JP2010145616A - カメラボディ、レンズ鏡筒及びカメラシステム - Google Patents

カメラボディ、レンズ鏡筒及びカメラシステム Download PDF

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Abstract

【課題】外観を損なわず、且つ撮影者に不快感を与えることなく、放熱が可能なカメラボディ、レンズ鏡筒及びカメラシステムを提供する。
【解決手段】本発明のカメラボディ(10)は、レンズ鏡筒(20)の装着時に、該レンズ鏡筒(20)のレンズ側マウント部(30L)が結合されるカメラボディ側マウント部(30B)を備え、該カメラボディ側マウント部(30B)には、前記レンズ側マウント部(30L)との結合時において、該レンズ側マウント部(30L)との間に間隙を形成すると共に該カメラボディ側マウント部(30B)の外周側に開口した凹部(61B)が設けられていること、を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラボディ、レンズ鏡筒及びカメラシステムに関するものである。
近年、カメラボディ、レンズ鏡筒及びカメラシステムの小型化が進む一方、これらの内部の撮像素子や駆動回路からの発熱が問題となってきている。特に、撮像素子は画素数の増加及び画素の高密度化等により発熱量が増大している。内部の温度が上昇すると、撮影画像の劣化、ノイズの発生、その他各機能が悪化する。このため、撮像素子や各種機構の駆動回路から発生する熱を放熱するために、レンズ鏡筒の外周に放熱フィンを設けているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−251058号公報
しかし、レンズ鏡筒の外周に放熱フィンを設けた場合、レンズ鏡筒の外観を損ない、放熱部が撮影中に手に触れるため、撮影者に不快な熱感を与える可能性がある。
本発明の課題は、外観を損なわず、且つ撮影者に不快感を与えることなく、放熱が可能なカメラボディ、レンズ鏡筒及びカメラシステムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、レンズ鏡筒(20)の装着時に、該レンズ鏡筒(20)のレンズ側マウント部(30L,30M)が結合されるカメラボディ側マウント部(30B,30C)を備え、該カメラボディ側マウント部(30B,30C)には、前記レンズ側マウント部(30L,30M)との結合時において、該レンズ側マウント部(30L,30M)との間に間隙を形成すると共に該カメラボディ側マウント部(30B,30C)の外周側に開口した凹部(61B)が設けられていること、を特徴とするカメラボディ(10)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラボディ(10)であって、前記凹部(61B)は、前記カメラボディ側マウント部(30B,30C)の内周側の端部に、前記レンズ側マウント部(30L,30M)と接する凸部(62B)を有すること、を特徴とするカメラボディ(10)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のカメラボディ(10)であって、前記カメラボディ側マウント部(30B,30C)と、前記カメラボディ(10)内に設けられて駆動により発熱する発熱部との間の少なくとも一部は、伝熱手段(51,51A,51B)によって連結されていること、を特徴とするカメラボディ(10)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のカメラボディ(10)であって、前記凹部(61B)は複数設けられ、該複数の凹部(61B)は互いに連結していること、を特徴とするカメラボディ(10)である。
請求項5に記載の発明は、カメラボディ(10)への装着時に、該カメラボディ(10)のカメラボディ側マウント部(30B,30C)が結合されるレンズ側マウント部(30L,30M)を備え、該レンズ側マウント部(30L,30M)には、前記カメラボディ側マウント部(30B,30C)との結合時において、該カメラボディ側マウント部(30B,30C)との間に間隙を形成すると共に該レンズ側マウント部(30L,30M)の外周側に開口した凹部(61L)が設けられていること、を特徴とするレンズ鏡筒(20)である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のレンズ鏡筒(20)であって、
前記凹部(61L)は、前記レンズ側マウント部(30L,30M)の内周側の端部に、前記カメラボディ側マウント部(30B,30C)と接する凸部を有すること、を特徴とするレンズ鏡筒(20)である。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載のレンズ鏡筒(20)であって、前記レンズ側マウント部(30L)と、該レンズ鏡筒(20)の駆動により発熱する発熱部(23)との間の少なくとも一部は、伝熱手段(52)によって連結されていること、を特徴とするレンズ鏡筒(20)である。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7いずれか1項に記載のレンズ鏡筒(20)であって、前記凹部(61L)は複数設けられ、該複数の凹部(61L)は互いに連結していること、を特徴とするレンズ鏡筒(20)である。
請求項9に記載の発明は、請求項5〜8のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(20)であって、前記レンズ側マウント部(30L,30M)は、前記カメラボディ側マウント部(30B,30C)に設けられた位置決めピン(37P)の挿入部(37H)を備え、前記凹部(61B)は、前記レンズ側マウント部(30L,30M)における前記位置決めピン(37P)が前記挿入部に挿入されるまでの移動する領域以外の領域に形成されていること、を特徴とするレンズ鏡筒(20)である。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のカメラボディ(10)又はレンズ鏡筒(20)のいずれかを含むカメラシステム(1,2)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、外観を損なわず、且つ撮影者に不快感を与えることなく、放熱が可能なカメラボディ、レンズ鏡筒及びカメラシステムを提供することができる。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す各図には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸0Aを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラボディの位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向とする。また、正位置において上側に向かう方向をYプラス方向とする。さらに、正位置において被写体に向かう方向をZプラス方向とする。
図1は、本発明の実施の形態におけるカメラシステム1をカメラボディ10とレンズ鏡筒20とに分離した状態の斜視図である。図2は、カメラシステム1の光軸Lを含む垂直断面を概念的に示す図である。図3は、図2のA部に相当する部分の拡大図である。図4は、ボディ側マウント30Bを示す図1のB矢視図に相当する図である。図5は、レンズ側マウント30Lを示す図1のC矢視図に相当する図である。
まず、本発明の実施の形態におけるカメラシステム1の全体構成を説明する。カメラシステム1は、ペンタプリズム(図示せず)を備えるいわゆる一眼レフのデジタルカメラであって、カメラボディ10と、レンズ鏡筒20とにより構成される。カメラボディ10とレンズ鏡筒20とは、マウント機構30によって互いに着脱可能に結合されるようになっている。
マウント機構30は、後に詳述するが、カメラボディ10に設けられたボディ側マウント30Bと、レンズ鏡筒20に設けられたレンズ側マウント30Lとによって構成されており、両者の周方向への所定角度の相対回転でロックされるいわゆるバヨネット式のマウント機構である。
カメラボディ10は、ボディ側マウント30B、撮像ユニット40等を備えている。ボディ側マウント30Bは、カメラボディ10の前面に形成された、正面視で円形のボディ開口部に設けられている。このボディ側マウント30Bについては後に詳述する。なお、カメラボディ10の前面とは、カメラボディ10の各面のうち、撮影時に被写体に対向する側の面を意味するものとする。
撮像ユニット40は、レンズ鏡筒20が備える撮影レンズ22によって導かれた被写体光を電気信号に変換して出力する撮像素子41を備えている。撮像ユニット40は、他に、図示しないが、撮像素子41の結像面に結像される被写体像にモアレが発生するのを抑制する光学ローパスフィルタ等を備えている。なお、本実施形態におけるカメラシステム1は、カメラボディ10の内部に設けられた撮像素子41とマウント機構30とが、熱伝導率の高い素材によって形成された伝熱部材51を介して熱的に接続されて、撮像素子41の発生する熱をカメラシステム1の外部に逃がす放熱構造50を備えている。この放熱構造50については後に詳述する。
レンズ鏡筒20は、鏡筒筐体21、レンズ22及びレンズ側マウント30Lを備えている。レンズ22は、カメラボディ10に備えられた撮像素子41に被写体光を導く光学系である。レンズ22は、複数のレンズ群によって形成されて鏡筒筐体21の内部に収容されており、その一部がズームレンズやフォーカスレンズとして機能する。
レンズ側マウント30Lは、鏡筒筐体21のカメラボディ10と対向する側の光軸方向の端部に設けられており、マウント機構30の他部を構成する。このレンズ側マウント30Lについては、後に詳述する。
そして、カメラボディ10に、レンズ鏡筒20がマウント機構30(ボディ側マウント30B及びレンズ側マウント30L)によって装着され、カメラシステム1を構成する。なお、図1を含む各図面に示すレンズ鏡筒20は、カメラボディ10に装着可能なレンズ鏡筒の一例であり、カメラボディ10は、このレンズ鏡筒20と実質的に同じ構成のレンズ側マウント30Lを備えた複数種類のレンズ鏡筒が選択的に装着可能なものである。
次に、マウント機構30について詳細に説明する。マウント機構30は、前述したように、バヨネット式のマウント機構であって、カメラボディ10に備えられたボディ側マウント30Bと、レンズ鏡筒20に備えられたレンズ側マウント30Lと、によって構成される。カメラボディ10に設けられたボディ側マウント30Bは、後述するカメラボディ10にビス91によって固定されたボディ側マウントリング31Bによって構成されている。
ボディ側マウントリング31Bは、中央に被写体光の通過する円形の開口部を有する円環状であって、ボディ側マウント胴付面32Bと、ボディ側爪部34Bとを備えている。また、ボディ側マウントリング31Bは、ボディ側マウント胴付面32Bから突出/退避可能なマウント位置決めピン37Pを備えている。
ボディ側マウントリング31Bを形成する素材は、所定精度が得られると共に耐摩耗性を有し、さらに、当該ボディ側マウントリング31Bは放熱構造における放熱部の一部を構成するために高熱伝導率を有するものが好ましい。このような条件を満たせば、金属又はプラスチックのいずれであってもよい。
ボディ側マウント胴付面32Bは、ボディ側マウントリング31Bにおける光軸方向被写体側を向いた面で、フランジバック長を規定する基準となる面である。このボディ側マウント胴付面32Bは、後述する基準面33Bを構成する。
ボディ側爪部34Bは、カメラボディ10にレンズ鏡筒20が装着された状態において、後述するレンズ鏡筒20のレンズ側マウント30Lに備えられたレンズ側爪部34Lに機械的に係合することによって、カメラボディ10にレンズ鏡筒20との光軸方向への相対移動を制限するものである。
ボディ側爪部34Bは、所定厚さの板状であって、ボディ側マウントリング31Bの内周側に突出して周方向所定範囲に形成され、周方向に略等間隔で複数設けられている。本実施の形態では、内周を略6等分する略60°の範囲に形成され、周方向に略60°離間して3箇所設けられている。
ボディ側爪部34Bのボディ側マウントリング31Bにおける径方向の先端は、ボディ側マウントリング31Bの中心開口部と同心の所定径の円弧状に形成されている。
マウント位置決めピン37Pは、ボディ側マウント胴付面32Bから所定量突出した突出位置と、ボディ側マウントリング31B内に引っ込んだ収容状態との間を移動可能になっており、図示しないバネによって突出位置に付勢されている。カメラボディ10の前面には、ロック解除ボタン(図示せず)が設けられており、このロック解除ボタンを押し込むことによってマウント位置決めピン37Pを収容状態に移動させることができるようになっている。そして、マウント位置決めピン37Pは、レンズ側マウント30Lがボディ側マウント30Bに対して所定の位置関係となった状態(すなわちレンズ鏡筒20がカメラボディ10に対して所定の位置関係となった状態)において、レンズ鏡筒20のレンズ側マウント30Lに設けられたマウント位置決めピン穴37Hに嵌合し、これによって、レンズ鏡筒20とカメラボディ10との光軸L周りの相対回転を規制する。
レンズ鏡筒20に設けられたレンズ側マウント30Lは、鏡筒筐体21の基部にビス92によって固定されたレンズ側マウントリング31Lによって構成されている。レンズ側マウントリング31Lは、中央に被写体光の通過する円形の開口を有する円環状であって、レンズ側マウント胴付面32Lと、レンズ側爪部34Lと、レンズ側マウント筒部35L及びマウント位置決めピン穴37Hを備えている。レンズ側マウントリング31Lを形成する素材は、ボディ側マウントリング31Bと同様に、所定精度の確保が可能であって耐摩耗性を有し、さらに、高熱伝導率を有するものが好ましい。
レンズ側マウント胴付面32Lは、ボディ側マウント胴付面32Bと対応する円環状の平面で、後述する基準面33Lを構成する。レンズ側マウント胴付面32Lの内周部には、レンズ側マウント筒部35Lが立設されている。レンズ側マウント筒部35Lは、レンズ側マウント胴付面32Lの内周部から所定高さに立設され、その端縁部の外周側にレンズ側爪部34Lが形成されている。
レンズ側爪部34Lは、所定厚さの板状であって、レンズ側マウント筒部35Lの外周面に、その径方向外側に突出して周方向所定範囲に形成され、周方向に略等間隔で複数設けられている。レンズ側爪部34Lの、光軸L回りの周方向の形成範囲は、レンズ側マウント30Lにおいてボディ側爪部34Bが形成されていない部分と略対応している。すなわち、本実施の形態では、それぞれ略60°の範囲に形成され、略60°間隔で3箇所設けられている。レンズ側爪部34Lの、レンズ側マウントリング31Lにおける径方向の先端は、レンズ側マウントリング31Lの中央開口部と同心の円弧状となっており、その径は、ボディ側マウントリング31Bの中央開口部より所定量小さく設定されている。
レンズ側マウント胴付面32Lとレンズ側爪部34Lとの間には、溝部36Lが形成されている。この溝部36Lには、カメラボディ10にレンズ鏡筒20が装着された状態において、ボディ側マウント30Bのボディ側爪部34Bが摺動可能に挿入されるようになっている。
マウント位置決めピン穴37Hは、レンズ側マウント胴付面32Lに、ボディ側マウント30Bの備えるマウント位置決めピン37Pが嵌入可能な径及び深さとして穿設されている。その位置は、レンズ側マウント30L(レンズ鏡筒20)がボディ側マウント30B(カメラボディ10)に対して所定の位置関係にある状態において、レンズ側マウント30Lのマウント位置決めピン37Pと対応するように設定されている。
上記のごとく構成されたマウント機構30は、下記のごとくボディ側マウント30Bとレンズ側マウント30Lとの結合及び結合解除(カメラボディ10へのレンズ鏡筒20の装着及び取り外し)に作用する。すなわち、ボディ側マウント30Bとレンズ側マウント30Lとを結合する際には、レンズ側マウント30Lのレンズ側爪部34Lを、ボディ側マウント30Bのボディ側爪部34Bの間隔部位(形成されていない部位)に対応させて、レンズ側マウント30Lのレンズ側マウント胴付面32Lをボディ側マウント30Bのボディ側マウント胴付面32Bに密着させ、その状態で、レンズ側マウント30L(レンズ鏡筒20)とボディ側マウント30B(カメラボディ10)とを光軸L回りに所定の方向に相対回転させる。本実施の形態の構成では、被写体側から見てレンズ鏡筒20をカメラボディ10に対して反時計回りに回転させる。
これにより、ボディ側マウント30Bのボディ側爪部34Bが、レンズ側マウント30Lの溝部36Lに挿入される。レンズ側マウント30Lとボディ側マウント30Bとが所定角度相対回転すると、ボディ側マウント30Bのマウント位置決めピン37Pが、レンズ側マウント30Lのマウント位置決めピン穴37Hに嵌入する。
その結果、図2に示すように、レンズ側マウント30Lのレンズ側マウント胴付面32Lが、ボディ側マウント30Bのボディ側マウント胴付面32Bに密着して光軸L方向に位置決めされ、図2には示さないがボディ側マウント30Bのマウント位置決めピン37Pが、レンズ側マウント30Lのマウント位置決めピン穴37Hに嵌合して光軸L回り方向に位置決めされた結合状態となる。つまり、レンズ側マウント30Lを備えるレンズ鏡筒20が、ボディ側マウント30Bを備えるカメラボディ10に、位置決めされて相対移動不能に装着されるものである。
ボディ側マウント30Bとレンズ側マウント30Lとを結合を解除する(レンズ鏡筒20をカメラボディ10から取り外す)際には、カメラボディ10に設けられた図示しないロック解除ボタンを押し込で、ボディ側マウント30Bのマウント位置決めピン37Pを収容状態に移動させる。これによってレンズ側マウント30L(レンズ鏡筒20)がボディ側マウント30B(カメラボディ10)に対して相対回転可能となる。そして、レンズ側マウント30L(レンズ鏡筒20)とボディ側マウント30B(カメラボディ10)とを装着時とは逆に相対回転させて、レンズ側マウント30Lのレンズ側爪部34Lを、ボディ側マウント30Bのボディ側爪部34Bの間隔部位(形成されていない部位)に対応させる。これにより、レンズ鏡筒20をカメラボディ10から取り外すことができる。
ここで、カメラシステム1は、前述のごとく、カメラボディ10の内部に設けられた撮像素子41の発生する熱をカメラシステム1の外部に逃がす放熱構造50を備えている。この放熱構造50は、撮像素子41の熱をマウント機構30に導く伝熱部材51と、マウント機構30に構成された放熱部60とにより構成されている。
伝熱部材51は、熱伝導率の高い素材によって形成され、カメラボディ10の内部に設けられて、撮像素子41とボディ側マウント30Bのボディ側マウントリング31Bとを熱伝導可能に接続している。伝熱部材51は、図2に示すように、光軸Lと直交状態に配置された基板部51Aと、その基板部51Aの外端縁からカメラボディ10の前面側(Z軸方向)に向けて延設された側板部51Bと、を備えている。
基板部51Aは高い効率で熱伝導可能な状態で撮像素子41を支持しており、側板部51Bの先端部にはボディ側マウントリング31Bが固定されている。これにより、撮像素子41で発生した熱は、基板部51A及び側板部51Bを介してボディ側マウントリング31B(ボディ側マウント30B)に伝導し、マウント機構30から外部に放熱されるようになっている。
なお、図2に示す伝熱部材51の形状は、簡略化して概念的に示すものであって、実際にはファインダー側(図示しないフォーカシングスクリーン及びペンタプリズム側)等への光路を確保した形状である。また、本実施の形態では、ボディ側マウントリング31Bをカメラボディ10に固定する構成としたが、取付強度等に問題が無ければボディ側マウントリング31Bの固定は、伝熱部材51に直接固定する構成としてもよい。
さらに、伝熱部材51は、単一の専用部材である必要はなく、カメラボディ10の内部の撮像素子41とボディ側マウント30Bの間に配置される他の機能を有する構成部材を、高熱伝導性の素材で形成して利用してもよい。すなわち、図示しない撮像ユニット40の構成部材やミラーボックス等、複数の構成部材を高熱伝導率の素材によって形成すると共に熱伝導可能に連結し、全体として伝熱部材51を構成してもよい。
伝熱部材51を形成する素材は、高い熱伝導性を有すれば金属又はプラスチックのいずれでもよいが、軽く、モールドを用いた射出成形が可能な高熱伝導性プラスチックがより好ましい。高熱伝導性プラスチックとしては、プラスチック基材に熱伝導率の高い充填材を充填すると共にその充填材粒子の間を低融点金属でつなぎ、熱伝導の道筋をつくることによって熱伝導率を向上させたものがある。この高熱伝導性プラスチックでは、低融点金属が成形加工時にプラスチックと同様に溶融状態(液体)となって、複雑な形状且つ精密な製品の成形が可能である。このような高熱伝導性プラスチックを用いることで、複雑な形状であっても低コストに形成できる。
つぎに、マウント機構30に構成された放熱部60について説明する。放熱部60は、ボディ側マウント30Bのボディ側マウント胴付面32Bに形成されたボディ側放熱凹部61Bと、レンズ側マウント30Lのレンズ側マウント胴付面32Lに形成されたレンズ側放熱凹部61Lとによって構成されている。
ボディ側マウント30Bにおけるボディ側マウント胴付面32Bに形成されたボディ側放熱凹部61Bは、図4に示すように、ボディ側マウント胴付面32Bを周方向に16等分した角度領域の1つ置きの領域が、所定深さに抉られて形成されている。ボディ側放熱凹部61Bは、周方向の両壁面がボディ側マウント30Bの径方向と一致して、平面視において扇形を呈している。
ボディ側放熱凹部61Bのボディ側マウント30Bにおける外周側は、径方向外部に開放している。一方、ボディ側放熱凹部61Bのボディ側マウント30Bにおける中心側には壁部62Bが形成され、ボディ側マウント30Bの中央開口部側には開放していない。これにより、ボディ側放熱凹部61Bを介してボディ側マウント30Bの外部と内部(中央開口部)とが連通せず、ボディ側放熱凹部61Bを介して外部から塵埃や水等が内部に侵入することがないようになっているものである。
ボディ側放熱凹部61Bの間の領域は、レンズ側マウント30Lのレンズ側マウント胴付面32Lと密着してその位置を規定する基準面33Bとなっている。ボディ側マウントリング31Bを伝熱部材に固定するビス91は、この基準面33Bに配置され、また、マウント位置決めピン37Pもこの基準面33Bに配置されている。なお、ビス91は、ボディ側放熱凹部61Bに配置してもよいが、当該ボディ側放熱凹部61Bを形成した部位は基準面33Bに比較してボディ側マウントリング31Bの厚さが薄いため、強度等の観点から基準面33Bにザグリにてビス頭が基準面33Bより突出しない形で配置するのが好ましい。
レンズ側マウント30Lにおけるレンズ側マウント胴付面32Lに形成されたレンズ側放熱凹部61Lは、ボディ側放熱凹部61Bと略同様の形状であるが、配置は異なる。すなわち、図5に示すように、レンズ側マウント胴付面32Lには、レンズ鏡筒20を装着する際にボディ側マウント30Bのマウント位置決めピン37Pが当接して摺動する領域が、他より広い角度範囲のピンスライド面33Mとして形成されており、その他の領域が15等分されて、その角度領域の1つ置きの領域が所定深さに抉られてレンズ側放熱凹部61Lが形成されている。
レンズ側放熱凹部61Lの平面視における形状は、周方向の両壁面がレンズ側マウント30Lの径方向と一致して扇形を成す。レンズ側放熱凹部61Lのレンズ側マウント30Lにおける外周側は、径方向外部に開放している。一方、レンズ側放熱凹部61Lのレンズ側マウント30Lにおける中心側は、レンズ側マウント胴付面32Lの内周部から立設されたレンズ側マウント筒部35Lの基部まで形成されており、レンズ側マウント30Lの中央開口部側に開放していない。これにより、レンズ側放熱凹部61Lを介してレンズ側マウント30Lの外部と内部(中央開口部)とが連通せず、レンズ側放熱凹部61Lを介して外部から塵埃や水等が内部に侵入することがないようになっているものである。
レンズ側放熱凹部61Lの間の領域は、ボディ側マウント30Bのボディ側マウント胴付面32Bと密着する基準面33Lとなっている。レンズ側マウントリング31Lを鏡筒筐体21に固定するビス92は、この基準面33Lにザグリにてビス頭が基準面33Lより突出しない形で配置されている。前述したように、ボディ側マウント30Bのマウント位置決めピン37Pが当接して摺動する領域は、他より広い角度範囲のピンスライド面33Mとなっている。
なお、マウント位置決めピン37Pがレンズ側マウントリング31Lのレンズ側マウント胴付面32Lに当接して摺動する構成と異なるロック機構を備えるマウント機構であれば、このような広い角度範囲のピンスライド面33Mを備える必要はない。レンズ側マウントリング31Lを鏡筒筐体21に固定するビス92の配置位置は、前述したボディ側マウント30Bの場合と同様に、レンズ側放熱凹部61Lに比較してレンズ側マウントリング31Lの厚さが厚い基準面33Lに配置するのが好ましい。
上記構成の放熱部60を備えるマウント機構30は、ボディ側マウント30Bとレンズ側マウント30Lとが結合した状態(カメラボディ10にレンズ鏡筒20が装着された状態)において、ボディ側マウント胴付面32Bの基準面33Lと、レンズ側マウント胴付面32Lの基準面33L及びピンスライド面33Mとが熱伝導可能に密着して熱的に一体化する。その上で、ボディ側マウント胴付面32Bとレンズ側マウント胴付面32Lの間には、レンズ側放熱凹部33Lとボディ側放熱凹部61Bとによって空間が形成され、その空間に接する面から効率良く放熱を行うことができる。
すなわち、ボディ側マウント胴付面32Bに形成されたボディ側放熱凹部61Bは、レンズ側マウント胴付面32Lとの間に空間を形成し、レンズ側マウント胴付面32Lに形成されたレンズ側放熱凹部61Lは、ボディ側マウント胴付面32Bとの間に空間を形成する。これにより、マウント機構30の内部に、外周側に開放する放射状の空間が形成されることとなり、その空間の周囲の壁面が放熱面となって外部へ放熱する。その結果、広い大きな放熱面積で高い効率で放熱することが可能となる。
上記のように、伝熱部材51と、マウント機構30に構成された放熱部60とを備える放熱構造50によれば、伝熱部材51が撮像素子41の熱をマウント機構30に導く。マウント機構30の放熱部60は、伝熱部材51を介して伝導された熱を外周側に開放する放射状の空間から外部に放熱する。これにより、撮像素子41を効率良く冷却することができる。その結果、構成部品の実装密度を高め、カメラボディ10を小型化することが可能となる。
放熱部60の放熱面は、ボディ側マウント胴付面32Bとレンズ側マウント胴付面32Lとの間に形成されて外面側に大きく露出しないため、操作者が放熱面に不用意に触れるといった不具合を生ずることがない。
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態に係るボディ側マウント30Cを示す図1のB矢視図に相当する図である。第2実施形態は第1実施形態と、ボディ側放熱凹部61Bの形状が異なる。第1実施形態と同様な部分には同符号を付し、その説明を省略する。
ボディ側マウント30Cでは、基準面33Bの内周に沿って連通溝63Bが形成されており、この連通溝63Bによって、基準面33Bを隔てて隣接するボディ側放熱凹部61Bの内周部分が連結されている。
この連通溝63Bの形成によって、ボディ側放熱凹部61Bの中央開口部側への開放を防いでいる壁部62Bは、基準面33Bから切り離されて円環状となっている。
この構成によれば、外周側に開放するボディ側放熱凹部61Bに外部から侵入した水等を、連通溝63B及び連通溝63Bによって連結されたボディ側放熱凹部61Bを介して重力方向下側に自然に流下させて排除することができる。
(第3実施形態)
図7は本発明の第3実施形態に係るレンズ側マウント30Mを示す図1のC矢視図に相当する図である。第3実施形態は第1実施形態と、レンズ側放熱凹部61Lの形状が異なる。第1実施形態と同様な部分には同符号を付し、その説明を省略する。
このレンズ側マウント30Mでは、前述した図6に示すボディ側マウント30Cと同様に、基準面33Lの内周に沿って、隣接するレンズ側放熱凹部61Lを連結する連通溝63Lが形成されている。これにより、外周側に開放するレンズ側放熱凹部61Lに外部から侵入した水等を、連通溝63L及び連通溝63Lによって連結されたレンズ側放熱凹部61Lを介して重力方向下側に自然に流下させて排除することが可能となる。
(第4実施形態)
図8は、本発明の第4実施形態に係るカメラシステム2の光軸Lを含む垂直断面を概念的に示す図である。第1実施形態は、カメラボディ10の内部の発熱部(撮像素子41)の放熱に伝熱部材51を適用した例であるが、第4実施形態はレンズ鏡筒20に設けられた発熱部に伝熱部材52を適用したものである。第1実施形態と同様な部分には同符号を付し、その説明を省略する。
図8に示す本実施の形態のカメラシステム2では、レンズ鏡筒20におけるオートフォーカス用のレンズ群(図示せず)を駆動する超音波モータ23と、マウント機構30(放熱部60)とが、熱伝導率の高い素材によって形成された伝熱部材52によって熱伝導可能に連結されて構成されている。これにより、超音波モータ23の発する熱を、伝熱部材52を介して効率良くマウント機構30に伝導し、放熱部60から外部に放熱することができる。なお、本構成においても、発熱部は超音波モータ23に限らず、例えばその駆動回路からの発熱を放熱する構成としてもよい。
以上、上述の実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)熱伝導率の高い素材によって形成された伝熱部材51が、撮像素子41の熱を効率良くマウント機構30に伝導し、マウント機構30から放熱させることができる。つまり、撮像素子41を効率良く冷却することができる。
(2)マウント機構30の放熱部60は、カメラボディ10にレンズ鏡筒20が装着された状態において、ボディ側マウント胴付面32Bとレンズ側マウント胴付面32Lの間に空間を形成し、その空間に接する面が放熱面となる。これにより、広い放熱面積を得ることができ、効率良く放熱を行うことができる。その結果、構成部品の実装密度を高め、カメラシステム1を小型化することが可能となる。
(3)マウント機構30の放熱部60の放熱面は、ボディ側マウント胴付面32Bとレンズ側マウント胴付面32Lとの間との間に形成されて外周面側に大きく露出しないため、操作者が放熱面に不用意に触れるといった不具合を生ずることがない。
(4)ボディ側マウント30Cにおいて、基準面33Bに内周に沿って形成された連通溝63Bによって、基準面33Bを隔てて隣接するボディ側放熱凹部61Bの内周部分が連結されていることにより、外周側に開放するボディ側放熱凹部61Bに外部から侵入した水等を、連通溝63B及び連通溝63Bによって連結されたボディ側放熱凹部61Bを介して重力方向下側に自然に流下させて排除することができる。
(5)レンズ側マウント30Mにおいて、基準面33Lに内周に沿って形成された連通溝63Lによって、基準面33Lを隔てて隣接するレンズ側放熱凹部61Lの内周部分が連結されていることにより、外周側に開放するレンズ側放熱凹部61Lに外部から侵入した水等を、連通溝63L及び連通溝63Lによって連結されたレンズ側放熱凹部61Lを介して重力方向下側に自然に流下させて排除することが可能となる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)ボディ側放熱凹部61B及びレンズ側放熱凹部61Lの形状及び周方向の幅等は、本実施の形態に限定されない。例えば本実施形態における8個以上でもよく、またそれ以下でもよい。
(2)本実施形態では、ボディ側マウント胴付面32Bとレンズ側マウント胴付面32Lの双方にボディ側放熱凹部61B又はレンズ側放熱凹部61Lが形成されているが、いずれか一方のみに形成した構成としてもよい。
(3)レンズ鏡筒の外側に遮熱塗膜を塗布し、外部熱の吸熱を防止することでレンズ鏡筒内部が高熱になるのを防ぐようにしてもよい。ここで、遮熱塗膜とは、熱エネルギーに変わりやすい赤外線領域(波長900〜1700nm)の光の少なくとも一部(好ましくは50%以上)を反射させることができる膜のことである。レンズ鏡筒の外側(外周表面)の少なくとも一部に遮熱塗膜を設けることにより、レンズ鏡筒の外周表面での発熱を抑制することができ、好ましい。また、レンズ鏡筒内に放熱部60を設ければ、レンズ鏡筒内部での発熱も抑制することができより好ましい。
(4)ボディ側マウント胴付面32Bに形成されたボディ側放熱凹部61Bと、レンズ側マウント胴付面32Lに形成されたレンズ側放熱凹部61Lとは、一致する必要は全くなく、ボディ側マウント30B又はレンズ側マウント30Lそれぞれを設置する側の形状に対応した適宜な形状に設定することができる。ただし、ボディ側マウント30Bにおけるボディ側マウント胴付面32B(基準面33L)と、レンズ側マウント30Lにおけるレンズ側マウント胴付面32L(基準面33L)とが、安定して位置決めすることができる当接面積は確保する必要がある。
(5)上記実施形態でレンズ側放熱凹部は、レンズ側マウント胴付面32Lの内周部から立設されたレンズ側マウント筒部35Lの基部まで形成され、レンズ側マウント30Lの中央開口部側に開放していない形状とした。しかし、本発明はこれに限定されず、ボディ側放熱凹部と同様に、内周側に壁部を設けることにより、レンズ側放熱凹部を介してレンズ側マウントの外部と内部とが連通しない構造にしてもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
第1実施形態のカメラをカメラボディとレンズ鏡筒とに分離した状態の斜視図である。 第1実施形態のカメラの光軸を含む垂直断面を概念的に示す図である。 図2のA部相当部の拡大図である。 第1実施形態のボディ側マウントを示す図1のB矢視図に相当する図である。 第1実施形態のレンズ側マウントを示す図1のC矢視図に相当する図である。 第2実施形態のボディ側マウントを示す図である。 第3実施形態のレンズ側マウントを示す図である。 第4実施形態におけるカメラの光軸を含む垂直断面を概念的に示す図である。
符号の説明
1,2:カメラシステム、10:カメラボディ、20:レンズ鏡筒、23;超音波モータ、30:マウント機構、30B:ボディ側マウント、37P:マウント位置決めピン、30L:レンズ側マウント、33M:ピンスライド面、37H:マウント位置決めピン穴、41:撮像素子、51,52:伝熱部材、60:放熱部、61B:ボディ側放熱凹部、62B…壁部、63B:連通溝、61L:レンズ側放熱凹部、63L:連通溝

Claims (10)

  1. レンズ鏡筒の装着時に、該レンズ鏡筒のレンズ側マウント部が結合されるカメラボディ側マウント部を備え、
    該カメラボディ側マウント部には、前記レンズ側マウント部との結合時において、該レンズ側マウント部との間に間隙を形成すると共に該カメラボディ側マウント部の外周側に開口した凹部が設けられていること、
    を特徴とするカメラボディ。
  2. 請求項1に記載のカメラボディであって、
    前記凹部は、前記カメラボディ側マウント部の内周側の端部に、前記レンズ側マウント部と接する突部を有すること、
    を特徴とするカメラボディ。
  3. 請求項1又は2に記載のカメラボディであって、
    前記カメラボディ側マウント部と、前記カメラボディ内部に設けられて駆動により発熱する発熱部との間の少なくとも一部は、伝熱手段によって連結されていること、
    を特徴とするカメラボディ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のカメラボディであって、
    前記凹部は複数設けられ、該複数の凹部は互いに連結していること、
    を特徴とするカメラボディ。
  5. カメラボディへの装着時に、該カメラボディのカメラボディ側マウント部が結合されるレンズ側マウント部を備え、
    該レンズ側マウント部には、前記カメラボディ側マウント部との結合時において、該カメラボディ側マウント部との間に間隙を形成すると共に該レンズ側マウント部の外周側に開口した凹部が設けられていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 請求項5に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記凹部は、前記レンズ側マウント部の内周側の端部に、前記カメラボディ側マウント部と接する突部を有すること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 請求項5又は6に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記レンズ側マウント部と、該レンズ鏡筒の駆動により発熱する発熱部との間の少なくとも一部は、伝熱手段によって連結されていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  8. 請求項5〜7いずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記凹部は複数設けられ、該複数の凹部は互いに連結していること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  9. 請求項5〜8のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記レンズ側マウント部は、前記カメラボディ側マウント部に設けられた位置決めピンの挿入部を備え、
    前記凹部は、前記レンズ側マウント部における前記位置決めピンが前記挿入部に挿入されるまでの移動する領域以外の領域に形成されていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  10. 請求項1〜9のカメラボディ又はレンズ鏡筒のいずれかを含むカメラシステム。
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