JP3027324U - テープカセット等の収納容器 - Google Patents

テープカセット等の収納容器

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JP3027324U
JP3027324U JP1996000208U JP20896U JP3027324U JP 3027324 U JP3027324 U JP 3027324U JP 1996000208 U JP1996000208 U JP 1996000208U JP 20896 U JP20896 U JP 20896U JP 3027324 U JP3027324 U JP 3027324U
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tape cassette
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storage container
lid
locking portion
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JP1996000208U
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English (en)
Inventor
倍男 橘
Original Assignee
株式会社ハゴロモ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多量の錠前を容易に解錠できるテープカセッ
ト等の収納容器を提供する。 【解決手段】 テープカセット等の収納本体11と、収
納本体11にヒンジ12等で開閉自在に取り付けられた
蓋体13と、蓋体13に着脱自在に装着された施錠部1
4と、蓋体13を閉じた際に施錠部14と係合する収納
本体11の一部に形成された一対の係止片19とを備え
たので、外部から磁気コイル等を剥ぎ取る事ができな
い。また、鍵20で容易に解錠できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、レンタルビデオ店、CD販売店、レコード楽器店等で商品の盗難を 防止するためにテープカセット等を収納しておくテープカセット等の収納容器に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、レンタルビデオ店、CD販売店、レコード楽器店等では、商品を不正に 持ち出されない様に種々の工夫が為されている。例えば、店の出入り口に磁気セ ンサー等を設置し、店内に陳列された商品には、全て磁気コイル等を付けておく ものが提案されていた。この様にしておき、正規に代金を支払った客は、レジで 磁気シールド用の袋に商品を入れて貰い、店の出入り口を通過する事ができる。 一方、不正に商品を持ち出そうとするものは、店の出入り口で警報が鳴る仕組 みとなっている。
【0003】 また、他の方法としてパス・アラウンド方式と云われるものが提案されていた 。これは、店内のレジの前に磁気センサー等を設置し、商品には磁気コイル等が 付着されたままになっており、正規に代金を支払った客は、レジを通して磁気セ ンサーを迂回して商品を渡されものである。商品をレジを通さないで持ち出そう すると、警報装置を通過する事となり、警報が鳴る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、店の出入り口に磁気センサー等を設置する形式のものでは、防犯用の 磁気タグが商品に直接付されていたために、タグを破壊される場合があった。ま た、磁気シールド用の袋等が必要となり、店舗管理上煩雑であった。
【0005】 更に、パス・アラウンド方式では、タグが剥き出しである為にタグが破壊され たり、悪戯される欠点が存在した。また、正当に借り出した商品を他のレンタル 店に持って入った場合に警報が鳴ってしまうと云う欠点も存在した。
【0006】 本考案の目的は、これら従来のテープカセット等の防犯タグの問題点に鑑み、 容易に取り外す事ができず、しかも取り扱いの簡単なテープカセット等の収納容 器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のテープカセット等の収納容器は、テープ カセット等の収納本体と、該収納本体にヒンジ等で開閉自在に取り付けられた蓋 体と、該蓋体に着脱自在に装着された施錠部と、前記蓋体を閉じた際に該施錠部 と係合する前記収納本体の一部に形成された一対の係止片とを備えたことを特徴 とするものである。
【0008】 前記施錠部と係止片との係合は、蛙又状の鍵で解錠されることを特徴とするも のである。前記施錠部は、前記蓋体の略中央に形成された収納凹部に着脱自在に 装着されることを特徴とするものである。前記施錠部は、一対の係合突起と、解 錠用突起とが左右対称に配設されたものである。
【0009】 本考案に係るテープカセット等の収納容器は、外部から不法に防犯タグを破壊 したり、悪戯する事ができず、しかもレジで正規に取り外す時は、鍵で簡単に取 り出す事ができる。
【0010】
【実施の形態】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。図1は本考案の テープカセット等の収納容器の一実施例を示す全体斜視図、図2は同テープカセ ット等の収納容器の開蓋状態を示す正面図、図3は同テープカセット等の収納容 器の解錠状態を示す一部を切欠いた斜視図である。
【0011】 テープカセット等の収納容器10はテープカセット等の収納本体11と、この 収納本体11にヒンジ部12で開閉自在に取り付けられた蓋体13を備えている 。収納本体11及び蓋体13は、合成樹脂等で一体的に構成されている。また、 ヒンジ部12は、合成樹脂等を薄肉状に成形する事により構成されている。
【0012】 蓋体13は、端面の開口部15a有した収納凹部15を備えている。また、蓋 体13には施錠部14が着脱自在に装着されている。施錠部14は、図5に示す 如く基板部14aと、係合部14bとから構成されている。
【0013】 基板部14aは、薄い磁気コイル16等が形成されている。この磁気コイル1 6は、外部の磁気反応装置に反応する。係合部14bは、一対の係合突起17、 17と、解錠用突起18、18とが左右対称に配設されている。係合突起17は 、外側に向かって係合部17aが形成されており、蓋体13を閉じた際に収納本 体11の壁面に形成された一対の係止片19、19と係合する。
【0014】 次に、以上のように構成されたテープカセット等の収納容器10の使用方法に ついて説明する。先ず、収納本体11にテープカセット等を入れ蓋体13の収納 凹部15に施錠部14を装着した状態で蓋体13を閉じる。すると、施錠部14 4の係合突起17、17が収納本体11の一部に形成された一対の係止片19、 19と係合し施錠される。この施錠状態では、テープカセット等の収納容器10 を手で開く事はできない。したがって、施錠状態では、蓋体13の内側に配置さ れた磁気コイル16等を剥ぎ取る事ができないのでビデオテープを不正に持ち出 す事ができない。
【0015】 また、解錠する場合には、図3、4に示す様に蛙又状の鍵20で解錠される。 鍵20は、略U字状に形成されており、所定の間隔を有して配設された一対の解 錠用突起18、18を中央に寄せる作用をする。図4に示す如く、解錠用突起1 8、18が中央に寄せられると、係合突起17、17も中央に寄せられ係止片1 9と係合段部17aとの係合が解除される。
【0016】 鍵20を更に押すと蓋体13が開き、後は手で開ける事ができる。蓋体13が 開いたら、収納凹部15から施錠部14を取り外し、再度蓋体13を閉じる。収 納本体11には、凹部21が形成され、蓋体13には、小突起22が形成されて いる。したがって、施錠部14が無くとも蓋体13は、閉成状態を維持する事が できる。
【0017】 この様に、本考案のテープカセット等の収納容器では、鍵20を利用して解錠 するので、従来の鍵に比べて簡易迅速に解錠動作ができると共に防犯タグ(磁気 コイル16)が外部に露出していないので、剥ぎ取られる事がない。また、取扱 いが容易である。
【0018】 尚、本考案は以上の実施例に限る事なく、本考案の技術思想に基づいて種々の 変形が可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のテープカセット等の収納容器では、テープカセ ット等の収納本体と、該収納本体にヒンジ等で開閉自在に取り付けられた蓋体と 、該蓋体に着脱自在に装着された施錠部と、前記蓋体を閉じた際に該施錠部と係 合する前記収納本体の一部に形成された一対の係止片とを備えたので、鍵によっ て容易に解錠する事ができる。また、磁気コイルが露出していないので、剥ぎ取 られる事もない。
【0020】 また、前記施錠部と係止片との係合は、蛙又状の鍵で解錠されるので、一個の 鍵で簡易に解錠でき故障も少ない。また、前記施錠部は、前記蓋体の略中央に形 成された収納凹部に着脱自在に装着されるので、解錠後容易に取り外す事ができ る。また、前記施錠部は、一対の係合突起と、解錠用突起とが左右対称に配設さ れたので簡易な構成とする事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のテープカセット等の収納容器の一実施
例を示す全体斜視図である。
【図2】同テープカセット等の収納容器の開蓋状態を示
す正面図である。
【図3】同テープカセット等の収納容器の解錠状態を示
す一部を切欠いた斜視図である。
【図4】同テープカセット等の収納容器の解錠状態を示
す一部を切欠いた斜視図である。
【図5】同テープカセット等の収納容器に使用される係
止片を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 テープカセット等の収納容器 11 収納本体 12 ヒンジ部 13 蓋体 14 施錠部 14a 基板部 14b 係合部 15 収納凹部 16 磁気コイル 17 係合突起 17a 係合段部 18 解錠用突起 19 係止片 20 鍵 21 凹部 22 小突起

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカセット等の収納本体と、該収納
    本体にヒンジ等で開閉自在に取り付けられた蓋体と、該
    蓋体に着脱自在に装着された施錠部と、前記蓋体を閉じ
    た際に該施錠部と係合する前記収納本体の一部に形成さ
    れた一対の係止片とを備えたことを特徴とするテープカ
    セット等の収納容器。
  2. 【請求項2】 前記施錠部と係止片との係合は、蛙又状
    の鍵で解錠されることを特徴とする請求項1記載のテー
    プカセット等の収納容器。
  3. 【請求項3】 前記施錠部は、前記蓋体の略中央に形成
    された収納凹部に着脱自在に装着されることを特徴とす
    る請求項1記載のテープカセット等の収納容器。
  4. 【請求項4】 前記施錠部は、一対の係合突起と、解錠
    用突起とが左右対称に配設されたものであることを特徴
    とする請求項1記載のテープカセット等の収納容器。
JP1996000208U 1996-01-29 1996-01-29 テープカセット等の収納容器 Expired - Lifetime JP3027324U (ja)

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