JP2010144392A - 既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造及びその連結方法 - Google Patents

既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造及びその連結方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010144392A
JP2010144392A JP2008321867A JP2008321867A JP2010144392A JP 2010144392 A JP2010144392 A JP 2010144392A JP 2008321867 A JP2008321867 A JP 2008321867A JP 2008321867 A JP2008321867 A JP 2008321867A JP 2010144392 A JP2010144392 A JP 2010144392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
footing
pile head
shear key
steel ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008321867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5150474B2 (ja
Inventor
Masaaki Tada
正明 夛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAETA SEIHIN HANBAI Ltd
Original Assignee
MAETA SEIHIN HANBAI Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAETA SEIHIN HANBAI Ltd filed Critical MAETA SEIHIN HANBAI Ltd
Priority to JP2008321867A priority Critical patent/JP5150474B2/ja
Publication of JP2010144392A publication Critical patent/JP2010144392A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5150474B2 publication Critical patent/JP5150474B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】杭頭部に発生する引張応力やせん断力に対して十分な補強効果を有する既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造を提供する。
【解決手段】杭頭部1Aの外周面に第1せん断キー4を設けた既製杭1と、前記杭頭部1Aに嵌合可能な鋼製リング6の内周面に前記第1せん断キー4と対応する第2せん断キー8を、外周面にフーチングに埋め込まれる定着筋7をそれぞれ備えたフーチング結合材5から構成され、前記フーチング結合材5の前記鋼製リング6を、前記第1せん断キー4と第2せん断キー8との係合による連結で前記既成杭1の杭頭部1Aに固定する構成。
【選択図】図1

Description

本発明は、既製杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造に関し、特に軸引張力を考慮し、かつ杭頭部の耐曲げ応力と耐せん断力に優れた既製杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造及び施工が容易な既成杭の杭頭部とフーチングとの連結方法に関する。
地震や風などにより、支持杭や建物などの構造物には水平力が作用する。通常、支持杭の杭頭部と柱下フーチングとは鉄筋等で緊結されて剛接合されていが、水平力が作用することに伴い、前記杭頭部と構造物との接合部に曲げモーメントとせん断力が生じる。また水平力によって建物などの構造物が揺動し、杭頭部では鉛直軸力として圧縮応力に加え引張応力が発生する。
ところで近年では、高支持力杭工法が普及するに伴い杭の断面積が小さくなる傾向にある。そのため、杭頭部で最大となる曲げモーメントや引張軸力により生ずる引張応力やせん断応力の単位断面積あたりの負担が従来の杭と比較して大きくなっている。
また従来、既製杭とフーチング部を連結する場合には、杭体中空部に鉄筋籠を挿入するとゝもに、中詰めコンクリートを打設して鉄筋籠を定着し、杭上面から延伸する定着用鉄筋をコンクリートフーチング部に定着させて一体化する方法が広く用いられる。一方、鋼管杭や鋼管コンクリート複合杭の場合では、杭頭部外周面に上方に伸びる複数本の定着筋を溶接して固定し、フーチングコンクリート部と一体化する方法や、ネジ鉄筋を杭頭部の上面や外周面に設けたカプラーで固定する方法などもある。
しかし、こうした従来技術では、鉄筋籠を杭体中空部に挿入する場合、鉄筋が過密配筋となり施工が困難となること、定着筋を杭頭部の外周面に溶接する場合は、現場での溶接品質の信頼性に問題があることなどが指摘されている。又、ネジ鉄筋をカプラーで固定する場合には、カプラー材取付や現場でのネジ込み作業が煩雑であるといった欠点も挙げられている。
こうした従来技術に対し、杭頭部に杭外径より大きな内径を有する補強管を被せ、杭頭部の外周面と補強管の内周面との間の空間にコンクリートを充填し、一体化を図るという杭構造が提案されている(以下、従来型外管式杭頭構造)。この方法では、施工に要する時間が短くて済むことに加え、定着鉄筋の位置が杭本体より外側に位置しており、断面が大きくなって鉄筋量を減らすことが可能であるといった利点がある。
実開昭59ー76646号公報 実公平2ー13553号公報 特開2005ー139731号公報 特開2008ー111256号公報
しかし、これらの提案においても、杭頭部に発生する引張応力やせん断力に対して十分な対処が施されておらず、従来と同じ定着筋の付着力と杭頭部の外周面と補強管の内周面との間に取り付けられたズレ止めとコンクリートの支圧抵抗に依存する考え方となっている。また、杭頭部が拡頭構造となっていることから、杭頭部に発生する曲げモーメントに対して有利な反面、周囲のフーチング厚さを大きくしなければならないといった不利な面もある。なお、実公平2ー13553号公報の発明は、外側補強管を杭本体上部に直接ネジ込む形式のものであるが、杭本体上部に雄ネジを形成しなければならず、施工に手間がかかるといった問題点もある。
そこで本発明は、従来の杭頭構造の欠点を解消し、かつ杭頭部に発生する引張応力やせん断力に対して十分な補強効果を有する既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造及び施工が容易な既成杭の杭頭部とフーチングとの連結方法を提供することを目的ととしたものである。
上記の目的を達成するため、本願の請求項1に記載の発明は、杭頭部の外周面に複数の第1せん断キーを設けた既製杭と、該既成杭の前記杭頭部に嵌合可能な鋼製リングの内周面に前記第1せん断キーと対応する第2せん断キーを、外周面にフーチングに埋め込まれる定着筋をそれぞれ備えたフーチング結合材から構成され、前記杭頭部を嵌合によって覆う前記フーチング結合材の鋼製リングを、前記第1せん断キーと第2せん断キーとの係合による連結で前記既成杭の杭頭部に固定する構成としたことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本願の請求項2に記載の発明は、前記第1せん断キーと第2せん断キーとの係合による連結が、前記第1せん断キーと第2せん断キーが互いのテーパ面で噛み合うくさび機構であり、前記フーチング結合材を軸方向又は周方向に移動させることで、前記くさび機構により前記フーチング結合材を鋼製リングを介して前記既成杭の杭頭部に固定する構成としたことを特徴とするものである。
そして、上記の目的を達成するため、本願の請求項3に記載の発明は、前記第1せん断キーと第2せん断キーとの係合による連結が、前記杭頭部の外周に設けた前記第1せん断キーの下端面と前記鋼製リングの内周面に設けた前記第2せん断キーの上端面との衝当による係止構造としたことを特徴とし、本願の請求項4記載の発明は、前記鋼製リングの壁面に、前記第1せん断キーの表面を押圧するボルトを進退可能となるように螺合によって装着し、該ボルトの前記第1せん断キーへ押圧力により前記フーチング結合材を所定位置に固定する構成としたことを特徴とするものである。
さらに、上記の目的を達成するため、本願の請求項5に記載の発明は、前記フーチング結合材の鋼製リングに装着した前記定着筋の上端に拡大部を備えたことを特徴とするものであり、本願の請求項6に記載の発明は、前記杭頭部を嵌合によって覆う前記フーチング結合材の鋼製リングの長さが、前記既成杭の杭径の0.5倍から1.0倍の長さを有する構成としたことを特徴とする。
そして更に、上記の目的を達成するため、本願の請求項7に記載の発明は、前記フーチング結合材の鋼製リングと、前記既成杭の杭本体外周との間に硬化性の充填材を充填することを特徴とするものであり、本願の請求項8に記載の発明は、前記既成杭が、鋼管杭,鋼管コンクリート複合杭または端板に溶接によって固定した補強バンド付きのプレストレストコンクリート杭であることを特徴とするものである。
また、本願の請求項9に記載の発明は、杭頭部の外周面に複数の第1せん断キーを備えた既製杭を地盤に設置する工程と、該既成杭の外径より大きな内径を有し且つ内周面に前記第1せん断キーと対応する第2せん断キーを備えたフーチング結合材の鋼製リングを前記既成杭の杭頭部に被せる工程と、前記第1せん断キー及び第2せん断キーを噛み合わせ又は係合させ、前記既成杭の杭頭部に鋼製リングを介してフーチング結合材を固定する工程と、前記フーチング結合材の鋼製リングに予め取付けられた定着筋とフーチング部のコンクリートとを一体化する工程を順次経ることを特徴とする既成杭の杭頭部とフーチングとの連結方法である。
そして、上記の目的を達成するため、本願の請求項10に記載の発明は、前記第1せん断キー及び第2せん断キーを噛み合わせ又は係合させ、前記既成杭の杭頭部に鋼製リングを介してフーチング結合材を固定する工程が終了した後、前記杭頭部と前記鋼製リングとの間に硬化性の充填材を充填し、前記杭頭部と前記フーチング結合材とを前記硬化性の充填材を介して一体化する工程を経ることを特徴とする既成杭の杭頭部とフーチングとの連結方法である。
本願の請求項1に記載の発明は、上記のように、杭頭部の外周面に複数の第1せん断キーを設けた既製杭と、該既成杭の前記杭頭部に嵌合可能な鋼製リングの内周面に前記第1せん断キーと対応する位置に第2せん断キーを、外周面にフーチングに埋め込まれる定着筋をそれぞれ備えたフーチング結合材から構成され、前記杭頭部の外側に嵌合によって覆った前記フーチング結合材を、前記第1せん断キーと第2せん断キーとの係合による連結で前記既成杭の杭頭部に固定することを特徴とすることから、施工現場において定着筋を溶接する必要がなく、現場での溶接による品質の信頼性についての問題点が解消されるとゝもに、施工時間が短縮される。
また、本願の請求項2に記載の発明は、上記のように、前記第1せん断キーと第2せん断キーとの係合による連結が、前記第1せん断キーと第2せん断キーが互いのテーパ面で噛み合うくさび機構であり、前記フーチング結合材を軸方向又は周方向に移動させることで、前記くさび機構により前記フーチング結合材を鋼製リングを介して前記既成杭の杭頭部に固定する構成としたことを特徴とするものであるから、前記フーチング結合材を軸方向又は周方向に若干移動させるだけの簡単な作業で杭本体との一体化が極めて簡単になし得る。また、第1せん断キーと第2せん断キーの噛み合いによって杭頭部に発生する引っ張り応力が担保されるとゝもに、第1及び第2せん断キーの表面をそのまま引っ張り応力を担保する断面として設計することが可能であり、相対的にせん断キーの大きさや数を少なくする効果がある。
そして、本願の請求項3に記載の発明は、前記第1せん断キーと第2せん断キーとの係合による連結が、前記杭頭部の外周に設けた前記第1せん断キーの下端面と前記鋼製リングの内周面に設けた前記第2せん断キーの上端面との衝当による係止構造としたことを特徴とし、本願の請求項4記載の発明は、前記鋼製リングの壁面に、前記第1せん断キーの表面を押圧するボルトを進退可能となるように螺合によって装着し、該ボルトの前記第1せん断キーへ押圧力により前記フーチング結合材を所定位置に固定する構成としたことを特徴とすることから、前記発明の効果に加え、フーチング結合材と杭本体とを一体化するに際し、前記フーチング結合材の位置決めが確実となる。
また、本願の請求項5に記載の発明は、前記フーチング結合材の鋼製リングに装着した前記定着筋の上端に拡大部を備えたことを特徴とすることから、杭頭部に大きな引張応力が発生した場合であっても、フーチング下面の水平補強鉄筋位置からL0 +10d(mm)長延伸された定着筋とフーチングコンクリートとの間に大きな定着力が発生するため、大きな引張応力に追従可能となる。
更に、本願の請求項6に記載の発明は、前記杭頭部を嵌合によって覆う前記フーチング結合材の鋼製リングが、前記既成杭の杭径の0.5倍から1.0倍の長さを備えてなる構成としたことを特徴とすることから、前記鋼製リングの高さを最小にして最大の杭頭部に発生する引っ張り応力を負担させることができるとゝもに、フーチング深さの無駄な延長を防止できる。すなわち、曲げ応力及び引張応力に対する抵抗力をほぼ維持したままコストの無駄を省くことができる。
そして、本願の請求項7に記載の発明は、前記フーチング結合材の鋼製リングと前記既成杭の杭本体外周との間に硬化性の充填材を埋め込んだことを特徴とすることから、杭頭部に発生する曲げ応力及びせん断応力に対しても鋼製リングの外径をもとに断面設計できるとゝもに、鋼製リングの引抜き応力を前記硬化性の充填材に担保させることができる効果がある。そして更に、本願の請求項8に記載の発明は、前記既成杭が、鋼管杭,鋼管コンクリート複合杭または端板に溶接によって固定した補強バンド付きのプレストレストコンクリート杭であることを特徴とするから、あらゆる既成杭に本発明を応用することができ、自由度が大きい。
また、本願の請求項9に記載の発明は、上記のように、杭頭部の外周面に複数の第1せん断キーを備えた既製杭を地盤に設置する工程と、該既成杭の外径より大きな内径を有し且つ内周面に前記第1せん断キーと対応する第2せん断キーを備えたフーチング結合材の鋼製リングを前記既成杭の杭頭部に被せる工程と、前記第1せん断キー及び第2せん断キーを噛み合わせ又は係合させ、前記既成杭の杭頭部に鋼製リングを介してフーチング結合材を固定する工程と、前記フーチング結合材の鋼製リングに予め取付けられた定着筋とフーチング部のコンクリートとを一体化する工程を順次経ることを特徴とするから、杭頭部とフーチング結合材の固定およびフーチング結合材の定着筋とフーチング部コンクリートの一体化が現場溶接の必要がなく、且つ容易に行える。
そして、本願の請求項10に記載の発明は、上記のように、前記第1せん断キー及び第2せん断キーを噛み合わせ又は係合させ、前記既成杭の杭頭部に鋼製リングを介してフーチング結合材を固定する工程が終了した後、前記杭頭部と前記鋼製リングとの間に硬化性の充填材を埋め込み、前記杭頭部と前記フーチング結合材とを前記硬化性の充填材を介して一体化する工程を経ることを特徴とするものであるから、杭頭部と前記フーチング結合材との一体化がより一層強固なものとなり、杭頭部に発生する引張応力やせん断力に対して十分な補強効果を有する既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造が得られる。
以下、本発明を図面に示す実施形態により詳細に説明する。図1乃至図4において、1はプレストレストコンクリート製の既成杭で、2は前記既成杭1の上端面に装着した金属製の端板である。3は前記既成杭1の上端部、すなわち前記既成杭1の杭頭部1Aに巻き回した金属製の補強バンドで、該補強バンド3はその上端周縁において前記金属製の端板2と溶接によって固定されており、前記既成杭1の杭頭部1Aを補強している。
4は前記既成杭1の杭頭部1Aに設置した第1せん断キーで、杭頭部1Aの外周に所定間隔をおいて複数個(図示では6個)装着されており、正面視矩形状とした金属製のこの第1せん断キー4の表面は、図4において、上端から下端に向け次第に内方向に下降傾斜する内方傾斜面4Aで形成されている。
5は前記既成杭1の杭頭部1Aに嵌合によって装着可能としたフーチング結合材で、前記既成杭1にあって、その杭頭部1Aの外周に被せることができる大きさの内径を有する鋼製リング6と、該鋼製リング6の外周面に所定間隔をおいて装着した複数本の定着筋7と、前記鋼製リング6の内周面に所定間隔をおいて装着した複数個(図示では6個)の第2せん断キー8とからそれぞれ構成されている。
前記定着筋7は金属製の棒状体で、フーチング部のコンクリートに定着させて一体化するためのものであり、その下方部が前記鋼製リング6の外周面に溶接等により固定されている。そして、上方へ向け垂直に延びるこの定着筋7の上端には、図14に示すように、例えばヘッド加工によって形成したり或いは円形のリテーナー等を装着することで形成した拡大部7Aをそれぞれ備えている。
また、前記第2せん断キー8は、前記既成杭1の杭頭部1Aに設置した前記第1せん断キー4と対応する位置に設置したもので、前記第1せん断キー4と同様に、正面視矩形状とした金属製のこの第2せん断キー8の表面は、上端から下端に向け次第に外方向に上昇傾斜する外方傾斜面8Aで形成されており、この第2せん断キー8と前記第1せん断キー4が互いのテーパ面8A,4Aで噛み合うくさび機構を構成している。
そこで、図1乃至図4に示すような構成から成る既成杭1の杭頭部1Aにフーチング結合材5を固定する場合には、図1に示すように、杭頭部1Aに装着した各第1せん断キー4,4とフーチング結合材5の鋼製リング6に装着した各第2せん断キー8,8がそれぞれ同一の軸線上に位置しない状態、すなわち、各第2せん断キー8が第1せん断キー4と4の間に位置するように配設する。そして、図1に示す状態を維持しながらフーチング結合材5を下降させ、前記鋼製リング6を杭頭部1Aの外側に嵌合させる。
そして、フーチング結合材5を更に下降させ、その鋼製リング6に装着した各第2せん断キー8,8が既成杭1の杭頭部1Aに装着した各第1せん断キー4,4を完全に通過する図2の(イ)に示す状態となった位置で前記フーチング結合材5の下降を停止する。そして、図2の(イ)に示す状態で前記フーチング結合材5を反時計方向(矢印方向)に回転させ、図2の(ロ)に示ように、前記第1せん断キー4の下方位置に第2せん断キー8が位置するように、両せん断キー4,8を同じ軸線上に設置せしめる。
つぎに、図2の(ロ)に示状態を維持しながら前記フーチング結合材5を上昇させることで、前記各第1せん断キー4と前記各第2せん断キー8とがそれぞれのテーパ面4A,8Aで互いに噛み合った図3および図4に示す状態とする。前記第1せん断キー4と第2せん断キー8とが上記のくさび機構による噛み合い係合となることで、前記フーチング結合材5は既成杭1の杭頭部1Aに固定され一体化となる。
図5乃至図7は本発明の第2の実施例で、前記図1乃至図4に示す第1の実施例のものとは、既成杭1の杭頭部1Aに装着した第1せん断キーと、フーチング結合材5の鋼製リング6に装着した第2せん断キーとの形態がそれぞれ相違するだけで、その他の構成は同じである。したがって、図5乃至図7に示す第2の実施例では、同一部分は同一の符号を使用してその詳細は省略し、以下に相違する部分とその作用についてのみ詳述する。
図5乃至図7において、14は既成杭1の杭頭部1Aに装着した第1せん断キーで、正面視矩形状とした金属製のこの第1せん断キー14の表面は、図5において、上端から下端に向け次第に外方向に上昇傾斜する外方傾斜面4Aで形成されている。
5は前記既成杭1の杭頭部1Aに嵌合によって装着可能としたフーチング結合材で、前記既成杭1にあってその杭頭部1A外周に被せることができる大きさの内径を有する鋼製リング6と、該鋼製リング6の外周面に所定間隔をおいて装着した複数本の定着筋7と、前記鋼製リング6の内周面に所定間隔をおいて装着した複数個(図示では6個)の第2せん断キー18とからそれぞれ構成されている。
そして、前記各第2せん断キー18は前記杭頭部1Aに設置した前記各第1せん断キー14とそれぞれ対応する位置に設置したもので、前記第1せん断キー14と同様に、正面視矩形状とした金属製のこの第2せん断キー18の表面は、図5において、上端側から下端側に向け次第に内方向に傾斜する内方傾斜面18Aで形成されており、この第2せん断キー18と前記第1せん断キー14がそれぞれのテーパ面18A,14Aで噛み合うくさび機構を構成している。
そこで、図5乃至図7に示すような構成から成る既成杭1の杭頭部1Aにフーチング結合材5を固定する場合には、図5に示すように、杭頭部1Aに装着した各第1せん断キー14,14とフーチング結合材5の鋼製リング6に装着した各第2せん断キー18,18がそれぞれ同一の軸線上に位置する状態、すなわち、各第2せん断キー18が各第1せん断キー14と同一軸線上に位置するように配設する。そして、図5に示す状態を維持しながらフーチング結合材5を下降させ、図6の(イ)に示すように、その鋼製リング6を杭頭部1Aの外側に嵌合させる。
そして、フーチング結合材5を図6の(イ)に示す状態から更に下降させ、その鋼製リング6に装着した各第2せん断キー18,18と既成杭1の杭頭部1Aに装着した各第1せん断キー14,14とが、図6の(ロ)に示す位置、すなわち、各第1せん断キー1414と各第2せん断キー18とがそれぞれのテーパ面18A,14Aで噛み合うことになる。そして、前記第1せん断キー14と第2せん断キー18との上記のくさび機構による噛み合い係合により、前記フーチング結合材5は既成杭1の杭頭部1Aに固定され一体化となる。
図8乃至図10は本発明の第3の実施例で、前記図1乃至図7に示す第1及び第2の実施例のものとは、既成杭1の杭頭部1Aに装着した第1せん断キーと、フーチング結合材5の鋼製リング6に装着した第2せん断キーとの形態がそれぞれ相違するだけで、その他の構成は同じである。したがって、図8乃至図10に示す第3の実施例では、同一部分は同一の符号を使用してその詳細は省略し、以下に相違する部分とその作用についてのみ詳述する。
図8乃至図10において、24は既成杭1の杭頭部1Aに装着した第1せん断キーで、正面視矩形状とした金属製のこの第1せん断キー24の表面は、図8において、左端側から右端側に向け次第に外方向に上昇する上昇傾斜面24Aで形成されている。
5は前記既成杭1の杭頭部1Aに嵌合によって装着可能としたフーチング結合材で、前記既成杭1にあって、その杭頭部1Aの外周に被せることができる大きさの内径を有する鋼製リング6と、該鋼製リング6の外周面に所定間隔をおいて装着した複数本の定着筋7と、前記鋼製リング6の内周面に所定間隔をおいて装着した複数個(図示では6個)の第2せん断キー28とからそれぞれ構成されている。
また、前記第2せん断キー28は前記杭頭部1Aに設置した前記第1せん断キー24と対応する位置に設置したもので、前記第1せん断キー24と同様に、正面視矩形状とした金属製のこの第2せん断キー28の表面は、図8において、右端側から左端側に向け次第に内方向に下降傾斜する内方傾斜面28Aで形成されており、この第2せん断キー28と前記第1せん断キー24が互いのテーパ面18A,14Aで噛み合うくさび機構を構成している。
そこで、図8乃至図10に示すような構成から成る既成杭1の杭頭部1Aにフーチング結合材5を固定する場合には、図8に示すように、杭頭部1Aに装着した各第1せん断キー24,24とフーチング結合材5の鋼製リング6に装着した各第2せん断キー28,28がそれぞれ同一の軸線上に位置しない状態、すなわち、各第2せん断キー28が第1せん断キー24と24の間に位置するように配設する。そして、図8に示す状態を維持しながらフーチング結合材5を下降させ、図9の(イ)に示すように、その鋼製リング6を杭頭部1Aの外側に嵌合させる。
そして、フーチング結合材5の鋼製リング6に装着した各第2せん断キー28,28と既成杭1の杭頭部1Aに装着した各第1せん断キー24,24とが、図9の(イ)に示す位置、すなわち、各第1せん断キー24,24と各第2せん断キー28,28とが横並び状態となった位置で前記フーチング結合材5の下降を停止する。
図9の(イ)に示す状態で、フーチング結合材5を反時計方向(矢印方向)に回転させることで、第1せん断キー24と第2せん断キー28とは互いのテーパ面24A,28Aで、図9の(ロ)および図10に示す状態で噛み合うことになる。そして、前記第1せん断キー24と第2せん断キー28との上記のくさび機構による噛み合い係合により、フーチング結合材5は既成杭1の杭頭部1Aに固定され一体化となる。
図11乃至図13は本発明の第4の実施例で、前記図1乃至図10に示す各実施例のものとは、既成杭1の杭頭部1Aに装着した第1せん断キーと、フーチング結合材5の鋼製リング6に装着した各第2せん断キーの形態が相違するだけで、その他の構造は同じである。したがって、図7乃至図9に示す第3の実施例では、同一部分は同一の符号を使用してその詳細は省略し、以下に相違する部分とその作用についてのみ詳述する。
図11乃至図13において、34は既成杭1の杭頭部1Aに装着した第1せん断キーで、ほゞ直方体からなる金属製のこの第1せん断キー34の下端面34Aは水平面で形成されている。
5は前記既成杭1の杭頭部1Aに嵌合によって装着可能としたフーチング結合材で、前記既成杭1にあって、その杭頭部1Aの外周に被せることができる大きさの内径を有する鋼製リング6と、該鋼製リング6の外周面に所定間隔をおいて装着した複数本の定着筋7と、前記鋼製リング6の内周面に所定間隔をおいて装着した複数個(図示では6個)の第2せん断キー38とからそれぞれ構成されている。
そして、前記第2せん断キー38は前記杭頭部1Aに設置した前記第1せん断キー34と対応する位置に設置したもので、前記第1せん断キー34と同様に、ほゞ直方体からなる第2せん断キー38の上端面38Aは水平面で形成されている。
そこで、図11乃至図13に示すような構成から成る既成杭1の杭頭部1Aにフーチング結合材5を固定する場合には、図11に示すように、杭頭部1Aに装着した各第1せん断キー34とフーチング結合材5の鋼製リング6に装着した各第2せん断キー38がそれぞれ同一の軸線上に位置しない状態、すなわち、各第2せん断キー38が各第1せん断キー34と34との間に位置するように配設する。
そして、この状態を維持しながらフーチング結合材5を下降させ、フーチング結合材5の鋼製リング6を杭頭部1Aの外側に嵌合させる。この状態を維持させながらフーチング結合材5を更に下降させ、図12の(イ)に示すように、鋼製リング6に装着した第2せん断キー38が杭頭部1Aに装着した各第1せん断キー34,34間を通過し、第2せん断キー38の上端面38Aが杭頭部1Aに装着した各第1せん断キー34の下端面34Aを通過した時点で、前記フーチング結合材5の下降を停止させる。
つぎに、図12(イ)に示すこの状態からフーチング結合材5を反時計回り方向(矢印方向)に回動させることで、第1せん断キー34の下端面34Aと第2せん断キー38の上端面38Aとが、図12(ロ)に示すように面接して衝当し、前記第1せん断キー34と第2せん断キー38との衝当による係合により、前記フーチング結合材5は既成杭1の杭頭部1Aに固定され一体化となる。
ここで、フーチング結合材5を反時計回り方向(矢印方向)に回動させた際に、第1せん断キー34の下端面34Aと第2せん断キー38の上端面38Aとが図12(ロ)に示すように面接して衝当させるが、フーチング結合材5がその自重等により下降し、第1せん断キー34の下端面34Aと第2せん断キー38の上端面38Aとの間に隙間ができる場合がある。
このような事態の発生を防止するため、前記フーチング結合材5にあってその鋼製リング6の側面に雌ねじ孔30を形成し、該雌ねじ孔30に螺合せしめたボルト31をねじ込むことでその先端部30Aを螺進せしめ、この先端部30Aで前記第1せん断キー34の表面34Bを杭頭部1Aの軸心方向に押圧する。これにより、フーチング結合材5は杭頭部1Aにボルト30を介して確実に固定されることになり、フーチング結合材5がその自重等により下降することがない。
つぎに、本発明に係る施工方法について、図15及び図16により説明すると、先ず杭頭部1Aの外周面に複数の第1せん断キー4を備えた既製杭1を地盤Gに設置する(第1工程ーA)。つぎに、前記図1乃至図4に示す第1実施例にあって、前記既成杭1の外径より大きな内径を有し且つ内周面に前記第1せん断キー4と対応する第2せん断キー8を備えたフーチング結合材5の鋼製リング6を前記既成杭1の杭頭部1Aに被せる(第2工程ーB)。
そして、前記既成杭1の杭頭部1Aに被せた前記フーチング結合材5を所定位置まで下降させ、前記第1せん断キー4と第2せん断キー8を同一軸線上に設置するために、前記フーチング結合材5を周方向に回転させた後、前記フーチング結合材5を下から上方向に持ち上げることで、杭頭部1Aの外周面に装着した前記第1せん断キー4と、フーチング結合材5の鋼製リング6に装着した第2せん断キー8とを互いのテーパー面で噛み合わせたクサビ機構により、前記既成杭1の杭頭部1Aに鋼製リング6を介してフーチング結合材5を固定する(第3工程ーC)。
つぎに、フーチング結合材5の鋼製リング6に予め取付けられた前記定着筋7をフーチング部のコンクリートK内に埋設し、定着筋7をフーチング部のコンクリートKに定着させ、一体化する(第4工程ーD)。そして、必要に応じて、前記第3の工程Cが完了した後に、前記杭頭部1Aと前記鋼製リング6との間に硬化性の充填材Rを充填し、前記杭頭部1Aと前記フーチング結合材5とを前記硬化性の充填材Rを介してより強固に一体化する(第5工程ーE)。なお、図中Pはパッキングである。
図17に示すものは、図5乃至図7に示す第2の実施例による施工方法であり、更に図18に示すものは、図11乃至13に示す第4の実施例による施工方法である。そして夫々の施工方法は上記の各実施例で説明した通りであるので、詳細な説明は省略する。
本発明に係る既成杭の杭頭部とフーチング結合材の組み立て前の斜視図である。 同組み立てる状態を示す作用説明図である。 同じく同組み立てる状態を示す作用説明斜視図である。 本発明の固定部の断面説明図である。 本発明の第2の実施例の組み立て前の斜視図である。 同じく同組み立てる状態を示す作用説明斜視図である。 本発明の固定部の第2の実施例の断面説明図である。 本発明の第3の実施例の組み立て前の斜視図である。 同じく同組み立てる状態を示す作用説明斜視図である。 本発明の固定部の第3の実施例の平面図である。 本発明の第4の実施例の組み立て前の斜視図である。 同じく同組み立てる状態を示す作用説明斜視図である。 本発明の固定部の第4の実施例の平面図である。 フーチング結合材の定着筋先端部の異なる実施例である。 本発明に係る既成杭の杭頭部とフーチングとの連結工程を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による杭頭部とフーチングとの連結状態を示す断面説明図である。 同第2の実施形態による連結状態の断面説明図である。 同第4の実施形態による連結状態の断面説明図である。
符号の説明
1 既成杭
1A 杭頭部
2 端板
3 補強バンド
4 第1せん断キー
4A テーパー面
5 フーチング結合材
6 鋼製リング
7 定着筋
7A 定着筋の上端部
8 第2せん断キー
8A テーパー面
R 硬化性の充填材

Claims (10)

  1. 杭頭部の外周面に複数の第1せん断キーを設けた既製杭と、該既成杭の前記杭頭部に嵌合可能な鋼製リングの内周面に前記第1せん断キーと対応する第2せん断キーを、外周面にフーチングに埋め込まれる定着筋をそれぞれ備えたフーチング結合材から構成され、前記杭頭部を嵌合によって覆う前記フーチング結合材の鋼製リングを、前記第1せん断キーと第2せん断キーとの係合による連結で前記既成杭の杭頭部に固定する構成としたことを特徴とする既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造。
  2. 前記第1せん断キーと第2せん断キーとの係合による連結が、前記第1せん断キーと第2せん断キーが互いのテーパ面で噛み合うくさび機構であり、前記フーチング結合材を軸方向又は周方向に移動させることで、前記くさび機構により前記フーチング結合材を前記鋼製リングを介して前記既成杭の杭頭部に固定する構成としたことを特徴とする請求項1記載の既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造。
  3. 前記第1せん断キーと第2せん断キーとの係合による連結が、前記杭頭部の外周に設けた前記第1せん断キーの下端面と前記鋼製リングの内周面に設けた前記第2せん断キーの上端面との衝当による係止構造としたことを特徴とする請求項1記載の既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造。
  4. 前記鋼製リングの壁面に、前記第1せん断キーの表面を押圧するボルトを進退可能となるように螺合によって装着し、該ボルトの前記第1せん断キーへ押圧力により前記フーチング結合材を所定位置に固定する構成としたことを特徴とする請求項3記載の既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造。
  5. 前記フーチング結合材の鋼製リングに装着した前記定着筋の上端に拡大部を備えたことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造。
  6. 前記杭頭部を嵌合によって覆う前記フーチング結合材の鋼製リングの長さが、前記既成杭の杭径の0.5倍から1.0倍の長さを有する構成としたことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一つに記載の既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造。
  7. 前記フーチング結合材の鋼製リングと前記既成杭の杭頭部との間に硬化性の充填材を充填したことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一つに記載の既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造。
  8. 前記既成杭が、鋼管杭,鋼管コンクリート複合杭または端板に溶接によって固定した補強バンド付きのプレストレストコンクリート杭であることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一つに記載の既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造。
  9. 杭頭部の外周面に複数の第1せん断キーを備えた既製杭を地盤に設置する工程と、該既成杭の外径より大きな内径を有し且つ内周面に前記第1せん断キーと対応する第2せん断キーを備えたフーチング結合材の鋼製リングを前記既成杭の杭頭部に被せる工程と、前記第1せん断キー及び第2せん断キーを噛み合わせ又は係合させ、前記既成杭の杭頭部に鋼製リングを介してフーチング結合材を固定する工程と、前記フーチング結合材の鋼製リングに予め取付けられた定着筋とフーチング部のコンクリートとを一体化する工程を順次経ることを特徴とする既成杭の杭頭部とフーチングとの連結方法。
  10. 前記第1せん断キー及び第2せん断キーを噛み合わせ又は係合させ、前記既成杭の杭頭部に鋼製リングを介してフーチング結合材を固定する工程が終了した後、前記杭頭部と前記鋼製リングとの間に硬化性の充填材を充填し、前記杭頭部と前記フーチング結合材とを前記硬化性の充填材を介して一体化する工程を経ることを特徴とする請求項9記載の既成杭の杭頭部とフーチングとの連結方法。
JP2008321867A 2008-12-18 2008-12-18 既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造及びその連結方法 Active JP5150474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008321867A JP5150474B2 (ja) 2008-12-18 2008-12-18 既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造及びその連結方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008321867A JP5150474B2 (ja) 2008-12-18 2008-12-18 既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造及びその連結方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010144392A true JP2010144392A (ja) 2010-07-01
JP5150474B2 JP5150474B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=42565097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008321867A Active JP5150474B2 (ja) 2008-12-18 2008-12-18 既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造及びその連結方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5150474B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053680A (ja) * 2008-07-31 2010-03-11 Techno Kyushu:Kk 杭頭接合部材及びこれを用いた杭頭接合構造
CN106192994A (zh) * 2016-08-30 2016-12-07 浙江大学建筑设计研究院有限公司 装配式混凝土预制桩
JP2017197917A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 学校法人福岡大学 杭頭接合部材及びこれを使用した杭頭接合構造
KR102151726B1 (ko) * 2020-01-03 2020-09-03 주식회사 택한 파일 두부 정착구

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52125810U (ja) * 1976-03-22 1977-09-24
JPS5613142U (ja) * 1979-07-06 1981-02-04
JP2006104886A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Shimizu Corp 杭頭部の接合構造及びその施工方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52125810U (ja) * 1976-03-22 1977-09-24
JPS5613142U (ja) * 1979-07-06 1981-02-04
JP2006104886A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Shimizu Corp 杭頭部の接合構造及びその施工方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053680A (ja) * 2008-07-31 2010-03-11 Techno Kyushu:Kk 杭頭接合部材及びこれを用いた杭頭接合構造
JP2017197917A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 学校法人福岡大学 杭頭接合部材及びこれを使用した杭頭接合構造
CN106192994A (zh) * 2016-08-30 2016-12-07 浙江大学建筑设计研究院有限公司 装配式混凝土预制桩
KR102151726B1 (ko) * 2020-01-03 2020-09-03 주식회사 택한 파일 두부 정착구

Also Published As

Publication number Publication date
JP5150474B2 (ja) 2013-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102075165B1 (ko) 콘크리트 충전 강관 기둥과 콘크리트 충전 강관기둥의 연결구조 및 그 연결시공방법
JP5955108B2 (ja) 既存建物の杭補強構造およびその構築方法
KR101632701B1 (ko) 원형 선조립 기둥 구조체 및 이를 이용한 역타공법과 골조 시공방법
KR101325245B1 (ko) 강관과 콘크리트 합성된 조립식 교각 및 그 시공방법
KR20140021277A (ko) Src 기둥용 중공 pc합성기둥 및 이를 이용한 src구조
JP2008069605A (ja) 断面h形鋼材の補強構造および補強方法
JP4844928B2 (ja) 杭頭部の接合構造およびその施工方法
JP5150474B2 (ja) 既成杭の杭頭部とフーチング結合材との連結構造及びその連結方法
JP2008075425A (ja) 杭と柱の接合構造
KR101577019B1 (ko) Cft기둥의 다이아프램 및 수평응력 보강 구조와, 동 구조가 적용된 cft기둥의 제작방법
KR101458435B1 (ko) 안장형 띠철근과 이중 대근을 이용한 hpc기둥의 제작방법 및 이를 이용한 시공방법
JP3649717B2 (ja) 鋼管杭の頭部とコンクリート基礎との結合のための結合具および結合構造
JP4989409B2 (ja) 基礎杭構造、既製コンクリート杭、および既製コンクリート杭と鋼管杭の継手金物
JP3759665B2 (ja) 鉄筋または鉄骨鉄筋コンクリート構造物と各種柱状構造物との隅角接合部及びその接合方法
JP2005139731A (ja) 鋼管杭頭部の接合構造および鋼管杭頭部の施工方法
JP5144182B2 (ja) 既存建物の耐震補強構造並びに耐震補強方法
JP4502192B2 (ja) 鋼管柱の柱脚接合部の構造および施工方法
JP2005307676A (ja) 基礎杭頭部と上部基礎との接合構造
KR102017822B1 (ko) 충전 강관과 선조립 철근망을 이용한 내진 설계용 보-기둥 시공 방법
JP2004003236A (ja) 鋼コンクリート合成構造と鉄筋コンクリート構造の接合部構造
JP5432320B2 (ja) 基礎杭構造
TW201307653A (zh) 預力基樁及其接樁方法與樁頭處理方法
JP3681367B2 (ja) 鉄骨柱と基礎コンクリートの接合構造
JP2016075149A (ja) 既存建物の杭補強構造およびその構築方法
JP5344702B2 (ja) 柱とスラブの接合構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5150474

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250