JP2002046789A - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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JP2002046789A
JP2002046789A JP2000238277A JP2000238277A JP2002046789A JP 2002046789 A JP2002046789 A JP 2002046789A JP 2000238277 A JP2000238277 A JP 2000238277A JP 2000238277 A JP2000238277 A JP 2000238277A JP 2002046789 A JP2002046789 A JP 2002046789A
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side cover
storage case
top plate
locking
lid
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Application number
JP2000238277A
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English (en)
Inventor
Masuo Tachibana
倍男 橘
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HAGOROMO KK
Hagoromo Inc
Original Assignee
HAGOROMO KK
Hagoromo Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVDやCDなどを収納し、且つ防犯タグを
保持した状態で施蓋状態をロックしておくことができる
収納ケースを提供する。 【解決手段】 第1側蓋12と、該第1側蓋12の一端
にヒンジ部13を介して折曲自在に設けられた天板14
と、該天板14の一端にヒンジ部15を介して折曲自在
に設けられ且つ前記第1側蓋12に臨んで施蓋する第2
側蓋16と、前記第1及び第2側蓋12、16に設ける
と共に円盤状情報記録媒体の孔部を係止する係止部17
と、施蓋状態の両側蓋に装着するホルダー31とを備
え、前記第1側蓋12と第2側蓋16とのそれぞれ対応
する位置には、施蓋時に係合凹部29を形成するための
凹状切欠部29a、29aをそれぞれ形成し、前記ホル
ダー31には、前記係合凹部29に係合して施蓋状態を
ロックするロック機構34を設けた収納ケース11であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にDVD(デジ
タル・ビデオ・ディスク)やCD(コンパクト・ディス
ク)などの情報記録媒体を納める収納ケースに関するも
のであり、更に詳しくは、防犯タグを保持した状態でロ
ック(施錠)しておくことができる収納ケースに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CD類のレンタルショップなどに
おいては、CDなどの商品を店内から不正に持ち出され
ないように(即ち、万引き防止のために)、CDなどの
ケースに防犯タグを直接取り付けていた。この防犯タグ
は、店の出入り口に予め設置しておいた防犯センサーを
磁気的或いは電気的に反応させるためのものであり、防
犯タグが付いている商品が店の出入り口を通過したとき
には、防犯センサーが警戒音を発する仕組みになってい
るのである。
【0003】しかしながら、CDなどのケースに防犯ダ
グを直接取り付けておくと、それが故意に引き剥がされ
たり取り外されたりすることがあった。そこで、防犯タ
グを内部に保持した容器にCDケースを収納してから、
容器とCDケースとをロック(施錠)しておき、ユーザ
ー(お客)がレンタルするときにカウンターでロックを
解錠してCDケースを渡していた。
【0004】ところが、上述の防犯タグを保持した容器
は、CDケースをロックするためにシリンダー錠やタン
ブラー錠を使用しているので、ユーザー(お客)の面前
で鍵を使っていちいち解錠操作をする必要があり、その
操作は煩雑で能率が悪く、大量の商品を迅速に解錠する
には不便であった。
【0005】そこで、出願人は上記の欠点を解消すべ
く、特開平9−328184号公報に開示されたCDケ
ースの収納容器を提案している。このCDケースの収納
容器1は、図9に示すように、CDケース2が出し入れ
可能な開口部3を背面側に有した収納容器本体4と、こ
の収納容器本体4の上端部に設けられ且つCDケース2
の取り出しを制限する押し釦式のロック機構5とから構
成されている。また、開口部3の四隅には、収納された
CDケース2の各四隅に当接してCDケース2を保持す
る係止突起6a、6a、6b、6bが各々設けられてい
る。
【0006】そして、CDケース2を取り出すときに
は、所定の解錠装置でロック機構5を解錠してロック部
材7を後退させ、CDケース2の上端と収納容器本体4
との間に隙間(CDケース2の上下移動自在な間隔)を
開けてから、CDケース2を上に押し上げて、開口部3
からCDケース2の下端を抜き出して、次いで上端を抜
き出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来例のCDケー
スの収納容器1においては、CDを市販されている所定
規格のCDケース2に納めていなければ、収納容器1に
収納できないという欠点がある。つまり、CDを他の形
状のCDケースや独自に考案したCDケースに移し替え
た場合には使用できないのである。
【0008】従って、従来例におけるCDケースの収納
容器1においては、CDを他の形状のCDケースに移し
替えて使用できるようにすることに解決しなければなら
ない課題を有している。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、所要大きさの第1側蓋
と、該第1側蓋の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設
けられた天板と、該天板の一端にヒンジ部を介して折曲
自在に設けられ且つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2
側蓋とを少なくとも備え、前記第1側蓋及び第2側蓋に
は、円盤状情報記録媒体の孔部を係止する係止部を設け
た収納ケースであって、前記第1側蓋及び第2側蓋に
は、収納する円盤状情報記録媒体の外周縁に沿う位置に
円弧状の凸条部がそれぞれ形成されていることを特徴と
する収納ケースを提供するものである。
【0010】そして、前記凸条部の内側には、収納され
る円盤状情報記録媒体と前記側蓋との間に隙間を開ける
ための段部が設けられている構成としたものであり、更
に、前記凸条部は、前記第1側蓋及び第2側蓋のそれぞ
れ対応する位置に形成され、且つ一方の凸条部の頂部に
は、嵌合凸部を形成し、他方の凸条部の頂部には、嵌合
凹溝を形成し、前記嵌合凸部と嵌合凹溝とが嵌合自在で
ある構成としたものである。
【0011】また、本発明は、所要大きさの第1側蓋
と、該第1側蓋の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設
けられた天板と、該天板の一端にヒンジ部を介して折曲
自在に設けられ且つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2
側蓋とを少なくとも備え、前記第1側蓋及び/又は第2
側蓋には、円盤状情報記録媒体の孔部を係止する係止部
を設けた収納ケースであって、前記第1側蓋及び第2側
蓋には、補強用の突条部を格子状又は傾斜状に形成した
ことを特徴とする収納ケースを提供するものである。
【0012】そして、本発明は、所要大きさの第1側蓋
と、該第1側蓋の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設
けられた天板と、該天板の一端にヒンジ部を介して折曲
自在に設けられ且つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2
側蓋とを少なくとも備え、前記第1側蓋及び/又は第2
側蓋には、円盤状情報記録媒体の孔部を係止する係止部
を設けた収納ケースであって、前記第1側蓋又は第2側
蓋には、歌詞カードやジャケット等を挟持して保持する
挟持片を形成したことを特徴とする収納ケースを提供す
るものである。
【0013】更に、本発明は、所要大きさの第1側蓋
と、該第1側蓋の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設
けられた天板と、該天板の一端にヒンジ部を介して折曲
自在に設けられ且つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2
側蓋とを少なくとも備え、前記第1側蓋及び/又は第2
側蓋には、円盤状情報記録媒体の孔部を係止する係止部
を設けた収納ケースであって、前記第1側蓋と第2側蓋
とのそれぞれ対応する位置には、相互に係合し合う係合
片と係合溝部とを形成したことを特徴とする収納ケース
を提供するものである。
【0014】また、本発明は、所要大きさの第1側蓋
と、該第1側蓋の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設
けられた天板と、該天板の一端にヒンジ部を介して折曲
自在に設けられ且つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2
側蓋とを少なくとも備え、前記第1側蓋及び/又は第2
側蓋には、円盤状情報記録媒体の孔部を係止する係止部
を設けた収納ケースであって、前記第1側蓋と第2側蓋
とのそれぞれ対応する位置には、施蓋時に係合凹部を形
成するための凹状切欠部をそれぞれ形成したことを特徴
とする収納ケースを提供するものである。
【0015】そして、本発明は、所要大きさの第1側蓋
と、該第1側蓋の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設
けられた天板と、該天板の一端にヒンジ部を介して折曲
自在に設けられ且つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2
側蓋と、前記第1側蓋及び/又は第2側蓋に設けると共
に円盤状情報記録媒体の孔部を係止する係止部と、施蓋
状態の両側蓋に装着するホルダーとを少なくとも備え、
前記第1側蓋と第2側蓋とのそれぞれ対応する位置に
は、施蓋時に係合凹部を形成するための凹状切欠部をそ
れぞれ形成し、前記ホルダーには、前記係合凹部に係合
して施蓋状態をロックするロック機構を設けたことを特
徴とする収納ケースを提供するものである。
【0016】本発明に係る収納ケースにおいては、DV
D等を側蓋に係止してから施蓋して、ホルダーを装着す
ることができる。つまり、従来規格の市販ケースを用い
ることなく、DVD等を収納した収納ケースに、防犯タ
グを取り付けたホルダーを装着できるのである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。まず、図1において、
符号11は収納ケースを示し、この収納ケース11は、
第1側蓋12と、この第1側蓋12の一端にヒンジ部1
3を介して折曲自在に設けられた天板14と、この天板
14の一端にヒンジ部15を介して折曲自在に設けられ
且つ前記第1側蓋12と臨んで施蓋する第2側蓋16と
から構成される。
【0018】また、収納ケース11は、プラスチックな
どの合成樹脂材で一体に形成されており、適度な剛性と
弾性とを有していると共に、内部に収納したDVDやC
Dなどの情報記録媒体を外部から視認することができる
ように透明又は半透明な材料で形成されている。また、
収納ケース11の大きさは、所定規格形状のDVD等を
収納できる所要の大きさに形成されている。
【0019】第1側蓋12及び第2側蓋16のほぼ中央
位置には、DVD等の中心に設けられている孔部(図示
せず)を係止する係止部17が形成されている。この係
止部17は、多数の弾性片が内側に突出しており、この
弾性片に前記孔部の内周縁を係止させるのである。
【0020】また、第1側蓋12及び第2側蓋16に
は、収納するDVD等の外周縁に沿う位置に円弧状の凸
条部18、18、19、19がそれぞれ形成されてい
る。この凸条部18、19は、DVD等を係止部17に
係止させるときに案内部材の役目を果たすので、DVD
等を所定位置に容易に納めることができる。
【0021】また、凸条部18、19の内側には、図2
及び図3に示すように、それぞれ段部20、20が形成
されている。この段部20は、収納されるDVD21等
と第1及び第2側蓋12、16の表面との間に隙間を開
けるために設けられており、この隙間に指を差し入れれ
ば、収納されているDVD21等を簡単に取り出すこと
ができる。尚、段部20の幅は、DVD21等の縁部に
おける情報が未収録の部位とほぼ同じ幅であるので、D
VD21等の情報収録部分に傷を付けることはない。
【0022】更に、凸条部18、19は、第1側蓋12
と第2側蓋16とのそれぞれ対応する位置に形成されい
ると共に、一方の凸条部18の頂部には、図2に示すよ
うに、嵌合凸部18aが形成されており、他方の凸条部
19の頂部には、図3に示すように、嵌合凹溝19aが
形成されている。そして、この嵌合凸部18aと嵌合凹
溝19aとは、図4に示すように、第1側蓋12と第2
側蓋16とを施蓋したときに嵌合するように形成されて
いるので、施蓋時に第1及び第2側蓋12、16同士が
ズレることなく収納ケース11の強度が向上するのであ
る。
【0023】また、第1側蓋12及び第2側蓋16の内
側面には、補強用と装飾用とを兼ねた突条部22が格子
状又は傾斜状に形成されている。この突条部22の存在
によって、収納ケース11の強度が全体的に向上するの
である。尚、突条部22は、第1及び第2側蓋12、1
6の外側面に形成してもよく、或いは、第1及び第2側
蓋12、16の全面に又は一部にのみ形成してもよいこ
とは勿論である。
【0024】そして、第1側蓋12及び第2側蓋16の
それぞれ天板14寄りの位置には、補助板23、23が
設けられており、この補助板23、23には、歌詞カー
ドやジャケット等を挟持して保持する挟持片24、24
がそれぞれ形成されている。従って、この挟持片24、
24に所望のカード等を挟持させておくことができる。
【0025】更に、第1側蓋12及び第2側蓋16の両
側には、それぞれ側板25、25、26、26が設けら
れており、一方の側板25、25には、コ字状の係合溝
部27、27が形成されている。また、他方の側板2
6、26には、棒状の係合片28、28が形成されてい
る。これら係合溝部27、27と係合片28、28と
は、それぞれ対応する位置に形成されていると共に、施
蓋時に相互に係合し合うように形成されている。つま
り、両方の第1及び第2側蓋12、16を施蓋したとき
に係合片28と係合溝部27とが係合するので、第1及
び第2側蓋側蓋12、16同士がズレることなく収納ケ
ース11の強度が向上する。
【0026】また、側板25、25には、係合舌片4
1,41がそれぞれ設けられており、側板26、26に
は、前記係合舌片41,41と係合する受溝42、42
がそれぞれ設けられており、この係合舌片41と受溝4
2とが係合して施蓋状態を維持する。
【0027】また、第1側蓋12と第2側蓋16との下
端縁部におけるそれぞれ対応する位置には、円弧状の切
欠段部30、30がそれぞれ形成されている。この切欠
段部30、30は、施蓋時に重なり合ってその間に隙間
を形成するのである。つまり収納ケース11を開くとき
には、その隙間に指を差し入れて押し広げればよい。
【0028】そして、第1側蓋12と第2側蓋16との
縁部におけるそれぞれ対応する位置には、凹状切欠部2
9a、29aが形成されている。この凹状切欠部29
a、29aは、図5に示すように、施蓋時に重なり合っ
て係合凹部29を形成する。この係合凹部29は、後述
するホルダー31を装着してロック機構34のロック部
材39を突出させて係合させる部位である。
【0029】次に、ホルダー31について説明する。こ
のホルダー31は、図5に示すように、収納ケース11
の下端側から装着して施蓋状態をロックするものであ
り、基板32と、両方の側面板33、33と、一方の側
面板33に設けられたロック機構34と、底板35と、
コ字状の縁板36と、前記基板32の内側面に取り付け
られた防犯タグ37とを備えている。
【0030】ロック機構34は、図6から図8に示すよ
うに、板バネ38と、この板バネ38によって突出状態
が保持され且つ一方の側面板33を貫通して設けられた
ロック部材39とから構成されている。
【0031】板バネ38は、U字状に折り曲げて形成さ
れており、ロック部材39の両端を挟んでいる。また、
ロック機構34本体の下面端には、U字溝40が形成さ
れており、このU字溝40に板バネ38が嵌合されてい
る。更に、ロック部材39には、係合段部39a、39
bが形成されており、押し込んだ際に板バネ38が両側
の係合段部39aと係合して押し込んだ状態を保持す
る。また、釦部39cは、ロック機構34の上端から突
出可能に配設されており、操作者はこの部分を指で押す
ことにより操作する。
【0032】また、係合段部39aと係合した板バネ3
8は、図示しない所定の解錠装置を用いて、ロック機構
34の外部から強力な磁石により板バネ38を両側に広
げて、ロック部材39との係合を解除する。
【0033】このように、この収納ケース11は、防犯
タグ37を取り付けたホルダー31を収納ケース11に
装着して、係合凹部29にロック部材39を突出させれ
ば、施蓋状態をロックすることができる。また、従来規
格の市販ケースを用いることなく、DVD21等を収納
した収納ケース11にホルダー31を装着できるのであ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る収納ケ
ースは、所要大きさの第1側蓋と、該第1側蓋の一端に
ヒンジ部を介して折曲自在に設けられた天板と、該天板
の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられ且つ前記
第1側蓋に臨んで施蓋する第2側蓋とを少なくとも備
え、前記第1側蓋及び第2側蓋には、円盤状情報記録媒
体の孔部を係止する係止部を設けた収納ケースであっ
て、前記第1側蓋及び第2側蓋には、収納する円盤状情
報記録媒体の外周縁に沿う位置に円弧状の凸条部がそれ
ぞれ形成されていることによって、DVD等を収納する
ときに前記凸条部が案内部材の役目を果たすので、所定
の位置に容易に納めることができるという優れた効果を
奏する。
【0035】そして、凸条部の内側には、収納される円
盤状情報記録媒体と前記側蓋との間に隙間を開けるため
の段部が設けられていることによって、前記隙間に指を
差し入れれば、収納されているDVD等を簡単に取り出
すことができるという優れた効果を奏する。
【0036】更に、凸条部は、前記第1側蓋及び第2側
蓋のそれぞれ対応する位置に形成され、且つ一方の凸条
部の頂部には、嵌合凸部を形成し、他方の凸条部の頂部
には、嵌合凹溝を形成し、前記嵌合凸部と嵌合凹溝とが
嵌合自在であることによって、両方の側蓋を施蓋したと
きに嵌合凸部と嵌合凹溝とがしっかりと嵌合するので、
施蓋時の収納ケースの強度が向上するという優れた効果
を奏する。
【0037】また、本発明に係る収納ケースは、所要大
きさの第1側蓋と、該第1側蓋の一端にヒンジ部を介し
て折曲自在に設けられた天板と、該天板の一端にヒンジ
部を介して折曲自在に設けられ且つ前記第1側蓋に臨ん
で施蓋する第2側蓋とを少なくとも備え、前記第1側蓋
及び/又は第2側蓋には、円盤状情報記録媒体の孔部を
係止する係止部を設けた収納ケースであって、前記第1
側蓋及び第2側蓋には、補強用の突条部を格子状又は傾
斜状に形成したことによって、収納ケースの強度が全体
的に向上するという優れた効果を奏する。
【0038】そして、本発明に係る収納ケースは、所要
大きさの第1側蓋と、該第1側蓋の一端にヒンジ部を介
して折曲自在に設けられた天板と、該天板の一端にヒン
ジ部を介して折曲自在に設けられ且つ前記第1側蓋に臨
んで施蓋する第2側蓋とを少なくとも備え、前記第1側
蓋及び/又は第2側蓋には、円盤状情報記録媒体の孔部
を係止する係止部を設けた収納ケースであって、前記第
1側蓋又は第2側蓋には、歌詞カードやジャケット等を
挟持して保持する挟持片を形成したことによって、側蓋
にカード等を容易に挟持させることができるという優れ
た効果を奏する。
【0039】更に、本発明に係る収納ケースは、所要大
きさの第1側蓋と、該第1側蓋の一端にヒンジ部を介し
て折曲自在に設けられた天板と、該天板の一端にヒンジ
部を介して折曲自在に設けられ且つ前記第1側蓋に臨ん
で施蓋する第2側蓋とを少なくとも備え、前記第1側蓋
及び/又は第2側蓋には、円盤状情報記録媒体の孔部を
係止する係止部を設けた収納ケースであって、前記第1
側蓋と第2側蓋とがそれぞれ対応する位置には、相互に
係合し合う係合片と係合溝部とを形成したことによっ
て、両方の側蓋を施蓋したときに係合片と係合溝部とが
係合するので、側蓋同士がズレることなく施蓋時の収納
ケースの強度が向上するという優れた効果を奏する。
【0040】また、本発明に係る収納ケースは、所要大
きさの第1側蓋と、該第1側蓋の一端にヒンジ部を介し
て折曲自在に設けられた天板と、該天板の一端にヒンジ
部を介して折曲自在に設けられ且つ前記第1側蓋に臨ん
で施蓋する第2側蓋とを少なくとも備え、前記第1側蓋
及び/又は第2側蓋には、円盤状情報記録媒体の孔部を
係止する係止部を設けた収納ケースであって、前記第1
側蓋と第2側蓋とがそれぞれ対応する位置には、施蓋時
に係合凹部を形成するための凹状切欠部をそれぞれ形成
したことによって、ホルダーを装着してロック部材を突
出させれば前記係合凹部と係合するので、両方の側蓋の
施蓋状態がロックされるという優れた効果を奏する。
【0041】そして、本発明に係る収納ケースは、所要
大きさの第1側蓋と、該第1側蓋の一端にヒンジ部を介
して折曲自在に設けられた天板と、該天板の一端にヒン
ジ部を介して折曲自在に設けられ且つ前記第1側蓋に臨
んで施蓋する第2側蓋と、前記第1側蓋及び/又は第2
側蓋に設けると共に円盤状情報記録媒体の孔部を係止す
る係止部と、施蓋状態の両側蓋に装着するホルダーとを
少なくとも備え、前記第1側蓋と第2側蓋とのそれぞれ
対応する位置には、施蓋時に係合凹部を形成するための
凹状切欠部をそれぞれ形成し、前記ホルダーには、前記
係合凹部に係合して施蓋状態をロックするロック機構を
設けたことによって、DVD等を側蓋に係止してから施
蓋して、ホルダーを装着することができる。つまり、従
来規格の市販ケースを用いることなく、DVD等を収納
した収納ケースに、防犯タグを取り付けたホルダーを装
着できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る収納ケースを開いた状態の斜視図
である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】凸条部の嵌合凸部と嵌合溝部とを嵌合させた状
態を示す断面図である。
【図5】本発明に係る収納ケースを閉じてホルダーを装
着する状態を示す斜視図である。
【図6】ロック機構を示す断面図である。
【図7】ロック機構を示す底面図である。
【図8】ロック機構を示す要部斜視図である。
【図9】従来例に係るCDケースの収納容器の背面図で
ある。
【符号の説明】
1 CDケースの収納容器 2 CDケース 3 開口部 4 収納容器本体 5 ロック機構 6a 係止突起 6b 係止突起 7 ロック部材 11 収納ケース 12 第1側蓋 13 ヒンジ部 14 天板 15 ヒンジ部 16 第2側蓋 17 係止部 18 凸条部 18a嵌合凸部 19 凸条部 19a嵌合凹溝 20 段部 21 DVD 22 突条部 23 補助板 24 挟持片 25 側板 26 側板 27 係合溝部 28 係合片 29 係合凹部 29a凹状切欠部 30 切欠段部 31 ホルダー 32 基板 33 側面板 34 ロック機構 35 底板 36 縁板 37 防犯タグ 38 板バネ 39 ロック部材 39a係合段部 39b係合段部 39c釦部 40 U字溝 41 係合舌片 42 受溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月28日(2000.8.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図4】
【図7】
【図1】
【図5】
【図6】
【図8】
【図9】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要大きさの第1側蓋と、該第1側蓋の
    一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられた天板と、
    該天板の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられ且
    つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2側蓋とを少なくと
    も備え、前記第1側蓋及び第2側蓋には、円盤状情報記
    録媒体の孔部を係止する係止部を設けた収納ケースであ
    って、前記第1側蓋及び第2側蓋には、収納する円盤状
    情報記録媒体の外周縁に沿う位置に円弧状の凸条部がそ
    れぞれ形成されていることを特徴とする収納ケース。
  2. 【請求項2】 凸条部の内側には、収納される円盤状情
    報記録媒体と前記側蓋との間に隙間を開けるための段部
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の収
    納ケース。
  3. 【請求項3】 凸条部は、前記第1側蓋及び第2側蓋の
    それぞれ対応する位置に形成され、且つ一方の凸条部の
    頂部には、嵌合凸部を形成し、他方の凸条部の頂部に
    は、嵌合凹溝を形成し、前記嵌合凸部と嵌合凹溝とが嵌
    合自在であることを特徴とする請求項1に記載の収納ケ
    ース。
  4. 【請求項4】 所要大きさの第1側蓋と、該第1側蓋の
    一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられた天板と、
    該天板の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられ且
    つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2側蓋とを少なくと
    も備え、前記第1側蓋及び/又は第2側蓋には、円盤状
    情報記録媒体の孔部を係止する係止部を設けた収納ケー
    スであって、前記第1側蓋及び第2側蓋には、補強用の
    突条部を格子状又は傾斜状に形成したことを特徴とする
    収納ケース。
  5. 【請求項5】 所要大きさの第1側蓋と、該第1側蓋の
    一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられた天板と、
    該天板の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられ且
    つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2側蓋とを少なくと
    も備え、前記第1側蓋及び/又は第2側蓋には、円盤状
    情報記録媒体の孔部を係止する係止部を設けた収納ケー
    スであって、前記第1側蓋又は第2側蓋には、歌詞カー
    ドやジャケット等を挟持して保持する挟持片を形成した
    ことを特徴とする収納ケース。
  6. 【請求項6】 所要大きさの第1側蓋と、該第1側蓋の
    一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられた天板と、
    該天板の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられ且
    つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2側蓋とを少なくと
    も備え、前記第1側蓋及び/又は第2側蓋には、円盤状
    情報記録媒体の孔部を係止する係止部を設けた収納ケー
    スであって、前記第1側蓋と第2側蓋とのそれぞれ対応
    する位置には、相互に係合し合う係合片と係合溝部とを
    形成したことを特徴とする収納ケース。
  7. 【請求項7】 所要大きさの第1側蓋と、該第1側蓋の
    一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられた天板と、
    該天板の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられ且
    つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2側蓋とを少なくと
    も備え、前記第1側蓋及び/又は第2側蓋には、円盤状
    情報記録媒体の孔部を係止する係止部を設けた収納ケー
    スであって、前記第1側蓋と第2側蓋とのそれぞれ対応
    する位置には、施蓋時に係合凹部を形成するための凹状
    切欠部をそれぞれ形成したことを特徴とする収納ケー
    ス。
  8. 【請求項8】 所要大きさの第1側蓋と、該第1側蓋の
    一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられた天板と、
    該天板の一端にヒンジ部を介して折曲自在に設けられ且
    つ前記第1側蓋に臨んで施蓋する第2側蓋と、前記第1
    側蓋及び/又は第2側蓋に設けると共に円盤状情報記録
    媒体の孔部を係止する係止部と、施蓋状態の両側蓋に装
    着するホルダーとを少なくとも備え、前記第1側蓋と第
    2側蓋とのそれぞれ対応する位置には、施蓋時に係合凹
    部を形成するための凹状切欠部をそれぞれ形成し、前記
    ホルダーには、前記係合凹部に係合して施蓋状態をロッ
    クするロック機構を設けたことを特徴とする収納ケー
    ス。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100455411B1 (ko) * 2002-03-25 2004-11-06 김지태 디스크 도난방지장치
US8054194B2 (en) 2003-02-10 2011-11-08 Autronic Plastics, Inc. System and method for verifying a security status of a lockable container
US9563237B2 (en) 2013-03-29 2017-02-07 Fujitsu Limited Input apparatus, electronic apparatus and touch pad
CN109250264A (zh) * 2017-07-13 2019-01-22 株式会社迪思科 刀具容器

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