JP2010144510A - エネルギー吸収システム - Google Patents

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マシュー、エイ.ジェルファンド
Joseph Vellozzi
ジョセフ、ベロッツィ
John S Paner
ジョン、エス.パネール
Norman D Mackenzie
ノーマン、ディー.マッケンジー
Shubin Ruan
シュビン、ルアン
Jr D Lance Bullard
ディー.ランス、ブラード、ジュニア
Dean C Alberson
ディーン、シー.アルバーソン
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Abstract

【課題】自動車の進入による大きな荷重に耐え、エネルギーを吸収できる踏切のための自動車バリヤーを提供する。
【解決手段】道路のそれぞれの側に配置されるコンクリートバンカー30内に固定された直立した支柱32は、回転運動及び軸方向運動するスリーブ72を有する。緩衝器84が、それぞれのスリーブ72に取り付けられる。ネット20は、道路を横断して延び、緩衝器84の向かい側の端部に取り付けられる。自動車がネット84に衝突することによって、ネット20に引張力を発生させ、緩衝器84が伸長し、支柱32の軸を中心にして回転する。ネット20からの力は、支柱32へ伝達される。ネット20は、鉄道線路に平行に道路を横断する溝に収納され、必要に応じて、上げ下げされる。
【選択図】図2B

Description

本発明は、例えば、無謀な走行をする自動車のエネルギーのような、望ましくないエネルギーを散逸させるのに使用することのできるエネルギー吸収システムに関する。このシステムは、様々な用途に使用することができ、その用途には、HOVレーン交通制御、可動橋、セキュリティゲート又は衝突クッションが含まれる。一つの用途においては、システムは、警報遮断機が降りているとき又はその近くに列車が存在するときに、自動車が鉄道線路を横断してしまうのを防止するのに使用される。
列車の平均速度の増加や、道路上の自動車の数の増加のために、自動車が鉄道線路を無理に横断する問題が、益々、表面化してきている。例えば、米国の東海岸において、人口密集地域を通る新しい高速鉄道が、最近、開通した。自動車が時間的に無理に鉄道線路を横断するのを防止するための従来のシステムは、決して十分に満足できるものではないことが分かっている。従来の遮断機は、列車が来ていることにまだ気づいていない短気なドライバが通り抜けることができ、また、いずれにしても、制御不能の自動車を停止させることができない。
その他の自動車遮断装置が、提案されてきたが、それらのいずれもが、実用的でありかつ商業的に実施することができるような形でこの問題を解決してはいない。したがって、時代遅れの遮断機が、今でも踏切を守るための最も一般的なシステムであり続けている。
一様態においては、本発明によるエネルギー吸収システムは、支柱と、支柱を中心にして回転することのできる支持スリーブと、スリーブに接続された圧縮された状態にある一つか又はそれ以上の液圧緩衝器と、緩衝器に接続されたしきい値力固定機構と、緩衝器に接続された地面の中へ引っ込むことのできる制止ネットとを含み、固定機構は、少なくとも最小しきい値力に等しい引張力が作用するまでは緩衝器が伸長するのを防止し、最小しきい値力は、静的状態において制止ネットによって緩衝器に加えられる静的引張力よりも大きく、最小しきい値力は、自動車が相当な速度でネットに衝突したときにネットが緩衝器に加える動的引張力よりも小さい。
別の態様においては、本発明によるエネルギー吸収システムは、垂直軸を固定するための固定手段と、引張力を吸収するとともに垂直軸を中心にして回転するための、固定手段に接続された衝撃吸収手段と、少なくとも最小しきい値力に等しい引張力が作用するまでは衝撃吸収手段が伸長するのを防止するための、衝撃吸収手段に接続されたしきい値力固定手段とを含む。好ましくは、衝撃吸収手段は、固定手段及び/又は軸を中心にして回転するための回転手段に接続される。回転手段は、例えば、支持スリーブであってもよい。
エネルギー吸収システムは、衝撃吸収手段に作用するトルクによる変形を阻止するために、衝撃吸収手段の構造強度を増大するためのトルク保護手段をさらに備えてもよい。制止手段は、力を吸収するために、かつ、力を衝撃吸収手段に伝達し、そして、衝撃吸収手段を介して支持手段に伝達するために、衝撃吸収手段に接続されてもよい。制止手段は、制止ネット又はネット手段を含んでもよい。それは、好ましくは、馬蹄形ケーブル、すなわち、山、谷及び中間点を有する垂直振幅を備えた波形でもって実質的に水平に延びるケーブルを備え、波の中間点の接線は、山及び谷の接線に対して少なくとも90°の角度を有する。
さらに別の態様においては、本発明によるエネルギー吸収システムは、支柱と、支柱を中心にして回転することができ、かつ、オプションとして、支柱上を垂直方向に摺動することのできる支持スリーブと、スリーブに接続された緩衝器と、少なくとも最小しきい値力に等しい引張力が作用するまでは緩衝器が伸長するのを防止する、緩衝器に接続された剪断ピンとを含む。好ましくは、最小しきい値力は、約3,000ポンドから約15,000ポンドまでの範囲にある。より好ましくは、約5,000ポンドから約10,000ポンドまでの範囲にある。エネルギー吸収システムは、車輪と、支柱上の少なくとも2つの緩衝器間に存在するクロスバーとを含んでもよく、それによって、緩衝器を支持する。
さらなる態様においては、本発明によるエネルギー吸収システムは、支柱と、支柱を中心にして回転することができ、かつ、オプションとして、支柱上を垂直方向に摺動することのできる支持スリーブと、スリーブに接続された緩衝器と、緩衝器に接続された制止ネットと、少なくとも最小しきい値力に等しい引張力が作用するまでは緩衝器が伸長するのを防止する、緩衝器に接続された剪断ピンとを含む。好ましくは、静的状態にある制止ネットは、緩衝器に静的引張力を加え、最小しきい値力は、静的引張力よりも大きい。ネットは、好ましくは、道路を横断して延び、かつ、地面の中へ引っ込むことができる。ネットは、好ましくは、馬蹄形ケーブル、すなわち、山、谷及び中間点を有する垂直振幅を備えた波形でもって実質的に水平に延びるケーブルを備え、波の中間点の接線は、山及び谷の接線に対して少なくとも90°の角度を有する。
また、さらなる態様においては、本発明による制止ネットは、上部、中央部及び下部の水平に延びる構造ケーブルと、水平に延びる構造ケーブルに沿って延び、かつ、水平に延びる構造ケーブル間に延びる馬蹄形ケーブル、すなわち、山、谷及び中間点を有する垂直振幅を備えた波形でもって、水平に延びる構造ケーブルに沿って実質的に水平に延びるケーブルを含み、波の中間点の接線は、山及び谷の接線に対して少なくとも90°の角度を有する。
なおまた、さらなる態様においては、本発明による踏切安全システムは、道路と、道路を横断する鉄道線路と、道路のそれぞれの側にそれぞれ設置された第1及び第2のエネルギー吸収システムと、自動車が鉄道線路を横断するのを制止するための地面の中へ引っ込むことのできる制止手段とを含み、制止手段は、鉄道線路のそれぞれの側において第1及び第2のエネルギー吸収システム間に道路を横断して延び、第1及び第2のエネルギー吸収システムのそれぞれは、固定手段をしっかりと支持するための支持手段と、支持手段に対して垂直軸をしっかりと固定するための固定手段と、衝撃吸収システムに加えられた力を吸収するための衝撃吸収手段とを備え、衝撃吸収手段は、垂直軸を中心にして回転するように固定手段に取り付けられ、緩衝器に接続されたしきい値力固定機構が、少なくとも最小しきい値力に等しい引張力が作用するまでは緩衝器が伸長するのを防止し、制止手段は、馬蹄形ケーブルを備える。
多車線道路の踏切を示す斜視図であり、本発明の一実施の形態が導入され、自動車を制止している様子が示されている。 多車線道路の踏切を示す斜視図であり、好適な実施の形態が導入され、自動車を制止している様子が示されている。 鉄道線路の一方の側に存在する実施の形態の部分断面平面図である。 ネットスロット、バンカー、ネット、支柱及びネット上げ下げ機構(しきい値力固定機構を備えた一対の液圧緩衝器を含み、緩衝器を支持するために、車輪及び垂直クロスバーを備えている)を示す部分断面側面図である。 ネットスロット、バンカー、ネット、支柱及びネット上げ下げ機構(しきい値力固定機構を備えた一対の液圧緩衝器を含み、緩衝器を支持するための車輪及び垂直クロスバーは備えていない)を示す部分断面側面図である。 鉄道線路の一方の側に存在する第2の実施の形態の平面図である。 鉄道線路の一方の側に存在する第2の実施の形態(緩衝器を支持するために、車輪及び垂直クロスバーを備えている)の側面図である。 鉄道線路の一方の側に存在する第2の実施の形態(緩衝器を支持するための車輪及び垂直クロスバーは、備えていない)の側面図である。 スリーブ及びネット上げ下げジャッキを備えた支柱の断面図である。 スリーブ及びネット上げ下げジャッキを備えた支柱の側面図である。 スリーブとしきい値力固定機構を備えた緩衝器とを備えた支柱の分解斜視図である。 しきい値力固定機構の役割をなす剪断ピンを備えた液圧緩衝器(静的状態にある)の好適な実施の形態の側面図であり、部分的に断面図として示されている。 しきい値力固定機構の役割をなす剪断ピンを備えた液圧緩衝器(自動車がネットに衝突した後の伸長した状態にある)の好適な実施の形態の側面図であり、部分的に断面図として示されている。 しきい値力固定機構の役割をなす剪断ピン及びトルク保護構造体を備えた液圧緩衝器(静的状態にある)の第2の好適な実施の形態の側面図であり、部分的に断面図として示されている。 しきい値力固定機構の役割をなす剪断ピン及びトルク保護構造体を備えた液圧緩衝器(自動車がネットに衝突した後の伸長した状態にある)の第2の好適な実施の形態の側面図であり、部分的に断面図として示されている。 一実施の形態によるネットの拡大側面図である。
好適な実施の形態の一態様におけるエネルギー吸収システムは、固定された垂直軸を提供するための支柱又はその他の機構と、力を吸収するために支柱に取り付けられた衝撃吸収機構と、衝撃吸収機構に接続された制止ネット又はその他のバリヤーとを備える。衝撃吸収機構は、好ましくは、軸を中心にして回転することができるように取り付けられ、かつ、軸に対して実質的に直角をなす方向へ伸長することができる。
好ましくは、衝撃吸収機構は、固定機構を備えた液圧緩衝器であり、それによって、ピストンは、最小しきい値力に等しいか又はそれよりも大きい引張力に応答して伸長する以外、伸長することはない。一態様においては、静的状態にある制止ネットから加えられる静的引張力は、この最小しきい値力よりも小さいが、制止ネットに衝突する自動車によって緩衝器に加えられる動的引張力のために増加する引張力は、この最小しきい値力よりも大きいと考えられる。
別の実施の形態によれば、制止ネットは、上部、中央部及び下部の水平に延びる構造ケーブルを備える。馬蹄形曲線の形で配置されたケーブルが、水平に延びるケーブルに沿って延び、かつ、その水平に延びるケーブル間に延びる。「馬蹄形曲線」という用語は、馬蹄の形状をした複数の山及び馬蹄の形状をした複数の谷を備えた波の形をした曲線を含む。そのようなケーブルは、改善された捕捉能力を有することが知られている。好適な実施の形態においては、このケーブルは、山、谷及び中間点を有する垂直振幅(正弦波に類似する)を備えた波形でもって実質的に水平に延び、波の中間点の接線は、以下でさらに説明するように、山及び谷の接線に対して少なくとも90°の角度を有する。
図面を参照すると、類似する符号は、いくつかの図面を通して、同一の又は類似する構成要素を表現しており、そして、とりわけ、図1を参照すると、典型的な踏切に配置された一実施の形態の概略的な構成が、示される。道路は、符号10によって概略的に示され、鉄道線路は、符号12によって概略的に示される。一対の捕捉ネット20が、道路10を横断して線路12に平行に張られている。それぞれの捕捉ネット20は、道路10の両側に配置された一対のハウジング22間に延びる。ネット20は、それぞれの端部において、緩衝器に接続され、そして、その緩衝器は、以下でより詳細に説明するように、ネット20を上昇及び降下させるための機構に接続され、あるいは、そのような機構の一部と考えてもよい。その機構は、全体がハウジングに含まれていてもよい。あるいは、図1に示されるように、機構は、ハウジングから突き出ていてもよい。あるいは、ハウジングは、完全に省略されてもよい。機構は、踏切において遮断機を制御するために一般的に使用されるような標準的な列車検出システムの制御下にある。それぞれのハウジング22は、ハウジングを支持しかつハウジングに安定性を提供する支持体28を含む。
好ましくは、それぞれのネット20は、通常、ハウジング22間において道路10を直角に横断して延びるスロット24内に収納されている。図1の上部に示されるのは、自動車26であり、その自動車26は、ネット20に衝突しており、かつ、列車が通過するときに自動車26及びその搭乗者が線路12に侵入するのを防止するために、ネット20によって制止させられている。上部に示されるネット20は、衝突によって、その静的状態から撓められており、それによって、浅い「V」字形を形成している。撓むことができることは、さらに、制止力を提供し、自動車26を徐々に停止させるのを可能にし、それによって、自動車26及びその搭乗者に作用する衝撃力の悪影響を小さくする。撓みかつ制止させる機能は、以下でより詳細に説明する独特のエネルギー吸収システムによって達成される。
平面図が、図2Aに示され、道路10及びハウジング22は、省略されている。図2Bは、図2Aの線2B−2Bに沿った側面図を示す。図2Cは、類似する側面図を示す。支持体28は、コンクリートバンカー30及び支柱32を備える。支柱32は、垂直軸52をしっかりと固定するための構造体である。バンカー30は、現場で流し込まれてもよく、あるいは、どこかほかの場所で製造され、現場で道路10のそれぞれの側に敷設されてもよく、そして、基礎34及び直立バンカー壁36を備える。壁36は、バンカー30内におけるピット38を画成し、そのピット38は、道路10に向かって上方へ開放している。典型的には、基礎34は、例えば、2フィートから12フィートまでの幅及び3フィートから9フィートまでの深さであってもよい。壁36の上部40は、好ましくは、地表面42から約6インチの高さにあり、バンカー30の周囲に保護縁石を提供する。水がピット38内に少しでも溜まればそれを排水管46へ除去するために、好ましくは、排水ポンプ44が、提供される。
25インチの鉄パイプ48から構成されてもよい支柱32には、コンクリート50が充填され、好ましくは、ピット38の底部において、約4フィートの深さだけ基礎34の中に埋め込まれ、基礎34の上部から上方へ5フィートから6フィートだけ延びる。支柱32は、垂直軸52を有し、その役割は、以下で明らかとなる。基礎34と壁36とは、一体のコンクリートであってもよい。支持体28の寸法及び質量のために、支持体28は、それに加えられる力に耐えることのできるしっかりとした支持体を提供する。
また、典型的には、現場には、コンクリートの道路基礎54が存在し、その道路基礎54は、道路10を横断して他方のバンカー30まで延びるが、すべてのバンカー30は、同じものであってもよいので、他方のバンカーについては、詳細には説明しない。道路基礎54は、好ましくは、少なくとも一つのキースロット56を含み、そのキースロット56は、都合の良いどのような寸法及び形状を有してもよい凹部を備える。
道路基礎54は、一対のプレキャストコンクリート構造体58、58′を支持し、そのコンクリート構造体58、58′は、道路内にネットスロット24、24′を備え、そのネットスロット24、24′内に、ネット20が、格納のために降下させられる。図2B及び図2Cに示されるように、ネットスロット24、24′の上部60は、地表面42の高さにあり、そのために、それらの上部60は、道路10の表面と同一平面をなす。構造体58、58′は、基本的に、図2A〜図2Cに並べて示される一対のネットスロット24、24′を形成する。構造体58、58′のそれぞれは、実質的にU字形であり、基部62、62′及びスロット24、24′を画成する一対の直立アーム64、64′を有する。コンクリート構造体58、58′は、鏡像をなすものであり、さもなければ、同一のものであるので、構造体58に関する以下の説明は、構造体58′にも当てはまる。例としてのネットスロット24が、ここに援用されるGelfandらへの米国特許第5,762,443号明細書に記載された図8に断面図で示される。
図2B及び図2Cに示される部分断面図は、スロット24及びピット38を二等分したものである。基部62の上表面は、凍結して障害物を発生させるかもしれない雨水がスロット24内に溜まらずに流れ去るのを可能にするように、ピット38へ向かって傾斜している。図2B及び図2Cに示される勾配は、徐々に減少してもよいことに注意されたい。
ネットスロット24を形成するコンクリート構造体58は、どこかほかの場所でプレキャストされ、その後に、現場に搬送されてもよい。ネットスロット24の基部62は、好ましくは、少なくとも一つの下方へ延びるキー66を有し、そのキー66は、キースロット56に対して相補的な寸法及び形状を有する。キー66は、システムを道路基礎54に位置合わせするのを助け、また、道路基礎54に対するコンクリート構造体58の剪断運動を阻止する。キー66が、キースロット56に嵌め込まれた後、キースロット56は、好ましくは、グラウトを注入してしっかりと固められる。コンクリート構造体58をプレキャストし、それにキー66を提供することは、現場での組み立てを容易にし、それによって、建設費を節減する。
図2B及び図2Cにそれぞれ示されるように、エネルギー吸収システムは、緩衝器を支持するために、車輪80と、緩衝器間の垂直クロスバー82とを備えてもよく、あるいは備えなくてもよい。また、クロスバーは、もしそれがなければ、ネットに衝突する自動車が上部ケーブル及び下部ケーブル(すなわち、緩衝器)をお互いに近づけようとすることによって発生するかもしれない緩衝器に作用する垂直トルクを軽減する。したがって、クロスバーは、この垂直トルクを防止する安定器として動作することができる。緩衝器84が、長く、及び/又は、重たい場合には、車輪80及びクロスバー82は、とりわけ、好ましいものである。馬蹄形ケーブルを備えたネット構造において、車輪80及びクロスバー82が、示されているが、図1Aに示される構造も含めて、その他のネット構造で使用されてもよいことが分かる。さらに、スキッドプレート又はその他の支持手段が、車輪と組み合わせて使用され、あるいは、車輪の代わりとして使用されてもよいことが容易に分かる。
図4、図5、図6及び図7を参照すると、エネルギー吸収システムの好適な実施の形態は、支柱32を軸にして回転することができかつ支柱32上を垂直方向に摺動することのできる支持スリーブ72と、緩衝器フランジ114を支持スリーブフランジ116に固定することによって支持スリーブ72に取り付けられた一対の緩衝器84とを備える。緩衝器84は、以下でより詳細に説明するように、しきい値力固定機構を備える。
支柱32は、基礎34に埋め込まれ、それによって、垂直軸52の位置をコンクリート内にしっかりと固定する。支持スリーブ72は、支柱32上を垂直方向に摺動することができる。好ましくは、図4及び図5から分かるように、支持スリーブ72は、亜鉛めっき鋼スリーブ74を備え、そのスリーブ74は、その内部にプレス嵌めされた潤滑青銅インサート76を備え、そのインサート76は、外面が機械加工された支柱32にぴったりと嵌り込むようにリーマー仕上げされたものである。図5において、インサート76は、鋼スリーブ74から分離して示されている。支持スリーブ72に上下に取り付けられているのは、2つの衝撃吸収機構84である(図5)。
それぞれの衝撃吸収機構84のハウジング110は、鋼スリーブ74に取り付けられ、衝撃吸収機構84のピストン112は、ネット20に接続される。図3及び図8に示される接続は、ネット20をピストン112に取り付ける多くの方法の例にすぎない。
一実施の形態においては、緩衝器84は、12インチのストロークによる約50,000ポンドの抵抗力及び5,000ポンドの戻り力を有するアキュムレータを備えた液圧装置である。別の実施の形態においては、緩衝器84は、4フィートのストロークによる約20,000ポンドの抵抗力及び5,000ポンドの戻り力を有するアキュムレータを備えた液圧装置である。
図5から最もよく分かるように、鋼スリーブ74は、緩衝器フランジ114に接続するフランジ116を有する。緩衝器シリンダ110は、フランジ114によって、フランジ116に着脱可能に取り付けられる。緩衝器ピストン112は、ネット20に着脱可能に取り付けられる。一実施の形態においては、その取付は、ピストン112のねじ付き延長部分118によって達成され、その延長部分118は、ネット20に取り付けられた内面にねじを有するスリーブボルト(図示しない)にねじ込まれる。好ましくは、図6〜図7に示されるように、取付は、ピストン112のアイレット延長部分119によって達成され、ネット20をピストン112にしっかりと取り付けるために、ケーブル、クランプ又はその他の適切な固定機構が、そのアイレットの中に通されてもよい。
図6A及び図6Bは、衝撃吸収機構の好適な実施の形態を示す。緩衝器84は、それらの静的状態及び伸長状態がそれぞれ示されている。平面図であるので、上側の緩衝器84しか見えず、下側の緩衝器は、見ることのできる上側の緩衝器の真下にある。静的状態(図6A)において、ネット20は、図1の下部に示されるネット20によって例示されるように、道路10を横断して横に張られる。図6Aに示されるように、ネット20は、まだ、自動車の衝突による影響を受けていない。
緩衝器84は、通常、しきい値力固定機構によってしっかりと固定された圧縮状態にある。しきい値力固定機構は、しきい値引張力に耐えることができる。一実施の形態においては、しきい値力固定機構は、剪断ピンカラー101を介して剪断ピンリング102内に挿入された一連の剪断ピン100を含む。剪断ピンカラー101は、緩衝器のその他の部材と一体のものであってもよく、あるいは、分離したものであってもよい。剪断ピンは、オプションとして、止めねじ103によって固定されてもよい。剪断ピンと組み合わせて使用されあるいは剪断ピンの代わりに使用されてもよい、その他のしきい値力固定機構を容易に考え出すことができる。例えば、ブレーキパッド、又は釣り合いおもり、又はその他の反対に作用する力のような固定機構が、使用されてもよい。しきい値力固定機構は、その圧縮状態から伸長することなく、緩衝器84がネット20を引っ張ってぴんと張ることを可能にする。道路10の反対側にある同一の構造を有する緩衝器は、ネット20のもう一方の側を引っ張ってぴんと張る。典型的には、捕捉ネット20は、そのケーブルに5,000〜10,000ポンドのプレテンション水平荷重をかけて取り付けられる。
自動車26が、ネット20に衝突すると、自動車は、ネットを撓め、そのネットは、最小しきい値力を超える引張力を緩衝器84に加える。しきい値力手段が、剪断ピンを含む場合、その引張力によって、ピンが剪断され、それによって、緩衝器84のピストン112は、シリンダ110内にある作動液の抵抗力に逆らって伸長することができる(図6B)。それによって、ピストンが伸長しているときに、衝撃が吸収され、また、ネット20の力は、緩衝器84及び支持スリーブ72を回転させる。それによって、ネット20に加えられる力は、基礎34の中に埋め込まれてしっかりと固定された支柱32の中心に伝達される。エネルギーは、ネット20、緩衝器84及び支柱32の全体に分散され、かつ、ネット20、緩衝器84及び支柱32によって吸収される。これは、比較的小さな寸法を可能にするとともに、加えられた力に抵抗するのに効果的である。
衝撃吸収機構の第2の実施の形態は、トルク保護構造を含む。図7A及び図7Bに示されるような好ましい形態においては、緩衝器84は、保護スリーブ111を含み、その保護スリーブ111は、自動車を捕捉し緩衝器84を変形させるときにネット20が加えるトルクによるハウジング110又は緩衝器84のその他の部材の変形を阻止するために、構造強度を増大させる。保護スリーブ111は、適切な、どのような構造材料から製造されてもよいが、好ましくは、アルミニウム又は鋼である。
図1、図3及び図8を参照すると、制止機構は、61トンか又はそれ以上の破壊強度を有する1インチの亜鉛めっき構造ストランドからなる複数の水平に延びる構造ケーブル136を備えるネット20を含む。制止機構の一実施の形態においては、構造ケーブル136は、図1Aに示されるように、複数の垂直に延びるケーブル138によって接続される。これらの垂直ケーブル138は、好ましくは、スエージ成形ソケットを介して水平ストランド136に接続された24トンの最小破壊強度を有する5〜8インチの亜鉛めっき構造ストランドである。
制止機構の別の実施の形態においては、構造ケーブル136は、図1B、図3及び図8に示されるように、馬蹄形ケーブル138によって接続される。好ましくは、馬蹄形ケーブルは、ワイヤロープからなり、ワイヤロープケーブルクランプ140によって構造ケーブルに固定されていてもよい。馬蹄形ケーブルは、複数のケーブルからなっていてもよいが、より数の少ないことが好ましい。馬蹄形ケーブルの設計構造は、ネットが自動車を包み込むのを可能にすることによって、典型的な自動車捕捉特性を提供し、自動車が、ネット上を滑り抜けるのを防止する。図1B、図3及び図8から分かるように、ケーブルは、垂直振幅を備えた波形でもって実質的に水平に延び、山、谷及び中間点を有する。これらの図面に示される実施の形態においては、山は、上部水平ケーブルに配置され、谷は、下部水平ケーブルに配置され、中間点は、中央部水平ケーブルに配置されている。波の中間点の接線は山及び谷の接線に対して90°以上の角度を有することが、図面からはっきりと分かる。
ここで、図4A及び図4Bに戻り、リフト機構の好ましい形態について説明する。支持スリーブ72の鋼スリーブ74には、図4及び図5に円形として示されるリフトフランジ154がそれに一体的に取り付けられるが、そのリフトフランジ154は、適切な、どのような形状を有してもよい。支持スリーブ72を工場で完成品にすることは、都合がよくかつ実際的なことである。青銅インサート76が、鋼スリーブ74内にプレス嵌めされ、所定の寸法にリーマー仕上げされ、そして、フランジ116及び154が、スリーブ74に溶接される。そして、そのユニットは、いつでも、現場に運搬することができ、かつ、インサート76と嵌合するようにあらかじめ機械加工された鉄パイプ48に簡単に取り付けることができる。
リフトフランジ154は、複数のリフティングジャッキ160の引き上げボルト158のキャップ156上に支持される。リフティングジャッキ160は、好ましくは、ボルトが48インチだけ延びた位置において最低限でも5,000ポンドを支持することができるべきであり、また、モーター162(図2)及び減速装置(図示しない)を備え、それらのモーター及び減速装置は、好ましくは、ジャッキごとに3,500ポンドの重さを20秒以内に48インチだけ持ち上げることのできるものである。複数のリフティングジャッキ160の動作は、ロータリーリミットスイッチを使用することによって、うまく同期させることができる。リフティングジャッキ160は、ベースプレート164に取り付けられる。ベースプレート164は、好ましくは、鉄パイプ48に溶接されていてもよい。
ボルト158を持ち上げるためのポケット168を提供する一対の3インチの鉄パイプ166が、ベースプレート164からそれと一体化されて垂れ下がり、それによって、適切な間隔を置いて制御可能に配置される。また、現場に搬送する前に、パイプ48、ベースプレート164及びパイプ166を一体に組み立てることは、現場での組み立てを容易にする。なぜなら、それらをユニットとして現場に搬送することができ、かつ、所定の位置に容易に配置することができるからである。よりいっそう好ましくは、ユニットは、(どこかほかの場所で)バンカー30内に事前に取り付けられてもよく、そのバンカー30そのものが、現場に搬送され、そして、設置されてもよい。
図1に示されるハウジング22は、好ましくは、ステンレス鋼の外部パネルを備えたプレハブ式の容器であり、それによって、最も過酷な気象条件にも耐えることができる。ハウジング22の側面パネルは、容易にアクセスすることができるように、ヒンジ結合されてもよく、あるいは、ハウジング22は、バンカー壁36から取り去ることのできる一体成形の容器であってもよい。ハウジング22内には、ステンレス鋼の巻き上げ式ドア(図示しない)が、含まれてもよく、そのドアは、ネット20によって持ち上げられ、かつ、重力によって自動的に閉じる。
動作中、制御システム(図示しない)が、近づいてくる列車の存在を感知し、それによって、ネットの動作を制御する。複数のリフトモーター162が、同期して駆動され、それによって、リフティングジャッキ160の引き上げボルト158が、支持スリーブ72及びそれと一緒にネット20を持ち上げる。自動車がネット20に衝突すれば、ネット20は撓み、支柱32の軸52を中心にして衝撃吸収機構78を回転させ、液圧緩衝器84を伸長させ、自動車を制止させる。制止力は、軸52を介して作用し、コンクリート基礎内にしっかりと埋め込まれたコンクリート充填鉄パイプに引張力を加える。列車が通過した後、制御システムは、ネット20をコンクリート構造体のスロット24又はネットスロット58内に降下させるために、モーター162を逆回転させる。
踏切に加えて、このシステムは、その他の様々な用途に使用されてもよく、HOVレーン交通制御、可動橋、セキュリティゲート、衝突クッションのような用途が含まれる。そのような用途のための制御システムは、踏切に使用されるシステムとは異なるかもしれないことが容易に分かる。セキュリティゲートの場合、例えば、制止ネット又はその他のバリヤーは、通常、持ち上げられた位置にあり、セキュリティシステムの作動(例えば、守衛、暗証カード、キーボード入力、などによる)は、そのバリヤーを降下させ、通行を許可する。
図3A及び図3Bに示されるものに類似する実施の形態が、地面の中へ引っ込める能力を備えずに、以下のように構成された。装置の全幅は、支柱の中心線から中心線までの距離が18.4m(60.4ft)であった。ネット幅は、10.5m(34.5ft)であった。取り付けられていないときの組み立てられたネットの高さは、0.9m(3.0ft)であった。取り付けられかつぴんと張った時のネットの高さは、ネット組立品の中心線において測定した場合、上部ケーブルの中心まで1.0m(3.3ft)であり、下部ケーブルの中心まで0.2m(0.7ft)であった。引張力の測定は、上部ケーブル及び下部ケーブルにおいて、それぞれ、27.5kN(6182.3lb)及び17.5kN(3934.2lb)が記録された。
ケーブルネットは、等間隔に配置された3つの水平部材から組み立てられた。上部及び下部の水平部材は、直径が19mm(0.8in)のExtra High Strength(EHS)ワイヤストランドであった。中央部材は、直径が16mmの6×26ワイヤロープであった。馬蹄形ケーブルネット部材は、単一の直径が16mm(0.6in)の6×26ワイヤロープであった。ワイヤロープは、ネット幅の全体にわたって上下に編まれ、それぞれの位置においては、3つの19mm(0.8in)のケーブルクランプによって上部及び下部の水平ワイヤストランド部材に取り付けられ、また、ロープが中央ストランドと交差する箇所においては、一つの32mm(1.3in)の変形ケーブルクランプによって取り付けられた。上部及び下部のストランドの端部には、Preformed Line Products(商標)の1.8m(6.0ft)のBig Grip Dead Endsが取り付けられた。ネットは、一方の側が、上部及び下部の水平ストランドの位置において、32mm(1.3in)×457mm(18in)のターンバックル及び19mm(0.8in)のクレビスによって緩衝器に取り付けられた。反対側のネット端部は、上部及び下部の水平ストランドの位置において、19mm(0.8in)のクレビスによって緩衝器に接続された。
支柱は、回転するアンカーシステム又はヒンジ結合されたアンカーシステムを構成するために、2つの部分の鉄パイプから製造された。支柱のうち埋め込まれてしっかりと固定される内部部分は、OD305mm(12.0in)、肉厚25mm(1.0in)×1372mm(54.0in)のA36鋼管から製造された。さらに、支持体を構成するために、2つの6mm(0.25in)の圧延青銅プレートが、それぞれの内部部分に溶接された。道路表面から152mm(6.0in)だけ上方にある外部部分を垂直方向に支持するために、厚さ6mm(0.3in)×幅54mm(2.1in)の鉄シェルフリングが、内部部分の外周に溶接された。内部部分は、25mm(1.0in)×686mm(27.0in)×686mm(27.0in)の鉄板に隅肉溶接され、16個の25mm(1.0in)の機械的アンカーを埋め込むことによってしっかりと固定された。外部部分は、OD381mm(15.0in)、肉厚19mm(0.8in)×1372mm(54.0in)のA36鋼管から製造された。
液圧緩衝器シリンダは、全長が2.9m(9.6ft)であった。有効ピストンストロークは、2.4m(8.0ft)であった。
この特定の実施の形態は、地面の中へ引っ込める能力を有するものではないが、ネット及び/又は支柱を部分的に又は完全に地面の中へ引っ込めるのを可能にする様々な手段がこの実施の形態及びその他の実施の形態において使用されてもよいことが分かる。例えば、上述した垂直方向に摺動することのできる支持スリーブは、ネットを地面の中へ引っ込めるのを可能にするために選択することのできる手段の一つである。別の選択可能な手段は、支柱の全体又は一部分を、例えば、垂直方向に引っ込めるものであってもよく、あるいは、水平軸を中心にして回転させることによって引っ込めるものであってもよい。

Claims (61)

  1. 支柱と、
    緩衝器と、
    少なくとも最小しきい値力に等しい引張力が作用するまでは前記緩衝器が伸長するのを防止する固定機構と、
    を備えたエネルギー吸収システム。
  2. 前記支柱が、垂直軸を固定するための固定手段であり、
    前記緩衝器が、前記固定手段に接続された衝撃吸収手段であり、引張力を吸収し、かつ、前記垂直軸を中心にして回転し、
    前記固定機構が、前記衝撃吸収手段に接続されたしきい値力固定手段であり、前記少なくとも最小しきい値力に等しい引張力が作用するまでは前記衝撃吸収手段が伸長するのを防止する、
    請求項1に記載のエネルギー吸収システム。
  3. 前記衝撃吸収手段が、前記垂直軸に平行な方向へ直線移動することができる、請求項2に記載のエネルギー吸収システム。
  4. 前記衝撃吸収手段が、前記垂直軸に対して実質的に直角をなす方向へ伸長することができる、請求項2に記載のエネルギー吸収システム。
  5. 前記衝撃吸収手段が、前記垂直軸に対して実質的に直角をなす方向へ伸長することができる、請求項3に記載のエネルギー吸収システム。
  6. 前記衝撃吸収手段が、前記固定手段を中心にして回転する回転手段に接続された、請求項2に記載のエネルギー吸収システム。
  7. 前記衝撃吸収手段が、50,000ポンドの抵抗力を有する、請求項2に記載のエネルギー吸収システム。
  8. 前記衝撃吸収手段が、12インチのストロークを有する、請求項7に記載のエネルギー吸収システム。
  9. 前記衝撃吸収手段が、5,000ポンドの戻り力を備えたアキュムレータを有する、請求項7に記載のエネルギー吸収システム。
  10. 前記衝撃吸収手段が、20,000ポンドの抵抗力を有する、請求項9に記載のエネルギー吸収システム。
  11. 前記衝撃吸収手段が、4フィートのストロークを有する、請求項10に記載のエネルギー吸収システム。
  12. 前記衝撃吸収手段が、5,000ポンドの戻り力を備えたアキュムレータを有する、請求項11に記載のエネルギー吸収システム。
  13. 前記回転手段が、前記固定手段に取り付けられた、請求項6に記載のエネルギー吸収システム。
  14. 前記回転手段が、支持スリーブを備えた、請求項6に記載のエネルギー吸収システム。
  15. 前記衝撃吸収手段に作用するトルクによる変形を阻止するために、前記衝撃吸収手段の構造強度を増大させるトルク保護手段をさらに備えた、請求項2に記載のエネルギー吸収システム。
  16. 前記衝撃吸収手段に作用するトルクによる変形を阻止するために、前記衝撃吸収手段の構造強度を増大させるトルク保護手段をさらに備えた、請求項6に記載のエネルギー吸収システム。
  17. 力を吸収するために、かつ、力を前記衝撃吸収手段に伝達し、そして、前記衝撃吸収手段を介して前記支持手段に伝達するために、前記衝撃吸収手段に接続された制止手段を備えた、請求項2に記載のエネルギー吸収システム。
  18. 力を吸収するために、かつ、力を前記衝撃吸収手段に伝達し、そして、前記衝撃吸収手段を介して前記支持手段に伝達するために、前記衝撃吸収手段に接続された制止手段を備えた、請求項6に記載のエネルギー吸収システム。
  19. 前記制止手段が、制止ネット手段を備えた、請求項18に記載のエネルギー吸収システム。
  20. 前記制止手段が、馬蹄形ケーブルを備えた、請求項18に記載のエネルギー吸収システム。
  21. 前記制止手段が、山、谷及び中間点を有する垂直振幅を備えた波形でもって実質的に水平に延びるケーブルを備え、波の中間点の接線が、山及び谷の接線に対して少なくとも90°の角度を有する、請求項18に記載のエネルギー吸収システム。
  22. 前記衝撃吸収手段に作用するトルクによる変形を阻止するために、前記衝撃吸収手段の構造強度を増大させるトルク保護手段と、
    力を吸収するために、かつ、力を前記衝撃吸収手段に伝達し、そして、前記衝撃吸収手段を介して前記支持手段に伝達するために、前記衝撃吸収手段に接続された制止手段と、 をさらに備えた、請求項6に記載のエネルギー吸収システム。
  23. 前記支柱の前記軸を中心にして回転することのできる支持スリーブであって、前記緩衝器が、前記スリーブに接続された支持スリーブと、
    少なくとも最小しきい値力に等しい引張力が作用するまでは前記緩衝器が伸長するのを防止する、前記緩衝器に接続された剪断ピンと、
    を備えた、請求項1に記載のエネルギー吸収システム。
  24. 前記支柱が固定されるバンカーをさらに備えた、請求項23に記載のエネルギー吸収システム。
  25. 基礎及び前記基礎の中に埋め込まれたパイプをさらに備えた、請求項23に記載のエネルギー吸収システム。
  26. 前記緩衝器が、液圧緩衝器である、請求項23に記載のエネルギー吸収システム。
  27. 前記最小しきい値力が、約3,000ポンドから約15,000ポンドまでの範囲にある、請求項23に記載のエネルギー吸収システム。
  28. 前記最小しきい値力が、約5,000ポンドから約10,000ポンドまでの範囲にある、請求項23に記載のエネルギー吸収システム。
  29. 前記緩衝器が、アルミニウム及び鋼からなるグループから選択された材料からなるトルク保護スリーブを備えた、請求項23に記載のエネルギー吸収システム。
  30. 車輪と、支柱上の少なくとも2つの緩衝器間に存在するクロスバーとをさらに備え、前記緩衝器を支持する、請求項23に記載のエネルギー吸収システム。
  31. 前記支柱の前記軸を中心にして回転することのできる支持スリーブであって、前記緩衝器が、前記スリーブに接続された支持スリーブと、
    前記緩衝器に接続された制止ネットと、
    少なくとも最小しきい値力に等しい引張力が作用するまでは前記緩衝器が伸長するのを防止する、前記緩衝器に接続された剪断ピンと、
    を備えた、請求項1に記載のエネルギー吸収システム。
  32. 静的状態にある前記制止ネットが、前記緩衝器に静的引張力を加え、前記最小しきい値力が、前記静的引張力よりも大きい、請求項31に記載のエネルギー吸収システム。
  33. 前記緩衝器に取り付けられたトルク保護スリーブをさらに備えた、請求項31に記載のエネルギー吸収システム。
  34. 前記ネットが、道路を横断して延び、かつ、地面の中へ引っ込めることができる、請求項31に記載のエネルギー吸収システム。
  35. 前記ネットが、鉄道線路の近くにあり、かつ、鉄道線路にほぼ平行である、請求項31に記載のエネルギー吸収システム。
  36. 前記ネットが、馬蹄形ケーブルを備えた、請求項31に記載のエネルギー吸収システム。
  37. 前記馬蹄形ケーブルが、ワイヤロープからなる、請求項36に記載のエネルギー吸収システム。
  38. 前記馬蹄形ケーブルが、実質的に1本のケーブルである、請求項37に記載のエネルギー吸収システム。
  39. 前記制止ネットが、山、谷及び中間点を有する垂直振幅を備えた波形でもって実質的に水平に延びるケーブルを備え、波の中間点の接線が、山及び谷の接線に対して少なくとも90°の角度を有する、請求項31に記載のエネルギー吸収システム。
  40. 制止ネットであって、
    上部、中央部及び下部の水平に延びる構造ケーブルと、
    前記水平に延びる構造ケーブルに沿って延び、かつ、前記水平に延びる構造ケーブル間に延びる馬蹄形ケーブルと、
    を備えた制止ネット。
  41. 前記構造ケーブルが、ワイヤストランドからなる、請求項40に記載の制止ネット。
  42. 前記上部の構造ケーブル及び前記下部の構造ケーブルが、ワイヤストランドからなり、前記中央部の水平ケーブルが、ワイヤロープからなる、請求項40に記載の制止ネット。
  43. 前記馬蹄形ケーブルが、ワイヤロープからなる、請求項40に記載の制止ネット。
  44. 前記上部の構造ケーブル及び前記下部の構造ケーブルが、ワイヤストランドからなり、前記中央部の水平ケーブルが、ワイヤロープからなり、前記馬蹄形ケーブルが、ワイヤロープからなる、請求項40に記載の制止ネット。
  45. 前記馬蹄形ケーブルが、ワイヤロープケーブルクランプによって、前記構造ケーブルに固定された、請求項44に記載の制止ネット。
  46. 前記馬蹄形ケーブルが、山、谷及び中間点を有する垂直振幅を備えた波形でもって、前記水平に延びる構造ケーブルに沿って延び、かつ、波の中間点の接線が、山及び谷の接線に対して少なくとも90°の角度を有する、請求項40に記載の制止ネット。
  47. 前記構造ケーブルが、ワイヤストランドからなる、請求項46に記載の制止ネット。
  48. 前記上部の構造ケーブル及び前記下部の構造ケーブルが、ワイヤストランドからなり、前記中央部の水平ケーブルが、ワイヤロープからなる、請求項46に記載の制止ネット。
  49. 前記馬蹄形ケーブルが、ワイヤロープからなる、請求項46に記載の制止ネット。
  50. 前記上部の構造ケーブル及び前記下部の構造ケーブルが、ワイヤストランドからなり、前記中央部の水平ケーブルが、ワイヤロープからなり、前記馬蹄形ケーブルが、ワイヤロープからなる、請求項46に記載の制止ネット。
  51. 前記馬蹄形ケーブルが、ワイヤロープケーブルクランプによって、前記構造ケーブルに固定された、請求項50に記載の制止ネット。
  52. 踏切安全システムにおいて、鉄道線路と交差する道路のそれぞれの側に設置された、請求項1に記載のエネルギー吸収システムにおいて、
    自動車が前記鉄道線路を横断するのを制止するための、地面の中へ引っ込めることのできる制止手段であって、前記道路のそれぞれの側に存在する前記エネルギー吸収システム間に前記道路を横断して延びる制止手段と、
    前記制止手段に加えられた力を吸収するための衝撃吸収手段であって、前記垂直軸を中心にして回転するように前記固定手段に取り付けられた衝撃吸収手段と、
    少なくとも最小しきい値力に等しい引張力が作用するまでは前記緩衝器が伸長するのを防止する、前記緩衝器に接続されたしきい値力固定機構と、をさらに備え、
    前記制止手段が、馬蹄形ケーブルを備えた、
    エネルギー吸収システム。
  53. 前記システムの少なくとも一部分を地面の中へ引っ込めるための手段をさらに備えた、請求項1に記載のエネルギー吸収システム。
  54. 前記引っ込めるための手段が、前記支柱上を垂直方向に摺動することのできる支持スリーブをさらに備え、前記緩衝器が、前記スリーブに接続された、請求項53に記載のエネルギー吸収システム。
  55. 前記支柱の少なくとも一部分を地面の中へ引っ込めるための手段をさらに備えた、請求項1に記載のエネルギー吸収システム。
  56. 前記支柱の少なくとも一部分が、地面の中へ引っ込むことができる、請求項1に記載のエネルギー吸収システム。
  57. 前記支柱の少なくとも一部分が、地面の中へ垂直方向に引っ込むことができる、請求項56に記載のエネルギー吸収システム。
  58. 前記支柱の少なくとも一部分が、水平軸を中心にして回転することによって、地面の中へ引っ込むことができる、請求項56に記載のエネルギー吸収システム。
  59. 前記支柱上を垂直方向に摺動することのできる支持スリーブをさらに備え、前記緩衝器が、前記スリーブに接続された、請求項1に記載のエネルギー吸収システム。
  60. 前記支柱の前記軸を中心にして回転することのできる支持スリーブであって、前記緩衝器が、前記スリーブに接続された、液圧装置であり、かつ、それが圧縮された状態にある支持スリーブと、
    前記緩衝器に接続された、地面の中へ引っ込むことのできる制止ネットと、をさらに備え、
    最小しきい値力が、静的状態において前記制止ネットによって前記緩衝器に加えられる静的引張力よりも大きく、
    前記最小しきい値力が、自動車が相当な速度で前記ネットに衝突したときに前記ネットが前記緩衝器に加える動的引張力よりも小さい、
    請求項1に記載のエネルギー吸収システム。
  61. 前記支持スリーブが、前記支柱の軸に沿って垂直方向に摺動することができる、請求項60に記載のエネルギー吸収システム。
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