バネ38と、この板バネ38によって突出状態が保持され且つ一方の側面板33を貫通して設けられたロック部材39とから構成されている。
板バネ38は、U字状に折り曲げて形成されており、ロック部材39の両側部を挟んでいる。また、ロック機構34本体の下面端には、U字溝40が形成されており、このU字溝40に板バネ38が嵌合されている。更に、ロック部材39には、係合段部39a、39bが形成されており、押し込んだ際に板バネ38が両側の係合段部39aと係合して押し込んだ状態を保持する。また、釦部39cは、ロック機構34の上端から突出可能に配設されており、操作者はこの部分を指で押すことにより操作する。
ロック機構34内の両側面には、端子55が配設されており、ロック部材39を押し込んで板バネ38が開いたとき、即ち、ロック機構34が施錠状態のときに、該板バネ38と前記端子55とが接触し、ロック機構34が解錠状態のときには、該板バネ38と端子55とが接触しないようになっている。
また、係合段部39aと係合した板バネ38は、図示しない所定の解錠装置を用いて、ロック機構34の両側外部側から強力な磁石により板バネ38を両側に広げて、ロック部材39との係合を解除する。
このように、この収納ケース11は、防犯タグ37を取り付けた防犯用ホルダー31を収納ケース11に装着して、係合凹部29にロック部材39を突出させれば、施蓋状態をロックすることができる。また、従来規格の市販ケースを用いることなく、DVD21等の被収納物を収納した収納ケース11に防犯用ホルダー31を装着できるのである。
図9に、図5のC−C線に沿う防犯用ホルダー31を拡大した断面図を示してある。防犯用ホルダー31の収納部51は、後方が開放状態に形成されており、該収納部51の後方から自鳴式防犯タグ52をスライドさせて配設させることができる。
この自鳴式防犯タグ52は、初期状態において電源がオフの状態になっており、該自鳴式防犯タグ52の内部には、図示はしていないが所要の電池と、ブザー等の警戒音を発する発音部材等が内装されている。
また、ロック機構34内に配設された前記端子55により、ロック部材39を操作して該端子55と前記板バネ38との機械的な接点の接触状態は、図示していないロック機構34と自鳴式防犯タグ52とに電気的に接続された配線により通信され、該自鳴式防犯タグ52で検出できるようになっている。
このロック機構34と自鳴式防犯タグ52との通信は、前記配線による接続に限定されるものではなく、例えば、ロック機構34内にマイコン等を設け、該ロック機構34の施・解錠状態を前記マイコンで検出し、該マイコンの指示により、前記ロック機構34が施錠状態になると、施錠信号を送信し、該ロック機構34が解錠状態になると、解錠信号を送信するように電波による通信等であっても良い。
つまり、ロック機構34の施・解錠を該ロック機構34内に設けられた機械的接点またはマイコン等で検出し、配線または電波を使用して施・解錠信号を自鳴式防犯タグ52に通信するのである。
自鳴式防犯タグ52は、前記ロック機構34から送信された施錠信号を受信すると、前記自鳴式防犯タグ52の電源をオンにし、前記ロック機構34から送信された解錠信号を受信すると、前記自鳴式防犯タグ52の電源をオフにするように構成されている。
要するに、自鳴式防犯タグ52の電源は、ロック機構34のロック部材39の操作に連動しており、防犯用ホルダー31に収納ケース11を取り付け、前記ロック機構34を施錠することにより、該ロック機構34から前記自鳴式防犯タグ52に施錠信号を送信して該自鳴式防犯タグ52の電源をオンにし、販売またはレンタル等の際に、前記ロック機構34の図示していない解錠装置により、該ロック機構34を解錠することにより、該ロック機構34から前記自鳴式防犯タグ52に解錠信号を送信して該自鳴式防犯タグ52の電源をオフにして、該自鳴式防犯タグ52が鳴らないようにできるのである。
このように、防犯用ホルダー31の収納部51に自鳴式防犯タグ52を配設させているため、該防犯用ホルダー31と自鳴式防犯タグ52とがバラバラにならず、収納ケース11に前記防犯用ホルダー31を簡単に取り付けることができ、防犯用ホルダー31のロック機構34の施錠・解錠に連動させて、自鳴式防犯タグ52の電源をオン・オフさせることができるのである。
更に、自鳴式防犯タグ52には、図示はしていないが検出スイッチが設けられており、自鳴式防犯タグ52の電源がオンの状態で、収納ケース11から防犯用ホルダー31が不正に取り外された場合、例えば、該防犯用ホルダー31を壊して前記収納ケース11から取り外す等の場合には、警戒音を発するようになっている。
図10に、本発明に係る不正持出防止装置を収納箱53に収納させた状態の断面図を示してある。収納箱53には、不正持出防止装置の防犯用ホルダー31の収納部51を支持するリブ54aと、ロック機構34を支持するリブ54bとが形成されており、前記収納箱53に不正持出防止装置を収納させた際に、該収納箱53の内部で不正持出防止装置がズレないように安定した状態で支持できるようになっている。
なお、防犯用ホルダー31にペーパー状防犯タグ37と自鳴式防犯タグ52とを貼着・配設させることにより、二重の防犯効果を期待できるものであるが、販売またはレンタル等の状況に応じて、防犯用ホルダー31には、ペーパー状防犯タグ37または自鳴式防犯タグ52のいずれか一方のみを貼着・配設させても良く、これにより、正規に販売またはレンタル等していない状態で、防犯用ホルダー31が取り付けられ収納ケース11に収納された被収納物を店外に不正に持ち出そうとした場合には、当該店の出入り口等で警戒音を発し、不正な持ち出しを防止することができる。
本発明に係る不正持出防止装置は、CD、DVD等の被収納物が万引き等によって不正に持ち出される際に、自鳴式防犯タグを発報させて不正な持ち出しを防止することができる。
本発明に係る不正持出防止装置に使用される収納ケースを開いた状態の略示的な斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 図1の収納ケースを閉じて、凸条部の嵌合凸部と嵌合溝部とを嵌合させた状態を示す略示的な断面図である。 本発明に係る不正持出防止装置に使用される収納ケースを閉じた状態で防犯用ホルダーを取り付ける状態を示す略示的な斜視図である。 同不正持出防止装置の防犯用ホルダーに配設されたロック機構を略示的に示した断面図である。 同不正持出防止装置の防犯用ホルダーに配設されたロック機構を略示的に示した底面図である。 同不正持出防止装置の防犯用ホルダーに配設されたロック機構の要部を略示的に示した斜視図である。 図5のC−C線に沿う断面図である。 本発明に係る不正持出防止装置を収納箱に収納させた状態を示した略示的な断面図である。
符号の説明
11 収納ケース
12 第1のケース半体
13 ヒンジ部
14 天板
15 ヒンジ部
16 第2のケース半体
17 係止部
18 凸条部
18a 嵌合凸部
19 凸条部
19a 嵌合凹溝
20 段部
21 DVD(被収納物)
22 突条部
23 補助板
24 挟持片
25 側板
26 側板
27 係合溝部
28 係合片
29 係合凹部
29a 凹状切欠部
30 切欠段部
31 防犯用ホルダー
32 基板
33 側面板
34 ロック機構
35 底板
36 縁板
37 ペーパー状防犯タグ
38 板バネ
39 ロック部材
39a 係合段部
39b 係合段部
39c 釦部
40 U字溝
41 係合舌片
42 受溝
51 収納部
52 自鳴式防犯タグ
53 収納箱
54a、54b リブ
55 端子

Claims (4)

  1. 第1のケース半体と、第2のケース半体とがヒンジ部を介して開閉自在に合体される構成の収納ケースと、
    該収納ケースのヒンジ部と対向する側の端部に嵌合させて取り外しできるロック機構付き防犯用ホルダーとからなり、
    前記防犯用ホルダーには、ペーパー状防犯タグを貼着させると共に、自鳴式防犯タグを配設し、
    前記ロック機構の施・解錠により前記自鳴式防犯タグの電源をオン・オフさせること
    を特徴とする不正持出防止装置。
  2. 被収納物を収納する収納ケースと、該収納ケースに取り外し可能な防犯用ホルダーとからなり、
    該防犯用ホルダーにロック機構を設け、前記収納ケースに前記防犯用ホルダーを取り付け前記ロック機構を施錠して取り外しを防止して前記被収納物の不正な持出を防止する装置であって、
    前記防犯用ホルダーには、ペーパー状防犯タグを貼着させると共に、自鳴式防犯タグを配設し、
    前記ロック機構の施・解錠により前記自鳴式防犯タグの電源をオン・オフさせること
    を特徴とする不正持出防止装置。
  3. 前記ロック機構の施・解錠により前記自鳴式防犯タグの電源をオン・オフさせる構成は、
    機械的接点または施・解錠信号であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の不正持出防止装置。
  4. 前記ロック機構は、
    防犯用ホルダーに配設されたロック部材を収納ケースに形成された係合凹部に係合させる構成であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の不正持出防止装置。
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