JP2004336244A - 補正装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の撮像領域間の不均一性を、前記撮像素子もしくは撮像素子周辺の温度変動をも考慮してリアルタイムに補正できるようにする。
【解決手段】複数の出力端子から出力される複数の撮像信号のレベルをそれぞれ独立に調整するための複数のレベル調整手段113,114と、前記複数のレベル調整手段の出力レベルを検出する出力レベル検出手段116と、前記撮像素子もしくは撮像素子周辺の温度を測定する温度計121と、前記出力レベル検出手段116の検出結果及び前記温度計121の温度測定結果に基づいて各撮像信号のレベル差が小さくなるような補正係数を決定する補正係数決定手段117とを備え、前記補正係数決定手段117で決定した補正係数を前記レベル調整手段113、114に与えて各撮像信号のレベル差が小さくなるような調整を行なうようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は補正装置に関し、特に、撮像面が複数の領域に分割され、それぞれの領域の撮像信号を増幅する増幅器と、この出力に接続された複数の撮像信号出力端子を備える固体撮像素子からの信号を補正する補正装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディジタル信号処理技術及び半導体技術の進歩により、標準テレビ方式、例えばNTSC方式やPAL方式の動画像信号をディジタル記録する民生用ディジタルビデオ規格が提案されており、その応用として、ディジタルビデオ記録再生装置と撮像装置とを一体化したディジタルビデオカメラが製品化されている。このようなディジタルビデオカメラでは、ディジタル記録という特徴を生かして、静止画記録機能を備えるものがある。
【0003】
また、コンピュータ等と接続するためにディジタルI/Fを具備し、撮影した画像をコンピュータに取り込む機能を有するものもある。さらに、複数の記録媒体を具備し、画像の使用目的に応じて記録媒体を選択できるようになっている装置も実用化されている。
【0004】
このような装置において、記録された画像をテレビに接続して再生する場合は、その画像サイズはディジタルビデオ規格で定められるもの、例えば720x480画素でなんら問題は無いが、ディジタルI/Fを介して他のメディアに画像を転送する場合は、画質上の問題からより多くの画素数が要求される場合がある。
【0005】
撮像素子の多画素化に伴い、撮像素子の全画素の情報を読み出すためにはより高い周波数で撮像素子を駆動する必要があり、全画素の情報を読み出すようにするとS/Nの劣化や消費電力の増大を招く問題があった。
【0006】
そこで、撮像素子の駆動周波数を低く抑えたまま撮像情報のデータレートを上げる方法が考えられている。このような方法の一つとして、撮像面を複数の領域に分割し、それぞれの領域に独立した電荷転送部、増幅器及び出力端子を持たせ、撮像信号を並列に読み出す方法がある。
【0007】
図14に、上記のような撮像素子を用いた撮像装置の例を示す。図14において、撮像素子1400の撮像面は左右の2領域に分割されている。また、1401及び1402は光電変換及び垂直転送部であり、1403及び1404は水平転送部、1405及び1406は増幅器、1407及び1408は出力端子である。このような構造の撮像素子を用いることにより、撮像素子の駆動周波数に対し2倍のデータレートの撮像情報が得られる利点がある。
【0008】
一方、この方法の欠点として、各領域の増幅器及び外部周辺回路の特性の不均一性により、2つの領域を合成して画像を生成した場合に、領域間のレベル差による境界線が生じるなどの画質劣化が発生する問題があった。
【0009】
これらの不均一性による画質劣化を軽減する方法として、あらかじめ各領域の黒レベル及び標準白レベルを測定して補正係数を求めておき、撮像時にこの補正係数により不均一性の補正を行なう方法が考えられている。
【0010】
図14には、このような補正回路の構成例を示している。不図示の結像光学系により撮像素子1400上に結像した被写体像は、撮像素子1400により電気信号に変換され、不図示の駆動タイミング発生回路から供給される駆動パルスに応じて出力端子1407及び1408より出力される。
【0011】
撮像素子1400から得られる2系統の画像信号は、アナログ信号処理部1409、1410によりアナログ信号処理を施された後でAD変換され、黒レベル補正回路1411、1412及び黒レベル差検出回路1413に供給される。黒レベル差検出回路1413では、2系統の画像信号から黒レベルの差を検出し補正係数が計算される。
【0012】
この補正係数は、黒レベル補正回路1411及び1412に供給され、上記補正係数に基づいて黒レベルの差が補正される。上記黒レベルの差の検出には、撮像素子1400のオプティカルブラック画素の信号が用いられる。検出と補正値計算は、所定の時期に一度だけ実施し、得られた補正係数をメモリ1420に記憶することで、以後の撮影時には検出は行なわずにメモリ1420に記憶された補正係数により黒レベル差の補正が行われる。
【0013】
次に、各信号は白レベル補正回路1414、1415、及び白レベル差検出回路1416に供給される。白レベル差検出回路1414では、2系統の画像信号から白レベルの差を検出し補正係数が計算される。この補正係数は黒白レベル補正回路1414、1415に供給され、上記補正係数に基づいて白レベルの差が補正される。
【0014】
白レベルの差の検出には、撮像素子1400に標準白レベルが得られるような一様な光を照射し、その時の画像信号が用いられる。検出と補正値計算は、所定の時期に一度だけ実施され、得られた補正係数をメモリ1421に記憶することで、以後の撮影時には検出は行なわずにメモリ1421に記憶された補正係数を用いて白レベル差の補正が行われる。
【0015】
白レベル補正された信号は、画面合成回路1417にて左右の画像が一枚の画像として合成された後、カメラ信号処理回路1418にてγ補正処理、輪郭補正処理、色補正処理などを施され、輝度信号及び色差信号として出力端子1419より出力される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、標準白画像を撮像するなど、決められた条件の下でしか補正係数が算出されないため、リアルタイム性に欠ける問題があった。このため、温度変動もしくは経時変動のような動的な変動に対応することができず、領域間の不均一性を十分に補正しきれない場合があった。
【0017】
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたもので、複数の撮像領域間の不均一性を、前記撮像素子もしくは撮像素子周辺の温度変動をも考慮してリアルタイムに補正できるようにすることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の補正装置は、撮像素子の複数の出力部からの複数の撮像信号を補正する補正装置であって、前記複数の撮像信号のレベルを調整するためのレベル調整手段と、温度情報に基づいて前記複数の撮像信号のレベル差が小さくなるようにするための補正係数を決定する補正係数決定手段とを備え、前記補正係数決定手段で決定した補正係数を前記レベル調整手段に与えて各撮像信号のレベル差が小さくなるように調整を行なうことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照しながら本発明の補正装置を撮像装置に適用した実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、単板ビデオカメラに本発明を適用した実施の形態を概略的に示す図である。
図1において、100は撮像領域が2分割され、それぞれに出力端子を持つCCDエリアセンサ、101は光電変換部及び垂直転送部、103及び104は水平転送部であり、画面の中心を境にして左右方向に2分割されている。
【0020】
105及び106は信号電荷を増幅する出力アンプであり、107及び108は撮像信号の出力端子である。また、109及び110は相関2重サンプルとAD変換を行なうアナログフロントエンドである。111及び112は黒レベルの検出及び補正手段、113及び114はゲインを調整するゲイン調整手段、115は2系統の画像信号を合成して1枚の画像を生成する画面合成手段である。
【0021】
また、116は2系統間の不均一性を検出するための段差評価値生成手段、117はシステムの制御を行なうマイコン、118はカメラ信号処理手段、119は出力端子、120は書き換え可能な不揮発性メモリである。121はCCD100の温度を測定する温度計である。
本実施の形態及び後述の実施の形態では、ゲイン調整手段113、114、段差評価値生成手段116、及びマイコン117により、2系統間の不均一性を検出し、補正するための補正装置を構成している。
【0022】
次に、上記構成における本実施の形態のビデオカメラの動作について説明する。
不図示の結像光学系によりCCD100上に結像した被写体像は、光電変換部101により電気信号に変換された後、水平転送路103及び104により2系統に分割されて出力アンプ105及び106に供給される。
【0023】
信号電荷は、出力アンプ105及び106で所定のレベルに増幅され、第1の出力端子107及び第2の出力端子108より出力される。以後、第1の出力端子107から得られる撮像信号を左チャンネル信号、第2の出力端子108から得られる撮像信号を右チャンネル信号と呼称することにする。
【0024】
左右2系統の撮像信号は、アナログフロントエンド109、110により相関二重サンプル処理及びAD変換された後、黒レベル検出及び補正手段111,112に供給される。黒レベル検出及び補正手段111,112では、撮像信号のうちダミー信号部分もしくはオプティカルブラック信号部分を用いて、2系統の撮像信号の黒レベルがそれぞれディジタルコードの「0」と一致するように黒レベル補正が行われる。これにより、2系統間のオフセット成分の誤差が除去されることになる。
【0025】
黒レベルが補正された信号は、ゲイン調整手段113、114によりゲイン調整が施される。ゲイン調整時に適用されるゲインはマイコン117より供給される。従来の撮像装置では、低照度環境下での信号量のゲインアップを、アナログ回路により行なっていたが、本実施の形態のように2系統の撮像信号を取り扱う撮像装置では、アナログ回路によるゲイン調整は2系統間の不均一性の要因となりうる。よって、本実施の形態ではゲインの調整はゲイン調整手段113,114を用いてディジタル演算により行なうことで、回路のばらつきや経時変動、温度変動の影響を排除している。
【0026】
また、画像の明るさのためのゲイン調整だけでなく、2系統間のゲイン誤差の補正もここで行なう。一般に、2系統間のゲインの差はCCDエリアセンサ100の出力レベルの大きさに依存する。
【0027】
図3は、2系統間の出力レベルとチャンネル間におけるゲイン差の一例を示した特性図である。図3において、横軸はCCD100の左チャンネル出力レベルであり、縦軸はゲイン調整手段114の入力信号(左チャンネル)とゲイン調整手段113の入力信号(右チャンネル)の信号との比、すなわち2系統間の信号レベルのゲイン差を表している。
【0028】
例えば、ある明るさの被写体を撮像したときのCCD100の左チャンネル出力レベルをL0、右チャンネル出力レベルをL0rightとすると、このときのゲイン差E0は次式(1)で与えられる。
E0 = L0right / L0・・・(1)式
【0029】
この図で示されるように、信号レベルとゲイン差の関係が一定ではないので、ゲインの補正量は固定値ではなく、ゲインアップ量に応じて補正量を可変する必要がある。
【0030】
本実施の形態では、ゲイン調整後の信号に対し基準レベルLrefを設定し、ゲインアップ量にかかわらず常に基準レベルLrefで2系統間のレベル差が0、すなわち各チャンネルの信号が基準レベルLrefに一致するようにゲイン補正を行なう。基準レベルLrefのレベルについては、基準白に対してγ補正後で75%程度のグレーレベルが選ばれる。
【0031】
例えば、CCD100の左チャンネル出力レベルがL0の時に、ゲイン調整手段114の出力レベルが基準レベルLrefになるようなゲインアップ量のとき、左チャンネルのゲイン調整手段114に与えるゲインA0は次式で表せる。
A0 = 基準レベルLref / L0・・・(2)式
【0032】
また、このとき右チャンネルのゲイン調整手段113に与えるゲインA0rightは、ゲイン補正量をC0として、次式で表せる。
A0right = A0 x C0・・・(3)式
そして、C0は次式で求められる。
C0 = 1.0 / E0・・・(4)式
【0033】
同様に、CCD100の左チャンネル出力レベルがL1の時に、ゲイン調整手段114の出力レベルが基準レベルLrefになるようなゲインアップ量のときのゲイン補正量C1は次式で求められる。
C1 = 1.0 / E1・・・(5)式
【0034】
ゲインアップ量に対するゲイン補正量の特性例を図4示す。この補正特性は、CCD100もしくはアナログフロントエンド109、110の部品ごとに異なる。
【0035】
次に、ゲイン補正特性の測定について述べる。
段差評価値生成手段116は、分割領域の境界付近に指定した矩形領域内の画素値を元に画面段差の評価値を算出しマイコン117に出力する。
【0036】
図2に、画面内の矩形領域の例を示す。図2に示すように、2分割された領域201、202の境界近傍に、矩形領域203、204が設定され、この領域内の画素値が画面段差の評価に用いられる。
【0037】
CCD100は、単板でカラー画像を撮像するために、オンチップカラーフィルタが画素部に貼られている。上記オンチップカラーフィルタは、例えば図2の205に示すような配列である。段差評価値生成手段116では、このうちの一色の画素値を選択して領域内で平均値を計算し、これを画面段差の評価値としている。
【0038】
ゲイン補正特性の測定時は、明るさが一様な被写体を撮像し、マイコン117よりゲイン調整手段113及び114に同一のゲイン乗数を設定して行なう。一方の矩形領域203内の画素の平均レベルを左チャンネルのレベルとするとともに、他方の矩形領域204内の画素の平均レベルを右チャンネルのレベルとして、マイコン117に出力する。
【0039】
マイコン117では、左チャンネルのレベルを基準として右チャンネルのゲイン補正量を前述のように算出する。このような測定を、CCD100の出力レベルにおいて所定の間隔で行なうことにより、ゲイン補正特性を生成する。
【0040】
マイコン117は、生成されたゲイン補正特性をEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの書き換え可能な不揮発メモリ120に格納する。ゲイン補正特性の生成は、例えば工場調整時などに実行される。したがって、経時変動や温度変動などの動的な変動に対しては対応できずにゲイン差が誤差として残留する。
【0041】
次に、一般撮影時における残留ゲイン誤差の補正に関して説明する。
図5は、温度計121の測定による温度情報に基づいてCCDエリアセンサの複数の出力端子からの複数の撮像信号のレベル差が小さくなるようにするための補正係数を決定する補正係数決定手段であるマイコン117で実行される残留ゲイン誤差を補正するブロックの構成について示したものである。図5における信号A,B,C,Dは、図1における信号A,B,C,Dに対応しており、符号Aは左チャンネルの段差評価値、符号Bは右チャンネルの段差評価値、符号Cは左チャンネルのゲイン調整値、符号Dは右チャンネルのゲイン調整値である。
【0042】
マイコン117に入力された左チャンネル段差評価値A及び右チャンネル段差評価値Bはゲイン誤差計算手段501に入力され、ゲイン誤差量Eが求められる。ゲイン誤差量Eは次式により得られる。
E = B/A・・・(6)式
【0043】
ゲイン誤差計算手段501で得られるゲイン誤差量Eは、単純に画素レベルの比であり、チャンネル間の不均一性のみならず、被写体そのものが持つレベル差にも影響をうける。したがって、正しいゲイン誤差補正を行なうためには、被写体依存のレベル差成分を排除する必要がある。本実施の形態では、被写体依存のレベル差成分をリミッタ手段502及び積分手段503により排除している。
【0044】
リミッタ手段502の入出力特性の一例を図6に示す。図6の原点はリミッタ入力=リミッタ出力=1.0の点を表す。チャンネル間のレベルの比なので、ゲイン誤差のないときの値は1.0になる。
【0045】
図6に示すように、レベル差の比が閾値THを越える場合には、リミッタ出力は1.0になる。前記閾値THは、残留ゲイン誤差量と対応付けて決定される。この処理により、レベル差が大きいものは被写体依存のレベル差とみなされて排除される。
【0046】
図7に、積分手段503の内部構成を示す。入力信号X(0)は、引算手段701において所定時間遅延した信号Y(−1)との差をとった後、係数器702にて係数kが乗ぜられる。係数器702の出力は、加算手段703にて遅延信号に加算され出力となる一方で遅延手段704に供給される。出力信号をY(0)として式で表すと次のようになる。
Y(0) = kX(0) + (1−k)Y(−1) (0 < k < 1) ・・・(7)式
【0047】
遅延時間は、CCDの垂直走査期間と等しい時間である。この処理により、過去1/kフレーム分の誤差量の平均値が得られる。通常、被写体は画角の中で長時間固定されるものではないので、複数のフレームで平均を取ることにより、被写体依存のレベル差成分は相殺され排除される。
【0048】
以上のような処理により、被写体によるレベル差が排除され、チャンネル間の不均一性に起因するゲイン誤差が抽出される。ゲイン誤差量は、次に補正量制御手段504にて係数が乗ぜられる。この係数は、ゲイン誤差補正ループのフィードバックゲインに相当する。ゲインが大きい場合は、補正能力は高くなるが、誤検出等の外乱に対して不安定になり、ゲインが小さい場合は外乱に対しては安定するが、補正能力は低くなる。
【0049】
図8は、CCD100の温度に対するフィードバックゲインの制御特性を示したものである。CCD100の温度は、図1に示す温度計121で測定されマイコン117に入力される。図8に示すTrefは、基準温度でありゲイン補正特性の測定時の温度に相当する。補正量制御手段においては、図8に示すように、基準温度から外れるに従い、フィードバックゲインが大きくなるような制御を行なう。
【0050】
チャンネル間の不均一性の動的変動の主たる要因は温度変動であり、このような制御を行なうことで、温度変動に対して効果的に補正を行なうことができるようにしている。
【0051】
補正量制御手段504の出力は、ゲイン補正量計算手段506に供給される。ゲイン補正量計算手段506には、ゲイン補正特性テーブル505の出力も供給される。ゲイン補正特性テーブル505は、既に説明したゲイン補正特性をテーブル化したものである。
【0052】
図4に例示するように、ゲインアップ量に対応してゲイン補正量が得られるものである。ゲイン補正量計算手段で506では、これら2つの入力信号とゲインアップ量を掛け合わすことにより、実際に右チャンネルに対するゲイン調整値が計算される。そして、このように計算されたゲイン調整値は、図1に示すゲイン調整手段113に供給される。ゲイン調整手段114には、ゲインアップ量そのものが供給される。
【0053】
ゲイン調整後の信号は、画面合成手段115及び段差評価値生成手段116に供給される。画面合成手段115では、2系統の信号を合成し1画面の画像としてカメラ信号処理回路118に出力する。カメラ信号処理回路118ではγ補正、色補正、輪郭補正などの信号処理が為され画像信号として端子119より出力される。
【0054】
(第2の実施の形態)
図9は、本発明の第2の実施の形態を説明するための信号処理ブロック図である。撮像装置全体の具体的構成は、前述した第1の実施の形態と同じである。図9で示される構成における信号処理は、図1におけるマイコン117内で実行されるものである。また、評価値測定の矩形領域は、第1の実施の形態と同じである。
【0055】
マイコン117に入力された左チャンネル段差評価値Aと右チャンネル段差評価値Bはゲイン誤差計算手段901に入力され、ゲイン誤差量が求められる。ゲイン誤差計算手段901とリミッタ手段902の構成、動作は第一の実施形態と同様なので、説明を省く。
【0056】
リミッタ手段902の出力は、積分手段903に入力される。積分手段903には、温度計121で測定されたCCD周辺の温度も同時に入力される。積分手段903の内部構成を図10に示す。係数制御手段1001以外の動作は第1の実施の形態と同じである。
【0057】
図11に、係数制御手段1001の係数制御特性を示す。図11において、横軸は温度計121で測定されたCCD周辺の温度を表し、縦軸は係数器1003に供給される係数を示す。グラフ中に記されているTrefは、第1の実施の形態で述べた基準温度を示す。
【0058】
同図に示すように、CCD周辺温度が基準温度のとき、出力される係数は所定の値kになるが、その温度から外れた場合にはkより大きい値が出力される。このような係数制御を行なうことで、温度に応じて補正ループの応答を制御することが可能となり、温度変動に対する補正が精度よく行なえる。
【0059】
積分手段903の出力は、次に補正量制御手段904にて係数が乗ぜられる。補正量制御手段904では、第1の実施の形態と異なり温度による制御は行なわない。ゲイン補正特性テーブル905、ゲイン補正量計算手段906の動作は第1の実施の形態と同じである。
【0060】
図1に戻り、得られた左チャンネルゲイン調整値C及び右チャンネルゲイン調整値Dはゲイン調整手段114、113にそれぞれ供給される。
【0061】
(第3の実施の形態)
図12は、本発明の第3の実施の形態を説明するための信号処理ブロック図である。撮像装置全体の具体的構成は、第1の実施の形態と同じである。図12で示される信号処理は、図1におけるマイコン117内で実行されるものである。また、評価値測定の矩形領域は、第1の実施の形態と同じである。
【0062】
マイコン117に入力された左チャンネル段差評価値Aと右チャンネル段差評価値Bはゲイン誤差計算手段1201に入力され、ゲイン誤差量が求められる。ゲイン誤差計算手段1201の構成、動作は第1の実施の形態と同様なので、説明を省く。
【0063】
ゲイン誤差計算手段1201は、リミッタ手段1202に入力される。リミッタ手段1202には温度計121で測定されたCCD周辺の温度も同時に入力される。
【0064】
図13に、リミッタ手段1202における閾値制御特性を示す。図13において、横軸は温度計121で測定されたCCD周辺の温度を表し、縦軸はリミッタの閾値を示す。閾値に対するリミッタ動作は図6に示したものである。グラフ中に記されているTrefは、第1の実施の形態で述べた基準温度を示す。
【0065】
図13に示すように、CCD周辺温度が基準温度のとき、出力される閾値は所定の値THになるが、その温度から外れた場合には所定の値THより大きい値が出力される。このような閾値制御を行なうことで、温度に応じた段差検出のレベル制御が可能となり、温度変動に対する補正が精度よく行なえる。
【0066】
リミッタ手段1202の出力は、次に積分手段1203に入力される。積分手段の動作は第1の実施の形態と同様である。積分手1203の出力は、補正量制御手段1204にて係数が乗ぜられる。補正量制御手段1204では、第1の実施の形態と異なり温度による制御は行なわない。
ゲイン補正特性テーブル1205、ゲイン補正量計算手段1206の動作は第1の実施の形態と同じである。
【0067】
図1に戻り、得られた左チャンネルゲイン調整値C及び右チャンネルゲイン調整値Dはゲイン調整手段114、113にそれぞれ供給される。
【0068】
(本発明の他の実施の形態)
本発明は複数の機器から構成されるシステムに適用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0069】
また、上述した実施の形態の機能を実現するように各種のデバイスを動作させるように、上記各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、記憶媒体から、またはインターネット等の伝送媒体を介して上記実施の形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0070】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0071】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施の形態で説明した機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施の形態で示した機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれることは言うまでもない。
【0072】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0073】
本発明の実施態様の例を以下に説明する。
〔実施態様1〕 撮像素子の複数の出力部からの複数の撮像信号を補正する補正装置であって、
前記複数の撮像信号のレベルを調整するためのレベル調整手段と、温度情報に基づいて前記複数の撮像信号のレベル差が小さくなるようにするための補正係数を決定する補正係数決定手段とを備え、
前記補正係数決定手段で決定した補正係数を前記レベル調整手段に与えて各撮像信号のレベル差が小さくなるように調整を行なうことを特徴とする補正装置。
〔実施態様2〕 前記複数の撮像信号の出力レベルを検出する出力レベル検出手段を有し、
前記補正係数決定手段は、前記レベル検出結果に基づいて前記複数の撮像信号のレベル差が小さくなるように補正係数を決定することを特徴とする実施態様1に記載の補正装置。
【0074】
〔実施態様3〕 前記出力レベル検出手段は、前記複数の撮像信号のにおける所定の領域を選択するための領域選択手段と、前記領域選択手段により選択された領域内の平均レベルを算出する平均レベル算出手段とを有することを特徴とする実施態様2に記載の補正装置。
【0075】
〔実施態様4〕 前記出力レベル検出手段は、前記複数の撮像信号における所定の色信号を選択する色信号選択手段を備え、
前記色信号選択手段により選択された色信号に基づいて前記出力レベル検出結果を生成することを特徴とする実施態様1〜3の何れか1項に記載の補正装置。
【0076】
〔実施態様5〕 前記補正係数決定手段は、複数の検出結果から各撮像信号間のゲイン誤差を算出するゲイン誤差算出手段と、前記各撮像信号間のレベル差を許容する閾値を設定する閾値設定手段と、前記ゲイン誤差算出手段で算出されたゲイン誤差の信号が入力され、前記ゲイン誤差の信号が閾値を超えた場合に基準値を出力し、閾値を超えない場合には入力されたゲイン誤差をそのまま出力する非線形処理手段とを備え、
前記非線形処理手段から出力される信号に基づいて補正係数を決定することを特徴とする実施態様2〜4の何れか1項に記載の補正装置。
【0077】
〔実施態様6〕
前記補正係数決定手段は、前記出力レベル検出手段の検出結果から評価値を生成する評価値生成手段と、前記評価値生成手段で生成された評価値を複数のフレーム間で平均化する評価値平均化手段と、前記評価値平均化手段で行なうフレーム数を設定するフレーム数設定手段とを備え、
前記フレーム数設定手段により設定されたフレーム数分が平均化された評価値に基づいて補正係数を決定することを特徴とする実施態様2〜5の何れか1項に記載の補正装置。
【0078】
〔実施態様7〕 前記補正係数決定手段は、前記出力レベル検出手段の検出結果から評価値を生成する評価値生成手段と、前記評価値生成手段によって生成された評価値を複数のフレーム間で平均する平均化手段と、前記平均化手段において平均化を行なうフレーム数を設定するフレーム数設定手段とを備え、
前記フレーム数設定手段により設定されたフレーム数分が平均化された評価値に基づいて補正係数を決定することを特徴とする実施態様2〜6の何れか1項に記載の補正装置。
【0079】
〔実施態様8〕 前記平均化手段において平均化を行なうフレーム数を、撮像素子もしくは撮像素子周辺の温度に応じて制御するフレーム数制御手段を備えることを特徴とする実施態様7に記載の補正装置。
【0080】
〔実施態様9〕 前記補正係数決定手段は、前記出力レベル検出手段の検出結果から評価値を生成する評価値生成手段と、前記評価値生成手段によって生成された評価値にゲインを掛けるゲイン掛け算手段と、前記ゲイン掛け算手段が前記を評価値に掛けるゲインを、前記撮像素子もしくは撮像素子周辺の温度に応じて可変制御するゲイン制御手段とを備え、
前記ゲイン掛け算手段によってゲインが掛けられた評価値に基づいて補正係数を決定することを特徴とする実施態様2〜8の何れか1項に記載の補正装置。
【0081】
〔実施態様10〕 撮像素子の複数の出力部からの複数の撮像信号を補正する補正方法であって、
前記複数の撮像信号のレベルを調整するためのレベル調整処理と、温度情報に基づいて前記複数の撮像信号のレベル差が小さくなるようにするための補正係数を決定する補正係数決定処理とを有し、
前記補正係数決定処理で決定した補正係数を前記レベル調整処理に与えて各撮像信号のレベル差が小さくなるように調整を行なうことを特徴とする補正方法。
〔実施態様11〕 前記複数の撮像信号の出力レベルを検出する出力レベル検出処理を有し、
前記補正係数決定処理は、前記レベル検出結果に基づいて前記複数の撮像信号のレベル差が小さくなるように補正係数を決定することを特徴とする実施態様10に記載の補正方法。
【0082】
〔実施態様12〕 前記出力レベル検出処理は、前記複数の撮像信号のにおける所定の領域を選択するための領域選択処理と、前記領域選択処理により選択された領域内の平均レベルを算出する平均レベル算出処理とを有することを特徴とする実施態様11に記載の補正方法。
【0083】
〔実施態様13〕 前記出力レベル検出処理は、前記複数の撮像信号における所定の色信号を選択する色信号選択処理を有し、
前記色信号選択処理により選択された色信号に基づいて前記出力レベル検出結果を生成することを特徴とする実施態様10〜12の何れか1項に記載の補正方法。
【0084】
〔実施態様14〕 前記補正係数決定処理は、複数の検出結果から各撮像信号間のゲイン誤差を算出するゲイン誤差算出処理と、前記各撮像信号間のレベル差を許容する閾値を設定する閾値設定処理と、前記ゲイン誤差算出処理で算出されたゲイン誤差の信号が入力され、前記ゲイン誤差の信号が閾値を超えた場合に基準値を出力し、閾値を超えない場合には入力されたゲイン誤差をそのまま出力する非線形処理とを有し、
前記非線形処理から出力される信号に基づいて補正係数を決定することを特徴とする実施態様11〜13の何れか1項に記載の補正方法。
【0085】
〔実施態様15〕
前記補正係数決定処理は、前記出力レベル検出処理の検出結果から評価値を生成する評価値生成処理と、前記評価値生成処理で生成された評価値を複数のフレーム間で平均化する評価値平均化処理と、前記評価値平均化処理で行なうフレーム数を設定するフレーム数設定処理とを有し、
前記フレーム数設定処理により設定されたフレーム数分が平均化された評価値に基づいて補正係数を決定することを特徴とする実施態様11〜14の何れか1項に記載の補正方法。
【0086】
〔実施態様16〕 前記補正係数決定処理は、前記出力レベル検出処理の検出結果から評価値を生成する評価値生成処理と、前記評価値生成処理によって生成された評価値を複数のフレーム間で平均する平均化処理と、前記平均化処理において平均化を行なうフレーム数を設定するフレーム数設定処理とを有し、
前記フレーム数設定処理により設定されたフレーム数分が平均化された評価値に基づいて補正係数を決定することを特徴とする実施態様11〜15の何れか1項に記載の補正方法。
【0087】
〔実施態様17〕 前記平均化処理において平均化を行なうフレーム数を、撮像素子もしくは撮像素子周辺の温度に応じて制御するフレーム数制御処理を有することを特徴とする実施態様16に記載の補正方法。
【0088】
〔実施態様18〕 前記補正係数決定処理は、前記出力レベル検出処理の検出結果から評価値を生成する評価値生成処理と、前記評価値生成処理によって生成された評価値にゲインを掛けるゲイン掛け算処理と、前記ゲイン掛け算処理が前記を評価値に掛けるゲインを、前記撮像素子もしくは撮像素子周辺の温度に応じて可変制御するゲイン制御処理とを有し、
前記ゲイン掛け算処理によってゲインが掛けられた評価値に基づいて補正係数を決定することを特徴とする実施態様11〜17の何れか1項に記載の補正方法。
【0089】
〔実施態様19〕 撮像素子の複数の出力部からの複数の撮像信号を補正する補正方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記複数の撮像信号のレベルを調整するためのレベル調整処理と、温度情報に基づいて前記複数の撮像信号のレベル差が小さくなるようにするための補正係数を決定する補正係数決定処理とを有し、
前記補正係数決定処理で決定した補正係数を前記レベル調整処理に与えて各撮像信号のレベル差が小さくなるように調整を行なうことをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【0090】
〔実施態様20〕 前記実施態様19に記載のコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0091】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、温度情報に応じて補正の度合いを制御するようにしたので、温度変動等の動的な変動が発生した場合にリアルタイムに補正することができ、画像中に現れる段差を良好に無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、本発明を適用したビデオカメラの構成例を示すブロック図である。
【図2】分割画面境界部の矩形領域を示す図である。
【図3】CCD出力レベルとチャンネル間のゲイン差を示す特性図である。
【図4】ゲインアップ量に対するゲイン補正特性を示す図である。
【図5】第1の実施の形態におけるゲイン調整値の計算手順を実行する手段の構成例を示すブロック図である。
【図6】第1の実施の形態におけるリミッタの入出力特性を示す図である。
【図7】第1の実施の形態における積分手段の構成例を示すブロック図である。
【図8】第1の実施の形態における補正量の制御特性を示す図である。
【図9】第2の実施の形態におけるゲイン調整値の計算手順を実行する手段の構成例を示すブロック図である。
【図10】第2の実施の形態における積分手段の構成例を示すブロック図である。
【図11】第2の実施の形態における係数制御特性を示す図である。
【図12】第3の実施の形態におけるゲイン調整値の計算手順を実行する手段の構成例を示すブロック図である。
【図13】第3の実施の形態におけるリミッタ閾値の制御特性を示す図である。
【図14】従来例の撮像装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 CCDエリアセンサ
101 光電変換部及び垂直転送部
103、104 水平転送部
105、106 出力アンプ
107、108 撮像信号の出力端子
109、110 アナログフロントエンド
111、112 黒レベルの検出及び補正手段
113、114 ゲイン調整手段
115 画面合成手段
116 段差評価値生成手段
117 システムの制御を行なうマイコン
118 カメラ信号処理手段
119 出力端子
120 書き換え可能な不揮発性メモリ
121 温度計

Claims (1)

  1. 撮像素子の複数の出力部からの複数の撮像信号を補正する補正装置であって、
    前記複数の撮像信号のレベルを調整するためのレベル調整手段と、温度情報に基づいて前記複数の撮像信号のレベル差が小さくなるようにするための補正係数を決定する補正係数決定手段とを備え、
    前記補正係数決定手段で決定した補正係数を前記レベル調整手段に与えて各撮像信号のレベル差が小さくなるように調整を行なうことを特徴とする補正装置。
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