JP2010149745A - 四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置 - Google Patents

四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の安定性および燃費が向上された四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置を提供する。
【解決手段】中央差動機構22のリングギヤR2とサンギヤS2との間に設けられて前輪用出力軸14および後輪用出力軸28を相互に連結するクラッチ58と、後輪用出力軸28と後輪20との間に設けられた第2電動機MG2の回生制動時においてクラッチ58を係合することにより第2電動機MG2の回生制動トルクの一部を前輪18へ伝達するクラッチ制御手段64とを含むことから、第2電動機MG2の回生制動トルクが車両の前輪18および後輪20の両方に伝達されるので、第2電動機MG2の回生制動時の車両挙動の安定性を向上させることができ、また、例えば旋回走行中や低摩擦路面の走行中などのときにも車両挙動の安定性を保持しつつ第2電動機MG2の回生が実施できて燃費を向上させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、駆動源装置と、その駆動源装置の出力を前輪および後輪へ分配する中央差動機構と、その中央差動機構と前輪および後輪の一方との間に設けられた電動機とを有する四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置に係り、特に、その四輪駆動車両の挙動安定性および燃費を向上させる技術に関するものである。
駆動源装置と、入力回転要素と一対の出力回転要素とを有し、その入力回転要素に入力された駆動源装置の出力を一対の出力回転要素に分配して車両の前輪および後輪へ出力する中央差動機構と、一対の出力回転要素の一方と前輪および後輪の一方との間の動力伝達経路に設けられた電動機とを備えた四輪駆動車両用動力伝達装置が知られている。たとえば、特許文献1に記載された四輪駆動車両用動力伝達装置がそれである。このような四輪駆動車両用動力伝達装置によれば、電動機が駆動源装置と中央差動機構との間に配置される形式の動力伝達装置と比較して中央差動機構が前輪および後輪の他方に対してより近いところに配置されることにより、中央差動機構と前記前輪および後輪の他方との間の動力伝達経路に設けられる例えば推進軸(プロペラシャフト)などの動力伝達部材の長さを短縮することができる。
特開2004−114944号公報
ところで、前記従来の四輪駆動車両用動力伝達装置においては、前記電動機の回生制動トルクが前記前輪および後輪の一方だけに作用するため、その電動機の回生制動時における車両挙動の安定性が二輪駆動車両用動力伝達装置と同程度にしか得られないという問題があった。そして、例えば直線走行中などの車両挙動が安定するときにしか電動機の回生が実施できず、例えば旋回走行中や低摩擦路面の走行中などには電動機の回生が実施できないため、電動機の回生の実施機会を増やすことによる更なる燃費向上が困難であるという問題があった。
本発明は以上の事情を背景としてなされたものであり、その目的とするところは、車両挙動の安定性および燃費が向上された四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置を提供することにある。
かかる目的を達成するための請求項1にかかる発明の要旨とするところは、(1)駆動源装置と、入力回転要素と一対の出力回転要素とを有し、その入力回転要素に入力された駆動源装置の出力を一対の出力回転要素に分配して車両の前輪および後輪へ出力する中央差動機構と、一対の出力回転要素の一方と前記前輪および後輪の一方との間の動力伝達経路に設けられた電動機とを備えた四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置であって、(2)前記一対の出力回転要素の間に設けられたクラッチ装置と、(3)前記電動機の回生制動時において前記クラッチ装置を係合することにより電動機の回生制動トルクの一部を前記前輪または後輪の他方へ伝達するクラッチ制御手段とを含むことにある。
また、請求項2にかかる発明の要旨とするところは、請求項1にかかる発明において、前記駆動源装置は、エンジンと、差動用電動機と、そのエンジンの出力をその差動用電動機および前記入力回転要素へ分配する差動歯車装置とを有し、差動用電動機の運転状態が制御されることによりエンジンと入力回転要素との変速比を連続的に変化させる電気式無段変速機として機能することにある。
また、請求項3にかかる発明の要旨とするところは、請求項1または2にかかる発明において、前記クラッチ制御手段は、前記クラッチ装置の係合力を制御することにより前記電動機から前記前輪および後輪の他方へ伝達される制動トルクを連続的に制御することにある。
また、請求項4にかかる発明の要旨とするところは、請求項3にかかる発明において、前記電動機が回生中か否かを判定する回生中判定手段を備え、前記クラッチ制御手段は、その回生中判定手段によって該電動機が回生中であると判定された場合には、前記クラッチ装置の係合力を制御することにより電動機から前輪および後輪へそれぞれ伝達される回生制動トルクの配分比を連続的に制御することにある。
請求項1にかかる発明の四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置によれば、中央差動機構の一対の出力回転要素の間に設けられたクラッチ装置と、それら一対の出力回転要素の一方と前輪および後輪の一方との間に設けられた電動機の回生制動時において前記クラッチ装置を係合することによりその電動機の回生制動トルクの一部を前輪または後輪の他方へ伝達するクラッチ制御手段とを含むことから、クラッチ制御手段によってクラッチ装置が係合されることにより電動機の回生制動トルクが車両の前輪および後輪の両方に伝達されるので、電動機の回生制動時における車両挙動の安定性を向上させることができる。すなわち、回生制動トルクが前輪および後輪の一方にだけ伝達される場合に比較して車両挙動の安定性を向上させることができる。また、電動機の回生制動時における車両挙動安定性が向上されることにより、例えば直線走行中などの車両の挙動が安定するときに限らず例えば旋回走行中や低摩擦路面の走行中などのときにも電動機の回生が実施でき、これにより電動機の回生の実施区間が多くなるので、燃費を向上させることができる。
請求項2にかかる発明の四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置によれば、前記駆動源装置は、エンジンと、差動用電動機と、そのエンジンの出力をその差動用電動機および前記入力回転要素へ分配する差動歯車装置とを有し、差動用電動機の運転状態が制御されることによりエンジンと入力回転要素との変速比を連続的に変化させる電気式無段変速機として機能するものであることから、例えば、エンジンがアイドリング状態或いは停止状態とされ且つ差動用電動機が空転状態とされて中央差動機構が機能停止状態とされた場合であっても、電動機の回生制動トルクが車両の前輪および後輪の両方に伝達されるので、電動機の回生制動時における車両挙動の安定性を向上させることができる。
請求項3にかかる発明の四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置によれば、前記クラッチ制御手段は、前記クラッチ装置の係合力を制御することにより前記電動機から前記前輪および後輪の他方へ伝達される制動トルクを連続的に制御するものであることから、車両の走行状態に応じて前記前輪および後輪の他方へ伝達される制動トルクが連続的に制御されることにより、車両挙動の安定性をさらに高めることができる。具体的には、車両の挙動を安定化させるための制御として車両前後および左右のホイールブレーキトルク配分、車両前後の駆動トルク配分、および車両前後の差動トルク配分をそれぞれ調整して車両のヨーレートを制御することにより横滑りを防止する横滑り防止制御などがあるが、例えば、電動機の回生制動時においてその横滑り防止制御が行われる場合には、上記各トルク配分の制御に加え、実際のヨーレートに応じて車両前後の回生制動トルクの配分比を連続的に制御することによっても車両のヨーレートが連続的に制御されるので、電動機の回生制動時における横滑り防止制御をより精度良く実施することができて車両安定性をさらに向上させることができる。
請求項4にかかる発明の四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置によれば、前記電動機が回生中か否かを判定する回生中判定手段を備え、前記クラッチ制御手段は、その回生中判定手段によって該電動機が回生中であると判定された場合には、前記クラッチ装置の係合力を制御することにより電動機から前輪および後輪へそれぞれ伝達される回生制動トルクの配分比を連続的に制御することから、電動機の回生制動時においてクラッチ制御手段により車両の走行状態に応じて電動機から前輪および後輪へそれぞれ伝達される回生制動トルクの配分比が連続的に制御されることにより、車両挙動の安定性をさらに向上させることができる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本実施例の四輪駆動車両用動力伝達装置(以下、動力伝達装置と記載する)10を示す図である。図1において、動力伝達装置10は、車両の主動力源としての駆動源装置12と、その駆動源装置12の出力を動力伝達部材としての前輪用出力軸14および後輪用出力軸16に分配してそれら前輪用出力軸14および後輪用出力軸16にそれぞれ動力伝達可能に連結された車両の前輪18および後輪20に出力する中央差動機構22と、上記後輪用出力軸16と後輪20との間の動力伝達経路に自動変速機24を介して連結された第2電動機(電動機)MG2とを備えている。上記前輪用出力軸14に伝達されたトルクは、相互にチェーン26が巻き掛けられた動力伝達歯車対28、前輪用推進軸(プロペラシャフト)30、前輪用差動歯車装置32、および左右一対の前輪用駆動軸34をそれぞれ介して左右一対の前輪18にそれぞれ伝達されるようになっている。また、上記後輪用出力軸16に伝達されたトルクは、後輪用推進軸(プロペラシャフト)36、後輪用差動歯車装置38、および左右一対の後輪用駆動軸40をそれぞれ介して左右一対の後輪20にそれぞれ伝達されるようになっている。なお、上記後輪20は、本発明における前輪および後輪の一方に相当するものであり、上記前輪18は、本発明における前輪および後輪の他方に相当するものである。
図2は、図1の動力伝達装置10の一部すなわち駆動源装置12、中央差動機構22、後輪用出力軸14、前輪用出力軸16、第2電動機MG2、自動変速機24等を含む部分を示す骨子図である。図1および図2において、駆動源装置12は、エンジン42と、第1電動機(差動用電動機)MG1と、エンジン42の出力を第1電動機MG1および中央差動機構22(後述のキャリヤCA2)へ分配する差動歯車装置44とを有している。
上記エンジン42は、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関により構成されている。このエンジン42は、例えばマイクロコンピュータを主体として構成された図3に示す電子制御装置54によってスロットル開度或いは吸入空気量、燃料供給量、点火時期等の運転状態が電気的に制御されるように構成されている。電子制御装置54には、例えば、図示しないアクセル開度センサ、スロットル開度センサ、吸入空気量センサ、車速センサ、第1電動機回転速度センサ、および第2電動機回転速度センサ等からの検出信号が供給されるようになっている。
前記差動歯車装置44は、第1電動機MG1に連結されたサンギヤS1と、そのサンギヤS1に対して同心円上に配置され、中央差動機構22に伝達部材46を介して連結されたリングギヤR1と、それらサンギヤS1およびリングギヤR1に噛み合う複数のピニオンギヤP1を自転可能且つサンギヤS1まわりの公転可能に支持するとともに、ダンパー装置47を介してエンジン42に連結されたキャリヤCA1とを備えたシングルピニオン型の遊星歯車装置である。
前記第1電動機MG1および前記第2電動機MG2は、駆動トルクを発生させる電動機としての機能と発電機としての機能とが選択的に得られるように構成されたモータージェネレータである。これら第1電動機MG1および前記第2電動機MG2は、図3に示すようにインバータ48および50をそれぞれ介してバッテリーやコンデンサ等の蓄電装置52に電気的に接続されている。そして、図3に示す電子制御装置54によってインバータ48および50がそれぞれ制御されることにより、第1電動機MG1および前記第2電動機MG2の駆動トルク或いは回生制動トルクがそれぞれ調整されるようになっている。
このように構成される駆動源装置12は、第1電動機MG1の運転状態が制御されることによりエンジン42と伝達部材46との速度比を連続的に変化させる電気式無段変速機として機能する。具体的には、例えば、エンジン42の回転速度が一定であるときに第1電動機MG1の回転速度を大小に変化させることにより、駆動源装置12の出力部材としての伝達部材46の回転速度が連続的に(無段階に)変化するようになっている。また、例えば、伝達部材46の回転速度が一定であるときに第1電動機MG1の回転速度を大小に変化させることにより、エンジン12の回転速度が連続的に(無段階に)変化するようになっている。
前記中央差動機構22は、伝達部材46を介して差動歯車装置44のリングギヤR1に連結されたキャリヤCA2と、そのキャリヤCA2により自転および公転可能に支持されたピニオンギヤP2に噛み合うとともに前輪用出力軸14に連結されたリングギヤR2と、上記ピニオンギヤP2に噛み合うとともに後輪用出力軸16に連結されたサンギヤS2とを備えたシングルピニオン型の遊星歯車装置である。この中央差動機構22は、キャリヤCA2に入力された駆動源装置12の出力をリングギヤR2およびサンギヤS2に分配して前輪14および後輪16に出力するものである。上記キャリヤCA2は、本発明における入力回転要素に相当するものである。また、上記サンギヤS2は、本発明における一対の出力回転要素の一方に相当するものである。また、上記リングギヤR2は、本発明における一対の出力回転要素の他方に相当するものである。
本実施例では、中央差動機構22、前輪用出力軸14、後輪用出力軸16、チェーン26、および動力伝達歯車対28を含んでトランスファ(動力分配装置)56が構成されている。このトランスファ56には、さらに、一対の出力回転要素に相当するリングギヤR2とサンギヤS2との間に設けられて前輪用出力軸14および後輪用出力軸28を相互に連結するクラッチ(クラッチ装置)58が設けられている。このクラッチ58は、例えば、摩擦によって制動トルクを生じる所謂摩擦係合装置であって、互いに重ねられた複数枚の摩擦板が油圧アクチュエータにより押圧される湿式多板型の油圧式摩擦係合装置や、回転するドラムの外周面に巻き付けられた1本又は2本のバンドの一端が油圧アクチュエータによって引き締められるバンドブレーキなどにより構成され、それが介挿されている両側の部材すなわち前輪用出力軸14および後輪用出力軸16を選択的に連結するものである。このクラッチ58は、図3に示す電子制御装置54によって油圧制御回路59の作動状態が切り換えられることにより前記油圧アクチュエータに供給される作動油の油圧(係合圧)が調整され、その作動油の油圧に応じてトルク容量(係合力)が連続的に変化するように構成されている。中央差動機構22は、クラッチ58が完全係合状態とされることにより非差動状態とされ、また、クラッチ58が半係合状態とされることによりその係合力に応じて後輪用出力軸16から前輪用出力軸14へ伝達されるトルクが変化するようになっている。
前記自動変速機24は、一組のラビニヨ型遊星歯車機構によって構成されている。すなわち、ブレーキB1を介して非回転部材であるハウジング60に選択的に連結されるサンギヤS3と、第2電動機MG2に連結されたサンギヤS4と、サンギヤS3に噛み合う複数のショートピニオンギヤP3とそれら複数のショートピニオンギヤP3およびサンギヤS4にそれぞれ噛み合う複数のロングピニオンギヤP4を自転可能且つ後輪用出力軸16まわりの公転可能に支持するとともに、後輪用出力軸16に連結されたキャリヤCA3と、複数のロングピニオンギヤP4に噛み合うとともにブレーキB2を介してハウジング60に選択的に連結されるリングギヤR3とを備えて構成されている。上記サンギヤS3およびリングギヤR3は、各ショートピニオンギヤP3およびロングピニオンギヤP4と共にダブルピニオン型の遊星歯車装置に相当する機構を構成し、また、サンギヤS4およびリングギヤR3は、ロングピニオンギヤP4と共にシングルピニオン型の遊星歯車装置に相当する機構を構成している。
上記ブレーキB1、B2は、前記クラッチ58と同様に、摩擦力によって制動力を生じる所謂摩擦係合装置であって、好適には互いに重ねられた複数枚の摩擦板が油圧アクチュエータにより押圧される湿式多板型の油圧式摩擦係合装置や、回転するドラムの外周面に巻き付けられた1本又は2本のバンドの一端が油圧アクチュエータによって引き締められるバンドブレーキなどにより構成され、それが介挿されている両側の部材を選択的に連結するものである。これらブレーキB1、B2は、図3に示す電子制御装置54によって油圧制御回路59の作動状態が切り換えられることにより前記各油圧アクチュエータに供給される作動油の油圧(係合圧)がそれぞれ調整され、それら油圧に応じてトルク容量(係合力)がそれぞれ連続的に変化するように構成されている。
このように構成された自動変速機24では、サンギヤS4が入力要素として機能するとともにキャリヤCA3が出力要素として機能し、ブレーキB1が係合させられると「1」より大きい変速比の高速段Hが達成される。また、ブレーキB1に替えてブレーキB2が係合させられるとその高速段Hの変速比より大きい変速比の低速段Lが達成される。また、ブレーキB1およびB2が共に解放させられると自動変速機24の動力伝達経路を遮断する中立状態が達成される。このように、自動変速機24は、油圧式摩擦係合装置の係合と解放とにより変速段が切り換えられる有段式の変速機構である。
自動変速機24の変速すなわち上記高速段Hおよび低速段Lの切り換えは、車速や要求駆動力関連値(目標駆動力関連値)等の走行状態に基づいて実行される。具体的には、例えば、図3に示す電子制御装置54によって、車両の走行状態と変速段との関係として予め実験的に求められて記憶されたマップ(変速線図)から、各種センサで検出された走行状態に基づいて切り換えるべき変速段が算出され、その算出された変速段を達成するために図3に示す油圧制御回路59の作動状態を切り換えることでブレーキB1およびB2に供給される作動油の油圧が制御される。電子制御装置60には、前述の各センサの他、ブレーキB1およびB2に供給される作動油の温度を検出するための油温センサ、ブレーキB1、B2、およびクラッチ58の油圧を検出するための油圧スイッチ等からも検出信号が供給されるようになっている。なお、上記要求駆動力関連値には、例えばアクセル開度(或いはスロットル弁開度、吸入空気量、空燃比、燃料噴射量)に基づいて決定される駆動力関連値の要求値(目標値)であるが、アクセル開度等がそのまま用いられても良い。
図3は、動力伝達装置10の制御装置としても機能する電子制御装置54に備えられた制御機能の要部すなわちクラッチ58の係合による前後輪回生制動トルク配分制御に関する部分を説明する機能ブロック線図、および動力伝達装置10の概略構成を示すブロック線図を示すものである。なお、図3において、白抜きの矢印は、動力伝達装置10の各装置間において伝達されるトルクの一例を示すものである。図3に示すように、エンジン42の出力トルクは、差動歯車装置44を介して第1電動機MG1および中央差動機構22へ分配され、その中央差動機構へ伝達されたトルクは、前輪18および後輪20へ分配されるようになっている。また、第2電動機MG2の出力トルクは、自動変速機24を介して図1に示す後輪用出力軸16に出力されて後輪20に伝達されるようになっている。ここで、クラッチ58が係合されている場合には、後輪用出力軸16に伝達されたトルクの一部がそのクラッチ58の係合力に応じて前輪18に伝達されるようになっている。なお、上記第2電動機MG2の出力トルクには、その第2電動機MG2が電動機として機能することで出力される駆動トルクと、第2電動機が発電機として機能することで出力される回生制動トルクとがある。本実施例では、中央差動機構22の機能停止状態において第2電動機MG2の回生制動による回生制動トルクが後輪用出力軸16に伝達されている場合には、クラッチ58の係合力に応じてその回生制動トルクの一部が前輪用出力軸14および前輪18に伝達されるようになっている。
電子制御装置54は、回生中判定手段62と、クラッチ制御手段64とを備えている。回生中判定手段62は、第2電動機MG2が回生中か否かを判定する。すなわち、回生中判定手段62は、車両の運動エネルギによって第2電動機MG2が回転駆動されて電気エネルギが取り出され、その電機エネルギが蓄電装置52や第1電動機MG1などに供給される回生制動制御中であるか否かを判定する。この判定は、例えば、車速、アクセル開度、およびアクセルペダルの踏み込み量などに基づいて行われる。すなわち、車速が予め電子制御装置54に記憶された判断基準車速以上であり、アクセル開度が予め電子制御装置54に記憶された判断基準開度未満であり、且つアクセルペダルによる減速操作が行われた場合すなわちアクセルペダルの踏み込み量が予め電子制御装置54に記憶された判断基準踏み込み量未満である場合に、上記判定が肯定される。
クラッチ制御手段64は、第2電動機MG2の回生制動時においてクラッチ58を係合することにより第2電動機MG2の回生制動トルクの一部を前輪18へ伝達する。すなわち、クラッチ制御手段64は、回生中判定手段62により第2電動機MG2が回生中であると判定された場合には、クラッチ58の係合力を制御することにより第2電動機MG2から前輪18および後輪20へそれぞれ伝達される回生制動トルクを連続的に制御するとともにそれら回生制動トルクの配分比すなわち回生制動トルク配分比を連続的に制御する。この回生制動トルク配分比は、クラッチ58の係合力を非係合状態から完全係合状態までの間で調整することによりその係合力に応じて0(前輪):100(後輪)〜50(前輪):50(後輪)の間で制御されるようになっている。上記回生制動トルク配分比と係合力との関係は、予め実験的に求められて記憶されている。クラッチ制御手段64は、上記予め設定された関係から、目標回生制動トルク配分比に基づいて目標係合力を算出し、クラッチ58の係合力がその目標係合力に一致するように油圧制御回路59を制御する。
ここで、車両の安定性を高めるために実施される車両挙動安定化制御には、例えば、車両のヨーレートを制御することにより横滑りを防止する横滑り防止制御などがある。この横滑り防止制御では、例えば、車両の舵角(ステアリング角度)と車輪速との予め設定された関係から、舵角センサから検出される実際の舵角と車輪速センサから検出される実際の車輪速とに基づいて車両の目標ヨーレートが算出され、ヨーレートセンサから検出される実際のヨーレートが上記目標ヨーレートに一致するように、例えば、車両前後の駆動トルク配分、車両前後および左右のホイールブレーキトルク配分、および車両前後および左右の差動トルク配分が適宜調整される。本実施例では、上記各トルク配分の制御に加えて、車両前後の回生制動トルク配分の制御が行われる。したがって、前記目標回生制動トルク配分比は、例えば、実際のヨーレートが目標ヨーレートに一致するように設定される。具体的には、例えば、実際のヨーレートが目標ヨーレートより大きいオーバーステア状態であれば、目標回生制動トルク配分比が実際の回生制動トルク配分比よりも50(前輪):50(後輪)寄りに設定され、また、実際のヨーレートが目標ヨーレートより小さいアンダーステア状態であれば、目標回生制動トルク配分比が実際の回生制動トルク配分比よりも50(前輪):50(後輪)寄りに設定される。
図4は、電子制御装置54の信号処理によって実行される制御作動の要部すなわちクラッチ58の係合による前後輪回生制動トルク配分制御に関する部分を説明するフローチャートである。このフローチャートは、上記クラッチ58の係合制御の一連の手順を示したフローチャートであって、たとえば数msec〜数十msecの所定の周期ごとに繰り返し実行される。
図4において、回生中判定手段62に対応するステップS1では、例えば、車速、アクセル開度、およびアクセルペダルの踏み込み量などに基づいて、第2電動機MG2が回生中か否かが判定される。
ステップS1の判定が否定される場合には、本ルーチンが終了させられるが、肯定される場合には、クラッチ制御手段64に対応するS2において、クラッチ58の係合力が制御されることにより第2電動機MG2から前輪18および後輪20へそれぞれ伝達される回生制動トルク配分比が連続的に制御されて、本ルーチンが終了させられる。本実施例では、例えば、車両の実際のヨーレートが目標ヨーレートに一致するように目標回生制動トルク配分比が設定され、実際の回生制動トルク配分比が上記設定された目標回生制動トルク配分比に一致するようにクラッチ58の係合力が制御される。
因みに、図5に示すようにクラッチ58、およびクラッチ制御手段64が設けられていない従来の動力伝達装置では、例えば、エンジン42がアイドリング状態或いは停止状態とされ且つ第1電動機MG1が空転状態とされて中央差動機構22が機能停止状態とされた場合には、第2電動機MG2の回生制動トルクは後輪20だけに伝達するようになっている。したがって、第2電動機MG2の回生制動時における車両安定性が二輪駆動車両用の動力伝達装置と同等しか得られない。そして、例えば直線走行中などの車両の挙動が安定するときにしか第2電動機MG2の回生が実施できず、例えば旋回走行中や低摩擦路面の走行中などには第2電動機MG2の回生が実施できないため、第2電動機MG2の回生の実施機会を増やすことによる更なる燃費向上が困難である。
上述のように、本実施例の動力伝達装置10の制御装置としての電子制御装置54によれば、中央差動機構22のリングギヤR2とサンギヤS2との間に設けられて前輪用出力軸14および後輪用出力軸28を相互に連結するクラッチ58と、後輪用出力軸28(サンギヤS2)と後輪20との間に設けられた第2電動機MG2の回生制動時においてクラッチ58を係合することにより第2電動機MG2の回生制動トルクの一部を前輪18へ伝達するクラッチ制御手段64とを含むことから、クラッチ制御手段64によってクラッチ58が係合されることで第2電動機MG2の回生制動トルクが車両の前輪18および後輪20の両方に伝達されるので、第2電動機MG2の回生制動時の車両挙動安定性を向上させることができる。すなわち、回生制動トルクが前輪18および後輪20の一方にだけ伝達される場合に比較して車両挙動の安定性を向上させることができる。また、第2電動機MG2の回生制動時における車両挙動安定性が向上されることにより、例えば直線走行中などの車両の挙動が安定するときに限らず例えば旋回走行中や低摩擦路面の走行中などのときにも第2電動機MG2の回生が実施でき、これにより第2電動機MG2の回生の実施区間が多くなるので、燃費を向上させることができる。
また、本実施例の電子制御装置54によれば、駆動源装置12は、エンジン42と、差動用電動機としての第1電動機MG1と、そのエンジン42の出力を第1電動機MG1および中央差動機構22の入力回転要素としてのキャリヤCA2へ分配する差動歯車装置44とを有し、第1電動機MG1の運転状態が制御されることによりエンジン42とキャリヤCA2との変速比を連続的に変化させる電気式無段変速機として機能するものであることから、例えば、エンジン42がアイドリング状態或いは停止状態とされ且つ第1電動機MG1が空転状態とされて中央差動機構22が機能停止状態とされた場合であっても、第2電動機MG2の回生制動トルクが車両の前輪18および後輪20の両方に伝達されるので、第2電動機MG2の回生制動時における車両挙動の安定性を向上させることができる。
また、本実施例の電子制御装置54によれば、クラッチ制御手段64は、例えば車両のヨーレートを制御することにより横滑りを防止する横滑り防止制御などの車両挙動安定化制御において、上記ヨーレート等の車両の走行状態関連値に応じてクラッチ58の係合力を制御することにより第2電動機MG2から前輪18へ伝達される制動トルクを連続的に制御するものであることから、その制動トルクの連続的な制御により前記ヨーレート等の走行状態関連値が連続的に制御されるので、電動機の回生制動時における前記横滑り防止制御などの車両挙動安定化制御をより精度良く実施することができて車両安定性をさらに向上させることができる。
また、本実施例の電子制御装置54によれば、第2電動機MG2が回生中か否かを判定する回生中判定手段62を備え、クラッチ制御手段64は、その回生中判定手段62によって第2電動機MG2が回生中であると判定された場合には、クラッチ58の係合力を制御することにより第2電動機MG2から前輪18および後輪20へそれぞれ伝達される回生制動トルク配分比を連続的に制御することから、第2電動機MG2の回生制動時においてクラッチ制御手段64により例えば車両のヨーレート等の車両の走行状態関連値に応じて車両前後の回生制動トルク配分比が連続的に制御されることにより、車両挙動の安定性をさらに向上させることができる。
以上、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、別の態様でも実施され得る。
例えば、前述の実施例において、クラッチ58は、油圧アクチュエータの油圧が調整されることで係合力が制御される摩擦係合装置であったが、これに限らず、例えば、電磁式クラッチや磁粉式クラッチなどであってもよい。要するに、中央差動機構22の出力回転要素としてのリングギヤR2とサンギヤS2との間に設けられてそれらリングギヤR2とサンギヤS2とを動力伝達可能に連結するものであればよい。
また、前述の実施例において、クラッチ58は、中央差動機構22と第2電動機MG2および自動変速機24との間に配置されて前輪用出力軸14と後輪用出力部材16とを連結するものであったが、これに限らず、例えばリングギヤR2とサンギヤS2との間に設けられて中央差動機構22に内蔵されてもよいし、自動変速機24の後段側に設けられて例えば後輪用出力部材16或いは後輪用推進軸36と前輪用出力部材14或いは前輪用推進軸30とを連結するものであってもよい。要するに、中央差動機構22の出力回転要素としてのリングギヤR2とサンギヤS2との間の動力伝達経路に設けられればよい。
また、前述の実施例において、中央差動機構22は、シングルピニオン型の遊星歯車装置を備えて構成されていたが、これに限らない。要するに、入力回転要素と、一対の出力回転要素とを備え、その入力回転要素に入力された駆動源装置12の出力を上記一対の出力回転要素に分配して車両の前輪18および後輪20へ出力する差動機構であればよい。
また、前述の実施例において、駆動源装置12は、エンジン42と、第1電動機MG1と、差動歯車装置44とを備えていたが、これに限らない。例えば、エンジン42だけを備えて構成されてもよいし、第1電動機MG1だけを備えて構成されてもよい。要するに、車両の駆動源として機能し、中央差動機構22に対して車両を駆動するための所定の駆動トルクを出力するものであればよい。
また、前述の実施例では、第2電動機MG2と後輪用出力軸16との間に自動変速機24が設けられていたが、この自動変速機24は設けられなくてもよい。また、上記自動変速機24が設けられる場合であっても、その構造は前述の実施例のものに限定されず、遊星歯車装置またはブレーキB1、B2などの各係合要素の数や変速段数、および上記各係合要素が上記遊星歯車装置のどの要素と選択的に連結されているか等に特に限定はない。
また、前述の実施例において、クラッチ制御手段64では、車両の実際のヨーレートが目標ヨーレートに一致するように目標回生制動トルク配分比が設定され、実際の回生制動トルク配分比が上記設定された目標回生制動トルク配分比に一致するようにクラッチ58の係合力が制御されるようになっていたが、これに限らない。例えば、目標回生制動トルク配分比が一律に50(前輪):50(後輪)に設定されてもよい。また、例えば、その他の車両の走行状態関連値に応じて設定されてもよい。
また、前述の実施例において、回生中判定手段62では、車速、アクセル開度、およびアクセルペダルの踏み込み量に基づいて第2電動機MG2が回生中か否かを判定するようになっていたが、これに限らず、例えば、第2電動機MG2の回生を指示する指令信号の出力の有無などに基づいて判定されてもよい等種々の態様が可能である。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、その他一々例示はしないが、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本実施例の四輪駆動車両用動力伝達装置を示す図である。 図1の動力伝達装置の一部を示す骨子図である。 図1の動力伝達装置の制御装置としても機能する電子制御装置に備えられた制御機能の要部すなわちクラッチの係合による前後輪回生制動トルク配分制御に関する部分を説明する機能ブロック線図、および動力伝達装置の概略構成を示すブロック線図を示すものである。 図3の電子制御装置の信号処理によって実行される制御作動の要部すなわち前後輪回生制動トルク配分制御に関する部分を説明するフローチャートである。 従来の動力伝達装置の概略構成を示すブロック線図であって、その動力伝達装置の各装置間におけるトルク伝達状態の一例を示すものである。
符号の説明
10:四輪駆動車両用動力伝達装置(動力伝達装置)
12:駆動源装置
14:前輪用出力軸
16:後輪用出力軸
18:前輪
20:後輪
22:中央差動機構
42:エンジン
44:差動歯車装置
54:電子制御装置(制御装置)
58:クラッチ(クラッチ装置)
62:回生中判定手段
64:クラッチ制御手段
CA2:キャリヤ(入力回転要素)
MG1:第1電動機(差動用電動機)
MG2:第2電動機(電動機)
R2:リングギヤ(一対の出力回転要素の他方)
S2:サンギヤ(一対の出力回転要素の一方)

Claims (4)

  1. 駆動源装置と、入力回転要素と一対の出力回転要素とを有し、該入力回転要素に入力された該駆動源装置の出力を該一対の出力回転要素に分配して車両の前輪および後輪へ出力する中央差動機構と、該一対の出力回転要素の一方と前記前輪および後輪の一方との間の動力伝達経路に設けられた電動機とを備えた四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置であって、
    前記一対の出力回転要素の間に設けられたクラッチ装置と、
    前記電動機の回生制動時において前記クラッチ装置を係合することにより該電動機の回生制動トルクの一部を前記前輪または後輪の他方へ伝達するクラッチ制御手段と
    を、含むことを特徴とする四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置。
  2. 前記駆動源装置は、
    エンジンと、差動用電動機と、該エンジンの出力を該差動用電動機および前記入力回転要素へ分配する差動歯車装置とを有し、該差動用電動機の運転状態が制御されることにより該エンジンと該入力回転要素との変速比を連続的に変化させる電気式無段変速機として機能することを特徴とする請求項1の四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置。
  3. 前記クラッチ制御手段は、前記クラッチ装置の係合力を制御することにより前記電動機から前記前輪および後輪の他方へ伝達される制動トルクを連続的に制御することを特徴とする請求項1または2の四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置。
  4. 前記電動機が回生中か否かを判定する回生中判定手段を備え、
    前記クラッチ制御手段は、該回生中判定手段によって該電動機が回生中であると判定された場合には、前記クラッチ装置の係合力を制御することにより該電動機から前記前輪および後輪へそれぞれ伝達される回生制動トルクの配分比を連続的に制御することを特徴とする請求項3の四輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置。
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