JP2010141738A - 撮像装置、温度測定方法、電子情報機器、制御プログラムおよび可読記録媒体 - Google Patents

撮像装置、温度測定方法、電子情報機器、制御プログラムおよび可読記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な手段で撮像素子の温度を測定する。
【解決手段】光電変換により画像情報を取得可能な撮像素子アレイ1と、撮像素子アレイ1からの信号電荷を増幅して読み出す増幅器2と、増幅器2からの出力をデジタル変換するA/D変換器3と、A/D変換器3からのデジタルデータから、白点画素数の温度依存性を用いて温度を検出する温度算出部4とを備えた撮像モジュール10において、得られる暗時撮像信号のデジタルデータから、指定したデジタル値以上の画素数をカウントし、カウント値に基づいて温度を測定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する半導体素子で構成されたCCDイメージセンサやMOS型イメージセンサなどの撮像装置、これを用いて素子温度を測定するための温度測定方法、この撮像装置を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、テレビジョン電話装置、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器、この温度測定方法の各ステップをコンピュータに実行させるための制御プログラムおよびこの制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な可読記録媒体に関する。
CCDイメージセンサやMOS型イメージセンサなどの従来の撮像装置において、温度の上昇と共に撮像素子から出力される信号に含まれる暗電流が増加してノイズが発生し、画像の劣化を招いている。暗電流とは、入射光がゼロの場合にも、熱雑音に起因して撮像素子から出力される不要な電流成分であって、熱雑音に起因するので、温度が上昇するにつれて増加するという特性を持っている。
そこで、温度センサシステムを撮像素子近傍に設置して温度を測定し、その温度を元に暗電流に起因するノイズを除去する手法やシステムが特許文献1に提供されている。
特許文献1の手法やシステムは、撮像感度を可変できる撮像装置を用いて、固体撮像素子近傍の温度が所定温度より大きい場合に、可変できる撮像感度の範囲を制限している。固体撮像素子近傍の温度を検知するために、固体撮像素子の近傍に温度センサシステムを設けている。これによって、特許文献1の手法やシステムで、暗電流に起因するノイズを低減することができる。
また、撮像素子の温度を測定するのに、撮像素子の暗電流データを元に温度変化を検知する手法やシステムが特許文献2に提案されている。
特許文献2の手法やシステムは、体内に飲み込み可能なカプセル内に画像センサを設け、カプセルを画像センサと共に消化管などの環境内に挿入し、挿入された環境の温度を測定する。この手法やシステムは、画素アレイの画像センサの一部を、常に照明に曝さないようにすれば、照明に曝さない画素から常に暗電流データを取得することができ、照明を切る必要が無くなることが記載されている。画像センサから暗電流データを取り込み、取り込んだ暗電流データから公知の式を用いて画像センサの温度を計算する。この場合には、常に照明に曝されない撮像素子または撮像素子アレイを指定するために常にアドレス指定やエリア指定をしている。
特開2005−175961号公報 特開2005−095602号公報
しかしながら、特許文献1の手法やシステムでは、別途サーモグラフのような温度センサシステムを撮像素子の近傍に設置するため、撮像素子と空間的ずれが発生することにより測定された撮像素子の温度に誤差が発生するという問題が生じる。
また、特許文献2の手法やシステムでは、温度を計算するために撮像素子アレイの単一の素子または複数の素子、つまりアドレス指定またはエリア指定した特定の撮像素子の暗電流値を測定する必要がある。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、撮像素子とは別に温度センサシステムを設置する必要がなく、また、温度の計算のために撮像素子アレイのアドレス指定やエリア指定をする必要もなく、簡易な手段で撮像素子の温度を測定することができる撮像装置、これを用いた温度測定方法、この撮像装置を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器、この温度測定方法の各ステップをコンピュータに実行させるための制御プログラムおよびこの制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な可読記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、入射光を光電変換して信号電荷を生成する複数の受光部が設けられた撮像素子アレイと、該複数の受光部からの各信号電荷をそれぞれ増幅して撮像信号をそれぞれ出力する増幅部と、該撮像信号をデジタル変換してデジタルデータを出力するA/D変換部と、該デジタルデータから白点画素数または、該白点画素数の温度依存性から温度を求める白点画素数または温度獲得部とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の撮像装置における白点画素数または温度獲得部は、暗時撮像時に前記デジタルデータのうちの所定の閾値以上の画素出力レベルを前記白点画素数としてカウントするカウンタ部と、該カウンタ部からのカウント値を該白点画素数の温度依存性から温度に換算する演算部とを有する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における白点画素数または温度獲得部は、暗時撮像時に前記デジタルデータのうちの所定の閾値以上の画素出力レベルを前記白点画素数としてカウントするカウンタ部を有する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置におけるカウンタ部は、前記デジタルデータのうち、前記白点画素の閾値として指定されたデジタル値以上のデジタル値を有する画素毎のデジタルデータをカウントする。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における演算部は、前記カウンタ部からのカウント値を温度に換算するための数式または温度換算テーブルを有し、該数式または温度換算テーブルを用いて前記カウンタ部からのカウント値を温度に換算する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における閾値は、ある特定温度における撮像素子のデジタル出力値と各デジタル出力値を持つ撮像素子数とのいずれかまたは双方に基づいて決定される。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における閾値は、予め定められる定数である。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における撮像素子アレイは、CCD型撮像素子アレイまたはMOS型撮像素子アレイである。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における白点画素数または温度獲得部で求められた温度または白点画素数に基づいて、前記デジタルデータの補正を行う画像処理装置をさらに有する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置において、前記白点画素数または温度獲得部で求められた温度または白点画素数に基づいて、前記撮像素子アレイ、増幅部およびA/D変換部の少なくともいずれかの駆動を制御する駆動制御部をさらに有する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における駆動制御部は、前記白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数に基づいて前記増幅部のゲインを制御する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における駆動制御部は、前記白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数に基づいて前記撮像素子アレイが信号電荷を蓄積する時間を制御する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における駆動制御部は、前記白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数が所定温度以上または所定個数以上である場合、前記白点画素数または温度獲得部で求められた温度または白点画素数が所定温度未満または所定個数未満である場合に比べて前記撮像素子アレイをより低消費電力で駆動する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における駆動制御部は、前記白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数が所定温度以上または所定個数以上である場合、前記白点画素数または温度獲得部で求められた温度または白点画素数が所定温度未満または所定個数未満である場合に比べて前記撮像素子アレイが撮像するフレームレートを下げる。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における駆動制御部は、前記白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数に基づいて前記撮像素子アレイを駆動する駆動電流を制御する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数に応じて装置を冷却する冷却部をさらに有する。
さらに、好ましくは、本発明の撮像装置における冷却部は、前記温度または白点画素数が所定値以上の場合にファンにより装置を冷却する。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記撮像装置を画像入力デバイスとして撮像部に用いたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の温度測定方法は、撮像素子アレイにより入射光を光電変換して信号電荷を生成する撮像ステップと、増幅部が該撮像素子アレイからの信号電荷を増幅して撮像信号を出力する増幅ステップと、A/D変換部が、該増幅部からの撮像信号をデジタル変換してデジタルデータを出力するA/D変換ステップと、白点画素数または温度獲得部が該A/D変換器からの該デジタルデータを用いて温度または白点画素数を求める白点画素数または温度獲得ステップとを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の温度測定方法における。
本発明の制御プログラムは、本発明の上記温度測定方法の白点画素数または温度獲得ステップをコンピュータに実行させるためのものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の可読記録媒体は、本発明の上記制御プログラムを記録したコンピュータ読み出し可能なものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、白点画素数または温度獲得部が該A/D変換部からの該デジタルデータを利用して白点画素数または、白点画素数に依存した温度を求める。このデジタルデータは、撮像素子アレイで撮像され、増幅部で増幅され、A/D変換器でデジタル変換されて出力される。
このように、白点画素数または温度獲得部は、デジタルデータから白点画素数または、白点画素数に依存した温度を求めるので、簡易なシステムで、撮像素子アレイ内部の素子温度が測定可能となる。
また、本発明においては、白点画素数または温度獲得部は、暗時撮像時にA/D変換部から出力されたデジタルデータの画素出力レベルが所定値以上のデータ数をカウントするカウンタ部と、カウンタ部からのカウント値を利用して温度換算する演算部とを有し、カウント値は、白点画素数に対応する。これによって、簡易なシステム(カウンタ部を追加)で、撮像素子アレイ内部の素子温度を測定することが可能となる。
また、本発明においては、上記求めた温度または白点画素数に基づいて、画像処理装置がA/D変換部から出力されたデジタルデータ(撮像画像)の補正を行う。
これにより、撮像素子アレイの素子温度に応じて最適な撮像画像の補正が可能になり、温度の高低にかかわらず、広い温度範囲で良好な撮像画像を出力することが可能となる。
また、本発明においては、上記求めた温度または白点画素数に基づいて、駆動制御装置が、撮像素子アレイ、増幅部、およびA/D変換部の少なくともいずれかの駆動を制御する。
これにより、撮像素子アレイの素子温度に応じて最適な駆動制御が可能になり、素子温度の高低にかかわらず、広い温度範囲で良好な撮像画像を出力することが可能となる。
また、本発明においては、上記求めた温度または白点画素数に基づいて、ファンなどの冷却部が、撮像装置全体を冷却する。
これにより、更なる温度上昇を低減することができ、良好な撮像画像を出力することが可能となる。
また、上記本発明の撮像装置を電子情報機器に用いることにより、上記本発明の撮像装置から得られる温度データまたは白点画素数を、外部機器の温度データまたは温度に関連するデータとして使用して電子情報機器の性能を良好なものにすることが可能となる。
以上により、本発明によれば、白点画素数または温度獲得部が該A/D変換部からの該デジタルデータを利用して白点画素数または、白点画素数に依存した温度を求めるため、撮像素子とは別に温度センサシステムを設置する必要がなく、また、温度の計算のために撮像素子アレイのアドレス指定やエリア指定をする必要もなく、簡易な手段で撮像素子の温度を測定することができる。
以下に、本発明の撮像装置およびこれを用いる温度測定方法の実施形態1〜4、実施形態5について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態1では、撮像素子アレイの素子温度を測定する撮像装置およびこれを用いる温度測定方法について説明する。
図1は、本発明に係る撮像装置の実施形態1の要部構成例を示すブロック図である。なお、ここで示す撮像素子アレイはCCDイメージセンサである。
図1に示すように、本実施形態1の撮像装置10は、被写体を撮像するための撮像素子アレイ1と、撮像素子アレイ1からの画素毎の各信号電荷をそれぞれ増幅する増幅部としての増幅器2と、増幅器2からの画素毎の各撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換部としてのA/D変換器3と、A/D変換器3からのデジタル信号を用いて素子温度を求める温度獲得部としての温度算出部4とを備えている。
撮像素子アレイ1は、被写体からの入射光を光電変換して信号電荷を生成する複数の受光部(複数の画素部)を2次元状で行列方向にマトリクス状に配置している。つまり、撮像素子アレイ1は、複数の画素部が2次元アレイ状に並んだものである。列方向の各受光部(複数の画素部)に隣接して図示していない垂直電荷転送路が列方向に設けられており、各垂直電荷転送路の先端は、図示していない水平電荷転送路に接続されている。
増幅器2は、撮像素子アレイ1の水平電荷転送路から出力された信号電荷を電圧に変換した後に増幅して撮像信号として出力する。
A/D変換器3は、増幅器2から出力される撮像信号のアナログ値をデジタル値に変換する。
温度算出部4は、カウンタ5と、演算部6とを有しており、A/D変換器3から出力された撮像信号のデジタルデータ(デジタル値)を利用して撮像素子アレイ1の素子温度を求める。
カウンタ5は、A/D変換器3から出力された撮像信号のデジタルデータのうち、ある一定レベル以上(閾値以上)のデジタル値を持つデータ数、つまり白点画素数(白点数)をカウントする。
演算部6は、カウンタ5がカウントしたカウント値に基づいて、詳細に後述する白点画素数の温度依存性を用いて撮像素子アレイ1の温度を求める。
上記構成の撮像装置10は、人物や風景などの被写体を撮像する際、以下のように動作する。
まず、図示していない光学系によって被写体像が撮像素子アレイ1に結像される。撮像素子アレイ1の複数の各受光部(撮像素子)では、各受光部に入射する光をそれぞれ光電変換することにより、各受光部に入射する光の量に応じた電荷量の信号電荷を各画素部に蓄積する。このように、撮像素子アレイ1は、各画素部毎の光電変換により画像情報を取得する。
次に、撮像素子アレイ1の各受光部に蓄積された信号電荷は、各垂直電荷転送路に読み出されて、各垂直電荷転送路を垂直方向に電荷転送されて水平電荷転送路に読み出される。さらに、信号電荷は、水平電荷転送路の先端まで電荷転送される。
その後、電荷転送された信号電荷は増幅器2により増幅されて撮像信号が出力され、撮像信号はA/D変換器3によってデジタル信号に変換される。
さらに、A/D変換器3で変換された撮像信号のデジタル信号は、所定の信号処理を行った後に、デジタル画像データとして外部に出力される。このデジタル画像データは、ディスプレイに表示されたり、ハードディスク、光ディスクおよびその他の半導体記憶装置などのコンピュータ読み取り可能な可読記録媒体に記憶されたりする。
一方、本実施形態1の撮像装置10は、撮像素子アレイ1の素子温度を測定する際、以下のように動作する。
まず、撮像装置10は、撮像素子アレイ1の素子温度を測定する際に、人物や風景などの被写体を撮像するときとは異なり、図示しないシャッタを閉じた状態(撮像素子を遮光した状態)で撮像素子アレイ1の各撮像素子に暗電流(熱雑音)に起因する信号電荷を蓄積する。つまり、シャッタを閉じた状態(撮像素子を遮光した状態)で撮像する。
このように、撮像装置10が、シャッタを閉じた状態(撮像素子を遮光した状態)で撮像することにより、暗電流に起因する信号電荷が撮像素子アレイ1の各受光部(撮像素子)に蓄積される。これにより、撮像素子アレイ1は、暗電流に起因する画素毎の画像情報を取得する。
次に、撮像素子アレイ1の各撮像素子に蓄積された暗電流に起因する信号電荷は、垂直電荷転送路に読み出されて、垂直電荷転送路を順次電荷転送された後に水平電荷転送路に読み出される。さらに、暗電流に起因する信号電荷は、水平電荷転送路の先端まで電荷転送されると、増幅器2により増幅された後に、A/D変換器3によりデジタル信号に変換される。
A/D変換器3で変換された撮像信号のデジタル信号は、温度算出部4にデジタルデータとして出力される。温度算出部4では、A/D変換器3から出力されてくる撮像信号のデジタルデータを用いて、撮像素子アレイ1の素子温度を求める。温度算出部4は、求めた温度データを外部に出力する。
ここで、白点画素数の温度依存性を用いて、撮像素子アレイ1の素子温度を求める原理について説明する。
図2(a)は、図示しないシャッタを閉じた状態(撮像素子を遮光した状態)で撮像した暗時の表示画面図である。
図2(a)では、撮像素子の暗電流に起因して白点(白傷)が表示画面上に現れていることが分かる。
図2(b)は、図2(a)の暗時の表示画面に対応したデジタルデータの画素毎の画素出力レベルを示す図である。
図2(b)では、横軸は表示画面の位置を示し、縦軸は、その表示画面の位置に対する画素出力レベルを示している。この画素出力レベルがある値以上(閾値以上)のものが白点(白傷)として認定される。
図2(c)は、図2(a)の暗時のデジタルデータの画素出力レベルのヒストグラムを示す図である。
図2(c)では、横軸は画素データの画素出力レベルであり、縦軸は、画素データの画素出力レベルに対する画素の個数である。
温度算出部4のカウンタ5は、暗時撮影時にA/D変換器3から出力されたデジタルデータにおいて、指定されたデジタル値以上のデジタル値を有する画素の個数を白点(白傷)としてカウントする。
例えば、カウンタ5は、画素データの出力レベルが8ビットで閾値が例えば「64」以上の画素データを白点(白傷)としてカウントする。
演算部6は、カウンタ5によりカウントされたカウント値に基づいて温度に換算する数式を演算するか、または温度に換算する温度換算テーブルを参照することにより、撮像素子アレイ1の内部の素子温度を求めて温度データを出力する。
図3(a)は、暗時のデジタルデータの各温度をパラメータとした画素出力レベルのヒストグラムを示す図であり、横軸は画素出力レベルであり、縦軸はこれに対応する画素数である。
図3(a)には、4つの異なった温度をパラメータとして画像出力レベルのヒストグラムが示されている。最も左側に存在するヒストグラムは、撮像素子アレイ1の温度が摂氏30度のときのヒストグラムであり、次に左側にあるヒストグラムは、撮像素子アレイ1の温度が摂氏40度であるときのヒストグラムであり、そのさらに左側に存あるヒストグラムは、撮像素子アレイ1の温度が摂氏50度であるときのヒストグラムであり、最も右側にあるヒストグラムは、撮像素子アレイ1の温度が摂氏60度のときのヒストグラムである。
図3(a)から明らかなように、カウンタ5がカウントする画素出力レベルが8ビットで閾値「64」以上の画素の個数、即ち白点(白傷)の画素の個数は、撮像素子アレイ1の温度が増加するにつれて増加している。
演算部6は、白点(白傷)の個数のこのような温度依存性を利用して撮像素子アレイ1の温度を求める。
図3(b)は、白点(白傷)の個数の温度依存性を示す図である。図3(b)において、横軸は温度であり、縦軸は温度に対する白点(白傷)の画素数である。
演算部6は、図3(b)に示すグラフを温度変換テーブルとして予めROMなどのメモリに記憶しておき、カウンタ5がカウントしたカウント値、即ち白点(白傷)の個数から、メモリに保持した温度変換テーブルを参照することにより、撮像素子アレイ1の素子温度を求めることができる。
また、図3(b)に示すグラフは、P=P×ea(T−T0)と近似できる。ただし、Pは、絶対温度Tにおいて、カウンタ5がカウントしたカウント値であり、Pは、絶対温度Tにおいて、カウンタ5がカウントしたカウント値である。
したがって、演算部6は、図3(b)のグラフを温度変換テーブルとしてメモリに記憶する代わりに、上記の近似式を用いて撮像素子アレイ1の素子温度を算出することもできる。
このように、本実施形態1の撮像装置10は、従来の撮像装置にカウンタ10を追加するだけで、撮像素子アレイ1の内部の温度を算出することができるようになる。したがって、本実施形態1の撮像装置10によれば、簡易なシステム(カウンタ)で、撮像装置10の撮像素子アレイ1内部の素子温度を測定することができる。
ここで、温度算出部4が撮像素子アレイ1の素子温度を算出する方法についてさらに詳細に説明する。
一般に、絶対温度Tにおける受光部であるフォトダイオード(撮像素子アレイ1における撮像素子)の暗電流Iは、以下の式(1)のように表すことができる。ここで、Iは絶対温度Tにおけるフォトダイオードの暗電流、qは電荷素量、Nは活性化エネルギー、kはボルツマン定数を示している。
ある一定期間にフォトダイオード(撮像素子アレイ1における撮像素子)に蓄積される信号電荷Qは、式(1)で表される暗電流Iをある一定期間に渡って積分すればよい。したがって、ある一定期間にフォトダイオード(撮像素子アレイ1における撮像素子)に蓄積される信号電荷Qは以下のように表される。ただし、式(2)において、ある一定期間で絶対温度Tは一定であると仮定している。
増幅器2が出力する、暗電圧起因のノイズである暗電圧起因の出力値Voutは式(2)を使って、以下のように表される。ここで、Cはフォトダイオードの容量、Gは増幅器2によるゲインである。
A/D変換後のデジタル出力値は、式(3)を使って、以下のように表される。ここで、DOUTはA/D変換後のデジタル出力値、ΔVは1ビットの電圧、DOBは黒レベルのデジタル出力値であり、Dはデジタル出力値の信号成分、即ちデジタル出力値から黒レベルを差し引いたデジタル値である。
G、t、ΔV、Cは、温度には依存しない定数であるため、式(1)および式(5)より、デジタル出力値の信号成分Dは以下のように表せる。ここで、Dは、絶対温度T時のデジタル出力値の信号成分である。
図4は、暗時画像撮影時のヒストグラムのグラフを示す図であり、横軸は画素の出力レベルであり、縦軸は頻度(画素数)である。このグラフをモデルフィッティングすると、以下のように表すことができる。ここで、pは撮像された画像1枚のうち、あるデジタル出力値の信号成分Dを持つ画素の個数、Aおよびaは、プロセス固有の定数である。
を、撮像された画像1枚のうち、絶対温度がTであるときのデジタル出力値の信号成分Dを持つ画素の個数とすると、式(6)および式(7)より、絶対温度がTであるときの、あるデジタル出力値の信号成分Dを持つ画素の個数pは、以下のように表せる。
A/D変換器3から出力された画像デジタルデータのうち、ある一定レベル以上のデジタル値を持つデータ数、つまり白点画素数を、カウンタ5がカウントする。
ある一定レベルをcとすると、絶対温度がTであるときの、ある一定レベル以上のデジタル値を持つデータ数、つまり白点画素数Pは、次の式(9)のように表すことができ、式(9)および式(8)より、絶対温度がTであるときの白点画素数Pは、式(10)のように表すことができる。
上記のある一定レベルc、即ち、カウンタ5によりカウントされる閾値として指定されるデジタル値は、出荷テスト結果などによって得られるデータに基づいて動的に決定する。
式(9)および式(10)より、絶対温度がTであるときの白点画素数Pは、式(11)のように表すことができる。
式(11)において、Pは絶対温度T時のカウント数、Pは絶対温度T時のカウント数であり、aは製造プロセス固有の定数である。絶対温度T、および絶対温度T時のカウント数Pは、例えば出荷時のテストなどで得ることが可能である。
式(11)を絶対温度Tについて解くと、式(12)が得られる。
式(12)において、lnは自然対数である。
カウンタ5がカウントした白点画素数をPとして、演算部6は、式(12)から絶対温度Tを求めることができる。よって、カウンタ5がカウントした白点画素数を式(12)などの変換式に用いることにより、温度測定を行うことが可能となる。
また、撮像素子アレイ1の温度が高くなるほど、暗電流が増加するので、白点画素(白傷画素)が増加する。したがって、温度算出部4は、温度が高くなるほど精度よく温度を算出することができる。
逆に、撮像素子アレイ1の温度が低くなるほど、暗電流が減少するので、白点画素(白傷画素)が減少する。よって、温度算出部4が算出する温度の精度は、撮像素子アレイ1の温度が減少するにつれて減少する。この場合には、A/D変換器3から出力される撮像信号のデジタルデータの画質が向上するので、後述する実施形態2〜5のように温度データまたは白点画素数に基づいて撮像信号のデジタルデータの補正や、撮像部の駆動、冷却などを行う必要性が低くなる。
したがって、本実施形態1の撮像装置10は、撮像素子アレイ1が高温になり温度データが必要となるときに、より正確に温度を算出することができる。
また、本実施形態1の撮像装置10は、撮像素子アレイ1の各受光部(撮像素子)の暗電流に起因する白点レベルには温度依存性があることを利用して撮像素子アレイ1の素子温度を算出する。
つまり、上記特許文献1のように温度センサを用いた場合には撮像素子アレイ1自体の素子温度を測定することは不可能であったが、本実施形態1によれば、暗時画像撮影時の画像において、あるレベル以上の白点画素数をカウンタ5がカウントすることにより、撮像素子アレイ1の内部の素子温度を測定することが可能になり、しかも別途、温度センサを設ける必要がない。
さらに、本実施形態1においては、温度測定手法として白点画素数(白傷画素数)をカウントするため、A/D変換後のデジタルデータ(画像デジタルデータ)を使用することができ、上記特許文献2のように画素アドレスやエリア指定データなどのデータを持つ必要もなく、これらのデータを格納するメモリなども準備する必要がない。
したがって、本実施形態1の撮像装置10によれば、簡易なシステム(カウンタ)で、撮像装置10の撮像素子アレイ1内部の温度を測定することができる。
要するに、本実施形態1の撮像装置10は、撮像素子アレイ1が光電変換により画像情報を取得し、増幅器2が、撮像素子2からの信号電荷を増幅して読み出し、A/D変換器3が、増幅器2からの撮像信号出力をデジタル変換し、温度算出部4がA/D変換器3からの出力データを元に温度を求めることにより、簡易なシステム(カウンタ)で、撮像装置10の撮像素子アレイ1内部の素子温度を容易かつ正確に測定することができる。
また、本発明の温度測定方法は、前述したが、得られたカウント数を変換式に用いることにより、温度測定することが可能となる。演算部6では、上記温度変換式を使用して温度を算出する。演算部6において、上記温度変換式を元にした温度変換テーブルを使用してもよい。
前記したようにカウントされる基準値の閾値として指定されるデジタル値は、出荷テスト結果などによって得られるデータに基づいて動的に決定してもよい。
要するに、閾値は、ある特定温度における撮像素子のデジタル出力値と各デジタル出力値を持つ撮像素子数とのいずれかまたは双方に基づいて決定される。つまり、出荷テスト時に得られる画像のデジタルデータ(撮像素子のデジタル出力値)および/または白点画素数(白傷画素数)を元に設定することができる。
また、前記したようにカウントされる閾値として指定されるデジタル値は、定数として決定しておいてもよい。
なお、演算部6は、カウンタ5がカウントした白点画素数をPとして、式(11)から絶対温度Tを求めるものとして説明したが、これに限らない。以下に説明するように図5を利用して温度計算してもよい。
図5は、白点画素数の温度依存性を示す図である。図5において、横軸は絶対温度の逆数であり、縦軸は指定レベル以上(閾値以上)の白点画素数(白点数)を示している。演算部6がこのグラフを温度変換テーブルとして保持し、この温度変換テーブルを使用して、白傷画素数(白点画素数)から温度データに換算してもよい。
さらに、本実施形態1の撮像モジュールを構成する撮像素子アレイは、CCDイメージセンサとして説明したが、これに限らない。本実施形態1の撮像装置10を構成する撮像素子アレイ1は、MOS型イメージセンサであってもよい。要するに本実施形態1の撮像装置10は、CCDイメージセンサやMOS型イメージセンサなどの半導体撮像素子であればよい。
さらに、本実施形態1では、上記のある一定レベルc、即ちカウンタ5によりカウントされる閾値として指定されるデジタル値は、出荷テスト結果などによって得られるデータに基づいて動的に決定するとして説明したが、これに限らない。上記のある一定レベルc、即ちカウンタ5によりカウントされる閾値として指定されるデジタル値は、定数として予め決定しておいてもよい。
以上により、本実施形態1によれば、光電変換により画像情報を取得可能な撮像素子アレイ1と、撮像素子アレイ1からの信号電荷を増幅して読み出す増幅器2と、増幅器2からの出力をデジタル変換するA/D変換器3と、A/D変換器3からのデジタルデータから、白点画素数の温度依存性を用いて温度を検出する温度算出部4とを備えた撮像モジュール10において、得られる暗時撮像信号のデジタルデータから、指定したデジタル値以上の画素数をカウントし、カウント値に基づいて温度を測定するため、撮像素子とは別に温度センサシステムを設置する必要がなく、また、温度の計算のために撮像素子アレイのアドレス指定やエリア指定をする必要もなく、簡易な手段で撮像素子の温度を測定することができる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、白点画素数をカウントし、カウントした白点画素数から撮像素子アレイ1の温度を算出する場合について説明したが、本実施形態2では、上記実施形態1の場合と同様に、算出した撮像素子アレイ1の温度または白点画素数に基づいて撮像した画像の補正処理を行う場合について説明する。なお、本実施形態2の撮像装置の構成部のうち上記実施形態1の撮像装置10の構成部と同一の作用効果を奏する部分については本実施形態1と同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6は、本発明に係る撮像装置の実施形態2の要部構成例を示すブロック図である。
図6において、本実施形態2の撮像装置10Aは、上記実施形態1の撮像装置10の場合と同様の撮像素子1と、増幅器2と、A/D変換器3と、温度算出部4とに加えて、画像の補正処理を行うDSP(Digital Signal Processor)7を備えている。
DSP7は、温度算出部4で算出された温度データ(または白点画素数)に基づいて、A/D変換器3から出力された撮像データの補正(白傷補正)を行う。この白傷補正は、白点を黒点に補正したり、白点の周囲の画素の平均値に白点の輝度値を補正したりする。
なお、本実施形態2のDSP7は画像処理装置の一例である。
ここで、本実施形態2の撮像装置10Aの動作について上記実施形態1の場合との相違点を中心にして説明する。
本実施形態2の撮像装置10Aは、上記実施形態1の撮像装置10の場合と同様に、A/D変換器3は画像データを出力し、温度算出部4はこれを受けて温度データを出力する。このとき、DSP7は、所定の温度以上の温度であると判断した場合、即ち、高温と判断された場合には、白傷と判断する閾値を上げる。
このように、DSP7は、温度算出部4が算出した温度データに応じた画像補正処理を行う。
なお、本実施形態2では、DSP7が、所定の温度以上の温度であると判断した場合、即ち、高温と判断された場合、白傷と判断する閾値を上げる場合について説明したが、これに限らず、DSP7は、温度算出部4が算出した温度データに応じて、画像処理(白傷補正)の係数を可変してもよい。
さらに、本実施形態2のDSP7は、温度算出部4からの温度データを受け取る場合について説明したが、これに限らない。
DSP7が受け取るデータは、カウンタ5で出力されたカウンタ値そのものを直に受け取ってもよい。この場合、DSP7は、受け取ったカウンタ値を利用して、上記の画像処理を行う。
このように、本実施形態2の撮像装置10Aは、DSP7が、温度算出部4で求めた温度データ(または白点画素数)に基づいてA/D変換器3から出力された撮像画像の補正を行うので、撮像素子アレイ1の温度に応じて最適な撮像画像の補正を行うことができる。
なお、温度算出部4は、白点画素数または温度獲得部であり、暗時撮像時にデジタルデータのうちの所定の閾値以上の画素出力レベルを前記白点画素数としてカウントするカウンタ5と、カウンタ5からのカウント値を白点画素数の温度依存性から温度に換算する演算部6とを有する場合の他に、暗時撮像時にデジタルデータのうちの所定の閾値以上の画素出力レベルを白点画素数としてカウントするカウンタ5だけを有する場合もあり得る。
(実施形態3)
上記実施形態1では、白点画素数をカウントし、カウントした白点画素数から撮像素子アレイ1の温度を求める場合について説明したが、本実施形態3では、上記実施形態1と同様にして求めた撮像素子アレイ1の温度データ(または白点画素数)に基づいて撮像素子部(撮像素子アレイ1、増幅器2およびA/D変換器3の少なくともいずれか)の駆動制御を行う場合について説明する。なお、本実施形態3の撮像装置のうち上記実施形態1の撮像装置と同一の作用効果を奏する部分については本実施形態1と同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図7は、本発明に係る撮像装置の実施形態3の要部構成例を示すブロック図である。
図7に示すように、本実施形態3の撮像装置10Bは、上記実施形態1の撮像措置10と同様の撮像素子1と、増幅器2と、A/D変換器3と、温度算出部4との他に、撮像素子部(撮像素子アレイ1、増幅器2およびA/D変換器3)を駆動制御する駆動制御回路8を備えている。
駆動制御回路8は、温度算出部4で算出された温度データ(または白点画素数)に基づいて撮像素子アレイ1、増幅器2およびA/D変換器3を駆動制御する。
次に、このような本実施形態3の動作を本実施形態1の場合との相違点を中心に説明する。
本実施形態3の撮像装置10Bは、上記実施形態1の撮像装置10の場合と同様に、A/D変換器3から撮像信号のデジタルデータを出力し、温度算出部4は、デジタルデータを受けて温度データを出力する。
さらに、駆動制御回路8は、温度算出部4からの温度データを元に、撮像素子部(撮像素子アレイ1、増幅器2およびA/D変換器3)の駆動制御を行う。
例えば、駆動制御回路8は、所定の温度以上の温度であると判断された場合、即ち高温と判断された場合には、増幅器2のゲインを下げる。
このように、駆動制御回路8は、温度算出部4が求めた温度に応じた駆動制御を行う。
したがって、人物や風景などの被写体が撮影された画像データの白傷が撮像素子アレイ1が高温である場合にも目立たなくなる。
なお、本実施形態3では、駆動制御回路8が、所定の温度以上の温度であると判断した場合、即ち高温と判断した場合には、増幅器2のゲインを下げる場合について説明したが、これに限らず、単に下げるのではなく、駆動制御回路8は、温度算出部4が求めた温度が高くなるにつれて、増幅器2のゲインを連続的または段階的に下げてもよい。
また、駆動制御回路8が、所定の温度以上の温度であると判断した場合、即ち高温と判断した場合には、撮像素子アレイ1における電荷蓄積時間であるシャッタ蓄積時間を短くしてもよい。
また、駆動制御回路8が、温度算出部4が求めた温度が高くなるにつれて、撮像素子アレイ1の電荷蓄積時間であるシャッタ蓄積時間を連続的または段階的に短くしてもよい。
なお、駆動制御回路8が、所定の温度以上の温度であると判断した場合、即ち高温と判断した場合には、撮像素子部(撮像素子アレイ1、増幅器2、およびA/D変換器3)の全体を、高温であると判断されていない場合に比べてフレームレートを下げるなどして、より低消費電力で駆動してもよい。このように、駆動制御回路8は、高温であると判断した場合には、撮像装置10Bの温度上昇を低減する制御を行っても良い。
駆動制御回路8は、撮像素子部(撮像素子アレイ1、増幅器2、およびA/D変換器3)の全体に供給される動作クロックの発振周波数を下げることにより、フレームレートを下げる制御を行うことができる。
このように、駆動制御回路8は、温度算出部4が算出した温度が高温であると判断した場合には、より低消費電力で撮像素子部(撮像素子アレイ1、増幅器2、およびA/D変換器3)の全体の駆動の制御を行うので、さらなる温度上昇を低減することができる。
また、駆動制御回路8が、所定の温度以上の温度であると判断した場合、即ち高温と判断した場合には、増幅器2に供給する駆動電流などの駆動電流を低減することにより、より低消費電力で駆動してもよい。
また、駆動制御回路8が、温度算出部4が算出した温度が高くなるにつれて、フレームレートを連続的または段階的に下げるなどして、連続的または段階的に低消費電力になるように撮像素子部(撮像素子アレイ1、増幅器2、およびA/D変換器3)の全体を駆動してもよい。
さらに、駆動制御回路8が受け取るデータは、演算部6で温度データに変換させず、カウンタ5で出力されたカウンタ値そのものを受け取ってもよい。この場合、駆動制御回路8は、受け取ったカウンタ値を利用して、上記の駆動処理を行う。
このように、本実施形態3の撮像モジュール10Bは、駆動制御回路8が、温度算出部4で求めた温度または白点画素数に基づいて撮像素子部(撮像素子アレイ1、増幅器2、およびA/D変換器3の少なくともいずれか)の駆動を制御するので、撮像素子アレイ1の温度に応じて最適な撮像素子部の駆動を実現することができ、良好な撮像画像データを出力することができる。
また、本実施形態3の変形例として説明したように、本実施形態3の撮像モジュール10Bは、駆動制御回路8が、温度算出部4で算出された温度が高温であるまたは白点画素数が多数である場合に、撮像素子部(撮像素子増幅器2、およびA/D変換器3)の全体を低消費電力で駆動するので、撮像素子部のさらなる温度上昇を低減することができ、良好な画像を出力することができる。
(実施形態4)
上記実施形態1では、白点画素数をカウントし、カウントした白点画素数から撮像素子アレイ1の温度を求める場合について説明したが、本実施形態4では、上記実施形態1の場合と同様に求めた撮像素子アレイ1の温度または白点画素数に基づいて回路全体の冷却動作を行う場合について説明する。なお、本実施形態5の撮像装置の各構成部のうち上記実施形態1の撮像装置と同一の作用効果を奏する部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図8は、本発明に係る撮像装置の実施形態4の要部構成例を示すブロック図である。
図8に示すように、本実施形態4の撮像装置10Cは、本実施形態1の撮像装置10と同様の撮像素子1と、増幅器2と、A/D変換器3と、温度算出部4との他に、回路全体を冷却するための送風機などの冷却装置9を備えている。
冷却装置9は、温度算出部4が算出した温度データを元に、撮像装置10Cの回路全体の冷却動作を行う。
次に、本実施形態4の撮像装置10Cの動作を本実施形態1との相違点を中心にして説明する。
本実施形態1の場合と同様に、A/D変換器3は撮像信号のデジタルデータを出力し、温度算出部4はこれを受けて温度データを出力する。
冷却装置9は、この温度データを元に、撮像装置10Cの回路全体の冷却動作を行う。即ち、温度データが示す温度が所定の温度より高い場合、冷却装置9は、ファンを回転させて回路全体に送風する。
このように、本実施形態4によれば、温度データが示す温度が所定の温度より高い場合、冷却装置9が、ファンを回転始動させて回路全体に送風するので、さらなる温度上昇を低減することができ、良好な撮像画像を出力することができる。
なお、冷却装置9が受け取るデータは、演算部6で温度データに変換させず、カウンタ5で出力されたカウンタ値そのものを受け取ってもよい。この場合、冷却装置9は、受け取ったカウンタ値を利用して、上記の冷却動作を行う。
さらに、本実施形態4では、冷却装置9が送風機である場合について説明したが、水冷式の冷却装置であってもよいし、ヒートポンプ方式により冷却する装置であってもよい。要するに、本実施形態4の冷却装置9は、撮像装置10Cの回路全体を冷却できる装置でありさえすればよい。
本実施形態1〜4の撮像装置は、携帯電話装置、デジタルスチルカメラ、ムービーカメラなどの各種電子機器に組み込んで利用することができる。上記実施形態1〜4のいずれかの撮像装置から得られる温度データを、外部機器の温度データとして使用することができる。
(実施形態5)
図9は、本発明の実施形態5として、本発明の実施形態1〜4の撮像装置10、10A、10Bおよび10Cのいずれかを撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。
図9において、本実施形態5の電子情報機器90は、上記実施形態1〜4の撮像装置10、10A、10Bおよび10Cのいずれかからの撮像信号を各種信号処理したカラー画像信号を記録用に所定の信号処理した後にデータ記録可能とする記録メディアなどのメモリ部92と、上記実施形態1〜4の撮像装置10、10A、10Bおよび10Cのいずれかからの撮像信号を各種信号処理したカラー画像信号を表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示可能とする液晶表示装置などの表示手段93と、上記実施形態1〜4の撮像装置10、10A、10Bおよび10Cのいずれかからの撮像信号を各種信号処理したカラー画像信号を通信用に所定の信号処理をした後に通信処理可能とする送受信装置などの通信手段94と、上記実施形態1〜4の撮像装置10、10A、10Bおよび10Cのいずれかからの撮像信号を各種信号処理したカラー画像信号を印刷用に所定の印刷信号処理をした後に印刷処理可能とするプリンタなどの画像出力手段95とを有している。なお、この電子情報機器90として、これに限らず、メモリ部92と、表示手段93と、通信手段94と、プリンタなどの画像出力手段95とのうちの少なくともいずれかを有していてもよい。上記実施形態1〜4の撮像装置10、10A、10Bおよび10Cのいずれかからの撮像信号から得られる温度データを、メモリ部92、表示手段93、通信手段94および画像出力手段95のうちの少なくともいずれかの温度データとして使用して各手段の性能を良好にすることができる。
この電子情報機器90としては、前述したように例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラ、ドアホンカメラ、車載用後方監視カメラなどの車載用カメラおよびテレビジョン電話用カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、カメラ付き携帯電話装置および携帯端末装置(PDA)などの画像入力デバイスを有した電子機器が考えられる。
したがって、本実施形態2によれば、この固体撮像装置91からのカラー画像信号に基づいて、これを表示画面上に良好に表示したり、これを紙面にて画像出力装置95により良好にプリントアウト(印刷)したり、これを通信データとして有線または無線にて良好に通信したり、これをメモリ部92に所定のデータ圧縮処理を行って良好に記憶したり、各種データ処理を良好に行うことができる。
なお、上記実施形態1〜4では、特に、説明しなかったが、ハードウェア構成だけではなく、ソフトウェア構成としてもよい。本発明の温度測定方法は、撮像素子アレイにより入射光を光電変換して信号電荷を生成する撮像ステップと、増幅部が該撮像素子アレイからの信号電荷を増幅して撮像信号を出力する増幅ステップと、A/D変換部が、該増幅部からの撮像信号をデジタル変換してデジタルデータを出力するA/D変換ステップと、白点画素数または温度獲得部が該A/D変換器からの該デジタルデータを用いて温度または白点画素数を求める白点画素数または温度獲得ステップとを有している。この白点画素数または温度獲得ステップは、記憶装置のROM内の制御プログラムおよびそのデータに基づいて、制御手段としての白点画素数または温度獲得部(CPU;中央演算処理装置)がA/D変換器3からのデジタルデータを用いて白点画素数または、白点画素数の温度依存性から温度を求めるようにしてもよい。
ROMとしては、ハードディスク、光ディスク、磁気ディスクおよびICメモリなどの可読記録媒体(記憶手段)で構成されている。この制御プログラムおよびこれに用いる各種データは、携帯自在な光ディスク、磁気ディスクおよびICメモリなどからROMにダウンロードされてもよいし、コンピュータのハードディスクからROMにダウンロードされてもよいし、無線または有線、インターネットなどを介してROMにダウンロードされてもよい。本発明の温度測定方法の白点画素数または温度獲得ステップをコンピュータに実行させるための処理手順が記述された制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な可読記憶媒体に格納して、コンピュータ(CPU)により白点画素数または温度獲得処理を行うものである。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1〜5を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1〜5に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1〜5の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する半導体素子で構成されたCCDイメージセンサやMOS型イメージセンサなどの撮像装置、これを用いて素子温度を測定するための温度測定方法、この撮像装置を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、テレビジョン電話装置、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器、この温度測定方法の各ステップをコンピュータに実行させるための制御プログラムおよびこの制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な可読記録媒体の分野において、白点画素数または温度獲得部が該A/D変換部からの該デジタルデータを利用して白点画素数または、白点画素数に依存した温度を求めるため、撮像素子とは別に温度センサシステムを設置する必要がなく、また、温度の計算のために撮像素子アレイのアドレス指定やエリア指定をする必要もなく、簡易な手段で撮像素子の温度を測定することができる。
本発明に係る撮像装置の実施形態1の要部構成例を示すブロック図である。 (a)は、シャッタを閉じた状態で撮像した暗時の表示画面図、(b)は、(a)の暗時の表示画面に対応したデジタルデータの画素毎の画素出力レベルを示す図、(c)は、(a)の暗時のデジタルデータの画素出力レベルのヒストグラムを示す図である。 (a)は、暗時のデジタルデータの各温度をパラメータとした画素出力レベルのヒストグラムを示す図、(b)は、白点(白傷)の個数の温度依存性を示す図である。 暗時画像撮影時のヒストグラムのグラフを示す図である。 白点画素数の温度依存性を示す図である。 本発明に係る撮像装置の実施形態2の要部構成例を示すブロック図である。 本発明に係る撮像装置の実施形態3の要部構成例を示すブロック図である。 本発明に係る撮像装置の実施形態4の要部構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態5として、本発明の実施形態1〜4の撮像装置のいずれかを撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 撮像素子アレイ
2 増幅器(増幅部)
3 A/D変換器(A/D変換部)
4 温度算出部(白点画素数または温度獲得部)
5 カウンタ(カウンタ部)
6 演算部
7 DSP(画像処理装置)
8 駆動制御回路(駆動制御部)
9 冷却装置(冷却部)
10、10A、10B、10C 撮像装置

Claims (21)

  1. 入射光を光電変換して信号電荷を生成する複数の受光部が設けられた撮像素子アレイと、
    該複数の受光部からの各信号電荷をそれぞれ増幅して撮像信号をそれぞれ出力する増幅部と、
    該撮像信号をデジタル変換してデジタルデータを出力するA/D変換部と、
    該デジタルデータから白点画素数または、該白点画素数の温度依存性から温度を求める白点画素数または温度獲得部とを有する撮像装置。
  2. 前記白点画素数または温度獲得部は、
    暗時撮像時に前記デジタルデータのうちの所定の閾値以上の画素出力レベルを前記白点画素数としてカウントするカウンタ部と、
    該カウンタ部からのカウント値を該白点画素数の温度依存性から温度に換算する演算部とを有する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記白点画素数または温度獲得部は、
    暗時撮像時に前記デジタルデータのうちの所定の閾値以上の画素出力レベルを前記白点画素数としてカウントするカウンタ部を有する請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記カウンタ部は、前記デジタルデータのうち、前記白点画素の閾値として指定されたデジタル値以上のデジタル値を有する画素毎のデジタルデータをカウントする請求項2または3に記載の撮像装置。
  5. 前記演算部は、前記カウンタ部からのカウント値を温度に換算するための数式または温度換算テーブルを有し、該数式または温度換算テーブルを用いて前記カウンタ部からのカウント値を温度に換算する請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記閾値は、ある特定温度における撮像素子のデジタル出力値と各デジタル出力値を持つ撮像素子数とのいずれかまたは双方に基づいて決定される請求項2〜4のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記閾値は、予め定められる定数である請求項2または3に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像素子アレイは、CCD型撮像素子アレイまたはMOS型撮像素子アレイである請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記白点画素数または温度獲得部で求められた温度または白点画素数に基づいて、前記デジタルデータの補正を行う画像処理装置をさらに有する請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記白点画素数または温度獲得部で求められた温度または白点画素数に基づいて、前記撮像素子アレイ、増幅部およびA/D変換部の少なくともいずれかの駆動を制御する駆動制御部をさらに有する請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記駆動制御部は、前記白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数に基づいて前記増幅部のゲインを制御する請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記駆動制御部は、前記白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数に基づいて前記撮像素子アレイが信号電荷を蓄積する時間を制御する請求項10に記載の撮像装置。
  13. 前記駆動制御部は、前記白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数が所定温度以上または所定個数以上である場合、前記白点画素数または温度獲得部で求められた温度または白点画素数が所定温度未満または所定個数未満である場合に比べて前記撮像素子アレイをより低消費電力で駆動する請求項10に記載の撮像装置。
  14. 前記駆動制御部は、前記白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数が所定温度以上または所定個数以上である場合、前記白点画素数または温度獲得部で求められた温度または白点画素数が所定温度未満または所定個数未満である場合に比べて前記撮像素子アレイが撮像するフレームレートを下げる請求項10または13に記載の撮像装置。
  15. 前記駆動制御部は、前記白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数に基づいて前記撮像素子アレイを駆動する駆動電流を制御する請求項10に記載の撮像装置。
  16. 前記白点画素数または温度獲得部で求められた前記温度または白点画素数に応じて装置を冷却する冷却部をさらに有する請求項1に記載の撮像装置。
  17. 前記冷却部は、前記温度または白点画素数が所定値以上の場合にファンにより装置を冷却する請求項16に記載の撮像装置。
  18. 請求項1〜17のいずれかに記載の撮像装置を画像入力デバイスとして撮像部に用いた電子情報機器。
  19. 撮像素子アレイにより入射光を光電変換して信号電荷を生成する撮像ステップと、
    増幅部が該撮像素子アレイからの信号電荷を増幅して撮像信号を出力する増幅ステップと、
    A/D変換部が、該増幅部からの撮像信号をデジタル変換してデジタルデータを出力するA/D変換ステップと、
    白点画素数または温度獲得部が該A/D変換器からの該デジタルデータを用いて温度または白点画素数を求める白点画素数または温度獲得ステップとを有する温度測定方法。
  20. 請求項19に記載の温度測定方法の白点画素数または温度獲得ステップをコンピュータに実行させるための制御プログラム。
  21. 請求項20に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み出し可能な可読記録媒体。
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