JP2007052097A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Shunichi Wakabayashi
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Abstract

【課題】プラズマディスプレイ装置におけるパネルの電極と駆動回路間のフレキシブル配線基板を使った配線の間隔を一定以上に維持しながら、機器の小型化のため最大限高密度に実装する。
【解決手段】走査電極および維持電極とデータ電極との交差部に放電セルを形成したプラズマディスプレイパネルと、プラズマディスプレイパネルの走査電極、維持電極、データ電極のいずれか少なくとも1つを駆動する電気回路を備えたプリント基板と、プラズマディスプレイパネルの前記駆動される電極とプリント基板の駆動する電気回路とを接続するフレキシブル配線基板とを有するプラズマディスプレイ装置であって、プリント基板はその両面にフレキシブル配線基板と接続するための接続部品を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマディスプレイ装置に関する。
従来、プラズマディスプレイ装置として、図7に示すようなAC型プラズマディスプレイパネル(PDP)(以下、「パネル」という)を用いたものが知られている。このパネル701は、図7に示すように、第一のガラス基板702上には、誘電体層706および保護膜707で覆われた走査電極704と維持電極705とを、対を成して互いに平行に配設している。また、第二のガラス基板703上には、誘電体層708で覆われたデータ電極709が配設されるとともに、データ電極709の間の誘電体層708上にデータ電極709と平行して隔壁710が設けられている。また、誘電体層708の表面から隔壁710の側面にかけて蛍光体層711が設けられている。そして、第一のガラス基板702と第二のガラス基板703とが、走査電極704および維持電極705とデータ電極709とが直交するように放電空間712を挟んで対向して配置され、放電空間712には、放電ガスとして、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンの内少なくとも1種類の希ガスが封入される。これによって、隣接する二つの隔壁710に挟まれ、データ電極709と走査電極704および維持電極705との交差部の放電空間に放電セル713(図8を参照)が構成されている。
このパネル701の電極配列は、図8に示すように、m×nのマトリックス構成であり、列方向にはm列のデータ電極D1〜Dmが配列され、行方向にはn行の走査電極SC1〜SCnおよび維持電極SU1〜SUnが配列されている。
図9には、プラズマディスプレイ装置の表示駆動回路の一例を示している。図9に示すように、このプラズマディスプレイ装置は主要な構成要素として、図7に示す構成のパネル701、データ電極駆動回路714、走査電極駆動回路715、維持電極駆動回路716、放電制御用のタイミング発生回路717、画像信号処理回路718、点灯率算出部719を備えている。このプラズマディスプレイ装置はこれら以外の要素も備えているが、本発明の本質と直接関連しないものは省略している。
図9に示す回路において、映像信号sigは、画像信号処理回路718に入力される。水平同期信号Hと垂直同期信号Vは、放電制御用のタイミング発生回路717に入力される。
画像信号処理回路718は、映像信号sigをパネル701の画素数に適合したデジタル画像データに変換し、タイミング発生回路717から送られる放電制御用のタイミング信号に同期して、各ライン毎の画像データを点灯率算出部719に送り出す。点灯率算出部719は、各画素データをサブフィールド数に応じて分割し、サブフィールド毎の画像データをデータ電極駆動回路714と、走査電極駆動回路715とに送出する。
タイミング発生回路717は、水平同期信号Hと垂直同期信号Vとを基準として、放電制御タイミング信号SCとSUとを発生し、それぞれ走査電極駆動回路715と維持電極駆動回路716とに供給する。走査電極駆動回路715は、放電制御タイミング信号SCに応じて走査電極に駆動信号電圧を与える。維持電極駆動回路716は、放電制御タイミング信号SUに応じて維持電極に駆動信号電圧を与える。
通常、プラズマディスプレイ装置では、これらの画像信号処理回路718、点灯率算出部719、タイミング発生回路717、データ電極駆動回路714、走査電極駆動回路715、維持電極駆動回路716は、1つまたは複数のプリント基板とこのプリント基板上に装着された電子部品(例えば、ICやLSIなどの集積回路や、抵抗、コンデンサなどの何れかを含む)として実装され、パネル701とはフレキシブル配線基板によって接続される。これら駆動回路等を実装したプリント基板とパネル701との接続にフレキシブル配線基板を使用するのは、数多くの信号線を少ない工数と部品数によって低コストで接続することができ、折り曲げなどの処理性能にも優れているからである。
この駆動回路等を実装したプリント基板とパネル701との接続にフレキシブル配線基板を使用する例が、下記特許文献1に示されている。
特開2000−56701号公報
例えばこのプラズマディスプレイ装置でフルハイビジョン画像を表示しようとすると、パネル701が有する画素数は水平方向が1,920になり、垂直方向が1,080になる。従って、データ電極駆動回路714とパネル701のデータ電極を接続する配線も1,920になり、走査電極駆動回路715とパネル701の走査電極を接続する配線は1,080になり、維持電極駆動回路716とパネル701の維持電極を接続する配線も1,080になる。
一方、プラズマディスプレイ装置に限らず、各種の電気・電子機器ではなるべく小型化することが、設置使用時の省スペース、輸送運搬や取り扱いの容易化、製造時の省資源化などの見地から求められている。従って、これら多数の配線は可能な限り高密度で行うことが望ましい。また、逆に、これらの駆動回路の出力電圧は100V前後になることもあり、周波数もMHzオーダーになることもあるので、互いの干渉や放電の可能性を考慮すると、配線間隔を余りに近付けることは好ましくなく、一定以上の間隔を確保するべきである。
従って、一定以上の配線間隔を確保しながら、なるべく高密度に実装しなければならないという課題がある。
本発明はこの課題を解決するために行われたもので、プラズマディスプレイ装置におけるパネル701の電極と駆動回路間のフレキシブル配線基板を使った配線の間隔を一定以上に維持しながら、機器の小型化のため最大限高密度に実装することを目的とする。
本発明のプラズマディスプレイ装置は、走査電極および維持電極とデータ電極との交差部に放電セルを形成したプラズマディスプレイパネルと、プラズマディスプレイパネルの走査電極、維持電極、データ電極のいずれか少なくとも1つを駆動する電気回路を備えたプリント基板と、プラズマディスプレイパネルの駆動される電極とプリント基板の駆動する電気回路とを接続するフレキシブル配線基板とを有し、プリント基板はその両面にフレキシブル配線基板と接続するための接続部品を備えている。このような構成によって、接続部品をプリント基板の両面に装着することができ、配線間の間隔を維持しながら、プリント基板の面積を小さくできると同時に、プラズマディスプレイ装置自体を小型化することが可能になる。
また、プリント基板の一方の面に備えられた接続部品と他方の面に備えられた接続部品とは同一構造の導電端子部を有することも可能である。このような構成によって、使用する部品の種類の削減を図ることができる。
また、この導電端子部の各々はフレキシブル配線基板の両面と接触する接点を備えることも可能である。このような構成によって、プラズマディスプレイパネルとフレキシブル配線基板との接続方向が一定である時にも、接続部品がプリント基板の両面のどちら側に装着されるかに関わらず、同一構造の導電端子部を備えた接続部品を使用することが可能になる。
また、導電端子部の各々のフレキシブル配線基板の一方の面と接触する接点と、他方の面と接触する接点とは、フレキシブル配線基板の配線パターン方向の位置座標が異なる構造にすることも可能である。
また、プリント基板の両面に備えられた接続部品は、プリント基板の1つの辺に沿って、プリント基板の一方の面と他方の面とに交互に備えられることも可能である。このような構成によって、プリント基板の一方の面に装着される接続部品と他方の面に装着される接続部品とをプリント基板の面の同じ位置に重ねて配置することが可能になる。
また、プリント基板の一方の面と他方の面とに交互に備えられた接続部品は、プリント基板の1つの辺方向の座標が重なっている構成にすることも可能である。このような構成によって、プリント基板の一方の面に装着される接続部品と他方の面に装着される接続部品とをプリント基板の1つの辺方向の同じ座標位置に重ねて配置することが可能になる。
また、プリント基板の一方の面に備えられた接続部品と接続されるフレキシブル配線基板と、プリント基板の他方の面に備えられた接続部品と接続されるフレキシブル配線基板とは、接続部品と接触する部分の配線パターンが異なる構造とすることも可能である。このような構成によって、パネルの電極と駆動回路間のフレキシブル配線基板を使った配線の間隔をさらに広くすることが可能になる。
また、プリント基板の一方の面に備えられた接続部品と接続されるフレキシブル配線基板と、プリント基板の他方の面に備えられた接続部品と接続されるフレキシブル配線基板とは、接続部品と接触する部分の配線パターンが同じである構造とすることも可能である。このような構成によって、使用する部品の種類の削減を図ることが可能になる。
本発明によれば、プラズマディスプレイ装置におけるパネルの電極と駆動回路間のフレキシブル配線基板を使った配線の間隔を一定以上に維持することで高信頼性を確保しながら、機器の小型化のため最大限高密度に実装することによって、小型化と高信頼化とを実現したプラズマディスプレイ装置を提供することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置について、図面を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置を構成するパネル101と、このパネル101の走査電極104に走査電極駆動信号を供給する走査電極駆動回路を搭載したプリント基板112を、上方から見た図である。
パネル101は、画像を見る側の面を構成する第一のガラス基板102と、画像を見る側からいうと背面に相当する第二のガラス基板103を有している。第一のガラス基板102には走査電極104と維持電極(図示せず)が形成されている。走査電極104と維持電極とは、上方からいうと交互に形成されるので、例えば最も上側にある1つの走査電極104だけを図示し、それ以外の走査電極と維持電極とは図示していない。なお、走査電極が最も上側にあるのは一例に過ぎず、維持電極が最も上側にあっても構わない。
第二のガラス基板103には、データ電極105が形成されている。データ電極105は第二のガラス基板103の両端から6ずつだけを示し、中間は省略しているが、例えばフルハイビジョン画像を表示するプラズマディスプレイ装置ならば1,920存在する。
第一のガラス基板102と第二のガラス基板103との間には放電空間106が形成されている。パネル101にはその他、誘電体層、保護膜、隔壁なども存在するが、本発明の本質とは直接関連しないものは図示を省略している。
第一のガラス基板102の走査電極104と、走査電極駆動回路を搭載したプリント基板112とは、フレキシブル配線基板107とフレキシブル配線基板108とで接続されている。フレキシブル配線基板107はプリント基板112に装着された接続部品であるコネクタ113を経由してプリント基板112上の電気回路と接続され、フレキシブル配線基板108はプリント基板112に装着された接続部品であるコネクタ114を経由してプリント基板112上の電気回路と接続されている。コネクタ113はプリント基板112の一方の面に装着されており、コネクタ114はプリント基板112の他方の面に装着されている。
プリント基板112の一方の面と他方の面には、各種の電子部品(例えば、ICやLSIなどの集積回路や、抵抗、コンデンサなどの何れかを含む)が装着され、走査電極駆動回路を含む電気回路が形成されているが、図示を省略している。
また、走査電極104とプリント基板112とを接続するフレキシブル配線基板は上下方向(図1でいうと奥行き方向)に多数設置される。例えば走査電極数が1,080で、1つのフレキシブル配線基板に含まれる配線数が108であったとすると、10のフレキシブル配線基板が設置されるが、図1にはそのうちの2つだけである、フレキシブル配線基板107とフレキシブル配線基板108とだけを示している。
上記の通り、フレキシブル配線基板107はプリント基板112の一方の面に装着されたコネクタ113を経由してプリント基板112上の電気回路と接続され、フレキシブル配線基板108はプリント基板112の他方の面に装着されたコネクタ114を経由してプリント基板112上の電気回路と接続される。
このように、上下方向(図1でいうと奥行き方向)に例えば10設置されたフレキシブル配線基板は、交互にプリント基板112の一方の面に装着されたコネクタ113とプリント基板112の他方の面に装着されたコネクタ114とを経由して、プリント基板112上の電気回路と接続される。ガラス基板102の走査電極104とフレキシブル配線基板107、フレキシブル配線基板108とは、異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)109によって圧接される。
図2は、第一のガラス基板102を観賞方向から見た図である。図示する便宜上、第一のガラス基板102の左上部だけを図2では示している。
第一のガラス基板102には水平方向に走査電極104と維持電極115とが交互に配置されている。走査電極104は第一のガラス基板102の向かって左端部でフレキシブル配線基板107と異方性導電フィルム109によって圧接され、接続されている。維持電極115は第一のガラス基板102の向かって右端部で同様に、フレキシブル配線基板と圧接部材で圧接され、接続されているが、この部分は図示を省略し、破線で示している。フレキシブル配線基板107には配線パターン116が形成され、この配線パターン116が走査電極104と接続されて、プリント基板112の一方の面に装着されたコネクタ113を経由してプリント基板112上の走査電極駆動回路と接続される。
図3の(a)は、プリント基板112を一方の面から見た図である。図3の(a)では図示する便宜上、プリント基板112の左上部だけを示している。プリント基板112の一方の面にはコネクタ113が装着され、このコネクタ113の導電端子部(図示せず)が、フレキシブル配線基板107に形成された配線パターン116と接続されている。このフレキシブル配線基板107と配線パターン116との反対側の端(図3では左側に相当)は、図2に示すように、第一のガラス基板102の走査電極104に圧接されているが、図3の(a)では図示の便宜上省略し、破線で示している。
図3の(a)に示す通り、プリント基板112において、コネクタ113の隣(図3の(a)では、プリント基板112の1つの辺117に沿って下側)にはコネクタ114が装着されている。このコネクタ114は、プリント基板112の他方の面(図3の(a)ではコネクタ113が装着されている反対面であり、裏側に相当する)に装着されるので、図3の(a)では破線で示している。
コネクタ114の導電端子部(図示せず)が、フレキシブル配線基板108に形成された配線パターンと接続されている。このフレキシブル配線基板108と配線パターンの反対側の端(図3の(a)では左側に相当)は、図2に示す第一のガラス基板102の走査電極104に圧接されているが、図3の(a)では図示の便宜上省略し、破線で示している。
フレキシブル配線基板108も、プリント基板112の他方の面に導かれるので、プリント基板112の裏側に相当する部分は本来ならば破線で示すべきであるが、簡単化のため実線で示している。また、プリント基板112には、幾つかの電子部品(例えば、ICやLSIなどの集積回路や、抵抗、コンデンサなどの何れかを含む)が装着されて走査電極駆動回路やその他の電気回路が実装され、これらの電子部品間あるいは電子部品とコネクタ113、コネクタ114を接続するプリント配線も存在するが、簡単・明確化のため、これらを図示することも省略している。
図3の(a)から分かる通り、コネクタ113とコネクタ114との一部は、プリント基板112の1つの辺117に沿った方向の座標の一部が重複している。コネクタ113とコネクタ114とは、プリント基板112の一方の面と他方の面とに交互に装着されているので、プリント基板112の1つの辺117に沿った方向の座標の一部が重複して装着されていても、ぶつかることはない。これによって、コネクタ113とコネクタ114との実装密度を上げて、プラズマディスプレイ装置におけるパネルの電極と駆動回路間のフレキシブル配線基板を使った配線の間隔を一定以上に維持することで高信頼性を確保しながら、小型化と高信頼化とを実現したプラズマディスプレイ装置を提供することが可能になる。
この状態をより分かりやすく図示するため、図3の(b)には、図3の(a)に示すプリント基板112とコネクタ113とコネクタ114とを、図3の(a)における右側方から見た図を示している。図3の(b)によって、コネクタ113はプリント基板112の一方の面に装着され、コネクタ114はプリント基板112の他方の面に装着されており、辺117に沿った方向の座標の一部が重複していることが、より明確に示される。なお、図3では、コネクタ113とコネクタ114とが辺117に沿った方向の座標の一部が重複している比率は、コネクタ113、コネクタ114の大きさと比較してそれほど大きくはないが、より多くの部分が重複していても構わないし、コネクタ113とコネクタ114との全ての部分が重複していても構わない。
また、フレキシブル配線基板107はコネクタ113の中で嵌合され、フレキシブル配線基板107上の配線パターンと、コネクタ113の導電端子部(図示せず)とが圧着され、フレキシブル配線基板108はコネクタ114の中で嵌合され、フレキシブル配線基板108上の配線パターンと、コネクタ114の導電端子部(図示せず)とが圧着されている。
このフレキシブル配線基板107、フレキシブル配線基板108と、コネクタ113、コネクタ114との導電端子部とが圧接されている状態を拡大して、図4に示す。図4において、プリント基板112の両側にコネクタ113(図示せず)とコネクタ114(図示せず)とが装着されており、コネクタ113は導電端子部401と導電端子部402とを有している。コネクタ114は導電端子部403と導電端子部404とを有している。図4では、コネクタ113とコネクタ114とは図示せず、各コネクタが有している導電端子部だけを図示している。
なお、コネクタ113は、導電端子部401と導電端子部402との2つだけの導電端子部を備えているわけではなく、例えば50とか、あるいは100とかの、より多くの導電端子部を備えている。この40あるいは50の導電端子部はその位置から、導電端子部401と導電端子部402との2種類に分類することができ、コネクタ113の中で交互に配置されている。この状態は後述する図5で、より明確に見ることができる。
図4から分かるとおり、導電端子部401は、フレキシブル配線基板107の両面に対する接点である、接点421と接点422とを備えている。フレキシブル配線基板107の片面には配線パターン116が形成されているので、図4では、接点421だけがフレキシブル配線基板107に形成された配線パターン116と接続されており、接点422は全く機能していない。しかしながら、フレキシブル配線基板あるいはコネクタのどちらかが逆方向に装着されることがあり、このような時には、接点422がフレキシブル配線基板107に形成された配線パターン116と接続されることもある。
実際、コネクタ114はそのような例であって、フレキシブル配線基板108はフレキシブル配線基板107と同じ方向に配設されているために、フレキシブル配線基板108に形成された配線パターン119は、フレキシブル配線基板107に形成された配線パターン116と同じ方向に形成されている。しかしながら、コネクタ114がプリント基板112上でコネクタ113と反対側に配設されているため、接点422に相当する接点がフレキシブル配線基板108に形成された配線パターン119と接続されている。
なおかつ、導電端子部401が備えている、フレキシブル配線基板107の両面に対する接点である接点421と接点422とは、その配線パターン方向(図4の左右方向)の位置座標が異なっている。このようにすることによって、導電端子部401が備えている、フレキシブル配線基板107の両面に対する接点である接点421と接点422と、フレキシブル配線基板107上の配線パターン116との接続をより確実にすることができる。
このように、導電端子部401が、フレキシブル配線基板107の両面に対する接点である、接点421と接点422とを備えることによって、プリント基板112の一方の面に装着されるコネクタ113と他方の面に装着されるコネクタ114とを同じ部品にすることが可能となり、使用する部品の種類を削減することができ、このことは部品管理・調達工数の削減、部品装着ミスの低減など、極めて多くのメリットが得られる。
導電端子部401の接点421と接点422とは、共通のリード部423を経由してプリント基板112上の配線パターン411に接続されている。以上、説明した事項に関しては全て、導電端子部402、導電端子部403、導電端子部404についても同様である。
この様子をより詳細に見るため、図4に示すプリント基板112をプリント基板112の一方の面(図4では上方)から見た状態を図5に示す。図5はまた、図3(a)の上部の拡大図にも相当する。図5では、図3(a)よりも更に、プリント基板112の左上部だけを示しており、プリント基板112の一方の面に装着されたコネクタ113に接続されているフレキシブル配線基板107上の配線パターン116の上から6パターンだけを示している。
上記の通り、1つの導電端子部401が備えている、フレキシブル配線基板107の両面に対する接点である接点421と接点422とは、その配線パターン方向(図4及び図5の左右方向)の位置座標が異なっている。このことは、図5でも、1つの導電端子部401が備えている、フレキシブル配線基板107の一方の面に対する接点421を含む接点部分(実線の横長楕円で示す)と、他方の面に対する接点422を含む接点部分(破線の横長楕円で示す)との位置がずれている(破線の横長楕円の方が実線の横長楕円よりも左にある)ことから、見ることができる。
さらに、フレキシブル配線基板107上の配線パターン116は、その先端部分(図5では右端部分)の長さが異なるものが1つずつ交互に配置されている。1番上の配線パターン116はその先端部分の長さが長く、より先端(図5の右方向)まで伸びている。2番目の配線パターン116はその先端部分の長さが比較的短く、それほど先端までは伸びていない。3番目、5番目・・の配線パターン116は1番上の配線パターン116と同じであり、4番目、6番目・・の配線パターン116は2番目の配線パターン116と同じである。従って、この配線パターン116と嵌合するコネクタ113の導電端子部401、導電端子部402もその接点421、接点422、接点425、接点426、それぞれの、配線パターン116方向(図5の左右方向)の位置座標が、1つずつ交互に異なっている。このことは、図5において、導電端子部401と導電端子部402との長さとその先端部分の位置が、配線パターン方向(図5の左右方向)に異なることで見ることができる。
このようにすることによって、コネクタ113における導電端子部401と導電端子部402との実装密度をより一層上げることが可能になる。
図6には、プリント基板112のコネクタ114が装着されている部分を、図5と同じ方向から見た状態を示す。図6はまた、図3(a)のコネクタ114の上部を含む部分の拡大図にも相当する。図6もまた、プリント基板112の他方の面に装着されたコネクタ114に接続されているフレキシブル配線基板108上の配線パターン119の上から6パターンだけを示している。
この実施の形態では、コネクタ113とコネクタ114とは、同じ構造のコネクタであると仮定し、同じ構造のコネクタがプリント基板112の一方の面と他方の面とに装着されていると仮定している。但し、同じ構造というのは、導電端子部と接点の構造が同じという意味であって、ピン数やリード端子部などの構造は異なっていても構わない。
上記の通り、コネクタ113とコネクタ114とは、同じ構造のコネクタがプリント基板112の互いに反対方向面から装着されたものであるから、1つの導電端子部403が備えている、フレキシブル配線基板108の両面に対する接点である接点431と接点432とは、その配線パターン方向(図4及び図6の左右方向)の位置座標が異なっている。このことは、図6でも、1つの導電端子部403が備えている、フレキシブル配線基板108の一方の面に対する接点431を含む接点部分(破線の横長楕円で示す)と、他方の面に対する接点432を含む接点部分(実線の横長楕円で示す)との位置がずれている(破線の横長楕円の方が実線の横長楕円よりも右にある)ことから、見ることができる。
さらに、フレキシブル配線基板108上の配線パターン119は、その先端部分(図6では右端部分)の長さが異なるものが1つずつ交互に配置されている。1番上の配線パターン119はその先端部分の長さが短く、それほど先端(図6の右方向)までは伸びていない。2番目の配線パターン119はその先端部分の長さが比較的長く、より先端方向まで伸びている。3番目、5番目・・の配線パターン119は1番上の配線パターン119と同じであり、4番目、6番目・・の配線パターン119は2番目の配線パターン119と同じである。従って、この配線パターン119と嵌合するコネクタ114の導電端子部403、導電端子部404もその接点431、接点432、接点435、接点436それぞれの、配線パターン116方向(図5の左右方向)の位置座標が、1つずつ交互に異なっている。このことは、図6において、導電端子部403と導電端子部404との長さとその先端部分の位置が、配線パターン方向(図6の左右方向)に異なることで見ることができる。
このようにすることによって、コネクタ114における導電端子部403と導電端子部404との実装密度をより一層上げることが可能になる。
また、以上の説明と、図4、図5、図6から分かる通り、フレキシブル配線基板107とフレキシブル配線基板108とは、その配線パターン116と配線パターン119とが異なるものである。これはコネクタ113とコネクタ114とが同じ構造を有するコネクタであって、これらをプリント基板112の両面から装着したと仮定したためである。コネクタ113とコネクタ114との構造を変えることによって、フレキシブル配線基板107とフレキシブル配線基板108との配線パターン116と配線パターン119とを同じにすることも可能であるが、詳細はこれまでの説明から容易に類推することができるので、詳細な説明は省略する。
本発明は、プラズマディスプレイ装置におけるパネル701の電極と駆動回路間のフレキシブル配線基板を使った配線の間隔を一定以上に維持しながら、最大限高密度に実装することによって、機器の小型化を達成することができ、設置使用時の省スペース、輸送運搬や取り扱いの容易化、製造時の省資源化なども実現可能で、その産業上の利用可能性は極めて大きい。
本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の要部上面図 図1の矢印観賞方向から見た図 (a)は本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の要部正面図、(b)は同プラズマディスプレイ装置の要部側面図 同プラズマディスプレイ装置の要部拡大図 同プラズマディスプレイ装置の要部正面図 同プラズマディスプレイ装置の要部正面図 従来のプラズマディスプレイ装置の要部斜視図 同プラズマディスプレイ装置の電極配列図 同プラズマディスプレイ装置の表示駆動回路のブロック図
符号の説明
101,701 パネル
102,702 第一のガラス基板
103,703 第二のガラス基板
104,704 走査電極
105,709 データ電極
106 放電空間
107,108 フレキシブル配線基板
109 異方性導電フィルム
112 プリント基板
113 プリント基板112の一方の面に装着されたコネクタ
114 プリント基板112の他方の面に装着されたコネクタ
115,705 維持電極
116,119,411,412,413,414 配線パターン
117 プリント基板112の1つの辺
401,402,403,404 導電端子部
421,422,425,426,431,432,435,436 接点
423,424,433,434 リード部
708 誘電体層
710 隔壁
713 放電セル
714 データ電極駆動回路
715 走査電極駆動回路
716 維持電極駆動回路
717 タイミング発生回路
718 画像信号処理回路
719 点灯率算出部

Claims (8)

  1. 走査電極および維持電極とデータ電極との交差部に放電セルを形成したプラズマディスプレイパネルと、
    前記プラズマディスプレイパネルの前記電極に接続されかつプラズマディスプレイパネルを駆動する回路を備えたプリント基板と、
    前記プラズマディスプレイパネルの電極と駆動回路を備えたプリント基板とを接続するフレキシブル配線基板と
    を有するプラズマディスプレイ装置であって、
    前記プリント基板はその両面に前記フレキシブル配線基板と接続するための接続部品を備えた
    プラズマディスプレイ装置。
  2. 前記プリント基板の一方の面に備えられた前記接続部品と他方の面に備えられた前記接続部品とは同一構造の導電端子部を有する
    請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 前記導電端子部の各々は前記フレキシブル配線基板の両面と接触する接点を備えた
    請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置。
  4. 前記導電端子部の各々の前記フレキシブル配線基板の一方の面と接触する接点と、他方の面と接触する接点とは、前記フレキシブル配線基板の配線パターン方向の位置座標が異なる
    請求項3に記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 前記プリント基板の両面に備えられた接続部品は、
    前記プリント基板の1つの辺に沿って、前記プリント基板の一方の面と他方の面とに交互に備えられる
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
  6. 前記プリント基板の一方の面と他方の面とに交互に備えられた接続部品は、前記プリント基板の1つの辺方向の座標が重なっている
    請求項5に記載のプラズマディスプレイ装置。
  7. 前記プリント基板の一方の面に備えられた前記接続部品と接続される前記フレキシブル配線基板と、前記プリント基板の他方の面に備えられた前記接続部品と接続される前記フレキシブル配線基板とは、前記接続部品と接触する部分の配線パターンが異なる
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
  8. 前記プリント基板の一方の面に備えられた前記接続部品と接続される前記フレキシブル配線基板と、前記プリント基板の他方の面に備えられた前記接続部品と接続される前記フレキシブル配線基板とは、前記接続部品と接触する部分の配線パターンが同じである
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
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