JP2010148406A - 緑化カーテンウォール - Google Patents

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Abstract

【課題】植物が生育するまでの間の見栄えを向上させることができ、培土基盤の劣化によって培土が落下することを防止でき、培土基盤の乾燥防止及び雨水の有効利用を図って灌水頻度を減らすことが可能な緑化カーテンウォールを提供する。
【解決手段】植栽が施される培土基盤2と、上下方向T1に配された培土基盤2の表面2aを被覆するように設けられて培土基盤2を保持する基盤保持部材3とを備えている。そして、基盤保持部材3は、一対の縦材6と、一対の縦材6に両端部7a、7bをそれぞれ繋げて水平方向T2に延び、上下方向T1に所定の間隔をあけて配設された複数の横材7とを備えている。また、横材7は、板状に形成され、培土基盤2の表面2a側から外側に突出するように設けられるともに、培土基盤2の表面2a側の一側端部7cよりも他側端部7dが上方に配されるように設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の外壁として用いられ、建物の壁面に緑化を施すための緑化カーテンウォールに関する。
従来、都市部におけるヒートアイランド現象の緩和や大気中の炭酸ガスの吸収、アメニティ空間の創出などを目的として、建物の壁面に植栽を施す壁面緑化が行なわれている。
そして、この種の壁面緑化システムには、例えば特許文献1〜3に開示されるように、ワイヤーで複数のパイプ状の植栽ユニットを建物の壁面に沿って吊り下げて緑化を施すようにしたり、フレームに設けられた複数の箱に培土基盤を収容し、このフレームを建築物の壁面に固定して緑化を施すようにしたり、プランター内の植栽土壌に植栽したツタ植物を上方に設けたネットに支持させながら生育させて緑化を施すようにしたものがある。また、例えば特許文献4に開示されるように、建物の壁面に支持部材を固設し、篭状に形成したメッシュ枠の内部に培土基盤を挿入してなる緑化ユニットを支持部材に引っ掛けるなどして設置して、建物に緑化を施すようにした壁面緑化システムもある。
しかしながら、特許文献1〜3に開示された壁面緑化システムでは、植栽ユニットを屋上から吊り下げるためにデザインの自由度が低い、壁面に組んだフレームにユニット型の植栽基盤を設置するためにコストが高い、壁面に設置したネットに支持させながら壁面を覆うように植物を生育させるために植物選定の自由度が低いなど、それぞれ課題がある。
一方、特許文献4に開示された壁面緑化システムは、支持部材に引っ掛けるなどして緑化ユニットを簡便に設置することが可能であり、デザインや植物選定の自由度が高く、また、緑化ユニットの取り外しが容易であり、建物や壁面緑化システム(緑化ユニット)のメンテナンスにも柔軟に対応することが可能である。しかしながら、特許文献1〜3の壁面緑化システムを含め、この壁面緑化システムにおいても、予め構築した建物の外装材(外壁)と別に緑化ユニットを設置することになるため、設置のための補助資材などにコストが掛かる。
これに対し、例えば特許文献2や特許文献5に開示されるように、中・高層ビルなどの建物の外壁(非耐力壁)として用いられるカーテンウォール(外装パネル)を、例えば箱状のフレームと、フレームに入れた培土基盤と、フレームに固定して取り付けられて培土基盤を保持するネットとにより構成したものがある。この緑化カーテンウォールにおいては、従来の建物の外装材とは別に緑化ユニットを設置する場合と比較し、建物の外壁で直接壁面緑化を施すことが可能になる。このため、緑化を施すための補助資材などが不要になり、コストを減らすことができる。
特開2004−248550号公報 特開2002−95347号公報 特開2002−34350号公報 特開2007−222015号公報 特開2007−306845号公報
しかしながら、上記従来の緑化カーテンウォールにおいては、培土基盤をその表面側に設置したネットで保持するように構成されているため、建物の外壁として設置した後、植物が大きく生育して壁面が植物で覆われるまでの間、培土基盤が壁面として露出することになり、見栄えが悪いという問題があった。
また、緑化カーテンウォールが風雨に曝されることによって培土基盤に劣化が生じる場合があり、このように培土基盤に劣化が生じた際にネットの網目から培土が落下するという問題があった。
さらに、単に培土基盤をネットで保持して構成されているため、培土基盤が乾燥しやすく、また、雨水を積極的に培土基盤に取り込むことができず、植物が好適に生育する含水状態を維持するために培土基盤への灌水頻度が多く必要であるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑み、植物が生育するまでの間の見栄えを向上させることができ、培土基盤の劣化によって培土が落下することを防止でき、培土基盤の乾燥防止及び雨水の有効利用を図って灌水頻度を減らすことが可能な緑化カーテンウォールを提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の緑化カーテンウォールは、植栽が施される培土基盤と、上下方向に配された前記培土基盤の表面を被覆するように設けられて前記培土基盤を保持する基盤保持部材とを備え、建物の外壁として用いられる緑化カーテンウォールであって、前記基盤保持部材は、上下方向に延び、前記培土基盤の水平方向両側端部側にそれぞれ配設された一対の縦材と、前記一対の縦材に両端部をそれぞれ繋げて水平方向に延び、上下方向に所定の間隔をあけて配設された複数の横材とを備えており、前記横材は、板状に形成され、前記培土基盤の表面側から外側に突出するように設けられるともに、前記培土基盤の表面側の一側端部よりも他側端部が上方に配されるように設けられていることを特徴とする。
この発明においては、一対の縦材と、上下方向に所定の間隔をあけて配設された複数の横材とからなる基盤保持部材が培土基盤の表面を被覆するように設けられているため、この基盤保持部材によって確実に培土基盤を保持してカーテンウォールを形成することが可能になる。
そして、この基盤保持部材の横材が、板状に形成され、培土基盤の表面側から外側に突出し、一側端部よりも他側端部が上方に配されるように設けられているため、例えば、横材が一側端部から他側端部に向かうに従い漸次上方に傾斜するように設けられているため、建物の外壁として設置し、上下に隣り合う横材の間から植物が大きく生育するまでの間、下から見上げた際には、培土基盤が見えず、複数の横材の下面が上下方向に連続した状態で見える。これにより、基盤保持部材を例えばアルミニウムなどの金属で形成した場合には、あたかもメタルカーテンウォールを設置しているような外観を形成することができ、基盤保持部材としてネットを用いた場合と比較して、植物が大きく生育するまでの間(好適に壁面緑化が施されるまで)の見栄えを向上させることが可能になる。
また、上記のように横材が設けられていることによって、培土基盤に劣化が生じた場合においても、脱落した培土が横材によって保持され、従来のようにネットの網目から培土が外側に落下することを確実に防止できる。
さらに、上記のように横材が設けられていることによって、降雨時に雨水を横材で培土基盤側に積極的に取り入れることが可能になる。また、培土基盤の表面が板状の横材で覆われているため、培土基盤の乾燥を抑制することができる。これにより、横材によって培土基盤を植物の生育に適した含水状態で維持することが容易に行え、灌水頻度を減らすことが可能になる。
また、本発明の緑化カーテンウォールにおいては、前記横材が、前記縦材に対し、水平方向に延びる軸線周りに回動可能及び/又は着脱可能に繋げて設けられていることが望ましい。
この発明においては、横材を回動させて上下に隣り合う横材の隙間を大きくすることができ、または横材を取り外すことができる。これにより、培土基盤にその表面側から植栽を施す場合であっても、横材が邪魔になることなく、容易に且つ好適に培土基盤に植栽を施すことが可能になる。
さらに、本発明の緑化カーテンウォールにおいて、前記基盤保持部材の下端部側には、前記培土基盤の上端部側から下端部側に流下した水を一時的に貯留するための断面凹状の貯水部が設けられていることがより望ましい。
この発明においては、例えば培土基盤の上端部側に設けた灌水チューブから供給され、培土基盤の上端部側から下端部側に流下した水を貯水部によって一時的に貯留することが可能になる。これにより、確実に培土基盤の乾燥を防ぐことができ、灌水頻度を減らして好適に植物を生育させることが可能になる。
また、本発明の緑化カーテンウォールにおいて、前記培土基盤は、上端部側に、該培土基盤に上端部側から供給した水を一時的に保水する保水部を備えて形成されていることがさらに望ましい。
この発明においては、培土基盤に供給した水が上端部側から下端部側に流下して、培土基盤の上端部側が乾燥状態に、下端部側が過湿度状態になる場合が多々あるが、培土基盤の上端部側に水を一時的に保水する保水部が設けられていることによって、培土基盤の上端部側が乾燥状態になることを抑制することができ、さらに確実に培土基盤の含水状態を植物の生育に適した状態で維持することが可能になる。
さらに、本発明の緑化カーテンウォールにおいて、前記基盤保持部材は、少なくとも横材の表面に高反射塗料を塗布して形成されていることが望ましい。
この発明においては、基盤保持部材の表面に高反射塗料が塗布されていることによって、この基盤保持部材で保持した培土基盤が過度に高温になることを防止できる。これにより、培土基盤の乾燥を防ぎ、灌水頻度を減らして好適に植物を生育させることが可能になる。
また、本発明の緑化カーテンウォールにおいて、前記基盤保持部材には、隣り合うカーテンウォールの上下方向に延びる目地部を流下する雨水を前記培土基盤に導入させるための雨水導入部が設けられていることが望ましい。
この発明においては、一般に、カーテンウォールで建物の外壁を構築した場合、降雨時に隣り合うカーテンウォールの目地部を多くの雨水が流下することになるが、この目地部を流下する雨水を雨水導入部によって培土基盤に導くことで、さらなる雨水の有効利用を図ることが可能になる。これにより、横材に加えて雨水導入部によっても培土基盤を植物の生育に適した含水状態で維持することが容易に行え、灌水頻度を減らすことが可能になる。
本発明の緑化カーテンウォールによれば、一対の縦材と、培土基盤の表面側の一側端部よりも他側端部が上方に配されるように設けた複数の板状の横材とからなる基盤保持部材3を備えて構成することにより、植物が生育するまでの間の見栄えを向上させることができ、培土基盤の劣化によって培土が落下することを防止でき、培土基盤の乾燥防止及び雨水の有効利用を図って灌水頻度を減らすことが可能になる。
以下、図1から図5を参照し、本発明の一実施形態に係る緑化カーテンウォールについて説明する。本実施形態は、例えば複数の階を跨いで建物の外周部に固設したマリオン(方立)や各階に固設したファスナなどに取り付けられて、建物の外壁(非耐力壁)として設置される緑化カーテンウォールに関するものである。
本実施形態の緑化カーテンウォールAは、図1から図4に示すように、植栽(植物1)が施される培土基盤2と、上下方向T1に配された培土基盤2の表面2aを被覆するように設けられて培土基盤2を保持する基盤保持部材3とを備えて構成されている。
培土基盤2は、例えば熱融着繊維を含み、加熱処理することで固形化する熱融着培土(培土)を用いて方形盤状に形成されている。熱融着培土は、土壌とパーライトなどの無機質発泡体(発泡体)と熱融着性繊維を混合したものであり、熱処理によって熱融着性繊維同士が接着したり、繊維と発泡体、繊維と土壌が接着することで三次元の網状構造として形成されている。これにより、土壌が保持され、固形化した形状が好適に保持される。また、無機質発泡体の単位体積当りの重量が例えば0.5kg/リットル以下とされ、この無機質発泡体が混在することによって、熱融着培土ひいては培土基盤2の軽量化が図られ、さらに、植物1の生育に対する適度な保水性と排水性が付与されている。
また、この培土基盤2は、図2及び図4に示すように、その上端部2b側に灌水チューブ4が配設され、この灌水チューブ4により培土基盤2の上端部2b側に水Wを供給できるように形成されている。さらに、本実施形態においては、図1及び図2に示すように、培土基盤2の上端部2b側に保水部5が設けられており、この保水部5は例えば熱融着培土の上端部側に保水材を添加するなどして形成されている。
一方、本実施形態の基盤保持部材3は、図1から図4に示すように、培土基盤2と略同等の大きさの正面視方形状に形成されている。そして、この基盤保持部材3は、上下方向T1に延び、培土基盤2の水平方向T2両側端部2c、2d側にそれぞれ配設された一対の縦材6と、一対の縦材6に両端部7a、7bをそれぞれ繋げて水平方向T2に延び、上下方向T1に所定の間隔をあけて配設された複数の横材7とを備えて構成されている。
また、各横材7は、平板状に形成され、培土基盤2の表面2a側から外側に突出するように設けられている。さらに、各横材7は、培土基盤2の表面2a側の一側端部7cよりも他側端部7dが上方に配されるように、すなわち、一側端部7cから他側端部7dに向かうに従い漸次上方に傾斜するように設けられている。これにより、基盤保持部材3は、ガラリ状に形成されている。
また、本実施形態において、各横材7は、その一端部7aと他端部7bが縦材6に対して水平方向T2に延びる軸線O1周りに回動可能に繋げられている。このとき、横材7の一側端部7c側に軸線O1が配され、適宜手段によって各横材7が一側端部7c側の軸線O1中心に上下方向T1に回動するように設けられている。さらに、基盤保持部材3は、例えばアルミニウムなどの金属で形成されており、少なくとも横材7の表面(上面及び下面)に高反射塗料を塗布して形成されている。
また、基盤保持部材3には、図1及び図2に示すように、その下端部3a側に、一対の縦材6の下端部同士を繋ぐように、且つ基盤保持部材3の裏面側(横材7の一側端部7c側)から外側に突出して断面凹状の貯水部10が設けられている。
そして、本実施形態の緑化カーテンウォールAは、培土基盤2の下端部2e側を基盤保持部材3の貯水部10内に挿入して培土基盤2が基盤保持部材3に保持され、培土基盤2の表面2aが基盤保持部材3で被覆されるように一体形成されている。
この緑化カーテンウォールAは、例えば図5に示すように、建物の外周部に固設した図示せぬマリオンやファスナなどに基盤保持部材3を外側に向けて取り付け、建物の外壁として設置される。このとき、本実施形態の緑化カーテンウォールAは、図5に示すように、ガラスカーテンウォール(ガラスパネル11)、メタルカーテンウォール(メタルパネル12)、石材カーテンウォール(石材パネル13)などとともに、建物の腰壁部や柱部などデザインに応じた任意の位置に取り付けて使用される。
ついで、上記の構成からなる緑化カーテンウォールAの作用及び効果について説明する。
本実施形態の緑化カーテンウォールAは、建物の外壁として設置する前に、培土基盤2に植物1を植える。このとき、基盤保持部材3の上下に隣り合う横材7の隙間から培土基盤2の表面2aに植物1を植える。そして、このように植物1を植える際には、基盤保持部材3の横材7が縦材6に対して回動可能に繋げられているため、横材7を一側端部7c側の軸線O1中心にその表面が水平となるように回動し、上下に隣り合う横材7の隙間を大きくする。これにより、培土基盤2にその表面2a側から植栽1を施す場合であっても、横材7が邪魔になることなく、上下に隣り合う横材7の隙間を通じて容易に且つ好適に培土基盤2に植物1が植えられる。そして、このように植栽1を施した後に、複数の横材7を回動させて、それぞれ一側端部7cから他側端部7dに向かうに従い漸次上方に傾斜する所定の位置に戻す。
ついで、植栽1を施した緑化カーテンウォールAを、ガラスカーテンウォール11、メタルカーテンウォール12、石材カーテンウォール13などとともに、マリオンやファスナなどに固定して建物の外周部に設置する。
ここで、緑化カーテンウォールAを建物の外壁として設置した段階では、植物1が大きく生育していない。メッシュで培土基盤2を保持するように構成した従来のカーテンウォールでは、この状態で培土基盤2が露出するため、見栄えが悪い。これに対し、本実施形態の緑化カーテンウォールAは、培土基盤2を保持する基盤保持部材3の横材7が上方に傾斜して培土基盤2の表面2aを覆っている。このため、上下に隣り合う横材7の間から植物1が大きく生育するまでの間、この緑化カーテンウォールAを下から見上げた際には、培土基盤2が見えず、複数の横材7の下面が上下方向T1に連続した状態で見える。これにより、基盤保持部材3をアルミニウムなどの金属で形成することで、あたかもメタルカーテンウォール12を設置しているような外観が形成され、植物1が大きく生育するまでの間(好適に壁面緑化が施されるまで)、基盤保持部材としてネットを用いた場合のように見た目を損なうことがない。
また、このように設置した緑化カーテンウォールAの培土基盤2には、例えば定期的に自動あるいは手動によって灌水チューブ4から水Wを供給する。このとき、灌水チューブ4から供給した水Wは、図2に示すように、培土基盤2の上端部2b側から下端部2e側に流下する。そして、この培土基盤2に供給した水Wが上端部2b側から下端部2e側に流下して、培土基盤2の上端部2b側が乾燥状態に、下端部2e側が過湿度状態になる場合が多々あるが、本実施形態の緑化カーテンウォールAにおいては、培土基盤2の上端部2b側に保水部5が設けられているため、灌水チューブ4から供給した水Wが一時的に保水部5に保水され、徐々に下端部2e側に供給されてゆく。このため、供給した水Wが培土基盤2を急激に流下して、培土基盤2の上端部2b側が乾燥状態に、下端部2e側が過湿度状態になることがない。
また、基盤保持部材3の下端部3a側に貯水部10が設けられ、培土基盤2の下端部2e側に流下した水Wがこの貯水部10に一時的に貯留される。このため、培土基盤2を流下した水Wを貯水部10から再度培土基盤2に供給することが可能になり、確実に培土基盤2の乾燥が防止される。
さらに、本実施形態の緑化カーテンウォールAにおいては、培土基盤2の表面2aが基盤保持部材3の横材7によって被覆されているため、直射日光などによる培土基盤2の温度上昇が防止される。また、これに加えて、横材7の表面に高反射塗料が塗布されているため、培土基盤2の温度上昇が抑制され、培土基盤2の乾燥が抑制される。例えば培土基盤2の温度が直射日光などにより40〜50℃に達するような場合であっても、高反射塗料を塗布することによって35℃程度に抑えられる。これにより、さらに確実に培土基盤2の乾燥防止が図られる。
このように培土基盤2に設けた保水部5、基盤保持部材3に設けた貯水部10、横材7、横材7に塗布した高反射塗料によって、培土基盤2の含水状態が植物1の生育に適した状態で確実に維持され、灌水頻度を減らしても好適に植物1が生育することになる。
また、本実施形態の緑化カーテンウォールAでは、横材7が一側端部7cから他側端部7dに向かうに従い漸次上方に傾斜して設けられているため、図2に示すように、降雨時に、横材7により雨水W’が培土基盤2に積極的に取り込まれる。これにより、雨水W’を有効利用してより確実に培土基盤2の乾燥防止が図れ、さらなる灌水頻度の低減が図れることになる。
そして、上記のように培土基盤2の含水状態を好適な状態で維持することで、図2から図4に示すように、植物1が上下に隣り合う横材7の隙間を通じて外側に大きく生育してゆき、メタルカーテンウォールのように見えていた緑化カーテンウォールAが植物1によって緑のパネルへと変化する。これにより、建物の壁面に好適な緑化が施されることになる。
一方、建物の外壁として設置した緑化カーテンウォールAが風雨に曝されることによって、培土基盤2に劣化が生じ培土が脱落する場合もあるが、本実施形態の緑化カーテンウォールAでは、横材7が一側端部7cから他側端部7dに向かうに従い漸次上方に傾斜して設けられているため、劣化した培土が横材7によって保持される。このため、従来のネットの網目から培土が外側に落下するようなことがない。
したがって、本実施形態の緑化カーテンウォールAにおいては、一対の縦材6と、上下方向T1に所定の間隔をあけて配設された複数の横材7とからなる基盤保持部材3が培土基盤2の表面2aを被覆するように設けられているため、この基盤保持部材3によって確実に培土基盤2を保持してカーテンウォールAを形成することが可能になる。
そして、この基盤保持部材3の横材7が、板状に形成され、培土基盤2の表面2a側から外側に突出し、一側端部7cよりも他側端部7dが上方に配されるように設けられているため(横材7が一側端部7cから他側端部7dに向かうに従い漸次上方に傾斜するように設けられているため)、建物の外壁として設置し、上下に隣り合う横材7の間から植物1が大きく生育するまでの間、緑化カーテンウォールAを下から見上げた際には、培土基盤2が見えず、複数の横材7の下面が上下方向T1に連続した状態で見える。これにより、基盤保持部材3を例えばアルミニウムなどの金属で形成した場合には、あたかもメタルカーテンウォールを設置しているような外観を形成することができ、基盤保持部材としてネットを用いた場合と比較して、植物1が大きく生育するまでの間(好適に壁面緑化が施されるまで)の見栄えを向上させることが可能になる。
また、上記のように横材7が設けられていることによって、培土基盤2に劣化が生じた場合においても、脱落した培土が横材7によって保持され、従来のようにネットの網目から培土が外側に落下することを確実に防止できる。
さらに、上記のように横材7が設けられていることによって、降雨時に雨水W’を横材7で培土基盤2側に積極的に取り入れることが可能になる。また、培土基盤2の表面2aが板状の横材7で覆われているため、培土基盤2の乾燥を抑制することができる。これにより、横材7によって培土基盤2を植物1の生育に適した含水状態で維持することが容易に行え、灌水頻度を減らすことが可能になる。
また、横材7が、縦材6に対し、水平方向T2に延びる軸線O1周りに回動可能に繋げて設けられているため、横材7を回動させて上下に隣り合う横材7の隙間を大きくすることができる。これにより、培土基盤2にその表面2a側から植栽1を施す場合であっても、横材7が邪魔になることなく、容易に且つ好適に培土基盤2に植栽1を施すことが可能になる。また、緑化カーテンウォールAのメンテナンスも容易に行うことが可能になる。
さらに、基盤保持部材3の下端部3a側に断面凹状の貯水部10が設けられていることによって、培土基盤2の上端部2b側から下端部2e側に流下した水W(雨水W’)を貯水部10によって一時的に貯留することが可能になる。これにより、より確実に培土基盤2の乾燥を防ぐことができ、灌水頻度を減らして好適に植物1を生育させることが可能になる。
また、上端部2b側に保水部5を設けて培土基盤2が形成されていることによって、培土基盤2の上端部2b側が乾燥状態になることを抑制することができ、さらに確実に培土基盤2の含水状態を植物1の生育に適した状態で維持することが可能になる。
さらに、基盤保持部材3が少なくとも横材7の表面に高反射塗料を塗布して形成されていることにより、この基盤保持部材3で保持した培土基盤2が過度に高温になることを防止できる。これにより、培土基盤2の乾燥を防ぎ、灌水頻度を減らして好適に植物1を生育させることが可能になる。
よって、本実施形態の緑化カーテンウォールAによれば、一対の縦材6と、培土基盤2の表面2a側の一側端部7cよりも他側端部7dが上方に配されるように設けた複数の板状の横材7とからなる基盤保持部材3を備えて構成することにより、植物1が生育するまでの間の見栄えを向上させることができ、培土基盤2の劣化によって培土が落下することを防止でき、培土基盤2の乾燥防止及び雨水W’の有効利用を図って灌水頻度を減らすことが可能になる。
以上、本発明に係る緑化カーテンウォールの一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、基盤保持部材3の横材7が縦材6に対して回動可能に設けられ、横材7を回動させて上下に隣り合う横材7の隙間を大きくすることによって植栽やメンテナンスを容易に行えるものとした。これに対し、本発明に係る基盤保持部材は、縦材6に対し横材7が固定して繋がって設けられていてもよい。また、縦材6に対し横材7を着脱可能に繋げて設けてもよく、この場合においても、横材7を取り外すことで、本実施形態と同様に培土基盤2への植栽やメンテナンスを容易に且つ好適に行うことが可能である。
また、本実施形態では、基盤保持部材3の横材7が、平板状に形成され、一側端部7cから他側端部7dに向かうに従い漸次上方に傾斜するように設けられているものとしたが、例えば図6に示すように、略L字状に形成した横材7を備えて基盤保持部材3を構成してもよく、この場合においても本実施形態と同様の効果を得ることができる。よって、本発明に係る基盤保持部材は、横材7が、板状に形成され、培土基盤2の表面2a側から外側に突出するように設けられるともに、培土基盤2の表面2a側の一側端部7cよりも他側端部7dが上方に配されるように設けられていれば、必ずしも本実施形態の構成に限定しなくてもよい。
一方、図5に示すように、建物の外壁としてカーテンウォールA、11、12、13を設置した場合には、降雨時に、隣り合うカーテンウォールA、11、12、13の間の上下方向T1に延びる目地部15を雨水W’が流下する。そして、本実施形態では、横材7だけで雨水W’の有効利用を図るようにしたが、例えば図7に示すように、基盤保持部材3に、隣り合うカーテンウォールA、11、12、13の上下方向T1に延びる目地部15を流下する雨水W’を培土基盤2に導入させるための雨水導入部16を設けて、緑化カーテンウォールAを構成してもよい。この場合には、例えば図7及び図8に示すように、目地部15を流下する雨水W’が雨水導入部16によって培土基盤2に供給され、この培土基盤2を上端部2b側から下端部2e側に流下した雨水W’が貯水部10から再度目地部15に排出される。このため、雨水W’が、上方に設置された緑化カーテンウォールAの培土基盤2から下方の緑化カーテンウォールAの培土基盤2に順次供給/排出されながら目地部15を流下することになる。これにより、横材7に加えて雨水導入部16によっても培土基盤2を植物1の生育に適した含水状態で維持することが容易に行え、さらなる雨水W’の有効利用を図り、灌水頻度を減らすことが可能になる。
本発明の一実施形態に係る緑化カーテンウォールを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る緑化カーテンウォールを示す断面視図(図1のX1−X1線矢視図)である。 本発明の一実施形態に係る緑化カーテンウォールを示す正面視図(図1のX2−X2線矢視図)である。 本発明の一実施形態に係る緑化カーテンウォールを示す上面視図(図1のX3−X3線矢視図)である。 本発明の一実施形態に係る緑化カーテンウォールを建物の外壁として設置した状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る緑化カーテンウォールの変形例を示す断面視図である。 本発明の一実施形態に係る緑化カーテンウォールの変形例を示す正面視図である。 図7の緑化カーテンウォールを建物の外壁として設置した状態を示す図である。
符号の説明
1 植物(植栽)
2 培土基盤
2a 表面
2b 上端部
2c 側端部
2d 側端部
2e 下端部
3 基盤保持部材
3a 下端部
4 灌水チューブ
5 保水部
6 縦材
7 横材
7a 一端部(端部)
7b 他端部(端部)
7c 一側端部
7d 他側端部
10 貯水部
11 ガラスカーテンウォール
12 メタルカーテンウォール
13 石材カーテンウォール
15 目地部
16 雨水導入部
A 緑化カーテンウォール
T1 上下方向
T2 水平方向
O1 軸線
W 水
W’ 雨水

Claims (6)

  1. 植栽が施される培土基盤と、上下方向に配された前記培土基盤の表面を被覆するように設けられて前記培土基盤を保持する基盤保持部材とを備え、建物の外壁として用いられる緑化カーテンウォールであって、
    前記基盤保持部材は、上下方向に延び、前記培土基盤の水平方向両側端部側にそれぞれ配設された一対の縦材と、前記一対の縦材に両端部をそれぞれ繋げて水平方向に延び、上下方向に所定の間隔をあけて配設された複数の横材とを備えており、
    前記横材は、板状に形成され、前記培土基盤の表面側から外側に突出するように設けられるともに、前記培土基盤の表面側の一側端部よりも他側端部が上方に配されるように設けられていることを特徴とする緑化カーテンウォール。
  2. 請求項1記載の緑化カーテンウォールにおいて、
    前記横材が、前記縦材に対し、水平方向に延びる軸線周りに回動可能及び/又は着脱可能に繋げて設けられていることを特徴とする緑化カーテンウォール。
  3. 請求項1または請求項2に記載の緑化カーテンウォールにおいて、
    前記基盤保持部材の下端部側には、前記培土基盤の上端部側から下端部側に流下した水を一時的に貯留するための断面凹状の貯水部が設けられていることを特徴とする緑化カーテンウォール。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の緑化カーテンウォールにおいて、
    前記培土基盤は、上端部側に、該培土基盤に上端部側から供給した水を一時的に保水する保水部を備えて形成されていることを特徴とする緑化カーテンウォール。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の緑化カーテンウォールにおいて、
    前記基盤保持部材は、少なくとも横材の表面に高反射塗料を塗布して形成されていることを特徴とする緑化カーテンウォール。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の緑化カーテンウォールにおいて、
    前記基盤保持部材には、隣り合うカーテンウォールの上下方向に延びる目地部を流下する雨水を前記培土基盤に導入させるための雨水導入部が設けられていることを特徴とする緑化カーテンウォール。
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