JP2010150762A - ワイヤドラム式のウインドウレギュレータ - Google Patents

ワイヤドラム式のウインドウレギュレータ Download PDF

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【課題】ワイヤ駆動装置の配設位置のために車室内スペースが狭くなる難点を解消でき、かつガイドレールの上下寸法を長くとる必要なく、ワイヤ駆動装置のドア下端の配置スペースの確保が容易に行えるワイヤドラム式のウインドウレギュレータを提供する。
【解決手段】ガイドレール3の下端に一端が固定され、他端がガイドレール3の下端から側方に向けて延伸された取付用ベース11を設け、取付用ベース11の一端部にガイドレール3の下端に臨ませてワイヤ方向変換部材6が配設され、取付用ベース11の他端部にワイヤ駆動装置7が配設される。ワイヤ方向変換部材6は、ガイドレール3の長手方向に沿って移動する2本のワイヤ4a、4bの移動方向を側方に配設されたドラム9へとそれぞれ変向する厚み方向における上下の方向変換ガイド溝27、28を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ウインドウガラスを昇降させるワイヤドラム式のウインドウレギュレータに関する。
従来、一般的なワイヤドラム式のウインドウレギュレータは、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示されており、長手方向がガラスの昇降方向と合致するように配置されたガイドレールと、正逆両方向に回転可能なモータとモータにより回転駆動されるドラムとを含んで構成されたワイヤ駆動装置(或いは、ケーブル駆動装置)と、ガイドレールに案内されて昇降すると共にウインドウガラスに固着されたスライダベース(或いはキャリアプレート)と、ガイドレールの上端側に軸支されたプーリ(定滑車)と、ガイドレールの下端側に軸支されたプーリ(定滑車)と、ドラムに巻回されると共に上側のプーリ及び下側のプーリに巻き掛けられ、スライダベースを牽引するワイヤとを有し、モータによりドラムを回転させることにより、ワイヤを介してスライダベースをガイドレールの長手方向に移動させ、ウインドウガラスを昇降させるものである。また、特許文献1及び特許文献2に開示されているワイヤドラム式のウインドウレギュレータでは、ワイヤ駆動装置がガイドレールの中間部の側方に配置されており、ガイドレール及びワイヤ駆動装置はドアインナパネルに取り付けられている。
また、ケーブル駆動装置をガイドレールの下端に固定した下端駆動方式のウインドウレギュレータが特許文献3に開示されている。特許文献3(段落[0005]参照)には、下端駆動方式のウインドレギュレータは、ケーブル駆動装置をガイドレールとは別個に設けるタイプのウインドレギュレータ(例えば、特許文献1、2参照)に比して上下寸法が長くなるが、アウターケーシング(アウタチューブ)が不要になり、ガイドレールの下端側の方向転換部材が不要になり、また、自動車のドアのインナーパネルへの取り付け個所も少ないことが利点として開示されている。
特許第3749430号公報 特開2002−266553号公報(図8) 特開2008−196204号公報
特許文献1及び特許文献2のワイヤドラム式のウインドウレギュレータのように、ワイヤ駆動装置がガイドレールの中間部の側方に配置されている構成では、ワイヤ駆動装置がウインドウガラスの昇降動作の障害とならないようにするために、ウインドウガラスとキャリアプレートをドアインナパネルとドアアウタパネルとの間のドアアウタパネルに対面させて配置し、ワイヤ駆動装置及びガイドレールをドアインナパネルの外面に固定していたため、ワイヤ駆動装置が車室内に向けて張り出すため、インナドアパネルがその分車室内に向けて張り出す結果、車室内スペースが狭くなってしまう難点があった。
特許文献3のワイヤドラム式のウインドウレギュレータのように、ケーブル駆動装置がガイドレールの下端に固定した構造では、ケーブル駆動装置が障害となってキャリアプレートをガイドレールの下端まで下げることができないので、ウインドウガラスの昇降ストロークに合うようにガイドレールの上下寸法を長くとる必要があり、ケーブル駆動装置のドア下端の配置スペースの確保が困難となる難点がある。
そこで、本発明は、上述の従来技術の不具合を解消することを課題とするものであり、ワイヤ駆動装置の配設位置のために車室内スペースが狭くなってしまう難点を解消でき、かつガイドレールの上下寸法を長くとる必要なく、ワイヤ駆動装置のドア下端の配置スペースの確保が容易に行え、モータのレイアウトの自由度が広がるワイヤドラム式のウインドウレギュレータを提供することを目的とする。
請求項1に係るワイヤドラム式のウインドウレギュレータは、ガイドレールの上端側に軸支されたワイヤ方向変換用プーリと、前記ガイドレールの下端側近傍に配置されたワイヤ方向変換部材と、前記ワイヤ方向変換用プーリと前記ワイヤ方向変換部材との間に配置されたワイヤを前記ガイドレールに沿って昇降させるワイヤ駆動装置とを有し、前記ワイヤ駆動装置による駆動に伴ってウインドウガラスを昇降させるものであって、上記課題を解決するために、一端が前記ガイドレールの下端に固定され、他端が前記ガイドレールの下端から側方に向けて延伸された取付用ベースを設け、前記取付用ベースの前記一端に前記ワイヤ方向変換部材を、前記取付用ベースの他端に前記ワイヤ駆動装置を配設したことを特徴とする。
請求項2に係るワイヤドラム式のウインドウレギュレータは、長手方向がウインドウガラスの昇降方向と合致するように配置されたガイドレールと、前記ガイドレールの上端側に軸支されたワイヤ方向変換用プーリと、前記ガイドレールの下端側に配設されたワイヤ方向変換部材と、正逆両方向に回転可能なモータと前記モータにより回転駆動されるドラムとからなるワイヤ駆動装置と、前記ガイドレールに案内されて昇降すると共に前記ウインドウガラスを保持するキャリアプレートと、前記ドラムに巻回されると共に前記ワイヤ方向変換用プーリ及び前記ワイヤ方向変換部材に巻き掛けられ、前記キャリアプレートを牽引する前記ワイヤとを有し、前記モータにより前記ドラムを回転させることにより、前記ワイヤを介して前記キャリアプレートを前記ガイドレールの長手方向に移動させ、前記ウインドウガラスを昇降させるものであって、上記課題を解決するために、前記ガイドレールの下端に一端が固定され、他端が前記ガイドレールの下端から側方に向けて延伸された取付用ベースを設け、前記取付用ベースの一端部に前記ガイドレールの下端に臨ませて前記ワイヤ方向変換部材が配設され、前記取付用ベースの他端部に前記ワイヤ駆動装置が配設されたことを特徴とする。
請求項3に係るワイヤドラム式のウインドウレギュレータは、請求項1又は2に係るワイヤドラム式のウインドウレギュレータにおいて、前記ワイヤ方向変換部材が、前記ガイドレールの長手方向に沿って移動する2本のワイヤの移動方向を側方に配設された前記ワイヤ駆動装置のドラムへとそれぞれ変向する厚み方向おける上下の方向変換ガイド溝を備えたことを特徴とするものである。
請求項4に係るワイヤドラム式のウインドウレギュレータは、請求項3に係るワイヤドラム式のウインドウレギュレータにおいて、前記ワイヤ方向変換部材は、中央部に設けられた挿通孔と、下方に向けて突出された回転止め用突起とを有し、前記ワイヤ方向変換部材が、前記取付用ベースの上面に配置され、前記挿通孔に挿通されたピンを介して前記取付用ベースにカシメ止めされると共に、前記回転止め用突起の前記取付用ベースへの係合により前記ピン回りの回転止めがなされたことを特徴とするものである。
請求項1又は請求項2に係るワイヤドラム式のウインドウレギュレータによれば、ドラムとモータとからなるワイヤ駆動装置が、ガイドレールの下端に一端が固定されると共にガイドレールの下端から側方に向けて延伸された取付用ベースの他端に配設されているので、ワイヤ駆動装置が車室内に向けて張り出すことがなく、車室内スペースが狭くなってしまう難点を解消できる。
また、ワイヤ駆動装置の配設位置がガイドレールの下端に対して離間して配置されるので、キャリアプレートの下降動作の障害にならず、キャリアプレートをガイドレールの下端まで下げることができるので、ウインドウガラスの昇降ストロークに合うようにガイドレールの上下寸法を長くとる必要がない。
さらに、取付用ベースの一端部にガイドレールの下端に臨ませてワイヤ方向変換部材が配設された構成としたので、ワイヤ駆動装置の配設位置を任意に設定することが可能となり、ワイヤ駆動装置のドア下端の配置スペースの確保が容易に行え、モータのレイアウトの自由度が広がる。
請求項3に係るワイヤドラム式のウインドウレギュレータによれば、ワイヤ方向変換部材は、ガイドレールの長手方向に沿って移動する2本のワイヤの移動方向を側方に配設されたドラムへとそれぞれ変向する厚み方向における上下の方向変換ガイド溝を備えた構成により、2本のワイヤの移動方向を別々の方向変換部材を設けてそれぞれ行う必要がなく、1つの方向変換部材で2本のワイヤの移動方向を変向することができるので、部品点数を削減でき、組み立てに要する時間も短くて済む。
請求項4に係るワイヤドラム式のウインドウレギュレータによれば、方向変換部材を取付用ベースの上面に安定して取り付けることができ、ワイヤの移動動作により方向変換部材がピン回りにふらつくことがなく、ワイヤの移動動作が安定する。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係るワイヤドラム式のウインドウレギュレータを図示しないドアの外側から示す正面図であり、図2は図1のワイヤドラム式のウインドウレギュレータの側面図である。なお、図2において、左手側がドアインナパネル側(図示せず)であり、右手側がドアアウタパネル側(図示せず)である。
図1、2において、本実施形態のワイヤドラム式のウインドウレギュレータ1は、車両用のウインドウガラス2を昇降させるものであり、長手方向がウインドウガラス2の昇降方向と合致するように配置されたガイドレール3と、ガイドレール3の上端部に軸支されたワイヤ4の方向変換用のプーリ5と、ガイドレール3の下端側近傍に配設されたワイヤ4のワイヤ方向変換部材としてのワイヤ方向変換ガイド6と、正逆両方向に回転可能なモータ8とモータ8により回転駆動されるドラム9とからなるワイヤ駆動装置7と、ガイドレール3に案内されて昇降すると共にウインドウガラス2を保持するキャリアプレート10とを備える。
図2に示すように、ガイドレール3は、ウインドウガラス2の湾曲面に沿うように、長手方向において弓状に湾曲した形状とされ、図1はガイドレール3の凸面側から見た状態を示している。図1に示すように、ガイドレール3の上端には上端プレート12が、例えば、溶接により固定され、プーリ5は上端プレート12の前方に配置される。上端プレート12の両側には、ガイドレール3の上端部の両側方に向けてそれぞれ折曲した脚片13、13が形成され、ガイドレール3の上端部は脚片13、13を介してドアインナパネル(図示せず)に取り付けられる。
ガイドレール3の長手方向の中間部の一側には、側方に張り出して支持板14が取り付けられ、支持板14の前面一側にはワイヤガイド部材15が設けられ、ワイヤガイド部材15の前面には、ガイドレール3の長手方向に沿って前方に開放されたワイヤガイド溝16が設けられ、ワイヤガイド溝16には、ドラム9から繰り出された一方のワイヤ4aが挿入されてガイドされている。
ガイドレール3の幅方向の両側縁には長手方向に亘って側方に向かって張り出したガイドフランジ17、17がそれぞれ形成され、ガイドレール3の前方にはキャリアプレート10が配置され、ガイドフランジ17、17にはキャリアプレート10の中間部分がガイドレール3の長手方向に移動自在に係合されている。
キャリアプレート10の前面には、ガラスホルダ(図示せず)を介してウインドウガラス2の下端が支持され、図2に示すように、ウインドウガラス2はガイドレール3よりもドアアウタパネル側に配置されている。
図1に示すように、ガイドレール3の長手方向の下端部には、下端及び一側を切り欠いた切欠部20が設けられ、ガイドレール3の下端部の裏面には、取付用ベース11が、例えば、溶接により固定されている。取付用ベース11は、ガイドレール3の下端に一端が固定されると共に、他端がガイドレール3の下端から一側方に向けて延伸されている。取付用ベース11の一端部には、ガイドレール3の下端の切欠部20に臨む位置にワイヤ方向変換ガイド6が配設されると共に、取付用ベース11の他端部にモータ8及びドラム9よりなるワイヤ駆動装置7が配設されている。
図2に示すように、モータ8はブラケット(図示せず)を介して取付用ベース11の他端部裏面に取り付けられ、ドラム9はドラムブラケット21を介して取付用ベース11の他端部前面に取り付けられている。
図3はワイヤ方向変換ガイド6の拡大正面図であり、図4は図3のワイヤ方向変換ガイド6の斜視図であり、図5は図3のワイヤ方向変換ガイド6の平面図であり、図6は図3のワイヤ方向変換ガイド6の底面図であり、図7は図3のワイヤ方向変換ガイド6の左側面図及び右側面図である。
ワイヤ方向変換ガイド6は、合成樹脂製よりなり、正面中央部には前後方向に向けて挿通孔24が設けられ(図3参照)、上面の中央寄りと一側(図4左側)とにそれぞれワイヤ挿通口25、26が設けられている(図4参照)。
図6に示すように、ワイヤ方向変換ガイド6の底面には、中央寄りに形成されたワイヤ挿通口25に連通してガイドレール3の長手方向に沿って移動する一方のワイヤ4aの移動方向を側方に配設されたドラム9へと変向する厚み方向における上側の円弧状の方向変換ガイド溝27と、一側に形成されたワイヤ挿通口26に連通してガイドレール3の長手方向に沿って移動する他方のワイヤ4bの移動方向を側方に配設されたドラム9へと変向する厚み方向における下側の円弧状の方向変換ガイド溝28とが設けられている。
また、ワイヤ方向変換ガイド6の底面の一側の中央部と底面の他側の中央部とにそれぞれ下方に向けて突出された回転止め用突起29、30がそれぞれ設けられ(図5、図6、図7参照)、正面の下端の他側に、基端を他側方に向けて延伸されて先端を下方に向けて折曲形成された当接折曲片31が設けられている[図4、図6、図7(a)参照]。
ワイヤ4は、ドラム9の外周に形成された螺旋溝(図示せず、従来と同様)に巻回されると共にドラム9から繰り出された一方のワイヤ4aがワイヤ方向変換ガイド6の上側の方向変換ガイド溝27に挿入されて巻き掛けられ、ワイヤ挿通口25を通じて上方に変向され(図3〜図6)、さらに、ワイヤガイド部材15のワイヤガイド溝16に挿入されてぶれ止めされ、プーリ5に巻き掛けられて下方に変向され、ワイヤ4aの一端がキャリアプレート10に固定されている(図1参照)。
一方、ドラム9から繰り出された他方のワイヤ4bがワイヤ方向変換ガイド6の下側の方向変換ガイド溝28に挿入されて巻き掛けられ、ワイヤ挿通口26を通じて上方に変向され(図3〜図6)、ワイヤ4bの他端がキャリアプレート10に固定されている(図1参照)。
ワイヤ方向変換ガイド6は、取付用ベース11の上面に配置され、回転止め用突起29、30が取付用ベース11に形成された係合部(図示せず)に係合されることにより回転止めがなされ、さらに、正面の下端の他側に折曲形成された当接折曲片31の側面が、ガイドレール3の切欠部20に沿って取付用ベース11に形成された立上り壁32に当接されて位置決めされる。さらに、ワイヤ方向変換ガイド6は、挿通孔24に挿通されたピン33を介して取付用ベース11にカシメ止めされる。
ウインドウレギュレータ1は、従来と同様、モータ8によりドラム9を回転させることにより、ワイヤ4を介してキャリアプレート10をガイドレール3の長手方向に移動させ、ウインドウガラス2を昇降させるものである。
以上のように構成された実施形態のワイヤドラム式のウインドウレギュレータ1によれば、ドラム9とモータ8とからなるワイヤ駆動装置7が、ガイドレール3の下端に一端が固定されると共にガイドレール3の下端から側方に向けて延伸された取付用ベース11の他端に配設されているので、ワイヤ駆動装置7が車室内に向けて張り出すことがなく、車室内スペースが狭くなってしまう難点を解消できる。
また、ワイヤ駆動装置7の配設位置がガイドレール3の下端に対して離間して配置されるので、キャリアプレート10の下降動作の障害にならず、キャリアプレート10をガイドレール3の下端まで下げることができる(図1において鎖線で示すウインドウガラス2参照)。よって、ウインドウガラス2の昇降ストロークに合うようにガイドレール3の上下寸法を長くとる必要がない。
さらに、取付用ベース11の一端部にガイドレール3の下端に臨ませてワイヤ方向変換ガイド6が配設された構成としたので、ワイヤ駆動装置7の配設位置を任意に設定することが可能となり、ワイヤ駆動装置7のドア下端の配置スペースの確保が容易に行え、モータ8のレイアウトの自由度が広がる。
ワイヤ方向変換ガイド6は、ガイドレール3の長手方向に沿って移動する2本のワイヤ4a、4bの移動方向を側方に配設されたドラム9へとそれぞれ変向する厚み方向における上下の方向変換ガイド溝27、28を備えた構成により、2本のワイヤ4a、4bの移動方向を別々の方向変換部材を設けてそれぞれ行う必要がなく、1つのワイヤ方向変換ガイド6のみで2本のワイヤ4a、4bの移動方向を変向することができるので、部品点数を削減でき、組み立てに要する時間も短くて済む。
また、ワイヤ方向変換ガイド6が、中央部に設けられた挿通孔24と、下方に向けて突出された回転止め用突起29、30とを有し、ワイヤ方向変換ガイド6が取付用ベース11の上面に配置され、挿通孔24に挿通されたピン33を介して取付用ベース11にカシメ止めされると共に、回転止め用突起29、30の取付用ベース11への係合によりピン回りの回転止めがなされるので、ワイヤ方向変換ガイド6を取付用ベース11の上面に安定して取り付けることができ、ワイヤ4a、4bの移動動作によりワイヤ方向変換ガイド6がピン回りにふらつくことがなく、ワイヤ4a、4bの移動動作が安定する。
本発明の実施形態に係るワイヤドラム式のウインドウレギュレータを図示しないドアの外側から示す正面図である。 図1のウインドウレギュレータの側面図である。 ワイヤ方向変換ガイド(方向変換部材)の拡大正面図である。 図3のワイヤ方向変換ガイドの斜視図である。 図3のワイヤ方向変換ガイドの平面図である。 図3のワイヤ方向変換ガイドの底面図である。 図3のワイヤ方向変換ガイドの左側面図及び右側面図である。
符号の説明
1 ウインドウレギュレータ
2 ウインドウガラス
3 ガイドレール
4 ワイヤ
5 プーリ
6 ワイヤ方向変換ガイド
7 ワイヤ駆動装置
8 モータ
9 ドラム
10 キャリアプレート
11 取付用ベース
12 上端プレート
13 脚片
14 支持板
15 ワイヤガイド部材
16 ワイヤガイド溝
17 ガイドフランジ
20 切欠部
21 ドラムブラケット
24 挿通孔
25 ワイヤ挿通口
26 ワイヤ挿通口
27 方向変換ガイド溝
28 方向変換ガイド溝
29 回転止め用突起
30 回転止め用突起
31 当接折曲片
32 立上り壁
33 ピン

Claims (4)

  1. ガイドレールの上端側に軸支されたワイヤ方向変換用プーリと、
    前記ガイドレールの下端側近傍に配置されたワイヤ方向変換部材と、
    前記ワイヤ方向変換用プーリと前記ワイヤ方向変換部材との間に配置されたワイヤを前記ガイドレールに沿って昇降させるワイヤ駆動装置とを有し、
    前記ワイヤ駆動装置による駆動に伴ってウインドウガラスを昇降させるワイヤドラム式のウインドウレギュレータにおいて、
    一端が前記ガイドレールの下端に固定され、他端が前記ガイドレールの下端から側方に向けて延伸された取付用ベースを設け、
    前記取付用ベースの前記一端に前記ワイヤ方向変換部材を、前記取付用ベースの他端に前記ワイヤ駆動装置を配設した、
    ことを特徴とするワイヤドラム式のウインドウレギュレータ。
  2. 長手方向がウインドウガラスの昇降方向と合致するように配置されたガイドレールと、
    前記ガイドレールの上端側に軸支されたワイヤ方向変換用プーリと、
    前記ガイドレールの下端側近傍に配設されたワイヤ方向変換部材と、
    正逆両方向に回転可能なモータと前記モータにより回転駆動されるドラムとからなるワイヤ駆動装置と、
    前記ガイドレールに案内されて昇降すると共に前記ウインドウガラスを保持するキャリアプレートと、
    前記ドラムに巻回されると共に前記ワイヤ方向変換用プーリ及び前記ワイヤ方向変換部材に巻き掛けられ、前記キャリアプレートを牽引する前記ワイヤとを有し、
    前記モータにより前記ドラムを回転させることにより、前記ワイヤを介して前記キャリアプレートを前記ガイドレールの長手方向に移動させ、前記ウインドウガラスを昇降させるワイヤドラム式のウインドウレギュレータにおいて、
    前記ガイドレールの下端に一端が固定され、他端が前記ガイドレールの下端から側方に向けて延伸された取付用ベースを設け、
    前記取付用ベースの一端部に前記ガイドレールの下端に臨ませて前記ワイヤ方向変換部材が配設され、前記取付用ベースの他端部に前記ワイヤ駆動装置が配設された、
    ことを特徴とするワイヤドラム式のウインドウレギュレータ。
  3. 前記ワイヤ方向変換部材は、
    前記ガイドレールの長手方向に沿って移動する2本のワイヤの移動方向を側方に配設された前記ワイヤ駆動装置のドラムへとそれぞれ変向する厚み方向における上下の方向変換ガイド溝を備えた、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤドラム式のウインドウレギュレータ。
  4. 前記ワイヤ方向変換部材は、中央部に設けられた挿通孔と、下方に向けて突出された回転止め用突起とを有し、
    前記ワイヤ方向変換部材が、前記取付用ベースの上面に配置され、前記挿通孔に挿通されたピンを介して前記取付用ベースにカシメ止めされると共に、前記回転止め用突起の前記取付用ベースへの係合により前記ピン回りの回転止めがなされた、
    ことを特徴とする請求項3に記載のワイヤドラム式のウインドウレギュレータ。
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