JP2010148793A - 壁面家具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】室内の壁面91に沿って設置される壁面家具11であって、壁面家具本体2と、壁面家具を室内に設置した状態で壁面家具本体2の左右の側面21のうち少なくとも片方の側面21と室内の側壁面92との間に形成される隙間空間90を正面視から隠す側扉3と、側扉3を前記壁面家具本体2の側面21の前縁付近に回動自在に連結する側扉取付部材(4,5)と、を備えた壁面家具とした。
【選択図】図1
Description
ここで、隙間空間は、設置壁面に対する壁面家具本体の設置場所によって、壁面家具本体の左右の側面のうち片方側にのみ形成される場合と、両方側に形成される場合がある。また、隙間空間が壁面家具本体の左右両方側に形成されている場合、壁面家具本体の左右の側面のうち片方側にのみ側扉が連結される場合と、左右の側面の両方側それぞれに左右の側扉が連結される場合がある。
また、側扉を壁面家具本体の側面の前縁付近に回動自在に連結する側扉取付部材を備えているため、側扉が開き扉として開閉自在になり、この隙間空間を収納空間として有効利用することが容易になる。さらに、壁面の幅に合わせて設計された壁面家具よりも、他の部屋に移動設置させやすい壁面家具となる。
また、隙間空間を正面視から隠す側扉の存在によって、収納された長尺物品を隠すことができ、壁面家具と室内との一体感や高級感を確保しやすい。
さらに、側扉が、上側扉と下側扉の上下に分割されていることによって、収納する物品の寸法(長さ)に応じて側扉を開閉すること(例えば、長さの短い物品は下側扉のみ開閉して出し入れする一方、長尺物品は下側扉と上側扉の両方を開閉して出し入れする。)が可能になり、隙間空間に物品を収納しやすくなる。
また、戸当りアームを用いているため、長尺物品を収納する隙間空間を横方向に遮る面積が少なくて済み、戸当りアームが物品収納の邪魔になりにくい。
本発明の壁面家具は、壁面家具本体と側扉と側扉取付部材とを備えているものである。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は第一実施形態の壁面家具を設置した状態を示す斜視図であり、図2は図1の壁面家具において側扉を開いた状態を示す斜視図である。これらの図に示すように、本実施形態の壁面家具11は、壁面家具本体2と側扉3と側扉取付部材(4,5)を備えている。また、側扉取付部材は、図2に示すように、支持板4(41,42)と蝶番手段5を有している。本実施形態では、左右対称構造の壁面家具を例示してあり、側扉3と側扉取付部材(4,5)は壁面家具本体2の左右にそれぞれ設けられている。
壁面家具本体2は、壁面家具11の主要な収容部を構成する部分であり、種々の従来の壁面家具を壁面家具本体2として用いることができる。本実施形態では、図1及び図2に示すように大型テレビの収納空間20を備えた、正面視が矩形形状で高さが概ね2.2mの壁面家具本体2を用いている。壁面家具本体2の高さは、設置される壁面の高さよりも低い必要があり、壁面の高さに近いことが好ましい。この壁面家具本体2(従来の壁面家具)を、平面視コの字形状の室内の壁面91(設置壁面)に設置した状態を図6に示す。壁面家具本体2の幅が壁面91の幅よりも小さいため、壁面家具本体2の左右に縦長状の隙間空間90が生じていることがわかる。
側扉3は、図1及び図2に示すように、壁面家具11(又は壁面家具本体2)を室内の壁面91(設置壁面)に設置した状態で、壁面家具本体2の左右の側面21のうち少なくとも片方の側面と室内の側壁面92との間に形成される隙間空間90を正面視から隠すものであり、隙間空間90が正面視から隠れるような形状および大きさである。具体的には、隙間空間90を正面視から見た形状とほぼ等しい縦長矩形の形状および大きさである。
本実施形態では、壁面家具本体2を設置壁面のほぼ中央部に位置させており、その左右両方に隙間空間90が形成されることから、これら左右両方の隙間空間90をそれぞれ覆うために壁面家具本体2の左右両方に側扉3を設けてある。
また、本実施形態では、側扉3が、上側扉31と下側扉32の上下に分割されている。下側扉32の高さは概ね1.8m、上側扉31の高さは概ね0.4mであり、ともに縦長矩形形状である。それぞれの側扉の幅は、壁面家具本体2の側面21とこれと対向する室内の側壁面92との間の距離より若干短い概ね0.2mである。
側扉取付部材は、側扉3(31,32)を壁面家具本体2の側面21の前縁付近に回動自在に連結するためのものであり、本実施形態では、図2に示すように、壁面家具本体2の側面21に取り付けられた支持板4と支持板4の前縁に対して側扉3を回動自在に連結する蝶番手段5で構成されている。これらについて以下詳説する。
本実施形態では、支持板4は上支持板41と下支持板42の上下に分割されている。上支持板41の高さは上側扉31の高さと同じ概ね0.4mであり、下支持板42の高さは下側扉32の高さと同じ概ね1.8mである。上支持板41と下支持板42の高さを合わせた支持板4の高さは壁面家具本体2の側面21の高さ(即ち、壁面家具本体2の高さ)と同じ概ね2.2mである。
また、支持板4(41,42)の表面(411,421)の幅(奥行き)は、壁面家具本体2の側面21の幅(壁面家具21の奥行き)の概ね1/3〜1/2の幅である。支持板4(41,42)の表面の幅は、壁面家具本体2の側面21の幅の半分以下であることが好ましい。これによって、支持板4の厚み相当分だけ収納スペースが広くなり、隙間空間90の広い範囲を収納スペースとして利用できる。
この支持板4(41,42)に、後述する蝶番手段5によって側扉3(31,32)が連結される。側扉3(31,32)が連結された支持板4(41,42)は、図1及び図2に示すように、その前縁が、壁面家具本体2の左右の側面21のうち側扉3(31,32)が連結される側面(本実施形態では左右の側面の両方)の前縁と重なるように、壁面家具本体2の側面21に取り付けられている。支持板4(41,42)は、複数個の取付ネジ420によって、壁面家具本体2の側面21に脱着自在に取り付けられている。壁面家具本体2の側面21には、取付ネジ420が螺合する固定穴(図示せず)が予め形成されている。
しかし、スキー板やサーフボード等の長尺物品を収納した場合、地震などでこの長尺物品が倒れて側扉3(31,32)を内側から押し開いてしまうことが考えられる。この課題は、以下説明する第二実施形態の壁面家具によって解決される。なお、スキー板やサーフボードは、通常、1.5〜2.0m程度の長さである。
以下、図3〜図5を用いて第二実施形態の壁面家具を説明する。図3は第二実施形態の壁面家具を設置した状態を示す図であって側扉を開いた状態を示す斜視図であり、図4は図3のP部を拡大した斜視図である。また、図5は図3の壁面家具において戸当りアームを支持板の表面に対して上方に向けて横倒した状態を示す斜視図である。なお、図4において、蝶番手段5は簡略的に表現してある。
戸当りアーム6は、支持板4の表面から室内の側壁面92に向かって延びるように設置されている。そして戸当りアーム6は、壁面家具本体2の前面と側扉3の表面とが概ね同一平面上に存在するように側扉3を拡げた状態で、側扉3の裏面に当接するように支持板4の表面に固定されている。
本実施形態では、上側扉31の裏面(の下縁)と下側扉32の裏面(の上縁)の両方に戸当りアーム6が当接するように、幅広の当接面621を有する戸当りアーム6を上側扉31と下側扉32の境界付近に取り付けている。これによって、一個の戸当りアーム6で上側扉31と下側扉32の両方をカバーすることができる。
また、本実施形態では、支持板4(図4では41,42)の表面411,421に回動自在に固定される固定側61と、側扉3(31,32)の裏面に当接する当接面621を有する戸当り側62とからなる略L字型の戸当りアーム6を用いている。戸当りアーム6の長さ(戸当り側62の長さ)は、側扉3の裏面に当接する当接面621の先端が、側扉3(31,32)の幅の概ね半分の位置(箇所)に達するような長さである。
さらに、本実施形態では、戸当りアーム6の上下と、側扉31,32の裏側に耐震ロック機構の付いたプッシュラッチ装置を割り振って取り付けてある。具体的には、戸当りアーム6の先端部の上下に雌側片63をそれぞれ取り付け、この雌側片63の取り付け位置に対応する側扉31,32の裏側位置に雄側片64をそれぞれ取り付けてある。
2 壁面家具本体
21 側面
3 側扉
31 上側扉
32 下側扉
4 支持板(側扉取付部材)
41 上支持板
411 表面
42 下支持板
421 表面
5 蝶番手段(側扉取付部材)
6 戸当りアーム
621 当接面
63 雌側片(プッシュラッチ機構)
64 雄側片(プッシュラッチ機構)
90 隙間空間
91 壁面(設置壁面)
92 側壁面
Claims (6)
- 室内の壁面に沿って設置される壁面家具であって、
壁面家具本体と、
壁面家具を室内に設置した状態で前記壁面家具本体の左右の側面のうち少なくとも片方の側面と室内の側壁面との間に形成される隙間空間を正面視から隠す側扉と、
この側扉を前記壁面家具本体の側面の前縁付近に回動自在に連結する側扉取付部材と、を備えた、
壁面家具。
- 側扉取付部材は、
壁面家具本体の左右の側面のうち側扉が連結される側面に重ねた状態で脱着自在に取り付けられた縦長の支持板と、
この支持板の前縁に対して側扉を回動自在に連結する蝶番手段と、を有し、
前記支持板は、
その前縁が、壁面家具本体の左右の側面のうち側扉が連結される側面の前縁と概ね重なるように取り付けられた、
請求項1記載の壁面家具。
- 壁面家具の高さが2m以上であり、
側扉が、
上側扉と下側扉の上下に分割されている、
請求項1又は2記載の壁面家具。
- 支持板の表面に取り付けられ室内の側壁面に向かって延びる戸当りアームを備え、
この戸当りアームは、
壁面家具本体の前面と側扉の表面とが概ね同一平面上に存在するように側扉を拡げた状態で、側扉の裏面に当接するものであり、
前記戸当りアームと側扉の裏側にプッシュラッチ機構を割り振って取り付けた、
請求項2又は3記載の壁面家具。
- 戸当りアームが、
室内の側壁面に向かって延びた状態から、支持板の表面に対して横倒自在に構成されている、
請求項4記載の壁面家具。
- 戸当りアームは、
側扉の裏面に当接する当接面の先端が、側扉の幅の概ね半分の位置にくるような長さである、
請求項4又は5記載の壁面家具。
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