JP2010146778A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010146778A
JP2010146778A JP2008320438A JP2008320438A JP2010146778A JP 2010146778 A JP2010146778 A JP 2010146778A JP 2008320438 A JP2008320438 A JP 2008320438A JP 2008320438 A JP2008320438 A JP 2008320438A JP 2010146778 A JP2010146778 A JP 2010146778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
fuel cell
water
fuel
cell system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008320438A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Yukimasa
章典 行正
Kiyoshi Taguchi
清 田口
Shigeki Yasuda
繁樹 保田
Hideo Obara
英夫 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008320438A priority Critical patent/JP2010146778A/ja
Publication of JP2010146778A publication Critical patent/JP2010146778A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】排ガスから回収した回収水を水利用機器において再利用する形態において、水利用機器への水供給流路に大気から混入した不純物により経路閉塞する可能性がある。
【解決手段】燃料電池1と、燃料電池1から排出された排気ガス中の水分、または該排ガスを用いて燃焼した燃焼排ガス中の水分を分離するとともに該分離された水を貯える貯水部(容器4)を有する汽水分離器(分岐路6Bと容器4)と、貯水部(容器4)内の水を利用する冷却水循環系と、貯水部(容器4)から冷却水循環系へ水を供給する水補給経路13と、排気ガスが流れる排気ガス流路(6、7)とを備え、汽水分離器を通過した排気ガスが流れる排気ガス流路(6、7)は、該排気ガス流路(6、7)の下流端に設けられた排気口迄の間において下り勾配の下降部(6A、7A)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池を備える燃料電池システムに関する。
従来から、高効率で小規模発電が可能である燃料電池システムは、発電の際に発生する熱エネルギーを利用するためのシステムの構築が容易であるため、高いエネルギー利用効率を実現することが可能な分散型の発電システムとして開発が進められている。
燃料電池システムは、その発電部の本体として、燃料電池を備えている。この燃料電池は、燃料ガス及び酸化ガスが有する化学エネルギーを、所定の電気化学反応により、電気エネルギーに直接変換する。
従って、燃料電池システムでは、発電運転の際、燃料電池に向けて燃料ガスと酸化剤ガスとが各々供給される。すると、燃料電池では、その供給される燃料ガス及び酸化剤ガスが用いられる所定の電気化学反応が進行して、電気エネルギーが生成される。この燃料電池で生成される電気エネルギーが、燃料電池システムから負荷に向けて供給される。
ここで、燃料電池システムは、通常、改質器及びブロワを備えている。改質器では、天然ガス等の原料と水とが用いられる水蒸気改質反応により、水素を豊富に含む燃料ガスが生成される。この燃料ガスが、発電のための燃料として、燃料電池に供給される。燃料電池において発電に使用されなかった燃料ガスを、例えばバーナにて燃焼し、燃焼改質器が有する改質触媒を加熱することで、水蒸気改質反応を継続する。一方、ブロワは、大気中から空気を吸入する。この空気が発電のための酸化剤ガスとして、燃料電池に供給される。
ここで、水蒸気改質反応は、用いられる水中に、塩素などの被毒物質が含まれると改質触媒が劣化する恐れがある。また金属イオンなども改質器内部への付着により性能低下の恐れがあるため、改質器に供給される水はこれらの不純物が除去されていなければならない。
このため、発電に使用されなかった燃料ガスをバーナにて燃焼した後の排気ガスや、発電に使用されなかった排空気から回収した水(以下、回収水)を、一時的に保持しておく貯蔵部(以下、回収水タンク)に貯蔵し、水供給ポンプによってイオン交換樹脂などに供給して浄化した後で、改質器に供給する(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−138714号公報
しかし、上記回収水タンクにて水が回収されることで内部に含まれる水分が低減された排気ガスや排空気は、通常、大気中に開放されるが、一方では、このことが、大気から埃やちり等の大気中の不純物が回収水タンクに混入する要因となる。これらの不純物は、回収水を水利用機器(例えば、冷却水タンク等)で再利用する場合に、水利用機器への水供給路の閉塞を招く可能性がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、排ガスから回収した回収水を水利用機器において再利用する形態において、水利用機器への水供給路に大気から混入した不純物により流路が閉塞する可能性が低減される燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係る燃料電池システムは、燃料ガスと酸化剤ガスを用いて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池から排出された排気ガス中の水分、または該排気ガスを用いて燃焼した燃焼排ガス中の水分を分離するとともに該分離された水を貯える貯水部を有する汽水分離器と、前記貯水部内の水を利用する水利用機器と、前記貯水部から前記水利用機器へ水を供給する水供給路と、排気ガスまたは燃焼排ガスが流れる排気ガス流路とを備え、前記汽水分離器を通過した排気ガスまたは燃焼排ガスが流れる前記排気ガス流路は、該排気ガス流路の下流端に設けられた排気口迄の間において下り勾配の下降部を有することを特徴とする。
かかる構成とすると、大気中の不純物が、貯水部に混入し、水利用機器への水供給路の閉塞を招く可能性を従来よりも低減することが可能になる。
本発明の燃料電池システムによれば、排ガス経路の排気口を通じて大気から回収水の貯水部に混入した不純物により水利用機器への水供給路が流路閉塞する可能性が低減される。
本発明に係る燃料電池システムは、燃燃料ガスと酸化剤ガスを用いて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池から排出された排気ガス中の水分、または該排気ガスを用いて燃焼した燃焼排ガス中の水分を分離するとともに該分離された水を貯える貯水部を有する汽水分離器と、前記貯水部内の水を利用する水利用機器と、前記貯水部から前記水利用機器へ水を供給する水供給路と、排気ガスまたは燃焼排ガスが流れる排気ガス流路とを備え、前記汽水分離器を通過した排気ガスまたは燃焼排ガスが流れる前記排気ガス流路は、該排気ガス流路の下流端に設けられた排気口迄の間において下り勾配の下降部を有する。
汽水分離器としては、燃料電池の排気ガスまたはこれを燃焼して得られる燃焼排ガスとこれらのガス中に含まれる水分を分離可能な構成であれば、どのような形態であっても構わないが、例えば、凝縮水量を増加させるために、排気ガスまたは燃焼排ガスを冷却する冷却器(凝縮器)を設けずに排ガスから分離された水を貯える貯水部を有する容器のみを備える形態や、排気ガスまたは燃焼排ガスを冷却する冷却器、及びこの冷却器で凝縮された凝縮水も含めた水を貯える貯水部を備える容器とを備える形態が挙げられる。
水利用機器としては、燃料電池を冷却する冷却水が流れる冷却水循環系、燃料電池に供給される反応ガスを加湿する加湿器、原燃料を用いて水蒸気改質反応により燃料ガスを生成する燃料処理器等が挙げられる。なお、上記冷却水循環系は、例えば、冷却水が流れる冷却水経路、該冷却水経路内の冷却水を送出するためのポンプ、冷却水を貯える冷却水タンクを含み構成されている。
又、「汽水分離器を通過した排気ガスまたは燃焼排ガス」とは、貯水部に導入される水の流れの向きと排ガス流路の下流端の開口(排出口)に向かい流れる排気ガスの流れの向きとが分離する箇所を通過した排気ガスとして定義される。例えば、汽水分離器を構成する貯水部を有する容器に排ガスの入口と出口を有する場合、本容器が上記分離箇所となる。又、排気ガス流路の途中で上記容器の入口に向かい分岐する分岐経路を備える場合、この分岐箇所が上記分離箇所となる。
又、「排気ガス流路の下流端に設けられた排気口迄の間において下り勾配の下降部を有する」とは、汽水分離器を通過した排気ガスまたは燃焼排ガスが流れる排気ガス流路において排気口までの少なくとも一部において下り勾配となる下降部を有することを示す。
上記下降部を有することにより、大気中の不純物が、排気ガス流路または燃焼排ガス流路の排気口より侵入しても上記下降部を上昇しなければならないため、この不純物が貯水部に混入することが抑制され、水利用機器への水供給路の閉塞を招く可能性を従来よりも低減することが可能になる。
又、本発明に係る燃料電池システムによれば、排気ガスが、燃料電池より排出された燃料排ガス及び前記燃料電池より排出された酸化剤排ガス少なくともいずれか一方である形態を採用することができる。
又、本発明に係る燃料電池システムによれば、燃焼排ガスが、前記燃料電池より排出された燃料排ガスを燃焼した、燃焼排ガスである形態を採用することができる。
又、本発明に係る燃料電池システムによれば、原燃料を用いて改質反応により燃料ガスを生成する水素生成装置と、燃料排ガスを燃焼して、水素生成装置を加熱する燃焼器とを備え、燃焼排ガスは、燃焼器から排出される形態を採用することができる。
又、本発明に係る燃料電池システムによれば、排気ガス流路は、下降部より上流において上がり勾配の上昇部を有する形態を採用することができる。かかる構成とすると、汽水分離器を通過した排気ガスまたは燃焼排ガスが流れる排ガス経路内の液水が貯水部に戻り水の自給率が従来よりも向上する可能性がある。
又、本発明に係る燃料電池システムによれば、前記排気ガス流路は、前記燃料電池の最大発電量時において前記排気ガス流路の前記上昇部において液滴が下降するガス流速になるよう構成されていることを特徴とする。
又、本発明の燃料電池システムは、前記排気ガス流路の前記上昇部は、前記上昇部を流れる排気ガスの流速が3.0[m/s]以下となるように構成されていることを特徴とする。かかる構成とすると、汽水分離器を通過した排気ガスまたは燃焼排ガスが流れる排ガス経路内の液滴が貯水部に戻り水の自給率が従来よりもより向上する可能性がある。
又、本発明に係る燃料電池システムによれば、下降部は、大気中の不純物が貯水部に混入することを抑制可能な高低差を有する形態を採用することができる。
又、本発明に係る燃料電池システムによれば、高低差が8[cm]以上である形態を採用することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池システムについて、図面を参照しながら説明する。
[燃料電池システム構成の概略]
図1は、本発明の実施の形態1の燃料電池システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示す通り、本実施の形態の燃料電池システム201は、アノードとカソードを備え、アノードに供給された燃料ガスとカソードに供給された酸化剤ガスとしての空気とを反応させて電力と熱を発生させる燃料電池1と、燃料電池1のカソードに酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給器2と、燃料電池1のアノードに燃料ガスを供給する燃料ガス供給器3と、燃料電池1のカソードより排出された酸化剤排ガス中の水分と酸化剤排ガスとを分離する第1汽水分離器と、燃料電池1のアノードより排出された燃料排ガス中の水分と燃料排ガスとを分離する第2汽水分離器と、燃料電池1のカソードより排出される酸化剤排ガスが流れる酸化剤排ガス流路6、燃料電池1のアノードより排出される燃料排ガスが流れる燃料排ガス流路7と、第2汽水分離器を通過した燃料排ガス経路7上に設けられ、燃料排ガス中の可燃性ガス濃度を低減させる可燃ガス低減器8とを備える。なお、燃料ガス供給器2としては、例えば、水素タンク及び水素タンクから供給される水素ガスの流量を調整する流量調整弁を含む構成が挙げられる。又、酸化剤ガス供給器3としては、例えば、酸化剤ガスとしての空気を供給する空気ブロアが挙げられる。可燃ガス低減器8としては、燃料排ガス経路7内を流れる燃料排ガスに不燃性の希釈ガス(例えば、空気)を加え、可燃性ガス濃度を低減する希釈器、または、可燃性ガスを燃焼して可燃性ガス濃度を低減する燃焼器等が挙げられる。
ここで、第1汽水分離器は、酸化剤ガスから分離された水分を貯える容器4と、酸化剤ガス流路6より分岐し、容器4と接続する分岐路6Bとを含み構成される。又、第2汽水分離器は、燃料排ガスの入口と出口を有し、内部を流れる燃料排ガスから分離された水分を貯える容器5を含み構成される。また、第1汽水分離器と第2汽水分離器との間には、容器4及び容器5に貯えられた回収水が互いの容器を移動可能な連通路9を備える。なお、上記第1汽水分離器及び第2汽水分離器の構成については、上記に限定されず、第1汽水分離器及び第2汽水分離器のそれぞれが、分岐路と容器を含み構成される形態及び容器に直接排気ガスが導入される形態のいずれを採用しても構わない。又、第1汽水分離器及び第2汽水分離器についてはいずれか一方のみを備える形態を採用しても構わない。又、第1汽水分離器及び第2汽水分離器は、容器4または容器5の上流において燃料排ガスや酸化剤排ガス中に含まれる水分の凝縮量を増加させための冷却器を設ける形態を採用しても構わない。
さらに、上記燃料電池システムは、燃料電池1を冷却するための冷却水が循環する冷却水循環系を備え、冷却水循環系は、冷却水が流れる冷却水経路10、冷却水経路10中に設けられ、冷却水を貯える冷却水タンク11、冷却水経路10中の冷却水を送出する冷却水ポンプ12、及び図示されない冷却器を含み構成される。そして、第1汽水分離器の容器4に貯えられた回収水を、水利用機器の一例である冷却水循環系内の冷却水タンク11に補給するための水補給経路13と、水補給経路13に設けられ、容器4から冷却水タンク11に供給される回収水を浄化するための浄化器14と、水補給経路12内の水を冷却水タンク11に向けて送出するための水補給ポンプ15と、冷却水タンク11よりオーバーフローした水が容器4に戻るためのオーバーフロー経路16とを備える。なお、浄化器14としては、活性炭及びイオン交換樹脂が充填されたイオン交換器の少なくともいずれか一方を備える形態を採用することが好ましい。又、浄化器14については、水利用機器の種類によっては省略しても構わない。
さらに、本実施の形態の燃料電池システムの上記機器を内部に収納する筐体200を備え、筐体200には外気を筐体内部に導入する吸気口と、筐体内部のガスを外気に排出するための排気口17とを有する。なお、酸化剤排ガス流路6の下流端の排気口及び燃料排ガス流路7の下流端の排気口は、排気口17の近くに設けられてはいるが、外気からの風雨等の影響を低減するため排気口17から一定の距離を置くよう構成されている。
[燃料電池システムの動作]
次に、本実施の形態の燃料電池システム201の動作について、その概略を述べる。
燃料電池システム201の発電運転時においては、燃料電池1のアノードに燃料ガス供給器3より供給される燃料ガスが供給されるとともに、燃料電池1のカソードに酸化剤ガス供給器2より酸化剤ガスが供給される。そして、燃料電池1は、燃料ガスと酸化剤ガスとを用いた電気化学反応により発電する。燃料電池1の発電時においては、冷却水ポンプ12を動作させることで、冷却水経路10内の冷却水を循環させ、燃料電池1の排熱を冷却水により回収させる。冷却水により回収された熱は、冷却水経路10に設けられた冷却器(図示せず)により放熱される。
又、燃料電池1のアノードから排出された燃料排ガスは、第2汽水分離器において燃料排ガス中に含まれる水分が分離され、第2汽水分離器を通過した燃料排ガスは、燃料排ガス経路7の下流端の開口部である排気口より排出され、筐体200に設けられた排気口17を介して筐体200の外部に排出される。一方、分離された水分は回収水として、容器4に貯えられる。同様に、燃料電池1のカソードから排出された酸化剤排ガスは、第1汽水分離器において酸化剤排ガス中に含まれる水分が分離され、第1汽水分離器を通過した酸化剤排ガスは、酸化剤排ガス経路6の下流端の開口部である排気口より排出され、排気口17を介して筐体200の外部に排出される。分離された水分は回収水として容器5に貯えられる。容器4及び容器5に貯えられる回収水は、開放された連通路9を介して互いに移動可能であり、互いの容器内の水位が同等に保たれる。
冷却水タンク11には図示しない水位検知器が設けられ、水位検知器(図示せず)により検知される水位が低下すると水補給ポンプ15を動作させ、浄化器14で浄化された水が冷却水タンク11に供給される。
[燃料電池システムの特徴となる構成]
次に、本発明の実施の形態1の燃料電池システムの特徴となる構成について図1に基づき説明する。なお、図1においては、図の上方が鉛直上向きを示す。
本実施の形態の燃料電池システムは、酸化剤排ガス流路6のうち第1汽水分離器を通過した(分岐路6Bとの分岐点を通過した)酸化剤ガスが流れる酸化剤排ガス流路6の少なくともその一部において下り勾配となる下降部(本例の場合、酸化剤ガス流路6A)を有することを特徴とする。又、燃料排ガス流路7のうち第2汽水分離器を通過した(容器5を通過した)燃料排ガスが流れる燃料排ガス流路7の少なくとも一部において下り勾配となる下降部(本例の場合、燃料ガス流路7A)を有することを特徴とする。
上記特徴により、大気中の不純物が、排気ガス流路または燃焼排ガス流路の排気口より侵入しても上記下降部を上昇しなければならないため、この不純物が貯水部に混入することが抑制され、水利用機器への水供給路の閉塞を招く可能性を従来よりも低減することが可能になる。
又、本実施の形態の燃料電池システムにおいては、汽水分離器で回収した水を水利用機器へ供給する前に浄化器14で浄化する形態を採用しているため、貯水部への不純物の混入が抑制されることで、浄化器14の寿命向上も見込まれる。
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池システムについて、図面を参照しながら説明する。
[システム構成の概略]
図2は、本発明の実施の形態1の燃料電池システムの概略構成を示すブロック図である。以下、図2を参照しながら、本実施の形態に係る燃料電池システムの概略について実施の形態1の燃料電池システムと異なる特徴を中心に説明する。図2に示す通り、本実施の形態の燃料電池システム201は、燃料ガス供給器として、図示されない原料ガス供給器から供給された原料と水から改質反応により水素リッチな燃料ガスを生成して燃料電池101に供給する水素生成装置102と、水素生成装置102に水蒸気改質反応に用いられる改質水を供給する改質水ポンプ113、燃料電池101のアノードより発電で用いられずに排出される燃料排ガスを燃焼させて水素生成装置101を加熱する燃焼器としてのバーナ103と、バーナ103にて燃焼されて排出された燃焼排ガス中の水分を凝縮させて凝縮水を生成する冷却器としての燃焼排ガス凝縮器104と、酸化剤ガス供給器2から供給される空気を加湿して燃料電池101に供給する酸化剤側加湿器105と、燃料電池101のカソードより発電で用いられずに排出される酸化剤排ガス中の水分を凝縮させて凝縮水を生成する冷却器としての酸化剤側凝縮器106と、燃焼排ガス凝縮器106または酸化剤側凝縮器106で凝縮された凝縮水を貯える回収水タンク108と、燃料電池101を通過した冷却水を放熱するための冷却水熱交換器114とを備える。冷却水タンク111及び回収水タンク108には、それぞれ内部の水位を検知する水位検知器として、冷却水レベルセンサ115、回収水タンクレベルセンサ116がそれぞれ設けられている。
ここで、酸化剤排ガスから水分を分離する第1汽水分離器は、酸化剤側凝縮器105、酸化剤側凝縮器105を通過した酸化剤排ガス流路120から分岐して回収水タンク108に接続する分岐路120D、及び回収水タンク108を含み構成される。又、燃焼排ガスから水分を分離する第3汽水分離器は、燃焼排ガス凝縮器104、燃焼排ガス凝縮器104を通過した燃焼排ガス流路121から分岐して回収水タンク108に接続する分岐路121D、及び回収水タンク108を含み構成される。なお、本実施の形態においては、第1汽水分離器及び第3汽水分離器共に、冷却器としての凝縮器を備える形態であるが、上記汽水分離器の少なくともいずれか一方が、これを備えない形態を採用しても構わない。又、上記汽水分離器は共に、分岐路を備える形態であるが、両汽水分離器の少なくともいずれか一方が、これを備えず、回収水タンク108内を直接排気ガスが通過する形態を採用しても構わない。又、第1汽水分離器及び第3汽水分離器についてはいずれか一方のみを備える形態を採用しても構わないし、第1汽水分離器及び第2汽水分離器に加え、実施の形態1の第2汽水分離器を備える形態を採用しても構わない。
又、水利用機器は、回収水を直接的に再利用している冷却水循環系(冷却水経路、冷却水タンク111、冷却水ポンプ112を含む構成)と、回収水を冷却水タンク111を介して間接的に再利用している水素生成装置102となる。又、本実施の形態では、明示していないが、酸化剤側加湿器105が、水利用機器となる形態を採用しても構わない。具体的には、回収水タンク108内の回収水を酸化剤側加湿器105に供給することで回収水を直接的に再利用する形態や酸化剤側加湿器105に冷却水を供給することで間接的に回収水を再利用する形態が挙げられる。
[燃料電池システムの動作]
次に、本実施の形態の燃料電池システム201の動作について、実施の形態1の燃料電池システムと相違する点を中心にその概略を述べる。
まず、燃料電池システムの発電運転中において、水素生成装置102は、改質水ポンプ113を動作させることで、浄化器110を通過した浄化水(例えば、脱イオン水)と原料とを用いて、水蒸気改質反応によって水素リッチなガスである燃料ガスを生成し、生成された燃料ガスは、燃料ガス経路を通じて燃料電池101のアノードに供給される。燃料電池101は、燃料ガスと、酸化剤ガス供給器2から酸化剤側加湿器105により加湿され、酸化剤ガス供給路を通じて供給された酸化剤ガス(空気)とを反応させることにより、電力と熱を発生させる。燃料電池101の発電中における排熱は、実施の形態1と同様に冷却水循環系により回収する。
又、燃料電池101のアノードから排出された燃料排ガスは、バーナ103に供給され燃焼される。この燃焼により生じた燃焼排ガスにより水素生成装置102内に設けられた改質器(図示せず)が加熱され、改質反応の反応熱として利用される。水素生成装置102から排出された燃焼排ガスは、燃焼排ガス凝縮器104に導入されて燃焼排ガス中に含まれる水分が凝縮され、生成した凝縮水は分岐路121Dを通じて回収水タンク108に貯えられる。第3汽水分離器を通過後(分岐路121Dとの分岐点を通過後)の燃焼排ガスが流れる燃焼排ガス流路121の下流端は、筐体200に設けられた外気に臨む排気口107と接続するよう構成されている。同様に、第1汽水分離器を通過後(分岐路120Dとの分岐点を通過後)の酸化剤排ガスが流れる燃焼排ガス流路120の下流端は、筐体200に設けられた外気に臨む排気口107と接続するよう構成されている。
[燃料電池システムの特徴となる構成]
次に、本発明の実施の形態1の燃料電池システムの特徴となる構成について説明する。
図3は、本実施の形態1の燃料電池システムの特徴部である排気ガス経路(燃焼排ガス経路、酸化剤排ガス経路)の構成の概略を示した図である。図の上方が鉛直上向きを示す。従来例と同じ構成要素については同じ番号を付与している。
図3において、燃焼排ガス凝縮器104にて凝縮水が生成された燃焼排ガスは、燃焼排ガス凝縮器104を通過した後、上がり勾配である燃焼排ガス流路121Aを流れ、水平構造の燃焼排ガス流路121Bにて最高地点を経た後、下り勾配の燃焼排ガス配管Cを流れて、排気口107から大気開放される。同様に、酸化剤側凝縮器106にて凝縮水が生成された酸化剤排ガスは、酸化剤側凝縮器106を通過した後、上がり勾配である酸化剤排ガス流路120Aを流れ、水平構造の酸化剤排ガス流路120Bにて最高地点を経た後、下り勾配の酸化剤排ガス流路120Cを流れ、排気口107から大気開放される。酸化剤排ガス分岐路120D、燃焼排ガス分岐路121Dはそれぞれ燃焼排ガス凝縮器104を通過した燃焼排ガスが流れる燃焼排ガス流路121、酸化剤側凝縮器106を通過した酸化剤排ガスが流れる酸化剤排ガス流路120より分岐し、各凝縮器にて得られた凝縮水が回収水タンク108へ流入する流路である。
次に、下り勾配である燃焼排ガス流路121Cと酸化剤排ガス流路120Cについて詳細に説明する。燃焼排ガス流路121及び酸化剤排ガス流路120が、それぞれ下流端の排気口までの間において下降部となる燃焼排ガス流路121Cと、酸化剤排ガス流路120Cとを有することで、実施の形態1の燃料電池システムと同様に、大気中の不純物が、貯水部である回収水タンク108に混入することが抑制され、水利用機器への水供給路の閉塞を招く可能性を従来よりも低減することが可能になる。
また、図3に示す、燃焼排ガス流路121Cの高低差Dfと、酸化剤排ガス流路120Cの高低差Doは、大気中の不純物が前記回収水タンクに混入することを抑制可能な高低差となることが好ましい。具体的には、例えば、それぞれの排ガス流路の下降部の高低差を8[cm]以上とすることが好ましい。
この時、燃料電池システム201の筐体200外部での風雨により排気口107から浸入した雨や埃、ちり等が、燃焼排ガス流路121Bと酸化剤排ガス流路121Bを超えて回収水タンク108に混入することが抑制される。
次に、上がり勾配である燃焼排ガス流路120Aと酸化剤排ガス流路121Aについて詳細に説明する。燃焼排ガス流路121及び酸化剤排ガス流路120が、上記下降部よりも上流に上がり勾配である上昇部となる燃焼排ガス流路121Aと、酸化剤排ガス流路120Aとを有することで、第1汽水分離器または第3汽水分離器を通過した排気ガスまたは燃焼排ガスが流れる排ガス経路内の液水が回収水タンク8に戻り水の自給率が従来よりも向上する可能性がある。
ここで、燃料電池101の最大発電量時において、通常、燃料電池101の排ガス流路(例えば、酸化剤排ガス流路120)、水素生成装置に設けられた燃焼器からの燃焼排ガス流路(燃焼排ガス流路121)をそれぞれ流れる酸化剤排ガス及び燃焼排ガスの流速は最大になるが、この場合において、各排ガス流路の上昇部(120A、121A)を流れるガス流速が、液滴が下降するガス流速になるよう構成されている。具体的には、酸化剤側凝縮器106を通過後の酸化剤ガスが流れる酸化剤排ガス流路120の断面積(配管径)及び燃焼排ガス凝縮器104を通過後の燃焼排ガスが流れる燃焼排ガス流路121の断面積(配管径)を適切に設定することで、排ガスの流れ方向に逆らって液滴が下降するガス流速になる。
ここで、図4は排ガス流路の上がり勾配の角度と排ガス流路内のガス流速とに対する流路内の液滴の挙動を示した図である。ガス流速は、標準状態(温度0℃、気圧1atm)で換算した値である。本図より、最も排ガス流路内の液滴がガス流れに逆らい下降しやすい上がり勾配の角度が90℃の場合、ガス流速が3.0[m/s]以下であれば、排ガス流路内の液滴は流路内を上昇して流れる排ガスに伴って上昇せず、下降する。従って、燃料電池の排ガス流路または水素生成装置に設けられた燃焼器からの燃焼排ガス流路は、汽水分離器を通過後の各排ガス流路の上昇部において、燃料電池101の最大発電時のガス流速が3.0[m/s]以下になるよう構成されていることが好ましい。具体的には、酸化剤側凝縮器106を通過後の酸化剤ガスが流れる酸化剤排ガス流路120の断面積(配管径)及び燃焼排ガス凝縮器104を通過後の燃焼排ガスが流れる燃焼排ガス流路121の断面積(配管径)を適切に設定することで、燃料電池101の最大発電時の上記上昇部におけるガス流速が3.0[m/s]以下になるよう構成される。
又、燃料電池の排ガス流路または水素生成装置に設けられた燃焼器からの燃焼排ガス流路の上昇部の上がり勾配の角度が90℃未満である場合、上がり勾配の角度の90℃からの低下の大きさに応じて燃料電池101の最大発電時の上記上昇部におけるガス流速が低下するよう構成されることが好ましい。例えば、上がり勾配の角度が90℃未満の場合、図3に示す、燃料電池101の最大発電時の燃料電池101の排ガス流路または燃焼排ガス流路121A内を流れる燃焼排ガスのガス流速と、酸化剤排ガス流路120Aを流れる酸化剤排ガスのガス流速が、それぞれ3.0[m/s]未満の所定値になるよう排ガス流路または燃焼排ガスの断面積(配管径)を設定することで、燃焼排ガス凝縮器104と酸化剤側凝縮器106で得た凝縮水が燃焼排ガス流路120Bと酸化剤排ガス流路121Bを超えて排気口107へ到達することが抑制され、排ガス経路内の液滴が回収水タンク8に回収され、水の回収率が従来よりもより向上する可能性がある。
本発明にかかる燃料電池システムは、排ガス経路の排気口を通じて大気から回収水の貯水部に混入した不純物により水利用機器への水供給路が流路閉塞する可能性が低減されるもので、家庭用燃料電池システム等として有用である。
本発明の実施の形態1の燃料電池システムの概略構成を示すブロック図 本実施の形態2の燃料電池システムの概略構成を示すブロック図 本実施の形態2の燃料電池システムの排ガス経路の概略構成を示した構成図 排ガス流路の流路勾配の角度と排ガス流路内のガス流速に対する流路内液滴挙動を示した図
符号の説明
201 燃料電池システム
2 酸化剤ガス供給器
3 燃料ガス供給器
4,5 容器
6,120 酸化剤排ガス流路
7 燃料排ガス流路
8 可燃ガス低減器
9 連通路
10 冷却水流路
13 水補給経路
15 水補給ポンプ
16 オーバーフロー経路
101 燃料電池
102 水素生成装置
103 バーナ
104 燃焼排ガス凝縮器
105 酸化剤側加湿器
106 酸化剤側凝縮器
17,107 排気口
108 回収水タンク
109 冷却水供給ポンプ
14,110 浄化器
11,111 冷却水タンク
12,112 冷却水ポンプ
113 改質水ポンプ
114 冷却水熱交換器
115 冷却水レベルセンサ
116 回収水レベルセンサ
121 燃焼排ガス流路
200 筐体
Df 燃焼排ガス経路の下降部121Cの高低差
Do 酸化剤排ガス経路の下降部120Cの高低差

Claims (9)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスを用いて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池から排出された排気ガス中の水分、または該排気ガスを用いて燃焼した燃焼排ガス中の水分を分離するとともに該分離された水を貯える貯水部を有する汽水分離器と、前記貯水部内の水を利用する水利用機器と、前記貯水部から前記水利用機器へ水を供給する水供給路と、排気ガスまたは燃焼排ガスが流れる排気ガス流路とを備え、前記汽水分離器を通過した排気ガスまたは燃焼排ガスが流れる前記排気ガス流路は、該排気ガス流路の下流端に設けられた排気口迄の間において下り勾配の下降部を有することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記排気ガスとは、前記燃料電池より排出された燃料排ガス及び前記燃料電池より排出された酸化剤排ガス少なくともいずれか一方である、請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃焼排ガスとは、前記燃料電池より排出された燃料排ガスを燃焼した、燃焼排ガスである、請求項1記載の燃料電池システム。
  4. 原燃料を用いて改質反応により前記燃料ガスを生成する水素生成装置と、前記燃料排ガスを燃焼して、前記水素生成装置を加熱する燃焼器とを備え、前記燃焼排ガスは、前記燃焼器から排出される請求項1記載の燃料電池システム。
  5. 前記排気ガス流路は、前記下降部より上流において上がり勾配の上昇部を有することを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
  6. 前記排気ガス流路は、前記燃料電池の最大発電量時において前記排気ガス流路の前記上昇部において液滴が流下するガス流速になるよう構成されていることを特徴とする請求項5記載の燃料電池システム。
  7. 前記排気ガス流路は、前記燃料電池の最大発電量時において前記排気ガス流路の前記上昇部においてガス流速が、3.0[m/s]以下になるよう構成されていることを特徴とする請求項5記載の燃料電池システム。
  8. 前記下降部は、前記大気中の不純物が前記回収水タンクに混入することを抑制可能な高低差を有することを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
  9. 前記高低差が8[cm]以上であることを特徴とする請求項8記載の燃料電池システム。
JP2008320438A 2008-12-17 2008-12-17 燃料電池システム Pending JP2010146778A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008320438A JP2010146778A (ja) 2008-12-17 2008-12-17 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008320438A JP2010146778A (ja) 2008-12-17 2008-12-17 燃料電池システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010146778A true JP2010146778A (ja) 2010-07-01

Family

ID=42566984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008320438A Pending JP2010146778A (ja) 2008-12-17 2008-12-17 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010146778A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114709453A (zh) * 2022-06-08 2022-07-05 佛山市清极能源科技有限公司 一种燃料电池电堆的空气控制系统及其方法
CN115295842A (zh) * 2022-09-13 2022-11-04 中国船舶科学研究中心 安全无自耗水下密闭舱燃料电池氢气尾气回收系统及方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005327540A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Yamaha Motor Co Ltd 燃料電池システムおよびそれを用いた輸送機器
JP2006182229A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Yamaha Motor Co Ltd 二輪車
WO2006087946A1 (ja) * 2005-02-18 2006-08-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 燃料電池システム
JP2007280613A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Toyota Motor Corp 燃料電池車用排気装置
JP2009181701A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Kyocera Corp 燃料電池装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005327540A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Yamaha Motor Co Ltd 燃料電池システムおよびそれを用いた輸送機器
JP2006182229A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Yamaha Motor Co Ltd 二輪車
WO2006087946A1 (ja) * 2005-02-18 2006-08-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 燃料電池システム
JP2007280613A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Toyota Motor Corp 燃料電池車用排気装置
JP2009181701A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Kyocera Corp 燃料電池装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114709453A (zh) * 2022-06-08 2022-07-05 佛山市清极能源科技有限公司 一种燃料电池电堆的空气控制系统及其方法
CN114709453B (zh) * 2022-06-08 2022-08-30 佛山市清极能源科技有限公司 一种燃料电池电堆的空气控制系统及其方法
CN115295842A (zh) * 2022-09-13 2022-11-04 中国船舶科学研究中心 安全无自耗水下密闭舱燃料电池氢气尾气回收系统及方法
CN115295842B (zh) * 2022-09-13 2023-08-15 中国船舶科学研究中心 安全无自耗水下密闭舱燃料电池氢气尾气回收系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2240977B1 (en) Water recovery assembly for use in high temperature fuel cell systems
EP2260532B1 (en) Water recovery assembly for transferring water from fuel cell cathode exhaust
JP4624670B2 (ja) 燃料電池発電装置の多数の構成部品の機能の統合化
US11581559B2 (en) Carbon dioxide production system
JP2007242491A (ja) 燃料電池システムおよびその運転制御方法
RU2443040C2 (ru) Система топливных элементов
JP4592265B2 (ja) 燃料電池システム
RU2488922C2 (ru) Способ и устройство для выведения отработанных и отчасти способных взрываться рабочих сред топливного элемента
JP2005235586A (ja) 燃料電池システム
KR101095665B1 (ko) 연료전지 발전 시스템
JP5229329B2 (ja) 燃料電池システム
JP2010146778A (ja) 燃料電池システム
JP4087877B2 (ja) 燃料電池システム
JP5135863B2 (ja) 燃料電池発電システム
JP2007194098A (ja) 燃料電池発電システム
JP2006164837A (ja) 固体高分子型燃料電池システム
JP2018142438A (ja) 燃料電池装置
JP4719407B2 (ja) 燃料電池コージェネレーションシステム
JP2005158501A (ja) 触媒燃焼装置及び燃料電池コージェネレーションシステム
JP2009163970A (ja) 発電システム
JP2006040553A (ja) 燃料電池システム
JP2007165073A (ja) 燃料電池発電システムおよびその運転方法
JP7404753B2 (ja) 水精製器および燃料電池システム
JP7422007B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池システム
JP2012115784A (ja) 水処理システムおよびこれを用いた燃料電池発電システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111201

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20120112

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130924