JP3238137U - 産業用カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】異なるユースシーンでの信頼性を向上させることができる、産業用カメラを提供する。【解決手段】カメラモジュール及び取付部材を含む産業用カメラを提供し、カメラモジュールは、ホルダ31と、ホルダの裏側に固定されるメインボード32と、ホルダに固定されてメインボードとホルダの間に位置する少なくとも1つのカメラヘッドとを含み、そのうち、ホルダにカメラヘッド取付孔がカメラヘッド毎に対応して設けられており、取付部材は、カメラモジュールを取付キャリアに組み立てるために、カメラモジュールに固定される。【選択図】図1A

Description

本開示は、マシンビジョンの技術分野に関し、特に産業用カメラに関する。
マシンビジョンシステムは、大量の情報を迅速に取得可能であり、且つ自動処理しやすく、設計情報及び加工制御情報との集積もしやすいため、現代の自動化生産において、マシンビジョンシステムは運転状態監視、完成品検査及び品質制御などの分野に広く用いられる。
産業用カメラは産業ビデオカメラとも呼ばれ、マシンビジョンシステムにおける重要なモジュールの1つであり、最も本質的な機能は光信号を順序ある電気信号に変換することである。産業用カメラは、伝統的な民生用のカメラと比へて、画像安定性、信号伝送能力及び干渉防止能力がより顕著である。
産業用カメラを如何により多くのユースシーンに適用可能にさせるか、並びに、産業用カメラの異なるユースシーンでの信頼性を如何に向上させるかは、当業者が開発している1つの重要な方向である。
本開示の実施例は、産業用カメラをより多くのユースシーンに適用させ、並びに、産業用カメラの異なるユースシーンでの信頼性を向上させるための産業用カメラを提供する。
本開示の一態様によれば、産業用カメラを提供する。産業用カメラは、カメラモジュール及び取付部材を含み、前記カメラモジュールは、ホルダと、前記ホルダの裏側に固定されるメインボードと、前記ホルダに固定されて前記メインボードと前記ホルダの間に位置する少なくとも1つのカメラヘッドとを含み、そのうち、前記ホルダにカメラヘッド取付孔がカメラヘッド毎に対応して設けられており、前記取付部材は、前記カメラモジュールを取付キャリアに組み立てるために、前記カメラモジュールに固定される。
いくつかの実施例において、前記取付部材は、少なくとも1つの固定板を含み、各固定板が少なくとも1つの第1のねじで前記ホルダに固定され、且つ各固定板が取付キャリアと組み立てるための少なくとも1つの余剰ねじ孔を有する。
いくつかの実施例において、前記取付部材は、対向して設けられる2つの固定板を含む。
いくつかの実施例において、各固定板は前記少なくとも1つの第1のねじで前記ホルダの前側に固定され、及び/又は、前記少なくとも1つの余剰ねじ孔は前向きに合わせて設けられる。
いくつかの実施例において、前記産業用カメラは、前記カメラモジュールを支持及び保護するために、前記カメラモジュールに固定される支持保護部材をさらに含む。
いくつかの実施例において、前記支持保護部材は少なくとも1つの押し板を含み、各押し板は少なくとも1つの第2のねじで前記メインボードの裏側に固定される。
いくつかの実施例において、前記支持保護部材は2つの押し板を含み、各押し板がU形状をなし、前記2つの押し板の開口が対向する。
いくつかの実施例において、各押し板と前記メインボードとの間には少なくとも1つの絶縁緩衝パッドが設けられている。
いくつかの実施例において、前記ホルダは放熱部を含み、前記メインボードは前記放熱部に対向する中央処理装置を含み、前記カメラモジュールは前記ホルダの前側に固定されて前記放熱部に対向する投射器をさらに含む。
いくつかの実施例において、前記放熱部は複数の放熱フィンを含み、及び/又は、前記放熱部は複数の放熱貫通孔を有する。
いくつかの実施例において、前記放熱部は複数の放熱フィンを含み、且つ、前記放熱部は複数の放熱貫通孔を有し、前記複数の放熱フィンの配列方向は前記複数の放熱貫通孔の延在方向と同じである。
いくつかの実施例において、前記放熱部の表面には放熱補強層が設けられており、前記放熱補強層の放熱係数は前記放熱部の材料の放熱係数より大きい。
いくつかの実施例において、前記放熱補強層は、グラファイト層又は黒色酸化層を含む。
いくつかの実施例において、前記放熱部と前記メインボードとの間には絶縁熱伝導パッドが設けられている。
いくつかの実施例において、各カメラヘッド取付孔は、先端が第1の糊溝を有し、後端が複数の第2の糊溝を有し、各カメラヘッドのレンズフードは対応する前記第1の糊溝内の第1の糊体で前記ホルダに固定され、各カメラヘッドの台座は対応する前記複数の第2の糊溝内の第2の糊体で前記ホルダに固定される。
いくつかの実施例において、前記第1の糊溝は前記カメラヘッド取付孔の周方向に沿って周回して設けられ、前記複数の第2の糊溝は前記カメラヘッド取付孔の軸方向に沿って延在する。
いくつかの実施例において、前記少なくとも1つのカメラヘッドは第1の赤外カメラヘッドと、第2の赤外カメラヘッドと、カラーカメラヘッドを含む。
いくつかの実施例において、前記少なくとも1つのカメラヘッドは第1の赤外カメラヘッドと第2の赤外カメラヘッドを含み、前記カメラモジュールは前記ホルダの前側に固定される投射器をさらに含み、前記投射器はレーザスペックル状テクスチャ投射器であり、前記レーザスペックル状テクスチャ投射器は前記第1の赤外カメラヘッドと前記第2の赤外カメラヘッドとの間に位置する。
いくつかの実施例において、前記投射器は1つの対称軸に対して対称に配設される第1の投射部と第2の投射部を含み、前記対称軸は、前記第1の赤外カメラヘッド及び前記第2の赤外カメラヘッドの光学中心の結び線と直交し、あるいは、前記対称軸と前記第1の赤外カメラヘッド及び前記第2の赤外カメラヘッドの光学中心の結び線との挟角はゼロより大きく、且つ90度より小さい。
いくつかの実施例において、前記投射器は1つの対称軸に対して対称に配設される第1の投射部と第2の投射部を含み、前記第1の投射部及び前記第2の投射部の投射方向が異なる。
いくつかの実施例において前記取付部材と前記カメラモジュールとは着脱可能に接続され、前記産業用カメラは前記カメラモジュールに着脱可能に接続可能なオプションユニットをさらに含み、前記産業用カメラは第1の構成形態と第2の構成形態を有し、前記産業用カメラの第1の構成形態において、前記取付部材は前記カメラモジュールに接続され、前記産業用カメラの第2の構成形態において、前記オプションユニットは前記カメラモジュールに接続され、前記取付部材はスペアパーツとされる。
いくつかの実施例において、前記の産業用カメラは支持保護部材をさらに含み、前記支持保護部材は前記カメラモジュールを支持及び保護するために、前記カメラモジュールに着脱可能に接続され、前記産業用カメラの第1の構成形態において、前記取付部材と前記支持保護部材とは前記カメラモジュールに接続され、前記産業用カメラの第2の構成形態において、前記オプションユニットは前記カメラモジュールに接続され、前記取付部材及び前記支持保護部材はスペアパーツとされる。
いくつかの実施例において、前記オプションユニットは前筐体と後筐体とを含み、前記前筐体の先端は光透過領域を有し、前記産業用カメラの第2の構成形態において、前記前筐体と前記後筐体とは接続されてチャンバを形成し、前記カメラモジュールは前記チャンバ内に位置する。
いくつかの実施例において、前記オプションユニットは、透明カバー板と、前記透明カバー板と前記前筐体の先端とを接続する防水糊層と、をさらに含む。
いくつかの実施例において、前記オプションユニットは、前記透明カバー板と前記防水糊層との間に位置し、且つ少なくとも1つの第1の光透過孔を有する遮光層をさらに含み、前記防水糊層は前記少なくとも1つの第1の光透過孔に1対1で対向する少なくとも1つの第2の光透過孔を有する。
本開示の上記一態様の1つ又は複数の実施例によれば、産業用カメラは、体積が小さく、空間への適用に融通性があり、多種のユースシーンに適用可能である。例えば、取付空間が狭いユースシーンに適用してもよいし、ユーザにより指定された構成の筐体と組み合わせて使用してもよい。本開示の実施例に係る技術案は、産業用カメラの適用シーンの範囲を広げることができる。
本開示の他の態様によれば、カメラモジュールを含む産業用カメラを提供し、前記カメラモジュールは、放熱部を含むホルダと、前記ホルダの裏側に固定され、前記放熱部に対向する中央処理装置を含むメインボードと、前記ホルダの前側に固定され、且つ前記放熱部に対向する投射器と、前記ホルダに固定され、且つ前記メインボードと前記ホルダとの間に位置し、少なくとも1つのカメラヘッドと、を含み、前記ホルダにはカメラヘッド取付孔がカメラヘッド毎に対応して設けられている。
いくつかの実施例において、前記放熱部は複数の放熱フィンを含み、及び/又は、前記放熱部は複数の放熱貫通孔を有する。
いくつかの実施例において、前記放熱部は複数の放熱フィンを含み、且つ、前記放熱部は複数の放熱貫通孔を有し、前記複数の放熱フィンの配列方向は前記複数の放熱貫通孔の延在方向と同じである。
いくつかの実施例において、前記放熱部の表面には放熱補強層が設けられており、前記放熱補強層の放熱係数は前記放熱部の材料の放熱係数より大きい。
いくつかの実施例において、前記放熱補強層は、グラファイト層又は黒色酸化層を含む。
いくつかの実施例において、前記放熱部と前記メインボードとの間には絶縁熱伝導パッドが設けられている。
いくつかの実施例において各カメラヘッド取付孔は、先端が第1の糊溝を有し、後端が複数の第2の糊溝を有し、各カメラヘッドのレンズフードは対応する前記第1の糊溝内の第1の糊体で前記ホルダに固定され、各カメラヘッドの台座は対応する前記複数の第2の糊溝内の第2の糊体で前記ホルダに固定される。
いくつかの実施例において、前記第1の糊溝は前記カメラヘッド取付孔の周方向に沿って周回して設けられ、前記複数の第2の糊溝は前記カメラヘッド取付孔の軸方向に沿って延在する。
いくつかの実施例において、前記少なくとも1つのカメラヘッドは第1の赤外カメラヘッドと第2の赤外カメラヘッドを含み、前記投射器はレーザスペックル状テクスチャ投射器であり、前記レーザスペックル状テクスチャ投射器は前記第1の赤外カメラヘッドと前記第2の赤外カメラヘッドとの間に位置する。
いくつかの実施例において、前記投射器は1つの対称軸に対して対称に配設される第1の投射部と第2の投射部を含み、前記対称軸は、前記第1の赤外カメラヘッド及び前記第2の赤外カメラヘッドの光学中心の結び線と直交し、あるいは、前記対称軸と前記第1の赤外カメラヘッド及び前記第2の赤外カメラヘッドの光学中心の結び線との挟角はゼロより大きく、且つ90度より小さい。
いくつかの実施例において、前記投射器は1つの対称軸に対して対称に配設される第1の投射部と第2の投射部を含み、前記第1の投射部及び前記第2の投射部の投射方向が異なる。
本開示の上記他の態様の1つ又は複数の実施例によれば、カメラモジュールの最も主要な2つの発熱素子、即ち投射器及び中央処理装置は、それぞれ放熱部の前後両側に設けられて放熱部と熱伝導を行い、放熱経路を大幅に短縮し、放熱効率を向上させることができ、放熱構造の設計もコンパクトである。
以下に説明される実施例に基づき、本開示のこれら及び他の態様が明らかになり、以下に説明される実施例を参照して解明される。
以下の図面を参照した例示的な実施例に対する説明では、本開示のより多くの詳細、特徴及び利点が開示されている。図面において:
本開示のいくつかの実施例に係る産業用カメラの斜視模式図である。 本開示のいくつかの実施例に係る産業用カメラの分解模式図である。 本開示のいくつかの実施例に係る産業用カメラの分解模式図である。 本開示のいくつかの実施例に係るカメラモジュールの部分構成の分解模式図である。 本開示のいくつかの実施例に係るカメラモジュールの部分構成の分解模式図である。 本開示のいくつかの実施例に係るカメラヘッド取付孔の軸方向の方向に沿う断面模式図である。 本開示のいくつかの実施例に係る産業用カメラの正面図である。 本開示のいくつかの実施例に係る産業用カメラの正面図である。 本開示のいくつかの実施例に係る産業用カメラの斜視模式図である。 本開示のいくつかの実施例に係る産業用カメラの分解模式図である。
以下、いくつかの例示的な実施例について簡単に説明する。当業者に認識されるように、本開示の趣旨又は範囲から逸脱しない限り、説明された実施例は様々な異なる方法で修正することが可能である。従って、図面及び説明は、限定的なものではなく、本質的に例示的なのものであると考えられる。
マシンビジョンシステムは運転状態監視、完成品検査及び品質制御などの分野に広く用いられており、産業用カメラは、マシンビジョンシステムにおける重要なモジュールとして、様々なユースシーンへの適用性及び異なるユースシーンでの信頼性は、マシンビジョンシステムの更なる発展を制約する重要な要素の1つである。
関連技術における産業用カメラは、筐体と、筐体と接続する光透過カバー板と、筐体内に位置する撮像モジュールとを含み、そのうち、撮像モジュールは処理装置と、投射器と、2つのカメラヘッドとを含み、2つのカメラヘッドのレンズ及び投射器のレンズは光透過カバー板の光透過領域に対向する。
本開示の考案者には、上記関連技術の産業用カメラは、予め作っておいた取付空間が狭く取り付けられないこと、あるいは、ユーザがユースシーン(例えば、ある設計の取付空間)に適応させるように、産業用カメラに対して対応して設計された筐体及び光透過カバー板を既に配置しており、産業用カメラを取り付けて使用することができないことがよくあることが理解されている。
また、本開示の考案者には、上記した関連技術の産業用カメラは、放熱性能がよくなく、投射器が高発熱素子として、放熱が間に合わないために焼損することがあり、産業用カメラの作業信頼性の改善が急がれていることも理解されている。
関連技術における上記技術課題に基づいて、本開示のいくつかの実施例は、産業用カメラの適用シーンの範囲を拡張するための産業用カメラを提供する。
以下、図面を参照して本開示のいくつかの具体的な実施態様を具体的に説明する。本開示の実施例において、産業用カメラの入光端面を参照として、産業用カメラの入光端面により近い側は「前」であり、それに応じて、産業用カメラの入光端面からより離れる側は「後」である。例えば、ホルダはメインボードと比べて産業用カメラの入光端面により近くなるため、ホルダはメインボードの前側に位置し、例えば、ある部品は、前側が裏側又は後側と比べて産業用カメラの入光端面により近くなる。
図1A、図1B、図1Cに示すように、本開示のいくつかの実施例に係る産業用カメラ100はカメラモジュール30と取付部材50を含む。
図2に示すように、カメラモジュール30はホルダ31と、ホルダ31の裏側に固定されるメインボード32と、ホルダ31に固定されてメインボード32とホルダ31との間に位置する少なくとも1つのカメラヘッド33とを含み、ホルダ31にはカメラヘッド取付孔311がカメラヘッド33毎に対応して設けられている。図1A及び図1Bに示すように、取付部材50はカメラモジュール30を取付キャリア(図示せず)に組み立てるために、カメラモジュール30に固定され、そのうち、取付キャリアは、例えば、壁体又はユーザにより指定された構成の筐体、例えば産業用ロボットの筐体などである。
本開示実施例の産業用カメラ100は、体積が小さく、空間への適用に融通性があり、多種のユースシーンに適用可能である。例えば、取付空間が狭いユースシーンに適用してもよいし、ユーザにより指定された構成の筐体と組み合わせて使用してもよい。関連技術と比べ、本開示の実施例に係る技術案は産業用カメラの適用シーンの範囲を広げることができる。
本開示の実施例は、産業用カメラ100のタイプについて具体的に限定しない。図1A、図1B及び図1Cに示すように、本開示のいくつかの実施例において、産業用カメラ100は二眼産業用カメラてあり、カメラモジュール30はホルダ31の前側に固定されてメインボード32に接続される投射器34(例えば、単レンズ投射器又は双レンズ投射器)をさらに含み、前述の少なくとも1つのカメラヘッド33は第1の赤外カメラヘッド33a(IRカメラヘッド)、第2の赤外カメラヘッド33b(IRカメラヘッド)、カラーカメラヘッド33c(RGBカメラヘッド)を含んでもよい。本開示の他のいくつかの実施例において、産業用カメラは二眼産業用カメラであり、カメラモジュールには投射器が含まれず、前述の少なくとも1つのカメラヘッドには第1の赤外カメラヘッド及び第2の赤外カメラヘッドが含まれ、且つカラーカメラヘッドが含まれなくてもよい。本開示のさらなるいくつかの実施例において、産業用カメラは単眼産業用カメラであり、カメラモジュールは投射器及び単一の赤外カメラヘッドを含む。
本開示の実施例において、取付部材50は、取付キャリアと組み立てられ、取付キャリアへの産業用カメラ100の固定を実現するために用いられる。図1Bに示すように、いくつかの実施例において、取付部材50は少なくとも1つの固定板51を含み、各固定板51は少なくとも1つの第1のねじ52でホルダ31に固定され、且つ各固定板51は取付キャリアと組み立てるための少なくとも1つの余剰ねじ孔53を有する。固定板51は具体的な数及び形状が限定されるものではなく、図1Bに示す実施例において、取付材50は2つの固定板51を含み、2つの固定板51は対向して設けられる。各固定板51における余剰ねじ孔53は具体的な個数が限定されず、例えば、図示した2つであってもよい。
取付部材50のホルダ31における固定位置は限定されず、本開示のいくつかの実施例において、2つの固定板51はそれぞれ、少なくとも1つの第1のねじ52がホルダ31の前側に固定され、少なくとも1つの余剰ねじ孔53が前向きに合わせて設けられることにより、取付キャリアの取付孔に対向することができる。
いくつかの実施例において、余剰ねじ孔53は複数であり、適用可能なもののうちの1つ又は複数の余剰ねじ孔を選択して取付キャリアと組み立てることができる。また、余剰ねじ孔53の形状も円孔に限定されず、例えば長孔、十字状孔などであってもよく、このように、取付キャリアに対する産業用カメラ100の取付位置及び角度は、一定の範囲において微調整可能であり、産業用カメラ100と取付キャリアとの組み立ての精確さを向上させ、産業用カメラ100の適用シーンにもより融通性がある。
本開示のいくつかの実施例において、図1A及び図1Cに示すように、産業用カメラ100は支持保護部材40をさらに含んでもよい。支持保護部材40はカメラモジュール30を支持及び保護するために、カメラモジュール30に固定される。
本開示の実施例において、メインボード32における複数の電子素子はメインボード32の前側及び/又は裏側に設けられてもよく、支持保護部材40はカメラモジュール30でメインボード32に対して主に支持及び保護の役割を果たす。図1A及び図1Cに示すように、いくつかの実施例において、支持保護部材40は少なくとも1つの押し板41を含み、各押し板41は少なくとも1つの第2のねじ42でメインボード32の裏側に固定される。
押し板41の具体的な個数及び形状は限定されず、機械的強度の設計ニーズを満たし、良好な支持保護の役割を果たすことができればよい。
図1A及び図1Cに示すように、いくつかの実施例において、支持保護部材40は、2つのそれぞれU形状をなす押し板41を含み、2つの押し板41の開口が対向する。当該実施例は、2つのそれぞれU形状をなす押し板41を採用すると、メインボード32に対して良好な支持保護の役割を果たすことができ、これにより、機械的強度が高められ、メインボード32が損壊される可能性が大幅に低減される。支持保護部材40の構造は簡単で、軽量であり、さらにメインボード32に対する遮蔽面積が比較的小さく、メインボード32の放熱に有利であり、産業用カメラ100の作業信頼性を改善することに有利である。
また、当該実施例において、各押し板41とメインボード32との間には少なくとも1つの絶縁緩衝パッド43が設けられている。絶縁緩衝パッド43は、例えばゴムパッド又はフォームであり、予め、押し板41に固定され、あるいはメインボード32に固定されてもよい。絶縁緩衝パッド43を設けると、押し板41の大部分の領域をメインボード32と隔てることができ、押し板41が不意にメインボード32に擦傷を付けることを避け、産業用カメラ100が落下したり不意な衝突を受けたりする時に押し板41がメインボード32に与える損傷を低減することができるだけでなく、回路ショートのリスクを効果的に低減することができる。
図1Aに示すように、当該実施例において、カメラモジュール30は投射器34をさらに含む。ホルダ31は放熱部312を含み、メインボード32は放熱部312に対向する中央処理装置321を含み、投射器34はホルダ31の前側に固定されて放熱部312に対向する。中央処理装置321及び投射器34はカメラモジュール30の最も主要な2つの発熱素子として、それぞれ放熱部312の前後両側に設けられて放熱部312と熱伝導を行い、放熱経路を大幅に短縮し、放熱効率を向上させることができ、放熱構造の設計もコンパクトである。
放熱部312に採用される具体的な放熱設計案は限定されない。例えば、放熱部312は、複数の放熱フィン3121を含み、及び/又は、複数の放熱貫通孔3122を有してもよい。図2及び図3に示すように、当該実施例において、放熱部312は複数の放熱フィン3121を含み、且つ放熱部312は複数の放熱貫通孔3122を有し、複数の放熱フィン3121の配列方向は複数の放熱貫通孔3122の延在方向と同じである。当該構造設計は放熱部312の放熱面積を顕著に増やすことができ、且つ熱分散が均一である。また、放熱部312の構造もコンパクトで、重さが軽く、作製プロセスが簡単である。
いくつかの実施例において、放熱部312の表面には放熱補強層(図示せず)が設けられており、放熱補強層の放熱係数は放熱部312の材料の放熱係数より大きい。放熱補強層は、例えばグラファイト層又は黒色酸化層であってもよい。放熱補強層は、内部材料が酸化されるのを遅らせ、ひいては避けることができるだけでなく、放熱効率をさらに高めることができる。特に、黒色材料の放熱補強層は、黒色材料の熱放射が他の色の材料より大きいことから、熱を遅滞なく散逸させることに有利である。
図2及び図3に示すように、いくつかの実施例において、放熱部312とメインボード32との間には絶縁熱伝導パッド3123が設けられている。絶縁熱伝導パッド3123は絶縁性能及び熱伝導性能を有し、回路ショートなどのリスクを低減することができる。絶縁熱伝導パッド3123は、ホルダ31に設けられ、あるいはメインボード32に固定されてもよい。
本開示の実施例において、ホルダ31には、一体型構造設計が採用され、被覆型空洞構造が各カメラヘッド33に対応して設けられ、カメラヘッド取付孔311が形成され、カメラヘッド33は取り付けられた後にメインボード32とホルダ31との間に位置し、カメラヘッド33のレンズはカメラヘッド取付孔311内に伸び入り(即ち、カメラヘッド取付孔311の空洞内に位置する)、カメラヘッド33の台座の一部はカメラヘッド取付孔311内に位置してもよく、これにより、カメラヘッド取付孔311と組み立てられる。ホルダ31の構造が安定しているため、各方向の曲げ応力に抵抗可能であり、カメラヘッド33に対して良好な被覆性を持ち、カメラヘッド33のホルダ31への取付の安定性を向上させ、カメラヘッド33の光軸の位置決め精度を保証し、撮影の品質を向上させることができる。
図2、図3、図4に示すように、本開示のいくつかの実施例において、各カメラヘッド取付孔311は、先端が第1の糊溝313を有し、後端が複数の第2の糊溝314を有し、カメラヘッド33のレンズフードは第1の糊溝313内の第1の糊体(図示せず)でホルダ31に固定可能であり、カメラヘッド33の台座(内部に感光ユニットが設けられている)は複数の第2の糊溝314内の第2の糊体(図示せず)でホルダ31に固定される。
当該設計は、カメラヘッド33のホルダ31への取付の安定性をさらに向上させることができ、産業用カメラ100が衝撃を受けたり不意に落下したときに、カメラヘッド33がホルダ31の前後に確実に固定され、しっかり取り付けられているので、産業用カメラ100が損傷される可能性を低減し、産業用カメラ100の信頼性を向上させることができる。
第1の糊溝313及び第2の糊溝314の具体的な構造形式は限定されない。当該実施例において、第1の糊溝313はカメラヘッド取付孔311の周方向に沿ってカメラヘッド取付孔311を周回して設けられ、複数の第2の糊溝314はカメラヘッド取付孔311の軸方向に沿って延在し、且つカメラヘッド取付孔311の周方向に沿って均一に分布される。
本開示のいくつかの実施例において、投射器34はレーザスペックル状テクスチャ投射器である。図5Aに示すように、レーザスペックル状テクスチャ投射器は第1の赤外カメラヘッド33aと第2の赤外カメラヘッド33bとの間に位置し、且つ1つの対称軸Sに対して対称に配設される第1の投射部34a及び第2の投射部34bを含む。第1の赤外カメラヘッド33a及び第2の赤外カメラヘッド33bの光学中心の結び線Pは対称軸Sと直交し、カラーカメラヘッド33cの光学中心は光学中心の結び線Pに位置する。
図5Bに示すのは、本開示の他のいくつかの実施例であり、図5Aに示す実施例との違いは、第1の赤外カメラヘッド33a及び第2の赤外カメラヘッド33bの光学中心の結び線Pと対称軸Sとの挟角βがゼロより大きく、且つ90度より小さいことにある。挟角βの具体的な角度は限定されない。
レーザスペックル状テクスチャ投射器内には、赤外光束に対して整形を行うための回折光学素子(Difractive Optical Element、DOE)が設けられている。投射器34は、監視対象物に向けてドットマトリクス赤外光束を出射して、監視対象物にドットマトリクスパターンを形成する。第1の赤外カメラヘッド33a及び第2の赤外カメラヘッド33bはそれぞれの画角内で監視対象物に形成されたドットマトリクスパターンを採取し、中央処理装置は、2つのカメラヘッドにより採取されたドットマトリクスパターンに基づいて、双眼マッチングアルゴリズムを運用し、目標方向(例えば水平方向)におけるスペックルに対してマッチングを行い、監視対象物の空間におけるデプス情報が得られる。
レーザスペックル状テクスチャ投射器を採用した産業用カメラは、目標方向におけるスペックルに対してマッチングを行っているため、目標方向におけるスペックルの重複数が少ないほど、双眼マッチング算出の精確さを向上させることに有利である。図5Bに示す実施例において、対称軸Sは光学中心の結び線Pに対して傾斜して設けられ、つまり、投射器34が一定の角度に回転され、これにより、目標方向(例えば水平方向)におけるスペックルの重複数を低減させることができ、産業用カメラ100がデプス情報を撮影する精確さをある程度向上させることができる。
図1Aに示すように、投射器34の第1の投射部34a及び第2の投射部34bは、投射方向が異なり、即ち、一定の挟角αをなし、これにより、投射器34がより広い投射範囲を有するようにでき、産業用カメラ100が撮影する画角範囲を大きくすることができる。
本開示のいくつかの実施例において、産業用カメラ100の撮影画角範囲に特に要求がなければ、投射器34の第1の投射部34a及び第2の投射部34bの投射方向は同じであってもよい。
本開示のいくつかの実施例において、取付部材50とカメラモジュール30とは着脱不可型の接続であってもよく、例えば取付部材50は直接にホルダ31に溶接される。
産業用カメラ100をさらにより多くのユースシーンに適用させるために、本開示のいくつかの実施例において、取付部材50とカメラモジュール30とは着脱可能に接続され、例えば、取付部材50は複数の第1のねじ52でカメラモジュール30のホルダ31に固定される。
本開示のいくつかの実施例において、産業用カメラ100は、カメラモジュール30に着脱可能に接続可能なオプションユニットをさらに含む(例えば図6Aに示す前筐体10及び後筐体20などを含む)。オプションユニットは、産業用カメラ100が別の構成形態を有するようにできる。例えば、産業用カメラ100は第1の構成形態100a(図1Aに示すように)と第2の構成形態100b(図6Aに示すように)を有し、そのうち、産業用カメラ100の第1の構成形態100aにおいて、取付部材50はカメラモジュール30に接続され、産業用カメラ100の第2の構成形態100bにおいて、オプションユニット(例えば前筐体10と後筐体20など)はカメラモジュール30に接続され、取付部材50はスペアパーツとされる。
オプションユニットの具体的なタイプは限定されず、前筐体10、後筐体20など含む筐体以外に、取付ホルダなどであってもよい。
本開示のいくつかの実施例において、図6Aと図6Bに示すように、オプションユニットは前筐体10と後筐体20を含み、前筐体10の先端は光透過領域11を有し、産業用カメラ100の第2の構成形態100bにおいて、前筐体10と後筐体20とは接続されてチャンバを形成し、カメラモジュール30はチャンバ内に位置し、少なくとも1つのカメラヘッド33と投射器34が光透過領域11に向いている。当該実施例において、オプションユニットは産業用カメラ100の外殻として、主にカメラモジュールのために防護保護を提供する。
図6Aと図6Bに示すように、いくつかの実施例において、前筐体10の、ホルダ31の放熱部312に対向する領域には放熱グリル孔12が開設されており、産業用カメラ100の第2の構成形態100bにおいて、筐体内の熱は放熱グリル孔12を介して速やかに周囲環境に伝導可能である。
いくつかの実施例において、図1Aに示すように、産業用カメラ100の第1の構成形態100aにおいて、取付部材50と支持保護部材40とはカメラモジュール30に接続される。図6Bに示すように、産業用カメラ100の第2の構成形態100bにおいて、オプションユニット(例えば前筐体10と後筐体20などを含む)はカメラモジュール30に接続され、取付部材50及び支持保護部材40はスペアパーツとされる。オプションユニットは良い防護の役割を果たすことができるため、支持保護部材40はスペアパーツとしてカメラモジュール30から取り除き可能である。
本開示の実施例に係る産業用カメラ100は第1の構成形態100aと第2の構成形態100bを有し、即ち2種類のユーザが選択可能な構成形態を有する。取付シーンは、産業用カメラ100が筐体を付けたまま取り付けることに適し、且つ取付空間に余裕があると、産業用カメラ100の第2の構成形態100bを使用し、支持保護部材40及び取付部材50をスペアパーツとして、後日配置を変更する必要がある時に使用してもよい。産業用カメラ100の第2の構成形態100bにおいて、前筐体10と後筐体20とはねじで締結接続され、メインボード32とホルダ31とはねじで締結接続されてもよい。
産業用カメラ100の取付空間が狭く、筐体を付けたまま取り付けることができない場合、あるいはユーザにより指定された構成の筐体を使用する必要がある場合、産業用カメラ100の第1の構成形態100aを使用してもよい。当該第1の構成形態100aにおいて、取付部材50により産業用カメラ100を取付キャリアに取り付けることができる。オプションユニット(例えば前筐体10と後筐体20などを含む)はスペアパーツとして、後日の配置を変更する必要がある時に使用してもよい。第1の構成形態100aにある産業用カメラ100は、体積が小さく、空間への適用に融通性があり、且つ、発熱素子(例えば中央処理装置321、投射器34など)の熱を直接周囲の環境に伝達することができる。
関連技術における産業用カメラは、固定配置を採用し、本開示の実施例に係る技術案は、産業用カメラ100の適用シーンの範囲をさらに広げることができる。
図6A及び図6Bに示すように、いくつかの実施例において、オプションユニットの構造は透明カバー板60と防水糊層61をさらに含み、透明カバー板60は防水糊層61を介して前筐体10の先端に接続される。いくつかの実施例において、産業用カメラ100は、第2の構成形態100bにあり、保護レベルはIP54以上に到達することができ、より良い防水、防塵効果を有する。
いくつかの実施例において、オプションユニットの構造は透明カバー板60と防水糊層61との間に位置する遮光層62をさらに含み、遮光層62は少なくとも1つの第1の光透過孔621を有し、防水糊層61は少なくとも1つの第1の光透過孔621に1対1で対向する少なくとも1つの第2の光透過孔611を有する。少なくとも1つの第1の光透過孔621と少なくとも1つの第2の光透過孔611とは、投射器34及びカメラヘッド33のそれぞれのために光透過領域を提供するように1対1で対向し、図示するように、4つの第1の光透過孔621は、投射器34、第1の赤外カメラヘッド33a、第2の赤外カメラヘッド33b、カラーカメラヘッド33cにそれぞれ対応する。遮光層62は、黒色フォーム材料を採用してもよく、投射器34の出射光線がカメラヘッド33の撮影に与える干渉、及び隣り合うカメラヘッド33の間の干渉を低減、ひいては消去し、撮影品質を向上させることができる。
本開示のいくつかの実施例は、産業用カメラの異なるユースシーンでの信頼性を向上させるための産業用カメラをさらに提供する。
図1A、図1B、図1C、図2及び図3及び図6Bに示すように、本開示のいくつかの実施例に係る産業用カメラ100はカメラモジュール30を含み、カメラモジュール30がホルダ31、メインボード32、投射器34及び少なくとも1つのカメラヘッド33を含む。ホルダ31は放熱部312を含む。メインボード32はホルダ31の裏側に固定され、且つ中央処理装置321を含み、中央処理装置321は放熱部312に対向する。投射器34はホルダ31の前側に固定され、且つ放熱部312に対向する。少なくとも1つのカメラヘッド33はホルダ31に固定され、且つメインボード32とホルダ31との間に位置し、ホルダ31にはカメラヘッド取付孔311がカメラヘッド33毎に対応して設けられる。
カメラモジュール30の最も主要な2つの発熱素子(即ち投射器34と中央処理装置321)はそれぞれ放熱部312の前側、後側に設けられて放熱部312と熱伝導を行い、放熱経路を大幅に短縮し、放熱効率を向上させることができ、放熱構造の設計もコンパクトである。
本開示の実施例は、産業用カメラ100の具体的な構成タイプについて具体的には限定しない。本開示のいくつかの実施例において、産業用カメラ100は二眼産業用カメラであり、カメラモジュール30は投射器34(例えば一眼(single-lens)投射器又は二眼(twin-lens)投射器)、第1の赤外カメラヘッド33a(IRカメラヘッド)、第2の赤外カメラヘッド33b(IRカメラヘッド)及びカラーカメラヘッド33c(RGBカメラヘッド)を含む。本開示の他のいくつかの実施例において、産業用カメラは二眼産業用カメラであり、カメラモジュールには、投射器(例えば単レンズ投射器又は双レンズ投射器)、第1の赤外カメラヘッド及び第2の赤外カメラヘッドが含まれ、且つカラーカメラヘッドが含まれない。本開示のさらなるいくつかの実施例において、産業用カメラは単眼産業用カメラであり、カメラモジュールは投射器及び単一の赤外カメラヘッドを含む。
放熱部312に採用される具体的な放熱設計案は限定されない。例えば、放熱部312は、複数の放熱フィン3121を含み、及び/又は、複数の放熱貫通孔3122を有する。図3に示すように、当該実施例において、放熱部312は複数の放熱フィン3121を含み、且つ放熱部312は複数の放熱貫通孔3122を有し、複数の放熱フィン3121の配列方向は複数の放熱貫通孔3122の延在方向と同じである。当該構造設計は、放熱部312の放熱面積を顕著に増やすことができ、且つ熱分散が均一である。また、放熱部312の構造もコンパクトであり、重さが軽く、作製プロセスが簡単である。
いくつかの実施例において、放熱部312の表面には放熱補強層(図示せず)が設けられており、放熱補強層の放熱係数は放熱部312の内部材料の放熱係数より大きい。放熱補強層は、例えばグラファイト層又は黒色酸化層であってもよい。放熱補強層は、内部材料が酸化されることを遅らせ、ひいては避けることができるだけでなく、放熱効率をさらに高めることができる。特に、黒色材料の放熱補強層は、黒色材料の熱放射が他の色の材料より大きいため、熱を遅滞なく散逸させることにより有利である。
図3に示すように、いくつかの実施例において、放熱部312とメインボード32との間には絶縁熱伝導パッド3123が設けられている。絶縁熱伝導パッド3123は絶縁性能及び熱伝導性能を有し、回路ショートのなどのリスクを低減することができる。絶縁熱伝導パッド3123は、ホルダ31に設けられ、あるいはメインボード32に固定されてもよい。
図2に示すように、本開示の実施例において、ホルダ31は一体型構造設計を採用し、カメラヘッド取付孔311がカメラヘッド33毎に対応して設けられており、カメラヘッド33は取り付けられた後にメインボード32とホルダ31との間に位置して、カメラヘッド33のレンズはカメラヘッド取付孔311内に伸び入り(即ち、カメラヘッド取付孔311の空洞内に位置する)、カメラヘッド33の台座の部分はカメラヘッド取付孔311内に位置してもよく、これにより、カメラヘッド取付孔311と組み立てられる。ホルダ31の構造が安定しているため、各方向の曲げ応力に抵抗可能であり、カメラヘッド33に対して良好な被覆性を持ち、カメラヘッド33のホルダ31への取付の安定性を向上させ、カメラヘッド33の光軸の位置決め精度を保証し、撮影の品質を向上させることができる。
図2、図3、図4に示すように、本開示のいくつかの実施例において、各カメラヘッド取付孔311は、先端が第1の糊溝313を有し、後端が複数の第2の糊溝314を有し、カメラヘッド33のレンズフードは第1の糊溝313内の第1の糊体(図示せず)でホルダ31に固定可能であり、カメラヘッド33の台座(内部に感光ユニットが設けられている)は複数の第2の糊溝314内の第2の糊体(図示せず)でホルダ31に固定される。
当該設計は、カメラヘッド33のホルダ31への取付の安定性をさらに向上させることができ、産業用カメラ100が衝撃を受けたり不意に落下したりしたときに、カメラヘッド33がホルダ31の前後に確実に固定され、しっかり取り付けられているので、産業用カメラ100が損傷される可能性を低減し、産業用カメラ100の信頼性を向上させることができる。
第1の糊溝313及び第2の糊溝314の具体的な構造形式は限定されない。当該実施例において、第1の糊溝313はカメラヘッド取付孔311の周方向に沿ってカメラヘッド取付孔311を周回して設けられ、複数の第2の糊溝314はカメラヘッド取付孔311の軸方向に沿って延在し、且つカメラヘッド取付孔311の周方向に沿って均一に分布される。
図5Aに示すように、いくつかの実施例において、投射器34はレーザスペックル状テクスチャ投射器である。レーザスペックル状テクスチャ投射器は第1の赤外カメラヘッド33aと第2の赤外カメラヘッド33bとの間に位置し、且つ1つの対称軸Sに対して対称に配設される第1の投射部34a及び第2の投射部34bを含む。第1の赤外カメラヘッド33a及び第2の赤外カメラヘッド33bの光学中心の結び線Pは対称軸Sと直交し、カラーカメラヘッド33cの光学中心は光学中心の結び線Pに位置する。
図5Bに示すのは、本開示の他のいくつかの実施例であり、図5Aに示す実施例との違いは、第1の赤外カメラヘッド33a及び第2の赤外カメラヘッド33bの光学中心の結び線Pと対称軸Sとの挟角βがゼロより大きく、且つ90度より小さいことにある、挟角βの具体的な角度は限定されない。
レーザスペックル状テクスチャ投射器内には、赤外光束に対して整形を行うための回折光学素子が設けられている。投射器34は、監視対象物に向けてドットマトリクス赤外光束を出射して、監視対象物にドットマトリクスパターンを形成する。第1の赤外カメラヘッド33a及び第2の赤外カメラヘッド33bはそれぞれの画角内で監視対象物に形成されたドットマトリクスパターンを採取し、中央処理装置は、2つのカメラヘッドにより採取されたドットマトリクスパターンに基づいて、双眼マッチングアルゴリズムを運用して、目標方向(例えば水平方向)におけるスペックルに対してマッチングを行い、監視対象物の空間におけるデプス情報が得られる。
レーザスペックル状テクスチャ投射器を採用した産業用カメラは、目標方向におけるスペックルに対してマッチングを行っているため、目標方向におけるスペックルの重複数が少ないほど、双眼マッチング算出の精確さを向上させることに有利である。図5Bに示す実施例において、対称軸Sは光学中心の結び線Pに対して傾斜して設けられ、つまり、図5Aに示す実施例と比べて、投射器34が一定の角度回転され、このように、目標方向(例えば水平方向)におけるスペックルの重複数を低減させることができ、ある程度産業用カメラがデプス情報を撮影する精確さを向上させることができる。
図1Aに示すように、投射器34の第1の投射部34a及び第2の投射部34bは、投射方向が異なり、即ち、一定の挟角αをなし、これにより、投射器34がより広い投射範囲を有するようにでき、産業用カメラ100が撮影する画角範囲を大きくすることができる。
本開示のいくつかの実施例において、産業用カメラ100の撮影画角範囲が特に要求されなければ、投射器34の第1の投射部34a及び第2の投射部34bの投射方向は同じであってもよい。
なお、用語第1、第2、第3等は、本明細書において各種の素子、部品、領域、層及び/又は部分を説明することに使用可能であるが、これらの素子、部品、領域、層及び/又は部分はこれらの用語によって制限されるべきでないことを理解することができる。これらの用語は、1つの素子、部品、領域、層又は部分と、他の1つの素子、部品、領域、層又は部分とを区分するためのものに過ぎない。したがって、以下に論じる、第1の、素子、部品、領域、層又は部分本開示の教示から逸脱せず、第2の、素子、部品、領域、層又は部分と称されてもよい。
例えば、「…下面に」、「…の下に」、「より下」、「…下方に」、「…の上に」、「より上」などといった空間における相対の用語は、本明細書において説明を容易にするために、図面に図示するような1つの素子又は特徴と他の1つ(いくつか)の素子又は特徴との関係を説明することに使用できる。これらの空間における相対する用語は、図面において説明された向き以外に、使用又は操作中におけるデバイスの異なる向きを含むことを意図するものであることが理解される。例えば、図面におけるデバイスを反転させると、「他の素子又は特徴の下に」又は「他の素子又は特徴の下面に」又は「他の素子又は特徴の下方に」と説明された素子の向きは「他の素子又は特徴の上に」となる。したがって、例示的な用語「…の下に」と「…下方に」は、「…の上に」と「…の下に」という両者の向きを含むことができる。例えば「…の前に」又は「…前に」及び「…の後に」又は「次は」といった用語は類似的に、例えば光が素子を通る順序を示すことに使用可能である。デバイスは、向きを他の方式(90度回転されるもの又は他の向きでのもの)にしてもよく、本明細書に使用されている、空間における相対のディスクリプタに応じて解釈する。また、層が、「2つの層の間に」と称される場合、該2つの層の間にある唯一の層であってもよく、又は、1つ或いは複数の中間層が存在していてもよいことが理解される。
本明細書に使用される用語は、特定の実施例を説明するためのものに過ぎず、本開示を制限することを意図するものではない。例えば本明細書に使用されている単数形である「1つの」、「一」及び「該」は、その文脈に別途明示的に示されない限り、複数形も含むことを意図する。さらに、用語「含む」及び/又は「包含」は、本明細書で使用される場合、言及されている特徴、全体、ステップ、操作、素子及び/又は部品の存在を指定しているが、1つ又は複数の他の特徴、全体、ステップ、操作、素子、部品及び/又はそれらのグループの存在、又は、1つ又は複数の他の特徴、全体、ステップ、操作、素子、部品及び/又はそれらのグループの追加を排除するものではないことが理解される。本明細書に使用される、用語「及び/又は」は、関連する挙げられた項目のうちの1つ又は複数の任意及び全ての組合せを含み、「AとBのうちの少なくとも1つ」という語句は、Aのみ、Bのみ、又はAとBの両者を指す。
なお、素子又は層が、「他の1つの素子又は層の上にある」、「他の1つの素子又は層に接続される」、「他の1つの素子又は層に結合される」又は「他の1つの素子又は層に隣接する」と称される場合、直接他の1つの素子又は層の上にあり、直接他の1つの素子又は層に接続され、直接他の1つの素子又は層に結合され、又は直接他の1つの素子又は層に隣接してもよく、又は中間素子或いは中間層が存在してもよい。逆に、素子が、「直接他の1つの素子又は層の上にある」、「直接他の1つの素子又は層に接続される」、「直接他の1つの素子又は層に結合される」、「直接他の1つの素子又は層に隣接する」と称される場合、中間素子又は中間層は存在しない。しかしながら、いずれの場合においても「…上にある」又は「直接…上にある」は、1つの層が完全に下の層を覆うことを要求していると解釈されるべきではない。
本明細書において、本開示の理想化された実施例の模式的な図示(及び中間構成)を参照して本開示の実施例を説明した。だからこそ、例えば製造技術及び/又は公差による結果として、図示した形状に対する変化を予期すべきである。よって、本開示の実施例は、本明細書における図示した領域の特定形状に限定されると解釈されるべきではなく、例えば製造による形状のバラツキを含むべきである。したがって、図面に図示する領域は本質的に模式的なものであり、さらに、その形状はデバイスの領域の実際の形状を図示することを意図するものでもなく、本開示の範囲を制限することを意図するものでもない。
別途定義されない限り、本明細書に使用される全ての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、当業者が一般に理解するものと同じ意味を有する。さらに、例えば、それらの一般に使用される辞書に定義されているような用語は、本明細書で明確に定義されない限り、関連分野及び/又は本明細書の文脈における意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、かつ、理想化された又は正式すぎる意味で解釈されないことが理解される。
本明細書は、本開示を実現することに使用可能な、多くの異なる実施態様又は実施例を提供した。これらの異なる実施態様又は例は、完全に例示的なものであり、かつ、任意の態様で本開示の保護範囲を制限するためのものではないことを理解すべきである。当業者であれば、本開示の明細書の開示内容に基づいて、種々の変化又は置換を想到することができ、これらは全て、本開示の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本開示の保護範囲は、添付された特許請求の範囲によって限定される保護範囲に準拠すべきである。

Claims (17)

  1. ホルダと、前記ホルダの裏側に固定されるメインボードと、前記ホルダに固定されて前記メインボードと前記ホルダの間に位置する少なくとも1つのカメラヘッドとを含み、前記ホルダにカメラヘッド取付孔がカメラヘッド毎に対応して設けられているカメラモジュールと、
    前記カメラモジュールを取付キャリアに組み立てるために、前記カメラモジュールに固定される取付部材と、
    を含む、ことを特徴とする産業用カメラ。
  2. 前記取付部材は、少なくとも1つの固定板を含み、各固定板が少なくとも1つの第1のねじで前記ホルダに固定され、各固定板が取付キャリアと組み立てるための少なくとも1つの余剰ねじ孔を有し、且つ各固定板が前記少なくとも1つの第1のねじで前記ホルダの前側に固定され、及び/又は、前記少なくとも1つの余剰ねじ孔が前向きに合わせて設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の産業用カメラ。
  3. 前記カメラモジュールを支持及び保護するために、前記カメラモジュールに接続される支持保護部材をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の産業用カメラ。
  4. 前記支持保護部材は少なくとも1つの押し板を含み、各押し板は少なくとも1つの第2のねじで前記メインボードの裏側に固定され、且つ各押し板と前記メインボードとの間には少なくとも1つの絶縁緩衝パッドが設けられている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の産業用カメラ。
  5. 前記支持保護部材は2つの押し板を含み、各押し板がU形状をなし、前記2つの押し板の開口が対向する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の産業用カメラ。
  6. 前記ホルダは放熱部を含み、前記メインボードは前記放熱部に対向する中央処理装置を含み、
    前記カメラモジュールは前記ホルダの前側に固定されて前記放熱部に対向する投射器をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の産業用カメラ。
  7. 前記少なくとも1つのカメラヘッドは第1の赤外カメラヘッドと第2の赤外カメラヘッドを含み、
    前記カメラモジュールは前記ホルダの前側に固定される投射器をさらに含み、前記投射器はレーザスペックル状テクスチャ投射器であり、前記レーザスペックル状テクスチャ投射器は前記第1の赤外カメラヘッドと前記第2の赤外カメラヘッドとの間に位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の産業用カメラ。
  8. 前記投射器は1つの対称軸に対して対称に配設される第1の投射部と第2の投射部を含み、
    前記対称軸は、前記第1の赤外カメラヘッド及び前記第2の赤外カメラヘッドの光学中心の結び線と直交し、あるいは、前記対称軸と前記第1の赤外カメラヘッド及び前記第2の赤外カメラヘッドの光学中心の結び線との挟角がゼロより大きく、且つ90度より小さい、
    ことを特徴とする請求項7に記載の産業用カメラ。
  9. 前記投射器は1つの対称軸に対して対称に配設される第1の投射部と第2の投射部を含み、前記第1の投射部及び前記第2の投射部の投射方向が異なり、
    前記対称軸は、前記第1の赤外カメラヘッド及び前記第2の赤外カメラヘッドの光学中心の結び線と直交し、あるいは、前記対称軸と前記第1の赤外カメラヘッド及び前記第2の赤外カメラヘッドの光学中心の結び線との挟角がゼロより大きく、且つ90度より小さい、
    ことを特徴とする請求項7に記載の産業用カメラ。
  10. 前記取付部材と前記カメラモジュールとは着脱可能に接続されて、前記産業用カメラは前記カメラモジュールに着脱可能に接続可能なオプションユニットをさらに含み、前記産業用カメラは第1の構成形態と第2の構成形態を有し、
    前記産業用カメラの第1の構成形態において、前記取付部材は前記カメラモジュールに接続され、
    前記産業用カメラの第2の構成形態において、前記オプションユニットは前記カメラモジュールに接続され、前記取付部材はスペアパーツとされる、
    ことを特徴とする請求項1から9のいすれか1項に記載の産業用カメラ。
  11. 前記の産業用カメラは支持保護部材をさらに含み、前記支持保護部材は前記カメラモジュールを支持及び保護するために、前記カメラモジュールに着脱可能に接続され、
    前記産業用カメラの第1の構成形態において、前記取付部材と前記支持保護部材とは前記カメラモジュールに接続され、
    前記産業用カメラの第2の構成形態において、前記オプションユニットは前記カメラモジュールに接続され、前記取付部材及び前記支持保護部材はスペアパーツとされる、
    ことを特徴とする請求項10に記載の産業用カメラ。
  12. 前記オプションユニットは前筐体と後筐体とを含み、前記前筐体の先端は光透過領域を有し、
    前記産業用カメラの第2の構成形態において、前記前筐体と前記後筐体とは接続されてチャンバを形成し、前記カメラモジュールは前記チャンバ内に位置する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の産業用カメラ。
  13. 前記オプションユニットは、
    透明カバー板と、
    前記透明カバー板と前記前筐体の先端とを接続する防水糊層と、
    をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項12に記載の産業用カメラ。
  14. 前記オプションユニットは、
    前記透明カバー板と前記防水糊層との間に位置し、且つ少なくとも1つの第1の光透過孔を有する遮光層をさらに含み、
    前記防水糊層は前記少なくとも1つの第1の光透過孔に1対1で対向する少なくとも1つの第2の光透過孔を有する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の産業用カメラ。
  15. カメラモジュールを含み、
    前記カメラモジュールは、
    放熱部を含むホルダと、
    前記ホルダの裏側に固定され、前記放熱部に対向する中央処理装置を含むメインボードと、
    前記ホルダの前側に固定され、且つ前記放熱部に対向する投射器と、
    前記ホルダに固定され、且つ前記メインボードと前記ホルダとの間に位置し、少なくとも1つのカメラヘッドと、を含み、
    前記ホルダにはカメラヘッド取付孔がカメラヘッド毎に対応して設けられている、
    ことを特徴とする産業用カメラ。
  16. 前記放熱部は複数の放熱フィンを含み、及び/又は、
    前記放熱部は複数の放熱貫通孔を有する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の産業用カメラ。
  17. 前記放熱部は複数の放熱フィンを含み、且つ、前記放熱部は複数の放熱貫通孔を有し、前記複数の放熱フィンの配列方向は前記複数の放熱貫通孔の延在方向と同じである、
    ことを特徴とする請求項15に記載の産業用カメラ。
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