JP2010146122A - サービスポイント還元システム - Google Patents

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JP2010146122A JP2008320253A JP2008320253A JP2010146122A JP 2010146122 A JP2010146122 A JP 2010146122A JP 2008320253 A JP2008320253 A JP 2008320253A JP 2008320253 A JP2008320253 A JP 2008320253A JP 2010146122 A JP2010146122 A JP 2010146122A
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Abstract

【課題】アライアンス企業間においてサービスポイントが流通するとともに、サービスポイントの還元率に差異を設け特定の顧客を特定のアライアンス企業に誘導することができるシステムを提供する。
【解決手段】複数のアライアンス企業間で流通するサービスポイントを統括的に管理する管理サーバーと、各アライアンス企業に設置され前記管理サーバーと通信回線を介して情報の伝達を行う手段を備えたアライアンス企業端末とを備え、前記管理サーバーまたは前記アライアンス企業端末にはサービスポイントに対する還元額を算出するための還元率テーブルが搭載され、該還元率テーブルにおける還元率を所望するアライアンス企業および/または顧客会員に応じて変動させる手段によりサービスポイントに対する還元額をアライアンス企業ごとに変動させて設定可能としたことを特徴とするサービスポイント還元システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、管理センター、アライアンス企業、顧客との間で流通するサービスポイントの還元システムに関する。
従来より、商品若しくはサービスを販売、提供する店舗においては、販売促進、顧客の固定化等の目的から商品およびサービス取引の購買額や購買回数に応じて顧客に発行及び還元されるサービスポイントを管理するサービスポイント発行還元サービスが提供されている。その中で複数のアライアンス企業や顧客会員が介在するシステムとしては、特許文献1に記載のように、複数の企業グループ各々で発行され、顧客がそれぞれの企業グループ又は店舗等にて獲得した複数種類のポイントを合算して、企業会員の何れの店舗においても利用可能とするシステムがある。
特開2007−272525号特許公報
上記特許文献1に開示されたシステムは、異なる会員企業から発行されている種類の異なる複数のポイントを合算するシステムであり、サービスポイントの利用できる範囲が拡大するというメリットはあるが、各会員企業のサービスポイント発行コストがかかるとともに、サービスポイントの流通サイクルを作りにくいという問題があった。
本願発明が解決しようとする課題は、販売促進、顧客の固定化等の目的から商品およびサービス取引の購買額や購買回数に応じて顧客に発行及び還元されるサービスポイントを管理するサービスポイント発行還元サービスを提供するシステムにおいて、アライアンス企業間においてサービスポイントが流通するとともに、サービスポイントの還元率に差異を設け特定の顧客を特定のアライアンス企業に誘導することができるシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、コンピュータ読み取り可能なプログラムによって実行され、商品およびサービス取引の購買額や購買回数等に応じて顧客に付与し利用されるサービスポイントを管理するシステムであって、複数のアライアンス企業間で流通するサービスポイントを統括的に管理する管理サーバーと、各アライアンス企業に設置され前記管理サーバーと通信回線を介して情報の伝達を行う手段を備えたアライアンス企業端末とを備え、前記管理サーバーまたは前記アライアンス企業端末にはサービスポイントに対する還元額を算出するための還元率テーブルが搭載され、該還元率テーブルにおける還元率を所望するアライアンス企業ごとまたは顧客会員ごとに変動させる手段によりサービスポイントに対する還元額をアライアンス企業ごとに変動させて設定可能としたことを特徴とする。
還元率テーブルにおける還元率をアライアンス企業および/または顧客会員に応じて変動させる手段は、所望のアライアンス企業または顧客会員を抽出する抽出手段と、該抽出手段により抽出されたアライアンス企業または顧客会員の還元率テーブルにおいて還元率を変動させる変動手段とからなることを特徴とする。
アライアンス企業または顧客会員を抽出する抽出手段は、データベースに蓄積されてなるアライアンス企業情報および顧客会員情報から条件設定により絞り込み抽出される手段であることを特徴とする。
顧客会員が利用を告知したサービスポイントに対して該当する還元率テーブルの還元率を乗算して還元額を算出する手段を有するとともに、告知したサービスポイントを顧客会員の累積サービスポイントから差し引く手段を有することを特徴とする。
顧客会員が還元を告知した利用額に対して該当する還元率テーブルの還元率を乗算して利用されるサービスポイントを算出する手段を有するとともに、算出されたサービスポイントを累積サービスポイントから差し引く手段を有することを特徴とする。
算出手段により算出されたサービスポイントまたは還元額に対し、還元率を変動させたことによるサービスポイントと還元額の差額分をアライアンス企業に課金する課金手段を有することを特徴とする。
算出手段により算出されたサービスポイントまたは還元額に対し、アライアンス企業ごとに設定された負担率を乗算してアライアンス企業の負担額を算出する演算手段を有し、算出された差額分をアライアンス企業に課金する課金手段を有することを特徴とする。
アライアンス企業端末は、顧客会員情報および購買品名、価格、数量、日時などの販売実績情報を収集し管理サーバーに伝達する販売時点情報管理装置であることを特徴とする。
コンピュータ読み取り可能なプログラムによって実行され、商品およびサービス取引の購買額や購買回数等に応じて顧客に付与し利用されるサービスポイントを管理するシステムであって、複数のアライアンス企業間で流通するサービスポイントを統括的に管理する管理サーバーと、各アライアンス企業に設置され前記管理サーバーと通信回線を介して情報の伝達を行う手段を備えたアライアンス企業端末とを備え、前記管理サーバーまたは前記アライアンス企業端末にはサービスポイントに対する還元額を算出するための還元率テーブルが搭載され、該還元率テーブルにおける還元率を所望するアライアンス企業および/または顧客会員に応じて変動させる手段によりサービスポイントに対する還元額をアライアンス企業ごとに変動させて設定可能としたことにより、アライアンス企業ごとにサービスポイントに対する還元額を変動させ設定することができるので必要に応じてアライアンス企業ごとまたは店舗ごとにサービスポイントの還元率を変えることができる。例えば、アライアンス企業は、販売促進月間にある時期や、販売促進重点企業および店舗の還元率を高く変動させて設定することにより顧客会員を当該アライアンス企業または当該店舗に誘導して販売の促進を図ることができる。また顧客会員はあるアライアンス企業で付与されたサービスポイントを、還元率の高い他のアライアンス企業で利用してサービスポイントに付加価値をつけて利用することができる。
また、顧客会員の属性ごとにサービスポイントに対する還元額を変動させ設定することができるので必要に応じてアライアンス企業ごとまたは店舗ごとにサービスポイントの還元率を変えることができる。例えば、アライアンス企業や管理センターは、性別、年齢、購買履歴、累積サービスポイント等の顧客会員属性に基づいてターゲットとする顧客会員の還元率のみを高めて当該顧会員の購買を促進することができる。また、顧客会員は、また顧客会員はあるアライアンス企業で付与されたサービスポイントを、還元率の高い時期に利用してサービスポイントに付加価値をつけて利用することができる。さらに管理センターは、サービスポイントを顧客会員が利用する頻度が高まる結果として、サービスポイントの流通性を高めることができ、サービスポイントの価値を高めることができる。
還元率テーブルにおける還元率をアライアンス企業および/または顧客会員に応じて変動させる手段は、所望のアライアンス企業または顧客会員を抽出する抽出手段と、該抽出手段により抽出されたアライアンス企業または顧客会員の還元率テーブルにおいて還元率を変動させる変動手段とからなることにより、所望のアライアンス企業または顧客会員に対する還元率の変動を容易に行うことができる。
アライアンス企業または顧客会員を抽出する抽出手段は、データベースに蓄積されてなるアライアンス企業情報および顧客会員情報から条件設定により絞り込み抽出される手段であることにより、所望のグループに属するアライアンス企業または顧客会員に対する還元率の変動を容易に行うことができる。
顧客会員が利用を告知したサービスポイントに対して該当する還元率テーブルの還元率を乗算して還元額を算出する手段を有するとともに、告知したサービスポイントを顧客会員の累積サービスポイントから差し引く手段を有することにより、変動した還元率を用いて顧客会員が利用を所望するサービスポイントの値に対する還元額の算出とその還元を容易かつ迅速に行うことができる。
顧客会員が還元を告知した利用額に対して該当する還元率テーブルの還元率を乗算して利用されるサービスポイントを算出する手段を有するとともに、算出されたサービスポイントを累積サービスポイントから差し引く手段を有することにより、変動した還元率を用いて顧客会員が利用を所望する還元額の値に対するサービスポイントの算出とその還元を容易かつ迅速に行うことができる。
算出手段により算出されたサービスポイントまたは還元額に対し、還元率を変動させたことによるサービスポイントと還元額の差額分をアライアンス企業に課金する課金手段を有することにより、アライアンス企業はある額を負担することで、還元率を変動させて集客を図ることができる。また、ポイント管理センターは還元率の変動により収入を得るようにしてもよい。
算出手段により算出されたサービスポイントまたは還元額に対し、アライアンス企業ごとに設定された負担率を乗算してアライアンス企業の負担額を算出する演算手段を有し、算出された差額分をアライアンス企業に課金する課金手段を有することにより、ポイント管理センターは、ある額を負担することで、還元率を変動させてアライアンス企業の加入を図ることができる。また、アライアンス企業は、例えば少ない負担額でも還元率を変動させることができ集客を図ることも期待できる。
アライアンス企業端末は、顧客会員情報および購買品名、価格、数量、日時などの販売実績情報を収集し管理サーバーに伝達する販売時点情報管理装置であることにより、店頭で入力した各種情報がすぐに管理サーバーに照会され迅速に、アライアンス企業および顧客会員に適した還元率の変動を行うことができる。
図1は本発明に係るサービスポイント還元システム概略図、図2乃至図5は本発明に係るサービスポイント還元システムのフローチャート、図6は本発明に係るサービスポイント還元システムにおいて用いられる会員管理データベースに蓄積される情報の例である。
本発明に係る、サービスポイント還元システムの構成は、図1に示すように、ポイント管理センターが運営する管理サーバー1と、複数のアライアンス企業に設置され前記管理サーバーと通信回線を介して顧客会員情報の照会や各種情報を伝達するアライアンス企業端末2とからなる。
管理サーバー1には、演算手段が格納され、演算手段を動かす要素となる各種データベースが格納されている。データベースにはポイント管理データベース、会員管理データベース、精算管理データベース等が蓄積されるとともに、必要に応じてアライアンス企業端末から上がってくる情報を分析する分析システムが搭載され、随時データベースが書き換えられている。データベースに蓄積された情報の中から特定のアライアンス企業、特定の顧客会員についての還元率変動の指示操作をすると、演算手段が各種演算を行い、後述の還元率テーブルにおいて、所望のアライアンス企業または顧客会員に対する還元率を変動し、変動し設定された還元率に基づいてサービスポイントの還元とその精算をするようになっている。
アライアンス企業端末2は、一般に販売時点情報管理装置(POS)と呼ばれる装置で 、顧客会員が提示する会員カードに付された磁気ストライプ読み取り機能や非接触ICチップの読み取り機能等の顧客会員の認証を可能とする機能の付いた装置であることがのぞましく、顧客会員の情報を管理サーバーに参照するとともに、各種情報を管理サーバーと伝達可能になっている。管理サーバーへの通信回線はインターネット網で あってもよいし、専用線によるサーバー間伝送回線を敷設してもよく、例えばHULFTやTCP/IP等の伝送方式を利用する。また、伝送機能には例えばセキュリティ確保用装置、ネットワーク中継機器を介在させてもよい。アライアンス企業端末2は通常店舗において設置されたものであるが、いわゆるインターネットにおける販売においても、Webページを通して顧客の会員の認証を行い同様の機能を提供するものとする。
そして、管理サーバー、アライアンス企業端末のいずれかまたは両方には、サービスポイント還元率を変動させるための還元率テーブルが搭載されている。この還元率テーブルは、直接の抽出手段または条件設定により絞り込まれる抽出手段のいずれかにより特定されたアライアンス企業または顧客会員のサービスポイントの還元率を演算装置により変動させて設定するためのものであり、管理サーバーまたはアライアンス企業端末からの入力により還元率が変動する。
本発明のシステムは、還元率テーブルにおける還元率の変動部と後述する変動された還元率に基づいてサービスポイントを還元する還元部の二つの動作部分から構成されている。まず、変動部における還元率テーブルの還元率の変動動作について説明する。還元率テーブルにおける還元率は、アライアンス企業からの申込み操作やポイント管理センター独自の操作等の入力に基づいて変動される。上記操作により、還元率を変動させたいアライアンス企業、または、顧客会員の属性がアライアンスマスタ、または、会員マスタから直接の抽出手段、または条件設定により絞り込まれる抽出手段により抽出され、抽出されたアライアンス企業または顧客会員群の還元率テーブルにおける還元率が、入力した所望の還元率に変動される。例えば、直接の抽出手段によりアライアンス企業を特定する場合は、所望のアライアンス企業を選択して1ポイントを2倍にして還元する指示を入力すると、抽出手段により選択したアライアンス企業の還元テーブルが抽出されるとともに、この還元率テーブルにおけるアライアンス企業の顧客に対する還元率は1ポイント×2に変動し設定される。例えば、販売促進月間を予定しているアライアンス企業が管理サーバーへ操作入力をして自社の還元率の変動を行うことができる。
また、条件設定により絞り込まれる抽出手段による場合は、例えば図6に示す会員顧客属性カテゴリから所望の属性を選択して1ポイント2倍にして還元する指示を入力すると、抽出手段により絞り込み抽出を行い、該当する顧客会員の還元率テーブル群が抽出されるとともに、これらの還元率テーブルにおける顧客会員に対する還元率は1ポイント×2に変動し設定される。例えば、東京都在住の30代男性に属する顧客会員のみ還元率を2倍にする申込み操作をすると、会員マスタから30代×男性×東京都在住の条件の顧客会員のみの還元率テーブル群を、例えば各会員の属性ごとに立てられたフラグを基に抽出し、還元率テーブルの還元率を1ポイント×2に変動し設定する。尚、このように、還元率テーブルを変動させる対象者の抽出と、還元率の組合せは種々の条件設定により行うことができ、アライアンス企業と顧客会員を組み合わせた条件設定による抽出も行うことができる。さらには、この還元率の変動は期間を限定することもできる。
次に還元部について説明する。このように変動手段により対象者の還元率テーブルにおいて還元率が変動設定された状態で、アライアンス企業端末から送信されたアライアンス企業端末識別情報と顧客会員情報および顧客が利用を告知したサービスポイントまたは還元額の情報伝達と情報の照会により、該当する還元テーブルを特定し、当該還元テーブルの還元率をサービスポイントに乗算して得られた額の減算をすることにより値引きをし、サービスポイントの還元をする。尚、顧客が利用するサービスポイントを告知した場合は、還元率テーブルを介して利用サービスポイント値×還元率=還元額を算出し、顧客が利用する還元額を告知した場合は、還元率テーブルを介して利用額×還元率=利用サービスポイント値を算出するようにしてもよい。
また、還元率の変動により生じるサービスポイントと還元額との差をアライアンス企業に課金しアライアンス企業が支払うための手段を設けてもよい。例えば、還元率テーブルにおいて2倍の設定がなされているときには、通常時1ポイント=1円であるので10円の値引きに対して5円の差額がアライアンス企業に課金され、アライアンス企業はこの差額5円をポイント管理センターへ支払う。このようにアライアンス企業に差額を課金する場合において、アライアンス−ポイントセンター間にも負担率テーブルを設けてアライアンス企業が負担するサービスポイントの負担の割合または額を操作することもできる。例えば、顧客にポイントを還元するに際してアライアンス企業の負担額を減額するべく他のアライアンス企業に対しては1ポイント=1円に設定しているが、アライアンス企業還元率テーブルにおけるアライアンス企業の負担率を1/2にするべく入力すると、従来1ポイントの還元について1円を管理センターに支払っていたアライアンス企業は、1ポイントに対し0.5円を支払うこととなる。
次に、還元率が変動されてなる状態でのサービスポイント還元の具体的な動作例を本願発明のサービスポイント還元システムの利用フローにより説明する。第一の実施の形態の動作は、図2のフローチャートに示される。尚、サービスポイント還元に付随してなされるサービスポイント付与のシステムを同時に搭載してもよく、本実施の形態においては、顧客会員としての会員Aがアライアンス企業の一つであるアライアンスaにおいて商品を購入してサービスポイントを付与された後、サービスポイント還元率が変動されたアライアンス企業の一つであるアライアンスbにおいてサービスポイントを利用して商品を購入するまでのフローを示したものである。このフローの特徴はアライアンス企業に応じて還元率を変動させることであり、通常状態から還元率が変動されているアライアンス企業bでサービスポイントを利用するまでを説明する。
初期状態において、管理サーバーの会員Aのポイントマスタには、例えば、累積5ポイントのサービスポイントが溜まっている。ここで、会員Aはアライアンスaにおいて、100円の商品を購入する際に会員カードを提示すると、アライアンス企業端末において会員カードに付された磁気ストライプを読み取り、例えば読み取った16桁の会員IDを管理サーバーへ伝達しポイント管理センターへ会員Aの情報を照会するとともに、100円分の商品の購入情報を伝達する(S1)。
このとき、アライアンスaと会員A間のサービスポイント付与率は10円あたり1ポイントであるため会員Aの累積5ポイント+加算10ポイント=15ポイントが蓄積される。また、アライアンスaとポイント管理センターにサービスポイントと等しい10円をポイント管理センターに支払うべく課金手段によりアライアンス企業aには10円の課金がされる(S2)。
管理サーバーは、加算後の累積15ポイントをアライアンス企業端末に伝達し、アライアンス企業端末は累積15ポイントをPOSに表示またはレシート印刷することにより顧客会員に知らせる(S3)。ここまでがサービスポイント付与に関するフローの例である。尚、サービスポイント付与のシステムはこれに限られるものではない。
続いて会員Aは、還元率テーブルにおける還元率が2倍に変動させる操作をしたアライアンスbで、100円の商品を購入する際に会員カードを提示すると、アライアンス企業端末は、会員カードに付された磁気ストライプを読み取り、例えば読み取った16桁の会員IDを伝達手段により管理サーバーへ伝達しポイント管理センターへ会員Aの情報を照会するとともに、100円分の商品購入情報が伝達する(S4)。
会員Aの情報を照会された管理サーバーは、演算手段により照会情報のIDより会員Aの会員マスタより会員Aの累積ポイントマスタを抽出し、伝達手段により累積15ポイントであるという情報をアライアンス企業端末へ伝達すると、アライアンスbのアライアンス企業端末には、累積15ポイントの表示がされ会員Aは15ポイント保有していることを確認する(S5)。
会員Aがこの累積15ポイントのうち、5ポイントを利用することをアライアンスbのの店員に告知すると、アライアンス企業bの店員は、アライアンス企業端末より、5ポイントの利用情報を入力手段により入力し、管理サーバーへこの情報が伝達手段により情報送信される、管理サーバーにおいて、会員Aの蓄積ポイント15ポイント−5ポイント=10ポイントのように累積ポイントの減算が行われる(S6)。
また、管理サーバーは、アライアンス企業端末より伝達された5ポイントの利用情報と、アライアンス企業端末bの端末識別情報からアライアンス企業bの還元率テーブルを選択する。アライアンスbの還元率テーブルにおける還元率は、あらかじめの申込み操作により2倍に変動設定されているので、還元率テーブルを介して5ポイント×2=10円の演算がされて、アライアンス企業端末bに対して還元額10円の情報が伝達される。よって、会員Aの支払い額は90円となる(S7)。
さらに、通常状態において1ポイントは1円の等価であるため、管理サーバーは、還元額10円−5円=5円の演算を行い、差額5円分をアライアンス企業bに課金し、アライアンス企業bより5円の支払いがされるシステムを構築してもよい(S8)。このようにして、顧客会員である会員Aは、アライアンスaで付与されたサービスポイントを還元率が変動されてなるアライアンスbで利用することで顧客会員は保有するサービスポイントの価値以上の還元を受けることができるとともに、アライアンス企業であるアライアンス企業bは一定の負担をすることで販売促進したい期間や店舗に顧客会員を誘導することができる。
本願発明の第二の実施の形態の動作を、図3のフローチャートにより説明する。このフローチャートは、顧客会員としての会員Aがアライアンス企業の一つであるアライアンスaにおいて商品を購入してサービスポイントを付与され、次にアライアンス企業の一つであるアライアンスbにおいてサービスポイントを利用して商品を購入するまでのフローを示したものであるが、サービスポイント付与のフローは第一の実施の形態の動作と同様であるので省略する。このフローの特徴は顧客会員の属性等会員マスタ情報に応じて還元率を変動した顧客会員の還元率テーブルにより還元額の演算を行うことである。尚、このフローを上述した第一の実施の形態の動作に組合せて、アライアンス企業の還元率テーブルと、顧客会員の還元率テーブルのうち還元率の高いテーブルを選択する手段を構築してもよい。
会員Aの情報を照会された管理サーバーは、演算手段により照会情報のIDより会員Aの会員マスタより会員Aの累積ポイントマスタを抽出し、伝達手段により累積15ポイントであるという情報をアライアンス企業端末へ伝達すると、アライアンスbのアライアンス企業端末には、累積15ポイントの表示がされ会員Aは15ポイント保有していることを確認する(S5)。
会員Aはこの累積15ポイントのうち、5ポイントを利用することをアライアンスbのの店員に告知しアライアンス企業bの店員は、アライアンス企業端末より、5ポイントの利用情報を入力手段により入力し管理サーバーへ伝達手段により情報送信すると、会員Aの蓄積ポイントは15ポイント−5ポイント=10ポイントの演算がされる累積ポイントの減算が行われる(S6)。
また、管理サーバーは、アライアンス企業端末より伝達された会員Aの識別情報と5ポイントの利用情報から会員Aの還元率テーブルを選択する。会員Aの属性は所望の条件に合致し、会員Aの還元率テーブルはあらかじめ絞り込み抽出により抽出された還元率テーブル群に属し、還元率2倍に変動設定されているので、還元率テーブルを介して5ポイント×2=10円の演算がされて、アライアンス企業端末bに還元額10円の情報の伝達が伝達手段により情報送信される。よって、会員Aの支払い額は90円となる(S7)。
さらに、通常状態において1ポイントは1円の等価であるため、管理サーバーは、還元額10円−5円=5円の演算を行い、差額5円分をアライアンス企業bに課金し、アライアンス企業bより5円の支払いがされるシステムを構築してもよい(S8)。このようにして、会員Aは、アライアンスaで付与されたサービスポイント、他のアライアンス企業であるアライアンスbで利用することができ、アライアンス企業bは一定の負担をすることで誘導したい属性に適合する会員Aを誘導することができる。
本願発明の第三の実施の形態の動作を、図4のフローチャートにより説明する。このフローチャートは、顧客会員としての会員Aがアライアンス企業の一つであるアライアンスaにおいて商品を購入してサービスポイントを付与され、次にアライアンス企業の一つであるアライアンスbにおいてサービスポイントを利用して商品を購入するまでのフローを示したものであるが、このフローの特徴は顧客会員に利用還元額を知らせ、顧客会員は利用可能還元額を知った上で、利用還元額を告知する点が第一の実施の形態と異なる。尚、サービスポイント付与のフローは省略する。
会員Aの情報を照会された管理サーバーは、演算手段により照会情報のIDより会員Aの会員マスタより会員Aの累積ポイントマスタを抽出するとともに、アライアンス企業端末bの端末識別情報からアライアンス企業bの還元率テーブルを選択する。アライアンスbの還元率テーブルにおける還元率は、あらかじめの申込み操作により2倍に変動設定されているので、会員Aの累積ポイント15ポイント×2=30円の演算がされて伝達手段により還元可能額が30円であるという情報をアライアンス企業端末へ伝達すると、アライアンスbのアライアンス企業端末には、還元可能額30円の表示がされ会員Aは還元可能な上限の額が30円であることを確認する(S5)。
会員Aはこの30円のうち、10円分を利用することをアライアンスbの店員に告知しアライアンス企業bの店員は、アライアンス企業端末より、10円の利用情報を入力手段により入力し管理サーバーへ伝達手段により情報送信すると、還元率テーブルを介して10円×1/2=5ポイントの演算がされ、管理サーバーにおいて会員Aの蓄積ポイントは15ポイント−5ポイント=10ポイントの演算がされる累積ポイントの減算が行われる(S6)。
また、アライアンス企業端末においては告知された還元額をそのまま値引きするか、または、還元率テーブルで再度5ポイント×2=10円の演算がされて、会員Aの支払い額は90円となる(S7)。
さらに、通常状態において1ポイントは1円の等価であるため、、管理サーバーは、還元額10円−5円=5円の演算を行い、差額5円分をアライアンス企業bに課金し、アライアンス企業bより5円の支払いがされるシステムを構築してもよい(S8)。このようにして、会員Aは、アライアンスaで付与されたサービスポイント、他のアライアンス企業であるアライアンスbで利用することができ、アライアンス企業bは一定の負担をすることで誘導したい属性に適合する会員Aを誘導することができる。
本願発明の第四の実施の形態の動作を、図5のフローチャートにより説明する。このフローチャートは、顧客会員としての会員Aがアライアンス企業の一つであるアライアンスaにおいて商品を購入してサービスポイントを付与され、次にアライアンス企業の一つであるアライアンスcにおいてサービスポイントを利用して商品を購入するまでのフローを示したものであるが、アライアンス企業とポイント管理センター間に負担率テーブルを設け、サービスポイントに対するアライアンス企業の負担額をも変動可能とした点が第三の実施の形態と異なる。サービスポイント付与のフローは省略する。
会員Aの情報を照会された管理サーバーは、演算手段により照会情報のIDより会員Aの会員マスタより会員Aの累積ポイントマスタを抽出するとともに、アライアンス企業端末bの端末識別情報からアライアンス企業bの還元率テーブルを選択する。アライアンスbの還元率テーブルにおける還元率は、あらかじめの申込み操作により2倍に変動設定されているので、会員Aの累積ポイント15ポイント×2=30円の演算がされて伝達手段により還元可能額が30円であるという情報をアライアンス企業端末へ伝達すると、アライアンスbのアライアンス企業端末には、還元可能額30円の表示がされ会員Aは還元可能な上限の額が30円であることを確認する(S5)。
会員Aはこの30円のうち、10円分を利用することをアライアンスbの店員に告知しアライアンス企業bの店員は、アライアンス企業端末より、10円の利用情報を入力手段により入力し管理サーバーへ伝達手段により情報送信すると、還元率テーブルで10円×1/2=5ポイントの演算がされ、会員Aの蓄積ポイントは15ポイント−5ポイント=10ポイントの演算がされる累積ポイントの減算が行われる(S6)。
また、アライアンス企業端末においては告知された還元額をそのまま値引きするか、または、還元率テーブルで再度5ポイント×2=10円の演算がされて、会員Aの支払い額は90円となる(S7)。
さらに、アライアンス企業cには負担率テーブルが設けられており、ポイント管理センターの入力操作によりアライアンス企業cの負担率を変動させる。例えば、負担率は1/2として設定し、1/2(還元額10円−5円)=差額2.5円の演算を行い、差額2.5円分をアライアンス企業cに課金し、アライアンス企業cより2.5円の支払いがされるシステムを構築してもよい(S8)。
このように、還元率テーブルを変動させ、顧客会員が還元率の異なるアライアンス企業でサービスポイントを利用することができるようにして、サービスポイントの流通と会員顧客の誘導を図ることができる。
尚、システムフローは上述に限られるものではなく動作の順番が異なってもよい。また、フローにおいて便宜的に還元額、ポイント値、還元率、負担率、付与率を設定したが、各値はこれに限られるものではない。
本発明の実施の形態をサービスポイント還元システムの概念図。 本発明の第一の実施の形態を示すフローチャート。 本発明の第二の実施の形態を示すフローチャート。 本発明の第三の実施の形態を示すフローチャート。 本発明の第四の実施の形態を示すフローチャート。 本発明のシステムで用いられる会員マスタに蓄積される情報の一覧図。
符号の説明
1 管理サーバー
2 アライアンス企業端末

Claims (8)

  1. コンピュータ読み取り可能なプログラムによって実行され、商品およびサービス取引の購買額や購買回数等に応じて顧客に付与し利用されるサービスポイントを管理するシステムであって、複数のアライアンス企業間で流通するサービスポイントを統括的に管理する管理サーバーと、各アライアンス企業に設置され前記管理サーバーと通信回線を介して情報の伝達を行う手段を備えたアライアンス企業端末とを備え、前記管理サーバーまたは前記アライアンス企業端末にはサービスポイントに対する還元額を算出するための還元率テーブルが搭載され、該還元率テーブルにおける還元率を所望するアライアンス企業および/または顧客会員に応じて変動させる手段によりサービスポイントに対する還元額をアライアンス企業ごとに変動させて設定可能としたことを特徴とするサービスポイント還元システム。
  2. 還元率テーブルにおける還元率をアライアンス企業および/または顧客会員に応じて変動させる手段は、所望のアライアンス企業または顧客会員を抽出する抽出手段と、該抽出手段により抽出されたアライアンス企業または顧客会員の還元率テーブルにおいて還元率を変動させる変動手段とからなることを特徴とする請求項1記載のサービスポイント還元システム。
  3. アライアンス企業または顧客会員を抽出する抽出手段は、データベースに蓄積されてなるアライアンス企業情報および顧客会員情報から条件設定により絞り込み抽出される手段であることを特徴とする請求項1または2に記載のサービスポイント還元システム。
  4. 顧客会員が利用を告知したサービスポイントに対して該当する還元率テーブルの還元率を乗算して還元額を算出する手段を有するとともに、告知したサービスポイントを顧客会員の累積サービスポイントから差し引く手段を有することを特徴とする請求項1または2記載のサービスポイント還元システム。
  5. 顧客会員が還元を告知した利用額に対して該当する還元率テーブルの還元率を乗算して利用されるサービスポイントを算出する手段を有するとともに、算出されたサービスポイントを累積サービスポイントから差し引く手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のサービスポイント還元システム。
  6. 算出手段により算出されたサービスポイントまたは還元額に対し、還元率を変動させたことによるサービスポイントと還元額の差額分をアライアンス企業に課金する課金手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5記載のサービスポイント還元システム。
  7. 算出手段により算出されたサービスポイントまたは還元額に対し、アライアンス企業ごとに設定された負担率を乗算してアライアンス企業の負担額を算出する演算手段を有し、算出された差額分をアライアンス企業に課金する課金手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のサービスポイント還元システム。
  8. アライアンス企業端末は、顧客会員情報および購買品名、価格、数量、日時などの販売実績情報を収集し管理サーバーに伝達する販売時点情報管理装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のサービスポイント還元システム。
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