JP2020535571A - 物質放出利益拒否防犯装置 - Google Patents

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Abstract

物質放出利益拒否防犯装置に関連する装置及び方法を提供する。一例による防犯装置は、容器と、容器に取り付けられたロックアセンブリと、容器に取り付けられた電子アセンブリとを含む。電子アセンブリは、無線周波数受信機と、処理回路とを含み得る。防犯装置は、利益拒否アセンブリをさらに含み得る。利益拒否アセンブリは、キャニスター内に配置された物質と、物質を容器の中に放出するように構成された放出機構とを含む。処理回路は、無線周波数受信機が無線信号を受信することに応答して、無線周波数受信機からゲート検出信号を受信し、無線周波数受信機からのゲート検出信号の受信に応答して、放出機構に放出信号を送信することにより、放出機構を発動させ、物質を容器の中に放出させるように構成され得る。【選択図】図1

Description

本明細書に記載された種々の例示的実施形態は、概して防犯技術に関し、より具体的には、小売業の損失防止に使用される防犯装置に関する。
製品防犯装置は、小売盗難防止のような多くの環境で一般的に使用されている。この点に関し、電子商品監視(EAS)システムと呼ばれることが多い小売盗難防止システムは、小売店の出口にあるアンテナを使用して、商品に結合された防犯装置から放射された無線周波数(RF)信号を検出する。製品防犯装置は、製品若しくは製品の周りに取り付けられ、又はロックされる場合がある。販売取引の際にPOSでこの装置が取り外されなかった場合、防犯装置は、EASシステムによって、製品に取り付けられて店を出る装置として検出されることになる。小売店からのそのような装置の持ち去りは、盗難の試みに関連している可能性が高いため、アラームが発動される場合がある。しかしながら、アラームにもかかわらず、もし泥棒が小売店から製品をなんとか持ち去ることができた場合、泥棒は、種々のツール又はより複雑な技術を使用して、製品に損傷を与えることなく製品から防犯装置を取り外すことができ、それによって盗んだ製品を使用し、若しくは再販する可能性がある。
[一部の例の概要]
一部の例示的実施形態によれば、防犯装置が提供される。例示的防犯装置は、容器を含む場合がある。容器は、容器内に商品を受け入れるように構成されている。防犯装置は、容器に取り付けられたロックアセンブリをさらに含む場合がある。ロックアセンブリは、容器をロックして物品へのアクセスを禁止し、容器のロックを解除して物品へのアクセスを許可するように構成される場合がある。防犯装置は、容器に取り付けられた電子アセンブリをさらに含む場合がある。電子アセンブリは、無線周波数受信機及び処理回路を含む場合がある。処理回路は、無線周波数受信機に結合される場合がある。さらに、防犯装置は、キャニスター及び放出機構を含む利益拒否アセンブリを含む場合がある。キャニスターは、キャニスター内に配置された物質を含む場合がある。放出機構は、容器の中に物質を放出するように構成される場合がある。放出機構は、処理回路に結合され、処理回路によって発動可能である場合がある。処理回路は、無線周波数受信機が無線信号を受信することに応答して、無線周波数受信機からゲート検出信号を受信し、無線周波数受信機からのゲート検出信号の受信に応答して、放出機構に放出信号を送信することにより、放出機構を発動させ、物質を放出させるように構成される場合がある。
一部の例示的実施形態によれば、例示的方法が提供される。例示的方法は、電子アセンブリの処理回路において、電子アセンブリの無線周波数受信機が無線信号を受信することに応答して、無線周波数受信機からゲート検出信号を受信すること、及び、無線周波数受信機からのゲート検出信号の受信に応答して、利益拒否アセンブリの放出機構に放出信号を送信することにより、放出機構を発動させ、ロック可能な容器の中に、利益拒否アセンブリのキャニスター内に配置された物質を放出させることを含む。ロック可能な容器内には、物品が配置されている。
一部の例示的実施形態を一般的用語で説明したが、次に、必ずしも縮尺通りに描かれていない添付の図面を参照する。
一部の例示的実施形態による、容器を含む防犯装置の正面図である。 一部の例示的実施形態による、防犯装置の平面図である。 一部の例示的実施形態による、防犯装置の背面図である。 一部の例示的実施形態による、防犯装置の右側面図である。 一部の例示的実施形態による、容器の基部と蓋との間のヒンジ接続を示す、防犯装置の上端部の部分正面図である。 一部の例示的実施形態による、防犯装置の蓋の分解正面図である。 一部の例示的実施形態による、防犯装置の蓋の底面図である。 一部の例示的実施形態による、防犯装置の蓋の分解図である。 一部の例示的実施形態による、電池ホルダーアセンブリの分解図である。 一部の例示的実施形態による、電池ホルダーアセンブリの平面図である。 一部の例示的実施形態による、防犯装置の蓋の部分破断平面図である。 一部の例示的実施形態による、図11の線12−12に沿って切断して見たときの、ロック解除位置にある蓋及びスライダーの部分断面正面図である。 一部の例示的実施形態による、ロック解除位置にある蓋の部分破断平面図である。 一部の例示的実施形態による、図13の線14−14に沿って切断して見たときの、ロック位置にある蓋及びスライダーの部分断面正面図である。 一部の例示的実施形態による、ロック位置にある蓋の部分破断平面図である。 一部の例示的実施形態による、ロックアセンブリをロック解除するために磁気キーと係合された蓋の部分断面側面図である。 一部の例示的実施形態による、防犯装置の選択された構成要素のブロック図である。 一部の例示的実施形態による、物質放出利益拒否防犯装置のための例示的方法のフロー図である。
[一部の例示的実施形態の詳細な説明]
次に、一部の例示的実施形態を、添付の図面を参照して、以下でより詳細に説明する。添付の図面には、全部ではなく、一部の例示的実施形態が示されている。実際、本明細書で図示説明される例は、本開示の範囲、適用可能性、又は構成に関して、限定するものとして解釈されてはならない。むしろ、これらの例示的実施形態は、本開示が適用可能な法的要件を満たすように提供される。全体を通して、類似の参照番号は、類似の要素をフィンガーしている。本明細書で使用される場合、動作可能な結合とは、直接又は間接の接続に関連し、いずれの場合でも、互いに動作可能に結合された構成要素の機能的相互接続が可能になると理解されるべきである。
一部の例示的実施形態によれば、物質を放出し、製品と相互作用させる機能を有することにより、小売盗難を抑止する例示的防犯装置が、利益拒否技術として提供される。例示的防犯装置は、ロック可能な容器を含む場合があり、その中に小売製品を安全に保管することができる。防犯装置は、電子物品監視(EAS)タグのような無線周波数(RF)受信機を含む電子アセンブリをさらに含む場合がある。電子アセンブリは、処理回路をさらに含む場合がある。さらに、防犯装置は、例えば膨張する泡のような物質で満たされたキャニスターを含む利益拒否アセンブリを含む場合がある。利益拒否アセンブリは、盗難状態に応答して、容器の中に物質を放出し、製品と相互作用させるように構成された放出機構をさらに含む場合がある。一部の例示的実施形態によれば、物質を放出することは、(例えば、キャニスターを突き刺すことにより)キャニスターに孔を開けることを含む場合がある。放出機構は、処理回路に結合され、処理回路によって発動可能である場合がある。この点に関し、処理回路は、RF受信機が例えば小売店の出口に設置されたEASゲートから無線信号を受信したという指示の受信に応答して、放出機構を発動させるように構成される場合がある。この指示は、盗難の可能性を示している場合がある。発動された放出機構は、容器の中に物質を放出し、容器をキャニスター内の物質で満たすことができる。物質は、容器内の小売製品と相互作用し、製品に損傷を与えたり、製品に付着することにより、利益拒否機能を実施することができる。
図1〜図16を参照すると、例示的防犯装置10は、基部12及び蓋14によって形成された容器を含む場合がある。基部12と蓋14を合わせたものは、6面の箱を形成する場合がある。蓋14は、ヒンジを介して基部12に接続され若しくは取り付けられ、開位置と閉位置との間で移動可能である。基部12は、商品(図示せず)のような物品を受け入れるようなサイズを有する場合がある。蓋14は、基部12と協働し、蓋14が閉位置にあるときに物品を取り囲み、物品を安全に保管することができる。蓋14は、好ましくは、ヒンジ16によって基部12に旋回可能に取り付けられる。防犯装置10は、蓋14と基部12を一つに固定するとともに、基部12内からの物品の不正な取り外しを防止するために、「18」(図8)で一般的に示されたロックアセンブリをさらに含む場合がある。防犯装置10は、「20」で一般的に示された電子アセンブリをさらに含む場合がある。電子アセンブリ20は、防犯装置10が装着されていることを示すLED82のような光源、EASタグ84、及び、音を発するスピーカー80のような音声装置を含む場合がある。電子アセンブリ20の構成要素の1以上は、例えば、基部12から蓋14をこじ開ける試みが行われたとき;電子アセンブリ20が店舗の防犯ゲートの近くに持ってこられたとき;または、キー22(図16)を用いて電子アセンブリ20を先に解除することなく防犯装置10が店舗から持ち去られたときに、発動される場合がある。一体型電子アセンブリ20を備えた防犯装置10は、2005年12月20日に出願された「Electronic Security Device and System for Articles of Merchandise」と題する係属中の米国特許出願第11/312,266号に開示されたシステムのような商品用防犯システムの一部として使用されるように設計されてもよい。この米国特許出願(現在放棄されている)は、2004年12月28日に出願された米国仮出願第60/639,770号に基づく優先権を主張している。これら2つの出願の明細書の全体は、参照により本明細書に援用される。
防犯装置10は、CDやDVDのパッケージを含む商品アイテムのような物品を受け入れるように構成されてもよいし、あるいは、コンピュータソフトウェアの箱、書籍、宝石箱、電子機器ボックス等の他の商品アイテムを保持するように構成されてもよい。基部12は通常、透明な材料から製造され、それによって顧客は、防犯装置10内に保持された物品を見ることができる。基部12は、前壁24、後壁26、及び、底壁30から上向き及び外側に向かって遠ざかるように延びる対向する左右の側壁28を含む場合がある。壁24、26、28及び30は、底壁30の反対側に配置された開放端を有する、5面のフレーム又は箱の形に配置される場合がある。
蓋14は、ヒンジ16によって基部12に枢動可能に接続される場合がある。ヒンジ16は、ヒンジピン16aを中心に回転可能である場合がある。蓋14は、蓋14が閉位置にあるときに、箱の開放端を閉じることができ、蓋14が開位置にあるときに、箱の内部空洞へのアクセスを可能にすることができる。蓋14は、不透明材料から製造される場合がある。これによって、例えば、観察者は、EASタグが蓋14内にあるか否かを判断できず、また、防犯装置10を閉鎖ロック位置に固定するためのロックアセンブリの種々の構成要素を見ることができないようになる。蓋14は、機械作動装置や磁気作動装置を含む、任意の適当なロックアセンブリ又は機構によって、基部12にロックされてよい。ただし、適当なロック機構の一例は、2003年12月21日に出願された係属中の米国特許出願第10/371,570号(現在米国特許第7,194,879号)において図示説明された機構機構である。米国特許出願第10/371,570号の明細書の全体は、参照により本明細書に援用される。
蓋14は、スライダー32、及びロックアセンブリ18(図8)によって、基部12にロックされる場合がある。スライダー32は、蓋14の内面に摺動可能に固定される場合がある。スライダー32は、複数の留め具33によって蓋14に摺動可能に固定される場合がある。留め具33は、スライダー32のスロット35を通り、蓋14の内面14aに形成されたボス37の中に受け入れられる。スライダー32は、蓋14の内面14aに対して選択的に摺動可能である場合があり、ロック位置とロック解除位置との間で移動可能である場合がある。ロックアセンブリ18は、2つのバネ付勢された可動フィンガー46を有する磁気作動ロックアーム36を含む場合がある。アーム36及びフィンガー46は、傾斜ポケット47を有するスライダー32の一部と係合するように設計される場合がある。ポケット47は、その内部にフィンガー46を受け入れ、フィンガー46が磁気キー22による作用を受けない限り、フィンガー46のポケット47からの引き抜きを防止するようなサイズ及び形状を有する場合がある。ロックアセンブリ18は、ロックアセンブリ18がそのロック位置にあるとき、すなわち、フィンガー46がポケット47内に保持されているときに、スライダー32をロック位置に保持することができる。キー22を使用することにより、ロックフィンガー46をロック位置(図14)からロック解除位置(図12及び図16)へ移動させることができる。キー22は、キー22が蓋14上に正しく配置されたときにロックアーム36上のフィンガー46と整列するように配置された磁石38を有する場合がある。磁石38は、フィンガー46を磁石38に向かって引き寄せ、フィンガー46がロックアーム36と再整列されると、ユーザーはフィンガータブ44を操作し、スライダー32を開位置に戻すことができる。ロックアセンブリ18は、蓋14又はスライダー32の何れか一方に搭載される場合があり、ロック機構36の特定の設計によっては、ロックアセンブリ18は、蓋14及びスライダー32のうちの他方に形成されたポケット47と係合する場合があることが、理解されるであろう。
スライダー32は、複数の間隔を空けたL字形ロックタブ40を含む場合がある。L字形ロックタブ40は、図6及び図8に示されている。蓋14は、複数の離間されたタブ41を含む場合がある。タブ41は、図7及び図8から見て取ることができる。さらに、基部12の前壁24は、そこから上向き及び外側に延びる複数の離間されたフックタブ34を含む場合がある。各フックタブ34は、前壁24の上縁に実質的に平行に配置されたU字形スロットを含む場合がある。タブ34、40、及び41は、通常、基部12、スライダー32、及び蓋14とそれぞれ一体に製造される。スライダー32が蓋14に固定されると、L字型ロックタブ40の各々の下側脚部は、タブ41のうちの1つの外面に当接することができる。スライダー32をロック位置とロック解除位置との間で摺動可能に移動させると、フックタブ34とロックタブ40は、互いに係合され、又は互いから分離される場合がある。スライダー32を動かし、蓋14と基部12を一緒にロックすると、各ロックタブ40の下側脚部は、関連するタブ41の上面に沿って摺動し、隣接するフックタブ34のU字型スロットの中に入る。ロックタブ34と40のこの相互ロックによれば、蓋14が閉位置から開位置に旋回することを実質的に防止され、したがって、防犯装置10をロックすることができる。スライダー32を反対方向に動かすと、ロックタブ40の下側脚部は、関連するフックタブ34のU字型スロットから滑り出る。その後、蓋14をロック解除状態にすることができる。ロック解除状態では、蓋14を閉位置と開位置の間で旋回させることにより、基部12内の内部空洞へのアクセスが可能となる。
蓋14は、電子アセンブリ20のスピーカーグリル50及びライトポスト52を受け入れるアパーチャ48も備えており、さらに、キー22を正しく位置決めするために使用される一対の位置合わせインジケータ54も備えている。スピーカーグリル50及びライトポスト52は、蓋14とスライダー32との間に挟まれた電池ホルダーアセンブリー56(図6)と一体に形成される場合がある。電池ホルダーアセンブリ56は、複数の留め具58(図7)によって蓋14に固定的に接続される場合がある。留め具58は、アセンブリ56の取り付け穴60を通り、蓋14の内面14aに一体的に形成されたボス62(図8)の中まで延びている。
電池ホルダーアセンブリ56は、電子アセンブリ20の回路及び他の構成要素を備えている。特に、電池ホルダーアセンブリ56は、少なくとも一対のスイッチ68、70と;電子アセンブリを実質的に制御する半導体回路基板72と;電池74及び関連する電池カバー76、電池端子78と;スピーカー80(図10)と;ライトポスト52に向かって光を放射するように配置された発光ダイオード(LED)82と;EASタグ84とを含む場合がある。LED82は、電子アセンブリ20が作動されたときに閃光を発するように設計される場合がある。EASタグ84は、無線周波数(RF)反応性または磁気反応性(AM)である場合があり、防犯ゲートによって検出されたときに防犯ゲートアラームを作動させるように設計されている。この点に関し、EASタグ84は、RF受信機113(図16)の一例である場合がある。スイッチ68は、電池ホルダーアセンブリ56の開口部88及びスライダー32のスロット89(図6)を通って外向きに延びている。スイッチ70は、アセンブリ56から外向きに延びて、スライダー32の突起部90と係合することができる。電池カバー76は、複数の留め具75によって電池ホルダーアセンブリ56に固定される場合がある。留め具75は、カバー76の穴86を通って、アセンブリ56の穴87(図9)の中に挿入される。スライダー32は、アパーチャ64をさらに含み、電池カバー76は、アパーチャ64を通して短い距離だけ延びている。留め具75には、開口部64を通して容易にアクセスすることができる。図8に示されるように、アパーチャ64の長さ及び幅は、電池ホルダーアセンブリ56の長さ及び幅よりも短い場合があり、電池カバー76の長さ及び幅よりも長い場合がある。スライダー32が前後に動くときに電池カバー76がスライダー32と係合しないように、アパーチャ64に余分な幅を与えてもよい。
添付の図面には特に示されていないが、電子アセンブリ20は、回路基板72に接続された複数のセンサーをさらに含む。これらのセンサーは、システム内の電気回路の状態を監視し、回路が故障した場合にそれを知らせる。回路に途絶が生じた場合、回路基板72から信号が送信され、システムの内部可聴アラームが鳴らされる。
防犯装置10は、次の形で使用される場合がある。ロックアセンブリ18がロック解除位置にあるとき(図11及び図12)、蓋14を開いて、物品を基部12に挿入できるようにする。次に、蓋14を回転させることにより、基部12の開放端を閉じることができる。次に、ユーザーは、矢印「A」の方向にフィンガータブ44を押して(図13)、スライダー32を矢印「A」の方向に移動させることができる。前述したように、この移動により、ロックタブ40とフックタブ34が互いに係合する。図14に示されるように、スライダー32の移動により、さらに、ロックアーム36のフィンガー46が、ポケット47上の位置まで摺動される。フィンガー46は、平面ロックアーム36と整列するようにばね付勢される場合がある。その結果、フィンガー46がポケット47上に配置されると、フィンガー46は、アーム36との整列からパチンと外れ、ポケット47内と係合するようになり、それによって、蓋14と基部12が、一つにロックされる。さらに、図13に示されるように、スライダー32の移動により、スイッチ70は、突起部90に沿って乗せられ、それによってスイッチ70は、防犯装置10の電気回路が閉じられる位置に移動される。また、スライダー32の移動により、スイッチ68は、開口部88及びスロット89の中に滑り込まされ、電気回路が閉じられる位置まで移動される。電気回路を閉じると、LED82は発光を開始し、その光が拡大され、蓋14のライトポスト52を通して見えるようになる。LED82は、防犯装置10が現在アラームを発していることを消費者に知らせる場合がある。好ましくは、LED82は、防犯装置10がアラームを発しているという事実に消費者の注意を向けるために、点滅するように構成される。さらに、回路を閉じると、EASタグ84及びスピーカー80に、電力が供給される。その結果、基部12から蓋14をこじ開けようとする試みがなされると、警報システム20内のセンサが発動され、スピーカー80は、注意を引く大きな音を発することになる。防犯装置10は、例えば10分間のような所定の長さの時間にわたって音を発するように事前プログラムされる場合がある。さらに、基部12から蓋14をこじ開けようとする試みがない場合でも、防犯装置10が、保護された環境の入口又は出口において防犯ゲートの特定の事前プログラムされた範囲内にくると、EASタグ84が発動され、それによって防犯ゲートは、リモートアラームを鳴らす。同時に、防犯装置10内のスピーカー80も、注意を引く大きな音を発し始める。このアラームは、防犯装置10に特別に設計されたキー22を係合することによってのみオフにできる。
顧客が商品を合法的に購入した後に電子アセンブリがアラームを鳴らすのを防止するために、キー22をロックアセンブリ18と位置合わせすることにより、防犯装置10を作動解除することができる。キー22の突起部90(図15)を蓋14のアパーチャ54の中に入れることによって、キー22を防犯装置10上に正しく位置合わせすることができる。これによって、磁石38(図16)が、ロックアセンブリ18上のフィンガー46の近くにくる。フィンガー46は、磁石38に向かって引き寄せられ、それによって基部32のポケット47から引き出される。次に、フィンガータブ44を矢印「A」とは反対の方向に動かし、それによってスライダー14を、蓋14に対して矢印「A」とは反対の方向に動かすことができる。スライダー32がこの第2の方向に移動すると、スイッチ70は、突起部90に沿って、図13に示した位置から図11に示した位置へ摺動する。さらに、スイッチ68は、開口部88及びスロット89を通って、反対方向に摺動する。スイッチ68及び70の動きにより、防犯装置10内の電気回路は破壊され、それによって電子アセンブリ20が作動解除される。矢印「A」とは反対の方向へのスライダー32の移動により、さらに、蓋14がロック解除される場合がある。その後、蓋14を開位置まで回転させることができ、物品を基部12内から取り外すことができる。
次に図17を参照すると、防犯装置10の選択された構成要素のブロック図が示されている。この点に関し、電子アセンブリ20は、処理回路110を有するように図示されている。処理回路110は、プロセッサ112及びメモリ111を含む場合がある。プロセッサ112は、如何なるタイプのマイクロプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は特定用途向け集積回路(ASIC)であってもよい。プロセッサ112は、ハードウェアで構成されてもよいし、ソフトウェア命令(例えば、メモリ111に記憶される)の実行により構成されてもよく、防犯装置10の動作をサポートする種々の機能を具現化及び実施する。プロセッサ112は、プロセッサ110及び処理回路110が、周辺構成要素と相互に情報をやりとりし、周辺構成要素から情報を受信し、周辺構成要素の動作を制御できるようにする入出力ピン又は接続を含む場合がある。メモリ111は、プロセッサ112とは別個のものであってもよいし、プロセッサ112と一体化されていてもよい。
この点に関し、処理回路110は、RF受信機113に直接的又は間接的に接続される場合がある。RF受信機113は、EASタグ84のようなEASタグであってもよい。この点に関し、RF受信機113は、小売店の入口や出口にあるEAS防犯ゲートによって放射された無線信号を受信するように構成される場合がある。RF受信機113は、防犯装置10がEAS防犯ゲートに比較的近接しているとき、したがって、小売店の入口や出口に比較的近接しているときに、EAS防犯ゲートから信号を受信することができる。RF受信機113は、例えば約8.2MHz又は約58kHzのような、種々のEAS防犯ゲートに共通の周波数で動作するように構成される場合がある。RF受信機113は、LCタンク回路を形成するインダクタ及びコンデンサを含む場合があり、LCタンク回路は、EAS防犯ゲートにリターン信号を送信するように共振し、EAS防犯ゲートにアラームを発動させる。
RF受信機113は、さらに、処理回路110に直接的又は間接的に接続される場合がある。この点に関し、処理回路110は、RF受信機113を監視し、RF受信機113がEAS防犯ゲートから無線信号を受信したか否かを判定するように構成される場合がある。EAS防犯ゲートからの無線信号の受信に応答して、RF受信機113は、処理回路110による受信のために、処理回路110にゲート検出信号を提供するように構成される場合がある。本明細書でさらに詳しく説明されるように、処理回路110におけるゲート検出信号の受信は、防犯装置10のいくつかの機能を開始させる働きをする場合がある。
例えば、ゲート検出信号の受信により、処理回路110は、利益拒否アセンブリ120に関連する種々の機能を発動させる場合がある。利益拒否アセンブリ120は、防犯装置10内に配置される場合があり、より具体的には、蓋14内に配置される場合がある。利益拒否アセンブリ120は、放出機構122及びキャニスター121を含む場合がある。キャニスター121は、例えば膨張する泡状物質123(例えば、ポリウレタンフォーム)のような物質を収容するための管又は封じ込め装置(例えば、アルミニウムで形成される)であってもよい。一部の例示的実施形態によれば、この物質は、容器内の物品に跡を付け、損傷を与え、汚れを付し、又は付着することが可能な液体又はゲルである場合がある(例えば、漂白剤、染料など)。一部の例示的実施形態によれば、この物質は、容器の中に放出され、空気、環境、又は圧力若しくは温度の変化にさらされると、状態が液体又はゲルから固体に変化するものであってもよい。この点に関し、キャニスター121は、加圧される場合がある。放出機構122は、処理装置110により制御され、防犯装置の容器の中に物質を放出する装置であってもよい。この点に関し、例えば、放出機構122は、キャニスター121に孔を空けることによって物質を放出するように構成される場合があり、この例では、膨張する泡状物質123を容器の中に放出し、より具体的には、容器12の基部12の中に放出することにより、防犯装置10内の物品と係合し、かかる物品に損傷を与え、又はかかる物品の取り外しを防止し、それによって、防犯装置10を備えた物品が盗まれようとするときに、利益拒否機能を実施する。
種々の例示的実施形態によれば、放出機構122は、処理回路110からの放出信号の受信に応答して、防犯装置10の容器の中に物質を放出するように、いくつかの異なる態様で動作するように構成される場合がある。一部の例示的実施形態によれば、物質は、例えば、放出機構122の一部であって、放出信号を使用して処理回路110によって制御されるポンプ装置を使用して、防犯装置10の容器の中にポンプ輸送される場合がある。この点に関し、処理回路110は、圧電素子のような構成要素を制御することにより、ポンプ動作を生成する振動を引き起こし、物質を撹拌してキャニスター121から放出する場合がある。一部の例示的実施形態によれば、物質は、キャニスター121に孔を開けることにより放出される場合がある。この点に関し、放出機構122は、処理回路110から放出信号を受信し、これに応答して、キャニスター121に孔を開けるための機械的駆動を実施するように構成される場合がある。この機械的駆動は、例えば、ソレノイドを制御して、付勢されたピンをキャニスター121に向けて解放し、キャニスター121を突き刺し、それによってキャニスター121に孔を開けることであってもよい。あるいは、キャニスター121にノズルを設けてもよく、処理回路110は、ノズルを塞ぐか若しくはノズルを動かすように回転するモーターのようなアクチュエータに放出信号を送信することにより、キャニスター121に孔を開け、膨張する泡状物質123を放出させる場合がある。さらに、一部の例示的実施形態によれば、キャニスター121は、プラグを含む場合があり、放出機構122は、モーターやソレノイドなどを作動させ、プラグをキャニスター121から取り外すことにより、キャニスター121に孔を開けるように構成される場合がある。
一部の例示的実施形態によれば、放出機構122に放出信号を送信する前に、処理回路110は、タイマー遅延を使用する場合がある。この点に関し、処理回路110は、無線周波数受信機からのゲート検出信号の受信に応答して、タイマーを開始するようにさらに構成される場合がある。したがって、処理回路110は、RF受信機113からのゲート検出信号の受信、及び、タイマーが閾値に到達したことに応答して、放出機構122に放出信号を送信するようにさらに構成される場合がある。この点に関し、タイマーは、処理回路110がゲート検出信号を受信するまで開始されない場合があり、その後、タイマーは、閾値(例えば、カウントダウンの場合はゼロ)までカウントダウン又はカウントアップする場合がある。閾値に到達すると、処理回路110は、放出機構122への放出信号の送信を開始することができる。一部の例示的実施形態によれば、時間は、例えば、1分又は5分のような閾値に到達する場合がある。さらに、一部の例示的実施形態によれば、処理回路110は、タイマーの動作中に、音声装置に音(例えば、繰り返される短い音)を発するように命じるように構成される場合がある。
上述のようにタイマーを使用することにより、防犯装置10は、例えば、アイテムが適切に購入された後、店員が誤ってセキュリティ装置10から物品を取り外さなかった場合、利益拒否プロセスを中断する機会を与えることができる。この点に関し、処理回路110は、そのような状況に応じて店員がとった行動を検出し、膨張する泡状物質123の放出を回避するためにタイマーを停止又は無効化するように構成される場合がある。したがって、処理回路110は、解除信号を受信し、解除信号の受信に応答して、タイマーを停止する(すなわち、タイマーが閾値に到達するのを防ぐ)ように構成される場合がある。
種々の例示的実施形態によれば、解除信号は、いくつかの態様で開始することができる。例えば、解除信号は、ロックアセンブリ18のスイッチ70を介して提供される場合がある。この点に関し、ロックアセンブリ18がロック解除状態に移行すると(例えば、上述のように)、ロックアクチュエータ131(例えば、スライダー32など)は、スイッチ70の状態を変化させ、それによって、処理回路110に解除信号を提供する場合がある。一部の例示的実施形態によれば、キー22は、ロックアセンブリ18をロック解除位置に移行させる必要があり、キー22は、店員のみが所有するべきであるから、この点に関し、店員が容器の中への膨張する泡状物質123の放出を防ぐために防犯装置10を解除する行動をとった場合にのみ、解除信号は、提供される場合がある。
あるいは、解除信号は、RF受信機113又は別のRF受信機114によって処理回路110に提供される場合がある。この点に関し、例えば、RF受信機113は、無線解除信号(すなわち、例えば、より高い電力信号のような、EASゲートから放射される標準無線ゲート信号とは異なるもの)を受信すると、処理回路110に解除信号を提供する場合がある。同様に、電子アセンブリ20は、第2のRF受信機114を含む場合があり、第2のRF受信機114は、EASゲートとは異なる周波数で動作するRFアンテナを含む場合がある。一部の例示的実施形態によれば、RF受信機114は、処理回路110によって監視される音声装置115を励起するために使用される変圧器に関連するコイルであってもよい。この点に関し、一部の例示的実施形態によれば、キー22は、防犯装置10に無線解除信号を送信するように構成されたRF送信機を含む場合がある。キー22によって送信された無線解除信号が、RF受信機114によって受信されると、RF受信機114は、それに応答して、処理回路110に解除信号を提供して、タイマーを停止させる。
図18は、上述の防犯装置10のような物質放出利益拒否防犯装置のための例示的方法300のフロー図を示している。例示的方法300は、310で、電子アセンブリの処理回路において、電子アセンブリの無線周波数受信機からゲート検出信号を受信することを含む場合がある。無線周波数受信機が無線信号を受信することに応答して、ゲート検出信号が、処理回路に提供される場合がある。さらに、例示的方法300は、320で、タイマーを開始することを含む場合がある。タイマーは、無線周波数受信機からのゲート検出信号の受信に応答して開始される場合がある。例示的方法300は、330で、無線周波数受信機からのゲート検出信号の受信に応答して、音声装置にアラーム信号を送信することにより、音声装置にアラーム音を発信させることを含む場合がある。さらに、例示的方法300は、340で、無線周波数受信機からのゲート検出信号の受信に応答して、及び、一部の例示的実施形態によれば、タイマーが閾値に到達したことにも応答して、利益拒否アセンブリの放出機構に放出信号を送信することを含む場合がある。放出信号を送信することにより、放出機構を発動させ、キャニスター内に配置された物質をロック可能な容器の中に放出させることができる。
前述の説明及び関連する図面に提示された教示の利益を有する発明に関係する技術の当業者には、多くの修正や本明細書に記載された他の実施形態が、思い浮かぶであろう。したがって、実施形態が、開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、その修正や他の実施形態も、添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図されていることを理解されたい。また、前述の説明及び関連する図面は、要素及び/又は機能の特定の例示的組み合わせの文脈で例示的実施形態を説明しているが、要素及び/又は機能の別の組み合わせも、添付の特許請求の範囲から外れることなく、代替実施形態によって提供される場合があることを理解されたい。この点に関し、例えば、添付の特許請求の範囲の一部に記載されているように、明示的に上述されたものとは異なる要素及び/又は機能の組み合わせも考えられる。利点、利益、又は課題に対する解決策が本明細書に記載されている場合、そのような利点、利益、及び/又は解決策は、必ずしもすべての例示的実施形態に適用可能ではなく、一部の例示的実施形態に適用可能である場合もあることを理解されたい。したがって、本明細書に記載された利点、利益、又は解決策が、すべての実施形態又は特許請求の範囲に記載した発明にとって重要、必要又は必須であるものと考えてはならない。本明細書では特定の用語が使用されているが、それらは、限定のためではなく、一般的かつ説明的な意味でのみ使用されている。

Claims (20)

  1. 容器内に物品を受け入れるように構成された当該容器と、
    前記容器に取り付けられたロックアセンブリであって、前記容器をロックして前記物品へのアクセスを禁止し、前記容器のロックを解除して前記物品へのアクセスを許可するように構成されている、ロックアセンブリと、
    前記容器に取り付けられた電子アセンブリであって、
    無線周波数受信機と、
    前記無線周波数受信機に結合された処理回路と
    を含む電子アセンブリと、
    利益拒否アセンブリであって、
    キャニスター内に物質が配置された当該キャニスターと、
    前記容器の中に前記物質を放出するように構成された放出機構であって、前記処理回路に結合され、前記処理回路によって発動可能である放出機構と
    を含む利益拒否アセンブリと
    を含み、
    前記処理回路は、
    前記無線周波数受信機が無線信号を受信することに応答して、前記無線周波数受信機からゲート検出信号を受信し、
    前記無線周波数受信機からの前記ゲート検出信号の受信に応答して、前記放出機構に放出信号を送信することにより、前記放出機構を発動させ、前記物質を放出させる
    ように構成されている、防犯装置。
  2. 前記電子アセンブリは、音声装置をさらに含み、
    前記処理回路は、前記無線周波数受信機からの前記ゲート検出信号の受信に応答して、前記音声装置にアラーム信号を送信することにより、前記音声装置にアラーム音を発信させるように構成されている、請求項1に記載の防犯装置。
  3. 前記物質は、膨張する泡状である、請求項1または請求項2に記載の防犯装置。
  4. 前記処理回路は、前記無線周波数受信機からの前記ゲート検出信号の受信に応答して、タイマーを開始するようにさらに構成され、
    前記処理回路は、前記無線周波数受信機からの前記ゲート検出信号の受信、及び、前記タイマーが閾値に到達したことに応答して、前記放出機構に前記放出信号を送信するように構成されている、請求項1〜3の何れか一項に記載の防犯装置。
  5. 前記処理回路は、解除信号を受信し、前記解除信号の受信に応答して、前記タイマーを停止させるようにさらに構成されている、請求項4に記載の防犯装置。
  6. 前記ロックアセンブリは、前記ロックアセンブリがロック解除状態に移行することに応答して、ロック解除位置にくるように作動され、前記解除信号を提供するように構成されたスイッチを含む、請求項5に記載の防犯装置。
  7. 前記電子アセンブリは、第2の無線周波数受信機を含み、
    前記解除信号は、前記第2の無線周波数受信機によって、無線解除信号の受信に応答して提供される、請求項5に記載の防犯装置。
  8. 前記電子アセンブリは、音声装置をさらに含み、
    前記処理回路は、
    前記無線周波数受信機からの前記ゲート検出信号の受信に応答して、前記音声装置にアラーム信号を送信することにより、前記音声装置にアラーム音を発信させ、
    前記解除信号の受信に応答して、アラーム停止信号を前記音声装置に送信することにより、前記音声装置に前記アラーム音の発信を停止させる
    ように構成されている、請求項5に記載の防犯装置。
  9. 前記無線周波数受信機は、共振回路を形成するように結合されたインダクタ及びコンデンサを含む、請求項1〜8の何れか一項に記載の防犯装置。
  10. 前記共振回路は、約58kHzまたは約8.2MHzで共振するように構成されている、請求項9に記載の防犯装置。
  11. 前記容器は、蓋にヒンジで取り付けられた、5面の基部を含む、請求項1〜10の何れか一項に記載の防犯装置。
  12. 前記電子アセンブリ及び前記利益拒否アセンブリは、前記ヒンジ付き蓋に取り付けられている、請求項11に記載の防犯装置。
  13. 前記5面のシェルは、透明である、請求項11に記載の防犯装置。
  14. 前記ロックアセンブリは、磁気キーとの相互作用により、ロック解除状態に移行するように構成されている、請求項1〜13の何れか一項に記載の防犯装置。
  15. 電子アセンブリの処理回路において、前記電子アセンブリの無線周波数受信機が無線信号を受信することに応答して、前記無線周波数受信機からゲート検出信号を受信すること、及び
    前記無線周波数受信機からの前記ゲート検出信号の受信に応答して、利益拒否アセンブリの放出機構に放出信号を送信することにより、前記放出機構を発動させ、前記利益拒否アセンブリのキャニスター内に配置された物質をロック可能な容器の中に放出させること
    を含み、前記ロック可能な容器内に物品が配置されている、方法。
  16. 前記無線周波数受信機からの前記ゲート検出信号の受信に応答して、前記音声装置にアラーム信号を送信することにより、前記音声装置にアラーム音を発信させること
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記無線周波数受信機からの前記ゲート検出信号の受信に応答して、タイマーを開始すること
    をさらに含み、
    前記放出信号を送信することは、前記無線周波数受信機からの前記ゲート検出信号の受信、及び、前記タイマーが閾値に到達したことに応答して、前記放出機構に前記放出信号を送信することを含む、請求項15または請求項16に記載の方法。
  18. 前記容器は、ヒンジ付き蓋に取り付けられた、5面のシェルを含む、請求項15〜17の何れか一項に記載の方法。
  19. 前記電子アセンブリ及び前記利益拒否アセンブリは、前記容器のヒンジ付き蓋に取り付けられている、請求項15〜18の何れか一項に記載の方法。
  20. 前記物質は、膨張する泡状物質である、請求項15〜19の何れか一項に記載の方法。
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