JP2010148649A - 弾球遊技機 - Google Patents

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JP2010148649A JP2008329652A JP2008329652A JP2010148649A JP 2010148649 A JP2010148649 A JP 2010148649A JP 2008329652 A JP2008329652 A JP 2008329652A JP 2008329652 A JP2008329652 A JP 2008329652A JP 2010148649 A JP2010148649 A JP 2010148649A
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Abstract

【課題】遊技球の動きを予測しにくいものにすることができるうえ、入賞確率の調節も行うことができる弾球遊技機の提供。
【解決手段】特定入賞領域37に遊技球Bを誘導する誘導管31の内部に、誘導風を吹き出す誘導風ノズル40を設け、誘導風ノズル40が吹き出す誘導風の風圧で、誘導管31内へ向かって落下する遊技球Bの進路を変動し、これにより、遊技球Bが誘導管31の内部に入らないようにし、遊技球Bを一般入賞領域へ誘導する。ここで、誘導風は目視できないので、誘導風が遊技球の進路を不意に変動させることで、遊技球の動きを遊技者の予測しにくいものにでき、しかも、誘導風により、一般入賞領域36への入賞確率を高めることができ、従って、特定入賞領域37への入賞確率を低下させる調節を行うことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技球が打ち込まれる遊技領域と、この遊技領域に打ち込まれた遊技球を入賞させる複数の入賞口とが遊技盤に設けられ、且つ、遊技領域に打ち込まれた遊技球の進行方向を変える進路制御風を吹き出す制御風ノズルを備えた弾球遊技機に関する。
従来から、人々に娯楽を提供するために遊技機として、パチンコ機等の弾球遊技機が利用されている。弾球遊技機は、入賞口が複数開口された遊技盤を備え、入賞口を狙って遊技球を遊技盤に打ち込む遊技を行うものである。
このような弾球遊技機には、遊技の面白さを増すために、電動チューリップ等の役物が設けられている。このような役物は、入賞等を契機に動作し、それ以前よりも遊技球の入賞がさらに容易となるように形成されている。
ここで、電動チューリップ等の一般的な役物では、遊技球の入賞を容易にするが、遊技球の進行方向を予測の付かない方向へ曲げる等、遊技球の動きを遊技者に予測しにくいものにするものではないので、視覚的な点で演出効果を高めるものではない。
そこで、スピーカに対向して配置された振動板の上を遊技球が通過するように形成された音響効果付役物を備えた弾球遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような弾球遊技機によれば、音響効果付役物のスピーカで演出音を発生させると、振動板を振動させることができるので、この振動した状態の振動板の上に遊技球を転がすことで、遊技球を振動に応じて弾ませながら振動板の上を通過させることができ、これにより、遊技球の動きを遊技者が予測しにくいものとでき、従って、視覚的な点で演出効果を高めることができる。
特開2004−105427号公報
前述のような音響効果付役物を備えた弾球遊技機では、振動板の振動により遊技球の動きが予測しにくいものとなるが、音響効果付役物を作動させても、所定の入賞領域への遊技球の入賞を容易、あるいは、困難にする等、入賞確率の調節を行うことができない、という問題がある。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、遊技球の動きを予測しにくいものにすることができるうえ、入賞確率の調節も行うことができる弾球遊技機を提供することである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。以下に、各発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載された発明は、遊技球(B)が打ち込まれる遊技領域(10)が設定された遊技盤(4)が設けられ、この遊技盤(4)の遊技領域(10)に複数の入賞口(21,15,56)が開口され、入賞口(21,15,56)から入った遊技球(B)をセーフ球として取り扱う入賞領域が当該入賞口(21,15,56)の内部に設けられている弾球遊技機(1)であって、所定の入賞領域に到達する弾道に載る方向に遊技球(B)の進路を変える誘導風を吹き出す誘導風ノズル(40, 40A〜40D)、及び、所定の入賞領域に到達する弾道から逸れる方向に遊技球(B)の進路を変える妨害風を吹き出す妨害風ノズル(60,60A)の少なくとも一方が設けられていることを特徴とする。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記複数の入賞口(21,15,56)のひとつとして、その中に入った遊技球(B)をセーフ球として取り扱う入賞空間、セーフ球が入賞すると、遊技者に所定数の遊技球(B)が払い出される一般入賞領域(36)、及び、セーフ球が入賞すると、遊技球(B)の払い出しに加えて、遊技球(B)の払い出しとは別の利益が遊技者に与えられる特定入賞領域(37)が内部に形成されているとともに、前記入賞空間内に入ったセーフ球が一般入賞領域(36)及び特定入賞領域(37)のいずれか一方に入賞するように形成されている役可変入賞口(21)が設けられ、一般入賞領域(36)及び特定入賞領域(37)及の一方へセーフ球の進路を向ける誘導風を吹き出す誘導風ノズル(40,40A,40B)が前記入賞空間に設けられ、前記役可変入賞口(21)は、誘導風が吹き出されていると、特定入賞領域(37)及び一般入賞領域(36)の一方にセーフ球が入賞する確率が、誘導風が吹き出されていない時よりも高くなるように形成されていることを特徴とする。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、前述した請求項2に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記入賞空間には、前記誘導風ノズルとして第1誘導風ノズル(40A) 及び第2誘導風ノズル(40B) が設けられ、第1誘導風ノズル(40A) は、セーフ球の進行方向を特定入賞領域(37)へ向かせる第1誘導風を吹き出すものとされ、第2誘導風ノズル(40B) は、セーフ球の進行方向を一般入賞領域(36)へ向かせる第2誘導風を吹き出すものとされ、前記役可変入賞口(21)は、第1誘導風及び第2誘導風のいずれもが吹き出されていない無風状態では、セーフ球が特定入賞領域(37)に所定の確率で入賞するように形成され、且つ、第1誘導風のみが吹き出されている状態では、セーフ球が特定入賞領域(37)に入賞する確率が無風状態の場合よりも高くなり、第2誘導風のみが吹き出されている状態では、セーフ球が特定入賞領域(37)に入賞する確率が無風状態の場合よりも低くなるように形成されていることを特徴とする。
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、所定の入賞領域に到達する弾道に載る方向に遊技球の進路を変える誘導風を吹き出す誘導風ノズル、及び、所定の入賞領域に到達する弾道から逸れる方向に遊技球の進路を変える妨害風を吹き出す妨害風ノズルの少なくとも一方を設けたので、誘導風ノズル及び妨害風ノズルのうち、設けられたノズルに風を吹き出させ、この状態で、当該ノズルの直前を遊技球が通過しようとすると、遊技球は風圧で不意に弾道が変化するようになる。
そして、ノズルから風が吹き出ているか否かは、目視では確認できないので、所定の契機でノズルから風が吹き出るようにすれば、吹き出た風の風圧が遊技球の進路を不意に変動させるので、遊技球の動きを予測しにくいものにすることができる。
また、前述の誘導風ノズルを設ければ、入賞領域に到達する弾道に載っておらず、そのままでは、当該入賞領域に入賞することがない遊技球でも、誘導風ノズルから誘導風を吹き出させ、この誘導風ノズルで入賞領域に到達する弾道に載れば、当該入賞領域に入賞するようになるので、当該入賞領域に遊技球が入賞しやすくなり、これにより、確率が高まる方向に入賞確率を調節することができる。
一方、前述の妨害風ノズルを設ければ、入賞領域に到達する弾道に載っており、そのままでいれば、当該入賞領域に入賞する遊技球であっても、妨害風ノズルから妨害風を吹き出させ、この妨害風ノズルで入賞領域に到達する弾道から逸れれば、当該入賞領域に入賞しなくなるので、当該入賞領域に遊技球が入賞しにくくなり、入賞確率が低下する方向へ入賞確率の調節が行えるようになる。
従って、ノズルから風を吹き出させることによって、遊技球の動きを予測しにくいものにすることができるうえ、ノズルから吹き出る風の圧力で遊技球を入賞領域に到達する弾道に載せたり、逸らしたりすることができるので、入賞確率の調節を行うこともでき、以上により、前記目的が達成される。
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、内部に入ったセーフ球が一般入賞領域及び特定入賞領域のいずれか一方に入賞するように形成された役可変入賞口の入賞空間に、誘導風を吹き出す誘導風ノズルを設けたので、誘導風ノズルが一般入賞領域へセーフ球の進路を向ける誘導風を吹き出すものである場合には、誘導風ノズルから吹き出る誘導風の圧力で遊技球を一般入賞領域に到達する弾道に載せることができる。
従って、誘導風ノズルから誘導風を吹き出させることで、一般入賞領域にセーフ球が入賞しやくなり、一般入賞領域への入賞確率が高まり、これによって、一般入賞領域への入賞確率の調節を行うことができる。
誘導風ノズルが一般入賞領域へセーフ球の進路を向ける誘導風を吹き出すものである場合には、誘導風ノズルから吹き出る誘導風の圧力で遊技球を一般入賞領域に到達する弾道に載せることができる。
従って、誘導風ノズルから誘導風を吹き出させることで、一般入賞領域にセーフ球が入賞しやくなり、一般入賞領域への入賞確率が高まり、これによって、一般入賞領域への入賞確率の調節を行うことができる。
一方、誘導風ノズルが特定入賞領域へセーフ球の進路を向ける誘導風を吹き出すものである場合には、誘導風ノズルから吹き出る誘導風の圧力で遊技球を特定入賞領域に到達する弾道に載せることができる。
従って、誘導風ノズルから誘導風を吹き出させることで、特定入賞領域にセーフ球が入賞しやくなり、特定入賞領域への入賞確率が高まり、これによって、特定入賞領域への入賞確率の調節を行うことができる。
(請求項3の効果)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明によれば、セーフ球の進行方向を特定入賞領域へ向かせる第1誘導風を吹き出す第1誘導風ノズルと、セーフ球の進行方向を一般入賞領域へ向かせる第2誘導風を吹き出す第2誘導風ノズルとを設け、第1誘導風及び第2誘導風のいずれもが吹き出されていない無風状態にすると、セーフ球が特定入賞領域に所定の確率で入賞するようにしたので、第1誘導風のみを吹き出せば、セーフ球が特定入賞領域に入賞する確率を無風状態の場合よりも高くすることができる。換言すると、セーフ球が一般入賞領域に入賞する確率を無風状態の場合よりも低くすることができる。
一方、第2誘導風のみを吹き出せば、セーフ球が特定入賞領域に入賞する確率を無風状態の場合よりも低くすることができる。換言すると、セーフ球が一般入賞領域に入賞する確率を無風状態の場合よりも高くすることができ、役可変入賞口に設けられた一般入賞領域及び特定入賞領域のいずれについても入賞確率を調節することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態である実施形態について、図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1から図4までの図は、本発明の第1実施形態を示すものである。図1は、本第1実施形態に係る弾球遊技機としてのパチンコ機を示す正面図、図2は、本第1実施形態に係る弾球遊技機の前枠が開いた状態を示す斜視図、図3は、本第1実施形態に係るセンター役物を示す拡大正面図、図4は、本第1実施形態に係るセンター役物の要部を示す拡大断面図である。
(パチンコ機1の概略構成)
本第1実施形態に係るパチンコ機1は、図1及び図2に示すように、当該パチンコ機1の外郭保持枠をなす外枠2と、この外枠2に開閉自在に軸支された前枠3とを備えたものとなっている。そして、前枠3には、遊技球が打ち込まれる遊技領域10が設定された遊技盤4と、この遊技盤4の前方を覆う板ガラスが嵌め込まれたガラス扉5と、遊技球を受ける上側の球皿6と、遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル7と、遊技領域10の周辺を囲むように遊技盤4に固定されたレール8とが設けられている。
パチンコ機1の遊技領域10には、遊技球が入ると入賞となる各種の入賞口11,12,13と、遊技球を回収するアウト口14と、遊技球を内部に入れるための入口21が頂上に形成されているセンター役物20と、遊技球の落下に影響を与える図示しない風車及び多数の遊技釘とが設けられている。
この際、センター役物20には、入口21を開閉する開閉動作を行う開閉羽根22と、この開閉羽根22を駆動する図示しないソレノイド操作機とが設けられている。
このようなセンター役物20は、ソレノイド操作機が開閉羽根22を駆動して入口21を開くと、遊技球が入口21に容易に入るようになっている。
そして、入賞口11,12,13のうち、センター役物20の直下に配置されているものは、遊技球が入賞すると、センター役物20の開閉羽根22を駆動するソレノイド操作機を作動させ、入口21を開放する第1始動入賞口11となっている。
また、入賞口11,12,13のうち、第1始動入賞口11の左右両側に配置されているものは、遊技球が入賞すると、第1始動入賞口11と同様に、センター役物20の開閉羽根22を駆動するソレノイド操作機を作動させ、入口21を開放する第2始動入賞口12となっている。
さらに、入賞口11,12,13のうち、図1及び図2中左右の側縁に最も近い位置に配置されているものは、遊技球が入賞すると、遊技者へ所定数の賞球が払い出される一般入賞口13となっている。
ここで、第1始動入賞口11は、第2始動入賞口12よりも遊技球の入賞が難しい、換言すると、遊技球の入賞確率が低くなっている。
そして、センター役物20は、第1始動入賞口11に遊技球が入賞した場合は、第2始動入賞口12に遊技球が入賞した場合よりも、入口21が開放している時間が長くなる、あるいは、入口21を開放させる回数が多くなるように形成されている。
遊技領域10の上方には、遊技の演出のために、点灯もしくは点滅表示される複数のランプから構成されるランプ装置18、及び、演出用の音声を出力するためのスピーカユニット19が設けられている。
このような構成のパチンコ機1では、遊技者が操作ハンドル7を所定の方向へ回動操作すると、球皿6に収納された遊技球が1個ずつ図示しない発射部へ送られる。発射部に到達した遊技球は、操作ハンドル7の回動角度に応じた強度で、発射部から遊技領域10へ向かって発射され、遊技領域10内において落下し、入賞口11,12,13及びアウト口14のいずれかに受け入れられる。ここで、遊技球が入賞口11,12,13に入った場合には、所定の賞球が球皿6に払い出される。
そして、入賞口11,12,13のうち、第1始動入賞口11又は第2始動入賞口12に打球が入賞すると、所定数の賞球が球皿6に払い出されることに加えて、センター役物20のソレノイド操作機が開閉羽根22を駆動し、その入口21が開放されるようになっている。
そして、センター役物20は、入口21が開放されると、遊技領域10へ向かって発射された遊技球が入口21に入りやすくなるように形成され、これにより、多数の賞球の払い出し行われる機会を遊技者に付与するようになっている。
(センター役物20)
次に、本第1実施形態に係るセンター役物20について説明する。
図3には、本第1実施形態に係るセンター役物20が示されている。図3において、センター役物20は、内外を仕切る側壁23を備え、入口21を通じてのみ遊技球が内部に進入可能となったものである。
ここで、センター役物20の入口21は、入賞口であり、この入口21の近傍には、当該入口21を通過した遊技球を検出する通過センサー24が設けられている。
このようなセンター役物20における入口21の内部は、入口21から入った遊技球をセーフ球として取り扱う入賞空間となっている。
センター役物20の内部には、入口21の下方に配置されて、入口21から入って下方へ落下する遊技球を受けるステージ25が設けられている。このステージ25の上面は、パチンコ機1に向かって手前側に下り勾配となった傾斜面となっている。
ステージ25の中央部分には、円形の回転テーブル30が回転可能に設けられている。この回転テーブル30の中心には、円筒状に形成された誘導管31が立設されている。
ここで、誘導管31は、上端側の開口が入口21の直下位置に配置され、これにより、入口21から入った遊技球を内部に取り込むように形成されている。換言すると、遊技球は、入口21を通した後、下方へ落下して誘導管31の内部に入るようになっている。
また、ステージ25における回転テーブル30の周囲の部分には、回転テーブル30の外径に対応した内径を有するとともに、その内部に回転テーブル30を収納した円筒状の内側円筒壁26が立設されている。
さらに、ステージ25における内側円筒壁26の外側の部分には、内側円筒壁26との間に遊技球の直径に応じた寸法の間隔を開けて、円筒状の外側円筒壁27が立設されている。
ここで、内側円筒壁26と外側円筒壁27との間には、遊技球を通過させるための環状通路28が形成されている。この環状通路28における最も高さレベルの低い位置、換言すると、図3中、環状通路28の最も手前の位置には、遊技球を内部に落下させる一般落下孔29が設けられている。
また、内側円筒壁26には、当該内側円筒壁26の内側に入った遊技球を外側へ逃がすために、一般落下孔29に対応した部分が切り欠かれて、遊技球が挿通可能となった切欠部26A が設けられている。
回転テーブル30は、周縁部分を切り欠くように形成された8つの球受部32が設けられている。そして、こられの球受部32は、回転テーブル30の円周方向に沿って等間隔に配置されている。なお、回転テーブル30は、パチンコ機1に向かって手前側に下り勾配となったステージ25の上面に沿って回転するように、当該ステージ25に設けられている。
球受部32の各々は、上方が開口されているだけでなく、回転テーブル30の周縁部分において側方も開口されたものとなっている。
ここで、誘導管31は、図4に示されるように、上端側の開口に向かって内径が拡がった筒状に形成されたものである。
この誘導管31の根本部分における側面には、図3及び図4に示すように、上端側の開口から入った遊技球Bを外側へ排出す流ための排出孔33が開口されている。
また、誘導管31の根本部分の内部には、上端側の開口から落下してくる遊技球Bの進行方向を曲げて、側面に開口された排出孔33へ遊技球Bを案内する楕円形の案内板34が揺動可能に設けられている。
そして、8つの球受部32のうち、誘導管31の排出孔33から排出される遊技球Bを受ける位置に配置されているものは、後述する特定入賞領域の入口となる特定入賞球受部32A であり、残りの球受部32は、前述の一般落下孔29に遊技球Bを導く一般入賞球受部32B となっている。
すなわち、一般落下孔29の内部には、遊技球Bが到達すると入賞となり、遊技球Bが入賞すると、遊技者に所定数の賞球が払い出される一般入賞領域36が設けられている。
回転テーブル30に形成された一般入賞球受部32B の各々は、図4の如く、遊技球Bを保持するために、遊技球Bが載置される保持床35が形成されたものとなっている。
このような保持床35により、回転テーブル30に形成された各一般入賞球受部32B は、一般落下孔29の正面位置に到達するまで、当該一般入賞球受部32B に入った遊技球Bを保持できるようになっている。
一般入賞球受部32B に入った遊技球Bは、当該一般入賞球受部32B が一般落下孔29の正面位置に到達すると、傾斜したステージ25に設けられている回転テーブル30の傾斜によって、一般入賞球受部32B から内側円筒壁26に形成された切欠部26A を通って、一般落下孔29へ進み、一般落下孔29の内部に入って、一般入賞領域36に到達するようになっている。
一方、回転テーブル30の下方には、遊技球Bが到達すると入賞となり、遊技球Bが入賞すると、遊技球の払い出しに加えて、遊技球の払い出しとは別の利益が遊技者に与えられる特定入賞領域37が形成されている。なお、本第1実施形態において、遊技球の払い出しとは別に遊技者に与えられる利益とは、遊技球が所定回数入賞するまで、開閉羽根22が開いたままとなって入口21の開放状態が継続することである。
そして、特定入賞球受部32A には、図4の如く、一般入賞球受部32B に形成されている保持床35が形成されていない。このため、特定入賞球受部32A は、遊技球Bが当該特定入賞球受部32A に入っても、遊技球Bを保持できず、遊技球Bをそのまま下方の特定入賞領域37に向かって落下させるようになっている。
換言すると、特定入賞球受部32A に入った遊技球Bは、そのまま落下して、下方の特定入賞領域37に到達するようになっている。
以上において、センター役物20の入口21は、図3及び図4に示すように、内部に形成された入賞空間内に遊技球が入ると、この遊技球をセーフ球として取り扱い、更に、入賞空間内に入ったセーフ球が一般入賞領域36及び特定入賞領域37のいずれか一方に入賞するように形成されている役可変入賞口となっている。
このようなセンター役物20の入賞空間内には、図4の如く、一般入賞領域36の一方へセーフ球となっている遊技球Bの進路を向ける誘導風を吹き出す誘導風ノズル40が設けられている。
すなわち、誘導管31には、図4の如く、当該誘導管31の内部空間における最下位置に配置されるとともに、誘導管31の上端側開口向かって誘導風を吹き出すために、誘導風ノズル40が上向きに設けられている。
誘導風ノズル40には、パイプ状の部材同士を回転自在に連結するスイベル41を介して圧搾空気の供給を行う空気供給管42が連結されている。
なお、空気供給管42は、図示しないコンプレッサに接続され、このコンプレッサが供給する圧搾空気を誘導風ノズル40に導くものである。
誘導風ノズル40は、空気供給管42に接続されている図示しない電磁弁が作動すると、空気供給管42から圧搾空気の供給を受け、誘導風を上方へ吹き出すものとなっている。
また、誘導管31の下端近傍には、回転テーブル30を回転駆動するためのモーター44が設けら、このモーター44の駆動軸44A には、ピニオンギア45が取り付けられている。
そして、誘導管31の下端部分には、図4の如く、外周面から径方向外側に突出する歯車46が形成されている。歯車46は、モーター44の駆動軸44A に取り付けられたピニオンギア45と噛み合っている。これにより、モーター44の駆動力で回転テーブル30が回転するようになっている。
ここで、案内板34は、図3及び図4の如く、誘導管31の内部空間の中間位置に設けられた支持軸34A によって回転自在に支持されている。また、案内板34は、支持軸34A よりも下方に配置される部分に開口された複数の風抜き孔34B を備えている。
このような案内板34は、誘導風ノズル40が誘導風を吹き出していない状態では、排出孔33へ遊技球Bをスムースに案内できるように、誘導管31内において排出孔33とは反対側へ傾斜するように形成されている。
一方、案内板34は、誘導風ノズル40が誘導風を上方へ吹き出すと、下側部分よりも空気抵抗が大きい上側部分が誘導風によって上方へ持ち上げられ、ほぼ垂直姿勢となり、誘導風が流通する際の空気抵抗を最低限にするように形成されている。
これにより、誘導風ノズル40が誘導風を上方へ吹き出している状態では、入口21から落下してくる遊技球は、誘導風によって誘導管31の内部に入りにくくなり、回転テーブル30の上面に着地し、8つの球受部32のうちの一つに入るようになっている。
この際、8つの球受部32のうち7つの球受部32は、遊技球を一般入賞領域36に到達させる一般入賞球受部32B であり、残った一の球受部32が遊技球を特定入賞領域37に到達させる特定入賞球受部32A となっている。
このため、誘導風が吹き出ている状態では、回転テーブル30の上面に着地した遊技球は、一般入賞領域36に到達する確率が高くなっている。
一方、誘導風ノズル40が誘導風を上方へ吹き出していない状態では、入口21から落下してくる遊技球は、誘導管31の内部に入りやすくなり、誘導管31の内部に入ると、排出孔33から出て、8つの球受部32のうちの一つである特定入賞球受部32A の中に入るようになっている。このため、誘導風が吹き出ていない状態では、誘導管31が遊技球を特定入賞球受部32A に誘導し、特定入賞領域37に到達する確率が高くなっている。
以上において、センター役物20は、誘導風が吹き出されていると、セーフ球である遊技球が一般入賞領域36に入賞する確率が、誘導風が吹き出されていない時よりも高くなるように形成されている。
逆に言うと、センター役物20は、誘導風が吹き出されていないと、セーフ球である遊技球が特定入賞領域37に入賞する確率が、誘導風が吹き出されている時よりも高くなるように形成されている。
このような本第1実施形態によれば、次のような作用効果を奏することができる。
すなわち、入口21から入った遊技球をセーフ球として取り扱う入賞空間が内部に備えているとともに、入口21から内部に入った遊技球が一般入賞領域36及び特定入賞領域37のいずれか一方に入賞するように形成されたセンター役物20を設け、このセンター役物20の入賞空間である誘導管31の内部に、誘導風を吹き出す誘導風ノズル40を設けたので、誘導風ノズル40から誘導風を吹き出させると、誘導管31の内部に向かって落下する遊技球の進路を変動させることができる。
ここで、誘導風ノズル40から誘導風が吹き出ているか否かは、目視では確認できないので、所定の契機で誘導風ノズル40から誘導風を吹き出せば、吹き出た誘導風の風圧で遊技球の進路を不意に変動することができ、これにより、遊技球の動きを遊技者の予測しにくいものとすることができる。
しかも、誘導風ノズル40から誘導風を吹き出せば、一般入賞領域36に遊技球が入賞しやくなり、一般入賞領域36への入賞確率が高まる一方、誘導風ノズル40から誘導風を吹き出さないようにすれば、特定入賞領域37に遊技球が入賞しやくなり、特定入賞領域37への入賞確率が高まるようにしたので、これにより、特定入賞領域37への入賞確率の調節を行うことができる。
[第2実施形態]
図5及び図6には、本発明の第2実施形態が示されている。図5は、本第2実施形態に係るセンター役物を示す拡大正面図、図6は、本第2実施形態に係るセンター役物の要部を示す拡大断面図である。
本第2実施形態は、前記第1実施形態における一つの誘導風ノズル40のみが設けられているセンター役物20を、二種類の誘導風ノズル40A, 40Bが設けられているセンター役物50としたものである。
すなわち、センター役物50には、図5及び図6の如く、前記第1実施形態におけるセンター役物20と同様に、パチンコ機1の手前側に下り勾配となったステージ25が設けられている。そして、ステージ25の上面の中央には、底面が円筒面状に凹んだ凹部51が設けられている。
凹部51の図5中における左側の端部には、内部に特定入賞領域52が設けられている第1開口52A が形成されている。
また、凹部51の図5中における右側の端部には、内部に一般入賞領域53が設けられている第2開口53A が形成されている。
これらの第1開口52A 及び第2開口53A は、ステージ25等でバウンドした遊技球が直接入らないように、フード54によって上方が覆われたものとなっている。
ここで、凹部51は、全体がセンター役物50の内部空間である入賞空間に形成されており、凹部51に入っている遊技球Bは、セーフ球として扱われる。
このような凹部51の底面における最下位置Aの近傍には、図6に示すように、第1誘導風ノズル40A 及び第2誘導風ノズル40B が設けられている。
第1誘導風ノズルは、凹部51の最下位置Aの右側位置に配置され、当該右側位置から第1開口52A に向かって誘導風を吹き出して、この誘導風で最下位置A近傍に到達した遊技球Bを第1開口52A へ移動させるものである。
換言すると、第1誘導風ノズルは、セーフ球である遊技球Bの進行方向を特定入賞領域52へ向かせる第1誘導風を吹き出すものとなっている。
第2誘導風ノズルは、凹部51の最下位置Aの左側位置に配置され、当該左側位置から第2開口53A に向かって誘導風を吹き出して、この誘導風で最下位置A近傍に到達した遊技球Bを第2開口53A へ移動させるものである。
換言すると、第2誘導風ノズルは、セーフ球である遊技球Bの進行方向を一般入賞領域53へ向かせる第2誘導風を吹き出すものとなっている。
以上において、センター役物50は、第1誘導風及び第2誘導風のいずれもが吹き出されていない無風状態では、セーフ球である遊技球Bが特定入賞領域52に所定の確率で入賞するように形成され、且つ、第1誘導風のみが吹き出されている状態では、セーフ球である遊技球Bが特定入賞領域52に入賞する確率が無風状態の場合よりも高くなり、第2誘導風のみが吹き出されている状態では、セーフ球である遊技球Bが特定入賞領域52に入賞する確率が無風状態の場合よりも低くなるように形成されている。
前述のような本第2実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、遊技球の進行方向を特定入賞領域52へ向かせる第1誘導風を吹き出す第1誘導風ノズル40A と、遊技球の進行方向を一般入賞領域53へ向かせる第2誘導風を吹き出す第2誘導風ノズル40Bとを設けたので、第1誘導風及び第2誘導風のいずれもが吹き出されていない無風状態にすると、遊技球が特定入賞領域52に所定の確率で入賞するようになり、第1誘導風のみを吹き出せば、遊技球が特定入賞領域52に入賞する確率を無風状態の場合よりも高くすることができる。換言すると、遊技球が一般入賞領域53に入賞する確率を無風状態の場合よりも低くすることができる。
一方、第2誘導風のみを吹き出せば、遊技球が特定入賞領域52に入賞する確率を無風状態の場合よりも低くすることができる。換言すると、遊技球が一般入賞領域53に入賞する確率を無風状態の場合よりも高くすることができる。
従って、センター役物50に設けられた一般入賞領域53及び特定入賞領域52のいずれについても入賞確率を調節することができる。
[第3実施形態]
図7には、本発明の第3実施形態が示されている。図7は、本第3実施形態に係る入賞口を示す拡大断面図である。
本第3実施形態は、前記第1実施形態におけるセンター役物20の入賞口である入口21の内部に設けられた誘導風ノズル40を、入賞口15の外部に設けられている誘導風ノズル40C としたものである。
すなわち、入賞口15は、図7に示すように、遊技盤4の表裏を貫通する開口である。なお、図7中、遊技盤4の右側面が遊技者に対向する表面であり、遊技盤4の左側面が遊技者には目視できない裏面である。
また、入賞口15は、パチンコ機1の前面に臨む開口であり、全体が断面「コ」字形のカバー部材16に覆われている。この入賞口15の内部には、当該入賞口15から入った遊技球をセーフ球として取り扱う入賞領域が設けられている。
誘導風ノズル40C は、先端を入賞口15に向けた状態でカバー部材16に取り付けられ、入賞領域に到達する弾道に載る方向に遊技球の進路を変える誘導風を吹き出すものとなっている。換言すると、誘導風ノズル40C は、遊技盤4の表面に対してほぼ鉛直方向に流れる誘導風を吹き出し、この誘導風の風圧で、遊技盤4の表面に沿って移動してきた遊技球の進路を曲げて、入賞口15の内部に押し込むものとなっている。
ここで、入賞口15の内部には、遊技球を入賞口15の内部に吸い込むための吸引口17が設けられている。吸引口17は、可撓性を有する吸引ホース55を介して図示しない真空ポンプに接続され、入賞口15の内部の空気を吸引するものとなっている。
このような吸引口17の吸引動作は、誘導風ノズル40C が誘導風を吹き出すのと同時に行われ、誘導風ノズル40C の遊技球を入賞口15内に押し込む動作を補助するものとなっている。カバー部材16内を通過する遊技球は、誘導風ノズル40C 及び吸引口17の両方の動作により、誘導風ノズル40C を単独で動作させた場合に比べて、より確実に入賞口15内に押し込まれるようになっている。
また、入賞口15の内部には、遊技球を入賞口15の外側へ押し出すための妨害風を吹き出す妨害風ノズル60が設けられている。
妨害風ノズル60は、先端を入賞口15に向けた状態で入賞口15の内部に設けられ、入賞領域に到達する弾道から逸れる方向に遊技球の進路を変える妨害風を吹き出すものとなっている。換言すると、妨害風ノズル60は、遊技盤4に対してほぼ鉛直方向に流れる妨害風を入賞口15の裏側から吹き出し、この妨害風の風圧で、入賞口15の内部に入ろうとする遊技球を、入賞口15の外側へ押し出すものとなっている。
このような妨害風ノズル60は、誘導風ノズル40C が誘導風を吹き出していない時に妨害風を吹き出すようになっている。これにより、妨害風ノズル60の妨害風及び誘導風ノズル40C の誘導風が互いの動作を相殺しあわないようになっている。
このような本第3実施形態によっても、前記第1及び第2実施形態と同様の作用、効果を達成できるほか、次のような作用効果を付加することができる。
すなわち、入賞領域に到達する弾道から逸れる方向に遊技球の進路を変える妨害風を吹き出す妨害風ノズル60を設けたので、誘導風ノズル40C が誘導風を吹き出していない時に、万が一、入賞口15に入賞する弾道の遊技球が発生しても、妨害風ノズル60から妨害風を吹き出させ、この妨害風ノズル60で入賞口15内の入賞領域に到達する弾道から遊技球を逸らせれば、遊技球が入賞口15に入賞しなくなるので、入賞口15への入賞がより困難となり、入賞確率が低下する方向への入賞確率の調節を確実に行うことができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、入賞口の外部に設けられる誘導風ノズルとしては、遊技盤4の表面に対してほぼ鉛直方向に誘導風を吹き出す誘導風ノズル40C に限らず、図8に示すように、入賞口56の近傍を通過する遊技球Bの弾道である入賞至近弾道Cにおける、入賞口56の手前の位置αに向かって、遊技盤4の表面に沿った誘導風を吹き出し、この誘導風の風圧で遊技球Bの進路を変え、入賞口56に入賞する入賞弾道Dに遊技球Bを載せる誘導風ノズル40D でもよい。
この際、入賞口56に入賞する遊技球Bの弾道である入賞弾道Eを進行する遊技球Bに対して誘導風が吹き付けられても、当該入賞口56に入賞するように、入賞弾道Eとは異なる入賞進路Fに沿って遊技球Bを案内するガイド部材として複数の遊技釘9を配設するのが好ましい。
また、妨害風ノズルとしては、入賞口15の内部に設けられて、遊技盤4に対してほぼ鉛直方向に妨害風を吹き出して、妨害風の風圧で入賞口15の内部に入ろうとする遊技球Bを押し出す妨害風ノズル60に限らず、図9に示すように、入賞口56に入賞する遊技球Bの弾道である入賞弾道Gにおける、入賞口56の手前の位置βに向かって、遊技盤4の表面に沿った妨害風を吹き出し、この妨害風の風圧で遊技球Bの進路を変え、入賞口56の近傍を通過する遊技球Bの弾道である入賞至近弾道Hに遊技球Bを載せ、遊技球Bが入賞しないようにする妨害風ノズル60A でもよい。
この際、入賞口56の近傍を通過する遊技球Bの弾道である入賞至近弾道Jを進行する遊技球Bに対して妨害風が吹き付けられても、遊技球Bが入賞口56に入賞しないように、入賞至近弾道Jに沿って遊技球Bを案内するガイド部材として複数の遊技釘9を配設するのが好ましい。
さらに、遊技機としては、パチンコ機に限らず、遊技球を利用する雀球やアレンジボールでもよく、本発明は、遊技球を利用する弾球遊技機全般に適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る弾球遊技機としてのパチンコ機を示す正面図である。 前記第1実施形態に係る弾球遊技機の前枠が開いた状態を示す斜視図である。 前記第1実施形態に係るセンター役物を示す拡大正面図である。 前記第1実施形態に係るセンター役物の要部を示す拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係るセンター役物を示す拡大正面図である。 前記第2実施形態に係るセンター役物の要部を示す拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に係る入賞口周りを示す拡大断面図である。 本発明の変形例を示す拡大正面図である。 本発明の異なる変形例を示す拡大正面図である。
符号の説明
1 弾球遊技機としてのパチンコ機
4 遊技盤
10 遊技領域
15 入賞口
21 役可変入賞口としての入口
36 一般入賞領域
37 特定入賞領域
40,40D 誘導風ノズル
40A 第1誘導風ノズル
40B 第2誘導風ノズル
56 入賞口
60,60A 妨害風ノズル
B 遊技球

Claims (3)

  1. 遊技球が打ち込まれる遊技領域が設定された遊技盤が設けられ、この遊技盤の遊技領域に複数の入賞口が開口され、入賞口から入った遊技球をセーフ球として取り扱う入賞領域が当該入賞口の内部に設けられている弾球遊技機であって、
    所定の入賞領域に到達する弾道に載る方向に遊技球の進路を変える誘導風を吹き出す誘導風ノズル、及び、所定の入賞領域に到達する弾道から逸れる方向に遊技球の進路を変える妨害風を吹き出す妨害風ノズルの少なくとも一方が設けられていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記複数の入賞口のひとつとして、その中に入った遊技球をセーフ球として取り扱う入賞空間、セーフ球が入賞すると、遊技者に所定数の遊技球が払い出される一般入賞領域、及び、セーフ球が入賞すると、遊技球の払い出しに加えて、遊技球の払い出しとは別の利益が遊技者に与えられる特定入賞領域が内部に形成されているとともに、前記入賞空間内に入ったセーフ球が一般入賞領域及び特定入賞領域のいずれか一方に入賞するように形成されている役可変入賞口が設けられ、
    一般入賞領域及び特定入賞領域及の一方へセーフ球の進路を向ける誘導風を吹き出す誘導風ノズルが前記入賞空間に設けられ、
    前記役可変入賞口は、誘導風が吹き出されていると、特定入賞領域及び一般入賞領域の一方にセーフ球が入賞する確率が、誘導風が吹き出されていない時よりも高くなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記入賞空間には、前記誘導風ノズルとして第1誘導風ノズル及び第2誘導風ノズルが設けられ、
    第1誘導風ノズルは、セーフ球の進行方向を特定入賞領域へ向かせる第1誘導風を吹き出すものとされ、
    第2誘導風ノズルは、セーフ球の進行方向を一般入賞領域へ向かせる第2誘導風を吹き出すものとされ、
    前記役可変入賞口は、第1誘導風及び第2誘導風のいずれもが吹き出されていない無風状態では、セーフ球が特定入賞領域に所定の確率で入賞するように形成され、且つ、第1誘導風のみが吹き出されている状態では、セーフ球が特定入賞領域に入賞する確率が無風状態の場合よりも高くなり、第2誘導風のみが吹き出されている状態では、セーフ球が特定入賞領域に入賞する確率が無風状態の場合よりも低くなるように形成されていることを特徴とする請求項2記載の弾球遊技機。
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