JP2010144644A - インジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】インジェクタ構成部品の熱膨張や車輌振動によるアクチュエータのリード線の断線、破損を防止する。
【解決手段】ボデーストッパ41dとピエゾアクチュエータ2の座面23とが当接する位置から、コネクタストッパ913と被覆部212の先端とが当接する位置までの長さを取付長さAとし、ピエゾアクチュエータ2をインジェクタボデー4に組み付ける前の状態で、且つリード線23が直線状態のときの、ピエゾアクチュエータ2の座面23におけるボデーストッパ41dに当接する部位から被覆部212の先端までの長さを組み付け前長さとしたとき、組み付け前長さを取付長さAよりも長く設定して、リード線21に撓みをもたせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクチュエータにてノズルの開閉作動を制御するインジェクタに関するものである。
従来の燃料噴射装置は、コモンレール内に蓄えられた高圧燃料をインジェクタを介して内燃機関の各気筒の燃焼室内に噴射供給するように構成されている。インジェクタは、噴孔をニードルにて開閉して開弁時に燃料を噴射するノズルや、ニードルにおける反噴孔側に作用する圧力を制御してノズルの開閉作動を制御するピエゾアクチュエータを備えている(例えば、特許文献1参照)。
そして、特許文献1に示された燃料噴射装置用インジェクタは、筒状のインジェクタボデーにおけるノズル側からピエゾアクチュエータを組み付けるようになっている。
具体的には、インジェクタボデーの反ノズル側端部には、2つのターミナルを有するコネクタが配置され、ピエゾアクチュエータには、給電用の2本のリード線が予め接合されている。そして、まずリード線をインジェクタボデーの収納孔にノズル側から挿入し、続いてピエゾアクチュエータを収納孔に挿入することによって、リード線はピエゾアクチュエータに押されて収納孔内を進み、リード線の先端部がターミナルの位置に導かれる。続いて、リード線の先端部がターミナルに接合される。
特開2007−270822号公報
ところで、内燃機関が車輌用である場合、エンジンルーム内の温度変化、地域や季節による温度差によって、インジェクタの使用環境温度が100℃以上変化する。このため、従来のインジェクタは、インジェクタ構成部品の熱膨張によりピエゾアクチュエータのリード線に引張荷重が作用したり、或いは車輌振動によりリード線に引張荷重が作用し、リード線が断線、破損する虞があった。
本発明は上記点に鑑みて、インジェクタ構成部品の熱膨張や車輌振動によるアクチュエータのリード線の断線、破損を防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、アクチュエータ(2)およびリード線(21)を収納穴(41)に挿入し、インジェクタボデー(4)に設けたボデーストッパ(41d)にアクチュエータ(2)が当接する位置までアクチュエータ(2)を押し込むことにより、リード線(21)の先端がコネクタ(9)に導かれるように構成されたインジェクタにおいて、コネクタ(9)に設けたコネクタストッパ(913)にリード線(21)の被覆部(212)の先端が当接することにより被覆部(212)の先端の位置決めがなされるように構成され、ボデーストッパ(41d)とアクチュエータ(2)とが当接する位置から、コネクタストッパ(913)と被覆部(212)の先端とが当接する位置までの長さを取付長さとし、リード線(21)が直線状態のときの、アクチュエータ(2)におけるボデーストッパ(41d)に当接する部位から被覆部(212)の先端までの長さを組み付け前長さとしたとき、組み付け前長さが取付長さよりも長く設定されていることを特徴とする。
これによると、リード線(21)に撓みが生じるため、インジェクタ構成部品が熱膨張したり或いはインジェクタが車輌振動を受けてもリード線(21)に引張荷重が作用せず、したがってリード線(21)の断線、破損を防止することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る燃料噴射装置用インジェクタの正面断面図、図2は図1のインジェクタの概略内部構成を示す模式的な断面図である。
まず、図1および図2に基づいて、インジェクタの基本的な構成、作動について説明する。インジェクタは、コモンレール(図示せず)内に蓄えられた高圧燃料をディーゼル内燃機関(図示せず)の気筒内に噴射するものであり、開弁時に燃料を噴射するノズル1、電荷の充放電により伸縮するピエゾアクチュエータ2、ピエゾアクチュエータ2により駆動されてノズル1の背圧を制御する背圧制御機構3を備えている。
ノズル1は、噴孔11が形成されたノズルボデー12、ノズルボデー12の弁座に接離して噴孔11を開閉するニードル13、ニードル13を閉弁向きに付勢するスプリング14を備えている。
ピエゾアクチュエータ2は、多数の圧電素子(図示せず)を積層して構成され、この圧電素子は、2本のリード線21を介して図示しない電源に接続されている。
背圧制御機構3のバルブボデー31内には、ピエゾアクチュエータ2の伸縮に追従して移動するピストン32、ピストン32をピエゾアクチュエータ2側に向かって付勢する皿ばね33、ピストン32に駆動される球状の弁体34が収納されている。因みに、図2ではバルブボデー31を1つの部品として図示しているが、実際には複数に分割されている。
金属製の略円筒状のインジェクタボデー4には、インジェクタボデー4の軸線方向(以下、インジェクタ軸線方向という)の一端側から他端側まで貫通した収納穴41が形成されており、この収納孔41にピエゾアクチュエータ2や背圧制御機構3等が収納されている。
また、略円筒状のリテーナ5をインジェクタボデー4に螺合させることにより、インジェクタボデー4の端部にノズル1が保持されている。インジェクタボデー4における反ノズル側の端部には、コネクタ9が装着されている。コネクタ9は、一次成形品である樹脂製のターミナルホルダ91にターミナル92がインサート成形され、ターミナル92とリード線21を接合した後に、二次成形によって樹脂製のコネクタハウジング93が形成されている。
ノズルボデー12、インジェクタボデー4、およびバルブボデー31には、コモンレールから常に高圧燃料が供給される高圧通路6が形成され、インジェクタボデー4およびバルブボデー31には、図示しない燃料タンクに接続される低圧通路7が形成されている。
ニードル13における噴孔11側の外周面とノズルボデー12の内周面との間には、高圧室15が形成されている。この高圧室15は、ニードル13が開弁方向に変位した際に噴孔11と連通する。また、高圧室15には、高圧通路6を介して常に高圧燃料が供給されている。ニードル13における反噴孔側には背圧室16が形成されている。この背圧室16には前述したスプリング14が配置されている。
バルブボデー31には、バルブボデー31内の高圧通路6とノズル1の背圧室16とを連通させる経路中に高圧シート面35が形成され、バルブボデー31内の低圧通路7とノズル1の背圧室16とを連通させる経路中に低圧シート面36が形成されている。そして、高圧シート面35と低圧シート面36との間に前述した弁体34が配置されている。
上記構成において、ピエゾアクチュエータ2が縮んだ状態では、図2に示すように弁体34が低圧シート面36に接して背圧室16は高圧通路6と接続され、背圧室16には高圧の燃料圧が導入される。そして、この背圧室16内の燃料圧とスプリング14とによってニードル13が閉弁向きに付勢されて噴孔11が閉じられている。
一方、ピエゾアクチュエータ2に電圧が印加されてピエゾアクチュエータ2が伸びた状態では、弁体34が高圧シート面35に接して背圧室16は低圧通路7と接続され、背圧室16内は低圧になる。そして、高圧室15内の燃料圧によってニードル13が開弁向きに付勢されて噴孔11が開かれ、この噴孔11から内燃機関の気筒内へ燃料が噴射される。
次に、インジェクタボデー4について詳細に説明する。図1に示すように、インジェクタボデー4の収納穴41は、円柱形状の3つの収納穴41a〜41cからなる。第1収納穴41aは、一端がインジェクタボデー4におけるノズル側の端面に開口し、インジェクタボデー4のノズル側端面からインジェクタボデー4における反ノズル側に向かって延びている。
第2収納穴41bは、第1収納穴41aよりも小径であり、第1収納穴41aにおける反ノズル側端部から、インジェクタボデー4における反ノズル側に向かって延びている。第3収納穴41cは、第2収納穴41bよりも大径であり、一端がインジェクタボデー4における反ノズル側の端面に開口し、他端が第2収納穴41bに接続されている。第1収納穴41a、第2収納穴41b、および第3収納穴41cは、同軸に配置されている。
第1収納穴41aと第2収納穴41bとの境界部には、テーパ状のボデーストッパ41dが形成されている。そして、ピエゾアクチュエータ2のハウジング22に形成されたテーパ状の座面23がボデーストッパ41dに当接することにより、インジェクタボデー4に対してピエゾアクチュエータ2が位置決めされるようになっている。
次に、コネクタ9についてさらに説明する。図3はコネクタハウジング93を形成する前の状態を示すコネクタ9周辺の正面断面図、図4は図3のZ部の拡大断面図である。
図3、図4に示すように、ターミナル92は、ターミナルホルダ91の外周面から突出して図示しない相手コネクタのターミナルと嵌合するターミナル嵌合部921と、ターミナルホルダ91における反インジェクタボデー側の端面から突出してリード線21と接合されるターミナル接合部922とを備えている。
ターミナルホルダ91には、インジェクタボデー4側の端面に開口する円柱形状のターミナルホルダ収納穴911が形成されている。このターミナルホルダ収納穴911は、インジェクタボデー4の第2収納穴41bと同軸に配置されており、リード線21が収容される。
ターミナルホルダ91には、ターミナルホルダ91における反インジェクタボデー側の端面に開口する2つのリード線通し孔912が形成されている。リード線通し孔912は、ターミナルホルダ91を反インジェクタボデー側から見たときに、円形であるともに、ターミナル接合部922に隣接する位置に設けられている。また、リード線通し孔912は、リード線21の芯線211よりも大径で、リード線21の被覆部212よりも小径である。
ターミナルホルダ91には、ターミナルホルダ収納穴911とリード線通し孔912との境界部に、テーパ状のコネクタストッパ913が形成されている。そして、リード線21の被覆部212の先端がコネクタストッパ913に当接することにより、被覆部212の先端の位置決めがなされるようなっている。
ターミナルホルダ91の外形形状は、インジェクタ軸線方向に沿って略段付き円柱状になっている。より詳細には、反インジェクタボデー側に、ターミナル92の一部がインサートされた略円柱状のターミナル保持部914が形成されている。また、このターミナル保持部914におけるインジェクタボデー4側に、インジェクタボデー4側に向かってさらに延びる円柱状のターミナルホルダ軸部915が形成されている。
次に、ピエゾアクチュエータ2の、インジェクタボデー4への組み付けについて説明する。まず、インジェクタボデー4にターミナルホルダ91を固定する。具体的には、ターミナルホルダ軸部915を第3収納穴41cに圧入する。
次に、一体化されたリード線21およびピエゾアクチュエータ2を、以下のようにしてインジェクタボデー4に組み付ける。まず、リード線21の先端部を、収納穴41におけるノズル側開口部から挿入する。続いてピエゾアクチュエータ2を収納孔41に押し込むようにして挿入する。
そして、ピエゾアクチュエータ2の座面23がボデーストッパ41dに当接する位置までピエゾアクチュエータ2をさらに押し込むと、リード線21は被覆部212がコネクタストッパ913に当接する位置まで進み、リード線21の芯線211はリード線通し孔912に侵入してリード線通し孔912内を進み、芯線211の先端側はターミナル接合部922に対向する位置まで進む。続いて、リード線21とターミナル接合部922とを例えば抵抗溶接によって接合する。その後、二次成形によってコネクタハウジング93を形成する。
ここで、ボデーストッパ41dとピエゾアクチュエータ2の座面23とが当接する位置から、コネクタストッパ913と被覆部212の先端とが当接する位置までの長さを取付長さAとする。また、ピエゾアクチュエータ2をインジェクタボデー4に組み付ける前の状態で、且つリード線23が直線状態のときの、ピエゾアクチュエータ2の座面23におけるボデーストッパ41dに当接する部位から被覆部212の先端までの長さを組み付け前長さとする。
そして、本実施形態では、組み付け前長さを取付長さAよりも長く設定している。このため、ピエゾアクチュエータ2の座面23がボデーストッパ41dに当接する位置までピエゾアクチュエータ2を押し込んだ状態では、組み付け前長さを取付長さAよりも長くした分だけ、リード線21に撓みが生じる。したがって、インジェクタ構成部品が熱膨張したり或いはインジェクタが車輌振動を受けてもリード線21に引張荷重が作用せず、リード線21の断線、破損を防止することができる。
なお、熱膨張を考慮するときは、厳密には、ボデーストッパ41dとピエゾアクチュエータ2の座面23とが当接する位置から、芯線211とターミナル接合部922との接合位置までの長さBよりも、その間のリード線21の直線状態での長さを長く設定すれば、熱膨張によって芯線211に引張荷重が作用することを回避することができる。そして、組み付け前長さを取付長さAよりも長く設定した場合は、長さBよりもその間のリード線21の直線状態での長さの方が長くなる。
また、被覆部212の先端がコネクタストッパ913に当接することにより被覆部212の先端の位置決めがなされるため、芯線211の露出部長さCを管理することにより、芯線211とターミナル接合部922との接合長さDを精度よく管理できる。この際、リード線21の撓み量は接合長さDに影響しないため、被覆部212の長さは公差を大きく設定することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図5は第2実施形態に係るインジェクタにおける要部の構成を示す正面断面図である。図6は図5の保持部材8単体を示す斜視図、図7は図6の保持部材8のY矢視図である。図8は図5のリード線21および保持部材8を一部断面で示す構成図である。なお、本実施形態は、保持部材8を追加したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図6〜図8に示すように、保持部材8は、円柱状に形成されている。また、保持部材8は、保持部材8の長手方向の一端から他端まで貫通する2つのリード線挿入孔81を備え、このリード線挿入孔81にリード線21が挿入される。リード線21は、その両端部が保持部材8から露出している。因みに、リード線21は、その一端がターミナル92に接合され、他端がピエゾアクチュエータ2(図1参照)に接合される。
保持部材8は、リード線21の被覆が摩耗するのを抑制するために、金属よりも硬度が低い材料、例えばナイロン等の樹脂よりなる。また、保持部材8は、リード線21よりも剛性が高くなるように、形状や厚さ等が設定されている。
次に、組み付けについて説明する。まず、図8に示すように、エゾアクチュエータ2に接合されたリード線21を、保持部材8のリード線挿入孔81に挿入する。
続いて、図5に示すように、一体化されたリード線21、保持部材8およびピエゾアクチュエータ2を、収納穴41(図1参照)におけるノズル側開口部から挿入する。そして、ピエゾアクチュエータ2の座面23がボデーストッパ41dに当接する位置までピエゾアクチュエータ2を押し込むと、保持部材8の先端部が第2収納穴41bから突出する位置まで進む。
続いて、インジェクタボデー4(図1参照)にターミナルホルダ91を固定する。具体的には、保持部材8の先端部をターミナルホルダ収納穴911に挿入すると共に、ターミナルホルダ軸部915を第3収納穴41cに圧入する。リード線21の芯線211はリード線通し孔912に侵入してリード線通し孔912内を進み、芯線211の先端側はターミナル接合部922に対向する位置まで進む。
ここで、ピエゾアクチュエータ2をインジェクタボデー4に組み付ける前の状態で、且つリード線23が直線状態のときの、ピエゾアクチュエータ2の座面23(図1参照)におけるボデーストッパ41d(図1参照)に当接する部位から被覆部212の先端までの長さ(すなわち、組み付け前長さ)を、取付長さA(図1参照)よりも長く設定している。このため、ピエゾアクチュエータ2の座面23がボデーストッパ41dに当接する位置までピエゾアクチュエータ2を押し込み、且つインジェクタボデー4にターミナルホルダ91を固定した状態では、リード線21に撓みが生じる。この場合、リード線21はリード線挿入孔81内で撓んだ状態となる。
続いて、リード線21とターミナル接合部922とを例えば抵抗溶接によって接合する。その後、二次成形によってコネクタハウジング93(図1参照)を形成する。
以上述べたように、本実施形態では、ピエゾアクチュエータ2の座面23がボデーストッパ41dに当接する位置までピエゾアクチュエータ2を押し込んだ状態では、リード線21に撓みが生じるため、インジェクタ構成部品が熱膨張したり或いはインジェクタが車輌振動を受けてもリード線21に引張荷重が作用せず、したがってリード線21の断線、破損を防止することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、ボデーストッパ41dおよびコネクタストッパ913をテーパ状にしたが、それらは平面であってもよい。
本発明の第1実施形態に係る燃料噴射装置用インジェクタの正面断面図である。 図1のインジェクタの概略内部構成を示す模式的な断面図である。 コネクタハウジング93を形成する前の状態を示すコネクタ9周辺の正面断面図である。 図3のZ部の拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係るインジェクタにおける要部の構成を示す正面断面図である。 図5の保持部材8単体を示す斜視図である。 図6の保持部材8のY矢視図である。 図5のリード線21および保持部材8を一部断面で示す構成図である。
符号の説明
1 ノズル
2 アクチュエータ
4 インジェクタボデー
9 コネクタ
21 リード線
41 収納穴
212 被覆部
41d ボデーストッパ
913 コネクタストッパ

Claims (1)

  1. 一端側から他端側まで貫通した収納穴(41)を有するインジェクタボデー(4)と、
    前記インジェクタボデー(4)の一端側に配置されたコネクタ(9)と、
    前記収納穴(41)に収納され、リード線(21)を介して前記コネクタ(9)に電気的に接続されたアクチュエータ(2)と、
    前記アクチュエータ(2)への通電状態に応じて開弁または閉弁して開弁時に燃料を噴射するノズル(1)とを備え、
    前記アクチュエータ(2)および前記リード線(21)を前記収納穴(41)に挿入し、前記インジェクタボデー(4)に設けたボデーストッパ(41d)に前記アクチュエータ(2)が当接する位置まで前記アクチュエータ(2)を押し込むことにより、前記リード線(21)の先端が前記コネクタ(9)に導かれるように構成されたインジェクタにおいて、
    前記コネクタ(9)に設けたコネクタストッパ(913)に前記リード線(21)の被覆部(212)の先端が当接することにより前記被覆部(212)の先端の位置決めがなされるように構成され、
    前記ボデーストッパ(41d)と前記アクチュエータ(2)とが当接する位置から、前記コネクタストッパ(913)と前記被覆部(212)の先端とが当接する位置までの長さを取付長さとし、前記リード線(21)が直線状態のときの、前記アクチュエータ(2)における前記ボデーストッパ(41d)に当接する部位から前記被覆部(212)の先端までの長さを組み付け前長さとしたとき、組み付け前長さが取付長さよりも長く設定されていることを特徴とするインジェクタ。
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