JP2010146307A - 多自由度の力覚提示マニピュレータ - Google Patents

多自由度の力覚提示マニピュレータ Download PDF

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Abstract

【課題】エンドエフェクタがマニピュレータのベースに対して、3自由度の並進運動および2自由度の回転動作を出力する力覚提示マニピュレータを提供する。
【解決手段】力覚提示マニピュレータは、マニピュレータのベース10と、エンドエフェクタ60と、一対の並進3自由度を有する一対のパラレルリンク機構20a、20bと、一対のパラレルリンク機構20a、20bを駆動する駆動手段と、一対のパラレルリンク機構20a、20bとエンドエフェクタ60とをそれぞれ連結する直交する回転2軸を有する一対のジンバル機構50a、50bと、を備える冗長パラレルリンク機構を用いる。
【選択図】図2

Description

本発明は、多自由度の力覚提示マニピュレータに関するものである。
バーチャル・リアリティを用いた訓練システムにおいて臨場感を高めるためには力覚の提示が重要である。また、ロボットの遠隔操作においても微細作業や、繊細で複雑な作業を必要とする場合には、作業ロボットから操縦桿へ力覚の帰還を行うことで作業効率を向上することが知られている。このように力覚を表現する装置として力覚提示装置が用いられる。
本発明では、力覚提示装置にパラレルリンク機構を応用してマニピュレータを構成している。ここで、「パラレルリンク機構」とは、マニピュレータのベースと、エンドエフェクタとを、複数のリンク機構により支持する機構の呼称である。従来のパラレルリンク機構を用いた力覚提示装置には特許文献1、特許文献2、非特許文献1、非特許文献2、非特許文献3、及び、非特許文献4のようなものが知られている。
特開2000−148382 特開2001−293676 近藤寛之、荒田純平、坂口正道、藤本英雄、「パラレルリンク機構を用いた力覚提示装置 DELTA‐4の開発」、第26回日本ロボット学会学術講演会講演論文集 Clavel R. , "Conception d’un robot parallele rapide a 4 degres de liberte", Ph.D. Thesis, EPFL, Lausanne,1991,No925 岩田洋夫、外2名、「フォースディスプレイを用いた仮想環境における手術シミュレーションの要素技術開発」、日本VR学会第1回大会論文集、pp.95−98,1996 Y. Tsumaki, H. Naruse, D. N. Nenchev and M. Uchiyama,"Design of a Compact 6-DOF Haptic Interface", Proceedings of the 1998 IEEE International Conference on Robotics and Automation, Leuven, Belgium, 1998, 2580-2585
力覚提示マニピュレータの機構において求められる要件に、高品質な力覚提示性能を有すること、広い作業領域を有すること、が挙げられる。高品質な力覚提示性能を有するためには、高剛性、高出力、高バックドライバビリティ、低慣性を実現する機構であることが望ましい。以上の性能を実現するためにはパラレルリンク機構を用いることが有効な手段であるが、一般に従来のパラレルリンク機構は広い作業領域を確保することが難しい。
力覚提示マニュピレータの作業領域が小さい場合、操作者の自由な操作や、操作対象への動作指令が、力覚提示マニピュレータの作業領域に制限される可能性があるため、望ましくない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、高品質な力覚提示性能を有し、かつ広い作業領域を有する力覚提示マニピュレータを提供することにある。
本発明は、駆動手段によって駆動される多自由度の力覚提示マニピュレータであり、マニピュレータのベースと、エンドエフェクタと、前記エンドエフェクタを支持する一対の並進3自由度を有する一対のパラレルリンク機構と、前記一対のパラレルリンク機構と前記エンドエフェクタとをそれぞれ連結する一対の回転2軸を有するジンバル機構と、前記一対のパラレルリンク機構を駆動する駆動手段と、を備え、前記駆動手段の動力と、前記一対のパラレルリンク機構と、前記一対のジンバル機構と、によって前記エンドエフェクタが前記マニピュレータのベースに対して、3自由度の並進動作および2自由度の回転動作に変換されることを特徴とする。
ここで、前記一対のパラレルリンク機構のそれぞれは、一対のアームと、連結リンクと、から構成され、さらに前記一対のアームのそれぞれは、第1平行四節リンク機構と、第2平行四節リンク機構と、から構成されており、前記第1平行四節リンク機構は、前記ベースに備えた第1軸を回転軸とする第1リンクと、前記第1軸を回転軸とする第2リンクと、前記第2リンクに備えた前記第1軸と平行な第2軸に回転自在に連結する第3リンクと、前記第1リンクおよび前記第3リンクのそれぞれに備えた前記第1軸と平行な第3軸および第4軸に回転自在で連結する第4リンクと、前記第1リンクに前記第1軸まわりの回転運動を与える第1駆動手段と、前記第2リンクに前記第1軸まわりの回転運動を与える第2駆動手段と、から構成され、前記第1、第2、第3、第4リンクは平行四辺形をなしており、前記第2平行四節リンク機構は、一対の第5軸を備える第5リンクと、第6軸および前記第6軸に直行する第7軸を備える第6リンクと、前記第5、第6リンクを前記第5、第7軸で回転自在に連結する一対の第7リンクと、から構成され、前記第5、第6、第7リンクは平行四辺形をなしており、前記第2平行四節リンク機構の前記第5軸が前記第1平行四節リンク機構の前記第3軸と直交するよう前記第5リンクが前記第4リンクに固定されており、前記連結リンクは前記一対のアームの末端部である前記第6軸と回転自在で連結されているものとすることができる。また、前記一対のアームは、それぞれの第1軸が同一円周上の接線となるよう配置されているものとすることができる。さらに、前記一対のパラレルリンク機構は、前記ベースに任意の位置関係で配置されているものとすることができる。
また、前記一対のジンバル機構のそれぞれは、前記一対のパラレルリンク機構の前記連結リンクに備えた第1ジンバル軸と回転自在に連結する第1ジンバル軸と直交する第2ジンバル軸を備える第8リンクと、前記第8リンクと前記第2ジンバル軸と回転自在で連結する第9リンクと、から構成されており、前記一対のジンバル機構の前記第9リンクのそれぞれは、第8軸を備える前記エンドエフェクタに、前記一対のジンバル機構のそれぞれの第1、第2ジンバル軸の交点であるジンバル回転中心を前記第8軸が通るように回転自在に連結されているものとすることができる。
本発明は、駆動手段によって駆動されるパラレルリンク機構を用いた力覚提示マニピュレータを対象とし、特に3自由度の並進動作および2自由度の回転動作を出力する力覚提示マニピュレータを対象とする。本発明の駆動手段には、回転運動を出力する出力軸を具備する駆動装置、例えばモータを用いることができる。
本発明によれば、力覚提示装置にパラレルリンク機構を用いることにより、高剛性、高出力、高バックドライバビリティ、低慣性を実現可能なため、高品質な力覚提示が可能である。また、本発明の構成要素の一つである一対のパラレルリンク機構はそれぞれ、並進3自由度対して例えば4つの駆動手段を用いた冗長パラレルリンク機構であり、従来のパラレルリンク機構と比較して広い作業領域を得ることが可能である。それぞれが広い作業領域を有する一対のパラレルリンク機構を用いることにより、従来のパラレルリンク機構と比較して広い作業領域を得ることが可能である。
本発明の力覚提示マニピュレータは、エンドエフェクタがマニピュレータのベースに対して、3自由度の並進動作および2自由度の回転動作を出力する。
以下、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる力覚提示マニピュレータを用いた、力覚提示システムを示している。
力覚提示システムは、力覚提示マニピュレータであるマニピュレータ1と、マニピュレータ1の駆動手段を制御するコントロール部2と、力覚が取得できるロボット、若しくは、バーチャル・システム等からなる操作対象3から構成されている。このシステムは、遠隔操作ロボットの力覚フィードバック付操縦桿、バーチャル・リアリティを用いた訓練システムの力覚提示装置等に用いられる。
次に、図2から図5を参照して、マニピュレータ1の構成について詳しく説明する。図2はマニピュレータ1の斜視図、図3はマニピュレータ1を構成する一対のパラレルリンク機構20の機構モデル図、図4はマニピュレータ1を構成するアーム21の斜視図、図5はマニピュレータ1を構成する一対のジンバル機構50の斜視図である。
マニピュレータ1は、ベース10と、一対のパラレルリンク機構20a、20bと、一対のパラレルリンク機構20a、20bの末端部にそれぞれ連結する一対のジンバル機構50a、50bと、エンドエフェクタ60と、から構成されている。なお、一対のパラレルリンク機構20a、20b、一対のジンバル機構50a、50bなどの対となるものは、構造が同一であるため以降では区別が必要な場合を除いて同一のものとし、符号もa、bを付せずに説明する。
一対のパラレルリンク機構20はそれぞれが並進3自由度を有し、各パラレルリンク機構20の末端部はマニピュレータ1の動作に依らず、常に一定の姿勢を維持する。
一対のパラレルリンク機構20はそれぞれ、一対のアーム21と、一対のアーム21の末端部を連結する連結リンク46と、から構成されている。さらに、一対のアーム21はそれぞれ、第1平行四節リンク機構22と、第2平行四節リンク機構23と、から構成されている。
第1平行四節リンク機構22は、ベース10に設置された第1軸30と回転自在になるよう連結された第1リンク31と、同第1軸30と回転自在となるよう連結された第2リンク32と、第2リンク32に備えた第1軸30と平行な第2軸33に回転自在で連結される第3リンク34と、第1リンク31および第3リンク34それぞれに備えた第1軸30と平行な第3軸35および第4軸36に回転自在で連結される第4リンク37から構成され、第1リンク31、第2リンク32、第3リンク34、第4リンク37は平行四辺形をなしている。なお、第1リンク31及び第2リンク32にはそれぞれ第1駆動手段38、第2駆動手段39が連結され、第1回転軸30を回転軸として、第1リンク31及び第2リンク32にそれぞれ独立した動力が与えられる。
第2平行四節リンク機構23は、前記第1平行リンク機構22の各回転軸と平行となるよう前記第4リンク37に固定され、第3軸35と直交する一対の第5軸40を備える第5リンク41と、第3軸35に平行な第6軸42および、第6軸42に直交し、かつ第5軸40と平行な一対の第7軸43を備える第6リンク44と、第5リンク41および第6リンク44を第5軸40、および第7軸43で回転自在に連結する一対の第7リンク45と、から構成され、第5リンク41、第6リンク44、一対の第7リンク45は平行四辺形をなしている。第2平行四節リンク機構23には、第1平行四節リンク機構22により、第2駆動手段39の動力が第3回転軸35回りの回転運動に変換されて与えられる。
パラレルリンク機構20を構成する一対のアーム21a、21bは、それぞれの第1軸30a、30bが、同一円周上の接線となるよう配置されている。各アームの末端部である第6リンク44a、44bは、連結リンク46により、第6リンク44a、44bに備えた第6軸42a、42bとそれぞれ回転自在となるよう連結されている。
以上の構成により、連結リンク46が常に一定の姿勢を維持する一対のパラレルリンク機構20a、20bが実現される。このように構成された一対のパラレルリンク機構20a、20bは、ベース10の同一平面上に鏡面対象となるよう配置されている。この際、各パラレルリンク機構を構成する4組のアームは、同一円周上に90度等配とすることが好ましい。
一対のパラレルリンク機構20の末端部である連結リンク46に連結される一対のジンバル機構50は、それぞれ連結リンク46と、連結リンク46に備えた第1ジンバル軸51と回転自在に連結する第1ジンバル軸51と直交する第2ジンバル軸52を備える第8リンク53と、第8リンク53と第2ジンバル軸52と回転自在に連結する第9リンク54と、から構成されている。一対のジンバル機構50のそれぞれは、第1ジンバル軸51と第2ジンバル軸52の交点(ジンバル回転中心55)まわりに回転2軸を有する。
エンドエフェクタ60は、一対のジンバル機構50a、50bのジンバル回転中心55a、55bにより、異なる2点で支持されている。エンドエフェクタ60は、第8軸61を備え、一対のジンバル機構50a、50bのそれぞれの第9リンク54a、54bを第8軸61まわりに回転自在となるよう連結されている。この際、第8軸61がジンバル回転中心55を通るようにする。エンドエフェクタ60は、異なる2点を一対のジンバル機構50a、50bにより支持し、一対のジンバル機構50a、50bにパラレルリンク機構から得られる3自由度の並進動作を与えて制御することにより、ベース10に対して3自由度の並進動作および2自由度の回転動作を得る。
マニピュレータ1を駆動するための駆動手段は、すべてベースに設置可能であり、マニピュレータ1の動作部を軽量なリンクのみで構成することが可能なため、動作時の慣性質量を低減することが可能である。
また、マニピュレータ1のエンドエフェクタ60は複数のアームにより支持されるため、高剛性な機構を実現することが可能である。そのため、駆動手段の動力を正確にエンドエフェクタ60に伝達することが可能である。
次に、マニピュレータ1の駆動手段を制御するコントロール部2と、マニピュレータ1によって操作する操作対象3について説明する。
コントロール部2は、例えば制御コンピュータやモータドライバから構成されている。制御コンピュータは、マニピュレータ1の機構学、力学などを演算し、駆動手段を制御する制御信号を生成することができる。モータドライバは、生成された制御信号を基に駆動手段を制御することができる。
操作対象3は、例えば力情報が取得可能な遠隔ロボットで構成される。遠隔ロボットは力センサなどのセンサを搭載し、外部環境から加えられた力を計測することができる。
次に、上記した構成の作動について説明する。操作者はエンドエフェクタ60をペンを持つように握る。エンドエフェクタ60はベース10に対して3軸方向の平行移動および、2軸まわりの姿勢変化が可能であり、操作者が自由に動作させることが可能である。
マニピュレータ1に動作入力を与えると、駆動手段が連結されている関節の関節角度の情報が、駆動手段に搭載されたエンコーダなどのセンサによりコントロール部2に出力される。コントロール部2では与えられた関節角度からエンドエフェクタ60の位置・姿勢を演算し、操作対象3の動作に必要な制御信号を生成する。操作対象3は制御信号を受けて動作する。この際、操作対象3は、マニピュレータ1の位置・姿勢に対応した動作を行う。
操作対象3の動作中に外部環境と干渉し、操作対象3に力が加えられると、操作対象3に搭載された力センサなどのセンサにより外部から加えられた力情報を取得する。取得した力情報は再度コントロール部2に入力され、取得した力をマニピュレータ1で実現するために必要な駆動力を演算し、駆動手段の制御信号を生成する。生成した制御信号はモータドライバに入力され、モータドライバは制御信号に基づきマニピュレータ1の各駆動手段を制御する。
以上に述べた構成によれば、マニピュレータ1を操作者が操作することにより、操作対象3を自由に動作させることが可能であり、操作対象3に加えられた力をマニピュレータ1で実現し、操作者がその力を感じることが可能である。
なお、高品質な力覚提示性能を有する力覚提示装置の機構においては、高剛性、高出力、高バックドライバビリティ、低慣性といった特徴が重要となる。力覚提示装置において、かたい物体を表現するためには瞬間的に大きな力を提示する必要があるため、駆動手段が高出力であることと、駆動手段の動力を正確に伝達するために機構の剛性が高いことが必要である。一方、やわらかい物体を表現するためには、装置の動作の滑らかさや、慣性力の影響が小さいことが必要であるため、機構のバックドライバビリティの高さや、装置の動作部が軽量であることが重要である。
上記した構成のマニピュレータ1によれば、マニピュレータ1の構成要素にパラレルリンク機構20を用いることにより、エンドエフェクタ60を複数のアーム21で支持するため、高剛性を実現可能である。また、駆動手段のすべてをベース10に設置することが可能であるため、マニピュレータ1の動作部は重量の大きい駆動手段を含まないため軽量に構成することが可能である。また、駆動手段をベース10に設置可能なため、搭載可能な駆動手段の容積、重量、出力などの制限が少なく、減速機を用いない駆動手段の搭載が容易である。従って、高出力、高バックドライバビリティな機構を構成することが容易である。
特に、マニピュレータ1は、3自由度の並進動作および2自由度の回転動作の出力に対して8つの駆動手段を用いた冗長パラレルリンク機構であり、従来のパラレルリンク機構と比較して大きな作業領域が得られる。
以上において、本発明を実施形態に則して説明したが、本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明の力覚提示マニピュレータは、遠隔操作ロボットの力覚フィードバック付操縦桿、バーチャル・リアリティを用いた訓練システムの力覚提示装置等に利用可能である。
本発明の一実施形態に係る力覚提示マニピュレータのシステムを示す図である。 本発明の一実施形態に係る力覚提示マニピュレータの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る力覚提示マニピュレータを構成する一対のパラレルリンク機構20の機構モデル図である。 本発明の一実施形態に係る力覚提示マニピュレータを構成するアーム21の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る力覚提示マニピュレータを構成する一対のジンバル機構50の斜視図である。
符号の説明
1 マニピュレータ
2 コントロール部
3 操作対象
10 ベース
20(20a、20b) パラレルリンク機構
21(21a、21b、21c、21d) アーム
22(22a、22b) 第1平行四節リンク機構
23(23a、23b) 第2平行四節リンク機構
30(30a、30b) 第1軸
31(31a、31b) 第1リンク
32(32a、32b) 第2リンク
33(33a、33b) 第2軸
34(34a、34b) 第3リンク
35(35a、35b) 第3軸
36(36a、36b) 第4軸
37(37a、37b) 第4リンク
38(38a、38b) 第1駆動手段
39(39a、39b) 第2駆動手段
40(50a、50b) 第5軸
41(41a、41b) 第5リンク
42(42a、42b) 第6軸
43(43a、43b) 第7軸
44(44a、44b) 第6リンク
45(45a、45b) 第7リンク
46(46a、46b) 連結リンク
50(50a、50b) ジンバル機構
51(51a、51b) 第1ジンバル軸
52(52a、52b) 第2ジンバル軸
53(53a、53b) 第8リンク
54(54a、54b) 第9リンク
55(55a、55b) ジンバル回転中心
60 エンドエフェクタ
61 第8軸

Claims (5)

  1. 駆動手段によって駆動される多自由度の力覚提示マニピュレータであり、マニピュレータのベースと、エンドエフェクタと、前記エンドエフェクタを支持する一対の並進3自由度を有する一対のパラレルリンク機構と、前記一対のパラレルリンク機構と前記エンドエフェクタとをそれぞれ連結する一対の回転2軸を有するジンバル機構と、前記一対のパラレルリンク機構を駆動する駆動手段と、を備え、前記駆動手段の動力と、前記一対のパラレルリンク機構と、前記一対のジンバル機構と、によって前記エンドエフェクタが前記ベースに対して、3自由度の並進動作および2自由度の回転動作に変換されることを特徴とする多自由度の力覚提示マニピュレータ。
  2. 前記一対のパラレルリンク機構のそれぞれは、一対のアームと、連結リンクと、から構成され、さらに前記一対のアームのそれぞれは、第1平行四節リンク機構と、第2平行四節リンク機構と、から構成されており、前記第1平行四節リンク機構は、前記ベースに備えた第1軸を回転軸とする第1リンクと、前記第1軸を回転軸とする第2リンクと、前記第2リンクに備えた前記第1軸と平行な第2軸に回転自在に連結する第3リンクと、前記第1リンクおよび前記第3リンクのそれぞれに備えた前記第1軸と平行な第3軸および第4軸に回転自在で連結する第4リンクと、前記第1リンクに前記第1軸まわりの回転運動を与える第1駆動手段と、前記第2リンクに前記第1軸まわりの回転運動を与える第2駆動手段と、から構成され、前記第1、第2、第3、第4リンクは平行四辺形をなしており、前記第2平行四節リンク機構は、一対の第5軸を備える第5リンクと、第6軸および前記第6軸に直行する第7軸を備える第6リンクと、前記第5、第6リンクを前記第5、第7軸で回転自在に連結する一対の第7リンクと、から構成され、前記第5、第6、第7リンクは平行四辺形をなしており、前記第2平行四節リンク機構の前記第5軸が前記第1平行四節リンク機構の前記第3軸と直交するよう前記第5リンクが前記第4リンクに固定されており、前記連結リンクは前記一対のアームの末端部である前記第6軸と回転自在で連結されていることを特徴とする請求項1に記載の多自由度の力覚提示マニピュレータ。
  3. 前記一対のアームは、それぞれの第1軸が同一円周上の接線となるよう配置されていることを特徴とする請求項2に記載の多自由度の力覚提示マニピュレータ。
  4. 前記一対のパラレルリンク機構は、前記ベース上に任意の位置関係により配置されることを特徴とする請求項2または3に記載の多自由度の力覚提示マニピュレータ。
  5. 前記一対のジンバル機構のそれぞれは、前記一対のパラレルリンク機構の前記連結リンクに備えた第1ジンバル軸と回転自在に連結する第1ジンバル軸と直交する第2ジンバル軸を備える第8リンクと、前記第8リンクと前記第2ジンバル軸と回転自在で連結する第9リンクと、から構成されており、前記一対のジンバル機構の前記第9リンクのそれぞれは、第8軸を備える前記エンドエフェクタに、前記一対のジンバル機構のそれぞれの第1、第2ジンバル軸の交点であるジンバル回転中心を前記第8軸が通るように回転自在に連結されることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記載の多自由度の力覚提示マニピュレータ。
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