JP2010151873A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大画面パネルであってもフレキシブル配線基板の断線の恐れのない、品質のよいプラズマディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】プラズマディスプレイパネルの電極を駆動するICチップ70と、ICチップ70の出力を前記電極に伝達するための導線62を有するフレキシブル配線基板52と、ICチップ70の放熱のための放熱板76とを有するモジュール50を備えたプラズマディスプレイ装置であって、フレキシブル配線基板52は、基材(樹脂フィルム)60と基材60の上に形成した導線62と導線62を保護する保護部材(レジスト膜)68とから構成されるとともに、導線62を横断しない方向にスリット54を有し、スリット54以外の全面に基材60が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルを用いた画像表示装置であるプラズマディスプレイ装置に関する。
プラズマディスプレイパネル(以下、単に「パネル」と略記する)は、対向配置された前面基板と背面基板との間に多数の放電セルが形成されている。前面基板上には、1対の走査電極と維持電極とからなる表示電極対が互いに平行に複数対形成され、それら表示電極対を覆うように誘電体層および保護層が形成されている。背面基板上には、複数の平行なデータ電極と、それらを覆うように誘電体層と、さらにその上にデータ電極と平行に複数の隔壁とがそれぞれ形成され、誘電体層の表面と隔壁の側面とに蛍光体層が形成されている。そして、表示電極対とデータ電極とが立体交差するように前面基板と背面基板とが対向配置されて密封され、内部の放電空間には、例えばキセノンを含む放電ガスが封入されている。ここで表示電極対とデータ電極との対向する部分に放電セルが形成される。
このようなパネルを用いてプラズマディスプレイ装置を構成するために、パネルには、各電極に駆動電圧を印加するためのフレキシブル配線基板(以下、「FPC」と略記する)が接続される。特にデータ電極に駆動電圧を印加するためのFPCには、データ電極のそれぞれを駆動するためのICチップが搭載されている。このように電極を駆動するICチップをFPCに搭載したものを特にモジュールと呼ぶ。データ電極用のモジュールには、ICチップの出力をデータ電極に伝達するための出力端子、および駆動回路の信号をICチップに入力するための入力端子が形成されており、出力端子はパネルのデータ電極の電極引出部のそれぞれに異方導電性接着剤等を介して電気的に接続される。
ここで、データ電極を駆動するICチップは温度が高くなるので、熱抵抗が十分小さくなるように考慮して実装する必要がある。そこで、このICチップを搭載したモジュールとして、放熱のための放熱板を取り付けた構造が開示されている。そしてその放熱板にはICチップが嵌り込む凹部が設けられており、かつその凹部に熱伝導性部材を充填することにより小さな熱抵抗を実現することができる(例えば、特許文献1参照)。そしてこれらのモジュールの放熱板は、例えば金属製のシャーシにねじ等を用いて固定して取り付けられる。
特開2005−338706号公報
このように、モジュールの一方はパネルに接続され、もう一方はシャーシに取り付けられている。そのため熱膨張等によりパネルとシャーシとの間に位置ずれが発生するとFPCが捩れてFPCに大きなストレスが加わることがあった。
近年は、パネルの大画面化が進み、パネルとシャーシとの間の位置ずれが大きくなる傾向があり、FPCに加わるストレスも大きくなってきている。そのためFPCに亀裂が発生し、断線が発生する可能性が高まりつつある。
本発明はこのような課題に鑑みなされたものであり、大画面パネルであってもFPCの断線の恐れのない、品質のよいプラズマディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明は、プラズマディスプレイパネルの電極を駆動するICチップと、前記ICチップの出力を前記電極に伝達するための導線を有するフレキシブル配線基板と、前記ICチップの放熱のための放熱板とを有するモジュールを備えたプラズマディスプレイ装置であって、前記フレキシブル配線基板は、基材と前記基材の上に形成した前記導線と前記導線を保護する保護部材とから構成されるとともに、前記導線を横断しない方向にスリットを有し、前記スリット以外の全面に前記基材が設けられたことを特徴とするプラズマディスプレイ装置である。
本発明によれば、大画面パネルであってもFPCの断線の発生が抑制された品質のよいプラズマディスプレイ装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に用いるパネルの要部を示す分解斜視図である。パネル10は、ガラス製の前面基板21と背面基板31とを対向配置して、その間に放電空間を形成するように構成されている。前面基板21上には走査電極22と維持電極23とからなる表示電極対24が複数形成されている。そして、表示電極対24を覆うように誘電体層25が形成され、誘電体層25上には保護層26が形成されている。また、背面基板31上には複数のデータ電極32が形成され、そのデータ電極32を覆うように誘電体層33が形成されている。誘電体層33上には井桁状の隔壁34が設けられている。また、誘電体層33の表面および隔壁34の側面に蛍光体層35が設けられている。そして、表示電極対24とデータ電極32とが立体交差するように前面基板21と背面基板31とを対向配置しており、その間に形成される放電空間には、放電ガスとして、例えばネオンとキセノンの混合ガスが封入されている。なお、パネル10の構造は上述したものに限られるわけではなく、例えばストライプ状の隔壁を備えたものであってもよい。
図2は、本発明の実施の形態に用いるパネル10の電極配列図である。行方向に長いn本の走査電極22およびn本の維持電極23が配列され、列方向に長いm本のデータ電極32が配列されている。そして、1対の走査電極22および維持電極23と1つのデータ電極32とが交差した部分に放電セルが形成され、放電セルは放電空間内にm×n個形成されている。
各電極の数はパネルの仕様により異なるが、65吋のハイビジョン仕様のパネルでは、例えばn=1080、m=5760であり、1080対の表示電極対24、5760本のデータ電極32を有し、1080×5760=6220800個の放電セルが形成されている。またこのときのパネル10の寸法は、例えば、縦=870mm、横=1500mmである。
図3は本発明の実施の形態に用いるパネル10の外観を模式的に示す平面図であり、図3(a)はパネル10を背面基板31側から見た図であり、図3(b)は前面基板21側から見た図である。パネル10の前面基板21および背面基板31は矩形状であり長辺と短辺を有している。図3(a)に示すように、例えば、前面基板21の左側の短辺には走査電極用の電極引出部41が形成されている。電極引出部41のそれぞれはn本の走査電極22のそれぞれに接続されている。また、前面基板21の右側の短辺には維持電極用の電極引出部42が形成されている。電極引出部42のそれぞれはn本の維持電極23のそれぞれに接続されている。この電極引出部41、42はそれぞれ複数のブロックに分かれており、各々のブロックには走査電極用のFPCおよび維持電極用のFPC(ともに図示せず)が接続される。また図3(b)に示すように、例えば、背面基板31の下側の長辺にはデータ電極用の電極引出部44が形成されている。電極引出部44のそれぞれはm本のデータ電極32のそれぞれに接続されている。この電極引出部44も複数のブロックに分かれており、各々のブロックにはデータ電極32を駆動するためのモジュール50が接続される。なお、データ電極32が5760本、モジュール1個あたりの出力数が384出力であれば、背面基板31の長辺下側に15個のモジュール50が接続される。
図4(a)は本発明の実施の形態におけるモジュール50の平面図であり、図4(b)は図4(a)のC−C矢視図であり、図4(c)はモジュール50をパネル、シャーシに取り付けたときの部分断面図であり、図4(d)は図4(a)のA−A線に沿った断面図であり、図4(e)は図4(a)のB−B線に沿った断面図である。
モジュール50は、画像表示パネルの複数の電極を駆動するICチップ70および放熱板76と、ICチップ70の複数の出力を対応するデータ電極32に伝達する複数の導線62を形成したFPC52とを有する。図4(d)に示すようにFPC52は、基材である樹脂フィルム60と、樹脂フィルム60の一方の面に貼り付けた銅箔をエッチングして形成した導線62と、導線62を保護するための保護部材であるレジスト膜68とからなる。樹脂フィルム60はフレキシブルな屈曲性を有しており、樹脂フィルム60の厚みを薄くすることでFPC52を曲がりやすくし、背面基板31の裏側に設けられているシャーシ82にねじ等の取付け部材77で取り付けられている。
FPC52の一方の端部にはICチップ70の出力側に接続される複数の出力端子58が形成されており、この出力端子58は、パネル10のデータ電極用の電極引出部44のそれぞれに異方導電性接着剤等を用いて接続される。FPC52のもう一方の端部にはICチップ70の入力側に信号を入力するための入力端子59が形成されている。この入力端子59は、モジュール50を駆動する回路基板に接続される。また、図4(a)には図示していないが、入力端子59とICチップ70の入力側とを繋ぐ導線62、出力端子58とICチップ70の出力側とを繋ぐ導線62が設けられている。そしてFPC52には、導線62を横断しない方向、言い換えれば導線62に沿う方向に1本あるいは複数のスリット54を設けており、本実施の形態においては2本のスリット54を導線62とほぼ平行になるように設けている。そしてFPC52では、スリット54の部分を除く全面に樹脂フィルム60が設けられた構成であり、スリット54の部分には樹脂フィルム60、導線62、レジスト膜68は存在しない。
なお、図4には、2個のICチップ70と22個の出力端子58等を示しているが、これらの個数はパネル10の仕様やICチップ70の仕様等により適宜決められており、本実施の形態においては、例えば出力端子58の数は384個である。
また本実施の形態のFPC52においては、スリット54の背面基板31側の先端と背面基板31の端面との距離a=2.95mmであり、スリット54の放熱板76側の先端と放熱板76の端面までの距離b=0.5mmとなる位置にスリット54が形成されている。なお、放熱板76は図4(a)において破線76aと破線76bの間の領域に設けられており、破線76a、76bで示される位置は放熱板76の端面の位置である。
図4(e)に示すように、モジュール50にはデータ電極32を駆動するためのICチップ70が搭載されている。ICチップ70には入出力端子としてAu(金)等からなる突起電極が設けられており、その突起電極をFPC52の開口部に露出した配線部分に共晶接続することにより実装されている。そして、ICチップ70を覆うようにエポキシ樹脂等の樹脂72を充填し、機械的なダメージからICチップ70を保護している。樹脂72が塗布された面の反対側にはICチップ70の放熱のための放熱板76が耐熱性の両面接着テープ等により接着されている。放熱板76には、ICチップ70が嵌り込む凹部が設けられており、その凹部にICチップ70が配置されるとともに、熱伝導性コンパウンドや熱伝導性接着剤等の熱伝導性部材74が充填されている。また放熱板76には、プラズマディスプレイ装置のシャーシ等にモジュール50を固定するためのねじ穴78が設けられている。
図5は、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置100の構造を示す分解斜視図である。図5には、複数のモジュール50が取り付けられたパネル10と、モジュール50を駆動する回路基板84と、回路基板84を取り付けたシャーシ82と、これらを収納する前面枠86およびバックカバー88とを示している。なお、図面を煩雑にしないために、パネル保護板、熱伝導シート、シャーシ補強部材等は示していない。また電源回路ブロック、走査電極駆動回路、維持電極駆動回路、タイミング発生回路等も省略している。パネル10に取り付けられたそれぞれのモジュール50の入力端子59は、回路基板84に設けられた対応するコネクタ90のそれぞれに接続される。本実施の形態においては、パネル10の下側に接続されたモジュール50のFPC52がシャーシ82を越えて折り返され、モジュール50の入力端子59が回路基板84のコネクタ90に接続されている。
次に、FPC52の作用について説明する。図6は、本発明の実施の形態におけるモジュール50のFPCの作用を説明するための図である。
モジュール50の放熱板76は、ねじ等の取付け部材77でシャーシ82に固定されて取り付けられ、入力端子59は回路基板84のコネクタ90に接続されている。一方モジュール50の出力端子58側はパネル10の電極引出部44に接続されている。このようにモジュール50の一方はガラス製のパネル10に固定され、もう一方は回路基板84を介してアルミニウム製のシャーシ82に固定されている。そのためパネル10とシャーシ82とが相対的にずれるとモジュール50に捩れが発生する。実際、アルミニウムの熱膨張率はガラスの熱膨張率よりも大きいため、パネル10とシャーシ82とが所定の温度から同じ温度だけ上昇すると仮定すると、シャーシ82はパネル10に比べて膨張する量が大きくなる。例えば65吋のハイビジョン仕様のプラズマディスプレイ装置において、パネル10とシャーシ82とが10℃上昇したと仮定すると、シャーシ82はパネル10よりもおよそ0.1mm膨張することになる。
プラズマディスプレイ装置の実使用時には、数十度の温度差が発生する。すると、パネル10の電極引出部44に接続されたFPC52の一方の端部と放熱板76との相対的な位置が変化し、図5において、特に回路基板84の左端に配置されたコネクタ90Lおよび回路基板84の右端に配置されたコネクタ90Rに接続されるモジュール50に大きな捩れが発生することになる。またこの傾向は、パネル10およびシャーシ82が大型化するに伴い顕著となる。
本実施の形態のFPC52においては、導線62はすべての部分において樹脂フィルム60とレジスト膜68とによって挟まれた構成になっているので、たとえモジュール50に捩れが発生しても導線62の断線が発生することはない。また、モジュール50のFPC52にスリット54が形成されているため、ストレスが分散され、FPC52に局部的に大きなストレスが加わることはない。このとき、効果的にストレスを分散させるためには、スリット54の背面基板31側の先端が、前述の距離a=0〜3mmとなる領域に位置することが望ましい。また、スリット54の放熱板76側の端部が、放熱板76の端面より放熱板76側へ入り込んだ領域(図4(a)において破線76aと破線76bの間の領域)に位置することが望ましい。この場合、スリット54の放熱板76側の端部においてFPC52と放熱板76とが貼り付けられていると、モジュール50に捩れが発生したとしても、スリット54の端部にストレスがかかりにくい構造であるため、スリット54の端部で亀裂が発生するのを防ぐことができる。
上述したように、モジュール50の捩れはパネル10とシャーシ82との相対的な位置ずれにより発生するが、パネル10の温度およびシャーシ82の温度は環境温度や表示する画像により変化するため、パネル10とシャーシ82との相対的なずれの予測や制御は難しい。特に、データ電極32を駆動するICチップ70を搭載したモジュール50をシャーシ82に固定すると、シャーシ82の温度はパネル10の温度だけでなくICチップ70の発熱の影響を大きく受けることになる。そしてICチップ70の発熱が大きくなる画像信号とパネル10の発熱が大きくなる画像信号とは異なるため、パネル10とシャーシ82との相対的なずれの予測や制御は事実上不可能となり、それに伴うモジュール50の捩れも予測不可能となる。しかし本実施の形態によれば、たとえモジュール50に捩れが発生してもモジュール50のFPC52にはストレスに弱い折り曲げ溝(導線62と交差する方向に設けられるFPC52の折り曲げ用の溝)が無く且つスリット54が形成されているため、FPC52に加わるストレスを分散させることができ、FPC52に亀裂が発生することがなく、断線が発生する恐れもなくなる。
なお、本実施の形態においては、スリット54を2個設けたモジュール50の図面を用いて説明したが、スリットの数やその間隔はこれに限定されるものではなく、スリットの数を増やすほどFPCに加わるストレスを分散させることができるので、可能な範囲で多くのスリットを設けることが望ましい。
また、スリット54を補強するために、スリット54に補強部材を設けてもよい。図7は、本実施の形態における補強部材64の形状を示す模式図である。本実施の形態においては、補強部材64として、スリット54の周囲にスリット54の全体を取り囲むように環状の銅箔を4重に形成することができる。上述したように、導線62は樹脂フィルム60の一方の面に貼り付けた銅箔をエッチングして形成するが、このとき図7に示した補強部材64を同時に形成している。この補強部材64は、必ずしもスリット54を取り囲むように環状形成する必要はないが、図7に示したように、少なくともスリット54の端部を囲む形状に設けることが望ましい。このような補強部材64を設けることでスリット54の端部で亀裂が発生するのを防ぐ効果がある。
また、モジュール50に捩れが発生したとき、スリット54の両端部(図4におけるスリット54の上側の先端部および下側の端部)にもストレスがかかる。このスリット54の両端部の形状を、図8に示すように、スリット54に内接する円(スリット54の幅と同じ長さの直径を有する円)の形状(スリット54の各端部において半円形状)にすることにより、スリット54の両端部において局部的にストレスがかかるのを防ぐことができる。
また、スリット54の両端部の形状を、図9に示すように、スリット54に内接する円の半径より大きいアール形状にすることでさらに局部的にストレスがかかるのを小さくすることができる。また、端部だけスリットが大きいだけなので、それ以外の箇所は銅箔パターンを置くことができ、効率良く設計することができる。
また、本実施の形態においては、モジュール50の放熱板76は、シャーシ82に固定されているものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、シャーシにさらに第2の放熱板を設け、それにモジュール50の放熱板76を固定する等の構造であってもよい。
本実施の形態においては、データ電極用の電極引出部44は背面基板31の下側の長辺に形成されており、モジュール50もパネル10の下側に接続されているものとして説明した。しかし本発明はこれに限定されるものではなく、データ電極用の電極引出部44がパネル10の上側の長辺に形成されていてもよく、また上側および下側の両方に形成されていてもよい。
本実施の形態においては、1つのモジュール50に2個のICチップ70が実装されている図面を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。また、本実施の形態において用いた具体的な数値等は、単に一例を挙げたに過ぎず、パネルの特性やプラズマディスプレイ装置の仕様等に合わせて、適宜最適な値に設定すればよい。
本発明は、大画面パネルであってもFPCの断線の発生を抑制することができるので、プラズマディスプレイ装置として有用である。
本発明の実施の形態に用いるパネルの要部を示す分解斜視図 同パネルの電極配列図 (a)、(b)は同パネルの外観を模式的に示す平面図 (a)〜(e)は本発明の実施の形態におけるモジュールを説明するための平面図および断面図 本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の構造を示す分解斜視図 本発明の実施の形態におけるモジュールのスリットの作用を説明するための図 同モジュールの補強部材の形状を示す模式図 同モジュールのスリットの他の形状を示す図 同モジュールのスリットの他の形状を示す図
符号の説明
10 パネル
21 前面基板
22 走査電極
23 維持電極
24 表示電極対
31 背面基板
32 データ電極
44 電極引出部
50 モジュール
52 フレキシブル配線基板(FPC)
54 スリット
60 樹脂フィルム(基材)
62 導線
64 補強部材
68 レジスト膜(保護部材)
70 ICチップ
76 放熱板
82 シャーシ
84 回路基板
90 コネクタ
100 プラズマディスプレイ装置

Claims (6)

  1. プラズマディスプレイパネルの電極を駆動するICチップと、前記ICチップの出力を前記電極に伝達するための導線を有するフレキシブル配線基板と、前記ICチップの放熱のための放熱板とを有するモジュールを備えたプラズマディスプレイ装置であって、前記フレキシブル配線基板は、基材と前記基材の上に形成した前記導線と前記導線を保護する保護部材とから構成されるとともに、前記導線を横断しない方向にスリットを有し、前記スリット以外の全面に前記基材が設けられたことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 前記スリットの前記放熱板側の端部の位置が、前記放熱板の端面よりも前記放熱板側に位置するように前記スリットが配置されたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 前記フレキシブル配線基板は、前記スリットの端部を囲む形状の補強部材を有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  4. 前記スリットの端部が前記スリットに内接する円形状であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 前記スリットの端部が前記スリットに内接する円の半径より大きいアール形状を有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  6. 前記電極はデータ電極であり、前記モジュールは前記データ電極を駆動するICチップを有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013231783A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Japan Display Inc 液晶表示モジュール
JP2014078611A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Nippon Seiki Co Ltd 有機elパネル
KR101820009B1 (ko) 2010-11-09 2018-01-18 엘지디스플레이 주식회사 연성인쇄회로기판 및 이를 포함하는 액정표시장치

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