JP2010144925A - 部材連結構造及びパイプ抱持用クランプ - Google Patents

部材連結構造及びパイプ抱持用クランプ Download PDF

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Abstract

【課題】ボルトとナットとにより部材を連結して締結するにあたり、ボルト若しくはナットによる回動締結作業や部材の配向、即ち方向に関する位置決めを容易にする部材連結構造及びパイプ抱持用クランプを提供することを目的とする。
【解決手段】前記第一部材3の前記挿通孔2若しくは前記第二部材5の前記挿通孔4の周囲に、前記第一部材3の前記挿通孔2若しくは前記第二部材5の前記挿通孔4の周囲を切り起こし係止板7を設けて前記ボルト1の頭部10若しくはこのボルト1と螺着し得るナット6を回り止め可能に構成し、この係止板7を切り起こした際に形成された貫通孔を前記第一部材3と前記第二部材5との連結方向を決め得るように構成した位置決め用嵌合孔8とし、前記第二部材5の前記挿通孔4若しくは前記第一部材3の前記挿通孔2の周囲に前記位置決め用嵌合孔8と嵌合し得る凸部9を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、部材連結構造及びパイプ抱持用クランプに関するものである。
板材からなる二つ以上の部材を螺子により連結して締結する際、これらの部材に設けた連通孔にボルトを挿通してナットに螺着して締結することがある。例えば、支柱パイプや架設パイプに果樹園の親線、つるの誘引線、防風・防鳥ネットの吊線、防鳥線などのワイヤを係止するために、ワイヤを牽引する張線器と、丸形パイプを締付抱持固定するパイプ抱持用クランプとを背中合わせ状態にしてボルトとナットとで連結して使用する場合などである。このような場合、例えば手作業でボルト締結作業を行う場合、二個の部材(この場合張線器とパイプ抱持用クランプ)にボルトを挿通した後、ナットを手の指で押えながらボルトを回動して螺着するか、若しくはボルトの頭部を手の指で押えながらナットを回動して螺着するかして、ボルト締結作業を行なうことになる。また、複数の部材、例えば上記のように作業者が手作業で張線器とパイプ抱持用クランプとを連結して締結する場合には、各部材を所定方向に向けた後、各部材の方向がずれないように各部材を手で押えながら、しかも前記したようにボルト頭部やナットを指で支えながらボルト締結作業をすることになる。
上記した従来のボルトとナットとによる部材の連結方法では、例えば手作業でボルト締めする場合、ボルト若しくはナットいずれかを固定させなければ螺着することはできないから、ナット若しくはボルトの頭部を手の指で支えながら締付作業を行なう必要があるが、指でボルトやナットを支えることもできない部材構造の場合にはボルト締結作業は困難になることがある。更に、複数部材を連結して締結する際には、各部材を所定の向きに配向させたうえでナット若しくはボルトの頭部を手の指で支えながら締付作業を行なう必要があり、特にボルト締結時、最後の一締めで部材同士が大きく位置ずれを生ずることが多く、この修正作業はかなり厄介である。
本発明は、ボルトとナットとにより部材を連結して締結するにあたり、ボルト若しくはナットによる回動締結作業や部材の配向、即ち部材の取付方向に関する位置決めを容易に行なえる部材連結構造及びパイプ抱持用クランプを提供することを目的とする。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
ボルト1が挿通する挿通孔2を有する板材からなる第一部材3と、この第一部材3の前記挿通孔2に連通し前記ボルト1が挿通する挿通孔4を有する板材からなる第二部材5とを重合して前記ボルト1を前記挿通孔2・4に挿通し、前記ボルト1とこのボルト1に螺着するナット6とにより連結する部材連結構造であって、前記第一部材3の前記挿通孔2若しくは前記第二部材5の前記挿通孔4の周囲に、前記第一部材3の前記挿通孔2若しくは前記第二部材5の前記挿通孔4の周囲を切り起こし係止板7を設けて前記ボルト1の頭部10若しくはこのボルト1と螺着し得るナット6を回り止め可能に構成し、この係止板7を切り起こした際に形成された貫通孔を前記第一部材3と前記第二部材5との連結方向を決め得るように構成した位置決め用嵌合孔8とし、前記第二部材5の前記挿通孔4若しくは前記第一部材3の前記挿通孔2の周囲に前記位置決め用嵌合孔8と嵌合し得る凸部9を設け、前記第一部材3と前記第二部材5とを重合して前記位置決め用嵌合孔8に前記凸部9を嵌合して、前記ボルト1を前記挿通孔2・4に挿通すると、前記係止板7が前記ボルト1の頭部10若しくは前記ナット6を回り止め係止し、前記ボルト1に前記ナット6とを螺合する、若しくは前記ナット6にボルト1を螺合すると、前記ボルト1若しくは前記ナット6が回り止め状態で前記ボルト1と前記ナット6とを螺合して前記第一部材3と前記第二部材5とを連結するように構成したことを特徴とする部材連結構造に係るものである。
また、前記係止板7は、前記第一部材3の前記挿通孔2若しくは前記第二部材5の前記挿通孔4の周囲を切り起こして形成すると共に、この係止板7は前記挿通孔2・4の周囲の対向する二個所に設けて、前記ボルト1の頭部10の側面11、若しくは前記ナット6の側面11を挟み込み状態で前記ボルト1の頭部10若しくは前記ナット9を回り止めとし得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の部材連結構造に係るものである。
また、前記第一部材3の前記挿通孔2若しくは前記第二部材5の前記挿通孔4の周囲に前記位置決め用嵌合孔8に嵌合し得る前記凸部9を複数箇所設けて、前記第一部材3と前記第二部材5とを重合してこの凸部9を前記位置決め用嵌合孔8に嵌合した際、前記第一部材3と前記第二部材5との連結方向を選択し得るように構成したことを特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の部材連結構造に係るものである。
また、前記ボルト1の頭部10及び前記ナット6は六角形状であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の部材連結構造に係るものである。
また、パイプ15を抱持するパイプ抱持縁16を内縁に形成した基体17の基端部に、パイプ抱持縁18を内縁に形成した締付開閉体19の基端部を枢着して基体17に対して締付開閉体19を開閉自在に設け、この締付開閉体19の開閉先端部と前記基体17の先端部とを締付ボルト20で連結して前記パイプ抱持縁16・18により前記パイプ15を締付抱持するパイプ抱持用クランプ25において、このパイプ抱持用クランプ25の前記基体17にボルト1が挿通する挿通孔2を設け、前記基体17とこの基体17の前記挿通孔2に連通し前記ボルト1が挿通する挿通孔4を有する板材からなる第二部材5とを背中合わせ状態で重合して前記ボルト1を前記挿通孔2・4に挿通し、前記ボルト1とこのボルト1に螺着するナット6とにより連結する部材連結構造を有し、この部材連結構造は、前記基体17の前記挿通孔2若しくは前記第二部材5の前記挿通孔4の周囲に、前記基体17の前記挿通孔2若しくは前記第二部材5の前記挿通孔4の周囲を切り起こし係止板7を設けて前記ボルト1の頭部10若しくはこのボルト1と螺着し得るナット6を回り止め可能に構成し、この係止板7を切り起こした際に形成された貫通孔を前記基体17と前記第二部材5との連結方向を決め得る位置決め用嵌合孔8として設けて、この位置決め用嵌合孔8は、前記第二部材5の前記挿通孔4若しくは前記基体17の前記挿通孔2の周囲に設けた凸部9が嵌合し得るように構成し、前記基体17と前記第二部材5とを重合して前記位置決め用嵌合孔8に前記凸部9を嵌合して、前記ボルト1を前記挿通孔2・4に挿通すると、前記係止板7が前記ボルト1の頭部10若しくは前記ナット6を回り止め係止し、前記ボルト1に前記ナット6とを螺合する、若しくは前記ナット6にボルト1を螺合すると、前記ボルト1若しくは前記ナット6が回り止め状態で前記ボルト1と前記ナット6とを螺合して前記基体17と前記第二部材5とを連結するように構成したことを特徴とするパイプ抱持用クランプに係るものである。
また、前記係止板7は、前記基体17の前記挿通孔2若しくは前記第二部材5の前記挿通孔4の周囲を切り起こして形成すると共に、この係止板7は前記挿通孔2・4の周囲の対向する二個所に設けて、前記ボルト1の頭部10の側面11、若しくは前記ナット6の側面11を挟み込み状態で前記ボルト1の頭部10若しくは前記ナット9を回り止めとし得るように構成したことを特徴とする請求項5記載のパイプ抱持用クランプに係るものである。
また、前記基体17の前記挿通孔2若しくは前記第二部材5の前記挿通孔4の周囲に前記位置決め用嵌合孔8に嵌合し得る前記凸部9を複数箇所設けて、前記基体17と前記第二部材5とを重合してこの凸部9を前記位置決め用嵌合孔8に嵌合した際、前記基体17と前記第二部材5との連結方向を選択し得るように構成したことを特徴とする請求項5,6いずれか1項に記載のパイプ抱持用クランプに係るものである。
また、前記ボルト1の頭部10及び前記ナット6は六角形状であることを特徴とする請求項5〜7いずれか1項に記載のパイプ抱持用クランプに係るものである。
本発明は上述のように構成したから、ボルト若しくはナットのいずれかは回り止めされるからボルトの頭部やナットを手の指や工具で支えて回り止めする必要がなく、しかも各部材を連結した際に嵌合位置若しくは嵌合方向を予め決めることができて、ボルト締めした際に嵌合位置からのずれが少なくなるから、位置決めと回り止めができて締結作業を容易、且つ能率的に行なうことができる部材連結構造になる。
また、請求項2記載の発明においては、係止板と位置決め用嵌合孔とを同時に形成できるから製造工程の簡易化に寄与でき、また、ボルト若しくはナットの回り止めを確実に行なえるからボルト締めの締結作業を容易に行なえる部材連結構造になる。
また、請求項3記載の発明においては、部材同士の連結方向を簡易に決め得ることができ、また、ボルトとナットで部材同士を仮止めした際にも部材同士の連結方向を保持可能となる部材連結構造になる。
また、請求項4記載の発明においては、ボルト締めの締結作業にあたりボルト若しくはナットを一層確実に回り止めできる部材連結構造になる。
また、請求項5記載の発明においては、パイプ抱持用クランプと第二部材とを背中合わせでボルト締結を行なう際、ボルト若しくはナットのいずれかは回り止めされるからボルトの頭部やナットを手の指や工具で支えて回り止めする必要がなく、しかも各部材を連結した際に嵌合すべき位置を決めることができて、ボルト締めした際に嵌合位置からのずれが少なくなるから、締結作業を容易、且つ能率的に行なうことができるパイプ抱持用クランプになる。
また、請求項6記載の発明においては、係止板と位置決め用嵌合孔とを同時に形成できるから製造工程の簡易化に寄与でき、また、ボルト若しくはナットの回り止めを確実に行なえるからボルト締めの締結作業を容易に行なえるパイプ抱持用クランプになる。
また、請求項7記載の発明においては、部材同士の連結方向を簡易に決め得ることができ、また、ボルトとナットで部材同士を仮止めした際にも部材同士の連結方向を保持可能となるパイプ抱持用クランプになる。
また、請求項8記載の発明においては、ボルト締めの締結作業にあたりボルト若しくはナットを一層確実に回り止めできるパイプ抱持用クランプになる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
第一部材3の挿通孔2と第二部材5の挿通孔4とが連通状態になるように第一部材3と第二部材5とを重合し、次いで、ボルト1の頭部10を係止板7で係止して回り止め可能となるようにボルト1を挿通孔2及び挿通孔4に挿通してからこのボルト1にナット6を螺合するか、若しくはナット6を係止板7で係止して回り止め状態にしてボルト1を挿通孔2及び挿通孔4に挿通してナット6に螺合すると、第一部材3と第二部材5とを仮止め状態にできて、この状態で前記ボルト1を回動中心として第一部材3と第二部材5とを相対回動させ、前記位置決め用嵌合孔8と凸部9とが嵌合するように第一部材3と第二部材5とを所定の向きに配向させて、前記係止板7に回り止めした前記ボルト1に前記ナット6を螺合する、若しくは前記係止板7に回り止めした前記ナット6に前記ボルト1を螺合すると、前記ボルト1とナット6とを回り止め状態で螺合することができて前記第一部材3と前記第二部材5とを所定方向に配向させた状態で連結できることになる。
また、例えば、第一部材3と第二部材5とを挿通するボルト1の頭部10の側面11、若しくはナット6の側面11が前記係止板7と当接しあうことでボルト1の頭部10若しくはナット6の空転を可及的に低減する回り止めとなり、従って前記係止板7で回り止めしたボルト1へのナット6の螺入、若しくは前記係止板7で回り止めしたナット6へのボルト1の螺入が速やかに行なえて、ボルト締締結作業が容易に行なえることになる。
また、例えば、第一部材3の挿通孔2と第二部材5の挿通孔4とが連通状態になるように第一部材3と第二部材5とを重合し、複数箇所に設けられた凸部9のうち少なくも一箇所の前記凸部9を前記位置決め用嵌合孔8に嵌合させると、前記第一部材3と前記第二部材5との連結方向を決め得ることができることになる。
また、例えば、六角ボルトの側面12若しくは六角ナットの側面12を前記係止板7で確実に係止して回り止めできるから、ボルトの締結作業を一層確実に行なうことができることになる。
また、パイプ抱持用クランプ25の基体17に設けた挿通孔2と第二部材5の挿通孔4とが連通状態になるように前記基体17と第二部材5とを背中合わせ状態で重合し、次いで、ボルト1の頭部10を係止板7に挟みこんで回り止め可能となるようにボルト1を前記基体17の挿通孔2及び第二部材5の挿通孔4に挿通してからボルト1にナット6を螺合するか、若しくはナット6を係止板7で係止して回り止め状態にしてボルト1を挿通孔2及び挿通孔4に挿通してナット6に螺合すると、基体17と第二部材5とを仮止め状態にできて、この状態で前記ボルト1を回動中心として基体17と第二部材5とを相対回動させ、前記位置決め用嵌合孔8と凸部9とが嵌合するように基体17と第二部材5とを所定の向きに配向させて、前記係止板7に回り止めした前記ボルト1に前記ナット6を螺合する、若しくは前記係止板7に回り止めした前記ナット6に前記ボルト1を螺合すると、前記ボルト1とナット6とを回り止め状態で螺合することができて前記基体17と前記第二部材5とを、即ちパイプ抱持用クランプ25と第二部材5とを所定方向に配向させた状態で連結できることになる。
また、例えば、基体17と第二部材5とを挿通するボルト1の頭部10の側面11、若しくはナット6の側面11が前記係止板7と当接しあうことでボルト1の頭部10若しくはナット6の空転が可及的に低減でき、従って前記係止板7に回り止めしたボルト1へのナット6の螺入、若しくは前記係止板7に回り止めしたナット6へのボルト1の螺入が速やかに行なえて、パイプ抱持用クランプ25と第二部材5とのボルト締結作業が容易に行なえることになる。
また、例えば、基体17の挿通孔2と第二部材5の挿通孔4とが連通状態になるように基体17と第二部材5とを背中合わせに重合して、複数箇所に設けられた前記凸部9のうち少なくも一箇所の前記凸部を前記位置決め用嵌合孔8に嵌合すると、基体17と前記第二部材5、従ってパイプ抱持用クランプ25と第二部材5との連結方向を決め得ることができることになる。
また、例えば、六角ボルトの側面12若しくは六角ナットの側面12を前記係止板7で確実に係止して回り止めできることになるから、パイプ抱持用クランプ25と第二部材5とのボルトの締結作業を一層確実に行なうことができることになる。
本発明の具体的な実施例について図1〜図7に基づいて説明する。
本発明に掛かる第一部材はパイプ抱持用クランプであり、第二部材はパイプ抱持用クランプ、張線器、各種ブラケット等などに適用できるが、本実施例では、第一部材3をパイプ抱持用クランプ25とし、第二部材5を張線器30としている。
また、本実施例は、果樹園の親線、つるの誘引線、防風・防鳥ネットの吊線、防鳥線などのワイヤを巻取り係止する張線器30(第二部材5、以下省略)を支柱パイプ等の丸パイプ15に抱持固定するパイプ抱持用クランプ25(第一部材3、以下省略)に連結したもので、丸形のパイプ15を締付抱持固定するパイプ抱持用クランプ25と張線器30を背中合わせ状態にして、頭部が六角形状のボルト1と六角形状のナット6とを使用してパイプ抱持用クランプ25と張線器30とを連結する構成である。
詳細には、パイプ抱持用クランプ25は、パイプ15を抱持するパイプ抱持縁16を内縁に形成した基体17の基端部に、パイプ抱持縁18を内縁に形成した締付開閉体19の基端部を枢着して基体17に対して締付開閉体19を開閉自在に設け、この締付開閉体19の開閉先端部を前記基体17の先端部に設けた回動体21に締結ボルト20を螺着することで連結して前記パイプ抱持縁16・18により前記パイプ15を締付抱持するように構成し、更にパイプ抱持用クランプ25と張線器30とを背中合わせに連結できるように前記パイプ抱持用クランプ25の基体17に挿通孔2を設けている。
また、張線器30はコ字状の板材31に回動部33とこの回動部33にバネ34により付勢されたラチェット機構32とを設けて、前述した用途に適合するワイヤを前記回動部33上に巻取り可能となるように構成し、更にこの張線器30を前記パイプ抱持用クランプ25の基体17部分に背中合わせに連結できるように前記張線器30に挿通孔4を設けている。
更に、パイプ抱持用クランプ25と張線器4は、このパイプ抱持用クランプ25の基体17部分と前記張線器30とを背中合わせ状態で重合して、前記ボルト1を、前記基体17に設けた挿通孔2と前記張線器30に設けた挿通孔4とに挿通し、前記ボルト1とこのボルト1に螺着するナット6とで連結する部材連結構造を有すように構成している。
詳細には、この部材連結構造は、パイプ抱持用クランプ25の前記基体17に前記ボルト1の軸部12が挿通する挿通孔2の周囲に設けた係止板7と、この係止板7の立設によって同時に形成される嵌合用の位置決め用嵌合孔8と、前記張線器30の挿通孔4の周囲に設け、前記位置決め用嵌合孔8と嵌合し得るように形成した凸部9とから構成している。
より詳細には、前記係止板7は、パイプ抱持用クランプ25の前記基体17に設けた前記挿通孔2の周囲に、この挿通孔2の周囲をコ字状に切り出して直角に切り起こすことで形成し、前記挿通孔2の周囲の対向する二個所の位置に設けて、この一対の係止板7で前記ボルト1の六角形状を有する頭部10の側面11を挟み込むことで前記ボルト1を回り止め可能にするように構成している。
また、前記位置決め用嵌合孔8は、前記挿通孔2の周囲を二個所、コ字状に切り出し略直角に立ち起すことで前記係止板7を形成した際に同時に二個所に形成され、各々が角窓状の貫通孔となるように構成している。
更に、前記凸部9は、前記ボルト1の軸部12が挿通するように設けた前記張線器30の前記挿通孔4の周囲に等間隔に四個所設けて、この四個所の凸部9うち対向する二個所の凸部9に、前記パイプ抱持用クランプ25の基体17に設けた嵌合用の位置決め用嵌合孔8を嵌合することで前記基体17即ちパイプ抱持用クランプ25と前記張線器30との連結方向を決め得るように構成している。
従って、パイプ抱持用クランプ25の前記基体17と前記張線器30とを背中合わせに重合して、前記基体17に設けた前記位置決め用嵌合孔8と、前記張線器30に設けた前記凸部9とを嵌合して前記ボルト1を前記基体17の前記挿通孔2から前記張線器30の前記挿通孔4に挿通すると、一対の前記係止板7が前記ボルト1の頭部10の側面11を両側から挟み込んで前記ボルト1を回り止め係止できることになって、従って前記ボルト1に前記ナット6を回動して螺着しても前記ボルト1が回り止め状態になっているから、前記ボルト1の頭部10を手で支えなくともナット6を回動すれば前記ボルト1と前記ナット6とが螺合でき、従って、前記基体17と前記張線器30とを速やかに連結することができて、しかもパイプ抱持用クランプ25と張線器30とを所定方向に配向させた状態で連結できることになる。
また、上記したように、前記張線器30の前記挿通孔4の周囲には、前記位置決め用嵌合孔8に嵌合し得る前記凸部9を等間隔に四個所設けて、前記基体17と前記張線器30とを重合してこの凸部9を前記位置決め用嵌合孔8に嵌合すると、前記基体17と前記張線器30との連結方向を直交する二方向から選択し得るように構成しているが、この凸部9は、前記コ字状に形成する板材31の一方の面の前記挿通孔4の周囲をパンチング加工(例えば、ハーフパンチ)して凹ませることで、前記板材31の他方の面を突出させて凸状に形成したものである。この結果、この凸部9は比較的なだらかな断面形状を有することになるから、前記基体17と前記張線器30とを嵌合した際に完全に係止されることはなく、前記基体17と前記張線器30とを仮止めした状態でも僅かな力を加えて回動すれば、前記凸部9による嵌合部を乗り越えて配向を変えることが可能でありながら、配向方向への位置ずれが少ない状態で係止できることになる。
尚、前記基体17の幅を狭くして前記ボルト1の頭部10が前記基体17の側壁によって回り止め可能となる寸法にすれば、前記係止板7は不用とすることもできるが、この場合には、前記位置決め用嵌合孔8が形成されなくなるから別に設けることが必要になるだけでなく、基体17の形状に制限を生じてしまう。従って、上記したように係止板7を基体17の切り起こしで形成すると、位置決め用嵌合孔8も同時形成できるから製造上都合がよいだけでなく、基体の幅をボルトの形状に依存させずに済むから設計の自由度を増すことにもなる。
上記のようにしてパイプ抱持用クランプ25と張線器30とを背中合わせで連結したものをパイプ15に取り付ける際には、例えば、基体17に対し締付開閉体19を回動して、基体17のパイプ抱持縁16と締付開閉体19のパイプ抱持縁18とでパイプ15を抱持し、この状態で締付ボルト20を締付開閉体19に挿入し、基体17の先端部に設けた回動体21に締付回動すると、締付ボルト20の頭部22が締付開閉体19の開閉先端部に係止して、この締付開閉体19の開閉先端部と基体17の先端部とが連結され、パイプ15が基体17と締付開閉体19によって締付抱持固定されることになる。このようにパイプ15に張線器30を取り付けた後に、この張線器30の回動部33にワイヤを巻き付けてクランクハンドル等を用いてラチェット機構32を回動させて牽引すれば、果樹園の親線、つるの誘引線、防風・防鳥ネットの吊線、防鳥線など設けることができることになる。
このようにしてパイプ15に前記張線器30を取り付けた後、万が一前記張線器30とパイプ抱持用クランプ25との連結が緩んだ場合、張線器30とパイプ抱持用クランプ25とを連結しているボルト1とナット6とを締結し直すことになるが、本発明によってこのボルト1は頭部10が係止板7によって回り止めされているから、ナット6を回動して再締結する際、ナット6の回動に伴ってボルト1も一緒に回動することなく、ボルト1の再締結を行なうことができることになる。
以上、本実施例によって、パイプ抱持用クランプ25と張線器30とを背中合わせでボルト締結を行なう際、ボルト1は回り止めされるからボルト1の頭部を手の指で支えて回り止めする必要がなく、しかも各部材、即ちパイプ抱持用クランプ25と張線器30とを連結する際に仮止め状態でも嵌合すべき位置に保持できて、またボルト締めした際に嵌合位置からのずれが可及的に少なくなるから、締結作業を容易に且つ能率的に行なうことができ、また、係止板と位置決め用嵌合孔とを同時に形成できるから製造工程の簡易化に寄与できることになる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例に係る張線器付きパイプ抱持用クランプのパイプ取付状態を示す斜視図である。 本実施例に係る張線器付きパイプ抱持用クランプの一部を切欠いた分解斜視図である。 本実施例に係る張線器付きパイプ抱持用クランプの一部を切欠いた図2の逆方向から見た分解斜視図である。 本実施例に係る張線器付きパイプ抱持用クランプの分解状態を示す要部の断面図である。 本実施例に係る張線器付きパイプ抱持用クランプの結合状態を示す要部の断面図である。 本実施例に係る張線器付きパイプ抱持用クランプの結合状態を示す側断面図である。
符号の説明
1 ボルト
2 挿通孔
3 第一部材
4 挿通孔
5 第二部材
6 ナット
7 係止板
8 位置決め用嵌合孔
9 凸部
10 頭部
11 側面
15 パイプ
16 パイプ抱持縁
17 基体
18 パイプ抱持縁
19 締付開閉体
20 締付ボルト
25 パイプ抱持クランプ

Claims (8)

  1. ボルトが挿通する挿通孔を有する板材からなる第一部材と、この第一部材の前記挿通孔に連通し前記ボルトが挿通する挿通孔を有する板材からなる第二部材とを重合して前記ボルトを前記挿通孔に挿通し、前記ボルトとこのボルトに螺着するナットとにより連結する部材連結構造であって、前記第一部材の前記挿通孔若しくは前記第二部材の前記挿通孔の周囲に、前記第一部材の前記挿通孔若しくは前記第二部材の前記挿通孔の周囲を切り起こし係止板を設けて前記ボルトの頭部若しくはこのボルトと螺着し得るナットを回り止め可能に構成し、この係止板を切り起こした際に形成された貫通孔を前記第一部材と前記第二部材との連結方向を決め得るように構成した位置決め用嵌合孔とし、前記第二部材の前記挿通孔若しくは前記第一部材の前記挿通孔の周囲に前記位置決め用嵌合孔と嵌合し得る凸部を設け、前記第一部材と前記第二部材とを重合して前記位置決め用嵌合孔に前記凸部を嵌合して、前記ボルトを前記挿通孔に挿通すると、前記係止板が前記ボルトの頭部若しくは前記ナットを回り止め係止し、前記ボルトに前記ナットとを螺合する、若しくは前記ナットにボルトを螺合すると、前記ボルト若しくは前記ナットが回り止め状態で前記ボルトと前記ナットとを螺合して前記第一部材と前記第二部材とを連結するように構成したことを特徴とする部材連結構造。
  2. 前記係止板は、前記第一部材の前記挿通孔若しくは前記第二部材の前記挿通孔の周囲を切り起こして形成すると共に、この係止板は前記挿通孔の周囲の対向する二個所に設けて、前記ボルトの頭部の側面、若しくは前記ナットの側面を挟み込み状態で前記ボルトの頭部若しくは前記ナットを回り止めとし得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の部材連結構造。
  3. 前記第一部材の前記挿通孔若しくは前記第二部材の前記挿通孔の周囲に前記位置決め用嵌合孔に嵌合し得る前記凸部を複数箇所設けて、前記第一部材と前記第二部材とを重合してこの凸部を前記位置決め用嵌合孔に嵌合した際、前記第一部材と前記第二部材との連結方向を選択し得るように構成したことを特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の部材連結構造。
  4. 前記ボルトの頭部及び前記ナットは六角形状であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の部材連結構造。
  5. パイプを抱持するパイプ抱持縁を内縁に形成した基体の基端部に、パイプ抱持縁を内縁に形成した締付開閉体の基端部を枢着して基体に対して締付開閉体を開閉自在に設け、この締付開閉体の開閉先端部と前記基体の先端部とを締付ボルトで連結して前記パイプ抱持縁により前記パイプを締付抱持するパイプ抱持用クランプにおいて、このパイプ抱持用クランプの前記基体にボルトが挿通する挿通孔を設け、前記基体とこの基体の前記挿通孔に連通し前記ボルトが挿通する挿通孔を有する板材からなる第二部材とを背中合わせ状態で重合して前記ボルトを前記挿通孔に挿通し、前記ボルトとこのボルトに螺着するナットとにより連結する部材連結構造を有し、この部材連結構造は、前記基体の前記挿通孔若しくは前記第二部材の前記挿通孔の周囲に、前記基体の前記挿通孔若しくは前記第二部材の前記挿通孔の周囲を切り起こし係止板を設けて前記ボルトの頭部若しくはこのボルトと螺着し得るナットを回り止め可能に構成し、この係止板を切り起こした際に形成された貫通孔を前記基体と前記第二部材との連結方向を決め得る位置決め用嵌合孔として設けて、この位置決め用嵌合孔は、前記第二部材の前記挿通孔若しくは前記基体の前記挿通孔の周囲に設けた凸部が嵌合し得るように構成し、前記基体と前記第二部材とを重合して前記位置決め用嵌合孔に前記凸部を嵌合して、前記ボルトを前記挿通孔に挿通すると、前記係止板が前記ボルトの頭部若しくは前記ナットを回り止め係止し、前記ボルトに前記ナットとを螺合する、若しくは前記ナットにボルトを螺合すると、前記ボルト若しくは前記ナットが回り止め状態で前記ボルトと前記ナットとを螺合して前記基体と前記第二部材とを連結するように構成したことを特徴とするパイプ抱持用クランプ。
  6. 前記係止板は、前記基体の前記挿通孔若しくは前記第二部材の前記挿通孔の周囲を切り起こして形成すると共に、この係止板は前記挿通孔の周囲の対向する二個所に設けて、前記ボルトの頭部の側面、若しくは前記ナットの側面を挟み込み状態で前記ボルトの頭部若しくは前記ナットを回り止めとし得るように構成したことを特徴とする請求項5記載のパイプ抱持用クランプ。
  7. 前記基体の前記挿通孔若しくは前記第二部材の前記挿通孔の周囲に前記位置決め用嵌合孔に嵌合し得る前記凸部を複数箇所設けて、前記基体と前記第二部材とを重合してこの凸部を前記位置決め用嵌合孔に嵌合した際、前記基体と前記第二部材との連結方向を選択し得るように構成したことを特徴とする請求項5,6いずれか1項に記載のパイプ抱持用クランプ。
  8. 前記ボルトの頭部及び前記ナットは六角形状であることを特徴とする請求項5〜7いずれか1項に記載のパイプ抱持用クランプ。
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