JP2010145010A - 床置き形空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な空調制御を行うことができる空気調和機を得る。
【解決手段】吸込口3と吹出口6とを有する室内機1を備え、吸込口3から吸い込んだ室内空気を熱交換器で熱交換して吹出口6から室内へと吹き出す床置き形空気調和機100であって、運転中には吹出口6を開放するとともに停止中は吹出口を閉塞するシャッター9と、シャッター9が吹出口6を開放すると露出され、シャッター9が吹出口6を閉塞すると隠蔽される輻射温度検知手段70とを備え、輻射温度検出手段70の検知結果に基づいて空調制御を行う。
【選択図】図2

Description

この発明は、輻射温度センサーを設けた床置き形空気調和機に関する。
従来より、検知した室内温度に応じて運転状態を制御する空気調和機が提案されている。このような空気調和機として、「上記温度検出手段が上記制御部のある制御室から該制御部の近傍における上記空気通路に突出して設けられてなる」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、「ダクトから吹出口にかけての通風路にファンを設け、吹出口の近傍に室内温度センサーを設け、この室内温度センサーの検知温度と設定温度との差に応じてファンの運転および速度を制御するとともに、室内温度センサーの検知温度が上記設定温度より所定値α(>0)以上高くなるとファンを強制運転する」技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−343899号公報(第3頁、図1、図2) 特開平10−311592号公報(第2−5頁)
上記特許文献1に示された空気調和機においては、温度検知手段が検知した吸込み空気の温度に応じて送風機及び熱交換器を制御している。このため、室内ユニット周辺の吸込み空気と、室内ユニットから離れた場所の空気とに生じる温度ムラを解消するのが困難だった。また、室内機やリモコン等に表示されている設定温度と、ユーザーの体感温度との差が生じることがあった。
また、上記特許文献2に示された空気調和機では、温度センサーが検知した吹出口近傍の温度に応じてファンの運転を制御している。このため、吹出口近傍の空気と、室内ユニットから離れた場所の空気とに生じる温度ムラを解消するのが困難だった。また、室内機やリモコン等に表示されている設定温度と、ユーザーの体感温度との差が生じることがあった。また、温度センサーが汚れると正確な温度を検知できず、適切な空調制御を行うことができなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、適切な空調制御を行うことができる空気調和機を得るものである。
この発明に係る床置き形空気調和機は、吸込口と吹出口とを有する本体部を備え、前記吸込口から吸い込んだ室内空気を熱交換器で熱交換して前記吹出口から室内へと吹き出す床置き形空気調和機であって、運転中には前記吹出口を開放し、停止中は前記吹出口を閉塞するシャッターと、前記シャッターが前記吹出口を開放すると露出し、前記シャッターが前記吹出口を閉塞すると前記シャッターにより覆われる輻射温度検知手段とを備え、前記輻射温度検知手段の検出温度に基づいて空調制御を行うものである。
この発明に係る床置き形空気調和機は、輻射温度検知手段により室内の温度を検知することができる。そして、この検知結果に基づいて空調制御を行うので、適切な空調制御を行うことができる。また、輻射温度検知手段は、運転停止中にはシャッターにより覆われるので、運転停止中に塵埃が付着するのを防ぐことができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による空気調和機について、図1乃至図5により説明する。
図1乃至図5は実施の形態1を示す図で、図1は床置き形空気調和機100を示す斜視図、図2は床置き形空気調和機100の部分正面図((a)はシャッター9を閉じた状態、(b)はシャッター9を開いた状態)、図3は輻射温度センサー70のセンサー部70aと駆動部70bの斜視図、図4は冷媒回路の概略構成図、図5は床置き形空気調和機100の運転動作を説明するフローチャートである。
図1において、床置き形空気調和機100の室内ユニットである室内機1は、室内送風機5の回転により前面下方に設けた吸込グリル2の左右側面に開設した吸込口3(図1では片側2個)から、塵埃を除去するフィルター4を介して吸い込んだ室内空気を、図示しない内部の熱交換器により冷却あるいは加熱して上部の吹出口6(図1ではシャッター9で隠れている)から室内へと吹き出し、室内の冷房や暖房を行うものである。なお、本発明の本体部は、本実施の形態1の室内機1に相当する。
また、吹出口6の下と吸込グリル2の間に前面パネル7を備え、この前面パネル7の下部に床置き形空気調和機100の運転を制御するコントローラー部8が設けられている。
そして、吹出口6には、上下に移動して吹出口6を開閉するシャッター9を備えている。図2(a)に示すように、シャッター9は、床置き形空気調和機100の運転停止時には、図示しない昇降手段により上昇して前面パネル7とほぼ前面が同一面で吹出口6を閉じる。このようにすることで、意匠性がよく、また、吹出口6への異物の侵入を防ぐことができる。また、図2(b)に示すように、シャッター9は、床置き形空気調和機100を運転するときには、図示しない昇降手段により自動的に下降し、前面パネル7の後方に隠れて吹出口6を開く。
なお、図示しないが、シャッター9の昇降手段としては、シャッター駆動モーターと、シャッター駆動モーターの回転により上下するギアラックを用いることができる。そして、ギアラックをシャッター9の下部に連結し、シャッター駆動モーターを回転させることによってギアラック及びこれに連結されたシャッター9を昇降させる。
また、図2(b)に示すように、吹出口6はルーバーユニット10で覆われている。ルーバーユニット10には、風向を上下に偏向する複数の水平ルーバー10aと、その後方に風向を左右に偏向する複数の垂直ルーバー(図示せず)が取り付けられている。この水平ルーバー10aと垂直ルーバーは、図示しないルーバー駆動装置により制御されて傾きを変えることができ、これによって吹出口6から吹き出す送風方向を使用者の好みに合わせて調節することができる。
また、図1に示す例では、吸込グリル2の吸込口3を左右両側面に設けて前方から見て目立たないようにしているので、シャッター9が閉じた状態では、図1、図2(a)に示すように室内機1の前面に凹凸が少なく見栄えが非常によいものが得られる。また、図2に示すように、シャッター9と前面パネル7の左右に、吸込グリル2の側面の前後幅と同じ幅のサイドカバー13、14を設けてさらに意匠性を高めている。
図2に示すように、吹出口6の上部で、室内機1の左右方向における略中央位置には、輻射温度センサー70が設けられている。輻射温度センサー70は、所定方向の床等の物体が輻射する赤外線を検知して物体の温度を検知する。また、後述する駆動部70bにより駆動されて左右方向に回転し、検知方向を変化させることができる。
輻射温度センサー70は、室内機1の運転停止時には、上昇したシャッター9の後方に隠れるとともに、室内機1の運転中には、シャッター9が下降することにより露出して温度検知を行う。このように室内機1の運転停止時には輻射温度センサー70が隠れるようにすることで、輻射温度センサー70のセンサー部70aへの埃の付着を防止し、塵による温度検知精度の低下やセンシング動作への影響を防ぐことができる。
また、輻射温度センサー70は、図示しない配線によりコントローラー部8に接続されており、検知結果をコントローラー部8へ出力する。
図3は、輻射温度センサー70の要部斜視図であり、センサー部70aに駆動部70bを取り付けた状態の一例を示している。センサー部70aは、駆動部70bにより駆動されて、左右方向に振り角分の回転が可能である。輻射温度センサー70は、図3に示す視野角の範囲の輻射温度を検出することができ、また、センサー部70aを左右に回転させることにより、複数方向の輻射温度を検知することができる。このように駆動部70bによりセンサー部70aのセンサー方向を変えることにより、輻射温度センサー70の設置位置や室内機1の設置位置にかかわらず、最適な方向の温度検知を行うことができる。
なお、図3に示した輻射温度センサー70の構成は一例であり、輻射温度を検知できるものであればよい。例えば、上下方向の首振り機構を持つセンサー、上下左右方向の首振り機構を持つセンサーなどを用いることもできる。
ここで、輻射温度センサー70を用いることの利点について述べる。輻射温度センサー70を用いることにより、室内機1から離れた場所の輻射温度を検知することができる。室内機1から離れた場所の温度を検知し、また、センサー部70aを回転させて広範囲の輻射温度を検知することで、室内の温度分布を把握することができる。このため、室内温度の検知結果に基づき、室内の温度差を改善するように空調能力、送風量、風向等を調節することで、室内の温度ムラの発生を防ぐことができる。また、室内機1やリモコン等に表示されている設定温度と、ユーザーの体感温度との差異を抑制することもできる。
この例のように、室内機1の運転停止時は輻射温度センサー70がシャッター9の裏に隠れ、センサー部70aへの埃の付着を防止することにより、塵による温度検知精度の低下やセンシング動作への影響を防ぐことができる。例えば輻射温度センサー70が汚れて検知精度が低下すると、設定された温度に正確に空調することができない、あるいは、室内に温度ムラが発生する、などの現象が生じうる。しかし、シャッター9により輻射温度センサー70の汚れを防止できるので、このような現象を回避することができる。
また、輻射温度センサー70を室内機1の上部に設けることで、輻射温度センサー70を容易に着脱可能にすることができる。また、上部に設けることで、室内の上下において広い範囲の輻射温度を検知できるため、温度ムラのない空調を行うことができる。また、左右方向における略中央位置に設けることで、室内の左右方向においてより広い範囲の輻射温度を検知することができる。
図4により、床置き形空気調和機100の冷媒回路について説明する。床置き形空気調和機100は、室内ユニットである室内機1と室外機20とを備え、室内機1と室外機20は、接続配管21と接続配管22により接続されている。
床置き形空気調和機100は、圧縮機23と、流路切替弁としての四方弁24と、室内熱交換器25と、電子膨張弁26と、室外熱交換器27と、アキュムレーター28とを接続配管で順次接続した冷凍サイクルを構成している。この冷凍サイクルを冷媒が循環することによって、床置き形空気調和機100は冷房運転及び暖房運転をすることができる。
圧縮機23は、冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温・高圧の状態にするものであり、インバーター回路29によりその回転数が制御される。四方弁24は、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒の流れを切り替えるものである。室外熱交換器27は、冷房運転時には高圧側熱交換器(凝縮器)、暖房運転時には低圧側熱交換器(蒸発器)として機能する。この室外熱交換器27の近傍には、室外熱交換器27に空気を供給するための遠心ファンや多翼ファン等で構成される流体供給装置である室外送風機30が設けられている。室外熱交換器27は、室外送風機30により供給される空気と冷媒との間で熱交換を行い、冷媒を蒸発ガス化または凝縮液化する。
電子膨張弁26は、減圧手段として機能し、冷媒を減圧して膨張させるものである。この電子膨張弁26は、開度を任意に制御可能である。室内熱交換器25は、冷房運転時には低圧側熱交換器(蒸発器)、暖房運転時には高圧側熱交換器(凝縮器)として機能する。この室内熱交換器25の近傍には、室内熱交換器25に空気を供給するための遠心ファンや多翼ファン等で構成される流体供給装置である室内送風機5が設けられている。室内熱交換器25は、室内送風機5により供給される空気と冷媒との間で熱交換を行い、冷媒を蒸発ガス化または凝縮液化する。アキュムレーター28は、過剰な冷媒を貯留するものである。なお、このアキュムレーター28は、過剰な冷媒を貯留できる容器であればよい。
また、室内機1には、吸込口3から吸い込む空気の温度を検知する吸込み温度センサー31と、使用者が各種設定を行うリモコン32と、室内制御部33とを備えている。リモコン32と室内制御部33は、有線接続あるいは無線接続で接続されている。室内制御部33は、輻射温度センサー70、吸込み温度センサー31、及びリモコン32からの出力結果に基づいて、室内送風機5の回転数を制御する。また、図4では図示しないが、室内制御部33は水平ルーバー10a及び垂直ルーバー(図示せず)の開度を調整する駆動手段に接続され、水平ルーバー10a及び垂直ルーバーを制御する。
また、室外機20には、室内制御部33と信号線で接続された室外制御部34と、室外制御部34により制御されて圧縮機23の能力を制御するインバーター回路29を備える。室外制御部34は、室内制御部33からの出力結果に基づいて、インバーター回路29を制御して圧縮機23の回転数を制御するとともに、室外送風機30の回転数を制御する。
なお、この実施の形態1では、室内制御部33はコントローラー部8に格納されている。
このように構成された床置き形空気調和機100において、例えば、冷房運転時には、圧縮機23、四方弁24、室外熱交換器27、電子膨張弁26、室内熱交換器25、アキュムレーター28、圧縮機23、の順に冷媒が循環する冷媒回路を構成する。
また、暖房運転時には、圧縮機23、四方弁24、室内熱交換器25、電子膨張弁26、室外熱交換器27、四方弁24、アキュムレーター28、圧縮機23の順に冷媒が循環する冷媒回路を構成する。
床置き形空気調和機100の冷房または暖房能力は、室内送風機5の回転数、圧縮機23を駆動するインバーター回路29の出力周波数、室外送風機30の回転数を変化させることにより、制御することができる。
次に、床置き形空気調和機100の運転動作について、シャッター9の開閉動作及び輻射温度センサー70の検知動作を中心に、図5のフローチャートにより説明する。
リモコン32、あるいはコントローラー部8に設けた運転スイッチ(図示せず)をONすると(S101)、床置き形空気調和機100は、シャッター駆動モーター(図示せず)を駆動させてギアラック(図示せず)を下降させ、これに伴ってギアラックに連結されたシャッター9を下降させる(S102)。シャッター9が下降することにより、吹出口6が開かれるとともに、輻射温度センサー70が露出する。輻射温度センサー70が露出すると検知温度が変化するので、輻射温度センサー70の検知結果を取得した室内制御部33は、シャッター9が開いたことを検出することができる。
そして、床置き形空気調和機100は、冷凍サイクルによる冷房運転あるいは暖房運転などの空調運転を開始する(S103)。シャッター9が開いたことを検出してから空調運転を開始するので、空調運転の無駄を省くことができる。空調運転においては、リモコン32等により設定された運転モードや設定温度などに従い、室内送風機5の回転数、圧縮機23の能力、室外送風機30の回転数を制御する。
また、輻射温度センサー70が室内温度や床温度などの輻射温度を検知すると、その検知結果に基づいて室内送風機5の回転数、水平ルーバー10aの開度、圧縮機23の能力、あるいは室外送風機30の回転数などを制御して、空調制御を行う(S104)。例えば、暖房運転時において、輻射温度センサー70の検出温度が所定温度よりも低い領域があれば、その箇所に暖風を集中的に送るようにする。このようにすることで、室内における温度ムラの発生を防ぐことができる。
そして、コントローラー部8の運転スイッチをOFFすると(S105)、室内送風機5の運転を停止し、冷媒サイクルによる冷房運転や暖房運転を停止する(S106)。
運転を停止すると、シャッター駆動モーター(図示せず)を逆回転させてギアラック(図示せず)を上昇させ、これに伴いシャッター9を上昇させる(S107)。シャッター9が上昇することにより、吹出口6が閉じられるとともに、輻射温度センサー70がシャッター9によって覆われる。輻射温度センサー70が覆われると検知温度が変化するので、輻射温度センサー70の検知結果を取得した室内制御部33は、シャッター9が閉じたことを検出することができる。シャッター9が閉じたことを検出することができるので、例えば、省エネモードの待機状態に移行する、あるいは電源をOFFするなど、エネルギー消費量の少ない状態に自動的に移行することができる。
このように本実施の形態1に係る床置き形空気調和機100によれば、輻射温度センサー70により室内の輻射温度を的確に検知し、検知結果に基づいて空調制御を行うようにした。このため、室内の温度ムラの発生を抑制し、ユーザーの快適性を向上させることができるとともに省エネルギー運転を行うことができる。また、吹出口6を自動で開閉するシャッター9を備えたので意匠性がよい。また、輻射温度センサー70を室内機1の上部に設けたので、室内の上下広い範囲の輻射温度を検知することができるので、さらに温度ムラのない空調制御を行うことができる。さらには、輻射温度センサー70を左右方向における略中央位置に設けたので、室内の左右方向のより広い範囲の輻射温度を検知することができる。
また、運転停止中は吹出口6をシャッター9によって塞ぐので、吹出口6に埃が侵入するのを防ぐことができる。また、シャッター9の内側に輻射温度センサー70を設け、シャッター9を閉じることにより輻射温度センサー70を覆うようにしたので、輻射温度センサー70への塵埃の付着を安価に防止することができる。また、輻射温度センサー70の精度劣化や故障を防止することもできる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、輻射温度センサーを着脱可能に設ける場合の例を説明する。図6は、本実施の形態2に係る床置き形空気調和機200の上部斜視図である。なお、前述の実施の形態1と同様の構成要素には、同一の符号を付している。
図6において、室内機1の上部には、室内機天板71が設けられている。室内機天板71は、ネジ等により上方向から着脱可能である。室内機天板71には、輻射温度センサー70が組み込まれている。輻射温度センサー70の配線(図示せず)は、コントローラー部8に接続される。
また、図6では図示しないが、シャッター9は、空気調和機200の運転停止中は、吹出口6を閉塞すると同時に、室内機天板71に設けた輻射温度センサー70を覆う位置まで上昇する。このようにすることで、空気調和機200の運転停止中に、輻射温度センサー70に埃が付着するのを防ぐことができる。
このように、本実施の形態2に係る室内機1Aによれば、輻射温度センサー70を組み込んだ室内機天板71を着脱可能に設けたので、既存の空気調和機本体等に容易に取り付けることができる。したがって、輻射温度センサー70を備えていない既存の空気調和機に、輻射温度センサー70を組み込んだ室内機天板71を後付けすることができる。このため、輻射温度センサー70の検知結果を利用した空調制御が可能になり、ユーザーの快適性を向上させるとともに省エネルギー運転を行うことのできる空気調和機を得ることができる。また、室内機天板71は室内機1Aの上部に着脱可能であるので、輻射温度センサー70の点検や整備等のメンテナンスを容易に行うことができる。
なお、本実施の形態2では、着脱を容易にするために輻射温度センサー70を室内機天板71に設ける例を説明したが、輻射温度センサー70の設置位置はこれに限るものではない。例えば、吹出口6の下側に設けてもよい。このようにすることで、輻射温度センサー70を容易に覆うことができ、センサー部70aへの塵埃の付着を防止できる。
この発明の実施の形態1を示す床置き形空気調和機100の一部分解斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す床置き形空気調和機100の部分正面模式図である。 この発明の実施の形態1を示す輻射温度センサー70の斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す冷媒回路の概略構成図である。 この発明の実施の形態1を示す床置き形空気調和機100の運転動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態2を示す床置き形空気調和機200の上部斜視図である。
符号の説明
1 室内機、1A 室内機、2 吸込グリル、3 吸込口、4 フィルター、5 室内送風機、6 吹出口、7 前面パネル、8 コントローラー部、9 シャッター、10 ルーバーユニット、10a 水平ルーバー、13 サイドカバー、14 サイドカバー、20 室外機、21 接続配管、22 接続配管、23 圧縮機、24 四方弁、25 室内熱交換器、26 電子膨張弁、27 室外熱交換器、28 アキュムレーター、29 インバーター回路、30 室外送風機、31 吸込み温度センサー、32 リモコン、33 室内制御部、34 室外制御部、70 輻射温度センサー、70a センサー部、70b 駆動部、71 室内機天板、100 床置き形空気調和機、200 床置き形空気調和機。

Claims (7)

  1. 吸込口と吹出口とを有する本体部を備え、
    前記吸込口から吸い込んだ室内空気を熱交換器で熱交換して前記吹出口から室内へと吹き出す床置き形空気調和機であって、
    運転中には前記吹出口を開放し、停止中は前記吹出口を閉塞するシャッターと、
    前記シャッターが前記吹出口を開放すると露出し、前記シャッターが前記吹出口を閉塞すると前記シャッターにより覆われる輻射温度検知手段とを備え、
    前記輻射温度検知手段の検出温度に基づいて空調制御を行う
    ことを特徴とする床置き形空気調和機。
  2. 前記輻射温度検知手段を前記本体部の上部に設けたことを特徴とする請求項1記載の床置き形空気調和機。
  3. 前記輻射温度検知手段を前記吹出口の下部に設けたことを特徴とする請求項1記載の床置き形空気調和機。
  4. 前記本体部に着脱可能な天板を設け、
    前記輻射温度検知手段を前記天板に設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の床置き形空気調和機。
  5. 前記輻射温度検知手段を前記本体部の左右方向略中央位置に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の床置き形空気調和機。
  6. 前記輻射温度検知手段の検出温度により前記シャッターの開閉状態を検出することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の床置き形空気調和機。
  7. 前記輻射温度検知手段を左右方向及び上下方向の少なくとも一方向に駆動する駆動機構を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の床置き形空気調和機。
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