JP2010142887A - ネジの締付管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】トルクレンチから送信されるトルク情報を管理装置で確実に受信させることで、ネジの締付状態を適正に管理する。
【解決手段】トルクレンチ2からネジに作用するトルク情報I1を管理装置3に送信し、管理装置3で受信したトルク情報I1に基づいてネジの締付状態を管理するネジの締付管理システムであって、管理装置3が、通信可能状態にあることを示す通信確認情報I2を送信し、トルクレンチ2が、通信確認情報I2を受信してからトルク情報I1を管理装置3に送信するように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、トルクレンチによるネジの締め付け状態を管理するネジの締付管理システムに関する。
周知のように、航空機などの組立工程では、例えば、特許文献1に開示されているようなトルクレンチを使用して、作業者が各構成部品をネジによって設定トルク値まで締め付けるネジの締付作業が組立工程の大部分を占める。
そして、この種のネジの締付作業では、適正トルク値でネジを締め付けることが重要であることから、トルクレンチからネジに作用するトルク情報を管理装置に送信し、管理装置でトルク情報を処理することによって、ネジの締付状態を管理するシステムを採用する場合がある。この場合、トルクレンチからは、管理装置に常時トルク情報が送信され、管理装置は、常時送信されてくるトルク情報に基づいてネジの締付状態を管理する。このとき、トルクレンチから管理装置へは、片方向通信でトルク情報を送信している。
特開2000−246661号公報
しかしながら、上述のように、トルク情報を、トルクレンチから管理装置への片方向通信で送信した場合には、トルク情報が管理装置に確実に届いたか否かを判断することはできない。そのため、例えば、ネジの締付作業の途中でトルクレンチからのトルク情報が途絶えた場合には、次のような問題が生じる。すなわち、例えば、順次送信されてくるトルク情報から得られるトルク値の最大値によってネジの締付状態を管理している場合には、ネジの締付作業の途中でトルクレンチからのトルク情報が途絶えると、管理装置では、トルク情報が途絶える直前のトルク情報から得られるトルク値を最大値と誤って判断するおそれがある。この場合、ネジが設定トルク値まで締め付けられているときであっても、管理装置ではネジが締付不足であると誤って判断するなどの事態を招き、ネジの締付状態を適正に管理できないという問題が生じる。
以上の実情に鑑み、本発明は、トルクレンチから送信されるトルク情報を管理装置で確実に受信させることで、ネジの締付状態を適正に管理することを技術的課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明は、トルクレンチからネジに作用するトルク情報を管理装置に送信し、該管理装置で受信した前記トルク情報に基づいてネジの締付状態を管理するネジの締付管理システムにおいて、前記管理装置が、通信可能状態にあることを示す通信確認情報を送信し、前記トルクレンチが、前記通信確認情報を受信してから前記トルク情報を前記管理装置に送信するように構成されていることに特徴づけられる。なお、ここでいうトルク情報とは、トルク値と一定の関係があるものであれば、トルク値そのものを示すものでなくてもよい。
このような構成によれば、トルクレンチは、管理装置から送信される通信確認情報を受信できることを確認してから、トルク情報を管理装置に送信する。すなわち、通信確認情報により、トルクレンチと管理装置の間で通信可能な状態にあることを確かめてから、トルクレンチからトルク情報が送信されるので、トルク情報を管理装置で確実に受信することができる。
上記の構成において、前記トルクレンチが、前記通信確認情報の受信状態を表示する表示部を有していることが好ましい。
このようにすれば、ネジの締付作業を行う作業者がトルクレンチの表示部を見るだけで、管理装置とトルクレンチとが通信可能状態にあるか否かが容易に確認できるので、便利である。
上記の構成において、前記管理装置が、前記トルク情報を受信したときに、受信完了情報を前記トルクレンチに送信するように構成されていてもよい。
このようにすれば、管理装置と、トルクレンチとの両方で、トルク情報が適正に送信されたことを確認しながら、トルクレンチからトルク情報が送信されるので、トルク情報の送受信がより確実なものとなる。
また、上記の構成において、前記トルクレンチが、前記トルク情報とともに、該トルク情報の正誤を検出するための正誤検出情報を送信し、前記管理装置が、前記トルク情報を受信したときに、前記正誤検出情報に基づいて前記トルク情報の正誤を判断するとともに、前記トルク情報が正しいと判断した場合には受信完了情報を前記トルクレンチに送信し、前記トルク情報が誤りであると判断した場合には受信エラー情報を前記トルクレンチに送信し、前記トルクレンチが、前記受信エラー情報を受信したときに、前記通信確認情報を再度受信してから前記トルク情報と前記正誤検出情報を前記管理装置に再送信するように構成されていてもよい。
このようにすれば、トルクレンチからトルク情報とともに、トルク情報の正誤を検出するための正誤検出情報が送信されるため、管理装置でこの正誤検出情報に基づいてトルク情報の正誤を判断することができる。そして、管理装置は、正誤検出情報に基づいてトルク情報が正しいと判断した場合には受信完了情報をトルクレンチに送信するが、正誤検出情報に基づいてトルク情報が誤りであると判断した場合には受信エラー情報をトルクレンチに送信する。そして、後者の場合、トルクレンチでは、受信エラー情報を受信したときに、通信確認情報を再度受信してからトルク情報と正誤検出情報を管理装置に再送信する。したがって、通信経路上でトルク情報に誤りが生じた場合でも、管理装置で、誤ったトルク情報に基づいてネジの締付状態が管理されることを防止することができる。また、トルクレンチからトルク情報を再送信するときも、管理装置からの通信確認情報を確認してからトルク情報が再送信されるので、この場合にもトルク情報を管理装置で確実に受信できる。
以上のように本発明によれば、トルクレンチは、管理装置からの通信確認情報を受信してからトルク情報を管理装置に送信するため、トルクレンチから送信されたトルク情報を管理装置で確実に受信することができ、管理装置でトルク情報に基づいてネジの締付状態を適正に管理することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るネジの締付管理システムの概略構成を示す図である。同図に示すように、このネジの締付管理システム1は、トルクレンチ2と、管理装置3と、携帯情報端末4とを備えている。
トルクレンチ2は、目標トルク値が設定可能なプリセット型のトルクレンチである。このトルクレンチ2は、ネジに作用するトルク情報I1を検出するトルク検知手段2aを備えており、トルク検知手段2aによって検出されたトルク情報I1を管理装置3に送信するようになっている。なお、ネジに作用するトルク情報I1は、ネジを締め付ける際にトルクレンチ2に生じる歪を歪ゲージなどで検出し、その検出した歪量に基づいて求められる。
管理装置3は、トルクレンチ2から送信されたトルク情報I1に基づいて設定トルク値までネジが締め付けられた否かを判断する判断手段3aを備えている。さらに、管理装置3は、通信可能エリア内に通信可能状態であることを示す通信確認情報I2を、例えば1秒間隔などで間欠的に順次送信するか、或いは、常時連続的に送信するようになっている。この通信確認情報I2の通信可能エリアの大きさは、トルクレンチ2から送信されるトルク情報I1の通信可能エリアの大きさと同一か、或いは、それよりも小さく設定されている。そして、トルクレンチ2は、この通信確認情報I2を受信できることを確認してから、上記のトルク情報I1を送信するようになっている。なお、トルクレンチ2は、通信確認情報I2の受信状態を確認するための表示部2bを備えている。
さらに、この実施形態では、トルクレンチ2は、通信経路上でトルク情報I1に誤り(バグ)が生じた場合でも、その誤りを検出できるように、トルク情報I1と一緒にトルク情報I1の正誤を検出するための正誤検出情報I3を送信するようになっている。この正誤検出情報I3としては、例えばチェックサムが利用される。一方、上述した管理装置3の判断手段3aは、トルク情報I1と一緒に受信した正誤検出情報I3に基づいてトルク情報I1の正誤を判断するようにもなっている。管理装置3は、判断手段3aでトルク情報I1が正しいと判断された場合には受信完了情報I4をトルクレンチ2に送信し、トルク情報I1が誤りであると判断された場合には受信エラー情報I5をトルクレンチ2に送信するようになっている。トルクレンチ2は、受信エラー情報I5を受信した場合には、管理装置3から送信される通信確認情報I2を再度受信できることを確認してから、先に送信した同じトルク情報I1と正誤検出情報I3を管理装置3に再送信するようになっている。これとは逆に、トルクレンチ2は、受信完了情報I4を受信した場合には、通信確認情報I2を受信してから、次の新たなトルク情報I1を管理装置3に送信するようになっている。
携帯情報端末4は、ネジの締付作業を行う作業者がトルクレンチ2とともに所持するものであって、ネジの締付作業の対象となる航空機などの構成部品5に付された識別コード6を読み取る読取手段としてのカメラ4aと、所定の情報を表示する表示部4bとを備えている。識別情報I6は、ネジの締付作業の対象となる構成部品5毎に付されている。なお、識別コード6は、組み付け前の構成部品5の包装に付されていてもよいし、構成部品5の一つであるネジ自体に付されていてもよい。また識別コード6としては、1次元コードを利用することもできるが、識別情報I6の情報量を多くする観点からは、QRコードなどの2次元コードが好適である。
携帯情報端末4は、カメラ4aで構成部品5に付された識別コード6を読み取ると、管理装置3に対して識別コード6の識別情報I6を送信するようになっている。一方、管理装置3は、各構成部品5に付された識別コード6の識別情報I6に対応したネジの設定トルク値のデータが格納されたデータベース3bを備えており、携帯情報端末4から送信された識別情報I6を受信すると、その識別情報I6に対応した設定トルク値をデータベース3bの中から呼び出して、その呼び出した設定トルク値の設定トルク値情報I7を携帯情報端末4に送信し、携帯情報端末4の表示部4bに設定トルク値を表示させるようになっている。また、管理装置3は、判断手段3aがトルク情報I1に基づいてネジが設定トルク値まで締め付けられたと判断した段階で、締付完了情報I8を携帯情報端末4に送信して、作業者にネジの締め付けが完了したことを報知するようになっている。なお、この実施形態では、締付完了情報I8を受信した携帯情報端末4は、その表示部4bに所定の情報を表示して、作業者に締付作業の完了を報知するようになっているが、締付完了情報I8を作業者に報知する方法はこれに限られるものではない。例えば、表示部4bに表示するなどの視覚的に認識できる報知方法に代えて、或いはこれと併用して、携帯情報端末4から音を発して聴覚的に認識できる報知方法を採用してもよい。
次に、以上のように構成されたネジの締付管理システム1における管理装置3とトルクレンチ2との間の通信手順を、図2に示すフローに基づいて説明する。
まず、トルクレンチ2からトルク情報I1を送信する前に、トルクレンチ2が、管理装置3から送信される通信確認情報I2を受信できることを確認する(ステップS1)。次に、トルクレンチ2で通信確認情報I2を受信した段階で、トルクレンチ2からトルク情報I1と正誤検出情報I3とを一緒に送信する(ステップS2)。トルク情報I1と正誤検出情報I3とを受信した管理装置3は、判断手段3aで正誤検出情報I3に基づいてトルク情報I1が正しいと判断された場合には、トルクレンチ2に受信完了情報I4を送信する(ステップS3a)。そして、トルクレンチ2で受信完了情報I4を受信すると、再び、上記のステップS1に戻って、上記と同じ手順を繰り返して、トルクレンチ2から新たなトルク情報I1を管理装置3に順次送信する。これにより、ネジの締付作業の進行状態に応じた新たなトルク情報I1が、トルクレンチ2から管理装置3に順次送信される。
一方、トルク情報I1と正誤検出情報I3とを受信した管理装置3は、判断手段3aで正誤検出情報I3に基づいてトルク情報I1が誤りと判断された場合には、トルクレンチ2に受信エラー情報I5を送信する(ステップS3b)。トルクレンチ2は受信エラー情報I5を受信すると、再び、管理装置3から送信される通信確認情報I2を受信できることを確認する(ステップS4)。次に、トルクレンチ2で通信確認情報I2を受信できた段階で、トルクレンチ2から先に送信した同じトルク情報I1と正誤検出情報I3とを管理装置3に再送信する(ステップS5)。そして、再送信されたトルク情報I1と正誤検出情報I3を受信した管理装置3は、判断手段3aで正誤検出情報I3に基づいてトルク情報I1が正しいと判断された場合には、トルクレンチ2に受信完了情報I4を送信する(ステップS3a)。これとは逆に、再送信されたトルク情報I1と正誤検出情報I3を受信した管理装置3は、判断手段3aで正誤検出情報I3に基づいてトルク情報I1が誤りと判断された場合には、トルクレンチ2に受信エラー情報I5を送信する(ステップS3b)。そして、以後、上述のトルクレンチ2が受信完了情報I4を受信した後の手順(ステップ3a→ステップS1・・・)、又は上述のトルクレンチ2が受信エラー情報I5を受信した後の手順(ステップS3b→ステップS4→ステップS5→ステップS3a→ステップS1・・・、又は、ステップS3b→ステップS4→ステップS5→ステップS3b・・・)を繰り返す。これにより、ネジの締付作業の進行状態に応じた新たなトルク情報I1が、トルクレンチ2から管理装置3に順次送信される。
このようにすれば、トルクレンチ2は、管理装置3からの通信確認情報I2を受信してから、トルク情報I1を管理装置3に送信するので、トルクレンチ2から送信されたトルク情報I1を管理装置3で確実に受信することができるので、管理装置3でトルク情報I1に基づいてネジの締付状態を適正に管理することが可能となる。
次に、以上のように構成されたネジの締付管理システムによるネジの締付作業の管理方法を、図2に示す航空機7の組立工程に適用した場合を例にとって説明する。
当該組立工程では、複数の作業者8によりネジの締付作業が並行して行われる。各作業者8は、トルクレンチ2と、携帯情報端末4とを携帯している。また、当該組立工程の現場は、上下2階に分離されており、高所で作業を行う作業者8は2階に、低所で作業を行う作業者8は1階にそれぞれ振り分けられている。一方、管理装置3は、組立工程の現場近傍(図示例では2階)に設けられた管理室9の内部に収容されており、各作業者8が携帯するトルクレンチ2との間、および携帯情報端末4との間で電波を用いて双方向通信する。
そして、当該組立工程に適用されるネジの締付作業の管理方法は、各構成部品5に対応した設定トルク値をトルクレンチ2の目標トルク値に設定するトルク値設定工程と、ネジの締め付け状態を管理する締付管理工程とに大別される。
トルク値設定工程では、図1に示すように、まず、携帯情報端末4のカメラ4aで、航空機7の構成部品5に付された識別コード6を読み取る。次に、読み取った識別コード6の識別情報I6を携帯情報端末4から管理装置3に送信し、この識別情報I6を受信した管理装置3で識別コード6に対応した設定トルク値をデータベース3bから呼び出し、その呼び出した設定トルク値を示す設定トルク値情報I7を管理装置3から携帯情報端末4に送信する。そして、設定トルク値情報I7を受信した携帯情報端末4の表示部4bには設定トルク値が表示され、作業者8がその表示された設定トルク値をトルクレンチ2の目標トルク値に設定する。このようにすれば、作業者8一人でも、構成部品5に付された識別コード6からネジの正確な設定トルク値を短時間で取得して、適正な設定トルク値にトルクレンチ2の目標トルク値を設定することができる。したがって、作業者8などが作業マニュアルから直接設定トルク値を読み取る場合に比して、効率的なネジの締付作業を実現し得る。
一方、締付管理工程では、図1に示すように、まず、作業者8が、トルクレンチ2の表示部2bにより通信確認情報I2が受信されていることを確認してから、トルクレンチ2でネジを実際に締め付ける。このとき、トルクレンチ2のトルク検知手段2aがネジに作用するトルク情報I1を検出する。この検出されたトルク情報I1は、上述した管理装置3とトルクレンチ2との間の通信手順(図2参照)に従って、管理装置3に順次送信される。そして、管理装置3は、判断手段3aでトルク情報I1に基づいてネジが設定トルク値まで締め付けられたか否かを判断する。そして、管理装置3は、判断手段3aでネジが設定トルク値まで締め付けられたと判断した段階で、携帯情報端末4に締付完了を報知する締付完了情報I8を送信する。そして、締付完了情報I8を受信した携帯情報端末4の表示部4bには所定の情報が表示され、作業者8にネジの締付作業が完了したことが報知される。このようにすれば、作業者8一人でも、ネジが設定トルク値まで締め付けられたことを容易且つ確実に確認することができるので、ネジの締め付け不足による緩みや、締め過ぎを確実に防止することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。例えば、上記の実施形態では、トルクレンチ2からトルク情報I1と一緒に、正誤検出情報I3を送信する場合を説明したが、トルクレンチ2からトルク情報I1のみを送信するようにしてもよい。このようにすれば、管理装置3とトルクレンチ2との間の通信手順を単純化して応答性を高めることができる。具体的には、図2に示したフローを例にとって説明すると、ステップS1→ステップS2→ステップS3aを一つのサイクルとする通信手順にしてもよい。また、更に通信手順を単純化して応答性を向上させるという観点からは、管理装置3からの受信完了情報I4の送信を省略し、ステップS1→ステップS2を一つのサイクルとする通信手順にしてもよい。
本発明の一実施形態に係るネジの締付管理システムの概略構成を示す図である。 本実施形態に係るネジの締付管理システムにおける管理装置とトルクレンチとの間の通信手順を説明するためのフローである。 本実施形態に係るネジの締付管理システムを適用した航空機の組立工程を説明するための図である。
符号の説明
1 締付管理システム
2 トルクレンチ
2a トルク検知手段
2b 表示部
3 管理装置
3a 判断手段
3b データベース
4 携帯情報端末
4a カメラ
4b 表示部
5 構成部品
6 識別コード
7 航空機
8 作業者
9 管理室
I1 トルク情報
I2 通信確認情報
I3 正誤検出情報
I4 受信完了情報
I5 受信エラー情報
I6 識別情報
I7 設定トルク値情報
I8 締付完了情報

Claims (4)

  1. トルクレンチからネジに作用するトルク情報を管理装置に送信し、該管理装置で受信した前記トルク情報に基づいてネジの締付状態を管理するネジの締付管理システムにおいて、
    前記管理装置が、通信可能状態にあることを示す通信確認情報を送信し、前記トルクレンチが、前記通信確認情報を受信してから前記トルク情報を前記管理装置に送信するように構成されていることを特徴とするネジの締付管理システム。
  2. 前記トルクレンチが、前記通信確認情報の受信状態を表示する表示部を有している請求項1に記載のネジの締付管理システム。
  3. 前記管理装置が、前記トルク情報を受信したときに、受信完了情報を前記トルクレンチに送信するように構成されている請求項1又は2に記載のネジの締付管理システム。
  4. 前記トルクレンチが、前記トルク情報とともに、該トルク情報の正誤を検出するための正誤検出情報を送信し、
    前記管理装置が、前記トルク情報を受信したときに、前記正誤検出情報に基づいて前記トルク情報の正誤を判断するとともに、前記トルク情報が正しいと判断した場合には受信完了情報を前記トルクレンチに送信し、前記トルク情報が誤りであると判断した場合には受信エラー情報を前記トルクレンチに送信し、
    前記トルクレンチが、前記受信エラー情報を受信したときに、前記通信確認情報を再度受信してから前記トルク情報と前記正誤検出情報を前記管理装置に再送信するように構成されている請求項1又は2に記載のネジの締付管理システム。
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